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 2007-06 

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ルイス・ガルシアorディエゴ・ミリート 

フォルランのA・マドリー行きはバレンシアが何とか待ったをかけたようですが(28日夜)、移籍は間違いないでしょう。

既に、フェルナンド・トーレスがリバプールと大筋で合意に達したとの報道も出ており、予想通りA・マドリーにはフォルラン獲得に十分な資金が回ってくることになる。

3000万ユーロ(約49億5000万円)+ルイス・ガルシア

これがリバプールがA・マドリーに出した最新のオファー。

さて、キケ監督は最後の最後までフォルラン獲得を諦めないようですが、次に向けて布石は打っている様子。

エスパニョールのルイス・ガルシアが第2候補、サラゴサのディエゴ・ミリートが第3候補と噂されている現状。

個人的にはFW獲得のテーマについて前意見した通り、アリスメンディを獲得し、昨日キケ監督自身が「サニー、マタはプレシーズンで観てみる」と言っている以上、不要だと思っております。私の本音はアリスメンディを獲らずに年間15ゴール確実なFW1人に資金投入というものでしたけど、今更それを言っても仕方がない。

ただ、やはりクラブとしてはファンに期待を抱かせるためにもビッグネームの補強が必要なんですよね。だから、フォルランや高いFWに目が向くのも理解は出来る。やはりユニフォームが売れるのはFWや前のポジションですから…。(バルサ新加入のアンリのユニなんて凄い勢いみたいですし…)

さて、本日(29日)午後、『カナル・ノウ』のスポーツニュースにカルボーニ元SDが登場。解任以来初のメディア出演となり、少しではあるものの今の心境を語っていました。

このテーマについてはまた時間のある時にゆっくり書くとして、やはりカルボーニは解任される前、

スナイデル、トレゼゲ

獲得を決めていたようです。2選手とは合意に達しており、ソレール会長のOKがあればアヤックス、ユベントスに最終的なオファーを出す直前だった模様。

29日の『ラス・プロビンシアス』紙でスナイデルのインタビューがありましたが、

「もうバレンシア行きはほぼ諦めている」

という趣旨の発言でした。本人は未だに、「バレンシアに行きたい」と断言していたので乗り気でしたが…。

まあ、バレンシアにお金がないのはわかりますが、やはりもう少し財政面をしっかり考えられる人間がいれば違ってくるのでしょう。

例えば、呼び戻す可能性が高いカネイラ。

スポルティング・リスボンにレンタルで貸し出しているにも関わらず、彼の年俸の半額はバレンシアが払っている!インクレイブレ!

逆にウーゴ・ビアナをニューカッスルからレンタルしていた時にはバレンシアが年俸全額払い、ニューカッスルにレンタル料を払っていた。それが普通。

財政面で締める所は締めて、出す時には出す。やりくり上手にやっていかないと上手くいくものもいかない。

何度も言っているようにバレンシアはレアルやバルサのようにお金がないのだから。

逆に言えば、もうレアルやバルサのような「私は買い手です」なんて言わなくて、セビージャのように「良い値が付いたら売って、若くて良い選手を獲りますよ」と売り手宣言したっていい。

今のバレンシアはレアル、バルサの立場とセビージャの立場の中間にいる何とも中途半端な立場。

ラウル・ガルシア、フォルランをA・マドリーに持っていかれて、ファンはかなりショックを受けていますから。

ちなみに、トーレスがA・マドリーで受け取っていた年俸は推定500万ユーロ(約8億2500万円)。

色々言いたくなることはありますが、そういう状況の中でもバレンシアの選手たち、チームは欧州、リーガでタイトルを狙える戦いをしてくれるから応援したくなる。

キケが昨日言ったようにここ数年怪我でコンスタントに活躍できない選手が戻ってくれば、「新たなチーム」となるのは確か。

移籍市場で主役の座は奪えないですが、だからこそシーズンで暴れようじゃないですか!

でも、どこぞのCMじゃないですが、収入と支出のバランスを大切に。お願いします。

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フォルランはA・マドリーへ 

フォルランは最終的にA・マドリーへの移籍が決まりそうな気配。

A・マドリーがフォルラン獲得へ(27日スポナビニュース)

「2000万ユーロ(約33億円)+DFペレア」

というのがA・マドリーがビジャレアルに2度目に出したオファー。フォルランの契約解除金は2300万ユーロなのでビジャレアルにとってはこのオファーを断る理由がさほどない。

また、ゴンサロの長期離脱に伴いビジャレアルはセンターバックを補強する必要があり、コロンビア代表のペレアを無条件(実質300万ユーロ)で獲得できるのは魅力。

年俸もバレンシアの提示より断然高い300万ユーロ(約4億9500万円)。バレンシアはどう頑張ってもトップサラリー180万ユーロ提示が精一杯。

既に、バレンシアの地元ではトップサラリーについての論争が出ており、「この値段設定で置いている限り、移籍市場でまともに獲得競争できない」と指摘されていますが、お金がないのだから仕方ない。逆にA・マドリーはなぜにそんなにお金があるんだ!?と不思議に思いますが…。

また、フォルランの代理人が移籍を積極的に働きかけている理由は、移籍金の10%が選手側に入ってくるから。つまり、移籍金(契約解除金)である2300万ユーロの10%である230万ユーロ(約3億7900万円)が移籍するだけで選手側に入ってくる。そりゃ、移籍させたいのが事実でしょう。

ちなみに、フォルランの代理人はリケルメの代理人でもあり、それによって、「フォルランとリケルメのパックでどうですか?」とA・マドリー側に働きかけた模様ながら、アギーレ監督も含め、A・マドリー側はチーム内バランスを考えリケルメ獲得には難色を示している様子。

バレンシアは最後まで諦めずフォルラン獲得に動く模様ながら、移籍金は払えてもフォルランを満足させる年俸は払えない。ミゲル・アンヘル・ルイス新SDもトップサラリーの据え置きは昨日の就任式でほぼ名言しており、フォルランを獲得するためにその上限を引き上げる用意はない見込み。

バレンシアの場合、上限を1度引き上げるとどの選手も同じようにスペイン代表クラスなのでチーム全体の年俸を引き上げることになる。

ビジャレアルはフォルラン、リケルメなどの年俸が突出してるものの、例えばハビ・ベンタの年俸はクーロ・トーレスの半額(推定でベンタ1億、クーロ2億)とも言われております。

話しがそれましたが、今回のA・マドリーのオファーでバレンシアがフォルランを獲得する可能性はほぼ消滅したと考えるのが普通でしょう。

広報担当者2名も解任 

解任は続く。どこまでも。

25日には広報担当者のマノーロ・マス、ジョルディの2人が解任された。

記者として接する機会が多かったマノーロ、現場ではなく広い視野で広報を仕切っていたジョルディの2人について、私が知る限りはとても有能で仕事の出来る人間だった。

現地の番記者からもこの解任劇を「信じられない」と言う声が聞かれている。

私も全くもって理解不能。この2人が解任されるということは、仕事の評価ではないことは明らか。ファンからは「ここ数年で一番仕事のできる人間が切られてしまった」などという声も聞かれていた。

勿論、この背景にはソレール会長が新5部門を作り、各部門に自分の信頼する人間を置いたクラブの組織改革がある。

広報担当部門にも新たなトップが来て既に彼の陣頭指揮の下で組織が構築されていたのでこれまでトップの役割を果たしていた彼らは追い出される形となったのかもしれない。

組織改革や各部門のトップ任命は会長の権限とはいえ、現場で評価の高かった人間が解任されるバレンシア。

色々言いたいことはあるけれど、少しの忍耐を持ってもうしばらくは様子を見ることにしよう。

少なからず、これまでの解任劇でソレール会長、キケ監督に異常なプレッシャーがかかっている。

来シーズン駄目なら「Quique vete ya!」のみならず、「Soler vete ya!!」が歌われることになるだろう。

選手のみならず、監督もフロントも会長も結果が出なければ、つまりは仕事が評価されなければ責任を問われる。

ただ、仕事の結果ではない形での解任が続き、組織が1人のトップに対するYesマンだらけになってしまったら?


選手獲得にお金を出してくれるから。クラックを呼んでファンを喜ばせてくれるから。タイトルを獲りそうなチームを作ってくれるから。表面上で起こっていることだけで会長を評価すべきではない。

会社が顧客に良い振りをして、その裏で従業員を粗末に扱っていたら?


私は今回のこの2人の解任劇が一番心痛むニュースだった…。

新SDはミゲル・アンヘル・ルイス氏 

カルボーニ氏の後任スポーツ・ディレクターに注目が集まる中、先程予想通りミゲル・アンヘル・ルイス氏が新SDとして正式発表された。

アトレティコ・マドリーで長年(94~2000年)フロント職を務めた人物。

同じくA・マドリーのフロント職だったトニ・ムニョス氏の名前も挙がっていたものの、最終的にはミゲル・アンヘル氏に決定。

新任の彼の仕事ぶりには期待したいものですが、やはり現地にいると色々な話しが聞こえてくるのも確か。

A・マドリー絡みの人間に噂が立っているのは要するに大物代理人のガルシア・キロン氏の息がかかっているから。

キケ監督の代理人であり、アリスメンディ、アレクシスらバレンシアの多くの選手の代理人を務めるキロン氏。

これで実質、バレンシアのフロントがキロン氏体制となったと言っても過言ではないでしょう。

それが良いのか、悪いのか。

来シーズンの結果がその答えを出してくれるのでしょう。


以下、私なりの雑感:

私はカルボーニが一貫して言ってきた、「代理人へ無駄なコミッションは渡さない」という姿勢は評価していました。その姿勢はつまり、中立な立場を保つことになると思うから。

だから、バレンシアの新SD探しでモンチ氏と積極的にコンタクトを取った(勿論、シーズン中)キロン氏のやり方には疑問符。プラス、その会食にキケが参加したという噂、それが事実だったとしたらかなり疑問符。

SD、監督、選手と密接な関係を持つキロン氏。全ての決定権を握ったソレール会長。ぶっちゃけ、キロン氏が新SDに就任するんじゃないかと本気で思ったこともありました…。

表に出てくるニュースからしっかりその事実関係をみていかないといけないシーズンとなりそうです。

ビジャレアル・アレビンが優勝 

24日までブルネテ(Brunete)で行われていたアレビンの7人制サッカー大会はビジャレアルが優勝!

