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 2007-03 

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チェルシーのロッベンが今季絶望 

チェルシーのロッベンが膝の怪我のためバレンシア戦のみならず今シーズンの残りを欠場することが明らかになった。

オランダ代表での試合を終えチームに合流したものの手術が必要な状況でモウリーニョ監督がその事実を明かした。

ドイツワールドカップでも最高レベルのマッチアップだったミゲルとロッベンの対戦が観れないのは非常に残念…

バルセロナへの移籍話しもこれで消滅となりそうな気配ながら、まずは一刻も早い回復を願いたい。

アニモ、ロッベン!

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第28節 エスパニョール戦予想スタメン 

リーガ第28節 バレンシア対エスパニョール バレンシア予想スタメン
【第28節 エスパニョール戦の予想スタメン】

相変らず天気の悪いバレンシア(スペイン)…
今日は少し太陽を拝めましたが、すっきり晴れません!そして、週末の予報も雨、雨、曇り… どうしたバレンシア?!天気までが既にロンドンモードか?!

代表ウィークも終わり、早速リーガ、そして翌週にはCLチェルシー戦を控えるバレンシア。31日はホームでエスパニョール戦。

私の予想スタメンは上の図の通り。

代表での消耗度、翌週のチェルシー戦を考えて、アルベルダ、シルバ、ミゲルは温存される模様。アルベルダは少し膝に痛みを抱えていて、シルバはかなり疲労が残っている様子。

アイスランド戦はマジョルカで行なわれた試合でしたが、この試合にはバルサのエトーも観戦に来ていたようで、ホテルでアルベルダと会話していたようですね。まあ、アルベルダもエトーが怪我をした際に激励のメッセージを入れるくらいですから良い関係なのでしょう。てか、エトー「カピ(=アルベルダ)、元気?」の後に「バルセロナにおいでよ!」なんて言ってないよな…

ビジャは全く元気そうなのでこの人はやっぱり凄いですね。あれだけの雨の中での試合(アイスランド戦)では余分な疲れが残るものなのですが… アングロ隊長も過密日程を全く何事もないかのようにこなしていますからね、頭が下がります。

既に代表組不在の先週からアルビオルをピボーテ、モレッティをセンターバックにする形で練習を進めてきているので恐らくそれが使われるでしょう。

ビセンテはキケ監督も「90分持つかどうかはわからない」と30日の会見で言っていましたが、恐らくスタートからどの程度いけるのかチェルシー戦を想定して使ってくるでしょう。試合展開が劣勢ならシルバを使ってくるでしょうし、逃げ切りの状況ではウーゴ・ヴィアナでしょうか。とにかく、チェルシー戦も含め4月はビセンテが鍵を握ります。

「エスパニョール戦に集中するだけだ」

と監督は言えども監督も含め、全員チェルシー戦が頭をよぎっていることでしょう。でも、それはエスパニョールも同じ。UEFAカップでベンフィカ相手ですから木曜試合とはいえ考えざるを得ないでしょうね。

勝たなければほぼリーガはアディオス!という状況ですから、何とかホームで勝利を。さえない天気続きなので結果ですっきりさせて下さい。

モリエンテス負傷 

モリエンテス全治3週間…

CLチェルシー戦は2戦共に出場不可能になりました。

そりゃ、『スーペル・デポルテ』もスペイン代表の勝利よりもモーロの負傷が一面トップですよね。痛すぎる離脱です… キケ監督もTVで観ていて絶句していたことでしょう…

とはいえ、試合はもう迫っているのでそれはそれで仕方ない。嘆いていても始まらない。恐らくビジャとシルバorアングロで前線を組むことになるでしょう。

エスパニョール戦で復帰が確実なビセンテがチェルシーとの2試合でしっかり活躍できるレベルになっていればそれ程問題なく布陣は組めます。

モリエンテスには準決勝で活躍してもらいましょう。

チェルシー戦チケット 

3月4日 CL チェルシー対バレンシア チケット
【ロンドンでのチェルシー戦チケット】

↑意外に立派な第1戦のチケット

あるロンドン在住者のバレンシアニスタに頼まれ、本日(28日)、ロンドンでのチェルシー戦チケットを手配してきました。ロンドン、スタンフォード・ブリッジでは売り切れなのかもしれませんが、案外、バレンシア、アウェーサポーター用に販売されるチケットって余ってるものなんですね…(苦笑)

ただ、バレンシアファンもこのロンドンでの第1戦に向けて気合が入ってます。

通常、アウェーゲームのチケットはペーニャが主催するチケット込みの旅行パックが販売されるのですが、このチェルシーとの第1戦に向けてはその旅行パックがかなりの売れ行きでなんと、ファン用のチャーター機が3台も飛び立つとのこと。勿論、既に完売!合計3千人近くがロンドンに行く模様です。

ちなみに、私はまだ未定です。

如何せん、この週はイースター休暇で欧米人のGWみたいなもの。飛行機がべらぼうに高いのです…(泣)

ということで、裏の手段を使って行こうと交渉中。といってもちゃんと費用はかかるのでその見積もり次第になります。取材とはいえ、フリーランスは基本的に取材経費も自腹ですからね…


■第2戦に向けてのチケット

明日29日より3月10日のバレンシア対チェルシー戦のチケットが一般販売になります。

今朝の報道では、その試合に向けて「既に24000枚が売れた」とのことでしたが、案外売れてないような気もします…

バレンシアの場合、年間シート保持者でもCLの試合のチケットを購入する必要があるため、通常一般販売になる前に年間シート、ソシオ向けの優先販売があります。それが28日まで。その後、一斉に余った座席が一般販売になる運びです。

バルサなんかは年間シートでCLも観れるので、保有者はクラシコやCLのプレミアチケットなんかを売って年間シートのもとをたった数試合で取ったりしているようですが、バレンシアでは基本的には出来ません。

バルセロナのようにダフ屋が幅を利かせることもその状況故に出来ないので、偽チケットなんて話しもほとんど聞きません。ダフ屋が損する場面もたくさんあるようですしね…(苦笑)

バルセロナ戦、インテル戦では直前にお申込み頂いた方にお断りしていましたが、今回のチェルシー戦はまだ私が手配できる枚数に余裕があります。とはいえ、あくまで一般販売の枚数次第ですので、100%の確保は保証できません。

それを理解して頂いた上でこれからお申込み頂ける方は右のチケット手配ページからご連絡下さい。

いずれにせよ、あっという間にチェルシー戦ですね…

ラシンのビトーロに関心 

来シーズンに向けた移籍の噂がまた1つ。

ラシンのMF(ボランチ)ビトーロにバレンシアが関心を持っているとの報道。

テネリフェ生まれの22歳でラシンとの契約は2010年まで。

バレンシア側はレゲイロをラシンに戻す等のオプションを提示しているという話しも。

ビジャレアルユースより 

ある日のビジャレアルユースの練習風景
【ある日のビジャレアルユースの練習風景】

相変らずバレンシアは寒い、そして雨降りの毎日です。30度近くになった日はいつぞや… 本当に異常気象ですよ。スペインももう少し環境問題に気を遣いましょう!最低限、ゴミの分別は徹底!そして油を下水に垂れ流すのも良くないですね、はい。(固めるテンプルみたいなものスペインでも無いのか!?)

さて、最近はビジャレアル通いの日々が続いており、なかなかバレンシアの現場にはおりません。

現在、ある日本の高校生が1人ビジャレアルのユースに混じって練習を行っています。その関係で頻繁に通っているのですが、やはりユースやこのカテゴリーの選手の姿を観ている方がぶっちゃけトップより断然面白い!(笑)

日本でもこのカテゴリーの現場に立っていたせいか、色々なことが見えてきます。このレベルの現場だからこそ、はっきり日本とスペインのサッカーの違い、選手の違い、考え方の違いなんかが見えてきますね。

その辺の違いはせっかく通っているので取材形式にして密着レポート的に書こうかなとも思ってます。

いやはや、トップではカンテラーノをさくっと放出しているビジャレアルですがやはり現場レベルではしっかりと育成や投資を行なっていますよ。

今、その日本人が参加しているユースチーム(3チーム中の1つ)にもスペイン国内だけではなくアルゼンチンやベネズエラ、米国からの選手もいます。

アルゼンチンの選手はリーベル出身でお父さんと共にビジャレアルが引っ張ってきたそうです。お父さんも含めて取材したいなーと思いつつ今動いております。

日本人の高校生が初めてトレーニングに入った時、「一緒にボールを蹴ろうぜ」とさりげなくパスを出してくれたのがそのアルゼンチン人選手なんですよね。

多分、彼自身も合流当初は1人ぼっちで日本人高校生の気持ちがわかったからだと思います。たった3m程度のパスですが色々なものがこもっているものでした。ジーンと来ちゃいましたからね、外から見ていて…

アメリカ出身の選手も技術的にしっかりしていて実に魅力的な選手です。スペイン語は全く駄目ですが、チームに溶け込んでいるからこれまた面白い。その日本人高校生もスペイン語が全く話せないのですが、その彼が英語で通訳的な立場をやってくれています。

ベネズエラ人の選手は練習生として今やってますが、これまた素材が良いんですよ。

ビジャレアルのスカウトはどこでどうやって活動してんだ?なんて思ってしまいます…

そんなことを考えていたら、昨日のニュースにこんなものが。

「ビジャレアルがアルバセテのカンテラを買収」

なんと、180万ユーロかけてアルバセテというリーガ2部のカンテラを1チーム丸々、合計17名の選手を買い取ったそうな。やってくれます、ビジャレアル…

アルバセテがビジャレアルの下部チームみたいになっていくんじゃないか、という危惧が当然ながらアルバセテファンには巻き起こり結構論争を呼んでいます。


まあ、その話しは別としてユースの現場で選手を観ていると、なんだか日本サッカーがどんどん引き離されて入っているような危機感に駆られます…

選手個々の素材以上にやはりシステム的な弊害から海外との壁を高くしているような気がしています。日本のシステムはそれはそれで保持すべきですが、こと世界基準というスタンスから見た場合、壁を自らの手で高くするような弊害が多々ありますね…

