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レバンテvsエスパニョル 

リーガ第8節 レバンテvsエスパニョル スタジアムの芝1
【レバンテvsエスパニョル スタジアムの芝の状態は最悪】

久々にレバンテのスタジアムに取材に行ってきました。個人的に好きなんですよね、このスタジアム。良い意味での“のどかさ”があって…

周りは新興住宅街で高そうなマンションばかり。なのに、ポツンと構えるこのスタジアムは実に汚ならしい(笑)このミスマッチが一度行った人にはたまりません?!(←私だけ?)

試合のマッチレポートはこちらです↓

スポーツナビ「ホームの利を失ったレバンテがエスパニョルと引き分け」

リーガ第8節 レバンテvsエスパニョル スタジアムの芝2
【スタジアムの芝のアップ写真】

本当に酷かったんですよね、この芝…

有り得ません…

ていうか、ただでさえこのスタジアムの芝は酷いのに、なんで、コンサートなんかやったんだろう??そんなにお金に困ってたの?レバンテさん?!(笑)

リーガ第8節 レバンテvsエスパニョル 試合後のレバンテ、ディエゴ・カマーチョ
【レバンテのボランチ、ディエゴ・カマーチョ】

試合後、カマーチョをつかまえて独占でコメントをとりました。

スポーツナビ「レバンテを支えるボランチ、カマーチョ」

カマーチョは2シーズン前、シュスター監督時代のレバンテから注目していたというか、「なかなか玄人好みのプレーをするな」と思ってきました。実は彼、シーズン開始前には放出されそうになった、いわば“戦力外”になる寸前だった選手。

最終的には残留し、シーズンが始まってからは非常に調子が良い。本当に放出しなくてよかったぞ、レバンテ。

一度練習を観に行って彼の人柄の素晴らしさには触れていたのですが、今回も非常に丁寧かつ誠実に対応してくれました。本当に良い人ですよ、彼は。

試合後のミックスゾーンでは多くの記者に止められていたんですが、嫌な顔1つせずに全て立ち止まって対応してました。私は最後になったのですが、それでも笑顔で、「もちろん、いいよ」と言って立ち止まってくれましたから。

まあ、レバンテの選手もエスパニョルの選手もみなそうでした。ビッグクラブにはない良さがこういう中堅クラブには残っています。(●アル・○ドリーとは大違いだったな~)


リーガ第8節 レバンテvsエスパニョル 試合後のエスパニョル、ルフェテ
【元バレンシアのエスパニョル、ルフェテ】

エスパニョルで久々にバレンシアに戻ってきたルーフォこと、ルフェテは試合後、チームとは別にバレンシアに残り、今日のオフはバレンシアで久々に知人たちと会うようなことを言っていました。

バレンシアCFの番記者ってレバンテの試合も取材できていることが多いので、みんなでルーフォに近寄って、「おー、元気にしてる~?」みたいな再会を楽しんでました。

エスパニョルではルイス・ガルシアをつかまえたかったんです…

ただ、監督会見に出ている隙にバスに乗り込んでしまっていたようで無理でした…

バルベルデ監督とひともんちゃくあり、未だにスタメンから外されているエースは後半途中から登場し、スピードあるドリブルで決定的なチャンスを作っていました。

やっぱり、彼はエスパニョルに必要な選手ですよ。使わないと勝てないぞ!(バルベルデさん)

と同時に、「あー、バレンシアに欲しかったぜぃ」という思いも(笑)

マッチレポにも書いたようにレバンテのサッカー、かなり質が上がってきました。今節の内容なら間違いなくバレンシアに勝てた(苦笑)

やはり、ロペス・カロ監督は結構やりますね。レアル・マドリーも惜しい人材を手放したものです。まあ、レバンテで頑張ってもらいたいですが、第2のシュスター監督になりそうな気もしないでもない…

試合中の激しいベンチワークからは想像できないくらい会見では落ち着いてある意味暗い監督に見えるのがまた「やるな、このおっさん」と思わせてくれる点。

モウリーニョまでいくとやりすぎですが、会見でのやりとりとコメント内容で監督の力量がある程度わかります。そういう意味でも日々監督の会見に対面できる私は指導者として良い勉強をしているといえそうです。

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ガビランも長期離脱 

バレンシアのガビラン、全治半年のけが
【全治6、7ヶ月のけがとなったガビラン】

この悪い“けが人”続出の流れ、何とかならないのでしょうか?!呪われているのか、バレンシア?!

28日のラシン戦では、ガビランが前半早々に負傷退場。

診断の結果、右ひざ前十字じん帯断裂で全治6、7ヶ月…

イコール、「今シーズン、ほぼ絶望…」です。。。

リーガでのここ3試合は、ビセンテ、アルベルダ、ガビランと毎試合けが人続き…

尚且つ、この3試合、1勝2敗でアウェーでは連敗…

ラシン戦、間違いなく今シーズン最悪の出来。「nada de nada」でした。

今は、ガビランに最大限の声援を送りましょう。

「アニモ、ガビラン!」

新雑誌「フットボリスタ」 

10月25日(水)に「フットボリスタ」という海外サッカー専門誌が創刊になりました。

フットボリスタHP

記念すべき創刊号に私のマッチレポートが掲載されています。

ビジャレアルvsレバンテ バレンシア州ダービー写真2
【ビジャレアルvsレバンテ エル・マドリガルスタジアムのチケット売り場】

ビジャレアルvsレバンテ

のバレンシア州ダービーの試合内容です。日本ではTV放映されていませんし、今季のこの2チームはあまり日本で注目されていないかもしれない。でも、自分なりの視点でこの試合からみえたことを書いてみました。

面倒でも遠くても、ビジャレアル、レバンテの2チームも追いかけていこうと思っています。

調子が良いから観る。調子が悪いと観ない。

そうじゃなく、継続して観ているからこそわかることってある。理解できることって多い。バレンシアを見続けている理由もそうなんですよね。

ビジャレアルvsレバンテ バレンシア州ダービー写真3
【バレンシア州ダービーのエル・マドリガルスタジアム内】


また、HP上の編集長の言葉には非常に共感できるんですよね…

私もいつも思っているのですが、例えばリーガ・エスパニョーラ(=海外サッカー)は確かに「素晴らしい」。ただ、賞賛されることばかり、良いことばかりじゃない。人種差別は根深い。審判を騙そうとする選手は多い。お金が動くこのスペインサッカーの世界の裏では汚いこともたくさんある。

だからこそ、真実をありのままに伝えること、そういう人間が必要なんじゃないかと思ってます。

だからこそ、私はここバレンシアにいるのかもしれません。

決してバレンシアが好きという理由だけではない。バレンシアの情報ばかりでバレンシアファンだけに向けて何かを発信しているのではない。

私は常にそう思っています。

良いことも、悪いことも、ありのままの姿をリアルに伝えること。

編集長の言葉と全く同じなんですよね、私の考えは。


いつも思っていること。

ビッグクラブ、ビッグネームばかりを扱う日本メディア。

仕方ないですよ、海外サッカーは日本のサッカーではないから。でも、逆に言わしてください。

ビッグクラブ、ビッグネームばかり扱っているからこそ、その他のクラブ、選手が出て来れないんじゃないかな?!