決勝は、ビジャレアル対レアル・ソシエダの対戦で結果は4-1。

この大会はスペイン国内でも有名な大会で決勝をはじめ、多くの試合が『クアトロ(Cuatro)』(民放TV局)で放送され、『カナル・プルス(Canal+)』はクアトロで放送されない試合を放送。スペイン国内ではかなり注目を集めておりました。

ちなみに、バレンシアは予選リーグを1位抜けし、決勝トーナメントでレアル・ソシエダ(4位抜け)と対戦したもののまさかのPK負け。

ビジャレアルは予選を2位抜けし、ビルバオ、バルセロナ、セビージャと競合を次々に破り優勝。

決勝の試合はしっかりチェックしましたが、大人顔負けのサッカーには脱帽。上手い選手はこのレベルでいくらでもいるけれど、やはりその上で自分なりの個性を持ち、その個性を自分で把握して強みとして生かしている点が目に付きました。

数年後、ビジャレアルのみならずどのクラブでもこの大会で活躍した選手たちがカンテラの星として注目を集めることでしょう。

スナイデル、トレゼゲ断念へ 

カルボーニSD解任となったことでスナイデル、トレゼゲの獲得は断念となりそう。

スナイデルについてはバレンシアが既にアヤックスに対して移籍断念ともとれるFAXを送信済み。アヤックスは1500万ユーロ(約24億7500万円)以上のオファーでなければ交渉に応じない構えをみせており、バレンシアは最終的にその金額には到達できないと判断している。

トレゼゲについてはユベントスへ残留の可能性も出てきているとの情報。カルボーニSDが獲得に前向きだった選手だけにこの話しも既に現地では消滅している現状。

キケ監督の第一希望はやはりフォルラン。ルイス・ガルシアの話しも残っているものの、エスパニョールが提示する移籍金が高くその金額を用意するならばそれに上積みしてフォルラン獲得に動きたい構え。フォルランの移籍金は最低2300万ユーロ(約37億9500万円)。

ここからは個人的見解。

ビジャレアルがバレンシアに選手を売ることは今後ないとみております。フォルランを獲得できるなら、アジャラの買い戻しができるはず。フォルランにそれだけ積むのなら、その金額の半額以下で済むアジャラの買い戻しに動くのが妥当。

ビジャレアルのロイグ会長は本気で「バレンシアより良いクラブ、チームを作る」と思って積極的に投資をしている人なので、バレンシアに売るくらいならバルセロナに売ると考えるでしょう。

ルイス・ガルシアは良い選手なのですが、アリスメンディを獲得した今となってはそれほど力を入れて獲得に動く必要もないと思っております。ルイス・ガルシアを獲るならアリスメンディを獲る必要はなかった。

確かにもう1人、確実にシーズン10ゴール以上を奪えるFWが欲しいところですが、自分は獲得の決まったマタに賭けてもいいんじゃないかという見解。なんなら、どかんとアーロンも使ってみて下さい。まだまだ荒削りですがあのスピードとベテラン顔負けの精神力は化ければ化けますよ。

ただ、そこはソレール会長が来シーズンの目標(義務)をどう置くかによります。

CL圏内確保なのかタイトル獲得なのか。

タイトル獲得が目標、義務ならばフォルラン級のFWが必要でしょう。

ただ、バレンシアはそうではないと思うし、そうでないから余分なプレッシャーがなくチャレンジできる。アルベルダは常に「タイトルが義務なのはレアルとバルサだけ。バレンシアはCL確保だ」と言ってますけどね。

バルサがアンリを獲ったのだから、それに対抗するなら同じ方法論ではなく違う面から攻めましょう。レアル、バルサと同じお金も義務もない。

若手、カンテラ、スペイン人

そんな理念を打ち出したのならばあくまでCL確保が目標であとは「伸び伸びやってこい!」と会長に言って欲しいもの。

どうもキケのFW獲得のプランをみる限り、「来年はタイトルを獲らないと…」と強迫観念に駆られているような気がします。バレンシアの場合、そういう余計なプレッシャーがないからこそ成功する可能性があると思うのですが。

確かにここ2年、CL確保とはいえファンやマスコミは満足していない様子がみうけられるのがここバレンシア。

とはいえ、それはキケが実践しているサッカーの内容に対する不満であり、結果のみの不満ではない。

だから、その理念を大事にした上でこの2年に上積みするサッカー、良いサッカーを披露すればいいんじゃないか!?というのが私の考えです。

解任続きのバレンシア 

カルボーニSD(スポーツ・ディレクター)解任は既にご存知の通り。

「キケかカルボーニか」という選択ならば2年連続でチャンピオンズリーグ(CL)圏内を確保したキケを選ぶのが当然、妥当。私もキケの続投には賛成でそれは前から言ってきたこと。ソレール会長が下したキケ続投の判断は支持します。

ただ、カルボーニSD解任の理由で「経験不足」とソレール会長が言ったことは腑に落ちませんでした。というか、「それだけは言ってはいけないことだった」と思っています。

1年前、経験不足をわかった上でそれでも彼に就任オファーを出した張本人がソレール会長。就任会見時には、

「カルボーニには2年とは言わず、ずっとバレンシアで仕事をしてもらいたい」

とした上で、

「経験不足や新人と揶揄するような人間にはこう言いたい。9年前、カルボーニがバレンシアに来た際、『老後の楽しみを探しに来た』などと揶揄されたこともあったが、人間として選手としての価値をプレーで披露した。きっとすぐにそういった人間の口を塞ぐことになると確信している」

と発言していたのですから。

新人フロントとして1年働き、1年の経験を得た今、「経験不足」と口にすることはカルボーニへの敬意の欠如としか私には見えません。その仕事振りを評価しての解任だとわかっていても、そういう一言を発してしまえばソレール会長、バレンシアというクラブがどういうクラブか見えてしまう。

また、そういう発言によってこの解任劇が仕事の評価というよりはキケとの天秤による強引な決定だったことも伺わせてしまっている。「最後まで2人の関係を修復しようとした」と言い訳じみたことを会長は言っていましたが、解任する上でそういうことを言うことは逆効果。

確かに、代わりに働ける人間はたくさんいるでしょう。カルボーニよりも経験ある人間は五万といるのかもしれない。今シーズン、カルボーニのミスでチームにゴタゴタが起こり、アジャラは去ってしまった。ただ、そうはいっても解任するならそれなりの方法・理由説明と誠実な対応があったのではないか、と思っています。

カルボーニ本人はクラブを去る前に会見を開きたかったようですが、クラブ側が許可せずこのまま「アディオス」となるでしょう。バレンシアで10年間働いてくれた功績に相応しくない去り方であることは間違いなさそうです。


続いて、カルボーニSDの解任以上にサプライズだったのが、コーチ陣3名の解任劇。

フィジカルコーチのパコ、アンヘルの2人にGKコーチのエミリオが解任されました。

残ったのはセカンドコーチのエスクリバのみ。

これがよくわからない…。

キケが3名に解任を告げた際、説明した理由は「上層部からの指示」。一方で21日にソレール会長は「キケ自らが下した決断」。

キケかソレール会長のどちらかが嘘をついていることになる。

自分はこの解任、何気に尾を引きそうな予感がしているんです。来シーズンに向けて大きなガンになりそうな気が…。

フィジコの2人については怪我人続出、怪我の再発といった選手のコンディション面をうまく扱えなかったという理由からでわからなくもない。

GKコーチのエミリオについては、既に記事に書いたように上層部からマスコミへのリークが多いことにいちゃもんをつけられたからと言われています。個人的な推測ですが、エミリオに関しては噂通りソレール会長をはじめトップダウン式で「クビ」が言い渡されての解任だったのかな、と思っています。

ただ、誰のどういう決断による解任か知りませんが、一般的に監督とスタッフは一心同体。キケもバレンシアに就任する際、アンヘル以外の3人を連れてくることを契約上に盛り込んでバレンシアに来ている。

よって、来る時も去る時も一緒というのが通常のケース。

フィジカル調整が駄目だったからフィジコをクビ、GKのパフォーマンスが駄目だったからクビでは済まない問題がそこにはある。

つまりは、そのフィジコもGKコーチも選び、信頼して自分のそばに置いたのは監督、キケ本人であるということ。

だから少なくともキケは公の場で解任の理由を説明する必要があるでしょう。でなければ、「連れて来たのはあなたでしょ?」とより重い責任を追及されることになる。

勿論、スタッフとて人間ですからミスもあれば突如変わってしまうことがある。キケがこれまで知らなかった部分を長い時間を共にすることによって知ってしまい、「駄目だ」と思うことだってあるでしょう。

だからこそ、それなりの説明をキケ自身がしないと駄目。

今は、解任されたスタッフすら知らされていない現状で、マスコミでも情報が錯綜しており、「キケが解任した」だの「会長が解任した」だの色々言われて混乱中。

何があったか知りえませんが、ソレール会長から続投と言われたなら、「このスタッフで行きます」と言うのが普通でフィジコやGKコーチのトレーニング、プランニングに最終許可を出すのは確実に監督。

上層部から「あいつを辞めさせろ」と言われようが、周囲から何を言われようが「辞めるなら全員」「やるなら全員」というのがスタンダードな世界でそうじゃないとこのレベルのクラブを率いることはできない。

既に、新フィジコとなるはずだったトリーホ(Bチーム)に代わってユースのフィジコを務めているビジャグラサが新フィジコとなることが決まっている様子。二転三転。

トリーホは昨年フィジコが足りなくアンヘルを呼ぶ前にクラブがキケに薦めた人物ながら一度は「要らない」とキケに言われたフィジコ。その彼がパコの代わりを務めると発表があっただけに、「?」だったのですが、やはりこうなりましたか…。

どうも背後に何かを感じざるを得ない問題ですが、新コーチ陣には頑張ってもらうしかないでしょう。

アリスメンディ入団発表 

ネットがつながらない上にPCが故障という状態で更新が滞っております。まめに当ブログを訪れてくださる方には申し訳ないです。

たった今、アリスメンディの入団発表が終わりました。

昨シーズンはデポルティボ・ラコルーニャでプレーし、パスはアトレティコ・マドリーが持っていたため、アトレティコからの獲得という形でバレンシアに移籍。

来シーズンから6シーズンの契約内容。

彼が入団発表前にクラブで語ったコメントをいくつか紹介。


-あなたにとってサッカーとは?

