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 2007-04 

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レクレアティーボ戦で人種差別の野次 

バレンシア対レクレアティーボ戦、メスタージャスタジアムにおいて人種差別的野次がありました。

前半32分、レクレアティーボのシナマ・ポンゴルが左サイドを駆け上がってチャンスを作っていた際、コーナー付近にあるウルトラス(「ヨムス」)の一角から、

「ウッ、ウッ、ウッ」

という低音での叫び声が上がりました。

そのプレー後、シナマはその一角に対して怪訝そうな表情を浮かべて左手で「やめてくれ」とジェスチャー。

これまで何度も言っているようにこういう負の側面はスペイン人は全く取り上げない点。

残念ながらバレンシアのメスタージャでもこういうことが未だに起こっている現状です。

自分も未だに街を普通に歩いていて時々、

「ニーハオ、ニーハオ」

言われるんですよね。まあ、最近では中国人が多く住む地域で暮らしているので気にもしなくなりましたけど…(苦笑)

でも、良い気分にはならないです。そう言われて、「ニーハオ」と笑顔で返せる余裕はないですから。

まあ、それは置いておいて少なくとも自分の好きなサッカー界からこういった人種差別は根絶したいと強く願います。奇麗でも偽善でも何でもなく、純粋にサッカーとは誰もが愛せる、愛してもらいたいスポーツだと思うから。

記者としてこういう事柄に正面向いて戦っていくこともやはり必要なんでしょう。スペイン人がなかなか気付かない、放置しがちなこういった問題を掘り起こすことも外国人記者だからこそ必要なのかもしれません…。

シナマ・ポンゴルの悲しそうな表情が未だに脳裏をよぎります…

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第32節 レクレアティーボ戦 

リーガ第32節 バレンシア対レクレアティーボ バレンシアの出場メンバー
【第32節 レクレアティーボ戦の出場メンバー】

マッチレポート(スポナビ内)

試合後のバレンシアのコメント

メディカルスタッフへの疑問


後半、ホアキンの得点によりすっきり2-0と勝ちましたが、勝ったからこそ先を見据えたくなる試合でした。レクレのマルセリーノ監督が語っていたように前半レクレにあった決定機が決まっていればラシン戦のようになる可能性もあったと思うので…。

注目が集まるレクレアティボのマルセリーノ監督

まあ、レクレはレクレらしいサッカーを披露してくれましたが、やはり役者はバレンシアが持っていた。

ビジャ、シルバ、ホアキンはさすが。

例えば、ホアキンなんかもミゲルがもう少し良い形でサポートしてあげたり、ボランチやFWがパスコースを作ってあげるともっと活きるようになると思うんですよね。この試合でも前半、3人に囲まれ1人で打開するしかない場面などもあったから。

今はホアキンの力、能力に頼ってホアキンにボールが到達しても全体が流れるように右サイドにシフトチェンジしていない現状。ボールの流れ、動きと一体化して選手のポジションが自然に流れていくと全体のポジションバランスが整い、複数のパスコースができ、ボールを失ったとしてもコンパクトな状態ですぐに守備に入れるのですが、やはりフィジカル的な弊害もあってかなかなかそれは実現しないですね。

1つのボールの動きに対して動きが単発なのは俯瞰的に見ていて気になる点です。良いチーム、モダンなチームはボールが1つ動けばピッチ上の11人がさーっと波を打つように動いていって綺麗なシルエットを描くもんですから…。

とはいえ、この試合では選手、チームのコンディションは向上していました。やはり週1ペースでの試合になると変わるものです。


この試合、何度かアルベルダが前線に飛び出すプレーを見せていましたが、やはり彼は守備的にどんと構えてこそ活きてくる選手。マルチェナにしてもパスのセンスはあるし、攻撃的な役割も果たすことはできるけれど、やはり彼の守備力を捨ててまでそういう仕事をすべきではないし、アンカー役が適任。

返す返すもボランチに攻撃的選手が1人欲しいですね…。

そこでボールを受けれて、攻撃を作れる選手がいればがらっとチームカラーが変わると思います。

先日の練習場、キケをスペイン人記者と一緒に囲んだ際、

「シルバをボランチで起用できないのか?」

なんて質問が他の記者から飛んだのですが、キケは、「ヘタフェ戦でやってみたけど、うまくいかなかったから…」と回答。まあ、個人的にもシルバをそこで使うならアイマールなんかも使っていたんだろうな、移籍することもなかっただろうな、と思うので妙に納得しました。

バレンシアらしい監督だと思うんですよね、その辺の思考回路が。

もし、バルセロナならシルバやアイマールを躊躇なくピボーテ起用したりすると思うんですが、ボール支配にこだわず、守備を第一に考えるバレンシアのようなチームを率いる監督であればやはり魅力的に映る以上にリスクがあることに弊害を感じるのでしょう。

セスクくらい当たりが強い選手なら起用できますが、やはりシルバは当たり負けするシーンが目立つ選手なのでそういったポジションで使うことはできない。

まあ、来シーズンはバラハ、エドゥがいてもう1人攻撃的MFを獲得するはずですからそんな心配やコンバートを考える必要はないんでしょうが、今シーズンの残り6試合もその軸、核なしで攻撃を考える必要があるので何か対策が欲しいですよね。

個人的に一番手っ取り早い対策はセットプレーだと思うんです。

残念ながらこの試合でも何回もセットプレーがあったんですが、どうも入りそうな気がしない。セットプレーなんて指導者からすると軽視しがちな練習ですが、裏を返せば、時間をかけてやればやるだけそれなりの効果があったりするもんです。

日本代表のトルシエとジーコの違いを思い出せばはっきりイメージしてもらえると思うんです。

今シーズンも試合前日の非公開練習で一応セットプレーはやってますが、それ程綿密にやってる感じじゃないんですよね。キケよりは代表のアラゴネスさんの方が丹念に反復させる印象です。アラゴネスの場合は、スローインからの組み立ても練習させてますからね、いつも。

今シーズン、コーナーやフリーキックから決めた点を他のシーズンと比較したらどうなんでしょうか?

機会があればデータを拾ってやってみたいもんですけど、アジャラ、アルビオルと高さのあるセンターバックが2枚上がっていきながら、彼らがあまり目だって競り勝っていない気がするのは私だけでしょうか?モレッティなんかも上がることありますが、ほとんど観ないですよね、彼の姿…(笑)アジャラ、アルビオルに隠れて伏兵的に使えば面白い駒になると思うんですが…

まあ、今度機会があればキケにセットプレーについての考え方なんかも聞いてみたいと思います。キケ、バレンシアのみならず、リーガ全体でセットプレーに対する自信や意気込みがどうも薄い気もするんですよね…?

フィジカルや高さの問題ではなく、単に練習しているか、時間をかけているかどうかの問題なのですが…。セットプレーで点を獲れる程、楽で大きいものはないですから。バレンシアにはリーガの他のチームに先駆けてセットプレーがきたら、「よっしゃ!」と全員が思えるくらいのチームになってもらいたいものです。

バルサなんて絶対に軽視してるでしょうし…(苦笑)


とはいえ、今一番の問題はキケも言っていたようにアウェーでの戦い方。なので、次節のデポルティボ戦が本当に正念場となるのでしょう。

今シーズン、いまだに逆転勝利というものがない先行逃げ切り型のバレンシア。それこそ、このレクレアティーボ戦のように畳み掛ける攻撃で2点を先に奪えるかどうかが焦点となりそうです。

もう優勝争う云々を語る位置でもないので、変なプレッシャーはないですから目の前の試合に集中できる良い位置なのかもしれません。ここから、6試合、ぶっちぎりで全勝する可能性も個人的にはある気がしています…。



4/30現在、755人が参加中。
mixi内、バレンシアサッカーライフ

スナイデル獲得は断念 

バレンシアがアヤックスのスナイデルを獲得する可能性はほぼ絶望です。「ない」と言っておきましょう。(その方が変に期待しなくてもいいですから?)

先日、アヤックス側からバレンシアに届いた回答ではとてもバレンシアが払える移籍金ではない模様。具体的に金額は出ていないものの、推定2000万ユーロ程度は提示しているようです。

その背景にはスナイデルに対して多くのクラブが関心を示している現状があります。バレンシア以外にも、

マンチェスター、バルセロナ、アトレティコ・マドリー、ミラン

といったチームが獲得に興味を示しており、アヤックス側としては今の段階で具体的な金額提示をする必要もなく、あくまで考えているよりも高い金額提示をしておけばOK。また、リーグ戦での優勝争いが今日(29日)ある状況であまり移籍話しで騒動を起したくないのが本音。

いずれにせよ、バレンシア側は次の補強選手に向けて動き始めております。

Bチームのデュケ監督が入院 

バレンシア・メスタージャ(Bチーム)のサンチェス・デュケ監督が不整脈のため集中治療室に入院しております。

26日(木)には練習場で監督の姿をみて、いつもと何ら変わらない様子だったのでかなりびっくり。

命に別状はない模様ながら状態としてはあまり良くないとの情報で、まだもう少し病院で安静にする必要ありとのこと。

前節の敗戦でBチームはとうとう降格圏内に入り、監督解任の噂も尽きないためその辺の心理的なストレスが問題ではないかと言われております。

いずれにせよ、まずは一刻も早い回復を願います。

そして、Bチームの選手たち、監督のためにも次節は勝利を!!

アニモ!!