リーガはレアル・マドリー、バルサ。ビッグネームはベッカム、ロナウジーニョ。別に何も文句はない。

でも、誰かが他の一面を伝えていかないといつもそればかりになりますよね。だからこそ、私が奮闘する意義・価値がある。

日本のメディアは「人気があるからビッグクラブ・ネームの情報を伝える義務がある」と考えがちですが、「報道しないからそればっかりになる」側面もある。

例えば、スペインのメディアはけがの症状やけがの幹部についてスポーツ紙でさえ詳細に解剖図を使って説明することもある。

日本では、「右ひざのけが」であってもスペインでは「右ひざ内側じん帯の捻挫」と図入りで説明がある。

「読者が理解できない」と勝手に考えて報道する日本メディアか、「詳しく書いておく方がベター。わからければ読者が調べればいいでしょ」と詳しく書いてくれる海外メディア、どっちが読者にとっていいのでしょう??

いつまでたっても、「ビッグクラブ、ビッグネームしか人気がない」と解釈し偏った報道する日本メディアに満足ですか?

ここバレンシアでさえ、リアルに色々なことが転がっています。

少なくとも選択肢は多くある方がいいのではないでしょうか?

そろそろ、変えていく時期に来たんじゃないかな?!私はそう考えています。

ビジャレアルvsレバンテ バレンシア州ダービー写真1
【バレンシア州ダービー レバンテサポーター】

だからこそ、私は私なりに現場で奮闘したいし、スペインのみならず、色んな国で色んな現場から発信してくれるライターや記者が増えるといいな、そう思っています。

全ては日本サッカーのために

そして、サッカーを愛する人のために

だからこそ、誠実に謙虚に前向きに。私はそうサッカーと向き合っていきたい。

アルベルダの最新の様子 

バレンシアCF ダビド・アルベルダ けが後の様子(10/25)
【右ひざのじん帯を痛め2ヶ月の離脱となったバレンシア、アルベルダ】

けがをしてしまった選手の様子はなかなか出てこないでしょうから、今日はアルベルダの様子を少し。

22日のオサスナ戦にて右ひざのじん帯を捻挫し、全治2ヶ月となったカピタン、アルベルダ。年内の試合は出場できない見込みです。

もうちょっと良い表情の写真を撮れればよかったですね… なんか、“風呂上りのおっちゃん”みたいな写真になってしまいました。これもご愛嬌ということで(笑)バレサカらしい、親近感のわく写真です、はい…(←言い訳)

けがをしているとはいえ、もう少しかっちょいいジャージを履いたらいいのに、中高の体操服でよくあるような“ピチピチ”ジャージなんですよ。ちょっとびっくり!?

バレンシアCF ダビド・アルベルダ けが後の様子2(10/25)
【アルベルダの右ひざにはサポーターが】

右ひざにはサポーターが巻かれていて、やはり歩行も今は厳しそうな状況でした。

もちろん、自分で車を運転できないので、知人か家族に送り迎えしてもらっているようでした。

ちなみに、マルチェナは今お父さんがヘルプで来ております。

今日もマルチェナパパと喋ったのですが、「あいつが家でも退屈しないために俺が来てやってるんだよー」と嬉しそうに語っていらっしゃいました。毎日送り迎えご苦労様です。

って、いってもマルチェナ、自分で運転して練習場に来てるんですけどね…(爆)

ビセンテ、バラハも良い調子で復帰まで近し!

今日(27日)の会見でもキケ監督が彼ら2人の復帰、12月は良い形で選手も揃うことになりそうだと言っておりました。けが人が多い現状ですが、何とか踏ん張ってもらいたいものです。

そして、けが人の選手にはいち早い回復を祈りたいですね。

10/20 バレンシアCF GKトレーニング 



動画のダウンロード、評価はこちらから↓

結構リクエストが多い、バレンシアのGKトレーニングを久々に。

エミリオGKコーチは実にユニークな練習をいつも行っています。彼が行うGK練習の80%以上は繰り返すことがないそうな。つまり、日々新しい、新鮮な練習ばかりでGKにとっても「つまらない」と感じることが少ない。

カニサレスをはじめ、ビュテルやモラといったバレンシアのGK陣が高いレベルを維持している裏にはエミリオのそんな努力があります。恐らく、日々、新たな練習メニューばかり考えていることでしょう(笑)

また、この映像でもあるようにGKへのコーチング、特に発破のかけ方は必見ですね。練習で高いモチベーションを出させることがコーチ、監督に必須の能力ですから。

カニサレスがボーっとしてミスした後にうまく発破をかけているのがおわかり頂けると思います。私も全ては聞き取れませんでしたが、うまくカニサレスにミスを指摘しながら「次はミスするかい」と思わせるようなコーチングになっているはずです。

あとは、最後の小さなボールを使ってのシュート練習がありますが、カニサレスとビュテルの違いがわかるでしょうか?

カニは見事にボールを手に当てているのですが、ビュテルは慣れるまでボールに当たらない。やはり、カニサレスの動体視力やボールの中心へ手を持っていく感覚はこのレベルでも飛びぬけていることがおわかり頂けるはず。

また、2人のステップワークも以前紹介したようにやはり違う。カニサレスは実に細かいステップで機敏に動いていますね。ビュテルも機敏ではありますが、ステップワークの面ではまだまだ物足りない。

今後もバレンシアのGKトレーニングには注目したいと思っております。

10/20 キケ監督の会見 No.2 



動画のダウンロード、評価はこちらから↓

翻訳はここではしませんが、ここでの内容はスポナビさんのニュースで配信しております↓

スポーツナビ内ニュース「バレンシアのキケ監督『今季のバルサは近づきやすい』」

Setsukoさんが仰るようにキケ監督の会見での発言はとても難しい表現が多いので、私もその場でわからないことがたくさんあります。独特の言い回しを使ったり、キザな表現を使ったりしますからね。

それはイコール、「キケはスマート(頭が良い)」という証。

まあ、会見の内容がスペイン語で理解できなくとも彼がどういう表情、雰囲気で喋っているかをみてもらえれば一目瞭然でしょう。だからこそ、こういった動画を配信する価値があると私は思っています。

尚、今回の動画、そしてこの記事は私と同じようにバレンシアを追い続け私以上にまめにブログを運営されているSetsukoさんに捧げます。

彼女のブログ、「Diario Naranja」が1000記事目という大記録を達成したそうなので、そのお祝いとさせて下さい。

おめでとうございますm(__)m

10/20 キケ監督の会見 No.1 



動画のダウンロード、評価はこちらから

10月20日、オサスナ戦を前にした会見に臨む、バレンシアのキケ監督の様子

ここ最近、あまり会見の様子(動画)をアップしていなかったので、久々にキケ監督でお楽しみ下さい。

バレンシア、シルバの独占インタビュー 

ワールドサッカーキング 10月19日発売号
【19日発売の「ワールドサッカーキング」】

ライター小澤一郎(Ichiro Ozawa)の取材記事掲載のお知らせ。

10月19日発売の「ワールドサッカーキング

にて、バレンシアCF、スペインU-21代表のダビド・シルバの独占インタビューが掲載されました。


ワールドサッカーキング バレンシアCFシルバの独占インタビュー
【WSKを手に持ち興味深そうに眺めるシルバ】

日本のメディア初登場!