「全て。パッションであり、娯楽でもある」

-好きな街

「サンタンデール」

-好きな食べ物

「肉」

-好きな飲み物

「コーラ」

-あなたの美徳

「責任と忠誠」

ホルヘ・ロペス、バレンシアでのラストゲーム 

18日のアス紙に掲載されたバレンシア、ホルヘ・ロペスの記事
【18日のアス紙に掲載されたホルヘ・ロペスの記事】

18日の『スーペル・デポルテ』紙にも「ホルヘ・ロペス最後の試合」という記事はなかった。『マルカ』にもなく、ようやく見つけたのは『アス』紙のこんな小さな記事だった。

以下、そのアス紙で記載されていた記事の内容。

ホルヘ・ロペスのお別れ

リオハ出身の彼はメスタージャでの最後の試合に出場した。試合前日の土曜にキケ監督を批判したにも関わらず、同監督は彼を使い、ファンからの声援をもらうために終了間際に交代させた。



ホルヘにとって17日のリーガ最終節レアル・ソシエダ戦がバレンシアCFの一員として最後の試合。今シーズン限りでバレンシアとの契約が切れ、クラブ側からは契約延長の話しはない。

恐らく、アスレティック・ビルバオへの移籍が濃厚。本人も近しい関係者にはそう話しており、私もその話しは聞いている。レバンテからも声がかかったようだが、本人はビルバオ移籍に気持ちを傾けている模様。最終的にビルバオが残留したことから今月中には移籍が決まるのではないかと予想している。

『アス』の記事でも少し触れられているが、ラ・レアル戦前日となる17日の会見でホルヘはこんな発言をしていた。

「これだけ怪我人出たチーム状態ながら今シーズンほとんどプレー出来なかった。もう少しチャンスがもらえると思っていたし、移籍を考えた夏に監督と話しをして、監督の言うことを信じた。結果的にはそうならなかった」

「マジョルカにレンタル移籍してから全て変わってしまった。怪我をした状態でバレンシアに戻り、今年は継続してプレー出来なかった。試合に出れないことは選手にとって一番辛いこと」

「ラ・レアル戦が自分にとってのラストゲームとなる。少し悲しいものになるだろう。とはいえ、自分はポジティブな人間で重要なのは良い思い出と共に生きていくこと。終わり間際は辛いことも多かったが、移籍初年度(03-04)リーガタイトルを獲った時のように良い思い出が残っている。出来れば最後にファンに対してしっかりお別れをしたいし、彼らには本当に多くのものを与えてもらった」


そして、17日のレアル・ソシエダ戦、ホルヘ・ロペスはホアキンが出場停止、アングロが怪我ということもあってスタメン出場した。

少し贔屓目に見ていたのかもしれないが、これだけ出場時間が少ない中でこの日のようなパフォーマンスを発揮できる選手は少ないと思う。それ程、右サイドで彼の持ち味であるテクニックを活かしたいぶし銀のプレーを披露していた。

決定的なチャンスもあった。ただ、惜しくもゴールは逃してしまった。

84分間、彼はプレーした。

その交代時、メスタージャのファンはこの日一番大きな歓声を彼に送った。スタンディングオベーションだった。

ホルヘもスタンドを360度見渡し、「ありがとう」とでも言いながらファンに別れを告げた。

試合後、ホルヘは息子と共にミックスゾーンに姿を現した。

「今日、ファンからもらった拍手というのは本当に素晴らしいものだった。出来ればゴールを決めてファンとお別れしたかったけれど、そうはできなかった。3度もチャンスがあったんだけれど…。
 バレンシアでの最初のシーズンは本当に良いものだった。その後はレンタル移籍や怪我であまり運もなかったけれど、それは自分の責任でもある。とにかくバレンシアで過ごした4年間というのは良いものだった」

いつもながら冷静に淡々と語るホルヘがいつも以上にホルヘらしかった。

試合前日の会見であのような発言をしたことから、キケ監督への批判などとも言われているが、しっかり監督へのリスペクトを持った上での言葉、表現だった。「使うと言われたけど、そうではなかった」と言うに留まった。

プラス面は時にマイナス面となることもある。

常に冷静で淡々とプレー、トレーニングに励む彼故に、監督にとっては少し物足りなさを感じたのかもしれない。「俺を使ってくれ」という強烈な意思表示は監督に伝わるほどなかったのかもしれない。

ただ、そういう状況の中でもシーズンを通してしっかり練習を積み、監督やチームに対して文句1つ出さず黙々とサッカーに打ち込む姿勢は評価すべきものだろう。彼の様子を目の当たりにしてくると「プロだから当たり前」とは到底言えない。

CLチェルシー戦前に主力を温存して臨んだアウェイ、ビルバオ戦でスタメン出場し、ホアキンと交代させられた時に思い切りホアキンの手を叩いたホルヘ。

ホルヘのような選手でも「ああなるんだな」とあの時は思った。と同時に、「まだまだやれるな」と確信した。

来シーズンは悔しい思いをした、カテドラル(サン・マメス)でホルヘ・ロペスという選手の集大成をみせてくるのではないか。

そんな期待を込めながら、4年間バレンシアというクラブでプレーし多くのものをもたらしてくれた彼に感謝の気持ちを送りたい。

同じチームメイトのアジャラ、リーガではベッカム、ロベカルのように決して大きな話題とはならない。多くの注目は浴びない。

ひっそりとバレンシアを去ることになるホルヘながら、ビッグネームと同じような感謝の気持ちをファンも送っているはず。

それが空席の目立つメスタージャスタジアムから沸き起こった大きな拍手と「ありがとう」の言葉だったのだろう。

グラシアス(ありがとう)、シエンプレ(いつまでも)、ホルヘ・ロペス

ソレール会長の一言 

13日、バレンシアはソレール会長が前から宣言していた、クラブ運営5部門とその責任者の就任発表を行いました。

その席上、ソレール会長は、キケ監督・カルボーニSD問題について、

「6月30日に発表する。その時、皆さんが理解出来る理由を述べることにする。私の中では既に決定しているが、今それを言ってしまうと悪い解釈をされかねないのでやめておく」

とコメント。

この一言が逆に変な憶測を呼んでいる状況。

つまり、来シーズンも契約のあるキケ監督、カルボーニSDの続投を現段階で宣言出来ないということは少なからずどちらかは解任される可能性が高いのではないかということ。

また、場合によっては2人共に解任となる可能性があるのではないかということ。

会長の発言からして2人共に続投ということはなさそうですね。というのも、もしそうならば今すぐに「2人共続投だ。ギャーギャー騒がなくてもよし」と言うはず。

キケもカルボーニも来シーズンの自分の身が安泰でない状態で仕事をするのは不安なはず。

監督候補としてここ最近挙がっているのは、

ファンデ・ラモス(セビージャ監督)
シュスター(ヘタフェ監督)
デシャン(元ユベントス監督)

スポーツ・ディレクターとして名前が挙がっているのは、

モンチ氏(セビージャのフロント、既に『NO』の回答)
エドゥ・マシア氏(リバプールのフロント、既に『NO』の回答)
フランク・アーネセン(チェルシーのフロント、既に『NO』の回答)


とはいえ、SD職のオファーはソレール会長自身が行なっているようなので、この流れでいけばカルボーニSD解任となるのは確実な情勢。ただ、お分かりの通り、なり手がいない状況で、フロント改革はゼロから振り出しとなるでしょう。

監督についても目標を達成したキケが続投するのが筋。とはいえ、続投するならなぜに6月30日の会長の発表を待たねばならないのか?!レアル・ソシエダ戦終了後すぐに発表してもよいこと。というか、本来は契約が残っている以上発表するまでもないこと。


混迷を極めてきたこの問題は6月30日までより深い謎に。

5部門での新体制になりソレール会長の権限は一元化され、全ての決定権はソレール会長に託されることになりました。つまりは、今後はソレール会長のやりたいようにやれる体制が整った。

どんな決定にせよクラブのために決断されるはずで、自分もその決定には敬意を持って指示するでしょう。

とはいえ、今までキケやカルボーニが2年、1年かけて築いてきたものをゼロにするのはあまりにもったいないとも思います。

決定は会長次第ですが、少なくとも2人がプロフェッショナルな立場で共存していけないのか最後まで可能性は模索してもらいたいものです。厳しいのは当然わかっているけれど…。

ゴンサロが大怪我を再発 

何とも声を失うニュースが今日起こりました…。

ビジャレアルのゴンサロ・ロドリゲスが右ひざの十字じん帯断裂。シーズン開幕前の怪我を再発。

再び、ここから6ヶ月間の離脱。

デポルのバレロン、バレンシアのエドゥといい、こうも悲劇が1人の選手に続いていいものなのか…。

ゴンサロはシーズン開幕前にじん帯を切ってそこから半年のリハビリを経て4月のヘタフェ戦で復帰。

現在7連勝中のチームはフォルランをはじめ攻撃陣の活躍が目立つものの、守備面での彼の安定感も際立っていました。

それだけに何とも言葉のかけようがない不運。

今は「アニモ」と声もかけれないかもしれませんが、何とか乗り越えて欲しいものです。

モリエンテスがキレた理由 

あの温厚なモリエンテスがあそこまで起こったのはなぜだろう?と思っていたのですが、ヨムスのメンバーからこういうことを言われたようです。

「モリエンテス、俺らは証拠写真を持っている。金曜の夜、試合前夜にあそこで夜遊びしていただろう?その後、プレーせず恥さらしをしてくれた。だから、俺らに笑ってごまかすことは出来ないはずだ。俺らはお前が夜通し遊んでいたことを知っているんだ」

モリエンテスが夜通し遊んでいる選手ならこの年齢でこのパフォーマンスは不可能でしょう。肉体的なコンディションは決してスーパーな選手ではない。

練習をみていても、自分の体を知り尽くしてトレーニングをしている印象があるし、メディコの人間も「彼は自分の体のケアをわかっている選手」と絶賛している。

だからこそ、30歳を過ぎてもリーガやCLの舞台で活躍出来るんですけどね…。

バレンシアの練習でウルトラスが選手を侮辱 

13日、バレンシアのパテルナ練習場でウルトラスによるトラブルがあった。

“ヨムス”のメンバー20名程が練習場に姿を現し、大きな横断幕を2つ掲げた。

1つは、「これがお前らのユニフォームだ」という文字にユーロ(お金)のマークが入ったユニフォームの絵。

もう1つは、「2007年6月9日(=レバンテ戦での敗戦)、恥、愚行、汚名、お前らは俺たちを笑えない」というもの。


その後は、各メンバーがチーム批判と選手批判を繰り返した。

「お前らは何だ?夜遊びばっかりしてまだ酔っ払っているのか?恥を知れ!お前らには名誉なんてものはない。早くバカンスに行ってしまえ!」

「お前らは出来る限りのことをやってくれたよ。愚行という唯一のことを。怪我がある?ならば日曜の試合には誰も出場するな」

「アルベルダ、もっと金を要求しろ」

「モリエンテス、バレンシアに来て良い生活してるよな!?」

「ホアキン、冗談言ってくれよ」


初めは静観していた選手たちもあまりのしつこさにとうとう怒り心頭し、アルベルダ、モリエンテスらがそのグループに近寄ろうとしたが、キケ監督をはじめスタッフや他の選手に止められた。

