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 2007-05 

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キケ監督がA・マドリーの監督に!? 

30日の『マルカ』紙は、バレンシアのキケ監督がA・マドリーに売り込みをかけたという内容を報じております。

恐らく、A・マドリーとも強いパイプを持つキケの代理人、ガルシア・キロン氏が絡んでいるのでしょう。

A・マドリーはUEFAカップ出場圏内を獲得できなかった場合、アギーレ監督解任とも噂されており、バレンシアでの続投を約束されていないキケ側が先手を打つ意味で動いたと推測できるものの、あまり真に受けない方がよさそうな情報であることも確か。

しかしまあ、バレンシアといい、A・マドリーといいクラブ内部がもう少ししっかり固まっていけばレアル、バルサを追う3番手としてしっかり追走できるクラブ、チームになると思うのですが…。

今シーズン、すっかり3番手の座を手に入れ、あわよくばレアル、バルサを出し抜いてリーガタイトルを獲ることもありうるセビージャ。

クラブが多額の借金を抱え危機的状況の中2002年に就任したデル・ニド会長は、28日記者団を集めてこんな発言。

「次節でセビージャは首位に立つ。レアルもバルサも次節でこける」

「ミランは運が悪かったな…(来季開幕前のUEFAスーパーカップで対戦)」

まあ、強気の発言が多い上に敵も多いですが、身内はがっちり信頼して守ってます。外からは「ごう慢」と言われも中は固めて着実に計画を実行してきた会長。

2002年のクラブ予算:1800万ユーロ
2007年のクラブ予算:6400万ユーロ

2002年の年間シート販売数:3万人
2007年の年間シート販売数:4万1000人

サンチェス・ピスファンスタジアムがこれ以上収容できないため、拡張工事に入る予定で6万人規模のスタジアムにする予定。

年間シートの購入待ちリストは約5000人。

デル・ニド会長曰く、「最も驚いた選手補強は?」

「マルティ」

03-04シーズンに移籍金なしでテネリフェから獲得したMF(ボランチ)について、「モンチは素晴らしい目を持っていた」とフロントのモンチ氏を絶賛。

今シーズン途中にはライカールト監督を指して、「セビージャに来てもセビージャBの監督だ。うちにはファンデ・ラモス監督がいるから」と発言しておりました…。(ライカールトもその後苦笑いでしたが…)

チャンピオンズリーグ(CL)出場権を獲得し、来シーズンは念願のCL出場となりますが、デル・ニド会長は、

「来年は今より良いチームを抱えることになるだろう。ただ、誰もアンタッチャブルな存在はいない」

と発言。ダニ・アウベスも札束をチェルシーやバルサに積まれればあっさり売ってしまうことでしょう。


さて、そんなモンチ氏にバレンシアのソレール会長はオファーを出したとも言われておりますが、どうなることやら?!

セビージャで上手くいっているからといってバレンシアで成功するとは限りませんし、何よりモンチ氏はセビージャで年数をかけて構築してきたシステム、スタイル(=「継続性」)があるからこそ今のセビージャの土台を作れたとも言える。

もし本当にモンチ氏にオファーを出しているとすれば、自分はソレール会長のそういった点に不満を持っております。

「キケかカルボーニか?どちらか1人が残ることもあるし、2人が残ることもあるし、2人とも残らないこともある」

と以前の『ラス・プロビンシアス』インタビューで語った発言はいまだに現地で尾を引いております。

どういう判断が良いか、悪いか、非常に難しいところではありますが、少なくともクラブ内部からは「両方信頼している」と言っておけばシーズン中に周りが騒ぐことも少なくなるとは思うのですが…。

おっと、話がだいぶ変わってしまいました。

それにしても、キケ、A・マドリーに行くことになれば、またもやいばらの道ですよ。レアル・マドリーで選手経験、指導者経験があるだけにバレンシア以上に色々言われることもあるでしょう。

そうならないためにも、バレンシアで来季も頑張ってもらいましょう。

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スナイデル、アリスメンディ獲得の現状 

スナイデル獲得に関してはアヤックスがチャンピオンズリーグ(CL)出場権を獲得したため、状況が難しくなっている模様。

CL出場とならなかった場合にはスナイデル引止めが難しいと考えていたアヤックスはここに来て強気の姿勢。現在、スナイデルの移籍金を1800万ユーロ(約29億3000万円)に設定している。

バレンシアの最初のオファーは800万ユーロ(約13億円)で、今はその倍以上の金額。バレンシアは1200万ユーロまでなら交渉する構えながら、今のようにアヤックスが強気の姿勢をみせる限りは獲得は実現しないとみられている。


アリスメンディについては、デポルティボとA・マドリーの両クラブ間で話し合いがつき、今シーズン終了後ひとまずA・マドリーに戻ることが決定。

これでややこしい問題は解決し、バレンシアはA・マドリーと交渉するのみ。29日のスーペル紙はこれでアリスメンディ獲得は「決まり」と報じていたものの、個人的にはスナイデルの動向に合わせて動きがあるものとみている。

とはいえ、既にマドリッド市内でメディカルチェックも受けており、本人側には5年契約を提示しているため、獲得決定は時間の問題とみられている。

オサスナのプロ精神 

オサスナのジガンダ監督「アルベルダ、次は君たちの番だ」

オサスナ、この状況の中よくやりましたよ、ほんと…

日本では中継がなく、ニュースにもならないでしょうが、私は大事なことが隠されている気がするのでここで追加の記事にします。

27日に行われたオサスナ対レアル・ソシエダ、結果は2-0でオサスナが勝利。

上のスポナビさんの記事で書いたように、試合前から誰もが「どうせレアル・ソシエダが勝つよ」「オサスナはわざと負けるよ」といった意見。ある種、スペイン全土が八百長を公認していたことになります。

信じられないでしょうが、実際に試合が始まるとオサスナファンは完全にレアル・ソシエダを応援。

オサスナが得点を挙げればブーイング。

自分のチームが勝ったのにブーイング。

挙句の果てには選手たちに「お前らは金で雇われた傭兵だ」、「ソシエダは俺らのお陰で1部にいる」と歌う始末…

さすがに、呆れましたよ、オサスナの一部ファンの皆さん。

2-0になった瞬間、帰り始めたファンもいたとか…。

確かにこの裏にはまた別の複雑な要素があるのは理解しています。

オサスナファンの大半はレアル・ソシエダが降格するなら、ビルバオに降格してもらいたいと思っている人たち。

なので、純粋にレアル・ソシエダの降格を避けたいわけではない。むしろ、ビルバオへの敵対心が強い余りソシエダを応援していたということでもある。

シーズン前には将来を嘱望されたハビ・マルティネスをビルバオに持っていかれた過去もある。(とはいえ、大金で売ってますけど…)


そんな状況の中で監督も選手もよくやりました。

ホームで点を獲って、勝ってブーイングされる状況ですよ!?自分には理解出来ません…。

なので、冒頭に紹介した記事のようにアルベルダの発言は確かにオサスナにプロ精神を求めた恰好で過去はその通り(八百長)だったとはいえ、少しやってしまったという感が私にはあります。

ジガンダ監督も、アルベルダのようなプロの選手がそういう発言をしたことについて不快感を示していました。

アルベルダ、バレンシア擁護派のスーペルの記者は今日(28日)のコラムでこんなことを指摘していました。

「オサスナが勝ちに行ったのはビルバオも降格争いをしていたから」

バスクの2チームが降格争いをしていたからどちらか1チームを助けるとどちらか1チームを殺すことになりかねない。よって、オサスナは余計なことを考えず勝ちに行ったんだと言わんばかりの内容でした。

また、ジガンダ監督は選手時代ビルバオでプレーしていたこともある人間でそういった点も指摘されてしまいます。


ただ、自分はアルベルダもオサスナのファンもギャーギャー言う記者も含めて周囲の疑惑の目を気にせず点を獲りに行って、勝ちに行ったオサスナのプロ精神に拍手を送りたいですし、そういう試合、チームをファンとしても記者としても観たいと思う。

少なくともその姿に敬意は持つべき。


さて、ジガンダ監督が返したように次はバレンシアの番であることも確か。アルベルダがそういう発言をしてしまった以上、選手やチームにプレッシャーや疑惑の目が向けられるのは仕方ないこと。どういう形であれ、バレンシアが負ければ何か言われるのは間違いなし。

とにかく良い試合、勝利への気持ちのみえるダービーマッチが観たいですね。そして、アルベルダが言っていたようにバレンシア州のチームはこれまでもそうだったようにプロ精神を見せてくれるでしょう。



とうとう、800人突破!
バレンシアサッカーライフ(mixi内コミュ)

キケへのブーイングから思うこと 

バレンシアファンがキケ監督にブーイング

色々考えはあるでしょうが、自分はあってもいいことだと思っています。ただ、前回の記事でも書いたように自分はキケ続投支持派。

このブーイングはウルトラスの“ヨムス”が先導して起したもの。ただ、メインスタンドのファンも含めて一般のファンの多くがそのブーイングに乗っていました。だからこそ、スタジアム全体を包み込むような大きな歌声となっていた。

大事に取るか軽視するかはその人次第。

ファンが常に選手やチームに温かい声援を送らなければいけないかというと自分はそうではないと思います。

違う手段もあると思うのでそれについてはキケ同様敬意を持っています。スペインと日本の違いはそれを受け止める姿勢。自分はスペインのファンの方が表現方法にしてもサッカーのオピニオンにしても数が多いと思っています。それだけ違う意見や表現を受け入れるバックグラウンドがあるのかもしれません。(もしかすると自分以外の意見を軽視しているだけかもしれませんが…)

メスタージャのファンの特性は「要求が高い」のだと思います。(スペイン全体にそういう傾向がありますが…)

それが良いのか、悪いのか時と場合によるでしょう。

そういうファンだから選手は常に全力を尽くす(尽くさざるを得ない)のかもしれないし、そういうファンだからバレンシアの(特に監督交代での)お家騒動は止まないのかもしれない。