ビジャ移籍の噂について 

4月25日の『ムンド・デポルティボ』紙の一面トップ
【25日のムンド・デポルティボ紙の一面トップに掲載されたビジャ】

いつも言ってるように現地の新聞はどこも立場が明確です。『マルカ』、『アス』は完全にマドリー寄りで、『ムンド・デポルティボ』、『スポルト』はバルサ寄り。『スーペル・デポルテ』はバレンシア。

だから、今朝の『ムンド』に掲載された「バルセロナがビジャに興味」との情報にも特に驚く必要もありません。バレンシアファンの皆さん、心配するのはよしましょう!(苦笑)

確かに、こういう見出しでいきなりビジャの写真があったら、新聞を買ってみようかなという衝動に駆られるので新聞社にとってはその時点で目的達成ですもんね。私も普段はバルサ寄りの新聞を1つは買うので、毎日の見出しを見比べてから『ムンド』か『スポルト』か買ってますが、さすがに今日はビジャを買いましたよ(笑)まんまとムンドの罠にはまってしまいました…

記事の内容なんて読んでも全く具体的じゃなくて、「ビジャは選手として成長するためにバルセロナに来たがっている」という内容をビジャのコメントとしてではなく「我が社が得た情報では…」という形で掲載しているんですから。

どこの誰からそんなビジャのコメント、気持ちを聞いてきたんですか?と逆に聞き返したいくらいですからね(笑)

チェルシーが7000万ユーロのオファーなんて話しも本当かどうかはわかりません。あくまでビジャの契約解除金は1億5000万ユーロなので実際にはそのオファーの倍が必要です。

個人的にはビジャには悪いですが、チェルシーとの対戦でモウリーニョ監督がビジャへの興味を増したとは思っていません。選手としてはまだまだ。テリーやカルバーリョといった本当に世界レベルの2センターバックを相手にした時のビジャはまだ本領を発揮できるまでに至っていない。工夫と経験が足りないですから。

本当に彼が選手として成長したいならバレンシアに残るべき。そしてチェルシーやインテル戦でもそうだったように本当に世界レベルのセンターバックコンビに対してどう対処するのか今年の経験を活かしてまたバレンシアでチャレンジすべき。

例えば、チェルシーとの第2戦の前半でリーグ戦同様に大したタックルでもないのに痛がる演技をした。あれなんて彼の経験不足を露呈した形ですから。CLやプレミアリーグのチーム相手にリーグ戦と同じスタンスでプレーしているのが丸分かりでしたもんね。あのシーンをみた審判がバレンシアに不利な笛を吹いていたとはいいませんが、あそこで印象を悪くしたのは確かでしょう。本当に大事な試合、何かが懸かった試合ではそんな些細なワンプレーが試合の流れやレフェリングを変えることになってしまう。チームの前線を担う選手としてはお粗末な演技でした。


移籍については、例えバルサに行ったとしてもチームのスタイル、システム的に難しいでしょう。ましてや攻撃をビジャ中心のチームにしてくれるはずもない。例え、ロナウジーニョ、エトーがいなくなったとしてもメッシが中心となるのは明らかですから。

チェルシーに行ったとしても中心はドログバ。やはり選手が一番成長できる環境というのは自身を中心に据えてチーム作りをしてくれるチーム。バレンシアがビジャを必要なこともありますが、ビジャにとってもまだバレンシアは必要なはず。

ただ、バレンシアもビジャもプロのクラブ、選手ですからオファーの額が本当にそれだけ高額ならオファーは聞いて然るべきでしょう。その上で判断してもいいし、もしかしたら移籍することになるのかもしれない。

そうなったらそうなったでそれは仕方のないこと。サッカー界も資本主義社会ですしお金のあるチーム、クラブに良い選手が集まるのは必然。バレンシアは巨額の資金があるチームではないし、ソレール会長がいくら「我々は買い手クラブ(市場)」と言っても欧州のクラブ予算ランキングでいえばそんな上位に位置するクラブじゃない。(20位にも入ってませんからね…)

決して移籍容認の意見ではないですが、そういうスタンスで今の(欧州)サッカー界をみていくことはファンの立場としても必要なんだと思います。

とはいえ、あまりビジャに関しては心配していません。彼の毎日の練習の様子をみるにつけバレンシアで満足感、やりがいを得ながらプレーしているのはわかる。来年に向けての課題も見つけた。本当に移籍する前にもう少しバレンシアでやるべきことがある気がしています。そんな心配をする前に今、この瞬間、バレンシアで披露してくれる素晴らしいプレーを堪能したいな、私は以外に冷静にそう思っています。

アングロ、マルチェナ、ガビラン、ホアキン、レクレ戦OK! 

24日の練習ではホアキンが室内に残りレアル・マドリー戦で痛めた怪我の箇所の治療をしていたようですが、レクレアティーボ戦(28日)は間に合うようですね。練習後本人もキケ監督も我々(マスコミ陣)にそう語ってくれました。

また、レアル・マドリー戦に欠場したアングロ、マルチェナ(出場停止も兼ねる)、ガビランが元気な姿で全体練習復帰!3人共にゲーム形式の練習も含めて良い調子でやっていたので出場に向けては問題なさそうです!

ガビラン、久々のメンバー入りとなりそうですね!コンディションも良いようでした。彼にとってこの6ヶ月、忘れもしないオレンジユニでのアウェー、ラシン戦(その試合以来オレンジユニ見てないですね…苦笑)からの長いリハビリ期間は人間として彼を一回り成長させてくれたはずです。

バラハも昨日(23日)からボールを使ったトレーニングを始めていますし、今日も別メニューながらピッチに出てきてトレーニングをしておりました。来月にはチーム合流できそうですね。

ラウル・ガルシアはA・マドリーへ 

やはり状況からしてそうなりましたか…

オサスナのラウル・ガルシアはアトレティコ・マドリーへの移籍がほぼ決定。

オサスナ側とほぼ合意に達していたバレンシアはラウル・ガルシア側に23日を期限に最後通告を突きつけていましたが、本人がアギーレ監督のアトレティコ行きを決めた模様。

オサスナにとってもバレンシアより高額の1400万ユーロの移籍金が入り、ラウル・ガルシア本人もバレンシアが提示した年俸より約40万ユーロ高い基本給が入るので当然といえば当然ですが、カルボーニSDも言っていたようにバレンシアはオサスナとの交渉前に選手側と大筋で合意に達していました。

ソレール会長がオサスナのイスコ会長と合意に向け前向きな意見をかわした直後に選手側の代理人が突如、「バレンシアとの契約なんで一切ない」としアトレティコ側から良いオファーを引き出したというのが事実のようですからバレンシアとしてはそりゃ怒りますよね…。

とはいえ、無理に高額の金額を出さず最後は最後通告まで出し強気の姿勢、プライドをみせたことは評価できるのではないでしょうか。

順調に交渉を進めていた土壇場で獲得を失敗したことは痛いですが、本当の意味で失敗したのはバレンシアではないと思うので…

次の標的はデポルティボのアリスメンディと言われていますが、彼はあくまでFW。今後は攻撃的ボランチ獲得に向け再度動き出すことでしょう。

リーガ第31節 レアル・マドリー対バレンシア 

リーガ第31節 レアル・マドリー対バレンシア バレンシアの出場メンバー
【第30節 レアル・マドリー戦の出場メンバー】

色々な意味で準備の差が出た試合でした。選手のコンディションも監督の采配、ゲームへのプランニングも全てレアル・マドリーに軍配ありだったと思います。

これで勝ち点をとっていたらレアル側は「やられた…」ということになっていたでしょうね。

キケ監督としても後半同点に追いついてから追加点が奪えず徐々にレアルペースになっていくのはわかったでしょうが、如何せん、交代要員がいないですからね。そこでグティ、ベッカムを投入できる余裕が相手にはあった。やはり終盤戦になって勝負を決めるのは選手層ですし、そこでこれだけ人員がいないとチェルシー戦同様に「やられるのは時間の問題」となってきます。

2点目のセルヒオ・ラモスの得点シーンは完全に守備の連携ミスでしょう。あれだけDFラインを下げる必要もなかったし、あそこに入るボールをGKが出れないとなるとやられても仕方ない。

今シーズン、何度も指摘してきたようにあの辺のボール処理でカニサレスは不安定すぎますね。勿論、ベッカムのボールは良かったものの、ボールが蹴られてから体が反応してますし、初めから彼の心の中では出る気がなかったというのはあからさまにわかりました。やっぱり、飛び出しに自信がないんでしょう…

ホアキンの交代に関しては、既にキケ監督もホアキン自身も述べていましたが筋肉トラブルによる仕方ない交代。太ももの裏の肉離れのようですね。怪我の程度はまだわかりませんが、彼自身は試合後、「来週出れるように最善を尽くす」と言っておりました。

いずれにせよ、現実的にはリーガのアディオスはほぼ決まりでしょう。正直、優勝争いをしていなければ4位確保も怪しいと思っていたのでこの試合は最低引き分けだと思っていたのですが、この内容では勝ち点など奪えるはずもないですね。

まあ、チーム状態がわかっているだけにそれ程批判や非難はできませんが、レアルのサッカーもかなり穴があっただけに悔しい敗戦でした。

リーガの若手選手が大人びている理由 

4月19日 スーペル・デポルテ バレンシアのダビド・シルバ
【19日にスーペル紙に掲載されたシルバ】

この人が代表格じゃないかと思うわけです。なにか?