キケ監督は急遽、練習グランドを変更し、非公開練習場所でもあるミニ・スタジアムに選手を連れて行き、残りの練習を行った。

その後、クラブ側は警察を呼んだが、選手が移動した時点でウルトラスのメンバーは練習場を後にしていた。

ここまでが13日の午前に起こった事実。




このヨムスというウルトラスのグループはレバンテ戦の前の練習にも横断幕を掲げに来ていた。

8日の非公開練習ではミニ・スタジアムに、

「お前たちにとっては懸かるもののない試合だ。ただ、名誉を懸けて戦え」

といった横断幕を掲げていた。

メスタージャ・スタジアムでチームを応援しているものの、時に過激な言動を繰り返す。

「キケ、出て行け」とコールを発したのも彼ら。

普段の試合では、「Puta, Levante」といった掛け声をかけているし、ビジャレアル戦では、ロイグ会長に向かって「ロイグ、hijo de pu●」といった掛け声もかけ続けていた。

レクレアティーボ戦でポンゴルに人種差別的野次を飛ばしたのもこのゾーン。

そろそろ、クラブも彼らに対して何らかの対処をすべきだろう。スタジアムから締め出すことも検討すべき。

極端な暴力行為は振るわず、言葉の暴力やチームへの応援と侮辱を上手く使い分けるのも彼らのスタイルであり、やっかいな点。

とはいえ、既に地元では「ヨムス」の名は「ファン」などというものではなく完全に「ウルトラス」の代名詞になっている。

バレンシアというクラブもチームも選手たちもあなたたちの私物ではない。

誰もあなたがたに雇われているわけではない。

チームや選手に嫌気がさしたならスタジアムに足を運ばなければいい。練習場にわざわざ行かなければいい。

自分たちのフラストレーション発散によってバレンシアのみならずスペインサッカー全体の名誉が傷つけられていることを知るべきだろう。

サッカーに暴力、ウルトラスなど要らない。

バレンシアの夏、オルチャタ(とファルトン) 

バレンシアの夏名物、オルチャタとファルトン
【バレンシアの夏には欠かせないオルチャタとファルトン】

たまには閑話休題でいきましょう!サッカーばっかりじゃいけません…(と自分に問いかける)

もうすっかり真夏の陽射しが続くバレンシア。

春?そんな感覚はあまりなし!?

梅雨?そんなものないから常に水不足。

バレンシアの夏に欠かせない飲み物が「オルチャタ(horchata)」。

写真の通り、白く見た目は乳製品か!?と思いますが、カヤツリグサのチュファの根をすりつぶして砂糖を加え、冷やして飲む飲み物。

味は説明し難いですが、豆乳&ナッツという表現でも使っておきましょうか!?それも正確には伝われないので、バレンシアにお越しの際には是非とも飲んで下さい!

最初は毛嫌いする人も、慣れていくといつの間にかハマっていく!?飲み物。

私も最初は、「ふ~ん」程度にしか思わなかったのに、今では突如、

「あーーーーーーーーー、オルチャタ飲みたーい!!」

という衝動に駆られてオルチャタを飲みに行くことがあります。

バレンシア市内にはオルチャタ専門店の「オルチャテリア(horchateria)」があり、そこでオルチャタとファルトンというお菓子を頼むのがベーシックなオルチャタの楽しみ方。

オルチャタだけ飲んでもいいのですが、バレンシア人は絶対といって言いほどファルトンも頼みます。

ファルトンは写真にあるオルチャタの横の菓子パンです。

オルチャタに浸して食べるの通というか、「そー食べなさい」とバレンシア人には言われます(笑)。

オルチャタは店によって値段が変わりますが、相場は2~3ユーロ内。ファルトンは1つ0.8ユーロくらいで手頃。

バレンシアで一番有名なオルチャテリアは、

ダニエル(Horchateria Daniel)

という店。

アクセスは地下鉄赤・ライン3の「パルマレット(Palmaret)」という駅の目の前。

なんとその駅の目の前の通りが、「オルチャタ通り」という名前。

バレンシアのオルチャタ通り(地下鉄パルマレット駅)周辺地図
【オルチャタ通り周辺地図】

ただ、自分はそのダニエルよりもそのオルチャタ通りの先にあるパナッチ(Horchateria Panach)という店の方がよく行っている。上の写真は先日、パナッチに行ってきた時のパナッチのオルチャタとファルトン。

店には近所に住む人たちが自分の家の水筒持参で、

「オルチャタ入れてくれ~」

と来たりしてます。当然、持ち帰りあり。はまった人は、水筒持参で入れてもらって飲んでもよし。

興味のある方はダニエルとパナッチが徒歩1、2分くらいの距離にあるため、ハシゴされるべし!

まあ、オルチャタ通りにはその他にもオルチャテリアが当然たくさんあるので色々と試してみるのもいいでしょう。その中で自分の一番口に合うオルチャテリアを見つけて下さい。

以上、バレンシア“オルチャタ”ライフからの情報でした。



私もいまだに通う学校。ここより安くて良い先生・学校は他になし。
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「単なる反則」。メッシのハンドゴール 

2007年6月10日『アス』紙に掲載されたバルセロナメッシのハンドシュートシーン
【10日のアス紙に掲載されたメッシのハンドシュートシーン】

バルセロナ対エスパニョール戦でのメッシのハンドゴールはご存知の通り。

10日の会見でメッシはそのゴールについて、

「サッカーの世界では起こること。勝ち点1を奪うことにしかつながらなかった」

とコメント。

予想通り、メディアは「神の手」と騒いでいるものの、「単なるハンド」であり本来であればイエローカードをもらって然るべきもの。

バルセロナのメッシ、マジョルカへのボーナス支給を肯定(スポナビ)

今朝のニュースで上のような内容を書いたが、本当はこういう文章も付けていた。以下、自分がこのニュースに付随させる形で書いていた文章。(ボーナス問題と混同するのを避けるため、ニュース記事内からは省いてある)

 (前略)とはいえ、クラブが他のクラブの選手に勝利ボーナスを支給するなどあってはならないことで、それは前節エスパニョル戦でメッシが決めたハンドゴールと同じ。マラドーナのゴールと比較され「神の手」などと言われることはリーガのみならずサッカー界にとって危険な兆候。10日の会見で、そのゴールについて「サッカーの世界では起こることだが、勝ち点1を奪うことにしかつながらなかった」とメッシ自身がハンドゴールを肯定しているのもおかしな点。第36節のレアル・マドリー対デポルティボ戦ではレアルのファン・ニステルローイがゴール前の競り合いでハンドをしたことからゴールにつながるシーンがあったが、試合後ファン・ニステルローイは「思わず手が出てしまった」と釈明していた。



私は例えバレンシアの選手であっても「単なるハンド」と言うだろう。駄目なものは駄目と言える姿勢は大事にしたい。

ちょっと横道にそれるが、本来はそういうプレーも出してはいけないことだろう。やってはいけないことだ。

「審判に見つからなかったから、ゴールになったからいい」

という問題ではない。

例えばスペインでは「審判のレベルが低い」と言われている。確かにそうなのかもしれない。

ただ、それをいいことに選手が審判の目を盗んで選手が「騙そう」としているのが今の現状だ。審判のレベルが低いと言われるのは決して審判だけでの問題ではない。

例えば、スペインの主審がCLのような舞台で笛を吹く時、特にプレミアリーグのチームの試合を担当すると良いレフェリングをすることが多い。決して偶然ではない。


メッシにしても、ファン・ニステルローイにしてもこれだけのものが懸かった試合で思わず手が出てしまうのは有り得ることで理解出来なくはない。

サッカー選手とて人間。時に犯してしまう反則はある。過ちはある。

ただ、メッシのコメントを聞く限り、そこに「やってしまった」という感覚はない。エスパニョルファンも含め、誰もが「あのハンドのお陰でバルセロナは勝ち点1が奪えた」とみているのではないだろうか?

「奇麗事を言っていたら勝てない」のも事実なのかもしれない。

1試合、1点で選手の人生もクラブの歴史も大きく変わってくる。

ただ、明らかにハンドで決めたゴールを肯定してもいいのだろうか?

残念ながら既にスペインメディアには純粋なフェアプレー精神に乗っ取った報道姿勢はない。

いかに新聞が売れるか、それが大事だから贔屓のチームに有利になるためにはエグいことだって目をつぶる。

今回のメッシのゴールが「神の手」と言われるのはそういう背景もある。メッシもメッシだが、メディアもメディアだ。

マドリー寄りのメディアとて揶揄するものの、最終的にバルサがこけてくれたのであまり指摘しない。「今となっては重要ではない」とはメッシの試合後の談話ながら、マドリー寄りの人間も同じ気持ちだったはず。また、ファン・ニステルローイの時には同じように「セイント・ハンド」と名付けて報道していた。

11日の『アス』紙のHP上でトップとなっていたニュースが、

「ドイツの『キッカー』誌がメッシのハンドのゴールを“サッカーに対する冒涜”と言っています」

というものだった。既に自分たちからそれが言えないから海外のメディアが指摘した言葉を出してくる。

正論やフェアプレー精神に乗っ取った姿勢を捨て、贔屓のチームにのめりこんだ報道をしているからこういった行為が起こった時に冷静な観点から報道できない。

多分、それはそれで自分のメディア、新聞が売れるからいいのかもしれない。

ただ、スペイン以外の多くの国、サッカーファンからスペインサッカーに対する興味が失われていくのも事実なのだろう。

そして、日本。

スポニチ記事

日刊スポーツ記事

悲しいかな、「神の手」が連呼されている。

海外サッカーから学ぶべきことはたくさんある。ただ、今回のような行為を真に受けて日本でも「神の手ゴール」と報道する必要はあるのだろうか?!それが日本サッカーにとってプラスなのだろうか?!