順調にステップして海外挑戦するのも1つの道ではありますが、世界は全く逆の方向性に進んでいます。それが良いか悪いかは別にして、厳然たる事実として海外ではより若い選手がより能力・実力を培っている気がしています。

多分、ビジャレアルのスカウトが日本に行ってユース年代の選手を観ても、「良いね、連れて行きたいね」と思う選手は間違いなくいるでしょう。ただ、実際に獲得に動けるかどうかとなると出来ないでしょう。海外はそれが出来るから連れて来れる。来た選手は自国で練習する以上に揉まれてレベルアップしている。それが実情のように感じます。

記者として指導者として以上にいちサッカーファンとして私はリーガで活躍する日本人選手が観たい。

その為にも現場で感じる日本と海外の違いはより具体的に比較できるユース年代から発信していくのも1つの手だな、と今回現場にいて思いました。草サッカーもそうですが、ロッカールームやピッチ外も含めて見ることが出来ると本当に色々なものが見えてきます。

また1つ、良い経験させてもらいました。

ユーロ予選 スペイン対デンマーク戦雑感 

ユーロ2008予選 スペイン対デンマーク スペイン代表出場メンバー
【デンマーク戦の出場メンバー】

内容的には後半が物語るように辛勝でしたが、勝利が義務の試合で2-1と勝利したことは何より大きいといえるでしょう。

しかし、個人的にはデンマーク代表の代表チーム“らしくない”組織的なサッカーが良かったからこそスペイン代表が苦しめられたのだと評価しています。代表レベルでも積み重ねれば昨日のデンマークのように色々な面で“スムーズ”に機能するんですよね、アラゴネス監督聞いてます!?

ユーロにスペイン代表がいないとなるとそれはそれで寂しいのですが、今のアラゴネス監督ですんなり予選通過できるかはこれまた非常に微妙なものだな、と昨日の試合を観ながら思いました。

選ばれている選手に変わりはないのですが、アラゴネス監督のスペイン代表が「ボールポゼッション」以外にどういう哲学、戦術を持ってスペイン代表を持っていくのか見えてきません。ドイツW杯からそうですが、システムも選手個人のポジションも毎回変わりすぎでそれじゃ積み重ねもなにもなく選手、チームが混乱するだけですね。

また、昨日のアンヘル、カプテビラを観ていて思ったのですが、リーガ(スペイン)らしいサッカーの特徴はサイドにありそこでキーとなるのがサイドバックなのですが、どうもここ数年、スペイン代表に選出されるサイドバックが周りのレベルと同等でないような気がします。

右はセルヒオ・ラモスがそれなりにこなせますが、左サイドバックの人材不足は否めないですかね。そういう意味でもデル・オルノが完全復帰しないとまずいです…

今のサッカーでは技術的な差というのが戦術やフィジカルで埋められる、時に上回れるものとなっているので昨日顕著だったようにスペインがいくらボールを回してもデンマークはしっかりついてこれるんですよね。1人少ない状況で約70分戦っても終盤は疲れどころか勢いがあったくらいですから… それだけ守備の戦術、技術が向上して相手にボールを持たれてもコンパクト、スモールフィールドな状態にして1人が走る距離を縮めることが出来てしまっています。

「これだけボールを回せばジャブのように後半効いてきます」

なんて解説はそろそろ出来ない時代になってきましたね。

また、バルサが今シーズンぶちあたっている壁でもありますが、スペイン代表も相手に引かれて組織的に守られた時にどう攻撃するのかが課題。

バルサのように攻撃、攻撃で相手を凌駕するのも1つの策ですが、スペイン代表はメッシ、ロニーがいるわけでもなく、これだけバレンシアの選手がいるんだからもう少しインテリジェンスを持って逆に相手に攻めさせたり、ロングボールを使ったりしてもいいと思うのですが…

終盤にあれだけ攻め込まれたのもいつもバレンシアの試合をみている我々からすれば「何で?」というものでしたね。ああいう状況こそ、得点のチャンスでありチーム全体が「来た、来た」と思える時間帯なんですけど、「やばい、やばい」とナーバスになってました。

バレンシアのみならず今やスペインのツートップになったビジャ、モリエンテスのコンビは個人的に言うと得点は良かったのですが、やはりバレンシア同様にコンビネーションが課題ですね。

横の関係ばかりが目に付いていたので、もう少し縦の関係性を作ってセンターバックの2人にギャップを作らせると面白いと思うのですが… どちらかがボールを受けに動いて、開いたスペースを相棒が使うといった連動性が少し足りない気がずっとしています。

昨日の得点でモリエンテスはスペイン歴代3位となる27得点目。1位は当然ながらラウルで44点、2位はイエロの29点(DFなのにやっぱり凄いなこの記録…)。

あと、アラゴネス監督、もう少しCKやセットプレーのバリエーションが欲しいですね。攻撃のCKなんて昨日は全く入る気しませんでしたよ。ドイツW杯前は結構練習していたのになぁ…

逆にデンマークはスペインがCKとっても余裕でしたね。昨日、TV解説していたジューレン・ゲレーロ氏が、「デンマークはスペインのCKで3人も前線に残してますよ。余裕ありますね~」と唸ってました…

次は、28日のアイスランド戦。何とか踏ん張ってもらいましょう。

07-08 ビジャレアル 

来シーズンに向けたビジャレアルの動きを少し。

デポルのカプテビラはほぼ決まり。アルアバレーナが退団するため、左サイドバックの補強は既に完了。

退団が確実なのはそのアルアバレーナ以外にペーニャ、キケ・アルバレス、タッキナルディと言われていますが、ホシコも微妙。ニハトの復帰も考えるとギジェ・フランコあたりも微妙な立ち位置になってくる気はしています。

昨日の会見でホシコは、「ビジャレアルが自分にとって第一オプション」と再度強調していましたし、契約が切れる選手の中でクラブと初めて交渉するみたいなので残留に向けて少し光が見えていると言えるかもしれません。

補強リストでここ最近話題になっているのがまずレアル・マドリーでカシージャスの控えGKディエゴ・ロペスの獲得。サラゴサと獲得争いになっているようです。

サビオラについてもサラゴサとの獲得レースと言われておりますね。あまり信憑性がないような気はしています、この報道…

サラゴサ絡みが多くて、カニがサラゴサ復帰という噂もありますが、本人は先日の会見で完全否定していますし、まあ今の状況でサラゴサに戻ることは出来ないでしょう。ビジャレアルで少なからず本当のカニをみせてからでないと… 現地では退場ばっかしている悪いイメージですからね(苦笑)

監督についてもペジェグリーニ監督と契約延長したとはいえまだ来シーズン彼でいくかは決まってない様子。レクレアティーボのマルセリーノ監督なんて話しも今日出ていました。

以上、久々にイエローサブマリンネタでした。

キケかカルボーニか 

アルベルダがスペイン代表合宿中の21日に『ラジオ・マルカ』に出演したコメントの第一声は、

「失望している」

でした。この失望は主にソレール会長に向けられたものでしょう。既にアルベルダもキケ同様にカルボーニSDに対しては怒りすら持っていないようで、批判的なコメントすらしていません。(完全に敵扱いしているような姿勢が見受けられますね…既に皮肉の段階に入ってます)

また、「バレンシアでは私の(契約更新後の)年俸の数字が具体的に話されている。それはかなり重大なこと」とクラブ側からのリークに対して怒っています。

これまで何度もあるんですよね、このクラブではこういう種類のリークが。恐らくアルベルダが「重大」というくらいなので、噂や記者の捏造ではなく本当の数字が明るみに出てしまったのでしょう。つまりは、ソレール会長をはじめクラブ幹部、トップの人間でしか知らないはずのことがマスコミで出ている。

実はここ地元でも密かにシーズン終了後には、「ソレール会長はキケかカルボーニを選ぶ必要性に迫られるだろう」と言われています。

現場でみていてもやっぱりこういうゴタゴタはパフォーマンスに微妙ではあるけれど着実に塵が積もる形で出てきている。アルベルダ、アングロがその良い例でしょう。

先週、それを心配したキケがアングロ、アルベルダと個人的に練習上で話し合いを持っていました。キケのメンタルケアです。昨日22日は、アジャラ。

昨日はビジャが、代表合宿中の取材で「アルベルダのいないバレンシアなんて考えられない。彼がいないとかなり苦労する。彼は代えのきかない選手でバレンシアで引退しなきゃダメな選手だ」と言ってましたが、なんで同僚がこんな擁護をする必要があるんだ?というのが私の率直な疑問。ファンも含めて誰もがわかっていることなんですけどね、これは…

22日のスーペル紙にあったパロップのコメント。スーペル記者からポウルセンとアルベルダの比較を要請されて、

「バレンシア、セビージャに在籍してよりリーダーシップがあるのはアルベルダ。ポウルセンはピッチ外でならスペイン語をゆっくり話せるがまだピッチ上では問題がある。デンマーク代表の中なら言葉の問題がないからアルベルダのような存在になるのだろう。ただ、クラブ(セビージャ)中ではまだアルベルダのような存在ではない」

以前、マルカのコラムなんかでは「ソレール会長はキケを勝者に選んだ」なんて内容があったのですが、その人、バレンシアの番記者でも何でもない記者で多分、マドリッドにいる人なんですよね…(苦笑)

ソレール会長としては何事もなかったように次のシーズンに入りたいんでしょうし、出来れば「キケかカルボーニか」といった二者択一はしたくないのが本音でしょう。

とはいえ、アルベルダの苦言にあるように会長として何らかの姿勢をみせなければ現場がクラブから離れていってしまうのも事実。

ヘタフェのアンヘル・トーレス会長なんてフロント職、スポーツ・ディレクターの人間を抱えていないんですよ。全て自分で動くんですから、相当サッカー界やサッカーを知っているんでしょうね。シーズンオフにバレンシアのオフィスに来て直接交渉したりするんですから、行動力もあります。

やっぱりクラブの会長たるもの人が良いだけではいけません。サッカーを知らないとまでは言えませんが、フロント、現場、それぞれのポジションに人を配置している管理職なんですからある程度コントロールしていかないと。今は社長の存在が皆無で部署同士で対立してしまっている会社みたいです。誰が収集すべきなのかはアルベルダが言ったように明らか。ソレール会長、あなたです。出来ないのならクラブのために引き下がりましょう。