リーガの若手選手はみなえらい大人びています。シルバはその代表的存在でピッチ上でのプレーのみならず、ピッチ外でのファン、マスコミ対応が実に素晴らしい。まだ21歳ですからね、彼…(自分がその年齢、大学生の頃と比較すると恥ずかしくなります)

カンナバーロにも「シルバが今季のリーガのサプライズ」と言わしめたくらい、シルバの名前は既に一躍リーガの新人王的存在になっていますが、彼の良さは決して浮かれないところ。謙虚さはやはり彼のお父さんの存在が大きいんでしょうね。

でも、シルバでなくともバレンシアでいえばアルビオルもガビランもBに所属しているパジャルドやセッラであっても若手はきっちりプロの選手らしいファン、マスコミ対応をする。その理由は、やはり環境にあるのでしょう。

スペインのクラブはどこも基本的に練習もオープンでファンもマスコミも問題なく選手に近づけます。練習後に毎日記者会見があり、それ以外にも各媒体が個別にインタビューをとったり取材したりして選手も基本的に対応してくれる。

そして、新聞、TV、ラジオとメディアの情報はとにかく量もソースも多いため彼らが目にする機会も多く、自然と先輩選手から良い例、悪い例を学んでいる。

Jリーグはどうなんでしょう?毎日、記者会見に選手が出てくるなんてないんでしょうね?選手が何か喋る場合は、雑誌やTVのインタビューでどうしてもギャラが発生するようなことになるので、場数は踏めないのが事実でしょう。

対してスペインの若手はとにかく場数を踏んでいる。経験値は20歳そこらでももしトップに籍を置いていれば多分、日本代表クラスの選手くらいファン、マスコミ対応をしているのではないかと思うわけです。

逆に日本では“U-●日本代表”と日本代表の名前が付くとちやほやされ、周りから「おーっ」という目でみられますが、スペインではU-●スペイン代表なんて選ばれてもメディアに取り上げられることはほとんどない。というか、下部カテゴリーのスペイン代表の活動内容なんてマスコミに登場してこないのです。

要するに、優先順位がはっきりしています。スペインの若手選手はトップに上がって1部でプレーすることが目標。そこに到達してやっと一人前と認められる。周りの見方もそう。だから、例えカンテラ選手でやれスペインU-19代表だの肩書きを持っていてもトップに上がっていないなら相手にされない。

選手本人もファン、マスコミもそれが当たり前でそういう環境の中でサッカーが成立しているため、自然とそこに到達する選手というのはそれなりのものを身にまとっています。

だから、Jリーグで日本的に「新人研修」なるものが開催されていますが、リーガでは絶対にやらないと思います。必要ないですから…。

指導哲学についても同じスタンスなんだと思います。日本の指導者はどうしても「教える」「伝える」上からのベクトルになりがちですが、スペインでは「育つ」「出てくる」スタンスなので余裕があってとにかく指導者と選手の立場が対等。日本のように先生、生徒的関係はまずないというのがスペインにいて思うことです。

だから必然的にそういう土壌から出てきた選手というのは「教えてもらう」という受身の姿勢ではなく環境から「吸収して芽を出した」選手が多く実に積極的な姿勢を持っている場合が多い。

また、日本のようにカテゴリーで分断された壁がないので、天狗になりにくい環境でもあると思います。

例えば、高校生で選手権に出て活躍しようものなら一躍全国区のスター扱いですが、スペインでは有り得ない。例えばそのカテゴリーで優秀ならすぐに上に引っ張られて上のレベルでガツンと鼻をへし折られる。バレンシアのアーロンがいくら17歳で秀でていてもトップで練習したらアジャラさんやアルビオルにガツンとやられてしまって「俺って凄い」とか思う時間や環境を与えてもらえないんですよね。

シルバにしたって同じでしょう。

いくら今シーズン活躍したとはいえ、リーガやCLで世界的なDFやボランチ相手にがっつりやられる時にはやられている。だから、天狗になんてなれるわけないのです。

環境… その点は本当にスペインが羨ましくなる時があります。



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記者としての見方、ライターとしての書き方 

バレンシアが今シーズンのチャンピオンズリーグでベスト8まで残ってくれたお陰でバレンシアも日本のサッカーファンには少しは注目されたのでしょう。

ただ、チェルシーに敗れた今、日本メディアにどう扱われているのかは簡単に想像できますよね。

クラブ規模や選手のネームバリューからしてチェルシーの方が上ですし、バレンシアがもし勝っていたらとんでもないビッグサプライズだったのは間違いありません。だから、今の結果はごく普通のこととして受け止められているはずです。

チェルシーが見せた“弱者のサッカー”。

自分は今シーズンから本格的にバレンシアで記者、ライター活動をはじめたわけですが、色んなことを考えるんです。

例えば、杉山氏が書かれたような記事はすごくライター的な記事です面白い。客観的でやはりサッカーを観る目は鋭いと思います。いつも拝見していて凄く勉強になる。

ただし、バレンシアをいつも観ている記者の目からこの記事を見ると「?」マークを付けたくなることもあるんです。

第1戦後に書いたと思うんですが、バレンシアがチェルシーとの第1戦で一番嫌だった選手はカルーでした。前線で中途半端なポジション取りをされて凄く捉え難かった。

バレンシアの場合、組織がかなりしっかりしていて選手の戦術理解度も高く、その意識が統一されている。だから、ドログバ、シェフチェンコのように前線で張って純粋なFWの仕事をする選手は捉えやすいんです。インテルのズラタン、クレスポを抑えたのもそういった理由から。

逆に中途半端にセオリー破りなプレーやポジション取りをする選手にはバレンシアは滅法弱い。システマチックなバレンシア故にそのシステムバランスを崩すような選手がいてマークすることになると途端に弱点が出てしまう。

まさに、日本人のような応用のなさが時にありますが(笑)、国内リーグでいうと獲得を狙っているエスパニョールのルイス・ガルシアなんかつかみにくかった。彼とデ・ラ・ペーニャの2人でやられていたのはそういった理由から。

だからこそ、第2戦でモウリーニョ監督が純粋な4-4-2にしてきた時、スタメン表をみた時、「やった」と心の中で叫んでしまった(笑)。まあ、この試合に向けてエシアンが復帰してきたので彼をボランチに置きたかったのはわかりますが、多分キケ監督としてもカルーやジョー・コールをスタートから出されていたら凄く嫌だったはず。

なので、ぶっっちゃけて言うと、モウリーニョ監督の後半からの選手交代や采配が凄いとは思わないんです。負け惜しみではなく、純粋に2チームの状況や第1戦の内容、展開から考えるとチェルシーが前半から圧倒してもおかしくないと思っていたから。

ある意味、前半1-0でリードし、ロスタイムまで踏ん張ったバレンシアは凄いと思う。

現場で観ている人間からするとそれだけ両チームの差は感じたし、フットボリスタの原稿でも書きましたが怪我人不在の影響はかなりあった。

怪我人を嘆くのも負け惜しみではないんです。チェルシーとバレンシアではやはり25人のチームとしての質・層を見た時には全く違う。バレンシアはスタメンも含めて15人くらいまではCLタイトルを狙える選手が揃っているけれど、それ以降の選手はやはりスタメンと差がある。だからこそ、これだけ怪我人が出た時にバレンシアの力は本当にガクンと落ちてしまう。25人チェルシーばりの選手を揃えようと思ってもそれは無理。クラブ規模、年間予算があまりに違いますから。

私はキケ監督が試合後に「14人では…」と嘆いた瞬間、自然に頷いてしまいましたから(笑)。

近くで観ていたからこそ、本当にしんどい状況はよーくわかった。

だから、スポナビの東本さんのコラムにもちょっと「?」なんです。

賭けてもいい。盛んにわき上がったブーイングは、何としても敵をねじ伏せてみせるという意志をまるで感じさせなかったホームチームの方に向けられていたのだ。



コラム中に上記の内容がありましたが、残念ながら現場記者として言わせてもらうとメスタージャファンのブーイングは「情けないぞ、バレンシア」ではない。

本当のバレンシアの状態やチェルシーとの差をはっきりわかっているからこそ、何とか有利にしようとファンも必死で戦っていた、のが正解だと私は思っています。

このブログの読者の方も含めて日本のバレンシアファンで「今回のチェルシーには絶対勝てたよ!」って言う人いますか?(笑)

バレンシアの状況をよくわかって、長い目で今シーズンを観てきている人ならそれは絶対に思わないでしょうし、敗戦を受け止め、純粋に「よくやった」「チェルシー頑張って」と思っているのではないでしょうか?


日本では客観的にみるライターさんが多いのはこれまでもずっとお伝えしてきた通り。私も日本でサッカーの書き手として働いていく以上はそういったライターになって、バレンシアだけではないあちこちのサッカーや試合をみて仕事にしていく方がいいんでしょう。

でも、どうですかね?ここのブログをご覧頂いている皆さんにはもしかしたら伝わっていて、わかってもらえるかもしれないですけど、

書き手も参加者になる方法って新鮮じゃないですか?

例えば時に「バレンシア贔屓」「書き手としてのバランスがない」なんて揶揄されたころもありますが、そんなことは百も承知でだからこそ、面白いと感じてもらえる人がいるんじゃないかと思うわけです。

最近よくあることでとても嬉しいんですけど、

「イチローさんのブログやmixiコミュを拝見していていつの間にかバレンシアファンになりました」

というメッセージを頂くんです。嬉しい理由は「自分の記事でバレンシアファンが増えたこと」ではないんです。それよりも「参加している自分の記事をみて同じように参加くれる人が増えたこと」が嬉しい。

CLの試合は確かに世界最高レベルかもしれない。確かに非日常の空間、試合なのかもしれない。でも、参加しないで外から観ているより、参加した方が絶対に面白い。だから、私は永遠にサッカーは観るよりやるのが面白いと思うだろうし、だからこそ毎週木曜日のサッカー(スペイン人たちと)が一番楽しみ♪(今やメスタージャに行くより楽しみかも?贅沢でごめんなさい…)

例えば、僕はメスタージャでのチェルシー戦の前半、手がガタガタ震えてなかなかペンを取れずメモ出来なかった。(恥ずかしいですが…)自分にとってもこのような舞台を参加者として経験するのは初めて。まだまだひよこなのがよくわかりましたが、今振り返ると本当に良い経験をさせてもらった。

全くバレンシアにもチェルシーにも思い入れがなく単に仕事として試合観戦をし、戦術分析や試合の流れを観ているだけでは決して得られなかった経験だと思っています。

また、こんなことも最近よく言われるんです。

「ブログやmixiコミュなんかで記事(ニュース)を書いてもお金にならないのに…」

確かにその通りなんですよね。お金になったらいいな~、なんて思う時も正直ありましたが(苦笑)、今では全く思いません。

だって、オープンに誰にの目にも留まることで参加者が増えることって最終的には日本サッカーのためにほんの少し、ちょびっとだけだけど貢献できている可能性があると思うから。

最近は、日本サッカーだけじゃなくて本当にスペインサッカーやリーガのためにも頑張りたいな、と思うんです。だって、本当に日本にいながらバレンシアやリーガのことが好きな人ってたくさんいるんですもん。