日本はサッカー後進国故にスペインメディアの報道を全て鵜呑みにする必要があるのだろうか?!

そうではないと思う。逆にマイナス。

メッシほどの選手がこういうプレーをやってしまうとちびっ子たちに悪影響があるに決まっている。ゴール前でハンドしても入ってしまえば、審判に見つかりさえしなければいいんだ、と思う子供はいないのだろうか?!

それを実際に試合でやれば得点になるよりイエローカードをもらう確率の方が高いはず。

確かに日本でもメッシはスーパースターであり、もうそれなりの地位がある。だから、マイナス部分にスポットライトを当てるよりプラスの面からみていく方がメディアにとっても都合はいい。

「メッシのゴールは単なるハンド」

と記事を書くより、

「メッシがマラドーナの再現、神の手ゴール」

と書く方がいいのかもしれない。新聞の見出しとしてはいいのかもしれないし、実際問題売れるのかもしれない。

でも、スター故に物言いが出来ないのならメディアなんて今後消滅してしまう。新聞なんて売れなくなってしまうだろう。

ドイツW杯でのジダンの頭突きにしても然り。

世界中の人間が「何で?」と思ったはず。

ジダンも人間。ミスを犯すことはある。だからこそ、その後にどういうリアクションを取るのか見届けることが必要。

でも、ジダンはマテラッツィに謝罪しなかった。謝罪しないから、色々な憶測が飛び交いメディアは一時マテラッツィを悪者にした。

今、メッシのゴールで審判が悪者になっている。確かに、彼らがハンドと判定できなかったのは誤審だろう。

でも、メッシがハンドをしなかったら?
ジダンが頭突きをしなかったら?

サッカーにはスター選手は必要。

ただ、スター選手も人間。完璧ではない。神ではない。

だからこそ、良い時、悪い時両面をみていく必要があるのではないだろうか?良い時には良い。悪い時には悪い、と言うことが必要なのではないだろうか?

「メッシ、それは単なるハンドです。反則です」と。

バレンシアサッカーライフは単にバレンシアを応援するためにやっているのではない。何度も言うが日本サッカーのために言うべきことは言う。学ぶべき点は学ぶ。

残念ながらメッシのハンドのゴールもその後の対応、姿勢も学ぶべき点はない。勿論、彼のサッカー選手としての質や能力に文句のつけようはない。でも、今回の一件については「神の手」などと馬鹿げたことを言わず、日本でサッカーをやっている少年には反面教師にしてもらいたい。

バレンシアのアジャラ「残念だ」 

レバンテ戦でレッドカードをもらい退場したバレンシアのアジャラはこれで最終節は出場停止。

アルゼンチンサッカー協会からも最終節前に代表合宿に合流する通達があったようで本日(11日)の飛行機で帰国することになる。

『ラジオ・ノウ』の取材に応じたアジャラの言葉を紹介。


-何よりも前に今の心境は?

「レバンテ戦の敗戦とその試合でチームに迷惑をかけたことで少し腹立たしい気持ちだ」

-そのレッドカードとアルゼンチンサッカー協会からの召集で最終節、ホームでファンにお別れするのが不可能となりましたが?

「残念だ。自分は毎試合、メスタージャで何かを残したかったし、毎試合ファンにお別れを言うつもりでプレーしていた。何かタイトルを獲ってお別れしたかったが、実現できなかった。この7年間ファンが私に披露してくれたリスペクトやリーガの2タイトル、UEFAカップのタイトルと共に去りたい」

-既に荷造りはしましたか?

「はい。バレンシアに来た時と同じ期待感でビジャレアルに行くことになるだろう」




最終節への出場が叶わなかったのは残念ですが、アルゼンチン代表で頑張ってもらうしかないですね。

スタジアムでお別れすることは出来ませんでしたが、この場を借りて、

「ムチャス・グラシアス」

レバンテ戦マッチプレビュー 

リーガ第37節 レバンテ対バレンシア バレンシア予想スタメン
【第37節レバンテ戦の予想スタメン】

モリエンテスも含め心配された選手がほぼ全員メンバー入り。

よって、スタメン予想は少し難しくなるものの、DFラインで変更がありそう。

右サイドバックにはミゲルが怪我&出場停止によりクーロ・トーレスが入り、左サイドバックにもモレッティの状態が万全ではないことからデル・オルノか。

センターバックはアジャラを順当に出すか、この試合でイエローカードをもらえば最終節に出場停止となるため温存するか、予想が分かれることになりそう。個人的にはマルチェナのスタメン予想。

ただ、アジャラが最終節に出場できるかどうかはまだわからない。8日、クラブからAFA(アルゼンチンサッカー協会)に最終節の出場許可申請が出されたようでその回答待ち。

前線ではモリエンテスも復帰しているが、万全ではないため、アングロと予想。

9日21時(現地時間)キックオフ

キケ監督「日本に行きたかったよ…(笑)」 

タイトル通り、キケはそう言っておりました。

「日本に行ったことがないからね…」

日本で正式に来日中止の発表がある前からキケには中止の連絡があったようで、私がキケから聞いた理由は日本で発表されているものと若干異なりました。

既にこのブログ内でもお伝えしている通りの理由だそうです。

「(ソレール)会長は怒っていたよ」

とキケは言ってましたから…。


さて、プレシーズンマッチで追加事項がある様子。

ロンドンで行なわれる“エミレーツ・カップ”にバレンシアも招待されたようです。他に参加するのは、

アーセナル(主催チーム)、インテル、PSG

の3チーム。なかなか面白いカップ戦になりそうですね。とはいえ、対戦するのはインテルとPSGの2チームで、バレンシアでは地元の『カナル・ノウ』が放送することになるようです。

7月28日(土)がインテル戦(ちょっと因縁…)

その1日、2日後にPSG戦となる予定。

個人的にはアーセナルとの対戦が一番観たいですけどね…。

偉大なカピタンたちとの別れ 

ビジャレアルのキケ・アルバレス
【ビジャレアルからの退団が決まっているキケ・アルバレス】

ビジャレアルにとっては第37節がホームラストゲーム。(ビルバオ戦)

今シーズン限りでビジャレアルから退団するのがキャプテンのキケ・アルバレスとアルアバレーナ、そしてペーニャにタッキナルディ。

4名共に今シーズン限りで契約が切れ、クラブ側との契約延長もない。(アルアバレーナはAEKアテネへの移籍が決定。キケはレバンテ、タッキナルディはイタリア復帰が濃厚)

マドリガル・スタジアムのファンとも9日(土)でお別れとなる。

特にキャプテンのキケとアルアバレーナはビジャレアルが躍進する前から屋台骨を支えてきた。ビジャレアルの一員として1部通算217試合(合計260試合)出場がアルアバレーナで堂々の1位。2位がキケ・アルバレスの186試合(合計223試合)。

6日の記者会見でキケ・アルバレスは、以下のように述べている。

「1人の選手がこれほど長く1つのクラブに在籍すれば別れを告げる時というのは特別なものだ。出来ればプレーすることで別れを告げたいが、チームはいまだUEFA圏内を賭けている状況で自分が出場することが難しいのはわかっている。もし、消化試合ならば監督が我々を使うこともあるかもしれないが、そうはならないだろうし理解している。違う方法でファンに別れを告げたい」

「ビジャレアルで過ごした7年は自分の選手人生の中で最も大きく最も重要なものだった。悪い思い出よりも良い思い出の方が多い。今は思い出に浸りたくないが、土曜になれば色々なものがこみ上げて来るかもしれない」


確かにキケ、アルアバレーナ、ペーニャといったベテラン選手に衰えは見え始めていたものの、クラブ側がみせた対応は彼らのこれまでの功績にそぐわないものだったろう。契約が全てのプロの世界でそんなことを言っても仕方ないが、私は「もう少し違うやり方があるんだろうな」とみていた。

勿論、ビジャレアルが変革期であり、若手やより国際経験のあるベテランに切り替える時でもある。その過程で彼らのように去っていく選手が出るのは当然。ばっさりやることはやらないといけない。それは理解している。

ただし、もう少しクラブとして“誠意”をみせることは出来たはず。

確かにここ数年の躍進はリケルメやフォルラン、マルコス・セナらの活躍によるものが大きいが、キケやアルアバレーナのようなベテランがいたから、影で支えていたからこそ主役が活躍出来たのも間違いない事実。

ホシコはピッチ上でのパフォーマンスから契約延長を勝ち取ったものの、チャンスをもらえない彼らは何事もなかったように契約延長の話しさえ出なかった。

ただ、彼らベテラン選手からはクラブのそういった対応に対して一切不満が出なかった。文句の1つも言いたくなっただろうが、リケルメのゴタゴタなどもありチームに余計な問題を起したくなかったのが彼らベテランの意図だったはず。

自分たちのエゴを捨ててチームへの貢献を選んだ彼ら。

そんな姿はたまにしか行かなかった今シーズンの練習からも見てとれた。率先してチームを盛り上げる姿勢。スタメン出場が難しいとわかっていながらも必至でモチベーションを維持し、目の前のボール、練習に取り組む姿勢。

リケルメが残した傷跡は思った以上に大きく、空中分解しそうなチームを彼らが必至で立て直そうとしたのは想像に難くない。

キケ・アルバレスはこうも言っている。

「プレー出来ないこと、契約延長について何も知らされないことで納得出来ない状況だった。でもそれも過去のこと。自分が望むことはチームがUEFA圏内に入り、チームの将来に幸運あることだ」

なかなか言えることじゃない。でも、彼は心底これからもビジャレアルに「幸(さち)あれ」と祈りながら生きていくのだろう。

そんな彼らだからこそ、プレーしなくとも彼らに相応しいファンとの別れ、見送られ方をしてもらいたいと思う。

マドリガル、ビジャレアルのファンはきっとわかっているはず。どれ程彼らがビジャレアルというクラブに貢献してくれたかを。

日本ツアー中止とプレシーズン予定 

本日、バレンシアCFの日本ツアー中止が公式に発表されました。

現地では既に「キャンセル」という報道がされて、プレシーズンの日程がほぼ決定しています。以下、概ね決まっているスケジュール。


7月18日~29日 オランダ(エルメロ)合宿

8月11日(土) プレゼンテーション試合

8月14日or15日 チャンピオンズリーグ(CL)予備戦第1戦

8月18日(土) ナランハ杯(親善試合)