サニー・サンデー獲得へ 

カルボーニSDもえらい所でえらい選手を狙っているもんです。

2部ポリ・エヒド(POLI EJIDO)に所属するMFサニー・サンデー(19歳)獲得に動いております。というかほぼバレンシアで決まりの様子。

ナイジェリア人ですが、既にスペイン国籍を取得しているようでU-19スペイン代表にも呼ばれるなんて話しがあったようです。

さすがに私も2部の試合まではチェックしていませんのでようわかりません…(苦笑)

とはいえ獲得に向けてバレンシアが一番可能性があるようで移籍金は300万ユーロと言われており、2部のチームにしたらとんでもない高額ですね。今のままいけばすんなりバレンシアが獲得となりそうです。


アレクシスに関してはスペイン国内でもほぼ決定との報道ですので、現時点で公表できないだけでほぼ決定してますね、これは。カルボーニSDも22日はニヤニヤしながら報道陣に「興味のある選手だよ」とか言いつつはぐらかしてましたが、顔に嬉しい表情出しすぎ。マタ、アレクシスとレアル・マドリーに連続勝利なので相当嬉しかったんでしょうね。「してやったり!」と。

まあ、その前にアルベルダやアングロ隊長の件もどうにかしましょう。灯台下暗しにならないで下さい。

アレクシスの件ではレアル・マドリーのミヤトビッチさん、「バレンシアの3倍の給料出すから頼む」と直接アレクシスに電話攻勢かけたようですよ… でも、アレクシスの答えは、「NO」。3倍も出してくれるなら考えそうなものですが…(苦笑)

既に先週、メディカルチェックをマドリッド市内の病院で受けております。極秘だったようですが、スーペル紙が22日の紙面ですっぱ抜いています。

5年か6年の契約で移籍金は600万ユーロ、年俸は100万ユーロとなる模様

バレンシアはヘタフェにパブロ、パジャルドを出すことになりそうで両者ともに買い取りオプション付きの放出なのでレンタルと同じ感覚ですかね。まだその辺は交渉中のようです。

パジャルドは22日、カナル・ノウの取材に対して、「ガビラン、アルビオルらもヘタフェに行って今は成功しているんだから、個人的にも良い(移籍)と思ってるよ」とポジティブなコメントを残しておりました。私個人的にも彼は経験を積めば面白い選手になると思うので、来年バレンシアとしては我慢をしてヘタフェで使ってもらう方が将来的に良いとみています。

1年後に買い戻すなら100万ユーロ、2年後に買い戻すなら200万ユーロという設定になりそうですけどね。

この次は経験のあるセンターバックを狙いに行くのでしょう。まあ、センターバックは激戦なのでレアル、バルサあたりと激しい獲得レースになってお金の面では勝てそうにないですから、キブー、ガビ・ミリートあたりは難しいでしょうね… その他はアンドラーデやペレアの名前も出ております。

ただ、今U-20スペイン代表に召集されているロンバンも来シーズンにはデビューしそうな気がしているので将来的にはアルビオル、アレクシス、ロンバンの3名がセンターバックの主軸になってくれると期待したいものです。ロンバンも長期の怪我から復帰してどうかな、と思ってましたが無事に代表にも召集され順調のようですね。

移籍話しをしていると何だか選手がたくさんいるような感覚ですが、チェルシー戦も含めて今後リーガとCLを狙う上で今のチーム状況は苦しいですね… とりあえず今の願いはビセンテの順調な回復。

贔屓にしている日本食レストランのオーナーからファイテンを買ったようなのでチタン効果で頑張って下さい!怪我をしないようなネック、リングはないのでしょうか?ファイテンさん?あったら、私がビセンテにプレゼントしたいくらいです、はい。

コロラドか日本か… 

20日に行われたコロラド・ラピッズとの親善試合は4-3でバレンシアが勝利。

ホアキンは格が違い過ぎました。2得点と気持ちよく試合を終えたのではないでしょうか。

さて、そのコロラドに今シーズン終了後、バレンシアがキャンプとツアーを兼ねて行くなんて話しもあるようです。

アメリカツアーですか、バレンシア!?デンバー行きですって!?うーん、何とも微妙ですが、どうするのでしょうか?

ただ、クラブ側は現在日本行きの交渉中でもあるようで、それは既に現地でも報道されております。

去年は最後の最後で3位となったため、CL予備戦のために日本ツアー敢行とはなりませんでしたが、今シーズン終了後は順位に関係なく、行くなんて噂も出ております。

日本ツアーについての続報も入り次第お伝えしていきます。

ユーロ予選 スペイン対デンマーク 

ユーロ2008予選 スペイン対デンマーク スペイン代表予想スタメン
【デンマーク戦でのスペイン代表予想スタメン】

今週はユーロ(欧州選手権)2008予選でリーガはお休みでしたね。

バレンシアもポルトガル代表に召集されたミゲル、ウーゴ・ヴィアナも含めて8人がチームを離れております。スペイン代表は何と言っても6人いますから…

とその前に、そのミゲルに20日、2人目のお子さんが誕生しました!おめでとうございますm(__)m 出産に立ち会うため、代表への合流を遅らしてもらったそうです。

スペイン代表ですが、24日はデンマーク戦

場所はレアル・マドリーのホーム、サンチャゴ・ベルナベウ。既にチケットも相当な勢いで売れており、20日の段階で残り4千枚という話だったのでもう売り切れているのでしょうか!?ただ、そう考えると日本の代表熱は本当に凄いですね。スペイン代表は満員になるために必死でメディアも宣伝してますから…涙ぐましい努力です。良い雰囲気になるといいですねぇ…

さっきラジオ・マルカでモリエンテスが電話出演しておりましたが、サンチャゴでの試合ということで気合いが入っておりました。彼のような選手はまた盛大な拍手で迎えられるのでしょう。21日の練習では軽い筋肉の違和感があり心配されましたが、多分大丈夫そうですね。相変らず左足の親指の問題からスパイクに穴を開けているそうで特別仕様のスパイクで試合に臨むみたいです。「ラウルがいないのは残念」と改めて親友ラウルの代表復帰を望むコメントもしてましたよ。

スペイン代表の予想スタメンは上の通り。バレンシアの選手が5名ですし、右サイドバックも昨日までの情報ではアングロ隊長の予想でしたから、6人そのままスタメン出場なんてこともなきにしもあらず…

やっぱり、バレンシアの監督はスペイン代表の監督も兼任した方がいいのではないでしょうか?バレンシアのサッカースタイルなら欧州、世界の舞台で勝てそうな気もするのですが…(苦笑)

対戦相手のデンマークはトマソン(ビジャレアル)、ポウルセン(セビージャ)とリーガでもお馴染みの選手がおりますね。トマソンは「スペイン代表が勝つ確率は70%」とか弱気な発言していましたが、前線の3人は強力っぽいので要注意でしょうね。既に、スペイン国内に入り南のコスタ・デル・ソルでトレーニングしております。

しっかし、ここ最近、スペインは急に寒波が来ていて寒いっす。20日の召集初日もマドリッドは雪降ってましたからねぇ…

個人的にもここ2日ほど、ビジャレアルのユーストレーニングを観に行っているのですが、寒くてじっと立ってられません… 真冬より寒いぞ!というか、数週間前、最高気温28度だったのに何だこの変わりようは!?

必勝のデンマーク戦で必要なのは得点。期待するは我らがバレンシア、代表のエースビジャですかね。ここ最近、得点のない彼ですし代表で久々に得点感覚を取り戻してもらいたいものです。

第27節 ラシン・デ・サンタンデール戦 

リーガ第27節 バレンシア対ラシン
【第27節ラシン戦バレンシアCFのスタメン】

リーガ第27節、バレンシア対ラシン戦のバレンシアのスタメン




なかなかすっきりと負けてくれました。気持ち良いくらいに。

個人的にはキケの責任がデカイなと思ってます。選手の出来以上に監督のゲームプラン、準備不足でしょう。

如何せん、「ラシンがどう戦うかわかっている」と試合前日に言っておき、その通りのプレーをラシンがしてきたにも関わらず、「手がなかった」なんて試合後に言ってるのですから、「じゃあ対策って何?」と言われても仕方ない。

ジキッチの高さに勝てないのは誰がみても明らか。試合前日もジキッチの高さについて質問が出ていた。キケも当然ながらわかっていた。なので、大事になってくるのはジキッチが落とすボールのはず。誰も、「ジキッチに高さで勝て」なんて思ってない。

なので、いくらキケが会見で「セカンドボールというのはコントロールするのが難しい」と言ったところでムニティスにドカンとセカンドボールを押し込まれるのは頂けない。

攻撃にしても然り。

格下の相手がバレンシア相手にどう戦ってくるかはこれまで嫌と言うほどみせられてきたし、セルタ戦も相当苦労した。確かに怪我人は多いけれど、次の試合に向けての準備は数日間あり、その間にどういう攻撃をすればいいのかしっかり準備できるはず。

後半開始からホアキン、ヴィアナを投入するのは結局キケ自身が、「前半のやり方間違ってました」と言ってるようなもの。別にホアキンを前半から出せとかヴィアナを出せと言っているのではなく、先制されてプランを変えるような準備しかしていなかったのか、という指摘。尚且つ、彼らを入れても特別変わったことはなかったのだから…

攻撃に関しては基本ですが、もう少しトライアングルを作る意図を持たせた方がいい。特に両サイドの中盤がボールを持った時にパスコースが限定されすぎてしまう。

あとは味方同士の距離感が悪すぎ。結局、攻撃がチグハグな一番の原因はボールに近い選手以外、そのボールに対して反応、集中していないという理由なんですよね。

例えばビジャ、モリエンテスなんてこの試合でボールがない時突っ立ってるだけですから… だから、ボールを奪った瞬間にパスコースがない。「奪ったぞ、動くか」といって動いていてもダメなわけです、当然。いざ中盤の選手がパスコースを探してビジャ、モリエンテスをみても彼らはDFライン付近で並んでいるだけで既にルベンやガライにぴったりマークされていてボールを出せない状況。