例えば、「日本にいるのにバレンシアニスタ?」なんて疑問に思う人もいるかもしれませんが、絶対にいるんですよ。可能なんですよね。サッカーには国境も言語も人種も何も関係ありません。自分が生まれた街じゃなくても住んでいる街じゃなくてもバレンシアが好きって絶対あることなんですよね。

そういう参加者の皆さんのためにも記者的な仕事はたくさんしていきたい。まだまだ、記者歴1年の新人ですが、日本とバレンシアの両フィールドで思う存分暴れたいですね。

また、既に日本サッカーメディア界にいらっしゃるライターさんのビッグネームの後追いしても面白くないですから。やるなら新しいこと、新しい何かを求めていこうと思ってます。

いつも偉そうな口ばっかりたたいてますが、「とにかくまずは自分が参加者として楽しんでいることが一番!」と思いながら楽しんで生きて(働いて)いきます。

今後ともこのブログをはじめ、宜しくお願いしますm(__)m

レアル・マドリー戦に向けても満身創痍 

いよいよアス21日はレアル・マドリーとの決戦。

がしかし、相変らずチーム状態は苦しいですね。

とりあえず、アングロ隊長が予想通りメンバー外。他にも怪我によってエドゥ、バラハ、レゲイロ、ガビラン、ビセンテ、マルチェナ(出場停止も兼ねる)が欠場ですから7人。長期出場停止のダビド・ナバーロも入れて合計8人。

メンバー入りしたもののコンディションが悪い選手

アルベルダ 膝の怪我(水が溜まった状態)

ビジャ 風邪に加えて20日筋肉の違和感

アルビオル 手首、膝、鼻と全身傷だらけ

シルバ 右足首

モリエンテス 足の指、肩の脱臼


でも、あーだ、こーだ言ってられません。出れる選手は出てもらう必要あり。

ここでは予想されるベンチメンバーを。

GK:ビュテル
DF:クーロ・トーレス
MF:ウーゴ・ヴィアナ、ホルヘ・ロペス、パジャルド、ナチョ・インサ
FW:ゲラ

うーん、カンテラから3人。アングロ隊長の欠場はだから痛い。キケ監督が積極的に交代カードを切れる可能性はないでしょうね…

とにかく先発メンバーで先行逃げ切りあるのみ!

ラウル・ガルシア獲得は微妙に? 

獲得が時間の問題とされていたオサスナのラウル・ガルシアの獲得が暗礁に乗り上げている模様。

原因は、バレンシア以外の多数のチームがオサスナに関心を示しているから。

アトレティコ・マドリーは昨年までオサスナにいたアギーレ監督が獲得を熱望しており、バレンシアよりも良いオファーを検討中。情報では、ラウル・ガルシアに対する条件はバレンシアよりも好条件とのこと。

ちなみにバレンシアが選手側に提示している条件は、年俸が約100万ユーロ(約1億6000万円)で規定の条件をみたせば毎年年俸が一定%上がる方式。アトレティコ側は恐らくベースとなる年俸が裕に100万ユーロを超えている模様。(ここ数年、UEFAやCLにも出てないのに、このクラブよくお金あるな~?)

また、アトレティコ以外にもサラゴサ、そしてベニテスさんのリバプールが関心を示しているとの情報。

いずれにせよ、オサスナは一番良い移籍金のクラブに放出する意向故に、1000万ユーロ+選手(レゲイロ等)と提示するバレンシアのオファーには納得していない様子。

移籍金を吊り上げるためにもオサスナはもう少し時間をかけさせるでしょうね。

ただ、色々噂に聞く情報からもラウル・ガルシア本人はバレンシア行きを希望してるようですね。やはりスペイン人、若手選手が多く、リーガやCLタイトルを狙えるチームであること、純粋にスポーツ的観点から魅力を感じているのは嬉しいことです。「もっと成長できる」と本人が思っているようなのでそういう意向を聞くと是非ともバレンシアに来てもらいたいものです。

移籍市場は確かにお金、金額が決定に大きな影響を与えているものの、やはり選手にとってはそのクラブに入って自分がどう使われるのか、成長できるのかを考えるもの。そういう意味ではバレンシアがやってきたことは外の選手に良いイメージでみてもらえているようですね。

昨日、ラジオ・マルカで「レアルがビジャに興味か」なんてテーマが挙がってましたがあるコメンテーターが「今のレアルなんかに行きたい選手なんているのか?ビジャ、やめときな」と言ってましたから…(苦笑)

確かに、ビジャが銀河系軍団(死語?)の一員になるのは不似合な気がしますが…

ビジャのテクニック“Villinha” 

バレンシア対セビージャ戦でのビジャの股抜き(対アウベス)
【セビージャ戦でのビジャの股抜き図解(マルカ紙より)】

いつの間にやら名前が付けられておりました。セビージャ戦での後半、ビジャがアウベス相手にやってのけた見事な股抜き、その名も「Villinha(ビジーニャ)」

その映像はこちらで(YouTube)

試合翌日から話題沸騰のこのテクニックについてビジャは、

「こういったこと(テクニック)は練習しない。自然と出てくるもの。何度かパスでこれを使ったことはあるが、股抜きで使ったことはなかった。あの後、ラボーナでクロスを上げたら最高だったね!」

ブラジル人、世界最高の右サイドバックと呼び声高いセビージャのダニ・アウベスは今頃何を想う!?

あと、試合後の会見で彼のチェルシー行きは無さそうなことをはっきり確認しました。

ミックスゾーンで取材に来ていた(恐らく)イギリスTVクルーの記者から、「英語で質問していいですか?」と英語で聞かれると、

「えっ?英語?NO、NO…(笑)誰か訳してくれるならいいよ」

と勿論スペイン語で回答… うーん、サッカーセンスはかなりあるビジャですが、英語のセンスは無さそうというか勉強する気もなさそうでした…(笑)君はやっぱりプレミアリーグは合わないでしょう!?

来季監督はキケorシュスター(カルボーニSD)? 

レアル・マドリーがカペッロ監督の代役として現チェルシーのモウリーニョ監督に興味を持ち始めたことでシュスター監督も「恐らく来季のレアルの監督はモウリーニョ」と発言。

これを受けたからか、動き始めたのがバレンシアのカルボーニSD。

以前、シュスター監督にコンタクトを取った報道がありましたが、ここにきて2度目のコンタクトを取った模様。

そこで来季の監督について、スペインメディアも騒ぎ始めております。

「キケかシュスターか」

ソレール会長にとっては、

「キケかカルボーニか」

必然的にその選択に迫られる状況になりつつあるようです。

ヘタフェから毎回監督を連れてくるよりいっそのこと、アンヘル・トーレス会長を連れてきましょう、ソレールさん。

彼、SDの仕事もできますし、サッカー・監督・選手をみる目あると思いますけど…(つまりは、トーレス会長、トーレスSD体制ということです…)

リーガ第30節 バレンシア対セビージャ 

4月16日マルカ紙に掲載されたカニサレスのPKストップシーン
【16日のマルカ紙に掲載されたカニサレスのPKストップシーン】

試合のマッチレポートは複数の媒体で書きましたのでそちらをご覧下さい。

スポナビ

日本!ワールドサッカー

18日発売のフットボリスタでもマッチレポートを担当させてもらっています。

私が感じた試合の鍵は何と言っても前半にあったセビージャのPKシーン。カニサレスのPKストップですね。あそこで流れと勝利をぐっと引き寄せることが出来た。

試合後、キケの記者会見で私が「カニサレスは試合前、セビージャのPKキッカーの情報を(頭に)入れていたのか?」と聞くと、自信満々の表情でキケはたった一言、

「常にそういった情報は入っている」

まあ、このレベルになれば当たり前の情報なんでしょうが、カニサレスのPK前の動き方をみて私も瞬間的に「いけるな」と思いました。それくらいマレスカがキッカーを務めることで動き方が変わっていましたから。

その辺の私なりの見解も他の媒体でのマッチレポートで入っていますので是非チェックしてみて下さい。



現在(4/16)のメンバー数、721人
mixi内バレンシアサッカーライフコミュニティ

mixi内アングロ隊長コミュニティ

mixi内キケ・サンチェス・フローレスコミュニティ

エスパニョールのルイス・ガルシア獲得か 

バレンシアが既にエスパニョールのルイス・ガルシアを獲得したとの噂。15日のTVE『エル・ロンド』(サッカー討論番組)で報じられたもの。

先日は『アス』紙が「バレンシアは既に1200万ユーロで獲得をほぼ決めていたが、CL敗退によりキケ監督続投の可能性が低くなったためソレール会長がそのオペレーションをストップした」などという情報も。

いずれにせよ、今後の展開に注目。

モンチスポーツ・ディレクター 

セビージャ戦を前に『マルカ』までがこんなニュースを。

「バレンシアのソレール会長はセビージャのモンチを新スポーツ・ディレクターとして獲得したい様子」

以前、アスなんかがこの話題に触れていましたが、現セビージャSD(スポーツ・ディレクター)はモンチ氏であり、ここ最近のセビージャ成功の影には彼の仕事があり、と言われるくらい国内で評価の高いSD。

つまりは、ソレール会長はカルボーニSDを見切ったという話しの展開になるわけですが、個人的にはまだそういう状況でもないと思っております。

逆に他のメディアでは、「チェルシー戦での敗戦によりソレール会長はキケ監督を見切った」なんて報道も出てるくらいですから…(笑)

フロント職の仕事は選手、監督と全く異なりシーズン終盤の今の時期が最も重要な時期。シーズンが終わってフロントの人間を新たに連れてきたところで補強や選手のリストアップがそう簡単にできないのは誰の目にも明らかです。

そういう意味では批判はあるでしょうが、昨年、選手からいきなりフロント職のトップに就任したカルボーニSDの仕事ぶりには敬意は持つべきで、以前も話したようにそれまでフロント職の重役にいた人物はみなクラブを去って行った中での初仕事でした…

まともな引継ぎは勿論のこと、重要なデータは全て消去されたり持ち逃げされたなんて話しがあったくらいですから、結局はクラブとしての管理のお粗末さを披露してしまったわけです。

