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流経大柏高・本田監督が提案する夏のシーズンオフ導入 

2011年07月06日配信のメルマガより抜粋

(C) Ichiro Ozawa



 先週、ある媒体の連載向けに流通経済大付属柏高校の本田裕一郎監督の取材を行なってきた。今更説明するまでもないが、本田監督といえば高校サッカー界きっての名将であると同時に鬼軍曹として知られている。

 先日も、高校総体千葉県決勝で市立船橋高にPK負けした直後、17時に学校のグラウンドに戻ってから22時まで5時間に渡りPK練習をやらせたそうだ。本田監督曰く、「普通ならこれをみんな『理不尽』と呼ぶんです。でも、ここで鍛えないと次がない。このチャンスは絶対に逃しちゃいけない」とのこと。

 賛否両論あるが、スパルタ指導で徹底的に選手を鍛えあげるのが本田流の指導と呼べる。その監督から「仰天」という冠を付けてもいいほどの改革案が飛び出した。それは何かというと、日本サッカー協会主導での夏場のシーズンオフ導入だ。

「遅ればせながらなんだけど、今盛んに口にしたい、声を大にして言いたいのは、こういうスケジュールになっちゃうと現場サイドではオフを作れないということ。だから、協会主導で『この時期はサッカーはやりません』とする。協会サイドで規制をかけないと無理ですね。

 時期としては夏。7月から8月の夏休み期間は、サッカーをやっちゃいけませんと。そうするとどういうことが起きてくるかというと、指導者もさることながら、子供たちもいろんな活動、例えばスイミングだとか、山登りなどができる。子供にも、サッカー以外のことに取り組む時期がなきゃいけない」

 シーズンオフ導入という表現よりは「夏場のサッカー禁止令」という言い方の方がインパクトや強制力を持って実行できるかもしれないが、まさか本田監督からこうした提言が聞けるとは予想していなかった。さらに本田監督は、以下のように続けた。

「夏にやらなかったらガクンと落ちてしまうのではというのは、私の年代の指導者にはありますよね。『夏鍛えなきゃダメだ』という指導者が。でも、そんなの大したことない。むしろ休ませた方が元気になる。かつての指導者にとっては、365日やるのが当たり前だったんだけど、私は習志野に行って月曜日は絶対に休みにした。その頃にしては珍しくて、それがどんどん広がっていって、今では当たり前になった。

 休ませると火曜日は元気なんですよ。だから『夏休みにもやりたい』という気持ちにストップをかけて、休ませる。日本にもそういうのがあっていいんじゃないかなと。日本の7月、8月はサッカーやっていませんよと。Jリーグもストップする。そういうのを協会がやらないと手をつけられない」

続きはメルマガ本文にて!

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「バルサの成功は、プロセスの成功である」 イバン・パランコ氏(FCバルセロナスクール福岡校 テクニカルディレクター)インタビュー 

2011年06月29日配信のメルマガより抜粋

――日本の子供たちの長所は?

パランコ 私にとっては、ディシプリンです。日本の子供たちはとても興味深いディシプリンを持っています。時にそれが従順な選手を生み出すことにもつながりますが、うまく利用すれば長所となります。「上達したい」という意欲も非常に高いですし、指導者がうまく持っていってあげれば素早い成長を見せます。

――逆に、足りないものは何ですか?

パランコ 足りないものを挙げる前に、そうしたものは文化的背景から来ていると思います。サッカーでは、練習できないシチュエーションというのが試合で次々に起こり、コントロールできないこともあります。だからこそ、自分自身でしっかりと考えて対処しなければいけません。

その前提の上で言うと、選手たちが同じ考え方をしてチームとして統一していくことが一番難しく、日本の選手たちに最も足りない部分です。日本では文化的に先生や目上の人が指示をして、生徒がそれに従います。そうした文化的背景の日本で、状況判断を磨くことは難しいことです。

――日本に来る前後で、日本サッカーの印象は変わりましたか?