インタビュー申請を彼にした際、「えっ、日本の雑誌?僕?」と何とも彼らしい対応でした(笑)

既に、日本でも今シーズンのバレンシアの好調ぶりに合わせて、このシルバの注目度も上昇中。

私も現地記者に負けない程、このインタビュー前に彼のデータや情報を集め丹念に質問内容を練りました。

よって、自分で言うのもなんですが今回はいつも以上に自信のある内容になっております。(いつもそう言えるくらいの仕事をしないとダメですが…苦笑)

是非、チェックしてみて下さい。

バルセロナ取材後記 

バルセロナ チェルシー戦直前取材 カンプ・ノウでの練習1
【チェルシー戦直前のバルセロナは16日、カンプ・ノウで調整を行った】

バルセロナがチェルシーに敗れた。アウェースタンフォード・ブリッジで1-0の敗退。

この試合前の16日のバルセロナの練習を取材することができたので少し取材後記という形で裏側を紹介。


■16日の練習

練習の様子についてのニュース

バレンシアでは有り得ないことだけれど、バルサのライカールト監督は練習に一切姿を見せず。監督室でチャルシー戦に向けた準備をしていた模様。分析ビデオや戦術についての構想を練っていたのだろうか。

キケ監督は絶対に自分が練習を率いるタイプの監督。例え試合翌日の練習でフィジカルコーチメインの練習内容でもピッチには立つ監督だけに、バルサのやり方もなかなか新鮮だった。決して、ライカールトのやり方が悪いわけではなく、分業化がはかられているという意味での新鮮さ。

バルセロナ チェルシー戦直前取材 カンプ・ノウでの練習2
【リラックスした様子で練習を行うバルセロナの選手たち】

この練習で不在のメッシ。練習前、スタジアムの前で選手が来る様子をみていたら、メッシがお父さんの運転で登場。が、しかし…

助手席を思いっきり倒して爆睡中…

その瞬間、「あれっ?練習前にこんな様子はおかしい。風邪でも引いたか?」と思ったら、案の定、軽い風邪の症状でドクターからすぐに自宅へ帰るよう告げられた模様。


■練習後の記者会見

練習後はもの“すご~~~~く”キレイで広いバルセロナの記者会見室。バレンシアの会見室に慣れると、何か自分が異次元空間に来たような錯覚に…(←大袈裟!?)

ただ、この日の会見は大変だった…

バルセロナ チェルシー戦直前取材 グジョンセンの会見
【バルセロナ、グジョンセンの会見での様子】

グジョンセンの会見ニュース

バルセロナ チェルシー戦直前取材 ザンブロッタの会見
【バルセロナ、ザンブロッタの会見での様子】

ザンブロッタの会見ニュース


まず、グジョンセンの会見時。最初の質問をするスペイン人記者が、

「スペイン語と英語のどっちで質問すればいい?」

と聞くと、グジョンセンは、笑いながら、「スペイン語でお願い」といたく感心する回答。そういう姿勢からも彼が「適応しよう」と努力しているのがわかった。非常に頭の良い選手であることもこの会見を聞いていてわかったし、好感度アップ!

会見では時折、隣の通訳兼広報担当者に質問の意味を確認する場面はあったものの、ほぼ質問内容はパーフェクトに理解していた模様。

回答は英語だったものの、彼のスペイン語力もかなりアップした模様でスペイン語の聞き取りはほぼ問題なさそう。スペイン語での回答も間近かもしれない。


続いてザンブロッタ

さすがイタリア人だけあって、問題なく記者の質問に回答するものの、如何せん、イタリア語訛り、いや混じりのスペイン語。ある意味、グジョンセンの英語より理解不能な状況に…(苦笑)

ただ、グジョンセンの英語、ザンブロッタのイタリア語交じりのスペイン語以上に私を苦しめたのは通訳。

そう、ここはバルセロナ。ここはカタルーニャ。

通訳者が訳す言語は、カタルーニャ語

「あれ、自分ってどこで取材してるんだっけ?スペインって国じゃなかった??」

と思えるくらい意味不明なカタラン(カタルーニャ語)が次々に飛び交い、私は「アディオス!(バイバイ)」状態に…(笑)

この日の会見では、質問者のスペイン語以外に純粋なスペイン語を聞くことがなかったのでした…

さすが、バルセロナ、「ビッグクラブ、インターナショナル、“mes que un club”」だけある…

でも、「カタルーニャ語は辛い」…

バレンシアの会見などで会見ニュースを作るのにそう苦労はしなくなってきたものの、さすがにこの日は時間がかかった…

ただ、案外、カタルーニャ語もサッカー用語はスペイン語に似ていたりしていて理解できる部分もかなりあった。

いずれにせよ、良い経験をさせてもらえたバルセロナ取材でありました。

バルセロナ対セビージャの試合をみて、ますますセビージャを取材したくなったのであります…

いくぞ、セビージャ!待ってろ、サンチェス・ピスフワン!!

アグエロの“ハンド”ゴール 

バルセロナ取材より戻って参りました。なかなか更新せずにごめんなさいm(__)m

さて、先週末はバレンシアもセルタに負けてしまい、今季最低の泥試合についてはコメントするのを控えておきます(笑)まあ、長いシーズンこれくらいありますよ。私はラニエリ第2期を現場でずっとみてきた男なのでこれくらい「no pasa nada de nada」であります。。。

今スペイン国内で話題になっているのが第6節の「判定、審判の酷さ」であります。

確かに、バルサ対セビージャの審判も酷かった。いや、副審もありえなかった…

だって、自分の目の前でバルサの選手に当たって出たボールを「バルサのスローイン」って判定するんですから。思わず、セビージャの番記者たちと同じタイミングで、

「なんでやねんっ!!」

と突っ込みましたよ。いや、突っ込むというか吉本新喜劇ばりにズッコけましたよ…

まあ、それはいいとして、前節の一番のビッグニュースは、

アトレティコ・マドリー vs レクレアティーボ

の試合でのアグエロの“ハンド”ゴール

私ははっきり言っておきます。あんなゴール、神の手でもゴッドハンドでもマラドーナの再来でも何でもありません。

単なる、「インテンション・ハンド」でイエローカード、ないしはレッドカードを出してもいい類の馬鹿げたプレーです。

今のスペイン国内の論調は、「あんなハンドのゴールを見過ごして審判は何やってんだ!」という批判ばかり。

まあ、それも一理ありますが、それ以上に選手にもっとフェアプレー精神を求めたらどうだ、スペインメディアよ!