自分がキケ続投を支持する理由は2つ。

1つめは、そろそろスペイン、バレンシアの悪しき習慣を見直すべきだと思うから。今シーズンプレミア勢に見せ付けられた継続性の大切さを認識する時だと思うから。

結果が出ないからすぐ監督交代、ではいつまでたってもいたちごっこ。チームにはシーズンを通して良い時、悪い時というのがあるもの。流れがある。

昨日敗れたビジャレアルもそうだし、今首位で勢いを増しているレアル・マドリーだってそう。リーガ1部の20チーム全てでそうだと言えるでしょう。

だから、特にリーガで降格争いをするチームで頻繁に起こる監督交代劇は自分は否定的。監督交代によるショック療法で一時的には復活の兆しをみせるけれども結局は長続きしない。

話がそれそうなので2つ目の理由。

それは来年こそ本当のキケの実力、サッカーがわかるシーズンだと思うから。自分としてはそれを見極めたいとも思ってます。

キケの監督、人間としての選手・チームマネージメントはこの2年で評価できるもの。ただ、今シーズンは怪我人のせいもあってサッカーの面での評価が出来ないと思っています。

キケも選手も「今年はこれだけ怪我人がいて…」と言ってきているのだから、リーガでクラブの目標は達成し、CLでベスト8入りしたとはいえサッカー面で評価するのは早急なのでしょう。(結果については評価されるべきでしょう…)

来年のサッカーをみれば自分としてもそれなりの評価が付けることができると思っています。

今シーズン、この台所事情でよく“やりくり”をして結果を出したと思います。だからこそ、来年は外的要素に左右されることなく、彼のサッカーのお手並み拝見といきたいものです。

駄目なら駄目でばっさり斬りますよ。良いなら良いで指導者として吸収させてもらいます。

来年はもう怪我人を言い訳には出来ません。はっきりサッカーの質で評価される年となるでしょう。だからこそ、私は楽しみ。

そういう意味からして続投を支持し続けます。



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「Quiquesta(キケスタ)」と「Carbonista(カルボニスタ)」 

先日、キケ監督がスナイデル獲得に疑問符を付けたのはご存知の通り。

昨日の会見でキケは、

「(スナイデルの件で)何か間違ったとしたら謝りたい」

と素直に謝罪。まあ、強気の彼らしく、

「自分はこれまで100回以上の会見を開いてきたし、(そのインタビューでの)たった5秒の間違いが何か問題を誘発するものになるとは思っていない」

と説明しておりました。確かに、キケの意図は別に「スナイデルなんて要らないよ」ではないし、「少なくともフロントが選手獲得の際、話しを持ちかけるのが筋だろ?」という疑問符でそれは正当です。

セビージャの練習なんかを(TVニュースなんかで)観ていても、フロントのモンチ氏はいつも練習場に姿をみせ、練習後にファンデ・ラモス監督と立ち話しをしております。多分、クラブハウス内でもじっくり話し合いしてるんでしょうね、移籍なんかの件では常に。

今更カルボーニSDとキケの仲が修復するとは思えませんが、少なくともカルボーニがプロとして仕事をしているならば移籍の件でキケに話しを持ちかけることぐらいはすべき。それがないからキケもスナイデルの一件でこの発言をしてしまった。

とはいえ、キケも謝っている通り、そんなことを公の場で話してしまうのは間違い。この発言でまたソレール会長やクラブ幹部の怒りを買っているのも事実。シーズン開幕から同じような件で問題や騒動を起しているのだから、少なくとも内部で話し合ったり公言せずに会長に相談すべきでした。

この一件だけを点でみればキケが間違ったと言えますが、大きな流れの中ではカルボーニも間違っております。

ということで、またもや「キケとカルボーニどっちが残る?どっちも残らない?」なんて話題が現地であふれ出している状況…

実は、現地でこんな言葉があります。

「Quiquesta(キケスタ)」=キケ擁護派

「Carbonista(カルボにスタ)」=カルボーニ擁護派

これを使っているのは現地のメディア、記者たち。

まあ、日本の皆さんにはお伝えしてもいいことだと思うので、ぶっちゃけますが、メディアによっても偏りがあります。

例えば、スポンサーでもあるカナル9・ラジオ9はどちらかというとカルボニスタ。彼らはクラブのスポンサーでもあり、クラブの機関メディア的な立場なので常にクラブ、会長に近い立場。つまりはフロントに近い立場。

下に挙げたインテルからのホアキンのオファーはラジオ9がリークしたもの。裏を返せば、フロントと精通しているので内部情報が取り易い立場にあります。

ASやLas Provinciasといった新聞はキケスタ。

ASなんて毎回カルボーニ批判のコラムが出ていますし、プロビンシアスの記者もキケと仲がよく常に練習後に対面で話しをしていてキケからもらったネタでニュースを作ることも多い。

自分がみていて上手くバランスを取っていると思われるのが『スーペル・デポルテ』。勿論、記者によって立場はあるのでしょうが、バレンシア唯一のスポーツ紙としてクラブもチームも立てなきゃいけない。

だから、ゴタゴタやマイナス要素は大嫌い。(じゃないと新聞が売れない)こっちのスポーツ紙は引いた視線でゴシップ記事を扱えるような立場を保っていませんから…

よって、スーペルの記者なんかは、

「キケもカルボーニも両方fuera(=クビ)の方がクラブのため」

なんてばっさり言ってたりします。(オフレコ気味にですが…)

マルカなんかは両方に冷ややかな目を持つ派。

マルカの記者なんかをみていていつも思うんですよね。

「面接でレアル・マドリー好きです」

と答えなきゃ採用されないのかな?って(笑)

バルセロナにいるマルカの記者なんてどうなんでしょうね?

自分が番記者として張り付いているクラブの悪口、マイナス記事ばっかり書こうと思って仕事しているのってどうなんでしょう?

自分なら絶対にそんな仕事はしたくないですけど…


話しがそれましたが、自分はどっち派なんてないし、お家騒動懲り懲り派。出来れば継続性を持たせる意味で2人共に続けてもらいたいですけどね…(無理だろうなぁ…)。

ソレール会長の判断次第ですが、毎度毎度振り出しに戻るような判断だけは避けてもらいたいですけど…。

まあ、一番はっきり思っていることは、

「あれ、ソレール会長になってからタイトル無しだよな?」

という疑問です…。

インテルがホアキンにオファー 

インテルがホアキンにオファー。

移籍金1500万ユーロ+ソラーリ

をバレンシア側に提示した模様ながら、バレンシアはあっさり拒否。

昨年2500万ユーロで獲得し、ここにきてようやく主軸として活躍し、スペイン代表復帰まで果たしたホアキン、そんなオファーで出せるはずもないでしょう。

アルビオル召集外の不思議 

先程発表された6月2日、6日のユーロ予選のスペイン代表。

ホアキンが代表復帰、ソルダード初召集(スポナビニュース)

今更DFラインを変更するのにリスクがある、怖いのはわかりますが、アラゴネス監督、今シーズンのアルビオルのプレーをみて代表に選ばないのは私とって今季リーガの7不思議の1つです。

確かに、まだ観ていてビルドアップの精度に問題ありですが、安定感や1対1の強さ、スピード、高さと平均的にみて代表クラスであることは間違いない。

ユーロの本大会を考えるなら、自分は今からこういうDFラインを組んで予選を戦うでしょうね。

【DFライン】

セルヒオ・ラモス  アルビオル  プジョル  ミゲル・トーレス


左サイドバックの人材難はこれまでずっと言ってきましたし、デル・オルノの復活も期待したかったですが、両サイドバックはレアル・マドリーの2人でいくしかないでしょう。

スペイン代表が世界で勝つためにはDFラインなんですけどね、アラゴネス監督…

ビジャレアルのフォルランインタビュー 

2007年5月22日 スーペル・デポルテの一面トップ ビジャレアルのディエゴ・フォルラン
【22日のスーペル・デポルテ紙一面トップ】

バレンシア対ビジャレアルのバレンシア州ダービーに向けてビジャレアルの話題も盛りだくさんになっております。

今日(22日)のスーペル紙の一面トップはビジャレアルのフォルラン。その理由は、

バレンシアがフォルラン獲得を狙っている

との噂から。昨年もバルセロナとバレンシアが狙っているとの噂がありましたが、シーズン終盤もバレンシアでは密かに噂されておりました。キケ監督もフォルラン獲得を希望しているとのこと。

ただ、問題は彼の移籍金。2300万ユーロ(約37億5000万円)ですから難しいでしょう。

最近、また爆発してますし、やはり身体能力が高くオールラウンダーでもある彼はどんなクラブに行ったとしてもそれなりに結果を出すでしょうね。今はピレスをトップ下に置く1トップが多いですが、2トップであれ1トップであれ適応できる能力がある。


さて、そんな旬な彼のインタビューが掲載されましたのでこの場を借りて紹介させて頂きます。

footballista(フットボリスタ)2007年5月23日号 ビジャレアルのディエゴ・フォルランインタビューページ
【フットボリスタのフォルランインタビューページ】

いつもお世話になっている雑誌「footballista(フットボリスタ)」に掲載されております。

インタビュー・文/小澤一郎

記事を読んでもらえばわかる通り、この人、受け答えが素っ気無い選手の1人。なかなか難敵でした…(汗)

ビジャレアルで最も素っ気無いのは、間違いなくマティアス・フェルナンデス。スーペルでさえ、移籍後インタ撮ってないですし、番記者も「彼のインタ撮ってもねぇ~」と言ってました(苦笑)。

マティは単にシャイでマスコミ嫌い。フォルランの場合、嫌いというより非常に頭の良い選手だけに「マスコミに話したところで無駄」と思っている。まあ、どんな選手も大抵そう思ってるのでしょうが…

バレンシアなんか特にそうなんですが、インタビューを撮ったらすぐに周りの記者に囲まれてこう言われます。

「何か爆弾発言した?面白いこと言った?」

スペインではマスコミ、記者はみな仲間。非常に仲間意識が強い。だから、爆弾発言なんかするとすぐに全てのメディアにその情報が流れてしまう。

自分はたった1人、外国人記者として現場にいて、そういったスペイン人の記者仲間意識とは隔離された場所にいるのでむしろ助かってます。

だって、自分はそういう揚げ足取りをしようと思ってインタビューや取材するつもりないんですもの。勿論、突っ込んだ内容を聞いたり、噂の類を聞くことはある。でも、「何とか面白いこと、爆弾発言、特ダネをつかもう」なんて思って対面したくない。相手に失礼だと思うから。