8月25日or26日 リーガ開幕戦(第1節)

8月28日or29日 チャンピオンズリーグ(CL)予備戦第2戦

アジャラインタビュー記事掲載のお知らせ 

フットボリスタにてバレンシアのアジャラのインタビュー掲載
【バレンシアのファビアン・アジャラ】

6月6日発売のfootballista(フットボリスタ)にアジャラのインタビュー記事が掲載されました。

興味のある方はチェックしてみて下さい。




来シーズンからのビジャレアルに移籍するアジャラ。

バレンシアが買い戻しに動くという噂も一時出たものの、現実的な可能性はないと思う。バレンシアファンとしても覚悟を決めるしかない。(自分ももう覚悟は決めた)

6月24日のリーガ最終節(第38節)レアル・ソシエダ戦への出場が微妙視されていたが、アルゼンチンサッカー協会側がリーガでプレーする選手は最終節までの出場を認める方向故にメスタージャでのラストゲームは出場出来る事になりそう。(ホッ…。でも日本で放送あるのか?!汗)

自分が04-05シーズンからバレンシアを追いかけてから一番驚いた選手がアジャラだと断言出来る。だからこそ、いつも「アジャラさん」と“さん”付けしてきた。

「プロフェッショナル」なんて言葉は簡単なのだけれど、それを実行出来る選手、人間というのはいくらこのレベルの選手であっても多くはない。

彼がこのレベルに到達するまで、このレベルを維持するまでどれ程の努力をしているかは、日々練習を観ていればすぐにわかる。また、努力することを既に自身の「姿勢」「スタイル」、つまりは「当たり前」「普通のこと」にしているのも特筆すべきところだろう。

言い換えれば、「続けることが出来る」選手なんだと思う。

・全力で走り続ける
・声を出してコーチングし続ける
・相手FWが持っているボールを見続ける(目を離さない)
・マースする際には相手を感じ続ける

試合なんかで「集中する」なんてことは当たり前のように聞こえるが、1試合、90分間集中するためには練習での90分なり100分を集中し続けていないと駄目。

だから、自分は、

・練習の最初から最後まで集中し続ける

のが彼の一番凄い点ではないかと思う。練習のスタートは軽くグランド周りのランニング。選手はワイワイガヤガヤしながら笑顔でコミュニケーションを取って走るものの、アジャラがそういった輪の中に入って笑っているのはあまりみたことがない。多分、練習がスタートした瞬間から彼の中ではきっちり切り替えが出来ている。

練習最後のストレッチでも、ほとんどの選手はリラックスモード。でも、ベテラン選手になればなるほど、1人黙々とストレッチをしている。アジャラ、カニサレスなんかが一番良い例だ。だからこそ、30歳を超えてもこのパフォーマンスを維持出来るのだろう。

そんなアジャラの姿を観ながら、自分も「続けること」の大切さを学んだような気がする。サッカーだけではなく、人生において。


シーズン開幕前のあの記者会見、

「騙された」

と彼が口にした時の表情は今でもはっきり覚えている。その時、すぐに思ったのは、「なぜそんなに怒るんだ?なぜそんなことを言うんだ?」というものだった。時間が経過してもなかな彼の言葉を消化できない日々が続いていた。

シーズン前の移籍は間違いないと思っていた。ビジャレアルが駄目でも、レアル・マドリーに決まりかけていたし、エルゲラとのトレード話しも両クラブ間ではほぼ決まっていた。

ただ、移籍締め切り最終日に会長との会談を終えて、今シーズンはバレンシアでプレーすることを決めたアジャラ。

その後も何ら変わりなく練習、試合のピッチ上で彼はアジャラという存在価値を披露し続けてきた。

真実はわからない。

カルボーニSDは以前ラジオ・マルカで語っていたようにアジャラとの契約延長交渉で常に代理人やお金の問題をちらつかせる。現地では夏の時点から「ビジャレアルと(アジャラの)代理人が仮契約を結んでいる」との噂もあった。

単純な問題ではないとは思う。お金や感情、過去、色々な要素が複雑に絡んで何かが上手くいかなかったのだろう。全てを知らず、複雑な何かがあったのは理解している上に全面的にどちらが悪い、誰が悪いとは断言できない。

ただ感じるのは目の前に迫った別れの瞬間への恐怖やその後に持つであろう「ぽっかり心に空く穴」への恐れである。

この世界での経験豊富なアジャラはこんなことを言っている。

「サッカーとは現在だ。自分の代役としてそのポジションに入った選手が良いプレーをするだろう。そして、自分より良いプレーをした時には自分は過去の選手になる。それは明らかなこと。サッカーとは今現在なんだ」(5月9日、『アス』紙インタビューより)


あの夏の会見の時も、「近年最高の活躍をみせた選手(=アイマール)が去ってどうなる?どってことない。(=次に来る選手がいる)」と語っていた。

達観したかのような意見、考え方。

確かに、スペインに住んでクラブやチームをベースに長い目でサッカーに携わる人たちを観ると、そのクラブにある歴史を目の当たりにするとその言葉というのは理解できる面もある。

1人が去っても誰かが来る。バレンシアというクラブ、チームは存在し続ける。

恐らく、いや間違いなく、アジャラという選手の存在もいつか影となり、過去となっていくだろう。

「切ない」「悲しい」といった感情はそういう文化の中でフットボールに触れている人間には少ないのかもしれない。いや、あったとしても循環が早く我々はついて行くのに必死なのだろう。


ただ、インタビューを撮りながら、アジャラという選手の人間性は少し垣間見えた気がした。

ピッチ内外でみせる言動から時に誤解は受けるのかもしれないが、やはりこの人はバレンシアで現役を終えたかったんだと思う。

シーズン前の騒動から「金の亡者」なんて垂れ幕を出しに練習場に来た人間、彼の自宅に脅迫の落書きをした人間。

誰にどう言われようと、彼はピッチの上で自分の気持ちを披露し、語ってきた。

前半戦のレバンテ戦でゴールを決めた際に挙げた雄叫びは彼から自然に出たメッセージだった。

「俺はここに残りたい。残る価値のある選手だ」と。

そんなことを考えながら、彼が今シーズン他のメディアで語ってきた言葉を振り返ってみた。

「サッカー選手としてはピッチ上で自分が披露するもので判断してもらわなければいけない」(5月7日『ラス・プロビンシアス』紙)

「(アジャラの代役となる選手を探しているバレンシアに対して)自分は移籍金ゼロでバレンシアというクラブにいたし、残りたいという気持ちでいた」(5月9日『アス』紙)


6月24日、アジャラに別れを告げる日が近付いている。

彼はそのラストゲームについてこう語る。

「単なる1試合にはならないだろうし、感情的になってしまうかもしれない。出場することが出来れば自分のファンに対して別れを告げたいと思っているし、ファンに対して感謝することになるだろう。ファンからどういう対応を受けるか、その温度計は街中に出ればわかるものだ。街中で『頑張って』と声をかけられたり、『行かないでくれ』と言われること、それこそ一番重要なことなんだ」

サッカーとは現在。人生も現在。今を生きる。

ただし、これからも多くの人の心の中に「バレンシアのアジャラ」は生き続けるのではないか。彼から「続けること」の大切さを学んだ自分は少なくともそうありたいと思う。

あと数日とはいえ、彼と共に現在(いま)を楽しみたい。そんなことを思う。

「ありがとう」はもう少しお預けだ…。

ユベントスのラニエリ新監督 

07-08シーズンからユベントスの監督に決まったクラウディオ・ラニエリ氏
【ユベントスのラニエリ新監督 写真は04-05シーズンバレンシアを率いていた時のもの】

デシャン監督が辞めて新監督に注目が集まっていたユベントスの監督ですが、ラニエリ新監督に決定。

04-05シーズンはバレンシアを率いていた監督。

「なんでそんな写真なの?」

という突っ込みが入りそうですが、当時からバレンシアを追いかけていた自分にはこのシーンが一番記憶に残っているから。

軽いフィジカルトレーニングを行うとどうしてもその局地の芝が傷み、それを修復していたラニエリさん。

「次に移行した練習を観に行かないでいいの?」

と外まきからそっと声をかけそうになりました。

その当時は外で一般の見学者として観ていたものの、外目からも徐々に選手との距離が遠くなっていくのがわかりました…。


最終的には解任されたため、一般的には「失敗」と烙印を押されてしまうものの、どこでどう失敗しようが「次がある」というのがスペインのみならず欧州サッカーの舞台。

だから、「自分は駄目な選手かも、駄目な監督かも…」なんて心配する必要はない。

「俺に合わなかっただけ」

と次のチームを探せばいい。声がかかるのを待てばいい。(そうじゃない場合も時としてありますが…)

そういう点、考え方は将来的に日本のサッカー少年にも身に付けてもらいたいな、と私は思います。そのためにもそれが可能な環境整備が必要。

部員数100名の高校サッカー部で11人はおろかベンチ入りも出来ない選手、応援団としてスタンドから声を張り上げる選手が、

「このチーム、監督とは合わないだけ」

なんて思ったらサッカーを辞めるしかない。せっかくサッカーが好きでサッカーをやっているのにもしや嫌いになって去っていく選手もいるのでは!?そんな悲しい現実はない。

自分の合ったレベル、チームでとにかく「プレーすること、試合に出ること」が何だかんだ言ってもその国のサッカーを向上させる一番の方法。やっぱり、サッカーする、試合をするのが楽しいですもの。だから、自分も何歳になってもプレーし続けますよ!

指導者畑に戻ることがあった時は是非バリバリの選手だけではなく、そのお父さん、お母さん、兄弟も含めてサッカー経験のない人たちにサッカーをやってもらえるプレーしてもらえる環境作りをしたいですね。スクールなんて言い方は大袈裟ですが、やっぱりやってもらって感じてもらいたい、サッカーの楽しさを。

おっと、ラニエリさんからまたもや話しが寄り道してました…。

2度目のバレンシアでは上手くいかなかったけれど、

フォルツァ、ラニエリさん!

バレンシアに関わってくれた人だから、間近で観させてもらった監督さんだからこそユベントスでの成功を祈ります♪

物言うカピタン、アルベルダ 

この人の頭の良さは誰もが認める、いや本人自身も認めるところだが、今回も包み隠すことなくはっきり喋ってくれている。

少し前にはオサスナ対レアル・ソシエダ戦で失言した感もあったが、あれもマスコミに悪く取られてしまった面も否めないし本人も「世間が悪く解釈しただけ」と意に介さない様子…。

2試合を残すとはいえ、もうバレンシアにとっては懸かるものが何も無い消化試合。ということで、そろそろ地元では「今シーズンの評価」が話題になりつつある。(それしかネタがない?!)

