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悲劇のレバンテをつなぎとめる監督とキャプテン 

今のリーガで一番良い監督だと思っているのがレバンテのディ・ビアージ。
そして一番良いキャプテンだと思っているのがレバンテのデスカルガ。

勿論、レバンテに残った選手たちのプロ精神には頭が下がるが、彼らをつなぎとめているのはこの監督とこのキャプテンがいるからだ。

給料未払い問題、クラブの財政事情はもう限界を超えている。

選手はここ数ヶ月給料を受け取っていない。

銀行からの督促状、クレジットカードの差し止め通知が届いている選手もいるという。

今日からはバレンシア郊外にあるブニョル練習場ではなく市内にあるスタジアムでの練習となった。理由は簡単だ。「ガソリン代がもったいない」から。

この状況の中、会長は「選手が何を言おうが何をしようが払えるお金がない」ときっぱり言う。そう、本当にクラブは財政破綻しておりバレンシアのように新スタジアム建設に伴い市の土地・資金援助がなければ生き残れないと言われている。

このまま給料未払い問題が継続すれば来季は2部Bへの降格となりそうだ。

ただ、その状況の中でも昨日はデスカルガが「給料の問題は解決する必要はあるが、僕たちはプロの選手として最後まで残留を目指す」と宣言した。

1月の段階で辞任も考えたディ・ビアージながら「最後まで指揮を執る」と宣言した。この状況の中、指揮を執り続けることは「残留請負人」の彼の名を汚すことになる。ただ、彼は「この選手たちと最後まで戦う」と誓った。恐らく彼も給料を受け取っていない。

選手から「クラブが給料を支払わない以上、我々がクラブの要求を鵜呑みにすることはできない」と言われ、彼は前節から試合前日の前泊のルーティーンを廃止した。選手としては「前泊の出費も抑えよう」という意図らしいが、監督からすれば試合に集中するため、戦術ミーティングを行うために貴重な前泊だ。

問題児だけれど頼りになるエース、FWリガはもうこのクラブに飽き飽きだ。

彼はチームに「7日の練習後、スタジアムに閉じこもってデモをしよう」と申し出た。

彼は「お金がないからそのうちクラブオフィスかスタジアムで寝泊りすることになるかもしれない」と練習中に口ずさんだ。

恐らくこの状況が続けば住むピソ(マンション)から追い出される選手も出てくるかもしれない。大げさではなくこれが現実だ。

その中でチームを鼓舞する監督、チームメイトを鼓舞するキャプテン。そして戦う選手たち。

彼らに最大限の敬意と願いを持ちながらも、クラブがずさんな経営をした場合その行き着く先に何が待っているのかをまざまざと見せ付けられている。

以前、私は「バレンシアも心配だ」と言った。「レバンテ、かわいそうに」と他人事として見ているバレンシアのファン、マスコミを横目に私はどこか不安を隠しきれない。

ただ、今はとにかく、アニモ、レバンテ、の選手たち!

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