巷の噂話しよりもその選手の人間性やサッカー観、どういうサッカーとの距離感を持って生きているかを知りたいと思ってます。

貴重な時間を割いて対応してくれるんですから、無駄に相手を挑発したりイラつかせるより純粋なサッカーへの気持ち、取り組む姿勢を知りたいですよね。

インタビューアーとしてはまだまだ言葉足らずで、どうしても用意した質問項目(毎回、一応翻訳して用意しておきます)に目を落としがちになる。もっと、スペイン語を上達させて流暢でスピーディーに質問出来ればな~なんて思うこともありますが、それより大事なのは多分、こちら側の姿勢なんだと思ってます。

自分の言語でインタビュー出来ないからこそ、そういった意識や姿勢を大事にしながら今後も取材していきたいものです。そうすれば選手が発してくれる言葉の端々から伝わるサッカー人としての生き様って絶対つかめるような気がするんですよね。

と、長くなりましたが、インタビューが掲載されている号はこちら↓

footballista(フットボリスタ)2007年5月23日号表紙
【先週発売となった5月23日号のフットボリスタ表紙】

先週号になりますので、もう店頭にありません!(笑)

何で今頃載せるかというと、昨日、編集部より送ってもらったからです。再度、この場を借りて御礼申し上げます。ありがとうございました。

あと、郵便局のおっちゃんへ、

「確かに雑誌としては少しサイズが大きいですが、折り曲げてポストに入れないで下さ~い。お願いしま~す(笑)」

ビジャレアル戦時間変更とリーガの“カチョンデオ” 

気付けば試合日程が変更しておりました。

バレンシア対ビジャレアルのバレンシア州ダービーは当初、

27日(日)19時キックオフ

だったのですが、今日、

26日(土)18時キックオフ

に変更…

その背後には、バレンシア、ビジャレアル両チームから「27日は市長、州知事選挙があるから土曜にしてくれ」とリーガ側に働きかけていた経緯があるようです。

そんなことなら初めからそうしとけばいいのに…

だいぶ前からその選挙に向けてフォルラン(ビジャレアル)、エスクリバ(バレンシアセカンドコーチ)が選挙委員として召集され、日曜開催なら試合に来れないなんて噂(エスクリバの召集は事実のようですが…)がありました。

一度決定しておきながら今頃覆す意味がわかりません。(日曜試合だと思って予定を立てていた人もいるでしょうに!?)


あと、もっとよくわからないリーガの戯言、今回は審判団のボイコットです。

レアルのベッカムのイエローが取り消しになったのは2節くらい前でしたっけ?その取り消し判断に審判団が怒り、現在イエローカードを出してもその理由をリーガ側に申請しない行動に出ています。(FIFAの規約でイエローの理由を書かなければ正式にイエローとして認められない条項があるようです)

よって、前節(35節)、本来なら15人の選手が出場停止となるはずが、全員出場出来ました!

皆さん、「なんだ、それ?」と叫んでやって下さい…(苦笑)

そして、前節出された63人へのイエローカードが審判団が理由を書かないことで無効となっております。。。

皆さん、「なんだ、それ?」と叫んでやって下さい…(苦笑)

バレンシア対サラゴサ戦ではアジャラとホルヘ・ロペスがイエローをもらいましたが、当然無効です。

多くのバレンシアニスタは「なんだ、それ?」と叫ばないでしょうが、私はバレンシアニスタでも叫びます(苦笑)。


審判団の理屈はこう。

「試合後にビデオを観て審判のミスをチェックし、イエローを取り消すのはわかる。ただ、そうだとしたら審判が見過ごしてし、イエローカードを出さなかったようなプレーに対して後でイエローを課すことをなぜしない?」

と憤っているようです。

前から私は言ってますが、そりゃこういうことになりますよね?!

初めから一度出されたイエローを後から取り消すなんて…おかしいですもの。

まあ、審判団が今やってる行動も的外れなことだと思いますが、結局はセビージャのファンデ・ラモス監督が言う、「カチョンデオ」ですよ!(怒)

試合後にビデオ判定でチェックしてイエローカードを取り消すくらいなら、試合中からビデオ判定を導入して、微妙なプレーには「ちょっと待った~!」とでも言って試合を止めればいいんですよ。

それじゃ、サッカーの面白みが台無しになると思いますけど…

「審判も人間。間違うことはある」

と誰もが理解した上で、敬意を持った行動を取っていかないと。

今のリーガは選手も監督もリーガ機構も審判団もそういった敬意が欠けているように見受けられます…。

ということで、これが今後も続くのかどうかに注目が集まっております。

本来なら次節のビジャレアル戦にモレッティは出場停止。アジャラもイエローもらってますが、無効になるやもしれません。

確かに審判によって、試合によってイエローやファールの判定基準が変わっています。ただ、それはスペインの審判のレベルが低いからではない。どんなリーグであれ大会であれ各審判、試合によって微妙にズレが生じるのは生身の人間が笛を吹く以上仕方ないこと。

それをあーだ、こーだ、言っても仕方ない。

根本解決として私は取り消し制度など無しにすればいいと思ってます。

そうでなければ、今審判が言ってる理屈が通ってしまうから。

昨日のアトレティコ・マドリー対バルセロナの後半にマキシがイニエスタにかましたタックル見た人いますか?

あれ、間違いなくレッドカードですよ。なのにイエローすら出ていない。温厚なイニエスタが怒るくらい相当悪質で最悪なファールでした。残り3試合出場停止にしてもいいくらいのもの。

取り消し制度をやってる限りは、「次はマキシ出場停止だろ?」なんて論争を巻き起こすことになるでしょう…

審判があそこでレッドを出さなかったのは誤審とはいえ、審判が人間である限り誤審はあるもの。

リーガ機構、審判団、各チームが自分たちの利益のためにギャーギャー言うことで結局はリーガ全体のイメージや存在意義を失いつつあることをそろそろ理解すべきではないでしょうか?

いつまでも「カチョンデオ」やってると誰も見向きもしなくなりますよ!?

スナイデル「バレンシアでプレーする準備は出来ている」 

アヤックスのスナイデルが、「バレンシアでプレーする準備は出来ている」とオランダ国内紙『Algemeen Dagblad』のインタビューで語った。

「アヤックスとバレンシアが早く合意に達してくれることを望んでいる」

未だにバレンシアの地元では「アヤックスが2000万ユーロを提示しておりバレンシアが提示する上限1200万ユーロと金銭的に開きがある」と言われておりますが、この状況であれば移籍も秒読みか!?

同紙によるとバレンシアは1400万ユーロまで移籍金を上げる用意をしているとのこと。

現状ではバレンシアが一歩リードしている様子。

来るか、オランダ代表MF!?

一方、エドゥは今後も2ヶ月以上チーム復帰が難しい情勢。よって、来シーズンの開幕に間に合うかどうか。本日、再手術に踏み切るかどうかの判断もありそうで、やはり攻撃的MF獲得は既定路線のまま進められるのか。

マジョルカ戦前の会見でキケは、エドゥのブラジル国内でのリハビリについて、疑問符を付けておりました。「バレンシアのフィジコの方が良い」ときっぱり。

バラハもマジョルカ戦で復帰し、ビアナも好調をキープ。ただ、ビアナはこの状況が続けば移籍(レンタル含む)は避けられない模様。

日本人が戦術、システムを多いに語る理由 

2007年5月18日のアス紙の記事より
【18日のアス紙にあった2007年TV視聴者数最多ランキング記事】

1位 リバプール対バルセロナ 862万人(平均視聴者数) 45.7%(シェア率)

2位 エスパニョール対セビージャ 775万人 45.4%

3位 レアル・マドリー対バイエルン

4位 バルセロナ対レアル・マドリー

5位 スペイン対アイスランド

6位 スペイン対デンマーク

7位 バレンシア対チェルシー

8位 イングランド対スペイン

9位 F1 スペイングランプリ

10位 F1 イギリスグランプリ


これが、2007年スペイン国内の最多視聴者数ランキング。当然、スポーツ部門だとは思いますが、部門分けなしでもトップ10にフットボールがいくつ入るのだろう?というくらいなのは明らか。

この数字から感じることはたった1つ。

「スペイン人はフットボールを観てます。とにかく観てます」

ってこと。年齢に関係なく子供から大人まで、老人までみんな観てますよ。少なくともスペインのお茶の間、TV局はフットボール無しでは存在しえませんよ。(嫌いな人も当然いますが…)

だから、スペイン人なんかと話しをしていてもよく思うんです。

「この人たち、サッカーをマクロの視点で観ているな」

スペインではそこら辺で遊んでいるちびっ子にマイクを向けてサッカーの話題を振ったとしても立派な返答します。「カペッロ続投?あの人のサッカー嫌い」とか小学生低学年風のちびっ子がカメラとマイクを向けられても堂々と発言します。


日本人ってサッカーに関して特に、その時期、その状況でモダンなチーム、魅力的なチームだけを取り上げてミクロの視点で観ることが多いと思うのです。だから、戦術論って多くないですか?システム論って多くないですか?