私はいちメディアの人間として断固、アグエロや彼のハンドゴールを賞賛する人間を弾叫します!

アグエロよ、自身のHP上で「ゴッドハンド」なんていばってる限り、本当の意味でファンに敬愛される選手にはなれないぞ。観ている人は観ている。少なくとも、「過ちを犯してしまいました」と謝罪すべき。思わず手を出したくなる気持ちはわからないでもない。だからこそ、早くコメントを出すべき。

「サッカーは騙し合いのスポーツではない」

と私は思っています。また、

「サッカーを通じて、謙虚さ、誠実さ、人間として大切な何かを学ぶことができるし、学ぶべきだ」

とも思っています。だからこそ、自分はサッカーというフィールドで生きているし、指導者としてもそういったことを子供たちに伝えていきたい。

今回のプレーに対してはアグエロに落胆。そして審判ばかりに批判の矛先を向けるスペインメディアにも落胆。

例えば、私はバルセロナに非常に好印象を持っています。単にプレーが素晴らしい、良い選手が揃っている、という理由ではなく、「汚いプレーや人を騙すような選手が少ない」から。(マルケスだけはちょっと気になるが…)

ラポルタ会長も先日その点を強調していましたが、その意見には大賛成。

別にバルサがボールポゼッションで上回っているからファールが少ないのではない。そうではなく、フェアプレーの精神を持ち、相手に対する敬意、審判に対する敬意、サッカーに対する敬意を持ってプレーしている選手が多いチームだからこそ「クリーンなサッカー」を展開していると私はみています。ライカールト監督の影響は大きいでしょうね、その点。

日本の指導者、選手も「バルサのようなサッカー」を目指しても無理があります。だったら、「バルサのフェアプレー精神」だけでも見習っておくべきでしょう。

今のサッカー界においても日本人がステレオタイプとして持っているようなメンタリティは絶対に必要になってくる。早かれ遅かれ絶対に。

「謙虚」「真面目」「誠実」

だからこそ、日本サッカーが世界から注目される必要があるんですよね。

勝つためなら何をしてもいいのではない。
審判がみていないなら何をしてもいいのではない。

サッカー選手である前に1人の誠実な人間であるべき。

そんなこをと思った第6節でした。

U-21欧州選手権プレーオフ スペイン代表敗退 

U-21欧州選手権プレーオフ 第2戦 スペインU-21代表vsイタリアU-21代表 スペイン代表先発フォーメーション
【イタリア戦 第2戦の先発メンバー】

「もったいないな」

という一言。スペインU-21代表は10日にパレンシア(スペイン国内、“バレンシア”ではない)で行われたイタリアとのU-21欧州選手権プレーオフ第2戦に1-2で敗れ、欧州選手権の出場と北京五輪の出場を逃した。

2007年 U-21欧州選手権(オランダ開催)
2008年 北京五輪(中国開催)

と続く2つの大きな大会にスペイン代表が出場しない結果となった。残念、無念… 五輪に関しては前回のアテネ五輪の出場権も逃しており2大会連続で予選を通過できない事態となった。

さて、第1戦後、スペインU-21代表のイニャキ・サエス監督の采配に対する疑問を記事にしたが、この第2戦でもやはりその采配ぶりによって試合が大きく左右されたと言わざるを得ない。

既にフル代表を指揮した経験もあったが私自身はあまり詳しくこの監督について知らなかった。期待値は高かったのだが、今回のU-21代表の戦いぶりをみて、正直落胆した。

【スタメン】

まずは冒頭に図で出したこの試合のスタメンについて。第1戦の時と全く同じスタメン。第1戦をアウェーで0-0の引き分けで終えたこと自体は悪い結果ではなかった。

ただ、第1戦後に私が指摘したようにイタリアというチームに対するスタメン、フォーメーションとしてはいくつか修正すべき点があったことは間違いない。

■トップ下、シルバ

例えば、1トップ下に入ったシルバ。彼の技術やスピードはこのイタリア相手でも十分に通用した。しかしながら、イタリアの5バック気味のディフェンスラインとポジションバランスを崩さないダブルボランチにより彼が中央付近でボールをもらえるスペースはほぼ皆無。

この第2戦でもボールを受けるとすぐに2,3人のイタリア選手に囲まれ、ファールをもらうのがやっとの状態であった。

つまり、第1戦を終えて監督が考えるべきは、「このイタリアのシステム、選手相手ではシルバのようなトップ下を置いても有効ではない」と認識すること。


■右サイド、アリスメンディ

彼に関しても第1戦をみていれば誰もがわかったこと。イタリアの左サイドバック、キエリーニに対しスピードで上回れることがなく、はっきり言って「イタリア相手に通用しない選手」であることは明確だった。少なくとも私も第1戦の後半、「何もしていない」と言ったようにこの第2戦でも前半から全く機能していなかった。

また、背の高い(=足のリーチがある)アリスメンディのようなタイプの選手のドリブルは、読まれやすい。タッチが細かくないため、シルバのようにボールタッチで相手をかわすことができない。だからこそ、スピードで相手を上回れない以上、彼を起用すべきではなかったろう。


■ダブルピボーテ(ボランチ)

サパテル、ラウル・ガルシアのダブルボランチにしても疑問。既に試合前からスペインが試合の主導権、ボール支配をすることは目に見えていた。

第1戦でも同じような状況でこのボランチのポジションからゲームメイクをできなかったことにより攻撃が遅攻になり、イタリアに「ボールを持たされている」状況が続いていた。第2戦でも全く同じ課題が見えた。

つまりは、何もこの2人の守備的なピボーテにする必要はなく、フラードやデ・ラ・レッドのようなゲームメイクタイプの選手を置き、ダブルボランチというよりは1ボランチに1人のゲームメイカーをボランチの少し上のポジションに置く配置でよかっただろう。


【試合内容】

先に試合内容についてお伝えしておこう。イタリアが見事なカウンターを2発“ハメて”しまい、前半の段階で0-2。つまり、アウェーゴール方式によりスペイン代表は後半に3得点をあげなければ敗れる状況となった。正直、先制点をとられた時点で苦しかったといえよう。このイタリアの守備陣から1点をもぎとるのは容易なことではなかったから。

イタリア、カシラギ監督からすればこの試合のゲームプランは「120%」以上はまったもの。なんせ、前半2度のカウンター、2度のシュートチャンスで2点を奪ったのだから。内心、笑が止まらなかったろう。

スペイン代表としては確かにそういう不運な2発に沈んだという面はあるが、結局は、ゴール前にボールが運べず、攻撃もサイドからの可能性のないアーリークロスばかり。

後半、ガビランからのアーリークロスにソルダードが合わせて1点を返したが“たまたま”の1発。あれだけ試合の主導権を握っていたにも関わらず、サイドの深い位置に切り込んでのクロスやペナルティエリア内に入り込む攻撃が一切できなかったという事実から、「イタリアの完全勝利」であった言えよう。