その二の舞にならないよう毎年しっかり積み上げ、改善できるようクラブとしてはフロントの地盤固めに終始してもらいたいものです。毎年顔ぶれが変わって当然のチームと違いフロントには一貫性や哲学が一番求められるのですから。

「モンチ氏がSDになれば…」

という期待感もあるのはわかりますが、一筋縄にいくものでもないでしょう。

だからこそ、一番重要なのは会長の一貫性や哲学になりますね。

フェアプレー論争 

今密かにスペインで論争になっているのが前節のビジャレアル対アトレティコ・マドリーでの得点シーン。

ご覧になっていた人も多いかとは思いますが、ビジャレアルのギジェ・フランコが自陣ゴール前で倒れていたにも関わらず、アトレティコ・マドリーがボールを外に出さずプレー続行をし得点。本来であればオフサイドポジションにいた得点者エレルはギジェがゴール前で倒れていたことからオフサイドにならず得点が認められることとなりました。

ビジャレアル側は、

「ギジェが倒れていたのにボールを外に出さないなんて…」

と激怒し、アトレティコ・マドリーの選手を非難しましたが、プレー続行につながるアグエロやエレルをはじめどの選手も「倒れているのが目に入らなかった」と反論。

これはスペインでいつも論争の種になる話題。

13日のキケ監督の会見でもこれについて質問が出て、

「ピッチ上でわざと倒れる選手のためにボールを外に出す必要はないと思っているが、それを決めるのは選手。プレーを止めるかどうかの判断は主審の責任でもあるが…」

とコメント。カペッロ監督も13日の会見で同様のコメント。確かユーべ時代には「我々は今後一切ボールを外に出さない」なんて発言をして話題を呼んでましたっけ!?

選手が意図的(=時間稼ぎ)に倒れているのか本当に痛んでいるのかの判断を主審がするとはいえ、それは難しい判断なのも確か。主審は医師ではないですし衝突や倒れ方をみて怪我かどうかを判断できるスペシャリストではないですから。

また、キケが「決めるのは選手」と言った背景にはプレーしている選手が一番よくわかっているという理由もあるはずです。つまりは、タックルや交錯した相手が痛がった際、それが本当に怪我の痛みかどうかは相手が一番わかっているはずですから。

まあ、例外的に当たり所が悪く相手が「そんなの痛いはずもないだろ?」と思いながらプレー続行していたら本当に怪我だった、なんてこともあるでしょうが…。

個人的にはキケ、カペッロ両監督の意見に賛成で、スペインではあまりに時間稼ぎを意図した“わざとらしい”倒れ方が多く、そういった傾向を変えていくためにも全体が方向性を同じにする必要があると思っています。

キケもそういう発言をする限り選手にしっかり指導する必要があるでしょう。チェルシーとの第2戦での前半、ビジャの倒れ方はわざとらしい疑惑の倒れ方でしたから…。

その点についてはプレミアリーグを見習うことも必要でしょうね。選手、主審、ファンと全体の認識が一致しているので意図的に倒れようとする選手も出てこない。

まあ、スペインは小学生でも草サッカーでも選手がそれを勝つ為の手段として使ってきますからこればっかりは一筋縄でいかないことですが、変えていくためにはトップレベルで意識を変えていく必要があるでしょう。

バレンシアがアジャラ再獲得へ 

4月13日マルカ紙一面トップ
【13日のマルカ紙一面トップ】

「アジャラさんが一面トップなんてどうしたんだ?」

と思ったらびっくり… ラジオが情報源なので信憑性はわかりませんが、マルカもアスもアジャラさんの再獲得の動きを大きく報じております。

バレンシアがアジャラ再獲得へ(スポナビ記事)

ビジャレアルに用意している移籍金(契約解除金)は600万ユーロ。

「すんなり契約延長してたらね~」

と誰もが笑うでしょうが、このお金を払って世間に笑われてもソレール会長、払う価値は十分あります!「バカだね」と世間は言っても、私は「よくやった」と評価しますよ。

正直、今の彼のレベルのセンターバックを探そう、獲得しようとしても至難の技。アレクシス、アルビオルは将来性はあるけれど、やはりCLでもわかったように経験は大事。何よりまだアルビオルやモレッティではラインコントロールやコーチングが不足しています。

キブーの獲得にしてもバルサ、レアル・マドリーら他のビッグクラブと獲得競争が待っているので移籍金も高騰します。

ジキッチ、ドログバと「アジャラは世界最高のセンターバック」と言ってるんですから誰も疑わないでしょう。どんなファンやマスコミが評価するより実際に対戦する世界的FWが言うんですから間違いない。

ただ、ビジャレアルがそんなりお金で解決してくれるとも思えませんし、今の両クラブの関係を考えれば相当困難な移籍なのは明白。

ビジャレアルファンに敬意を持っていますしビジャレアルで彼がプレーしてくれても当然応援していきますが、正直もう1度アジャラとベストメンバーで来年CLの舞台に再チャレンジしたいし、そんなバレンシアを観たい。

ソレール会長、頼んます!!

CL バレンシア対チェルシー 敗戦の後で 

色々と意見はあるでしょうが、私の率直な感想は、「よくやったよ、バレンシア」です。

モウリーニョがバレンシアの監督だったとしても勝たせることは出来なかったでしょう。それくらいチーム、選手に差はありました。

バレンシアの選手もプレーしながら早かれ遅かれやられるなとは思っていたようですね。スタンドから観ていてもそれは明らかでした。

ただ、「お疲れさん」という気持ちと共により向上・改善を求めて要求する気持ちもやはりあります。負けたチームに対して「よくやった」「感動をありがとう」だけではセルジオさんじゃないですがダメなんだと思います。

日本と海外のフットボール文化の根底の違いはそこにある気がします。ここでは結果次第でファンやマスコミの意見がシーソーのように揺れますがそれはそれでいいんじゃないかとも思います。だって表面上ではそうなんですが、根底ではしっかり愛があるんですから。

昨夜も地元ローカル局のサッカー番組ではバレンシアが披露したサッカーが批判されていました。その番組の解説者は、「あのサッカーでどう勝とうとしたんだろう?チェルシー相手にロングボールでチャンスを作れるのか?」と憤慨…(苦笑)。

私個人としても第1戦の反省やチェルシーの特徴からして第2戦、特に後半はもう少し良い戦い方があったんじゃないかと考えています。あくまで結果論かもしれませんし、人員不足は否めませんが、キケ監督としても選手交代やシステム云々ではなく似たもの同士のチームスタイルだからこそガチンコ勝負で個人の能力で差がつくようなサッカーを回避すべきだったんじゃないかと思います。

とはいえ、アルビオル、アルベルダにゲームメイクを指示したところで無理でしょうし、ノンプレッシャーの中コーナーに出してしまう選手(デル・オルノ)もいたくらいですから「つなげ」とか「パスを通せ」と言うのは酷かもしれません。

でも、苦しい状況でロングボールを放り込んでも解決策にはならないのは第1戦の後半で明らかだった。だからこそ、第2戦でその反省を活かした姿だけでもみせてもらいたかったですね、難しかったでしょうが…

チェルシーが同点に追いついたシーンでスペインのTV局が撮影していたモウリーニョ監督はこう叫んでいました。

「Hemos ganado!! (勝った!!)」

その時点で勝利は決まっていたようです。

CLという舞台は世界。国と国のぶつかり合い。だからこそ、スタイルの戦いでもあります。

最後の最後でスタイルを見せられず力尽きてしまったバレンシアは、どこかドイツW杯でのスペイン代表や日本代表と共通する部分があった気がします。単に応援しているチームが負けたからだけではない悔しさがあったのは私だけでしょうか…?

是非とも来年、この選手、監督、チームをスケールアップさせて再チャレンジしてもらいたいものです。

チェルシーのような相手にどうすれば勝てるのか。

バレンシアのみならず、スペイン、日本、そして私自身にもまた大きな命題が浮かび上がりました。

最後に、

「キケ、選手の皆さん、本当にお疲れ様」

スペイン語で「お疲れ様」がないのでこの場を借りて彼らの頑張りに敬意を表したいと思います。また、今後も共に戦いながら自身や日本のサッカー、今では自分の一部になりつつあるスペインやバレンシアのサッカーが向上するために貢献できるよう精進します。

バレンシア対チェルシー、決戦の時 

2007年4月10日 バレンシア対チェルシー戦当日のスーペル・デポルテ紙の一面トップ
【10日、バレンシア対チェルシー戦当日のスーペル・デポルテ紙】

いよいよ決戦の朝。

バレンシア予想スタメン(スポナビ記事)

チェルシー予想スタメン(スポナビ記事)

モウリーニョ監督の会見(スポナビ記事)

既にダフ屋も忙しいそうな… 120ユーロのトリブナ座席が昨日の時点では200ユーロだったそうです。(スーペル記事より)

スーペルの表紙は「君なら出来る」とビジャの顔。勝ったら明日のスーペルバカ売れでしょうから頑張らないと!