パランコ 日本に来る前は、日本のサッカーについて想像することができませんでした。一度も来日したことがありませんでしたから。イングランドスタイルのダイレクトサッカーが多いことは聞いていましたが、はっきりした印象は持っていませんでした。

 来日する時には「どういうサッカーがあるのだろう」と楽しみにしてきましたが、実際に日本でポゼッションを重視しないダイレクトなサッカーに出会って苦労しています(苦笑)。日本ではプロから育成年代まで結果にこだわり過ぎていて、リスクを冒そうとしません。そうなると負けないために前線にロングボールを放り込むサッカーとなりますし、より良い選択ではなくより簡単な道を選ぶようになります。

 日本は、戦術練習をもう少し取り入れた方がいいでしょう。そうした練習でコンセプトを浸透させるべきです。日本のサッカーが少しずつレベルアップしているのは間違いないですし、日本人が持つ改善への意欲を持ってすれば短期間で急成長を遂げる可能性があります。

――バルサスクールの子供たちの成長ぶりには驚かされましたか?

パランコ とても驚かされました。子供たちと出会った当初は、彼らのレベルに大きな疑問を持っていましたが、今はとても満足しています。なぜなら、当初は予想していなかったようなバルサスタイルでプレーできているからです。

 良いプレーができるかどうかはその時の状況によりますが、それ以前に重要なのはアイディアを持ったプレーができているかどうか。今のバルサスクールの子供たちはそれができています。サッカーを理解し、チームメイトと協力してプレーしていく。そういうアイディアがなければ、バルサのサッカーを実践することは難しいのです。

――バルサのスタイルというのは日本のサッカー、日本人にマッチするものだと思いますか?

パランコ これまでに、そのテーマで何度も話をしてきました。日本人は他の国と比較して身体能力に優れているわけではありません。特に、高さの面においてそうです。ただし、身体の強さは持っています。その点はスペイン人の特徴に似ていると言えるでしょう。

 テクニカルな特徴も似ていますし、恐らくバルサのサッカースタイルは日本人にとって理想的なものだと言えるでしょう。なぜなら、バルサのサッカーは非常にコレクティブだからです。強さというものが、チームとしての特長になっています。日本の社会というのは私が知る限り最もコレクティブな社会の一つです。だから、日本のようなコレクティブな社会の国でこれだけ独りよがりなサッカーが行なわれているのは、不思議で仕方ありません。

 バルサスクールでは、パスを主体としたコレクティブなサッカーをしています。だから、選手たちが仲良しになりやすい面があります。日本の育成年代でそういうサッカーは稀ですし、ボールを持ったらとにかく1人の選手がドリブルで突っ掛けるというシーンを多く見かけます。非常に残念なことだと思っています。


続きはメルマガ本文にて!

「完璧な育成など存在しない」 アルベール・カペジャス(フィテッセ セカンドコーチ)インタビュー(下)  

2011年04月20日発行のメルマガより抜粋

――バルセロナの育成に関わる人間は、他クラブと比較して自分たちの育成の是非を問うことが少ないということですね?

カペジャス 比較は好きではないですし、そうしようとも思っていません。比較するということは、「自分の決めた道がない」ということではないでしょうか? バルセロナの育成にはそれがありますから、比較する必要がないのです。もちろん、バルサの育成が全てではないですし、完璧ではない。他クラブの育成を参考にさせてもらうことはあります。常に情報のアンテナは張っておかなければ戦いには勝てません。

 とはいえ、バルサが良い育成をしていると思われているのは、「統一された一つのメソッド、哲学をじっくり時間をかけて浸透させている」こと。これに尽きます。世界中のクラブや指導者が今バルセロナの育成に注目していますが、どういうトレーニングをしているのか、どういうメソッドを用いているのかばかりに注目し、意外にシンプルな事実に気づいていないように思います。

 バルサは、別に難しいことをしているわけではありません。ただ、サッカー界に一番欠けている「時間と忍耐」を持って、長期的に選手を育てようとしています。繰り返しになりますが、完璧な育成など存在しません。他のクラブ同様いろいろな問題も抱えています。トップチームにカンテラ出身の選手が多いので、素晴らしい育成をしているように思われがちですが、その影にはバルセロナで成功できなかった数多くの選手がいることも忘れてはいけません。世界中の人が目にしているのはあくまで氷山の一角です。

――多くのクラブがバルセロナを参考にした上で、育成を強化しようとしていますが、正直バルセロナと同じような育成をしようと思っても無理だと思います。

カペジャス 不可能ではないかもしれませんが、非常に難しいでしょう。バルセロナの育成システムは1年や2年で出来上がったものではないからです。他のクラブが真似をしようとして2、3年で可能になるシステムではありません。最低でも、5年から7年というスパンで考えないと、バルサが持つエッセンスさえ吸収できないかもしれません。

つづきはメルマガ本文にて

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サッカー的行動様式から決断した欧州取材
スペインメディアの報道を時系列で見る