アルベルダには当然、キャプテンとして意見が求められ、今朝(4日)のスーペルでのインタビューで色々と面白いことを語っていた。その中で特に面白かったものをいくつか紹介。

-バレンシアはゴタゴタばかりのクラブ?

「(笑)バレンシアの一員としている人間は誰もが余計なエネルギーを使ったり自分の区画外のことで消耗したくないと思っている。我々はクラブとして常に何か問題を抱えているし、タイトルを獲った時ですらそうだ」

-カピタンはそういう問題に神経質になるもの?

「かなり。自分にとっては今シーズンは目標を獲得するのが最もきついシーズンの1つだった。自分のパフォーマンスとしては前半戦は1部でプレーしてから最高のものだったが、無駄な消耗が多かった」

-なぜ?

「契約延長の問題でかなり浪費した。また、キケとカルボーニの問題の影響を近場で一番受けたのは自分。かなり悩んだりもした」



まあ、ゴタゴタが影響あると本人も認めている。やっぱり、現場で選手の練習や試合のパフォーマンスを観ていると、精神面が一番重要。だからこそ、いつも言っているように監督の仕事としては環境整備が重要になってくる。

スペインはマスコミやファンに練習公開するのが基本で、選手とマスコミの距離感も近い。よって、監督の仕事は大変だ。

プレミアリーグは基本が練習非公開、よってマスコミもファンも近寄れず、プレス対応もコントロールできるので監督としての環境整備は外的要因からかなり楽なはず。

だから、キケ監督はこの2年でロッカールーム内での選手の心理的マネージメント・ケアがメンタルトレーナーやその道の専門家ばりに上手くなっているはず。本人の感情コントロールにしても然り。

昨年は現場にいなかったものの、この1年だけをみてもそれなりに感情のコントロールを「我慢してやっているなぁ」と会見の様子を観ながらいつも心の中でつぶやいている…。(ほんとはアウェーのビルバオ戦後のように爆発したいことは多いはず…笑)


話しがそれたが、アルベルダは4日、代表での会見にも応じていた。

ラトビア戦でのチャビ(バルセロナ)のイエローカードについては、

「頭の良いことをやったんじゃないの」

という評価。自分はイエローカードをわざともらいにいくようなプレーには賛同できず、「フェアプレー精神」とラポルタ会長が口を酸っぱくして言うバルセロナの選手故に全面的にチャビを支援しないが、スペインにある考え方や文化には敬意を持っているのでその点からみるとアルベルダの意見には同感。

なぜなら、今のスペインにある議論や批判は主旨が違うから。

チャビがイエローカードをもらってバルセロナに戻ったことで、批判しているのは概ねレアル・マドリー寄りの人間。「リーガのためにイエローもらった」とか「バルセロナに有利になる」といった意見。

イエローをもらいにいったこと自体への批判ではなく、結局、レアルとバルサのメリット・デメリットの観点から述べている。

アルベルダはスペイン代表としての観点からしてチャビのイエローは妥当と言う。なぜなら、次は格下リヒテンシュタイン戦であり、そのリヒテンシュタイン戦でカードをもらえば9月以降にあるラトビアやリヒテンシュタインより上の対戦相手の試合に出場停止となる可能性が高まるから。アルベルダだってチャンスがあればラトビア戦でもらいたかったはず。

今日(4日)のCuatro(TV局)のスポーツニュースでマドリッド市民の街頭インタビューをやっていたが、概ね「チャビのイエローは妥当」という意見。実はマドリーファンでも「あれはOK」と思っていて、ギャーギャー言ってるのはレアル寄りメディアだけなのかもしれない…と少し考えたりもした。(実際そうだと思う)


また、それ以外のテーマで興味を持ったこと。

-デンマーク対スウェーデン戦での暴力行為について

「うちのナバーロはああいう暴力行為で半年間、練習試合にさえ出れない制裁を受けているからね。UEFAはそれなりの対処をしないと駄目だろう(ポウルセンに)」



スタンドから泥酔(本人談)して審判に飛び掛った人間は問題外として、その引き金となったのはデンマーク、セビージャのポウルセンのボディブロー。(それによって一発退場)パンチは思いきり相手の腹に入って、その様子は思いっきりTV映像に映っていた…。

あまり話題になっていないし、バレンシア側から言うのもなんだが、アルベルダが言うようにUEFAが反暴力を訴え強い姿勢を示すならばポウルセンに対してもそれなりの処分をすべき。

ナバーロは半年間、練習試合にさえ出場できない制裁。モチベーションを上げるのに苦労して、モチベーション以上に体重が上がってしまっているナバーロをみていると個人的に色々な心情が湧いて来るが、それはそれ。

その制裁が妥当かどうかは誰もわからないだろうが、UEFAが下したのならそれは受け入れるべきで私は支持する。半年間が「大袈裟」「行き過ぎ」だとは思わない。よって、今後も含めて唯一望むことはUEFAがそういった問題を(なるべく)平等に扱うこと。

ポウルセンは今シーズンのリーガでも特筆すべき良い選手だと思うが、あの暴力行為は許されない。

物言うカピタン、アルベルダは今日もはっきり物を言う。

ライターとして、同年齢(同誕生日)として負けちゃいられんぞ…

「国王杯優勝=CL出場」へ 

UEFA会長にミシェル・プラティニ氏が就任してから提案されてきたものが現実となりそう。

2008-09シーズンから各国の国王杯チャンピオンがチャンピオンズリーグ(CL)出場枠獲得となることが確実。

つまりは、来シーズン(07-08)の国王杯から、

「国王杯優勝=CL出場権獲得」

となる。

そうなれば、来シーズンから国王杯も熱い戦いとなること間違いなし。

F1バレンシアGP、2008年より開催決定 

2007年6月2日 アス紙掲載 F1バレンシアGP コース図
【1日の『アス』紙に掲載されたF1バレンシアGPのコースデザイン】

選挙も終わり予想通りPP(Partido Popular)のカンプス州知事が再選。選挙公約通り、6月1日、

F1バレンシアGPを2008年より2014年までの7年間開催

することが決定している。

上の図がそのF1バレンシアGPのコーデザイン。

現在、ヨットレースのアメリカズ・カップが行なわれている港を使って、市内5km程度の全長コースを使ったモナコGPに続く市街地コースとなる。

バレンシア市内にある芸術・科学都市を中心にアラメダ通り(Paseo de Alameda)とフランシア通り(Avenida Francia)が使われる。(恐らく今からその当たりの物件は高騰するでしょう…)

バレンシアの芸術・科学都市
【バレンシア市内にある芸術・科学都市 科学博物館や水族館など近代的な複合施設となっている】

2008年は10月開催。

2009年以降はもう少し早い夏の時期に開催される予定。

10万人の観客を見込んでいて、経済効果は7000万ユーロ(約1兆1000億円)と言われている。

また、ホテルの建設ラッシュがあるかもしれません!?(アメリカズ・カップ前も凄かった…)

ビジャレアルのフェルナンド・ロイグ会長は、このバレンシアGPを主催することになるValmor Sportsの会長も務める。

ロイグ会長はこの決定にあたり、

「素晴らしいサーキットになるだろう。サーキットは今検討段階ながら5,4kmになると思う。カンプス氏が州知事になりGP2をチェステ(バレンシア近郊のサーキット)に招致し、次はF1と意気込んでいたが一度は『NO』と言われた。ただし、アメリカズ・カップを招致した後に宿泊施設などを充実させ再チャレンジを行なってきたがそれが今実現した」

とコメント。今後は、ビジャレアルの会長職のみならず、F1関連で忙しいことになりそうですね…。

さあ、F1が来ることになれば、またバレンシアも大変なことになりそうです。2008年の秋はF1一色に染まること間違いなし。(リーガは勿論、バレンシアやビジャレアルがCLに出場したとしてもそれ所じゃなくなるな?!)

自分も日本にいる時はF1に全く無頓着だったのですが、日々ニュースやF1レースが大々的にメディアに流れてくるのでさすがに知識は増えました。スペインはフェルナンド・アロンソもいることからここ数年、F1人気が凄いことに。

今後ももう少し勉強していきたいと思います。サッカー以外にもスポーツライターとして幅を広げましょうかね…(苦笑)。

スペインのサッカー(スポーツ)放映事情 

今日はスペインのサッカー放送事情について少し紹介。

【スペインの民放】
-全国キー局
1:TVE
2:LA2
3:ANTENA3
4:CUATRO
5:TELECINCO
6:LA SEXTA

-バレンシアローカル局
CANAL NOU
PUNT2

先程終わったユーロ2008(欧州選手権)予選のラトビア対スペイン戦は、スペインのNHKにあたる(ただしCMあり)TVE(=「1チャンネル」)で20時半より生中継。

解説にはジューレン・ゲレーロとカルピンのコンビ。いつもはゲレーロ1人ながら、今回は相手がラトビアだけにロシア人のカルピンが呼ばれた模様。

スペイン代表の試合が終わったかと思えば、スイス対アルゼンチンの親善試合が22時半よりLa Sexta(ラ・セクスタ=「6チャンネル」)で開始。

昨夜も22時よりイングランド対ブラジルの親善試合がラ・セクスタで中継される。

全部民放放送。当然無料。

リーガの試合でも毎節1試合(土曜22時)は民放での放送で、その放映権は今シーズンからラ・セクスタが持っている。ちなみに、このTV局はまだ開局1年ちょいという出来たてホヤホヤの局ながら昨年ドイツ・ワールドカップの放映権を買い占めたり豊富な資金をスポーツコンテンツに投入している。最近ではF1の放映権もゲット!