ちなみに、キケ監督は昨日の非公開練習でPK練習をしていないそうな。

モウリーニョ監督はロンドンでやってるかもしれませんね。

2007年4月10日 バレンシア対チェルシー戦当日のアス紙の一面トップ
【10日、バレンシア対チェルシー戦当日のアス紙】

アスではメスタージャがプレミアのチームに相性が良い記事を載せていました。まあ、データはあくまでデータですからね…

2007年4月10日 バレンシア対チェルシー戦当日のマルカ紙の一面トップ
【10日、バレンシア対チェルシー戦当日のマルカ紙】

しかし、昨日のバレンシアも寒かった。今日も天気が悪いので、夜の試合は寒そうです…

メスタージャの練習で寒さに震えるモウリーニョを上手く使ってきましたね、マルカさん。

2007年4月10日 バレンシア対チェルシー戦当日のマルカ紙、モリエンテス出場情報
【10日、バレンシア対チェルシー戦当日のマルカ紙、モリエンテス情報】

モリエンテスのプロテクターを図入りで解説してくれております。マルカは結構、怪我の症状などもこうした図入りで説明します。考え方は色々あるんでしょうが、私はより詳しい情報を出すスペイン式の伝え方の方が最終的には良いのでは?と思う派なのですが… 日本ではどうしても“大衆”を考えてよりわかりやすく伝えるため「二頭筋の断裂」ではなく「右足のけが」になってしまいますからね。

報道をみて「何それ?知らない」となれば読者が調べるのも1つの方法論だと思うのですが…

マルカの予想、私は信用してません。モリエンテスは後半からじゃないかとみています。あくまでジョーカーとして残しておく気がしますね。

アス、スーペルもその予想で私と同じ布陣です。シルバはやはりトップ下で使いたい。左で身体能力の高いディアラとマッチアップするよりもバイタルエリアで上手くボールを引き出して最低でもファールをもらうプレーをしたいものです。

しかし、昨日のチェルシーの練習をみてきましたが、エシアンの太もも、尋常じゃないくらい太かったです(笑)。ランパードの筋肉の付き方にもびっくりでしたが、普段見慣れたバレンシアの選手がひよこのように思えてきました…(汗)

練習をみていてもやっぱりバラック、シェバが目立たないんですよね、不思議なことに。練習ではスモールフィールドでタッチ数の少ないボールポゼッションが行なわれていたのですが、そういう場面でも彼らが意気揚々と目立つシーンがほとんどない。やっぱりプレーや選手の質以外で心理的な面でまだ完全に溶け込んでいないのかもしれませんね…

対するドログバはえらいことになってました。ゲーム形式のトレーニングで「バスンッ!!」って音のするボレーを打ってました。改めてドログバに「世界最高DFの1人」なんて言われるアジャラさんの凄さがわかりましたよ…

個人的にはチェルシーがダブルボランチで来て、ランパード、バラックのトップ下に2トップでそのままきてくれるとバレンシアにとっては好都合。

第1戦でも一番嫌な選手はフラフラ動くカルーでしたし、ロングボールに対応するため中央を締めるDFラインを広げるようなサイド攻撃をされるとバレンシアとしては辛い。

モウリーニョ監督もそんなことはお見通しのはずですから、ジョー・コール、ライト・フィリップスあたりのサイドアタッカーを使ってくるやもしれません。変則的な4-3-3で来られる方がバレンシアとしては守りにくいですね、多分。

いずれにせよ、AMUNT、バレンシア!!

追伸:
またもやNumberWebでバレンシア、シルバが絶賛されておりましたね。
コマとしてのファンタジスタ

私が一貫して言ってきたことを日本で名高いサッカーライター杉山氏が言ってくれるんですから嬉しいことです。また、バレンシアが日本で注目されること間違いなし。



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反バレンシアのレフェリング? 

ビルバオ戦終了後にメフート主審に詰め寄るバレンシアのキケ監督
【ビルバオ戦後、主審に詰め寄るキケ監督】

バレンシアのキケ監督、審判にブチ切れ

鬼の形相。形相を変えて怒る、とはまさにこのことでした…。さすがのキケもブチ切れましたが記事にしたようにメフート氏のレフェリング、それ程悪くなかったと私は思います。

シルバが倒されたシーンはアウェーなら普通吹かれないでしょうし、シルバにはああいう場面でも踏ん張る選手になってもらいたい。

倒れることは簡単ですし、場合によってはPKをもらえますがそういうイメージが周囲についてしまうと本当に倒された時でもPKの笛が吹かれなくなる。レフリーたちも毎週末、他の試合のビデオを観ながら選手の癖をチェックしているはずなので悪いイメージを植えつけることは最終的にはマイナス。

その良い例が今シーズンのビジャなんです。

ホームでのデポルティボ戦でファンマに倒され、PKをもらいましたがあれは完全にダイビング。実はあれ以降、ビジャはもとよりバレンシアにPKの笛は吹かれていません。(記憶の上では…)

以前、ビジャは「デポル戦以降PKの笛がないのはおかしい。(裏に何かある)」なんて発言してましたが、当たり前。もう審判団がビジャのイメージを植えつけてしまっているのです。

デポル戦後に審判団会長からも批判されたビジャをキケはかばい、「アウェーでのバルセロナ戦のようにビジャとはあくまでゴールを目指して踏ん張る選手」と言っていましたが私も基本的には同感。

だからこそ、毎試合のレフェリングであーだ、こーだ言うべきではないんですよね。それこそ、アルベルダが常にやってるようにプラスのイメージを植えつけるよう心掛けていくべき。

ビルバオの選手たちもキケの怒りについて、

「敗者の言葉だね」(サリエギ)

「そういった発言についての評価は避けておくよ」(ガビロンド)

と余裕のコメント。まあ、客観的にみるとそうなります。

ただまあ、この背後には記事にも書いたように伏線がありますし、また今週初め、スペインサッカー協会のビジャール会長が「ビルバオとラ・レアルは(バスクの2チーム)間違いなく残留するだろう」なんてとんでもない問題発言をしたことから色々な疑惑が…

レバンテなんか今週はそのビジャール発言で持ちきりでしたから。

「やっぱりレバンテを2部に落としたいんだね」

って具合に…(苦笑)リーガではそんな議論が頻繁になされます。残り数試合になったら降格を避けたいチームの賄賂ボーナス話しが今年も持ち上がるんでしょうね…

こちらではファンも含めて審判にプレッシャーをかけることはいわば戦い方、戦術の1つでちびっ子たちの試合でも当たり前に審判に喰ってかかります。

国の文化が違うとはいえども、審判とて人間ですから「お前は恥だ」なんて呼ばれる監督のチームに対して良いイメージは持ちません。その辺はキケにレベルアップしてもらいたい要素ではありますね。若くて闘争心に満ちた有能な監督ではあるけれど、まだまだ改善の余地はある。

昨年のアウェーヘタフェ戦後の会見映像のようにしばらくはこの試合の会見映像と怒りのコメントがニュースに流されることでしょう… 結局、バレンシアにとってマイナスですよ、キケさん。

「この世界は1試合で状況が変わる」とはビルバオ戦前のキケの言葉。スタンフォードブリッジで引き分け、「今があなたのバレンシアの最高の時では?」と記者からお褒めの質問も出たが、こういう敗戦で状況は180度、ドラスティックに変わるもの。

ということで、10日に迫ったチェルシーとの第2戦。振り子の針を戻すかのように勝ち抜けすればいいんです。さー、追いつけられたバレンシアとキケ監督。第1戦の引き分けに喜ぶ雰囲気などどこへやら…

ますます第2戦が楽しみになってきました…(苦笑)

第29節 ビルバオ対バレンシア 

リーガ第29節 ビルバオ対バレンシア バレンシアのスタメン
【ビルバオ戦のバレンシアスタメン図】

予想スタメンほぼ的中。不安はそれ以上に的中。

見事に前半をプレゼントする形でそのまま0-1敗退…

アディオス、リーガ!

と今後は4位保持に躍起になりましょう。CLに躍起になって4位を失うのならCLは捨てましょう。

リーガ第29節 ビルバオ対バレンシア バレンシアの試合終了時布陣
【ビルバオ戦の試合終了時の布陣】

CL チェルシー対バレンシア 

欧州チャンピオンズリーグ(CL)準々決勝第1戦 チェルシー vs バレンシア スタメン図
【CL チェルシーvsバレンシア 1レグのスタメン図】

遅ればせながら改めてチェルシー戦について。

■チェルシーのスタメン、システム

まずは、スタメンを聞いて、試合開始直後を観て、「さすがモウリーニョ監督」と心の中で小さく叫ぶ。

キケ監督の狙いは明らかにチェルシーのサイド、特に右サイドバック。ホアキンを使ったことからもわかるようにこの監督、ここぞという時は強気。格上相手になればなるほど強気の姿勢になる監督。だから、エスパニョール戦でいきなり調子の良かったビセンテをフルに使って攻める気持ちがあったはず。

それに対してモウリーニョ監督は、ビセンテに対してジェレミ、パウロ・フェレイラでは分が悪いと思ったのかディアラを起用。あれだけ身体能力のある選手を前にすればビセンテとて1人での突破が難しいのは当たり前。

それに加えて、前線にカルーを置いて試合開始直後はデル・オルノのいる右に配置。つまりは、バレンシアの左にしっかり釘を打ち付けるシステム、布陣を持ってきた。そのあらりの采配や相手の分析力はさすがモウリーニョ監督。


■五分五分の前半

シルバのゴラッソはあったものの、決してバレンシア有利な前半とは言えなかったはず。チェルシーにも開始早々のアシュリー・コールのクロスやアジャラとシェバと交錯直後のカルーのシュートなどチャンスはたくさんあった。あくまで五分五分の内容と呼ぶべき。

肉体的な消耗が少ない前半は頭もフレッシュな状態。よって、バレンシアの選手はワンタッチ、ツータッチで素早くボールを回してチェルシーのハイプレッシャーをかわしにかかっていた。

ビジャにあった決定機もビジャのヒールでのワンタッチパスから作れたもの。前に前に、激しくプレスをかけるチェルシー相手にはああいったワンタッチパスがかなり有効。あのイメージは第2戦でも忘れないで持っていてもらいたいもの。

チェルシーにとってバレンシアの戦い方は熟知していたものの、やはり実際に対戦してみるとスペースやパスコースがないのがやりにくかったと思う。特に中盤のバラック、ランパードはそう感じたはず。アルビオル、アルベルダがあれだけ守備的姿勢でしっかりポジショニングを取っていればなかなか有効なパスはできない。

よって前半は彼らがオビ・ミケルの位置まで下がってボールを受ける回数が多かった。バレンシアにとって助かったのはチェルシーがその位置から簡単にロングボールを放り込んでくれたこと。

確かにドログバの高さは脅威ではあったものの、あくまでドログバ、シェフチェンコの2人に対するボールでロングボール故に中盤と前線の距離が離れてしまいトップ下のバラックなどは全く生きないサッカーに。