【選手交代】

U-21欧州選手権プレーオフ 第2戦 スペインU-21代表vsイタリアU-21代表 スペイン代表 後半選手交代後メンバー
【イタリア戦 後半選手交代後のスペインU-21代表メンバー】

後半開始からデ・ラ・レッド(←ラウル・ガルシア)、ソルダード(←ケパ)を投入し、52分にはフラード(←アリスメンディ)を投入。

第1戦同様に疑問の残る3交代であった。

3点を取りに行く必要がある状況で、ケパに代えてソルダード。つまりは、「1トップ」のまま。全く理解不能。結局、前半のケパ同様にソルダードは常に孤立し、イタリアの5バック、つまりはセンターバック3枚と対峙する形。どうやってシュートチャンスを作ろうというのか?!
なぜに2トップにしなかったのか?機会があれば、サエス監督に聞いてみたい。

デ・ラ・レッドのようなゲームメイカータイプの選手を入れること自体は悪くなかったが、結局、シルバとプレースペースが被ってしまい、イタリア守備陣の包囲網にひっかかるケースが目立った。

フラードを右サイドに入れたことも状況を悪くした。本来トップ下タイプの選手であるからシルバ、デ・ラ・レッドのプレースペース、中央に入り込むシーンが多くなり、ますますイタリア守備陣にとっては、「いらっしゃい」状態。

後半は前半以上にボールをもたされるだけ、1人がボールを持ってからパスコースを探す状況となり攻撃に何ら“リズム”がなくなってしまった。

ライター小澤一郎的 スペインU-21代表先発メンバー
【私ならこの先発で臨んだだろう】

では、私ならどういうゲームプランでいったか。

まずは試合のスタメンから上のようなメンバーで臨んでいたであろう。第1戦のイタリアからして、第2戦はより守備的意識を強めるイタリアからして、トップ下にシルバやフラードといった選手を置いてもうまくボランチにマッチアップされる。そうであれば、ボランチから逃れるポジションに彼らを配置。具体的にはシルバは既にバレンシアでもプレーしている右サイド。フラードはボランチ気味だが敢えて中途半端なポジションを取らせボールを受けやすいポジションに置く。

勿論、前線は2トップ。イタリアのように「引いて守る」ことを得意とするチームに対して有効な攻撃の手段はやはり“切り替えの早さ”をうまく使って、早めに前線にボールを入れ、時間をかけずに勝負すること。

2試合を通じてサエス監督が行ったスペイン代表の遅攻ではイタリア守備陣を崩すことはできない。サイドのガビラン、アリスメンディといった選手もそれ程スピードある選手ではなくましてやイタリアは2人のみならずボランチも含め3人でボール奪取にくる。

よって、シルバやフラードを経由して2トップの早い動きだしとコンビネーションからカウンター気味の攻撃が有効になる。勿論、そればかりではイタリアも守り“慣れ”するので速攻と遅攻を使いわける指示は出すだろう。


【試合終了間際】

この時間帯でもスペイン代表の中途半端な戦い方が気になった。残り10分となった段階でイタリアの選手は全員が自陣に戻り、最終ラインをペナルティエリア付近に揃え、その15m前までにほぼ全選手を引かせている以上な守り方をしていた。

裏を返せば、スペイン代表の守備陣は4バックに誰もマークする選手がいない状況。よって、アルビオルなどはドリブルでつっかけたり、ゲームメイクするようなボランチのポジションに頻繁に上がってきた。当然、慣れていないのでミスを連発。

「なぜ、アルビオルを前線に上げなかったのか?」

これがこの時間帯の疑問。残り10分となった段階で2点が必要。攻撃の形にこだわっている状況ではない。高さのあるアルビオルを前線に置き、ロングボールを放り込みこぼれ球を狙う作戦を使うべきだったろう。

また、最後まで4バックにしていた意味も理解できない。

相手FWがいない状況で最終ラインに4人ないし、3人が余っている状況はあまりに無駄。こういうシステム変更ができなかったということは、その状況を想定して監督がトレーニングしていなかったことを露呈していたように思う。明らかに“準備不足”。

いずれにせよ、ゲームプランが見事にはまったイタリアと見事にイタリアにはめられたスペイン。戦術的には大人と子供のような差があった。技術や個人の能力はその逆が言えたかもしれないが、それを戦術や監督の采配、組織で覆せるのがサッカーの醍醐味だ。

イタリアは勝利に値するチームであったろう。


【試合後の監督のコメント】

イタリア代表、カシラギ監督

「スペインは素晴らしい能力を持っている。欧州選手権に出場できないのは残念だが、我々の方が勝つ術を知っていた」


スペイン代表、イニャキ・サエス監督

「キーはイタリアの先制点だった。先制されるまでは我々は良い状態だった。後半リズムを取り戻しチャンスは作ったが逆転とまではいかなかった」

「下部年代のスペイン代表は勝利することに慣れているし実績もある。この敗戦によりスペインの“衰退”と呼ばれることはない。うまくいく時もあればいかない時もあるもの」


返す返すも残念だ… シルバやガビラン、アルビオルのバレンシア3選手はもちろん、フラードやサパテルといった才能ある選手を欧州選手権、北京五輪で観たかった…

これでこの年代の代表はほぼ活動終了。

数名の選手はフル代表でも活躍してくれるだろう。2004年のU-19欧州選手権で“優勝”した彼ら黄金世代に“タイムアップ”の笛が吹かれた。

バルセロナvsバレンシア戦当日のカンプ・ノウ 



動画の評価、ダウンロードはこちら

今更ですが、9月24日のカンプ・ノウの試合前の様子をちらっと。

個人的に嬉しかったのが、カンプ・ノウの周りを歩いていたら、「あれっ、どっかで見覚えあるな~、この顔」という男の子が…

よーく観ると、、、「メッシー?ロニー?二世」の呼び声高い、カンテラのメキシコ人ジオバンニ・ドス・サントス君ではないですか!

ミーハーなお兄ちゃん(=僕)は「写真撮っていいですか?」と思わず言いそうになりましたが、「プライベートだしなっ」という考えも頭をよぎりさらっと通り過ぎてしまいました。後で後悔したことは今更お伝えするまでもないでしょう(笑)

私にとっては完全に敵地、アウェーのカンプ・ノウ。数年前は半年間住んだバルセロナ。カンプ・ノウも家から徒歩10分圏内でした…(あぁ、懐かしや)それが今では「ああ、完全敵地だわ」と思うくらいになってしましましたから人生とはわからないものですね…(苦笑)

バレンシアニスタ(ファン)がこうやって集まっている姿をみて、嬉しそうな顔をしていたのも今更言うまでもないでしょう。。。心強いぞ、バレンシアニスタ!