自分がスペインで生活し初めて、前も言ったように「日本人としての軸」を感じ、持ち始めてサッカーに対面するようになると、これまでと少し視点が変わってきたな、と思うんです。

このブログでも最近は特に、戦術論やシステム論をマニアックに論じたり、熱く語ることが少なくなってきたかもしれませんね。意識しているわけではないのですが、必然なのかもしれません…。大事な要素ではあるけれど、それ以上に大切なことはやはり日常、現場にあると思うようになってます。


17日、ペジェグリーノが指導しているバレンシア郊外のエリアナという村に行って彼の練習を見学してきました。

彼ほどの指導者が本当に村の普通の子供たちを指導している姿って何か面白かったですけど、やっぱり指導というか口を挟むタイミングが上手かったな~。参考になりました。

練習後、自転車通勤している彼と一緒に私が乗る電車の駅まで2人でサッカー談義しながら帰ったのですが、面白かったですよ、その内容が。オフレコ話しもいっぱいありました。

そういえば、その村のスポーツ施設のすぐ近くにカニサレスも住んでいるようで、ちょうど自分が到着した時、施設内のバルでカニの子供や奥さんを見かけました。

ペジェさんの話しでは、「カニの息子はエリアナのスポーツ施設で空手やってるよ」とのこと。そういえば、カニも柔道やってたんですよね、昔。

色々話していて思ったことは、彼のサッカー観って“達観”している部分があるな、ということ。今のサッカー界で色んなことが起こっているんだけれど、決して動じていないし、落ち着いた状況の中でその流れを上手く組み取っている。

今シーズンCLでプレミア勢が奮闘したこともあって、「今後、ハイテンポでフィジカル的なサッカーが主流になると思う?」と聞いたところ、彼の答えは明確。

「サッカーとは、サッカー選手とはより複合化されたもの。全ての要素が混ざり合っているもの。もし、フィジカル重視のサッカーになるというなら将来的には陸上競技で五輪に出場できるようなアスリートを試合に出せばよくないか?そんなアスリートの方がロナウジーニョより良いサッカー選手になる時代が来ると思うか?有り得ないし、サッカーというのはだから面白い」

バルサの低調やレアルの好調の話しを振った時も、「サッカーとはそういうもの。フィジカルよりもメンタルが大きく左右するし、長いスパンでみていかないと駄目。マンUなんかみてみろよ、ここ数年全く勝てなかったチームが今年いきなり復活した。監督が変わったか?システムや戦術が変わったか?」なんてコメントしてました。


日本のメディア向けに文章を書くライターとしては難しい立場なんですよね。

例えば今、セビージャが素晴らしい。

なぜだろう?成功、躍進、良いサッカーの理由は?

とみな理由を知りたい。

ライターの立場としてはその理由を探して文章にしなければいけない。

でも、自分はその背後で「結局その一瞬、ポイントだけを切り取って理由を探しても無理だろうな」と思う節もある。(「この仕事向いてないかも?」と思う時もしばしば…苦笑)

だって、「フットボールですから」「サッカーですから」。

魔法の練習なんてありません。

「この練習をすれば絶対勝てる」なんて練習があったらどのチームもその練習をして勝てます。

「この戦術、システムを使えば絶対勝てる」なんて戦術、システムがあったらどのチームも採用します。

現実はそうじゃない。そうじゃないから面白い。奥が深い。

成功なんて、答えなんて人生同様フットボールにはない。だから人生もフットボールも面白い。

それぞれが自分なりの成功、幸せ、解答を求めて人生やフットボールを営んでいく。だから僕はフットボールの魅力に惹かれる。


スペイン人は冒頭にも挙げたようにサッカーを“見続けて”いる。自分のチームと軸を持って日常の一部として見続けている。

だから、そこらにいる誰もが自分なりの意見やサッカー観を確立していて、今更戦術論やシステム論を唱えられてどうこう思わない。だから、マスコミやメディアってあまりそういう話しをせず、あっさり報道するのみで終わっている感がある。

ユースやジュニアユースの練習なんかもこれまで観てきましたがバレンシアやビジャレアルが多かった。だから、ペジェさんの村クラブなんかのチーム、選手を観るのが新鮮だったんですよね。

選手の質はお世辞にも良いとは言えない。練習着もバラバラだし、サッカーソックスではなく普通の靴下を履いて練習してる選手もいる。

でも、持っているサッカー観や意識はバレンシアやビジャレアルのカンテラーノ、エリートたちとさほどかわらない。自分が外からみていて、「この場面ではこのプレーだな」と直感で思うことをやろうとしている。ただ、技術がなくて出来ないだけ。その差。

そういう意味でも「観れる環境」って大切です。「観れる距離感」って大切です。

フットボールを観れる環境、フットボールと生活の距離感。

日本でもだいぶ整ったとはいえ、近まったとはいえまだまだの部分はあるし、高騰化する放映権料のために少なくともTVでの距離感は広がりつつある。

的外れかもしれませんが、日本代表の下部カテゴリーが勝てなくなったのってそういう環境に影響してると思いません?

自分がサッカー少年やってた頃にJリーグが誕生してフィーバーがあり、その後代表熱も高まっていった。まさに日本でフットボールの環境が整い、距離がぐっと縮まった時期。

自分のすぐ下の世代が俊輔や小野、稲本の黄金世代。

彼らの世代って特に民放でサッカーがバンバン放送されていたと思うんですよね…。

でもその直後からビジネス化の一途を辿った日本サッカーは民放で試合が放送されなくなった。よりコアなファンはCSで観るようになった。

確かに今のサッカー少年は指導者のレベルアップによって技術的には上手くなっているけど、教えられることに慣れすぎてるんじゃないかな~と思うんです。

低年齢のサッカー少年に必要なのはサッカーを生でもTVでも観まくること。それこそ、赤ちゃんが言葉を話すようになるのと同じでしょう。一定量のサッカーを観ないとサッカー選手としての“言葉”を持てない。自分の言葉を持てずに教えられてばかりいても結局身に付かない。

それが今の日本サッカーの低年齢層で起きていることなんじゃないかな、と思ったりします。

多分、日本で超上手いサッカー少年とスペインで超上手いサッカー少年のサッカーのレベルは同じでしょう。でも、日本で超下手クソなサッカー少年とスペインで超下手クソなサッカー少年のサッカー観、戦術的レベルは雲泥の差があることでしょう。

日本サッカー協会がエリート教育するのもいいですが、超下手クソなサッカー少年を「サッカーをわかってるな~」と思わせる方が大事だと思うのですが…

少なくとも私がお金にならなくとも、他に仕事があるにも関わらず(いいのか?冷汗)、深夜3時まで1時間以上、この記事(コラム)のために必死で文書を書く理由はそういうこと。

日本の皆さんにフットボールやリーガを近づけたいから。

長い記事にお付き合い頂きありがとうございましたm(__)m

おめでとう、セビージャ、パロップ 

2007年5月18日のアス紙のパロップインタビュー記事
【18日にアス紙に掲載されたセビージャのパロップのインタビュー記事】

遅くなりましたが、UEFAカップ決勝、しびれました、燃えました…

セビージャの優勝を称える前にエスパニョールの見事な戦いとタイトルへの闘志、魂に拍手。負けたとはいえ、PK戦での敗戦。なおかつ、後半モイセスが退場となり延長も含めて約1時間近く1人ビハインドの中あの戦い。“グッドルーザー”と呼ぶにはあまりにも惜しい試合内容でした。

試合後、ルイス・ガルシアを初めエスパニョールの選手が流していた涙が印象的でした。また、戻ってきて欲しい、ペリーコたち!

試合当日には約400人のエスパニョールファンが決勝の地、グラスゴーに飛べず。その理由は旅行会社が手配したはずの飛行機が幽霊飛行機だったから。日本でもワールドカップなどで幽霊チケット、幽霊会社の出現騒動がありましたが、この手の犯罪は本当に許せません。

ただ、唯一の救いはエスパニョールがその事実を朝早くに知って、クラブとして彼らを救済するため飛行機を1台ゲットして194人のペリーコたちをグラスゴーに送り込んだこと。クラブが取った迅速でファンを想う行動にも拍手。


そして、連覇という偉業を成し遂げたセビージャ、おめでとう!この試合でヒーローとなったパロップ、おめでとう!

バレンシアニスタとしてもパロップの活躍は嬉しいものですね。

バレンシア在籍時代から彼の能力や人間性に疑いの余地はなく、この活躍も当然と誰もが思っていることでしょう。また、「スペイン代表入り」の声が高まってくることでしょう。

今のセビージャは一昔前のバレンシアをみているようですね。どのポジションにも穴がなく確実な戦力を2人以上抱えて見事なローテーションを採用。

この決勝でもポウルセン、マルティ、ドラグティノビッチといった選手のユーティリティー性は際立っていました。ヘスス・ナバスを思い切ってベンチスタートにしたり大胆な采配をみせるファンデ・ラモス監督ですが、選手起用の上手さはリーガの中でも群を抜いていると言えそうで、バレンシア時代のベニテス監督と同じ匂いを感じます。

セビージャのデル・ニド会長は「次はリーガ」と意気込んでいました。過密日程が続いていますが、このチーム、何かやってくれそうな気がします。

ああ、この試合は今季観た試合でもベストゲームの1つ。本当に面白かった…

バレンシアの試合でこんな試合やられたら間違いなく失神しそうですが、来季はそういう試合(=CL決勝)を観たいですね♪

バレンシアの日本ツアー中止? 

2007年5月13日のスーペル・デポルテ紙の記事より
【13日のスーペル・デポルテ紙に掲載されたレミオロメンの取材の記事】

バレンシアの公式HPでも紹介されたように、12日(土)、サラゴサ戦前日の練習にレミオロメンが取材に訪れビジャ、ホアキン、カニサレス、モリエンテスのインタビューを取ったそうです。

恐らく、WOWOWでその取材の様子は放映されることでしょう。

が、しかし…

本日(18日)のマルカの記事に小さくこんな記事がありました。

2007年5月18日のマルカ紙の記事より
【拡大可能。スペイン語読める人は拡大して読んでみて下さい】

「バレンシアは日本ツアーをしないだろう」

という見出しですが、その内容によると他のスペインのクラブ(多分バルセロナを指す)が同じ内容の日本ツアーを行いながらバレンシア以上の収入を得ることから選手にも現場監督にも不評な日本ツアーを行なわず、次のシーズンに向けてより完璧なプレシーズンを行なうとのこと。

既に日本では7月27日にマリノスとの対戦が公式発表されているだけに、本当のところはわかりませんが、バレンシア側から全くこの件について発表がないのも事実。

さて、どうなるのでしょうか?