疲れなのか何なのかしりませんが、それがラシンとの一番の差。そういった意識や訓練は監督が練習で植えつけるものです。


まあ、負け試合はいくらでも愚痴ることがあるのでこの辺にしておきましょう。

良かった点は、デル・オルノのアグレッシブさが戻ってきたこと。

この試合ではヘディングでファールをとられてましたが、この人、ジャンプのタイミングが早くなかなか滞空時間の長いジャンプヘッドをする選手なのでこの調子でコンディションを上げていくと高さでアジャラさん同様武器になる。まあ、後半に1本決められるシュートありましたけどね…

あとは、シルバ。

チーム同様にぱっとしなかった面は否めないですが、前半ロスタイムのシュートシーンではビジャに邪魔されました。そしてピッチに引きあげる時、ビジャに怒ってましたから。これまでのシルバならあの場面、ビジャに譲っていた気がするのですが、あの場面では、「俺が打つ」という強い気持ちで打った。ただ、ビジャが邪魔になったのは確かで、ピッチに引きあげながらビジャにマジ切れしてました。ビジャも切れてましたからね… 子供の喧嘩ですが、ああいう姿勢は大事。シルバにも責任感とチーム内での立場がしっかり根付いてきた証拠でしょうね。

マルチェナに「まあ、まあ」と慰められながらシルバはマルチェナにも切れてましたからね…(笑)

バルサが狙う12歳のトルコ人少年 

「バルセロナが獲得を狙っている」

ということで今スペインでもトルコでもかなり注目されているのが12歳のトルコ人少年。

ベジクタシュ所属のMuhammed Demirci君

既に2月に2週間程度テスト生としてバルサ下部の練習に参加したそうです。しかも、トルコでは「億単位の移籍金が動く」なんて言われてるそうですから… バルサが12歳の少年に億単位の移籍金を払うのか!?それならカンテラ組織の強化のためにそのお金を投資した方がよさそうですが… まあ、それはバルサが決めること。

メッシが上手くいったからといってむやみに青田買いするのも個人的にはどうかと思いますが、どんな選手かと思い動画をチェックしてみました。

早速トルコ国内ではサッカー番組で特集され、ゲスト出演してますやん!やりすぎちゃうの?!(苦笑)

Demirci君が出演している番組はこちら(YouTube内)

12歳にしてこのスキルは確かに上手い、のかもしれませんが果たしてバルサが獲得するまでの素材なのかどうか…

かなり小柄で今後身体的な面を含めた成長が順調にいくとは限らないですからねぇ。

『マルカ』なんかでも大々的に報道されておりますしどうなることやら。下記の記事で紹介したマタの二の舞にならないよう足下をしっかり観ておいた方が賢明なのでは?!

現在、彼の父親は失業中らしく家族を養うためにもバルセロナ入りするのでは、という噂が立っておりますがお父ちゃん、仕事探そうよ!まだ将来のわからない12歳の息子におんぶにだっこじゃ… まあ、価値観の問題ですね、はい。

というか、このレベル、この上手さの少年なら日本にもたくさんいそうな気がするのですが… まあ、確かに相手をかわすタイミングや技術、そして何より相手と自分とボールの間合いを感覚的につかんでいるのがこの少年の一番の特徴でしょう。この年齢でその間合いをつかむのはなかなか至難の技ですからね。

とはいえ、私は個人的にバルサが獲得するのは反対。以前、バレンシアもそういう一件がありましたがあまりそういう例がたくさん実例として出てくるとそのバレンシアの選手もそうだったのですが父親、兄弟、代理人も含めて成り上がろうとしてくるんですよね。観ていて気持ちの良いものではないです、たかだか12歳やそこらの少年の周りを大人がお金目当てに取り囲むのは…

まあ、移籍金が高騰している今のサッカー界において若い選手を安く連れてくるのは1つの方法論ですが、ファンや周囲が期待するのはやはり“育てる”こと。若い選手の成長を見ているファンもつまりは育ててもらっているんですよね。

そういう意味でもインテルの次はチェルシー。燃えるじゃないですか、バレンシアファンとしては!いきなりチャンピオンズリーグに話しが飛びましたが、チェルシーで生え抜き選手は何人いるんだ?そして国内選手は何人いるんだ?

また面白い視点での戦いが観れそうです♪

レアル・マドリーからFWマタ獲得 

レアル・マドリーのマタ、バレンシアへ移籍で決まりか
【17日付けのマルカ紙の報道】

17日付けの『マルカ』紙は既にレアル・マドリーのFWマタがバレンシアに移籍すると報じております。

マタのプレー動画(YouTube内)

来シーズンからの4年契約に合意したとの内容。

これまで『スーペル・デポルテ』が先行報道していただけにちょっとびっくり!的なニュースですが、マドリー寄りのマルカが報道するだけにそれなりの確証があるのでしょう。私も「いつかバレンシアが獲るだろうな」とは思ってましたがこの段階で決まるとは… 嬉しい誤算です(苦笑)

私はU-19スペイン代表でのプレーを少し観たくらいですが、印象に残る良い選手、FWでした。“重戦車”という表現がぴったりくるプレーぶりで低い重心からしっかりミートしたシュートを打つ姿はどこかルーニー的な匂いがありつつ、彼よりも柔らかな感じがある。確かにこの写真はどっか似てませんか?!

これまでバレンシアは今シーズン限りでレアル・マドリーと契約の切れるマタの父親に対してアタックしていたようで最終的にはバレンシア側の熱心な働きかけが功を奏した様子。

どうもマタのお父さんは冬のイグアイン、マルセロ、ガゴといった南米からの若手引き抜きが気に入らなかったようですね。まあ、わかるような気もします… 灯台下暗しの感があるクラブですから。もっとカンテラや生え抜き選手を正当に評価していけばいいんじゃないか、とまた進言してあげたくなりますが、ミヤトビッチさんに… 今、何だなんだでチームを引っ張っているのはグティだったりしますからねぇ。

ここに来て銀河系(今は古い?)白色軍団が3度も契約延長のオファーを慌てて出したとのことですが時既に遅し… となったそうな。

マルカ紙の報道によれば、既に保険にも入っていて、もし怪我をしてバレンシアに移籍できない場合は600万ユーロも受け取る契約らしいです。かけ過ぎじゃないのか…(苦笑)

いずれにせよ、この報道からして来シーズンに向けた移籍第1号はほぼ決定の様子。スペインの将来を嘱望されるFWだけにビジャ、モリエンテスとのコンビがまた楽しみであり、彼の成長に先輩FWたちが一役かってくれること間違いなしでしょう!

セビージャの“イケイケ”サッカー 

しかしまあ、このチームは本当に面白い!なんでここまでイケイケサッカーなのだろうか!?そのイケイケサッカーをアウェーの地で120分やるからセビージャというチームは好きだ。もう完全にこのチームのスタイル。

昨日のUEFA杯アウェーでのシャフタル・ドネツクとの試合は劇的だった。

パロップの得点シーン(YouTube内)

↑上にあるように後半ロスタイムにCKからGKパロップが得点し2-2の同点に追いついたのだから…

そのパロップは、
「シュートしたことすら信じられなかった。このゴールは2人の息子に捧げたい」とコメント。おめでとう、パロップ!

ホームで2-2と引分けており、この試合は勝つしかなかったセビージャは試合開始、前半からイケイケ、ドンドンのセビージャらしいサッカーだった。

ただ、点が入らずイライラ。ホームなら圧倒的なファンの歓声で後押ししてもらいイケイケサッカーもバルサ戦のようにばっちりはまることが多いが、ここはアウェーウクライナ。色んな意味で寒かった…(試合内容はとても熱かったが…)

前半からみていて、とにかく強引な中央突破が多く、シャフタルの両サイドバックはほぼセンターバックのようなポジショニングをしていた。セビージャらしく両サイドを使ってクロスからの攻撃をしかけていればもう少し効率的な攻撃が出来るだろうと思いつつみていたが、そんなことはお構いなし。

と思えば後半開始早々、マツザレムにスペクタクルなシュートを決められシャフタルに先制される。

ただ、バレンシアも見習ってもらいたいのはこの日のマレスカのようにチャンスとあらばボランチの1人がスルスルとゴール前に上がり得点する姿勢。やはり背後からスルスルと上がってこられるとマークしにくいし、ボールへ視線が寄っているため視界に入らないことさえ多い。バラハが良い時はこういう選手だが格下相手にとりこぼしが多い今シーズンのバレンシアはそこが足りない気がする。

マレスカをみていて思ったのは無鉄砲に上がらずしっかりチャンスを伺って上がる点。レナトにしてもそうだが、そういう点はセビージャは徹底され、好き勝手にやってるようでいて一定の約束事がある。しかし、マレスカ… 3点目の起点となったプレーは凄かった。延長戦に入り体力的にあれだけ消耗した中でサクサク相手をかわし前線へパス。やはりこの男はUEFA向きの男なのだろうか?!でも、リーガでも観たい!