最後のシーンは、ミニ・エスタディ(サブスタジアム)で行われていたカンテラの試合。バルサBではないような体格でしたので、ユースあたりでしょうか。あまりじっくり観れませんでしたが、トップの試合前に開放してカンテラの子供の試合をファンに観てもらうよう誘導しているバルサのクラブとしての姿勢、トップとカンテラのスタジアムが隣接している立地条件を羨ましく思いましたね。

バレンシアの場合は、ミニ・エスタディがパテルナ練習場にあるため、こういう条件にはなりません。

さー、今週末、15日もここカンプ・ノウに乗り込みます!

いまだセビージャのお陰でスペイン国内でも(当然、日本でも)放送されないであろう、バルセロナvsセビージャの試合を観てきたいと思っております。

アニモ、セビージャ!(と密かに思ってます…苦笑)

スペイン代表、スウェーデンに惨敗 

スペイン代表、ルイス・アラゴネス監督
【ご苦労さま? ルイス・アラゴネス監督】

「やっぱりね」

と不謹慎なことを思いました、スウェーデンの先制点。

今日の中盤の構成では、自ら左サイドの中盤にスペースを空けることになっていたので「どうするんだ?」と思ってましたが、どうもせずに「どうぞ、使って下さい」とスウェーデンにスペースを謙譲してましたね。

ましてや左サイドバックは久々に代表復帰のカプテビジャ。可哀想に…

あまりのダメっぷりに後半は観てなかったのですが、淡い期待もどこへやら… 駄目押しまでされて2-0でキレイに負けちゃいましたか。

スペインの国民はよくわかってます。今マルカのHP上で行われているアンケートでも一番責任あるのは、「サッカー協会会長」です。

そう、責任逃れとしかみえない「ルイス・アラゴネスへの信頼」は国民にバレバレ。自分が責任を取りたくないからアラゴネスは生贄になっている状態。前から自分は、「あぁ、アラゴネスさん、辞めれないだな、可哀想に」と思ってましたからね(苦笑)

まあ、監督交代にはなるんでしょうが、協会の組織改革をしない限り場当たり的な人事で根底にあるガンは残るんでしょう。どこのサッカー協会も同じですかね!?

個人的に是非、抜擢してもらいたい代表監督は、、、

「リッピ」

です。内弁慶なスペインという国、クラブのアイドル、ヒーローとしてなかなか鼻を高くしていらっしゃる選手たち、コネ・コネの汚い協会内部を変えていけるのは外の人間じゃないともう駄目でしょう。

まっ、スペインという国がそんなことを出来るとは思っておりませんが…(だから敢えて言います)

リッピも「スペインで監督してみたい」と言っているそうなので、乗り気になってくれるんじゃないかな?!

デル・ボスケ

ロティーナ

といった名前が挙がり、そういった人たちが代役を務めることになるんでしょうが、良い監督はクラブを指揮していますから。キケやファン・デ・ラモス、カパロスさんなんかなら可能性はあるかな、と思いますが…

混迷スペインは何処へ!?

頼むからユーロには出てくれ~。仕事が減る~(泣)

U-21欧州選手権プレーオフ 対イタリア(第1戦) 

U-21欧州選手権プレーオフ 第1戦 イタリアU-21代表 vs スペインU-21代表 スペイン代表先発フォーメーション
【イタリアとの第1戦スタメン、フォーメーション図】

U-21欧州選手権本大会出場を賭けたプレーオフが10月6日よりはじまった。スペインU-21代表は強豪イタリアU-21代表と対戦。

第1戦はイタリアホーム(モデナ)で行われ、0-0のスコアレスドローで終わった。第2戦は10日にスペインホーム(パレンシア)にて行われ、この勝者が本大会出場を果たすことになる。




さて、先発フォーメーションからおわかりの通り、スペイン代表のメンバーは全員がリーガ1部でプレーする選手ばかり。レギュラー出場を果たしている選手も多く、既にリーガでお馴染みの顔も多い。

対するカシラギ監督率いるイタリアU-21代表の選手は国内ではどうかわからないが勉強不足の私は知らないメンバーが多かった。チャンピオンズリーグ(CL)でのバレンシアvsローマ戦で出場していたアルキラーニや同じローマのロッシ程度の名前しか聞いたことがなかった。

試合の印象としては「個人技術に優るスペイン 対 組織で対抗するイタリア」の構図。正直に言って、イタリアのサッカーの方がより「現実的で勝利に近い」サッカーであった。

結果は引き分けだったものの、スペインからすれば終了間際、残り3分となった段階で3回連続で決定的なピンチを招き、GKモヤの活躍がなければ敗戦していた試合。

試合後のスペイン代表イニャキ・サエス監督のコメント、

「0-0という結果に持ち込んだチームの仕事ぶりには満足している。残り3分となった時間帯だけが相手のペースであり、その原因を招いたファールは正当なものではなかった。それにより負ける可能性もあったが、モヤが素晴らしかった」

イタリア代表カシラギ監督のコメント

「少なくとも得点できていたし、それに値するプレーをしていた。次の第2戦に向け全ての可能性が残っている」




既に説明した通り、個人レベルでいえばスペインが格上。ただし、チームや組織となった時にみせるイタリアの強固な守備陣やサポートの早さ、攻撃に切り替える“頭”のスピードはスペインを圧倒していた。よって、スペインが無駄にボールを持たされることが多く、試合自体の内容は(全体として)実に低調な(=つまらない)ものであった。

「タレントはいるもののチームとして使いきれていない」というのが私のスペインU-21代表評価。この試合だけではなく、これまでの数試合を観ても思う率直な感想だ。

イニャキ・サエス監督の采配にも大いに疑問を持った。

何より、選手交代が有効ではなく、致命的な「遅さ」があった。試合で監督が出来る唯一効果的な手段は“選手交代”だ。引き分けOKの考えからふるった采配であればある程度納得できる点もあったが、交代に関しては以下の疑問が残った。

今日はサエス監督の3枚の交代枠に焦点を当ててみたい。


【シルバOUT、フラードIN】

70分、スペイン代表最初の選手交代。確かにシルバはイタリア守備陣の戻りの早さによりスペースを消され彼本来のプレーが出来ていなかったものの、問題はチームとしての攻撃の遅さ。ボールを奪った瞬間に前線にボールを出すポイントがなく、DFラインでダラダラとボールを回していたから。それに加え、スペイン代表のダブルボランチ、特にラウル・ガルシアに攻撃を組み立てるセンスが欠如していた。(私はフラードあたりを入れると面白いと思うのだが…)

それによって、スペイン代表がボールを奪っても遅攻になり、イタリア守備陣がディフェンスポジションに戻る。するとシルバがボールを受けるポイントは完全に消されてしまっている状況。

そこにシルバと同じタイプのフラードを入れたところでやはり試合に変化はなかった。問題はそこではなく、ボールを前線に供給できない点、そして中盤両サイド(ガビラン、アリスメンディ)にあった。予想通り、フラードはトップ下のポイントではなく左右両サイドに開きボールを受ける。そうであれば彼をサイドの選手と代えて入れるべきだったろう。私なら後半不調だったアリスメンディに代えてフラードを投入していた。