【重要】
まだチケット発売にもなっていない状況ですし、このニュースを聞いてバレンシア日本ツアー事務局等に無駄に問い合わせるのはやめましょう。もう少しすればクラブからの発表があると思うので落ち着いて下さいね。当然、追加情報があれば私からも発信しますので。



私はバレンシアが日本に行くなら成功するよう、クラブや選手の知名度が上がるよう精一杯応援しますし、行かないなら行かないでシーズン前の準備をしっかりしてもらいたいと思っているのであくまでクラブの判断を待ちます。

マルカが書いているように現場の選手やコーチ陣は出来れば行きたくないと思っているのが本音。会見でそういった質問をするたびに彼らから見える苦笑いを私はしっかり目撃しております。そりゃ、次のシーズンに向けて良い準備をしたいのは現場の人間としては当たり前。

そして、日本にいるバレンシアニスタの大半も日本で観たいと思いながらも、「しっかり準備してくれるならその方がいいのでは?」と思っているのも事実でしょう。2シーズン前の過ちもありますから…

バレンシアが日本ツアーをすることでどれ程の利益があるのか知りませんし、来日して親善試合をこなすだけで収入があるのはクラブにとってはメリットなのでしょう。

とはいえ、問題はその金額ですからね。レアルやバルサでさえ日本ツアーをやり始めた頃のような数字を今得るのは難しいようです。

今やシーズンオフに国外にツアーをするのは欧州ビッグクラブにとっては欠かせない行事(出稼ぎ)です。とはいえ、クラブには金銭的な欲だけで決断してもらいたくないですね。どうなるのか、クラブからの正式発表を待ちましょう。

ラシンのジキッチ獲得の噂 

ラシンの大型FWジキッチ獲得の噂が再浮上。

バレンシアが既に1200万ユーロ(約19億5600万円)でラシンのオファーを出したとの噂もありますが、私はそんなオファーはまだ出していないとみております。

というかカルボーニSDやフロントのスカウティング部門はラウル・ガルシア、アリスメンディ、スナイデルといったMFの件でバタバタしていてそれどころじゃないでしょう!?(苦笑)

16日の『スーペル・デポルテ』紙はジキッチの代理人側がバレンシアを含めて欧州ビッグクラブに売り込みをかけているとしていますが、流れとしてはそれが妥当でしょう。

ラシンとしては確実に今シーズン終了後に売りに出すでしょうし、代理人としてはなるべく高値で買ってくれるクラブを探すために今の時期に必死で種まきをしている。

リーガのクラブではバレンシア以外にもこれまで噂のあったバルサ、国外ではユベントス、トットナムといったクラブが有力。

ラシンのペルニア会長は「シーズンが終わるまで誰とも交渉しない」と言っておりますので今は水面下で動きがあるのでしょう。

帰って来たエドゥ 

15日、エドゥがブラジルからバレンシアに帰って来ました。

前半戦11月19日のセビージャ戦で右膝の十字じん帯断裂の重症を追ってからもう半年。

エドゥより3節(3週間)前のラシン戦で同じ怪我を負ったガビランはとっくの昔に復帰していることから、現地で密かに言われていたことは、

「エドゥってブラジルで何やってるの?」(疑惑のトーン)

その疑惑の目に拍車をかけたのが彼のバレンシア入りの遅れ。ここ1ヶ月近く、「来週エドゥが帰って来る」と言われながら常に「やっぱり来週だって」「やっぱりまた来週だって」と毎回期間延長されていました。

よって、クラブ側は彼の行動に堪忍袋の緒が切れている状態です。

また、エドゥは一度バレンシア入りしてリハビリ具合をドクターに報告した際、マスコミの前で「無理なダイエットがけが人続出の原因かもしれない」といった発言をしたことからチームドクターやフィジカルコーチの反感を買っております。その発言からして彼がバレンシアのチームドクターを信頼していないととるのが普通でしょうね。

16日にはパテルナ練習場に姿を現し、怪我の回復具合を報告するようですが、果たしてどうなることやら?!

本人は昨日、多くの報道陣に空港で囲まれた際、

「(明日)チームドクターと落ち着いて全てを評価するために話しをする。自分の状態は良いが、まずは話しをする必要がある」

とだけコメント。

エドゥのみならず今シーズンはレアル・マドリーのシシーニョも十字じん帯の怪我のリハビリを母国ブラジルで行っており、2人はサンパウロのメディカルスタッフの下でトレーニングをしていたはず。

ファビオ・アウレリオも確かブラジルでリハビリしてましたね。

クラブのメディコがOKを出してブラジルに帰していたのですからそれなりに状況・状態は管理しておくべきなのですが、少なからず現場の指導スタッフはエドゥのコンディションについて全く知らないようですよ…(いいのかそれで?)

あと、これも密かに言われていることなのですが、

「プレミアリーグのチームが選手を売る時には気を付けろ」

まあ、モリエンテス(リバプール)は別として、エドゥ(アーセナル)、デル・オルノ(チェルシー)は怪我でシーズンの大半を棒に振っていますからそんな憶測が出ても仕方ないですね…

色々と噂や憶測がありますが、エドゥ、しっかり回復して来シーズンはフルで活躍して下さい。

ミゲル・ブリートという人間 

AMUNT2007年5月号 バレンシアの右サイドバックミゲル
【AMUNT5月号でのミゲルインタビューページ】

AMUNT5月号の表紙を飾ったミゲル。今やバレンシア、ポルトガル代表の右サイドバックとなりました。

このインタビュー内でも語っている通り、自身の故郷や生まれた地区の友人をとても大切にする人間であり、奥さんとも生まれ故郷の地区で知り合いだったそうですね。

人種差別の野次についても語っています。

実はパテルナ練習場でこんな知り合いがいるんです。

彼はコートジボアール出身の黒人。1年半程前にスペイン、バレンシアに家族を養うため、つまりは出稼ぎに来ました。

ただ、そうはいっても簡単に仕事にありつけるわけもなく今は無職。これまで日雇いなどの労働はしていたようですが、これまでも含めて定職に就いたことはなし。

よって彼はビザの延長申請も出来ず今はビザ無し(不法滞在者)という身に陥っています。

これはスペイン国内で今問題になっている不法移民の典型的な例。アフリカからスペインへ来るためビザ取得に高いお金を払い夢と希望を持って来たものの、現実は厳しく仕事にありつけず家族を養う所か自分自身の生活もままならない。かといって今更母国へ帰ることもできず、路頭に迷い最悪の場合は犯罪に手を出すことさえある。

その知り合いは人間的にも素晴らしく全くそういうこととは無関係ですが、残念ながら状況は厳しいもの。

そんな彼がひっそりパテルナ練習場に来る理由はミゲルに会うため。

そして、ミゲルがそんな彼をひっそりとサポートしているのです。

サポートといっても別にお金を与えているわけでもなく、自身が不要になった衣類を彼に渡し、彼が同じ状況の黒人仲間とその衣類を分け合っている。

ただ、一見ミゲルの心優しい人間像が垣間見えるシーンかもしれませんが、逆の見方をするとその黒人はミゲルに物乞いしているともとられかねませんし、現に地元の記者などはそう思っています。

見方で状況が180度変わるだけに難しい問題だと思います。

自分は彼と話しをする唯一の人間で彼が本当にサッカーが好きで純粋に人間ミゲルに惹かれて近付いているのがわかる。とはいえ、ミゲルが衣類などを提供してくれる現実もあり、それは受け取り方によっては物乞いになってしまう…

実際問題、バレンシアの選手に近付き物乞いする人間というのはいるものなのです。

つい先日、ミゲルに近付いて色々と話している黒人2人がいました。

その内容は後から知ったのですが、どうやら黒人2人はミゲルに「家族が母国で病気になったので帰国しなければいけないが、帰国するためにかかる費用(チケット代)がない。援助して欲しい」というものだったらしいのです。

嘘か本当かそれは知る由もないですが、選手とファンの垣根が低いバレンシアのような環境だからこそそういった人間もいるもの。

また、繰り返しになりますが私の知り合いの黒人も結局はそうだと見られても仕方ないのかもしれません。

考え方によってはミゲルが安易な気持ちで不要な衣類であっても支援してしまえばそういった不法移民を助長していると批判されることになるのかもしれない。

根が深い問題だけに本当に難しい…

私自身も彼やミゲルの人間性を間近でみているだけにどう判断していいのかわからなくなる時があります。

ただ、ミゲルという人間、選手は自分が今のような立場、地位に登りつめてたからこそ社会貢献や困難な状況にいる人間を援助しようとする気持ちを持っている、それは確か。

また、ミゲルがそうやって近付く人間に対して真摯に対応しているのは確か。

ミゲルのそういった気持ちや行動が上手く良い方向につながるよう何が良い方法はないのでしょうか…

第34節 サラゴサ戦 

2007年5月14日 『マルカ』紙のアイマールとシルバの写真
【14日のマルカ紙に掲載されていた写真】

シルバ祭り、以上。という感じですね、現地では…

↑はマルカ紙に掲載されていた写真。アイマールの表情が何とも言えない表情にみえてしまうのはシルバが良すぎたからでしょうね。

この試合でアイマールとシルバのパフォーマンスに違いを生んだのはチーム力の差だったと思っています。

サラゴサが個をベースにチーム作りしているのに対してバレンシアは組織をベースにチーム作りしていた。南米対欧州なんて図式も用いることが出来るのかもしれません。

マラドーナの引退以降、個人能力だけで試合に勝てるサッカーというのはなくなってしまった気がします。個人能力で違いや差を生み出せることはできても試合に勝てることにはならない。

今後のファンタジスタに残された道は2つ、今のミランが示してくれているのではないかと思っています。

ピルロのようにボランチに下がってゲームメイカーになるか、カカのようにFWタイプになり得点に絡むか。

ただ、2人に共通して言えるのはチーム、組織の中で自分を活かせるのかどうか。チームや組織が圧倒的な個(=ファンタジスタ)に合わせてしまうとどうしたって均衡が保たれず一時は良くても長続きしない。

シルバはまだどちらのタイプになるのか決まっていないこれからの選手。アイマールについては昨年、バレンシア在籍時に私が提案していたようにボランチ的に起用されれば面白いんじゃないかとずっと思ってきました。

アイマールは器用でインテリな選手なんだけれど、どうしてもサラゴサのチーム力がないだけにアイマールに頼ってしまう。それが重荷になっているように見受けられました。(この試合に限ってですが…)


この試合でビジャが活躍できなかった理由、レアル・マドリー戦以降イマイチな理由はそこにあるのでしょう。

チームの中の一員として役割を理解し、働けるかどうか。

今のビジャ、正直動きの面で無駄と自分勝手さが目に付きます。

チャンスメイクもゴールも欲張っているので味方にとってはいて欲しいポジションにいない。いつも左サイドに張って、そこでボールを受けてドリブルシュートを狙っている。

モリエンテスが点を取れるのは欲張らず、我慢できるから。待てるから。自分の役割は「ゴール前で点を取ること」と割り切れているから。だから、絶妙のタイミングで絶妙のポイントに現れる。