とはいえ、この日はポウルセンまでゴール前に上がって得点を狙っていたので、時にセビージャはセンターバックのハビ・ナバーロとエスクデの2人で守備をしていた…(苦笑)

しかしまあ、一番笑えたのがGKパロップの得点以上に延長戦で3点目を奪ってからのセビージャの姿勢。

残り15分、1点を守りにいけば勝てるのに全然守らない。攻める攻めるのイケイケぶりは120分間徹底されていた。

ここまでやられると痛快以外の何ものでもなく笑い以外に起こってこない。こんなサッカーをみせられた日にはセビージャを絶賛したくもなる。

カヌーテ、ルイス・ファビアーノ、チェバントンが前線から激しいプレスを延長後半、1点勝っている段階でもかけ、相手DFが仕方なくGKにバックパスをしていたから本当にこの人たちは凄い… 本当に面白すぎて、痛快で笑えた…

是非ともこのセビージャを来シーズンのチャンピオンズリーグで観てみたい。出来れば、アウベスのいるセビージャを…

ナバーロへの7ヶ月の制裁措置 

AMUNT2006年10月号(エドゥ表紙)でのナバーロインタビュー記事
【AMUNT2006年10月号(エドゥ表紙)でのナバーロのインタビュー記事】

インテル戦で暴力行為をはたらいたナバーロに対してUEFAが下した制裁は7ヶ月の出場停止。

チャンピオンズリーグ(CL)は勿論のこと、リーガの試合も代表の試合も全ての大会に出場できないことになる。

個人的にこの制裁が妥当か妥当でないのかはわからない。バレンシアにとって痛いことは確かでそれ以上に本人にとって痛いもの。ただ、その過ちを犯してしまったのは彼本人であり自業自得と言われればそれまで。

冒頭の写真にあるように2006年10月号のAMUNT(バレンシアオフィシャル雑誌)のインタビューを改めて読んでみた。

シーズン前に結婚したこともあり今シーズンに賭ける想いは相当なものだった、と改めて思う。肉離れが癖で今シーズンも度重なる怪我で戦列を離れ出場機会はそれ程多くなかった。

インタビュー内でもあるように、「自分は明るい性格でいつも冗談を言う人間」であり、練習中でもそれは目に付く。ピッチ外ではファン対応が良く気さくでメディアとの関係も良い。

今シーズンは自分がメディア側の人間として動いているのであまり気安く近付いたりはしていないが、2年前から知っている選手として未だに気さくに話せる選手の1人。今シーズン開幕当初、「今後、バレンシアの番記者のように働くと思うからよろしく!」とナバーロに挨拶に行くと、「インタビューでもとりたい時はいつでも言って。時間作るから」と返してくれた。

制裁が下され当然ながら今一番マスコミから追われるのは彼。

今日もTVや新聞の記者に練習場の入り待ち、出待ちをされていて、練習場を後にする際は広報担当者が彼をガードしてマスコミの取材をシャットアウトしていた。

未だに彼はノーコメントを貫いている。制裁について彼からコメントが出るのはもう少し後になるだろうし、彼としては既に謝罪の会見で述べたように「どんな制裁も受け入れる用意がある」とは思う。当然ながら、この先の7ヶ月というのは長く厳しいものだけれど…

ナバーロのやってしまったことに情けをかけるつもりも擁護するつもりも全くないが、今回の一件で彼の人間性まで否定するつもりはない。

また、近くで彼をみて、知っているからこそ、こういう暴力行為が起きてしまうサッカー界の問題は“根が深い”と思う。

日本であの映像をみた多くの方は、「酷いことをする選手がいるもんだ」という印象だったろうが、私があのシーンをみた瞬間にまず思ったことは、「まさか彼が…」だった。

だからこそ、“根が深い”という表現を使った。


このような根の深い問題については根絶を訴えかけながらも対策を練っていく必要があると思う。

だからこそUEFAはこのナバーロへの制裁を“例”にして現場の選手やクラブにモラルやフェアプレー精神を説くと同時に何か対策を練っていく必要があると思う。

自分がここバレンシアを拠点にしているのはこれまで何度も述べてきたように点、点で良い部分だけをみていくのではなく、線でしっかりとサッカー選手、チーム、人間をみたいから。

その線の中には当然悪い部分、負の側面もあるし目をそむけたくなることもあるだろう。今回はそういう場面だったかもしれない。

とはいえ既に宣言したようにナバーロも含めてシーズンを通して見続けていく。

「人を殴って人の鼻を折る暴力的で酷い選手」

という点での見方も1つ。

ただ、私は、

「なぜピッチ上で人を殴ってしまったのか。そしてその過ちをどう償いサッカー選手として人間としてどう生きていくのか」

という見方をしたい。そこに価値を置いて下さる方には今後もこのブログや私の仕事を通してそういったものを提供していきたいと思う。

きっと情報消費社会となった今の時代、そう多くの人に注目は置いてもらえないだろう。ただ、そこにこそバレンシアサッカーライフの価値があると私は信じている。

未だにナバーロのやったことは許せないし、ブルディッソの鼻・敗戦の痛みが気にかかる。ただ、制裁が下された今、同様にナバーロの心の痛みも気にかかる。

デ・ラ・ペーニャ獲得の噂 

15日付けの『スポルト』紙にエスパニョールのデ・ラ・ペーニャ獲得の噂が出ていました。

本人はエスパニョール残留を望んでいると言われていますが、ラシン、アトレティコ・マドリー、レバンテといったクラブも獲得を狙っているようです。

あまりに唐突で現実的でないような噂だったので敢えて記事にしてみました。

モレッティとの一件依頼、あまり良いイメージを持っていないのが正直なところですがパサーとしてはリーガでもトップクラスの選手であることは間違いない。とはいえ、個人的にはやはりルイス・ガルシアの方に来てもらいたいですね。

シーズンも終盤に入りタイトル争いと共に移籍ネタもバンバン飛び出してくるでしょう。「そりゃないわ…」というネタもたくさんありますから、楽しめそうなネタは今後もたくさん提供していきます。

決して、デ・ラ・ペーニャネタが「そりゃないわ…」ではないのでしょうが…(苦笑)

第26節 オサスナ戦 

リーガ第26節 オサスナ対バレンシア バレンシアスタメン
【第26節 オサスナ戦のスタメン】

後半ロスタイムでのモリエンテスの同点弾で1-1引き分け。

これまでロスタイムで追いつかれる展開があっただけにようやく土壇場で勝ち点を得ることが出来たというのが収穫でしょうか!?上位陣が足踏みしただけに勝ちたかったですが、オサスナも組織が整い良いチームでした。

監督、選手のコメント。

キケ監督

「モリエンテスのゴールは結果を正当なものにしてくれた。両チームにチャンスはあったとはいえ我々にあったチャンスの方が決定的だった。チームは最後まで引き分けを狙いにいきそれをものにした。

PKが全てを変えた。それまであった感覚としてはスタジアムは静まり返っていたし、オサスナは我々のペナルティエリア内に到達できていなかった。我々にはそれまで2度の決定機があった。そこまでは試合をコントロールできていたが、PKによって全ては変わりチームは不安に陥り、カウンター攻撃にいけなくなってしまった。

あれがPKだったかどうかはわからないが、その後は得点を狙いにいきロスタイムでそれをものにできた。引き分けは妥当な結果といえる。

我々はホームでもアウェーでも同じゲームプランを持って戦っているが、アウェーではよりアクシデントが多い。メスタージャは我々を後押ししてくれるがアウェーでは常に何か起こってしまう」


マルチェナ

「勝てる試合だったが得点をあげるのが遅すぎた。リーガのタイトルは最後までわからないので最後まで良い位置に付ける必要がある」


アジャラ

「結果が妥当だったとは思わない。決定的なチャンスでいえば我々の方が明らかなものだったから。ピッチ内で抱えていた感覚は別に相手に苦しめられているわけではないというものだった」


モリエンテス

「両チームのGKが良い試合をした。GKが良かったという話しをする時は同様にFWも良かったという意味だ。最後に引き分けることとなったがそれに値する内容だった」


アルビオル

「セビージャが敗れたことを知っていたので勝つつもりでピッチに出た。早めに得点できるチャンスはあったが相手が怪しいPKを活かしてしまった」




後半戦に入りまだアウェーで勝てないですね~。まあ、今シーズンこれだけアウェーで勝ち点を落としておいてよくこの順位と勝ち点につけています(笑)

この試合でのポイントはまずローテーションの問題。

インテルとの試合で精神的にも肉体的にも消耗していたのは明らかなのでクーロ・トーレス、ウーゴ・ヴィアナを使ってきましたが、やはりレギュラー選手とのレベルの差が少しみえてしまいました。

ビセンテ、バラハ、シルバの不在はどうしても感じてしまいましたね。

ただ、キケが言う通りPKで先制されるまでの時間は私も同じ感覚でした。しっかり守備組織が整っていたし、コントロールしていた。バレンシアらしい戦い方をしていたので、最初のビジャ、アングロの決定機が決まっていたら流れはそのままきていたはずです。

とはいえ、それが機能しなくなった場合の采配が若干遅い。

左のヴィアナ、ダブルボランチのアルベルダ、マルチェナが自分のポジションを上げて攻撃参加することがなかったのでホアキン、ビジャ、アングロ3人のみの攻撃になっていました。

リスクを取るべき時にスムーズな切り替えが出来ないのが課題といえそうです。

前半の段階で選手交代のカードを切るのはリスクがあったでしょうが、アングロを左に持って言って、ヴィアナをトップ下に使ったりできたはずです。


あとは、ビジャ、アングロあたりにここ最近ツキがないのが気になりますね。ビジャはシュートへの意気込みが強すぎです。もう少し余裕を持って他の選択肢をちらつかせながらシュートをすると効果的になるんですが…


PKのシーンはバレンシア側からすれば微妙でしたが、この日の笛の傾向からすれば仕方ないでしょう。カンタレホさん、国際主審でW杯でも笛吹いてる人のはずなんだけどなぁ…

まあ、モレッティとすれば「えっ?」という感じだったのでしょうが、手をかけてまんまと罠にはまりましたね。

このラウル・ガルシアについてはバレンシアが狙っている選手なので両会長同士がこの試合前後に話し合ったようですよ。


同点弾のシーンはモリエンテスの嗅覚としか説明のしようがないでしょう。オサスナDFも「ああ、クリアするな」と思っていたんですが、モリエンテスの体の状態からして「来るかも」という態勢でした。それが頭ひとつ抜け出すことにつながったわけですからさすが。

恐らく足の指が痛かったのでしょう。少し引きずっているようにもみえましたので。


次節ラシン戦はホームで17日(土)18時から。土曜の18時なんて初めてですよ…(苦笑)中途半端だな、また。

アジャラさんが出場停止。これまた痛い。

ホームでの2試合に連勝できるかどうかがまた大きなポイント。しばらく週1の試合が続くのでしっかりコンディションを上げてもらいましょう。

カニサレス、変幻自在の髪型の理由 

カニサレスが表紙のAMUNT 07年03月号
【カニサレスが表紙のAMUNT2007年3月号】

金髪、銀髪、次はどんな髪型に?

という期待感があるカニサレスの髪型ですが、美容師の友達がいて、彼に全て任せているそうです。

3月号のAMUNT(バレンシアオフィシャルマガジン)で語っておりました。

相当信頼している美容師で相当仲がいいんでしょうね~、「自分の頭を使って彼(美容師)なりの感情を表現するんだ」とまで言ってましたから…(笑)そこまで任せていいのか?!