【アリスメンディOUT、カソルラIN】

78分の交代。後半開始からずっとアリスメンディが消えていたのは確か。後半15分までに代えるべきだったろう。(それくらい後半の出来は酷かった)また、左のガビランも中に入りすぎてスペイン代表の攻撃がサイドを起点にできなかった。よって、サイドのどちらかの選手を早めに切り、フレッシュでスピードあるカソルラのような選手を早めに入れるべきだった。残り10分、「引き分けOK」となった状況でカソルラを入れても何ら効果はなかった。


【3人目の交代なし】

残り時間が少なくなった段階で「カウンター攻撃」をより狙うようになるのはアウェーの鉄則。にも関わらず、1試合を通してケパの1トップ、しかもイタリアのフィジカル的に強いDF陣を相手に消耗している彼を90分使い続けたこと、またスピードあるソルダードのようなFWがいるにも関わらず投入しなかったことは多いに疑問。

シルバ、フラードの投入で述べたようにイタリアの守備陣は戻りが早く、トップ下タイプの選手を入れてもそのスペースは消されてしまっていた。そういう状況を考えれば、1トップ・トップ下の組み合わせではなく、「2トップ」にしてカウンター攻撃を狙う方が有効であったろう。この試合を通して、せっかくあげたクロスに対してケパ1人しかペナルティエリア内にいないことが多く、あれでは得点できない。


最後にスペイン代表選手の採点とコメントを残しておく。

【スペイン代表選手の採点】
※0-3点

3 モヤ 「引き分けは彼のお陰」

1 フラーニョ 「特に目立ったプレーなし」

2 メジ 「安定していた」

2 アルビオル 「守備は安定。やはりビルドアップが課題」

2 ガリード 「タイミングの良い上がりをみせていた」

3 サパテル 「このレベルでは別格。守備的な仕事は文句なし」

1 ラウル・ガルシア 「攻撃を組み立てられないのが彼とU-21の課題」

1 アリスメンディ 「前半のみ」

1 ガビラン 「中に絞りすぎてチームのバランスを崩していた」

1 シルバ 「彼の良さを出させないイタリア守備陣を評価すべき」

1 ケパ 「1トップではしんどかったはず」

-交代選手

1 フラード 「シルバ同様」

1 カソルラ 「遅い時間に入りすぎた」

サラゴサ取材後記 パート2 

サラゴサ取材後記2 ダレッサンドロ アイマール
【サラゴサのダレッサンドロとアイマール】

遅くなりました。サラゴサ取材後記パート2!今日は取材現場でのお話。

いや~、サラゴサ。良い人たちばかりでした。

やはり私のような日本人が突如サラゴサの練習場に姿を現すと珍しいらしく、色々な人に声をかけてもらいましたが、同時に私もそこらじゅうの人に声をかけましたよ。

まだまだ取材経験は不足していますが、自分の知らない現場に行って取材をする上で大切なのは現地にいる記者やマスコミから色々と教えてもらうこと。

ということで、サラゴサの練習場に着いた時からマスコミと思わしき人たちに声をかけまくりました。

最初に声をかけて色々教えてくれたのが、ご存知『マルカ』紙のサラゴサ番記者、ソニアさん

あー、写真撮っておけばよかったな~。と後悔したのは今になってからですが、この女性、非常に良い人でしかも美人。(だから、声をかけたわけではないですが…苦笑)バレンシアでもそうなんですが、結構、べっぴんさんの女性記者って多いんですよね。

バレンシアの女性番記者なんかをみていると、見た目の美人さが目につくばかりでなく、選手とのインタになったらびしっと質問したり、時には優しい口調で選手の本音を引き出す。いや~、プロですわ、プロ… 彼女たちの能力や的を得た質問内容で選手から面白いコメントを引き出している。

まだまだですね、私、そして日本の(サッカー)メディア。

と話しがそれましたが、そのソニアさんと話していると、なんと、私の取材日と同じ日にダレッサンドロのインタビューアポ!

そして、サラゴサ広報担当者から、

「君、今日はマルカもアンドレス(ダレッサンドロ)のインタをとることになってるから、マルカの後にやってくれ」

と言われる。そりゃ天下のマルカさんにはかないません。大人しくマルカさんが終わるの待ってますよ。と思いつつ大人しくうなずく私。

そして周りのマスコミの人間にサラゴサについての基礎知識や現在のチーム状況を激しく質問しているうちに練習が終了。

ソニアさんが、「あなたもインタビューとるなら写真が必要でしょ。私たち(マルカ)のカメラマンがこれから写真とるからその横でとらせてもらえば?」と提案してくれる。おお、天使のような優しさ(笑)

ということで、冒頭にあったようにマルカ紙のプロカメラマンにくっついて写真を取らせてもらえることに成功。ありがたや~m(__)m

そうこうしているうちに、広報担当者が青ざめた顔でこちらに近付いてくる。

「あのさー、悪いけど、今日、アンドレスはかなり急いでいるそうなんだ。何でだかしらないけどとにかく時間がないらしい。悪いけど、マルカも君も数分のインタビューで我慢してくれるかい?」

と言われる始末。ソニアさんと顔を見合わせ、「どないします?」的アイコンタクト…

そして、私からソニアさんに無謀なお願い。

「ごめん、ソニア、僕はバレンシアから来て今日中に取材を終わらせなきゃダメなんだ。今日はダレッサンドロのインタ譲ってくれない?」

と天下のマルカに向かって堂々と発言…(世間知らずもいいとこ)

するとソニアさんは再びエンジェルスマイルで、

「いいわよ。私たちは明日にでも出来るし、今回のインタビューは土曜(3日後)に出すことにしているから明日にするわ。あなたがやりなさい、今日は」

と言ってくれるではないですか!ムチャス・グラシアス!と連発したのは言うまでもありません…

そんなわけで天下のマルカ紙を差し置いて今日は独占でダレッサンドロのインタをとれることになった私ですが次なる問題は“急いでいる”と発言しているダレッサンドロ。

が、しか~~~~し、写真撮影が終わってからのダレッサンドロ、、、

何かおかしを食べながらべちゃくちゃその辺の人間と喋っているではないですか!!!!

「どこが急いでるんじゃーーーーーーい!!嘘つけーーーーー!!」

と心の中で絶叫したのは事実です、はい(爆)

そして、ダレッサンドロが出てきた際、「今日急いでいるそうだね、なるべく早く終わらすようにするから15分程度時間ちょうだい」と頼むと、「ああ、その程度ならいいよ」とお答え戴く。

「しめしめ」

と思いつつ、結局、インタは30分程度とるはめに(作戦通り!)だって、全然急いでいる素振りがないんですもん(笑)

ということで、インタが終わった際、ダレッサンドロ君に、

「あー、短いインタビューだった!」

と嫌味を言われたのは事実です、はい(笑)でもいいんです、作戦ですから。私の作戦勝ちですよ、嘘はいけません、ダレッサンドロ君。

だって君、結局、選手の中で一番帰っていくのが遅かったじゃないですか!!