モリエンテスがいる時、ビジャのそういうプレーはあまりマイナス要素として目に付かないものの、前節のデポル戦も含めてアングロのようなタイプとツートップを組むと顕著になってしまう。

アングロは味方とのコンビネーションをベースに生きるタイプの選手。味方がボールを持てばフリーランニングできっちりパスコースを作り、同時にスペースを作り出す。ただ、ビジャがそれに加わっていないため、完全にそういう動きが単発で無駄になっている。

スタンドからみていて、ビジャの動きをちょっと修正すれば、もっと厚みある攻撃が出来るのは目に見えているので指導者的にアドバイスしてあげたいくらいです。(偉そうかもしれませんが…)

キケがセビージャ戦後に心配していたのはそういうことなんですよね。今はその心配が的中している現状じゃないかと昨日の試合を見ながら思っていました。

右サイドでホアキンが持っている時に左サイドで張っていたらFW、エースとして失格でしょう!?そこはシルバやモレッティに任せておけばいい。左サイドで受けて右足でまたぎを使って縦方向にドリブルしシュートするのがビジャの得意パターンなのはわかりますが、そればかりにこだわる必要はないし、彼にはもっと万能性、パターンがある。

自分としてはPK失敗以上にそれが気になりました。

では、以下はシルバ祭りの様子です。

2007年5月14日 『アス』紙のバレンシア対サラゴサ戦クロニカ
【14日のアス紙に掲載されたバレンシア対サラゴサ戦のクロニカ】

アスに掲載された見出し。

「ダビド・シルバのもう1つのレクチャー」

“クラック”は2週続けてシルバです。

2007年5月14日 『アス』紙に掲載されたバレンシア、シルバのゴールシーン
【14日のアス紙に掲載されたバレンシア対サラゴサ戦、シルバのゴールシーン】

アスではしっかりゴールの写真も付いております。


2007年5月14日 『スーペル・デポルテ』紙の一面トップ
【14日、スーペル・デポルテ紙の一面トップ】

スーペルの一面トップ。


2007年5月14日 『スーペル・デポルテ』紙のバレンシア選手採点
【14日のスーペル紙、バレンシア選手の採点】

スーペルの採点も2週続けて満点の5つ★。えらいこっちゃ、状態ですね…


2007年5月14日 『スーペル・デポルテ』紙に掲載されたシルバの記事
【14日のスーペル紙に掲載されたシルバの記事】

嫌でもされてしまうシルバとアイマールの比較記事。こういう選手にとっては致し方ないことです。

今後のサッカー界ってスーパースター、“クラック”が現れ難い、減っていく時代になっていくんだと思います。また、そういった選手は1試合1試合の結果や出来で評価が激しく上下動するようになってきます。

ロナウジーニョなんかが良い例でしょう。

ただ、それと同時進行で色々な面での進化の結果、選手能力のベースアップはなされているので良い選手はたくさん出てきてチーム間の差がかなりなくなる時代にもなる。

それこそ、ヘタフェがバルサ相手に大勝したようなことが可能にもなっている。

シルバは特に難しいことをしているわけではない。

アイマールのようなラボーナシュートもしてないし、ロナウジーニョのようなエラシコもしていない。

でも、総合的にみてやっていることはどれもレベルが高く、欠点がない。攻守両面でチームに貢献でき、どこのポジションでもプレーできる。

だからこそ、日本の若手選手、ちびっ子たちには是非とも見習ってもらいたいと思っています。

シルバ、アルビオルの弟たち 

2007年5月9日 スーペル・デポルテ紙の一面トップ
【9日のスーペル・デポルテ紙の一面トップ】

日本でこれをご覧になった人は、「誰、君たち?」と思ったことでしょう。私も思いましたから…(苦笑)

彼らは誰かというと彼らの弟でした↓

2007年5月9日 スーペル・デポルテ紙内のアルビオルとシルバの写真
【9日のスーペル・デポルテ紙で紹介されたアルビオルとシルバの写真】

そう、アルビオルとシルバです。

一面トップの左に写っているのがアルビオルの弟、ブライアン君13歳。右がシルバの弟ナンド君12歳。

共に小中学生年代ですので家から近い地元のクラブでプレーしているようです。将来的にバレンシアのカンテラーノになる可能性も期待したいですよね!?

しかしまあ、よく考えたら選手の弟が一面トップを飾り、2面のトップ記事が彼らの取材記事だなんてスーペルしかできませんからね、さすがに面白かったです(笑)。

弟たちがそれぞれスーペルの取材に答えたコメントで面白かったものを紹介しておきます。

アルビオルの弟、ブライアン君

「色んな選手のユニフォームを持っているけど、兄ちゃんのは持っていない。だって、いつも家でみるから。(=「今更要らねーよ」とでも言いたいのかな?笑)出来ればバラックのユニフォームが欲しい」

チェルシー戦でもらってあげなかったのか、アルビオル?

ちなみに、ブライアン君は中盤の選手だそうです。


シルバの弟、ナンド君

「兄ちゃんは自分にとっても優しいんだ。いつも映画館に連れて行ってくれるし、僕達は2人共映画が大好きなんだ」

「兄ちゃんのプレーはみていて楽しいけど、彼のプレーについて僕から言うことはない。だって兄ちゃんの方が年上だから。僕は彼からたくさん学ばないといけない。でも、僕のアイドルはリヨンのジュニーニョなんだ」

ナンド君はシルバ同様にトップ下。でも、右利きだそうです。


AMUNT2007年5月号で紹介されたシルバの父親フェルナンドさん
【AMUNT5月号に紹介された、シルバの父親、フェルナンドさん】

そういえば、今月号(5月号)のAMUNTにシルバの親父さんが紹介されていましたね。

ビルバオ戦の試合前、ピッチ上でLa Sextaの取材に応じていた様子をクラブカメラマンがばっちり撮影した写真が出ていました。

フェルナンドさんは本当に謙虚な人なので、こういう取材嫌だったのでしょうが、しっかり対応されていました。

その人柄もあってか選手からも本当に信頼が厚いお方です。

フェルナンド・ロイグ会長 

この人はなかなかやり手会長ですね。

ご存知の方も多いでしょうが、バレンシアが2008年にF1開催する予定です。

実は正式決定ではなく、今後行なわれる州知事、市長選挙次第です。今のバレンシア州知事・市長がPPという政党でありその政党がF1招致をした為、これから行なわれる選挙でPPが勝たなければ開催とはなりません。

地元では当然ながら、そのやり方に批判の声も挙がっております…

「F1開催してもらいたいなら、PPに一票を」という選挙公約なのでしょうが、選挙前に「F1招致しましたー」なんて発表したもんでそれはそれで問題ありそうな気もしますが政治とはそういうものでしょうか?

現在行なわれているヨットのアメリカズ・カップの跡地を使って市内レースになるようです。

ということでようやく話しはビジャレアルのロイグ会長に。

この人、今回のF1招致にかなり絡んでいるそうで、招致イベント会社の代表(立ち上げ人)になっているようです。

ということで、もし招致が実現すればロイグ会長はもとより、ビジャレアルへも色々な還元がありそうです。

ロイグ会長一家はバレンシアのみならずスペインでも有名なビジネス一家なのでこの手の交渉はお手の物なのでしょうが、まさかF1招致に一枚絡んでいたとはやりますね。

対してバレンシアのソレール会長。土建屋としてはバレンシアNO.1、スペインでもNO.3に入るビジネスマンですがあくまで親の会社を受け継いだ人でバレンシアをみていてもわかるように交渉が上手いとはとても思えません。

バレンシアの地元で密かに噂されていること、

「そのうち、クラブ規模(予算)でビジャレアルがバレンシアを抜くだろう」

今後もビジャレアルのロイグ会長には要注目です。

クーロ・トーレスのランニング 

昨日(11日)の練習後、こんな風景を見かけました。

クーロ・トーレスがたった1人で誰もいないグランドをランニングしていたのです。

この日の練習は、40分程度の軽めの調整。

前日10日に強度を上げた練習が行われ、13日の試合に向けてこの日はリラックスモードの内容になっておりました。

練習後に選手がたった1人で走るのは珍しいこと。私もほとんど目にしたことはありません。自家用車でパテルナに来る人がほとんどなので、私のようにバス停までとことこ歩く人じゃないとこういう光景を見かけないんですよね、多分…

キケや現場スタッフがランニングしている姿を一番みている人間も私だと自負しています(笑)


彼のランニングについては、恐らくこういうことだと思うのです。(推測ですが…)

クーロは今シーズン、あまり試合に出ておらずコンディションの維持に苦労している。

でも、この日の練習は軽いものだった。

だから、自分の意思でランニングをしてもう少し体をいじめたかった。


今シーズンの彼のプレーをみれば、確かにファンもマスコミも「来シーズンは移籍かな」と思うのが当然だと思います。私もピッチ上での彼のパフォーマンスを評価すればそういう評価になってしまいます。

ただ、人間としてサッカー選手としてのクーロをみると、こういう陰の努力をする人なんですよね。だから、来季バレンシアから移籍するとしても違う場所できっとまた輝きを取り戻すのではないかと思うのです。

今、サラゴサ行きの噂も出ていますが、シーズンが終わるまでわからないでしょう。

こういうベテラン選手の価値を改めて見直す必要もありますよね。きっと見ている人はみているし、きっとこういう努力ってどこかで報われると私は信じています。

スペインのファンはこんなこと絶対にわからないでしょうが、日本のバレンシアファンの皆さんには現場でみているからこそお伝えしておきます。こういうことこそ、バレンシアサッカーライフが伝えたいものですから…

アニモ、クーロ!!

ペジェグリーノとの再会 

昨日(9日)、とうとう再会を果たしました!