最近、フェラーリに乗ってないし、古い車ばっかだな…

と思っていたらやっぱり。「今は7台のみでアンティークな車しかない」なんて言ってました。

彼なりのプロ精神、プロフェッショナリズムもインタの内容からしっかりわかりました。このレベルまで到達できた人間ほど、周りから「才能だ」なんて言われがちですがカニサレスが言うように、「99.9%は日々のトレーニングによるもの」なんでしょうね。

あと2年半、バレンシアのゴールを守るのはこの人しかいないでしょう。勿論、レギュラー安泰ではなく日々のトレーニング、努力によってそのポジションを勝ち取ってくれることでしょう。



AMUNT3月号(カニサレス表紙)はこちらで購入可能

【再投稿】クラブと歴史とサッカー文化 

バレンシア写真集「El gran album del VCF」No.1
【バレンシアのクラブ史を語る写真集「El gran album del VCF」】

お待たせしました、ようやく写真集をバレサカショップに入荷しました。

写真集「El gran album del VCF」

それに伴い、以下の記事を再投稿させて頂きます。




昨年末に発売になったバレンシアのクラブ史を語る写真集「El gran album del VCF」を少し紹介します。

全168ページで1919年のクラブ創立から写真と共にクラブの歴史を辿っていくバレンシアファンにとってはたまらない逸品。

しかも写真の1つ1つにしっかりとした説明文付で、ご丁寧にスペイン語と英語での解説があります。


バレンシア写真集「El gran album del VCF」No.2 ビセンテ
【2ページ目にはバレンシアの象徴、ビセンテ】

この写真集の2ページ目には早くもビセンテが登場。ほえるビセンテがアルバムやクラブを象徴しているように映ります。

長くなるので続きはこちらで↓

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2007年バレンシアの火祭り(Las Fallas)二ノット(Ninot)展 

2007年バレンシアの火祭り(Las Fallas)二ノット展
【ヌエボ・セントロで開催されている二ノット(Ninot)展】

始まってしまいました…(笑)

2007年バレンシアの火祭り「Las Fallas」

Las Fallasの公式HPはこちら

「始まってしまった」という通り、私は人生で1回経験すれば「もうお腹一杯」だと思っています。毎日、朝早くから爆竹で起されるのは夜型の人間の私には辛いのであります…(泣)

しかも、今年はイルミネーション通りで知られるCalle de Suecaの隣の通りに住んでおりますので「やばいな~」と危機感を感じております…

ちなみに、Sueca通りはこのページの一番上にある写真です。毎年イルミネーション部門で1位になる通りですからねぇ…

とは言っても、せっかく開催されているのですから、楽しむしかない♪

てなわけで、15日までヌエボ・セントロ(地下鉄トゥリア駅)で開催されている二ノット(Ninot)展に行って来ました。

二ノットとは「ファリャ(Falla)」と呼ばれる張りぼて人形(どでかい人形)を構成している小さな人形です。張りぼては街中でしか展示できませんので展示会として集められるのは二ノットになるわけであります。

基本的に社会風刺が多いので、今年はバレンシア、そう、我らが会長、ソレール氏が大人気でありました。来年はカルボーニSDも多くなるのでしょうか?(苦笑)

では、どうぞご覧下さい。一挙公開!!

2007年バレンシアの火祭り(Las Fallas)二ノット(Ninot)展 バレンシアのソレール会長1 
【バレンシアのソレール会長】

新スタジアム建設を発表した年ですから、建築屋の彼は「そのマージンで設けてるんでしょ?byアジャラさんの代理人マスカルディ」みたいなもんでしょうか?

2007年バレンシアの火祭り(Las Fallas)二ノット(Ninot)展 バレンシアのソレール会長2



2007年バレンシアの火祭り(Las Fallas)二ノット(Ninot)展 バレンシアCFの選手
【バレンシアCFの選手】

バレンシアの元選手かな!?顔を見る限り、カナル9に出演している解説者のように見えるのですが…

2007年バレンシアの火祭り(Las Fallas)二ノット(Ninot)展4


ちゃんと主旨を説明してくれればいいのに、説明書きがないので理解できないものも多いんですよねぇ~


2007年バレンシアの火祭り(Las Fallas)二ノット(Ninot)展 バレンシアのソレール会長3
【ソレール会長2回目の登場】


2007年バレンシアの火祭り(Las Fallas)二ノット(Ninot)展 バレンシアのソレール会長4


下からアップで撮ったらこんな顔をしてくれました(笑)

2007年バレンシアの火祭り(Las Fallas)二ノット(Ninot)展 バレンシアのビジャ1
【バレンシアのビジャ】

アンテナ3の皮肉でしょうか?

今シーズンのCLはレアル、バルサの試合のみしか放送しなかったんですよね。チェルシー戦になってようやく放送するらしいですが、「今更かよっ」という声が地元から聞かれます。

2007年バレンシアの火祭り(Las Fallas)二ノット(Ninot)展 バレンシアのビジャ2



2007年バレンシアの火祭り(Las Fallas)二ノット(Ninot)展 バレンシアのビジャ3



2007年バレンシアの火祭り(Las Fallas)二ノット(Ninot)展10
【バレンシアの市長】

名前、忘れました、すみません市長さん…

やっぱり政治家も多数登場。サパテル首相も恒例のごとく登場しておりました。

2007年バレンシアの火祭り(Las Fallas)二ノット(Ninot)展 バレンシアのソレール会長5
【ソレール会長3度目の登場】

ソレール会長、凄いですね!大人気だ!

2007年はバレンシアCFの年にしましょう!

2007年バレンシアの火祭り(Las Fallas)二ノット(Ninot)展 マリリン・モンロー1
【マリリン・モンロー】


2007年バレンシアの火祭り(Las Fallas)二ノット(Ninot)展 マリリン・モンロー2


これ、よくできていて、ちゃんと下から風が出てスカートをめくっておりました。芸が細かいです、さすが!


2007年バレンシアの火祭り(Las Fallas)二ノット(Ninot)展14



とまあ、全て紹介しきれませんが、バレンシアにお越しの方は、15日まで開催されておりますのでご覧になり、投票もして下さい。1位になった二ノットは無事に火祭り博物館におさめられます。唯一生き残れるのが1位の二ノットのみですからね…(可哀想に)

これから19日まで怒涛の日々が待っています。フィエスタ(お祭り)、フィエスタ…♪

街が機能しなくなり始めますのでお越しになる方は十分お気を付け下さい!でも、思う存分楽しみましょう♪♪

チェルシー 

チャンピンズリーグ(CL)準々決勝の相手はチェルシーに決定。

個人的には、「絶対にプレミアのチームと対戦だな…」と思っていたので、サプライズはなし。

選手からは、PSVだ、バイエルンだ、出ていましたが、正直この選手たち、今年のチームは下手に組みやすい相手とやったらダメ。

そういう意味では絶好の相手と言えそうです。

デル・オルノが昨日、「リバプール、マンUは避けたいが、チェルシーは悪くないね」と言っていたのが気になっていましたがはまりましたね。(笑)

また、対戦相手よりも第2戦をホームで戦える抽選を引いた方が大きい気もします。

スペイン唯一の生き残りとして頑張ってもらいたいですね。

そして、今シーズンのCLでこれまで1試合もバレンシアの試合を放送しなかった「アンテナ・トレス」(=民放)は、ここにきてようやくバレンシアの試合を放送しようと言うのでしょうか?!

ナバーロの謝罪と改めて思うこと 

暴力行為、やってしまったことは今更弁解の余地はないけれど、すぐに非を認め謝罪をしたことは評価したい。(決してナバーロの行為自体を肯定するものではなく、あくまですぐの謝罪への評価であって勘違いはしてもらいたくない)

バレンシアのナバーロ「全員に謝罪したい」

アジャラからブルディッソの携帯番号を聞いて電話をかけたそうだ。つながらなかったので、SMS(携帯メール)を残し、ブルディッソもそれを受け入れる回答をしてくれたとのこと。

ブルディッソの紳士的な振る舞いに感謝。

普段のナバーロを知っているだけに今回の一件は本当に理解できないし、個人的な感情を述べさせてもらえれば、悲しいものだった。当然、日本の皆さんでこのブログやバレンシアを普段観ていない人にとってはダビド・ナバーロという選手は初めて聞く名前だったかもしれない。

だから、「ブルディッソの鼻を折った暴力的な選手」としてしか印象に残らないだろう。でも、このブログの多くの読者や自分は彼の人柄を知っているだけにショックだった…

勿論、やってしまったことは全て彼の責任で「すみません」では済まないもの。今シーズン終了後、今回の一件を理由にクラブ側から解雇を言い渡されてもおかしくない程の事件を引き起したと思っている。

コメントにもあったようにインテル側、インテルの選手たちの試合中のレイトファールやマリーシア的行動を挙げる人もいるだろうが、自分はだからこそピッチ上で決着をつけてもらいたかった。

勝ったチーム、結果を出すチームが今後のサッカーやサッカー界をけん引していくのだから、インテルというチームにバレンシアが勝つことは色々な意味で価値があると思っていた。

だからこそ、スペイン代表のサッカー(※W杯でフェアプレー賞を獲得)や日本代表のサッカーで世界を圧倒してもらいたいと思っている。

特に日本のサッカーが世界で結果を出せば、その日本的な精神もきっと世界のスタンダードとしてインパクトを残せる。残念ながら結果を残さない以上、世界の人は誰も認めてくれない。

暴力行為をはたらいてしまえばそこで終わり。そこで負け。それはドイツワールドカップ決勝の舞台で全世界の人が目にしたものだろう。

それだけにマルチェナ、ナバーロ、そしてバレンシアを下の記事で責めた。インテルがどうこうではなく手を出したらそこで終わってしまうからだ。

また、別の側面からみると自分は第1戦、2戦の2試合を生で観ている。直感的に思ったのは、インテルの選手はこの第2戦では第1戦のような激しさ、汚さがなかった。

その象徴がマテラッツィではないか、と思う。

第1戦の彼はホームアドバンテージ、主審の笛の傾向も踏まえて巧みに自身のプレーをコントロールしていた。モリエンテスへの肘打ちが故意かどうかは不明だが、第2戦を見終えての感想は、「ホームだからこそ、第1戦だからこそやったんだろうな」というもの。第2戦はアウェーであり彼自身への個人的大ブーイングもあって彼は嫌でも注目されていた。それは審判からの注目も含めてだ。