「どこが、『急いでる』やねん!嘘つくな!」

と再び心の中で絶叫したことは事実です、はい。でも、ありがとう、ダレッサンドロ。良い人でした。とても感謝しておりますm(__)m

サラゴサのスポーツ紙『EQUIPO』
【サラゴサのスポーツ新聞、『エキッポ』】

この新聞すごくないですか!

一面トップがサラゴサのピボーテ、サパテールですよ!(渋っ!)

そう、サラゴサの『スーペル・デポルテ』的存在である、スポーツ紙『エキッポ』であります。完全無敵なサラゴサ情報で滞在中は重宝いたしました。この日のニュースも、

「サラゴサのタクシーがチームを応援する意味で車にチームの写真を掲載した」

なんて記事が1ページに渡って載っておりました。マニアック、、、

サラゴサ『エキッポ』紙のタクシー記事
【これがその証拠記事】


現在、マルカ紙でバリバリ働いているソニアさんも話しを聞くとこのエキッポ紙の専属記者からマルカ紙に引き抜かれたそうな。

帰り、私がタクシーを呼ぼうかとしていると、そのソニアさんが、

「タクシーなの?高くついちゃうから乗っていきなさいよ」

と自分の車に乗せてくれました。またもや、ムチャス・グラシアスを連発の私。。。ああ、ほんまええ人ですわ… ええクラブですわ、サラゴサ!(←単純)

そして、私がショップに寄りたいからといってロマレーダスタジアム横のオフィシャルショップまで送ってくれたのでした。

私の場合、取材に出かけることが旅のようなもの。そんな旅先で出会う人、出会う優しさ、出会う文化。

みんな素敵な思い出。そしてトータルでの“経験”。

だからこそ、現場に出かけていきたい。現場で色んなものに出会いたい。

今回も色々な人、ものに「ありがとう」の気持ちを持てた取材なのでした。何より、取材に出してくれた、いや、お仕事を依頼してくれた、「ワールドサッカーキング」さんには感謝m(__)m




「サラゴサ取材後記パート1」の記事はこちら

ナスティック戦後のカルボーニ、ホアキン 



動画のダウンロード、評価はこちら↓

10月1日、ヒムナスティック戦後のカルボーニホアキンのファン対応の様子。

いつもの光景なんですが、こういうシーンをみていると「ほっと」するんですよね。

カルボーニはやはりいつもの笑顔でファンからの声がかかり終わるまで写真やサインにきっちり応じている。選手時代からこれは変わらない。本当に頭が下がります。

カルボーニが最初の方にみせる笑顔って、何か素敵じゃないですか!?

ホアキンも熱烈なファンからちょっと“図々しい”声援までかけられたりしていますが、そこは彼の気さくな性格で切り替えしたりしている。

試合後にこういう“ノーマーク”で出てくるバレンシアというクラブの良さはやはりいつまでも残してもらいたいものです。

ビッグクラブにはない“価値”があると僕は常に思っています。




「モリエンテスはスペイン代表入りすべき?」というマルカ紙のアンケートに対し、なんと、これだけの数字が…↓

バレンシア発のリーガニュースはこちらで配信中

ホルヘ・ロペス 

バレンシア ホルヘ・ロペス 1
【バレンシアのホルヘ・ロペス】

ヒムナスティック戦で途中出場し、試合終了間際には決定的なチャンスを作り、得点機を得ていたホルヘ・ロペス。

なかなか出番はないですが、日々のトレーニングでも右サイドばかりではなく、ボランチとして良いパフォーマンスをみせています。

特にここ最近の彼をみていると、「調子を上げてきたな」というのがよくわかる。だからこそ、キケ監督もウーゴ・ビアナやレゲイロを召集メンバーから外してホルヘを入れ、起用したのかもしれません。

温厚な性格ゆえに表情やプレーで激しい部分はみえず、それが時に「物足りない」印象を与えることもありますが、こういう選手が控えにいて日々真面目にトレーニングに打ち込む姿をみているとチームとしてのメンバーバランスの大切さを思い知ることができます。

バレンシア ホルヘ・ロペス 2


今後もスタメン出場は難しいかもしれませんが、交代出場からコンスタントにプレーし、監督の信頼を得てもらいたいですね。

「スーペル」紙にさえあまり名前が挙がらない彼ですが、私はこそっとここで取り上げておきます。

アニモ、ホルヘ!




タバーノもようやくスペイン語のレッスン開始!先生はこの人から紹介してもらったそうな…↓

バレンシア発のリーガニュースはこちらで配信中

ヒムナスティックのルス、試合後のコメント 

ヒムナスティック・タラゴナ 右サイドバック ルス
【ヒムナスティックの右サイドバック、ルス】

バレンシアのカンテラ出身で現在ヒムナスティックにレンタル移籍中のルス

「バレンシアはナスティックより格上であることをピッチ上で披露した。若手とベテランがうまく融合していて良いチームに仕上がっている。リーガ最強のチームじゃないかな」

とコメント。この試合は、当然ながらルスの家族もメスタージャで観戦。昨年は2部でナスティックの昇格に大きく貢献し、今シーズンも1部昇格のチームでスタメンとしてコンスタントの出場。

また、「いつかホームのメンバーとしてメスタージャでまたプレーしたい」とも語っていたように、レンタル先で経験と実績を積み、バレンシアに戻ってきてくれることを望みたいですね。

試合後、同じカンテラで仲の良いシルバとしっかりユニフォーム交換をしていたことが印象的でした。

バレンシアvsヒムナスティック戦採点 

バレンシアvsナスティック・タラゴナ 試合後のダビド・ビジャ
【ナスティック戦後のダビド・ビジャ】

リーガ第5節 10月1日

バレンシア vs ヒムナスティック・デ・タラゴナ

4-0

得点:
モリエンテス、ビジャ2、アングロ

バレンシアvsナスティック・タラゴナ バレンシア出場メンバー
【ナスティック戦、出場メンバー】

【出場メンバー採点】
※0-3点

1 カニサレス 「ほぼ仕事なし。ワンハンドキャッチはお見事」

0 クーロ・トーレス 「前半は特に不安定」

1 アルビオル 「安定感あり」

1 D・ナバーロ 「不用意なファールがまだ目立つ」

1 モレッティ 「バルサ、ローマ戦での消耗が残っていた」

2 アルベルダ 「要所を締める仕事ぶりには頭が下がる」

3 エドゥ 「バレンシアに来て以来一番良い状態」

1 ホアキン 「ドリブルとパスの使い分けがまだまだ」

2 ガビラン 「2アシスト」

3 ビジャ 「マラビージャ」

2 モリエンテス 「得点はもちろん、守備でもかなり貢献」

-交代選手

2 アングロ 「スペイン代表クラスの能力発揮」

1 シルバ 「魅せた輝き、パスセンス。ただゴールが欠如」

- J・ロペス 「時間なし」

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