前後半を通じてバレンシアが一番怖かったのは実はカルー。

中途半端な位置取りと左右にフラフラと流れるためつかみ所がなく後半開始早々の右のクロスからのボールにフリーで合わせたシーンがその象徴。わざと中途半端な位置に彼を配置し、左右フラフラとポジションチェンジを繰り返した彼のプレーの背後にあるモウリーニョ監督の狙いははっきり当たっていたと言える。

また、前半にアルベルダがカードをもらった際、「Me saca tarjeta el」(彼がカードを出した!)とモウリーニョ監督に言った。執拗にファールを犯したアルベルダに対してモウリーニョ監督がピッチサイドまで出て審判にアピール。それによって審判がカードを出したとアルベルダが主張していたが、モウリーニョ監督の手腕はそういった点にもある。


■押し込まれた後半

後半はとにかくチェルシーのロングボール攻撃に押し込まれた。あれだけ放り込まれるとさすがに消耗も激しい。

前半は中盤のランパードやバラックから出ていたボールが後半に入るとチェルシーのDFラインからのボールに代わり中盤の選手も前線に勝負に入るようになっていた。

シルバも完全に守備に入る形となりセカンドボールを拾うためにかなり自陣深く下がってしまう。そうなるとバレンシアがようやく奪ったボールを出す場所がビジャしかなくなり、ハイプレッシャーの中ビジャに出せるボールは苦し紛れのクリアパス。テリー、カルバーリョ相手にビジャが勝てるわけもなく簡単にチェルシーにボールを獲られ負の循環で苦しい状況が続くことになる。

モリエンテスがいればまた高さも使えたが欠場だったため、バレンシアとしてはビジャのみならずシルバをもう少し高い位置で保たせたかった。


■チェルシーのダイレクトサッカー

チェルシー側が怖かったのは前にも述べたようにビセンテ、ホアキンの両翼。また、チェルシーがロッベンを欠き、ジョー・コールが怪我明けという状況もあり、サイドを捨て直線的、ダイレクトなサッカーを選択してきた。

また、バレンシアの弱点は高さでもあり、モレッティがセンターバックに入ることからDFラインでアジャラを外せば分があると思っていたはず。よって前半からモウリーニョ監督は中盤でのセットプレーでリスタートを早くするのではなくゴール前に長いボールを放り込むことを要求していた。短いパスで素早いリスタートをした際、怒っていたことからも彼の作戦は明らか。

ドログバへロングボールを放り込み、こぼれ球を一気呵成に奪ってチャンスを作る。とにかくバレンシア陣内に押し込む作戦。フィジカル勝負でも分があったのはチェルシー。

今シーズンのチェルシーの試合はこの試合がフルで見た初めての試合で他の試合との比較はできないが、この試合に限って言えば、チェルシーが意図するサッカーと抱える選手の質、特徴に乖離があるのは明らか。

バレンシアとしては後半押し込まれる段階でむしろじっくりつながれ中盤の選手、特にボランチをおびき出されるパス回しをされる方が怖かった。前線、前線に放り込むサッカーに対して慣れることができ、1-1を守りきることができた。

試合を通した流れの中でモウリーニョ監督がみせた采配、戦術は正解と言えるが、最後の局面では矛盾も露呈。やはり、この監督、相手の分析や弱点を突く所は上手いが横綱相撲をとることは出来ない人。アクションよりはリアクションが得意な監督故に試合後の会見でも第2戦に向けて不敵な笑みを浮かべていたのだろう。


■ドリブルよりもパスワーク

ビセンテ、ホアキンから決定的なチャンスが生まれたなかったことからもわかるように身体能力が高く、ハイテンポでハイプレッシャーをかけるチェルシー相手に1人でドリブル突破を試みることは至難の技。それよりもパスワークで相手のプレッシャーをかいくぐり、フリーの選手を作っていくことが上手い戦い方となる。

アルベルダ、アルビオルのところでボールを奪われるとピンチになるだけに彼らがリスクを冒してまでパス回しに参加することはなかったが、落ち着いて回せる場面で顔を出さずにサイドの選手を孤立されていたのも事実。

第2戦に向けてはその辺りが課題となりそう。



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アニモ、ファビオ・アウレリオ 

バレンシア在籍時のファビオ・アウレリオ
【バレンシア在籍時のファビオ・アウレリオ】

PSV戦で怪我をしたリバプールのファビオ・アウレリオはアキレス腱の断裂で全治4ヶ月。今シーズン絶望。

ビセンテもそうですが、ファビオもバレンシア在籍時から怪我が多く対戦相手との戦い以上に自身やリハビリとの戦いがありました。

来シーズンまた元気な彼のプレーぶりをみれるよう遠くバレンシアからも声援、励ましの言葉を送ります。

今日のバレンシアの地元紙にも彼の怪我の記事が掲載されていました。バレンシアファンも決して忘れてはいません。

アニモ、ファビオ!

チェルシー戦でのアジャラさん 

チェルシー戦でも良いプレーをみせたバレンシアのファビアン・アジャラ
【2日のスーペル紙に掲載されたアジャラさんの顔の怪我】

31日のエスパニョール戦で負傷し顔を3針縫ってます。(ホッチキスの針みたいですね…)

チェルシー戦でのアジャラさん、失点シーンを咎める辛口なコメントもあるでしょうが、個人的には彼のパフォーマンスを評価したいですね。

マルカがチーム最低の「0」を付けてましたが、まともにサッカーを観る記者で90分間彼のプレーを観ていればそんな点数は付けられないでしょう。私ならシルバ同様に「3」を付けたいですけどね… 

贔屓目ではなく、彼がいなかったら何点とられてたでしょうか?という問題です。

あと、失点シーンに関しては、アジャラさんのミスというよりは急造DF陣でいかざるを得なかったことを嘆くべきでしょう。

彼はまめにラインコントロールする選手だけに普段の試合でも他のDF陣より高い位置にいる時が結構あります。あのシーンでもカニサレスがキックしたのだから当然少しラインを上げる意識で実際に上げていました。よって、もう少しケアすべきだったのはカニサレスの方。

ハイボールを含めて少し飛び出しの判断に迷いがあったことがこの場面でも出てしまいましたね。ここ最近のリーガの試合も含めて少しカニサレスのパフォーマンスに狂いが生じているように思います。セービングは問題ないのですが、判断に迷いがある。ちょっと気がかりな点でした。

アジャラさんのプレーに話しを戻すと、ヘディングは勿論のこと、カバーリングやポジショニングは本当に素晴らしいものでした。90分間トータルでみた時の彼の集中力たるや凄まじいものがあります。

シェバ、ドログバ(CK)との競り合いは2つともPKだったでしょうが、対戦相手からすると彼程嫌な選手はいないでしょうね。

ビセンテもアテネに連れて行かねばなりませんが、アジャラさんも忘れちゃならない選手。

これだけチームに貢献してくれる彼のためにも、チームとしてアテネに連れて行く必要があります!

Ayala es autentico "Crack"!!

チェルシー戦翌日のスペインスポーツ紙 

4月5日CLチェルシー戦翌日のスーペル・デポルテ紙
【4月5日のスーペル・デポルテ】

チェルシー戦についてはまた改めて書きます。

相変らずバレンシア、寒いんです… 今日も曇りかと思えば雨が降ってきたぞ…

今朝のスポーツ紙の一面トップをちらっと紹介。スーペルはまた大々的でしたね。今日のスーペルは売れたことでしょう。

4月5日CLチェルシー戦翌日のマルカ紙
【4月5日のマルカ】

マルカの一面トップ。さすがに全国各地でこの一面トップになっているのかな?!

ラウルがレアル退団とかラウル・ガルシア狙うとか相変らず色々ありますが、リーガのみとなった現状ではそういうネタしかマルカもないですよね…

4月5日CLチェルシー戦翌日のアス紙
【4月5日のアス紙】

何気にこういう大一番はきっちりと扱ってくれるアス。

今日の新聞の中で一番量と質があった紙面構成でした。最近はマルカよりアスの方が気に入ってます。

4月5日CLチェルシー戦翌日のムンド・デポルティボ紙
【4月5日のムンド・デポルティボ紙】

バルセロナ寄りのムンドは「アンリ」でした(笑)

まあ、マルカやアス程の全国紙ではないですし、バルセロナ寄りなので当然といえば当然。試合の採点ではシルバが★4つでした。



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アルビオルのボランチ起用 

4月3日スーペル・デポルテ紙の一面トップ
【3日のスーペル・デポルテ一面トップ】

私が朝起きて一番にすること。当然ながら、新聞を買いに行きます。日本みたいに新聞配達なんて無いですからね…(苦笑)

3日のスーペル紙の一面トップをみたら、あらダビドが3名いるじゃないですか… ナバーロも入れたら4名。

ちなみに本当の話しですが、彼らの影響でバレンシアでは男の子に「ダビド」と名付けることが流行っているそうな。これからバレンシアのカンテラーノにはダビド君がじゃんじゃん現れてくるやもしれません。

今朝のスーペルの記事でもチェルシーのお金持ちぶりをしっかりネタに使っておりました。チェルシーも大変ですね。勝てば「お金のお陰」と言われるし、負ければ「それだけお金使っても…」と言われる。まあ、妬まれるのもビッグクラブの条件の1つです。

ここ最近、色々な媒体でプレビュー原稿を書かせてもらっていることから、バレンシアの戦い方についてキケ監督じゃないですがじっくり考えてきました。

やはりエスパニョール戦からも引き続いて心配なのはアルビオルのボランチ、モレッティのセンターバック。

ただ、アルビオルに関しては、アルベルダとのコンビであれば上手くいくんじゃないかと思うわけです。正直、エスパニョール戦のマルチェナは自分の判断でボールホルダーに飛び込んだり、相手につり出されていたのでアルビオルが受動的にポジションバランスを整える必要がありました。

久々にボランチでいきなりアルベルダがいつもやってるような戦術理解度の高い仕事をまかされても荷が重かったな、というのが率直な感想。

よって、アルベルダに動かされる形でアンカーの役目だけに集中すれば、この選手は相当強いんです。それはインテル戦でズラタンやクレスポをがっちり抑えたことからもわかります。クリーンかつハードマークは彼のプレーヤーとしての特徴。本当にすぐにでもスペイン代表でプジョルとコンビを組めるセンターバックなのですが…