第2戦、この大乱闘の中、マテラッツィはインテル選手の中で誰よりも冷静な1人だったと言える。トルドやフィーゴらがバレンシアのロッカールームに押しかける中、彼はピッチ上でバレンシアの選手と握手をしていた。(デル・オルノと確かに握手していた映像があった)

たった2戦しかみていないけれど、本当の意味でこういう手段を使いわけ、使いこなせるマテラッツィを私は「日本人には無理な選手」だと認識した。それは理解することも、選手として真似することもできないという意味で。ある意味、凄いことだと思うが、別に評価はしない。

だからこそ、私はリーガやバレンシアというサッカーを追いかけている。

日本ではバレンシアファンからも「CL除外」の声があるようだが、やはり現地ではその声はない。

自分も先日言ったように制裁措置としてバレンシアのCL除外はあっても良いと思う。その時には甘んじて受け入れる必要がある。

ただ、失礼な言い方になるかもしれないがここにいて感じるのはやはり文化の違い、考え方の違いだ。基本、ベースが本当に違う。「連帯責任」という言葉の存在する、しないもあるような気がする。

表現が難しいが、色々な出来事に対して“流し方が上手い”と思う。

1つの出来事、1つの事件で大きく揺らいでしまう、いや揺らがされてしまう面もある我々日本人のような存在とクラブやチームがしっかりベースにある現地の人間とは根本が違う気がしてならない。

多くの日本人にとってナバーロがサッカー界から追放されたとしても、バレンシアをCLから除外しても1つのニュース、事件として終わる。CLという大会、世界最高レベルの大会は残る。客観的に見続けることはできる。

ただ、現地の人はバレンシアを基準にサッカーと向き合っており良い意味でも悪い意味でもバレンシアがなければ始まらない。

何度も指摘してきた現地メディアの甘さだがそれもある意味当たり前のことなのかもしれない。本来、メディアの“公平さ”など存在するのかどうかここスペインにいるとわからなくなってくる。(自分は、「ない」と思っている)

勿論、それによって暴力行為がリーガから無くせなくなっている現状や人種差別的野次の問題など根の深い問題がたくさんころがっている。解決すること、改善させることは山ほどある。臭いものに蓋をしてはいけない。

自分は良い面、悪い面も含めて全てをみるためにここにいる。客観的、中立的立場に立って見続けているだけでは見れないもの、得られないものを得るためだ。勿論、時と場合によって客観的な視点、立場は必要だ。

この暴力行為だけがクローズアップされて、「バレンシアって汚いチームだね」と言われるのは正直悔しい。ただ、それも仕方ない。

恐らく、この試合後の乱闘で本当の意味で日本サッカーのためになるであろう、キケの戦術やインテルの倒し方がピックアップされないだろうから。

台無しにしたのはバレンシアの選手たち。

ただ、ミスを犯すのは人間。犯してしまうのが人間。

今回の一件でここ数日色々と考えた。でも、また認識した。

自分はあの暴力行為は絶対に許さないけれど、ナバーロを温かく見守っていきたいと思う。バレンシアを見守っていきたいと思う。

ミスをどうつなげ選手として、チームとして、そして人間として成長していくのか。

自分はそれを見るために来たのだから。いるのだから。

台無しの暴力行為 

インテル戦後の暴力行為に関しては、明らかにマルチェナ、ナバーロが手を出しており言い訳のしようがないもの。

その後にインテルの選手がバレンシアのロッカールームに押しかけたどうこうはその暴力行為の延長戦上にあるものでバレンシアがどうこう言えるものではないはず。

まずはバレンシアが厳しい制裁措置を受けるべきでしょう。

試合中は冷静にプレーしていたバレンシアの選手たちだけに試合後に喜びをこういう形で爆発させたことが本当に情けない。

そしてチャンピンズリーグのような大会でこういう姿をみせたことは、バレンシアが勝った負けた以上にイメージを傷つけ、落とすもの。

サッカーはスポーツであり喧嘩でも戦争でもない。相手に対する敬意がないならプレーする資格はないし、ピッチに立ってはいけない。

バレンシア側は喧嘩両成敗的な気持ちでいるようで、熱くなった両チームの選手をコントロールできなかったのだから仕方ない的なコメントが目立つのが余計に情けない。

ソレール会長
「最後にひと悶着あったが、大きく問題にする必要はない。勝ち抜けできたことは素晴らしいことで、決勝までいくなら一歩ずつ進んでいく必要がある。今日はバレンシアニズモにとって素晴らしい1日だった」

カルボーニSD
「テンションの高い試合ではこういう乱闘も起こってしまうもの。これまで勝てる内容でも勝てなかった天敵をようやく倒すことができた。次の相手がどこになろうが構わない」

↑クラブ上層部がこのコメント… 開いた口がふさがらない…


試合後のインテルのバスに向けたバレンシアファンの暴動については私は見聞きしていないのでわかりません。

ただ、選手同様にテンションが高まった一部ファンが危険な状態にあったようで、警官がかなり増員されバスに囲いを作っていたようです。

続報が入り次第またお伝えします。

CLバレンシア対インテル 

いよいよ、CLバレンシア対インテル戦

今朝の情報で特に目新しいものはなかったのですが、インテルではホテル近くの薬屋に通訳として付いていったフィーゴがファンに囲まれて大変だったそうです。スタッフの誰かが風邪でもひいたのでしょうか?スペイン語ならアルゼンチン人選手がたくさんいるのになぜフィーゴなんでしょうね!?まあ、スペインに長く住んでいたので薬のことも知っていると思われたのでしょうか!?

では、これより出陣してきます。





CLバレンシア対インテル スターティングメンバー
【バレンシア対インテル スターティングメンバー】

スタメンはシルバが左でモリエンテスを使う4-4-2

ビセンテはベンチスタート

メスタージャのアウェーゾーンにはインテルファンが大勢詰めかけインテルに大声援を送っている。




0-0の引き分けで勝ち抜けが決定したものの、何とも後味の悪い試合に。

試合後のマルチェナ、ナバーロの行動は何らかの制裁をもらうでしょう。

特にナバーロがブルディッソを殴り、そのブルディッソは鼻骨骨折のけが。ベンチにいた選手がピッチ上で熱くなっている選手を殴るとは何とも情けない。

せっかくのバレンシアの結果、フェアプレー精神が台無し。

公式の場での謝罪と、厳しい制裁を望みます。

あの乱闘のせいで試合後の会見場、ミックスゾーンも騒々しいものでした。こういう形で勝ち抜けしても嬉しくないですね、本当に。

セルタ戦でのモリエンテスとマルチェナ 

「ゴール以上に勝ち点3が大切だった」とはモリエンテスの試合後のコメント。

得点したシーンは“さすが”でしたね。あのタイミングでの入り込みと難しい態勢からのボレーで決めてしまうんですから…

恐らく、インテル戦ではこの試合にフル出場したことによりスタメン出場はないでしょう。キケがビジャ、シルバで行くのがセルタ戦のスタメンではっきりわかりました。ある意味、予想通りです。

まあ、セルタ戦の愚痴はさておき、このセルタ戦でのモリエンテスは試合後、スタンド観戦していたある男の子にユニフォームをプレゼントしたそうな。その彼は数ヶ月前に交通事故により車椅子生活となっていたそうです。

モリエンテスの人柄が何とも出ている話ですよね。

試合にはお子さんも観戦に来ていて、試合後のミックスゾーンにパパモリエンテスを追いかけてカワイイ、カワイイ息子さんもパパの会見の様子を笑顔で眺めておりました。

本当に可愛くてびっくりしましたよ!(笑)

自分は今シーズンのモリエンテスを観ながら、その決定力は勿論ですが、必死に守備でも貢献しようとする姿を評価したいんですよね。このセルタ戦でも体が言うことをきかなくなっているのは明らかでした。シーズンの疲れが溜まり、出てきている頃なんでしょう。前半から滑っていたのはそういったコンディションの面もあると思います。

ただ、気持ちで体を動かしながら必死で守備をする姿は、やはりビジャに見習ってもらいたい。ビジャにまだまだ足りない面だと思うから。まだ波があるビジャがモリエンテスの安定感を得たら怖いものなしですから、本当に。


さて、セルタ戦では出番がなく温存されたマルチェナ。

後半22分にウーゴ・ヴィアナが入って3人目の交代が終わり、この試合で出番がないことがわかったマルチェナですが、その後もアップゾーンで1人体を動かしていました。

通常なら3人目の交代が終わった時点でアップゾーンからベンチに戻るのですが、マルチェナは誰に言われることもなく、黙々とダッシュを繰り返していました。以前もマルチェナのアップ姿についてお伝えしたことがありますが、これがマルチェナという選手。

別にフィジコのパコが「走れ」と言ったわけではないでしょう。あくまで推測ですが、マルチェナは自ら走りたかったんでしょうね。インテル戦に向けて。

スタメン出場の時もアップ時の最後にパコにボールを投げてもらって1人ジャンプヘッドを黙々とやるのがマルチェナ。これ、絶対1人で残ってやるんですよね。メスタージャで観戦する機会のある人はマルチェナがスタメン出場する時注目して下さい。

モリエンテスにしろ、マルチェナにしろ、自分の体を知り尽くしているからこそ人に言われなくともやるべきことをきちんとやっている。

ヒムナスティック戦後のオフもモリエンテスは練習場に姿をみせて違和感のある筋肉の処置をしてもらっていたようです。家でゆっくり休んでいたいと思うのが普通ですよ。

マルチェナも同じで復帰した直後の頃はオフでも練習場に来てトレーニングしていました。

インテル戦でも彼らのような選手がきっと活躍してくれるんじゃないかと期待しております。

だからこそ安定したパフォーマンスを発揮できる。本当に基本的なことですが、だからこそ誰にでも出来るものではありません。頭が下がります。

リーガ第25節 セルタ戦 

リーガ第25節 バレンシア対セルタ バレンシアのスタメン
【セルタ戦のスタメン図】

3日に行われたリーガ第25節バレンシア対セルタの試合のスタメンが発表に。

デル・オルノがスタメン

バラハ、ビセンテも復帰




前半は、「久々にこんなつまらないサッカーを観た」という程の乏しい内容。

確かにセルタが守備組織を整えることを優先し、きっちり引いてきたため崩す攻撃というのは難しいかもしれないが、それを差し引いてもあまりに手がなさすぎる内容。

ということで、ハーフタイム中、シルバがアップ中。FWモリエンテスもビジャも悪すぎ。ビジャ、ボールを失った後、追わなすぎ。自分がミスしたのなら最低限ボールを追うべき。君はそんなに偉い選手なのか!?モリエンテスも滑りすぎ。スパイクどうかしたの?