0-6から0-1の成長 

コーチ業の話しは全くしていませんでしたが、順調に続けております。

よく練習にも混じるのですが、もうすっかりスペイン人気質なので手加減なし。13歳の子供相手に真剣にボールを奪いに行くので、たまに「Joder, no me pegues tanto」(おいっ、そんなに削ってくれるな)と注意されてます…。

チームは今年が11人制1年目の子供たちばかりなので、2年目のチームとやるとやはりフィジカルの差で圧倒されてしまいます。プレミアじゃないですが、うちのリーグでも上位4強はもう別次元で、全く歯がたちません。

先週末は2位のチームと対戦して、ホームで0-1の敗戦。でも、前半戦は6-0で大敗したチームだったので、結果からすると善戦です。でも、それ以上に「たった半年でこれだけ喰らいつけるようになったのか」と我われコーチ陣が驚くほど内容が良かった。まあ、負けてそんなこと言ってちゃいかんのですが。

日本とスペインで現場に立ったことがあるので、常に比較しながら両国の育成システムや選手の成長ぶりを見ていますが、やっぱりスペインの方が「選手が伸びる、出てくる環境」です。

理由は簡単で、「子供がサッカーをできる環境」になっているから。

うちのチームは週3日、1日1時間半の練習。ピッチは人工芝フルコートの半面を使えます。なので、各練習でハーフコートのゲームや試合を想定したDFラインのコントロール練習、プレッシングの練習などをしています。今シーズン、土のコートで試合をしたのがたった1回。贅沢です。

また、各州のサッカー協会がチームの登録上限を設けているので、うちのカテゴリーで言えば1チームに20人以上の選手を抱えることができない。それ以上抱えるなら、もう1チーム作って11人以上集めなさい、と言われる。なので、基本的にうちのチームでは毎試合召集メンバー全員が試合に出ます。下手な選手はいても控えはいません。

シーズン中に練習試合はなく、毎週土曜にひたすら公式戦(リーグ)が続きます。なので、毎週が真剣勝負。毎週、実戦があるからこそ練習にも身が入る。練習のための練習はなく、練習自体が実戦です。

だから、指導者仲間と育成の話しをしていて、スペイン人が「いい選手は育てるんじゃなくて、育つもの。クラックは育つんじゃなくて、生まれてくるもの」と言うのがよくわかる。

逆に環境やシステムが整っていなければ、どれだけ練習態度や指導メソッドがよくても選手が育ってこないだろうな、というのもわかる。

まあ、育成のテーマについてはまたじっくりと。


先日、うちの1つ上のチーム、インファンティルAがレアル・マドリーと練習試合を行いました。マドリッドまで行って、バルデベバス練習場で試合ができたそうな。羨ましい。

でも、その試合があった日は24日(火)。普通に平日、学校ありの日です。

一応、「えっ?学校休めたの?」とAの選手や監督に聞くと、「もちろん。学校側はOKしてくれた」と言うのですが、練習試合で公欠出るのか??

帯同したクラブの会長(仕事を休んでます)に改めて聞くと、

「学校なんて毎日行くチャンスがある。でも、マドリー相手に試合ができるチャンスは人生でそうあるかわからんからな。はっはっはっ!」

と真顔で答えられました。

ちなみに、バレンシアは16~20日までの火祭り週間、学校は全てお休みです。ちゃんと子供たち、勉強してるんだろうか?授業日数、時間は怖ろしく少ないんじゃないんだろうか?とこちらが心配になりますが、「練習試合に公欠は出さない」と学校側に言われても誰も言うこと聞かないから仕方ないか…。

スペインの現場 

Sedavi(セダビ) 08-09インファンティルB
【Sedavi(セダビ) 08-09インファンティルB/プレゼンテーションにマルチェナが登場】

ひょんなことから子供の指導に関わるようになりました。

そんな訳で忙しくもあるのですが、86年生まれのインファンティルBでアシスタントコーチをしています。

スペインの現場に出てみると色々と考えさせられるものがありますね。勉強になる。でも、子供は想像を絶するほど躾がなってないですが…。(日本で「教育崩壊」なんて言ってたらスペインは何て表現するのだろうか?!)

上の写真は今季のプレゼンテーション(お披露目式)でのもの。我がクラブの会長が人脈ある人でマルチェナがゲストとして来てくれました。

今後は現場のネタもちょくちょく入れていく予定です。

お楽しみに!(してもらってなかなか更新しないという可能性大ですが…)

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