アルベルダ、アルビオルのダブルボランチがもし攻撃面でボールを散らすことが出来れば最高なのですがやはりそこまでは望めないでしょう。バラック、ランパード、ライト・フィリップスが素早いチェックに来るでしょう。とはいえ、アルベルダが起点を利かせてシルバあたりと中央でボールをさばけると攻撃面ではサイドをしっかり使える形になりバレンシアが有利な展開に持ち込めると予想します。

そのチェルシー相手に注意したいのはセットプレー。とにかく高さのあるチームだけに不用意なファールは禁物。2日の練習でもモウリーニョ監督はセットプレーの確認練習を綿密に行なったそうな。

エシェンの出場が微妙でライト・フィリップスが代役として出場予定との情報ですが、バレンシアと中盤の陣形が違う4-4-2は間違いないでしょう。

ロッベン、ジョー・コールの欠場は攻撃、サイドでのジョーカー的役割を欠く意味で確かに大きいでしょうね。

とはいえ、バレンシアはパジャルド、ナチョ・インサとカンテラーノを召集メンバーに入れざるを得ない状況ですから台所事情をあーだ、こーだ言える状況ではありません。ぶっちゃけ、スタメン選手が機能してくれないと交代のカードで流れを変えることは難しい。

最後にスーペル紙でセスク(アーセナル)のインタが掲載されていました。今ロンドンに派遣されている記者が取ったものではなく、スペイン代表合宿中に取り置きしておいたやつですね、多分(笑)

確かにロンドンはチーム数が多すぎですが、

「アーセナルがチェルシーより多くのファンを持ち続けている」

ときっぱり。チェルシーの近年の成績云々ではなく彼がこうきっぱり言う理由の背景には色々なものがあるんでしょうね。わかる気がします…

記者やライターとしていうなればプレミアは魅力的ではあるんですが、練習が公開されていないので現場取材できません。物足りない面がありますよね。

セスクも「選手としてプレミアは全てが静か。記者も週に1度しか来なくて30分程度記者の相手をすればいいだけ。一方、スペイン代表の一員になったら全く正反対でやっかいなことも多い」と正直に語ってますし、スペインはまだまだ指導者や記者、そしてファンにとって魅力的なリーグと言えそうです。

セスクも内心バレンシアを応援してくれていることでしょう。中でもアルビオルとは仲良しでしょっちゅう電話で話しているとのこと。U-20でも一緒でしたしセスクとしてはアルビオルとフル代表で再会したいはず。

やっぱり、アルビオル、あんたがキーマンだ!

モウリーニョはキケの10倍 

チェルシーとの対戦で注目を浴びるのがモウリーニョ監督。

その年俸、推定1090万ユーロ(約17億1000万円)なり。

キケ監督の約10倍の年俸だそうな…

ファーガソン(マンU):600万ユーロ(約9億4200万円)

ベンゲル(アーセナル):450万ユーロ(約7億円)

カペッロ(レアル・マドリー)、ライカールト(バルセロナ):420万ユーロ(約6億6000万円)

世界トップクラスの監督もなかなか高給取りだこと。

セルタ戦でのレアル・マドリーの試合、サッカーを観ていると、「6億円稼ぐ監督になるのって案外簡単かも」と私は希望を持ちました。ありがとう、カペッロさん。やっぱり記者、ライターより監督ですかね!?


チェルシーの選手たちもこれまた凄い高給取りだこと。

トップは1000万ユーロ(約15億7000万円)のバラック。ロナウジーニョより良い年俸なんですねぇ… バレンシア戦でのプレーに期待しましょう。

ランパード:920万ユーロ
テリー:910万ユーロ

皆さん、バレンシアの高給取り選手たちの5倍です。

まあ、選手たちの年俸はいいとして、やはり見どころは年俸では10倍の差のある監督対決。

個人的に思うことは、この舞台にバレンシアを連れてくる仕事をやってのけた監督にこそ10倍の給料払うべきなんじゃないか、ということ。ソレール会長、聞いてますか?カルボーニSD、聞いてますか?

キケじゃないけど、ワクワクしますねこの対戦。

試合前から含めてこの2試合のキケをじっくり観察し、じっくりリポート出来る様に私もスタンバイします。

とはいえ、ロンドン行きは断念しました、残念…

第28節 エスパニョール戦雑感 

第28節 バレンシア対エスパニョール バレンシアの出場メンバー
【エスパニョール戦の出場メンバー】

3-2で辛勝、ヒヤヒヤものでした…

スポナビでのマッチレポート

前半の戦い方は良かったのですが、フィジカル的な差が歴然としていました… いつものようにいくつか気になったことを雑感として。

■バレンシアの前線

今朝のマルカの記事には、「ビジャは30分の練習で十分」という見出しが。つまりは代表でチームを離れており、エスパニョール戦に向けてチーム練習をしたのは30分のみ。それくらい凄い選手なんだよ、ということなのですが確かに今回の代表戦は彼にとって色々な意味でプラスとなったのでしょうね。

バレンシアのビジャ「得点後にアルベルダのことを考えた」

↑推測する部分ではあるものの、代表での練習の様子などをTVの映像で観る限りでもバレンシアの選手たちの中で結束や信頼関係が増しているのは確か。モリエンテスの怪我などもあり1つの代表に6名も選手を引き抜かれるのはマイナスかもしれませんが、プラスの面も絶対にあります。

ビジャとアングロのコンビもTV中継では映らないかもしれませんが、アングロが絶妙なバランサーとして機能していました。ビジャが好きに動いた後で出来るスペースをきっちり使うよう心がけながら動いていましたので、やっぱり隊長はしっかり評価したいですね。

言わずもがな両サイド。ビセンテ、ホアキンが万全になるとこれは魅力的な攻撃陣になりますね。


■ボランチの評価

アルビオルのボランチは個人的には落第点。マルチェナも疲れがあったのかアルベルダ的な仕事は出来ていませんでした。

こう考えると本当にアルベルダの戦術眼の高さが際立ってきます。DFラインとボランチの間のスペースのこのエスパニョール戦では何度使われていたことか…

ただ、デ・ラ・ペーニャなんかはさすがでしたね。わざとボランチの位置まで下がってボールを受けてマルチェナやアルビオルをつり出すよう意図あるプレーをしていたので経験の高さを感じました。

チェルシー戦に向けてボランチが一番の悩みどころ。正直、アルビオルの出来が悪かったのが一番不安要素です。彼はやはりセンターバックで使いたい…

チェルシー戦、アウェーでの第1戦はどうしても守備的なダブルボランチでいきたいでしょうし、マルチェナ不在となればアルビオルしか駒がいません。ウーゴ・ヴィアナもやはりスタメンでは使えないでしょう。

さて、どうするキケ?

個人的には奥の手を使ってアングロ隊長、なんて言ってみたいところですが試す時間も試合もない。そこまで博打は打てないでしょうから、順当にアルビオルでいきそうな気もします。

アルベルダが戻ってくるとはいえ本当にチェルシー戦でコンビを組むボランチがいないのは痛いですね。


■DFライン

右サイドのクーロに関してはもうコメントのしようもありません。スタンドのファンのみならず、プレス席、オフィシャルの広報担当者も机を叩きまくって激怒の連続でした… ミゲルが怪我でもすれば…ぞっとしますね…

しかしまあ、アジャラは偉大ですよ。モレッティのセンターバックや両サイドバックがあまり試合勘がないことからDFラインが全然揃わず見事にタムード、ルイス・ガルシアに突かれてました。

予測能力、カバーリングどれをとってもアジャラ1人の力で防いでいましたからね。この試合を観ながら改めて、「来シーズン大丈夫か?」なんて思ってしまいました… 

ロスタイム前に気分が悪くなって担架で運ばれましたが全く問題なく、チェルシー戦も大丈夫です。

モレッティのセンターバックも対チェルシーを考えると危険。やはりアルビオルのスピードと高さはセンターバックに必要ですね。シェバ、ドログバに対抗するのにモレッティの身体能力では不安です。

デル・オルノも試合を重ねる毎に良くなっているのでこのまま順調にいけば本当にビセンテとのコンビが楽しみ。前半、ビセンテに入れるパスは何気ないものですが精度の高いものです。日本のサッカー少年にはこういう所を学んでもらいたいものですね。


■各選手の採点
※0ー3点満点

独断と偏見のある私なりの採点と()でマルカ紙の採点。

1(1) カニサレス 「CKやFK等での飛び出しが不安定」

0(1) クーロ・トーレス 「ファンから「fuera」と言わちゃねぇ…」

2(1) アジャラ 「現時点での世界最高のセンターバック間違いなし」

1(1) モレッティ 「及第点ながらスピード、高さに不安」

1(1) デル・オルノ 「やはりスペイン代表に一番欠けているのは彼」

1(1) アルビオル 「久々のボランチで頭も体も混乱、疲労」

1(1) マルチェナ 「頭の冷静さが欲しい。アグレッシブ過ぎ」

2(2) ホアキン 「残す課題はシュートの思い切り」

3(2) ビセンテ 「復帰試合でこれは見事。マッチョになったもんです」

2(2) アングロ 「運動量はさすが。得点も決めてモラルもアップ」

3(3) ビジャ 「1ゴール、2アシスト。文句なし」

-交代選手-

1(1) シルバ 「心のアップ不足」

1(1) ウーゴ・ヴィアナ 「途中交代とは思えない運動量」

1(-) ゲラ 「追い回す時間、展開で使われると厳しい」


■偉大なルーフォ

ルフェテが“心のホーム”で取り戻した笑顔

今朝のスーペルでも小さくしか記事になっていませんでしたが、彼の姿をみてきたからこそ彼と共に感動し、ファンと共に拍手を贈りたいですよね。

このブログをずっと見てきてくれた皆さんにもその気持ちは伝わったはず。改めて、
「グラシアス、ルーフォ!!」

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