このブログをなが~くご覧頂いている方ならわかってくれますよね!?この私の喜びを…(笑)

昨シーズンで現役を引退したペジェは現在バレンシアで生活しながらスペインサッカー協会の指導者ライセンスを取得中で、同時進行でバレンシアのカンテラ指導に携わっております。

下部のチームを率いているわけではなく、水曜と木曜週2回、朝9時から寮で生活するユース以下の選手を対象とした「特別レッスン(練習)」を受け持ち、個人能力を上げるというテーマに沿った指導をしています。

また、それ以外にも彼はバレンシア郊外にある街クラブのジュニアユース世代の指導者としてチームを指揮しているそうです。恐らく来週、取材がてら行くことに決めました。

昨日はユース選手6名が参加し、ほのぼのとした雰囲気の中でも締まった空気を作りながらしっかり1時間半練習が行われていました。

当然ながら、練習後、彼とサッカー談義にふけりましたよ。

いや~、驚きました!!!

選手時代もそのサッカー観、戦術眼はずば抜けていましたが、今は格段に進化していました。

はっきり言っておきます↓

「多分、この人、凄い監督、指導者になります」

これもはっきり断言できます↓

今シーズン、キケは勿論、リーガの監督の記者会見などを聞いて、頷く言葉・サッカー観にたくさん出くわしましたが、この日のペジェグリーノとの会話はリーガの監督が話すレベルの数段上をいっていました。

ちょっと次元が違いました…

やはり、彼のようなサッカー人と会話をし、サッカーについての深い洞察力をみているといかにアンテナを張って「吸収しよう」という姿勢・スタンスを持つことが大事か痛感します。これはサッカーに限ったことではないのでしょうね、人間の人生全てに通じることなんでしょう。

彼はこれまでアルゼンチン、リーガ、プレミアと3つの国、リーグでプレーし、本当に色々と吸収しているのが如実にわかるんですよね。

そして、これまた痛感したことはやっぱり“軸”がある。出来上がっているし、持っている。

逆にはっきりわかりました。スペイン代表が勝てない、日本代表が勝てない理由が。

勿論、たくさん要素はあるんだろうけど、スペインと日本で対照的な例を挙げるならば、

スペインの場合、

「軸はあるけどあまり吸収しようとして外の世界に目を向けない」

※例外のスペイン人:リバプールのベニテス監督

ペジェグリーニも言っていましたが、彼本当に勉強熱心でどの世界のサッカーに対しても精通しているそうです。あるバレンシアファンの話しではテネリフェの監督をやる前、ベニテス監督は日本サッカーも熱心にみていたということで、実際に日本に何ヶ月か滞在し、日本語を片言話せるとか!?(本当か?と疑いましたし、真偽はわかりませんが、知っている人がいたら教えて下さい)


日本の場合、

「吸収しようとしているものの軸がない」

外向き、吸収しようという向上心はいいのですが、軸がないから結局身につかずに外の情勢に左右され、揺さぶられるだけで終わってしまう。幹がやせ細っているのに無駄に枝葉をつけても木は折れてしまいますからね…

毎回言っているようにもう日本サッカーの方向性、日本人が目指していくべき道ってはっきりしていると思うんです。そして、海外サッカーの全てが良いのではないし、日本にも良い部分がたくさんある。スペイン、リーガなんかでいえば反面教師にすべきことが山ほどある。


アーセナルのベンゲル監督のインタビューを先日スペインのある雑誌で読みました。

彼、日本で本当に日本的なメソッド、方法論を学んで、吸収して帰ってますね。単に外国人監督として、「教えてやるよ」というスタンスではなく「良いものがあったら学んで盗んで帰ります」という姿勢を持っていたし実際そうしたというのが彼の言葉からはっきりわかりました。


だからこそ、軸があって吸収しようとしているペジェグリーニのようなサッカー人に会うと、スペインや日本の欠点が明確にみえてくる。本当に面白いくらいに。

彼、機会があれば色々と試合を観に行っているそうです。

CLのチェルシー対リバプール(準決勝第1戦)もスタンフォード・ブリッジまでわざわざ行ったそうです。

話しを聞いていたら、モウリーニョ監督とはバルセロナ時代に知り合っていたんですね。だから、まだコンタクトがあるらしいですよ。

プレミアで半年間やっていたからでしょうか?アジアのサッカーについても精通していましたよ。

リーガで日本人が活躍できない理由ってここにもあると私は思っているんです。

要するにスペイン人の中でアジアサッカーというのが既に閉鎖されてしまっているからこじあけるのには本当にスーパーな選手がスーパーな活躍をしなければ駄目。スペインという国レベルの話しまではしませんが、スペインサッカー、リーガの舞台は日本人、アジア人にとって実に「閉鎖的」な世界だと言えるでしょう。

私がスポナビさんに出したキケのインタ記事をご覧になった人は少し思いませんでした?

確かに日本人のレベルはリーガの助っ人選手として来るレベルにないかもしれないけれど、受け入れる土壌が足りないですよね。リーガトップクラスの監督でさえ、マンUのパク・チソンを日本人か韓国人かわかっていないのが現状ですから… キケを批判しているのではなく、キケでさえその程度の認知なんですから、本当に90%以上のスペイン人サッカー関係者がそうなんですよ。

逆にプレミアはここ数年よりオープンになり、サッカー発祥の地としての誇りを持ちながらも良いもの、良い選手は受け入れようと寛容になってきた。だからこそ、今中国人や韓国人が活躍できているんじゃないかと思うんです。そして、今年がはっきりプレミアの強さをみせた年になりましたね。

スペイン、リーガの舞台で活躍する外国人選手は本当にスーパーな欧州選手か、南米・アフリカ出身選手。そして後者の選手をスペインでは「出稼ぎ労働者」的にみているんじゃないかと思うわけです。つまりは、スペイン人があくまで上の立場なわけです。

勿論、自分たちのアイデンティティーを大切にし、軸を持つことは素晴らしいのですが、向上するために外に目を向け吸収することは絶対にこの時代必要なこと。

結局、スペイン代表や今年リーガのクラブがCLで活躍できなかった理由はその辺にありそうな気もしています。漠然としていることですが、案外「確かに…」と感じてくれる方もいるのではないでしょうか?

例えば、カペッロ監督がレアルにやってきて、「マドリーのサッカーに合わない監督」のみしか言われないでしょう!?せっかく外から何かを持って来てくれた人とコラボレートして新たな何かを創造していこうとする気が足りないよな~といつも思うのです。

「もうマドリーのサッカーとはこうあるべき」

と軸が出来上がりすぎて向上心がないんですよね。もったいないですよ。

ペジェグリーノとの再会でまたバレンシアで学ぶべきこと、吸収すべきことが増えた気がします。指導者の勉強も本格的に始めますよ。意欲が一層湧きました。

まだまだ「日本サッカーのために」やることはたくさんありそうです。でも、自分は同時に軸も固めつつあります。だいぶ手応えをつかみ始めてきました。

今後もこのブログを使いながら吸収したこと、軸として固めたことは皆さんにお伝えしていきます。また、ペジェさんからレクチャーしてもらうであろうサッカー論についても今後はたっぷり紹介していくことになると思います。ほんと、ベニテスさんが「俺のアシスタントとして残ってくれ」と頼んだのがわかりますよ。(最終的に現役続行を望んだペジェはアラベスに移籍)

サニー・サンデー獲得決定 

7日、バレンシアが2部ポリ・エヒドに所属するMFサニー・サンデーと契約を結んだ。

既に『スーペル・デポルテ』がすっぱ抜いたように7日にサニーは代理人、クラブ関係者と3人でバレンシアのクラブオフィスを訪れ正式に契約書にサイン。また、6日に行われたカステリョン対ポリ・エヒドの試合後、サニーはカステリョン市内の私立病院で極秘のメディカルチェックを受けている。

契約内容は来シーズン以降6シーズン。移籍金は推定180万ユーロ(約3億円)。また、ポリ・エヒドにはバレンシア・メスタージャ(Bチーム)のGKマラマのパス保有がバレンシアから譲渡される。

サニーはナイジェリア出身ながら既にスペイン国籍も保有しており、外国人枠には入らない。今年19歳になる若手でポジションはボランチ。バレンシアの地元では「将来のアルベルダ」との期待も高まっている。

来シーズンに向けてプレシーズンはバレンシアのトップチームで練習を行う予定ながら、その後はヘタフェへのレンタル移籍が濃厚。

しかし、ヘタフェ…。アンヘル・トーレス会長、やりますね…

来季に向けて、パジャルド、パブロをバレンシアから獲得しており、ガビランが再度ヘタフェに行く可能性もまだあると言われております。それに加えてサニー・サンデー。

バレンシア以外からも着実に補強を進めており、レクレアティーボのFWウチェ、セビージャのFWケパ獲得決定の噂もあります。ウチェの移籍は固いでしょう。

シュスター監督が去ったとしてもレクレのマルセリーノ監督やラウドルップ氏の招聘なども噂され、来季も面白いチームになりそうですね。

キケのフィジカルコンディション 

ほんと、この監督は選手より走ってますよ。

7日(月)は練習はオフ。キケはこの日もパテルナに出勤して雑務を終えた後、トレーニング。

8日(火)も練習終了後にフィジコのパコと一緒にランニング。いつものことながらこのランニングがもの凄く長い!

はっきり言って、記者泣かせな監督です。

だって、練習終了後、出てくるのが異様に遅いんですから…。出待ちをしようにも、練習後に取材しようにも出てこないのです…(笑)

フィジカルテストでタバーノより良いデータをたたき出したという逸話がありましたが、それもわかりますね。間違いなく、選手よりコンディションは上でしょう!?