ということで遅くなりましたが後半。

確かに前半同様にセルタに引かれ四苦八苦。ただし、シルバ、ホアキン、ビアナを投入し徐々にリズムは良くなっていった。

が、やはり問題はFW。

相手にこれだけ引かれてスペースがない時には自分たちでスペースやパスコースを作る必要がある。だからこそ、FWのコンビネーションが必要。

ビジャが動いて出来たスペースをモリエンテスが使うとか、モリエンテスがポストプレーのために引いてできたスペースをビジャが使うとか前後左右のギャップをうまく利用して相手DFを崩していく必要があるが、どうもバレンシアはそれが出来ないし、しようとしない。

ということで、今日のセルタのようなサッカーをすれば「バレンシア相手に良い勝負ができる」と下位チームに知らせてしまった今日の試合でしたね。今後はこの展開で苦しめられそうです。

モリエンテスの得点はさすが。あれを決めるあたりはモリエンテス。

が、今日はその得点以外に入りそうな気配もなし。

むしろ、「また追いつかれるか…」のにおいプンプン。

よく逃げ切りました。しかし、この審判もまたやってくれました。

最後の主役は審判でMVPはやっぱりアジャラさんでしょうか!?

前後半を通して不甲斐ないFWたちに「しっかりやれよ!」と怒鳴りちらしてましたから。そりゃ、あれだけきっちり守ってボールを奪ったのにいとも簡単にボールを失われ、その後追わない態度をみせられたらキレますね。

ビジャよ、試合終了間際のオフサイドは確かにオフサイドじゃなかった。1点のチャンスだった。

ただ、もっとやるべきプレーはあったはず。君は王様、ロナウドのようなプレーをしていてもビジャじゃない。走り回って駈けずり回って何ぼの選手。

良い試合をしたビデオじゃなく、今日の試合のようなビデオを是非、家で100回くらい観て下さい。

変わらない国、スペイン 

3月2日のマルカ紙一面トップ
【3月2日のマルカ紙一面トップ】

セビージャダービーは再試合に

ファンデ・ラモス監督へのペットボトル直撃事件の裁定がこれ↑

「うそっ?」

という思い以上に、「やっぱりね」「だろうね」という思いの方が強かったのはもうスペインという国に慣れてしまったからだろうか?!

別に厳しい制裁を加えればいいという問題ではない。また、ベティスだけに責任をなすりつけるのもちょっと違うと思う。

ただ、今回の一件について私の意見は一貫していて、

「単なるセビージャダービーの問題ではない」

ということ。「スペインサッカー全体の問題」だということ。今回の制裁や周囲の言動を見る限り、これまで通りの処分、処理がなされて「はい、これでお終い」となるのが目に見えている。

確かにファンデ・ラモス監督は不幸中の幸いで大事には至らなかった。翌日からは元気に現場に復帰した。

だからといって、こういう問題解決でいいのだろうか?

今後、こういう暴力行為がなくなるのだろうか?

根本的な解決を見送って、臭いものに蓋をすればいいのだろうか?

完全に答えは「NO」だと思う。

3月2日のマルカ紙見開き2、3ページ
【3月2日のマルカ紙 見開き2,3ページ】

トップに出したように、昨日2日、制裁が下される当時のスペイン最大のスポーツ紙、『マルカ』に見開き、2、3、4と3ページも使い大々的な特集がなされていた。

約3ヶ月もの極秘取材によって明らかにされた(らしい)事実は、

「これを(読者のみなさんに)お話できる」

という大きな見出しのもと書き出されていた。

マルカのある記者が潜入取材として3ヶ月の間に全20チームのホームゲーム全てにアウェーチームのファンの1人として入り込み、

「いかにリーガのスタジアムが安全であるのか」

を実証したというものだ。懇切丁寧に20のスタジアム全部での出来事が書かれていたが、確かに危険な目どころか時にホームチームのファンから親切にされたり、ビールをおごってもらったりしたそうだ。

『マルカ』さん、ごめんなさい。天邪鬼の私は、開いた口がふさがりませんでした… スペインってやっぱり、イタリアと同じなんですね…

セビージャダービーで起こった事件、悲劇が今あるからこそ、マスコミを初め全員が考え直すべきことは、スタジアム内での安全対策についてではないのか?

どうすればモノの投げ込みがなくなるのか?

どうすれば人種差別的野次がなくなるのか?

どうすれば安全にサッカーを楽しむことができるのか?

それをマルカは、「安全ですよ、スペインのスタジアムは」ときた。確かにその通りなんでしょう。スペインのスタジアムは安全なのかもしれない。

ただ、問題はこのセビージャダービーや昨年メスタージャで起こったように本当に何かが“懸かった”試合ではファンも本当に“熱く”なってしまい時にモノの投げ込みのような愚行が起こってしまうということ。

セビージャダービーだけではなく、28日の国王杯ではサラゴサホームでも投げ込みがあった。ジョルケラがファンを挑発したのしないのあるが、現実にペットボトルが投げ込まれコーラがかかっている。ライカールト監督は、「ジョルケラ、落ち着け。勝ったんだから」と中に入って彼を落ち着かせたらしいが、そういう問題でもないんじゃないか?!


結局、このセビージャダービーは何ら教訓にされることなく、「変わらない」のだと思うと何ともやりきれない気分だ。

私とてリーガでライター、記者を務めている以上、リーガが中断されたり、フットボールがなくなれば仕事に支障がでる。だから、本音を言えば無くなっては困る。

とはいえ、将来的な目で考えればこういう行為に目をつぶってフットボールをみていても結局はどこかで破綻がくるのは逆に目に見えている。

だから、声高々に叫んだつもり。私は外国人記者ではあるが、リーガやフットボールが好きだから今を我慢して将来のためになるならそれでも良いと思う。本当にリーガやフットボールのためになるなら。

それは、バレンシアのオフィシャルカメラマンに言われた写真の一件と全く同じ感覚だ。

私は純粋にフットボールが好き。楽しみたいし、楽しいからこそ記事が書けるし書かせてもらえる。伝えたいことも出てくる。

フットボールをバレンシアという言葉に置き換えればいいだけのこと。

写真の件でもオフィシャルカメラマンは結局、目先にある日本マスコミからのお金に目がくらんでしまっている。自分はその先にある、バレンシアというクラブをみているから正直、彼とはやりあいたくないし自信を持って自分の行動を正当化できる。


今回、スペイン国内で起こったことについても結局はそういうこと。

マルカも含めスペインメディアはリーガが無くなれば、ストップすれば困る。目先の仕事が減る。クラブは無観客試合になれば目先の収入が減る。安全対策に余分な予算を使えば目先の経費は増える。

でも、将来的なフットボール、リーガのフットボールを考えた時には正しい行動を取っていかないとダメで、私も含めてマスコミの人間はそれを叫んでいく必要があるのではないか?!

例えば、皆さんにこのブログでお伝えした去年起こったバレンシアでの地下鉄事故。合計40人以上の方が亡くなり、事故翌日から電車は通常通り再開している。

そして、今でも、2007年3月現在でも、

事故当時と同じ旧型の車両が走っている。動いている。

事故の原因は「スピード超過」であり、「旧型車両に自動ブレーキシステムがついていなかったから」だったはずだ。

なのに何も変わっていない。それが普通なのか?


また、今回の事件に関連するサッカースタジアム内でのジュースの販売について。

私は前からおかしいと思っていた。

確かにペットボトルの蓋を取って販売している。ただ、売られている。蓋をポケットに忍ばせてスタジアムに入れば今回のようなことになりかねない。

メスタージャでは会見場で記者が頼むジュースはペットボトルからコップに移し変えるのに、一般販売の場合は蓋を取るだけだ。

おかしくないか?と思ってきた。

スタジアムによって荷物チェックの仕方も全く違う。

メスタージャでは一応、カバンを見せて係員が触っているが、ほとんどの場合、中を見ていない。

レバンテのスタジアムではそれすらない場合が多い。

安全基準がバラバラでクラブに丸投げされているような感覚を受ける。

今回の一件は一部の「馬鹿げた人間がやってしまったこと」と解釈されているし、それはそれで当たり前の帰結でもある。スタンドにいる何万人もの人間がみんな「馬鹿げた人間」ではサッカーなど到底できるわけがない。

ただ、その数人の人間に歯止めをかけることが安全対策なのではないか?

たった数人のために無駄な予算を…とは言えないのではないか?

自分たちで変わらないのなら、我々外国人も力を貸そうではないか。

いつまでも、「変わらない」「変えられない」のでは本当のファンを失ってしまうのだから。

メディアリリースのお知らせ 

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【OCNスポーツ:日本!ワールドサッカー】

ライター小澤一郎よりメディアリリースです。

日本!ワールドサッカー

にて2月末よりマッチレポート、コラムを執筆中です。

このブログ、「バレンシアサッカーライフ」経由でお仕事のオファーを頂きました。このようなブログではありますが、自分なりの活動が認められたようで嬉しいですね♪

お陰様で複数の媒体で原稿を書けるようになりつつあり、ブログの更新頻度、質的なものが落ちかねない面もありますが、やはり自分が一番安心して思ったことを書ける場所であり本当の意味でホームなんです、ここが。

これからも何卒宜しくお願いします。そして、「日本!ワールドサッカー」も宜しくお願いしますねm(__)m

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