そのタバーノは現在ローマにレンタル中で今シーズン終了後には再度バレンシアに戻ってくることになりますが、間違いなく来季はイタリアクラブに移籍orレンタルとなるでしょう。

彼の代理人によると「ナポリ、トリノ、シエナ、ブレシア、リボルノ」が興味を持っているそうで、ローマが買い取ることはなさそうですね。キブー獲得のオプションに入る可能性はまだあるようですが…

現場で色々話しを聞き、キケ本人かも話しを聞きましたが、タバーノがバレンシアで成功しなかった理由は簡単です。

あんな私生活をしてるようじゃとても良いパフォーマンスなんて残せませんよ… 彼のために詳細を明かすのは止めておきますが、少なくとも練習終了後すぐにタバコをプカプカ吸ってるようじゃプロの選手として長続きしないでしょうね…

キケは全てお見通しでした。才能はあるだけに残念ですが、選手の私生活や性格面までしっかりリサーチした上で選手補強はしなければいけませんね。

バレンシアユースのエース、ピエリック 

AMUNT2007年4月号で紹介されたバレンシアユースのFWピエリック
【AMUNT2007年4月号で紹介されたバレンシアユースFWピエリック】

バレンシアユースがレアル・マドリーを決勝で破り全国制覇したのはつい先日のこと。

その決勝でも2得点と大車輪の活躍を果たしたのがFWピエリック。(決勝は3-1で勝利)

皮肉にも彼がカメルーンからスペインに来た際、最初に入団テストを受けたのはレアル・マドリー。(シルバと似てますね…)

レアル・マドリーの入団テストに不合格となり、彼を拾ったのがバレンシア。その時の年齢は13歳。

今シーズンはコロラドとの親善試合(3月20日)でトップデビューも果たしていますし、将来が楽しみな逸材。(公式デビューではない)

「目標はバルサのエトー」と語り、既に1回彼と対面したことがあるそうな。

現在、スペイン国籍取得(二重国籍)に向けて調整中であり、バレンシア側は早急にプロ契約を結びたい意向。

このユースチームは昨日(5日)から国王杯がはじまりエスパニョールとの第1戦を1-1のドロー。来週13日、11時半からの第2戦、観に行こうかなと検討中です…。

レイナの例にみるビジャレアルとバレンシアの関係 

チェルシー戦のPKストップでヒーローとなったレイナ。

実はビジャレアルからリバプールに移籍した際、その契約上にビジャレアルは「バレンシアに移籍不可能」という条項を盛り込んだそうです。

実際、バレンシアは今シーズン当初、レイナに興味を持っていた模様ですが、まあ不可能なことだったようですね…

そんな関係ですからアジャラさんの買い戻しなどやはり難しいとみるのが現実的ですね。

フォルランのバレンシア移籍もないでしょう。

ビジャレアルとしてはホセ・エンリケのようにバレンシアから安くて良い選手は買うけど、自前の良い選手は絶対に売らない、という方針のようですから…

プレシーズンとアジアツアー 

シーズンも佳境に入り、既に現場スタッフは来季の構想を練っております。

まずはプレシーズンのキャンプ地。ここ最近はエルメロ(オランダ)に行っていましたが、今年は変わる予定。特に、昨年のオランダというか欧州は異常なくらい厚くて避暑地にいったにも関わらず酷暑に見舞われ条件面では良くなかったですからね。

よって今の候補は、スコットランドかイギリス。より北へ!?

さて、日本ツアーは決定していますが、現在クラブはアジアでもう1試合を計画中。日本でもう1試合やらないの?と思いますが、クラブはなんと、インドネシア行きを計画しているとか…

日本とインドネシアで各1試合。

そんなツアーでお金を稼ぐことが出来るのでしょうか?選手を無理に連れてくるリスクの方が高いのでは?

と思うのですが、こればっかりは周りがどうこう言っても始まらないですからね。日本に行くのが決まっている以上、良い試合をみせてもらって、日本でしっかり認知度アップしてもらいたいものです。

リーガは“カチョンデオ”(cachondeo)? 

冒頭の言葉「カチョンデオ(cachondeo)」は、あまり覚えなくてもいい単語です…(笑)

まあ、「悪ふざけ、冗談、馬鹿げたこと」といった意味。

UEFAカップで決勝を決めた直後の記者会見でセビージャのファンデ・ラモス監督がベッカムのイエローカード取り消しについて聞かれた際、

「UEFAの規約はしっかりしているが、スペインのそれはカチョンデオだ」と発言。そこからちょっとしら論争に。

今回の一件は、レアル・マドリー、ベッカムに起こった問題であることから「また、レアルに有利な判定を…」と言われているのですが、個人的にはあのイエローカードはキケ監督が言う通り取り消されて当然のものであり、あれでイエローを出されてしまってはベッカムが可哀想ですね。

4日のバレンシア、キケ監督の会見内容(スポナビニュース)


ただ、私個人的には一度試合で下された判定が覆ってイエローが取り消しになるリーガのシステムがよくわかりません。

それが可能なら、例えば誤審でPKとなった場合、そのPKによる得点を取り消したりすることも可能なんじゃないの?ということも言えるからです。

審判団やサッカー協会も「審判も人間だから間違いを犯す」という論理はわかりますが、ならばわざわざ取り消す必要ないんじゃないの?と思うのは私だけでしょうか?

取り消すことは、「その審判の判定が間違ってました」と言ってるのと同じなので、最終的に審判への信頼の欠如を審判団や協会、リーガ機構側が認めているようなものだと思うのですが…

前半戦ではセビージャ戦でのシルバの2枚のイエローが1枚取り消され、次節出場可能となりましたが、別にレアルだから、バレンシアだからという話しの前に個人的には「何それ?」といつも思います。

また、より「カチョンデオ」だと思うのは、罰金について。

キケ監督に罰金を課すなら、なぜにレアル・マドリーのミヤトビッチ氏に出さない??

ラシン戦後、確かに2本のPKは「有り得ない」ものでしたが、その誤審から「汚れた手がある」といった意味深発言をしていました。

キケは無駄な論争を避けるために「自分のケースと違う」と発言していましたが、そりゃ彼本人も「何で俺だけ?」と思っているはず。

まあ、罰金の「601」ユーロという値段設定と同じくらい意味不明ですからね、この件については…

ミヤトビッチさんは、ベッカムのイエロー取り消しを受けて、

「今回の判定については一切カチョンデオなどない」

と発言しておりましたが、キケ監督のみが罰金の判定についても同じことを言えるのでしょうか?どうなの、ミヤトビッチ殿?!

先程、セビージャのファンデ・ラモス監督は明日のレアル・マドリーとの対戦に向けて、

「ベッカムのような(良い)選手がプレーできるのは喜ばしいことだ。ただ、これまで約半年間あまり使われなかったベッカムは今チームに不可欠な存在なのはおかしいね…」

と発言。さすが、ラモス監督、上手い皮肉ですね。

カネイラが来季復帰か 

ポルトガルのマスコミが伝えた報道によれば、現在バレンシアからスポルティング・リスボンにレンタル移籍しているマルコ・カネイラがらいシーズンバレンシアに復帰する可能性があるという。

来シーズンに向けてバレンシアは右サイドバックの補強を1人検討中。

クーロ・トーレスは既にサラゴサ行きなどの噂も挙がっており、移籍が濃厚。

ミゲルも再びチェルシーが興味を示しているとのことで、ミゲル、クーロの状況次第でカネイラの復帰も現実味を帯びてきそうな情勢。



気になる夏の移籍情報はこちらから。現地番記者の小澤も情報提供しております↓
5月3日発売の「ワールドサッカーキング」(WSK)
【3日発売のワールドサッカーキング】

アルビオルは日本ツアー参加へ 

AMUNT2007年4月号でのアルビオルのインタビュー写真
【AMUNT4月号でのアルビオルのインタビュー写真】

アルベルダの手術に伴い、モリエンテス、アルビオルの手術についても触れましたが、モリエンテスは肩の脱臼が癖になっているためその手術。

アルビオルは手首の骨折の手術に踏み切る予定。

2日、アルビオルに「手術をしても日本ツアーに参加できそう?」と質問したところ、

「問題ない。ギリギリだけど間に合うと思う」

と答えてくれておりました。というか、レクレアティーボ戦で頬を負傷して退場してましたが、思いっきり目が殴られたボクサーのようになってましたよ。顔全体にダメージを受けたようですね。まだ、目の下が青ざめてましたもの…。

まあ、休ませてあげたいところですが、ナバーロが親善試合にも出場できないため、来日できないですし、アジャラもバレンシアとの契約が切れるため出場不可能。

まあ、アレクシスなど新加入の選手も来日する可能性はありますし、まだセンターバックの補強があるかもしれませんが、親善試合しに来たはいいが、センターバックがいない、というのも困るので彼は来日することになりそうです。

以前、スーペルのインタビューにて、

「体の色々な箇所の痛みより、試合に出ない方が大きな痛みになると思う」

とコメント。まだ若いのに“かっちょいい”こと言いますよね。やはりあの交通事故で生死を彷徨った経験があるんでしょうか。いつも明るく、特にシルバにはちょっかいばっかりかけているアルビオルですが、精神的にもしっかりしています。

また、AMUNTのインタにてチームメイトから呼ばれるあだ名についても質問されていました。

「“Chori”(チョリ)というあだ名をビセンテとピッポ(=バラハ)に付けられた」

なんて答えていましたが、アジャラさんはいつも「チョリ、チョリ」呼んでますし、試合でも「チョリ~~~!!」と指示出してますから、試合なんかではTVでも聞こえてくるやもしれませんね。

勝手に「Chorizo(チョリソ)=長いソーセージ」の「Chori」なのかと思っていましたが、確認しないといけませんね… 今度、本人に聞いておきます。

5月3日スーペル・デポルテ紙の日本ツアー記事
【3日のスーペル紙に掲載された日本ツアーの記事】

日本では2日に横浜マリノスが公式HP上でバレンシアとの親善試合を発表し、マスコミでも報道されましたが、ここバレンシアではいまだに正式発表はありません。

ということで、昨日、スーペルの記者に情報提供したところ、3日のスーペルで「横浜がバレンシアとの訪問(親善試合)を公式発表」と記事にしております。



アルビオルのインタビューが掲載されているAMUNT2007年4月号は、
こちら

アリスメンディ獲得へ 

2日の『スーペル・デポルテ』紙にもありましたが、デポルティボに所属するスペイン代表MF(FW)アリスメンディの獲得が確実に。

既にマドリード市内の病院(恐らく、アレクシスと同じ場所)でメディカルチェックを済ませ、5シーズンの契約を結ぶ予定。

移籍金は600万ユーロ(約10億円)。

そして、これに伴い珍しいトレードが続くことになりそう。

レゲイロ(バレンシア)→A・マドリー

マヌ・デル・モラル(ヘタフェ)→デポルティボ

ちょっとややこしいですが、アシスメンディ、マヌ・デル・モラルについてはA・マドリーが買い取りオプション付きで放出ている選手たち。

よって、バレンシア、デポルティボ、A・マドリーの3クラブ間で選手をトレードする形。また、バレンシアはアリスメンディの獲得に伴いエストイヤノフをデポルティボに完全移籍させる意向。

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