また、バレンシア州クラブのスポンサーであるCanal9(カナル・ノウ)も土曜22時の放送枠を持っていると同時に、録画放送で必ずバレンシア、レバンテ、ビジャレアルの試合を節が終わった日曜24時以降に放送。

UEFAチャンピオンズリーグ(CL)は昨シーズンからAntena3(アンテナ・トレス=「3チャンネル」)で毎節1試合(火曜のスペインクラブの試合)を生中継。

CLの他の試合はCanak+(カナル・プルス)で1試合(水曜の試合)が放送され、その他は全部デジタル放送(PPV)。

Canal+はリーガの日曜21時の放送枠を持っており、今節好カードを選べる権利を持っている。(放映権をそれなりに支払っているため)

国内外リーグやCLの試合などデジタル放送の試合は基本的にはPPV。

スペインではPPVで1試合の単価が非常に高く、リーガでも1試合2000円以上する。

よって、自宅でPPVの試合購入をしようとする人はほとんどいないはず。(サッカーパックのような料金体系もかなり高い)

となると、サッカーを観たい人は近場のバルでビールを飲みながら観戦。バルはお客を呼ぶ武器としてサッカーを使う。


そうは言っても冒頭に挙げてきたようにサッカー(スポーツ全般とも言える)がTV局にとってのキラーコンテンツとなるため、民放での放送もしっかりあるのがスペインの現状。

そりゃ、好カードになれば視聴率が余裕で20%を超えるのだから民放としては何としてもサッカーを中継したいところ。

サッカー以外のスポーツもビッグゲームになれば必ず民放。

ローランギャロスは現在TVEの兄弟チャンネルにあたる(日本でいえばNHK教育テレビか)La2(ラ・ドス)でガッツリ放送中。

F1はTelecinco(テレシンコ)が局のメインに置いているコンテンツでスポーツニュースもサッカー以上にF1の話題。

サッカーに次ぐ人気を持つバスケットも例えばカナル・ノウは地元のパメサ・バレンシアの試合を必ず放送する。NBAもスペイン人が多くプレーし始めていることからcuatro(クアトロ)で夜中に生中継されることが多い。

現在、バレンシアで行なわれているヨットのアメリカズ・カップもLa2とカナル・ノウで全て中継されているし、土日の昼になればハンドボール、フットサル、MotoGPとTVを付けるとスポーツばかり。

とうとう日本代表戦まで空席が目立ち、チケットが売れなくなってきた日本サッカー。

スペインを理想や目標にしても仕方ないし、違う文化があるのは当たり前。ただし、それなりに考えていかないとどんどん二極化が進み、サッカーへの「入り口」が狭くなるのは確か。

スペインではこれだけサッカー中継があれば、サッカーが嫌な人でもサッカーを目にする機会が多い。だから、「私サッカーなんて大嫌い」なんて言いながらサッカーの話しを振るとそれなりに詳しい人も多い。

嫌いな人がいるというのも実はいいことなのかもしれない。その背後には好きな人がいるのだから。

無関心、目に触れない、というのが実は一番危ない。

日本代表熱・ブームにあやかり予算規模も大きくなった日本サッカー協会。今考えるのはチケットの売り方ではなく、サッカーの底辺、環境作りなのかもしれない。

6月1日バレンシア発現地ニュース 

本日は、いつもmixiコミュ内で情報発信している現地ニュースの拡大版。遅ればせながら1日の情報となります。

【バレンシア】

-キケ監督
会見にて「2人共に残ることは出来るだろう」。カルボーニSDとの共存に問題なしとの見解。

-フォンセカ氏登場
31日の練習にはカルボーニSDと共に元ウルグアイ代表でローマなどセリエAで活躍したフォンセカ氏が登場。現在、サッカー選手の代理人を仕事にしており知人でもあるカルボーニSDに抱える選手の売り込みでもしたか?!

-アルビオル
手首の手術については、次節レバンテ戦が終了してからとなりそう。

-アジャラ
アルゼンチン代表でコパ・アメリカへの召集がほぼ確定。これによって最終節となるレアル・ソシエダ戦には出場出来ない見通しが強まった。

-アリスメンディ
A・マドリーは来季の構想に彼を入れず。よって獲得となることは間違い無さそう。

-3日間オフ
金曜~日曜まで3日間のオフ。ただし、キケとフィジコのパコは土曜にサッカー協会主催の指導者講習会に講師役で参加予定だそうな。


【スペイン代表】

-背番号決定
1:カシージャス
2:ハビ・ナバーロ
3:アントニオ・ロペス
4:マルチェナ
5:プジョル
6:アルベルダ
7:ビジャ
8:チャビ
9:ルイス・ガルシア
10:ソルダード
11:アングロ
14:チャビ・アロンソ
15:セルヒオ・ラモス
16:イニエスタ
17:ホアキン
18:セスク
19:アンヘル
20:カプテビラ
21:シルバ
23:レイナ

-ホアキン
マルカ紙のインタビューに対して「バレンシアでは走らなければ何も出来ないと学んだ。バレンシアで要求されていることはベティス時代のものと比較出来ない」とコメント。やっぱり、サッカーは走って何ぼだそうです。

-ビジャ
「代表でレギュラーを獲得するまでにはかなり努力をしてきた」

-チャビ・アロンソ
リトアニアについて「サプライズを起せる可能性というのはどんなチームにもある」と警戒。

-リトアニアのFWマリス
ヘタフェ所属のマリスは「自分の好きな選手はビジャ」。


【レバンテ】

-ダビド・カステド
セビージャの左サイドバック、ダビド獲得に乗り出している。

-ビケイラ
レクレアティーボからの移籍が濃厚な彼は「魅力的なチームで自分にとっては良いオプションだ。レバンテにはオーガナイザーが不足しているから」とコメント。

-カルロス・ベラ
アーセナルがパスを保有し、今シーズンは2部サラマンカでプレーしていたメキシコ人FWに関心。

-アベル監督
続投はない見込み。マルセリーノ、カパロス、デル・ボスケ、イルレタなど多くの名前が挙がっている。

-カポ
ユベントスからの買い取りオプションは行使せず。ベティスへの移籍が濃厚となっている。


【ビジャレアル】

-リケルメ
オリンピアコス行きの噂。また、ギジェ・フランコは「ロマンがいなくなってチームはサッカーを失ってしまったが、ようやく新たなスタイルを見つけた」とコメント。

-キケ・アルバレス
「レバンテからの関心は知っている」


【バルセロナ】

-ガンペール杯
インテルが招待されることになりそう。フィーゴがカンプ・ノウに戻ってくるか?!

-スナイデル
アンリ獲得が失敗した場合、アヤックスの彼に照準か。ボージャンをレンタルで欲しいテン・カテ監督もバレンシアよりはバルセロナに移籍させたいはず。

-エジミウソン
ミラン移籍の噂。

-エトー
移籍話しが日々具体的に。リバプールが6000万ユーロのオファーを用意との噂。

-サビオラ
アルゼンチンの『La Nacion』に「契約延長オファーは受けないだろう」とコメント。予想通り、バルサ残留はなさそう。

-カタルーニャ・カップ
ヒムナスティック相手に4-3で勝利し決勝進出。ドス・サントスが2ゴールとヒーローの活躍。


【レアル・マドリー】

-リベリー、ロッベン
サイドアタッカーに興味。

-ツアーなし
イラン、韓国、アメリカなど夏のツアーオファーを却下し、万全な準備をする予定。日本行きはあくまで12月を狙っている。

-ユニフォーム完売
好調なチームと平行してユニフォームが猛烈な勢いで売れており完売状態。特にベッカムのユニが一番の売れ行き。

-レジェス
レアル残留の可能性は限りなく低く、アーセナルへの復帰も本人は否定的。来季の移籍先が宙に浮いた状態ながら、「今大事なのは残り2試合」とあくまでリーガに集中するコメント。

-新スポンサー
Bwinが新スポンサーになる予定。スポンサー料は推定1500万ユーロ(約24億4500万円)。

-ベッカム
シーズン終了後にあるイスラエルでの親善試合には出場しないことが決定。

-カンナバーロ
リッピ氏がユベントス監督に就任した場合、ユーべ復帰の可能性も!?

-ロベカル
サラゴサ戦にスタメン確実。


【セビージャ】

-ファンデ・ラモス監督
クラブは契約内容の見直し(年俸アップ)提示へ。来季も続投となる方向に動いているが、チェルシー等ビッククラブからのオファーも可能性としては残っている。

-ダニ・アウベス
ミランが獲得レースで優位に立っているか。チェルシー、バルセロナらビッグクラブが凌ぎを削って獲得に動いている模様。

-両サイド
ヘスス・ナバス、プエルタの契約延長へ。


【デポルティボ】

-イルレタ監督復帰?
レンドイロ会長はイルレタ氏の代理人と会談。復帰の可能性も囁かれている。イルレタ氏は、「戻れることがあれば喜んで引き受けるだろう」とコメント。


【エスパニョール】

-ハルケ
4年の契約延長。


【マジョルカ】

-トリスタン、マキシ
来季構想外。マキシはバルセロナに一旦戻り移籍先を探す予定。トリスタンはオファー待ち。


【レアル・ソシエダ】

-会長辞任
1日付けで会長が辞任発表。


【サラゴサ】

-ネリー
無断(?)でブラジルに帰ってしまったネリーはいまだサラゴサに戻って来ず。



不定期になりがちですが、mixiコミュでは簡単に現地ニュースも発信中↓
バレンシアサッカーライフ(mixiコミュニティ)

カルボーニSDがラジオ・マルカで語る 

2007年5月31日マルカ紙バレンシア関連記事
【31日のマルカ紙に掲載されたバレンシア関連記事】

30日午後、バレンシアのカルボーニSDがラジオ・マルカに出演。あまりじっくりラジオを聞くことはないのですが、さすがに聞きました。

今日(31日)のマルカ紙のバレンシアページはそのカルボーニSD発言でほぼ紙面構成。


-キケ監督について

「会長は私のキケに対するオピニオンについて知っている。キケのことを指すわけではないが、もしリーガやCLのタイトルを獲ることが出来れば監督との関係が悪かろうが私は最高に幸せな人間となるだろう。監督と気が合おうが合うまいが私は(プロとして)同じ態度を取らなければいけない」


-アジャラの移籍について

「代理人のコミッションについてはFIFAとUEFAに規定がある。最高でも5%と書かれているが、ビッグクラブや難しいオペレーションの場合5%を超えることも現実的にある。アジャラの件では数字的にはほぼ決まりかけていたが、他の問題があった。(=代理人のコミッションを指すことは明らか)」


-センターバックの補強について

「センターバックは既にチームにいる。スペイン代表でマルチェナはどのポジションでプレーしている?選ばれている?ドブレテを獲った時、彼のポジションは?今シーズンはチーム状況から中盤でプレーしていたものの、彼はセンターバックでプレー出来るのだから無理にセンターバックを獲得することはしない。アレクシス?私からはコメントしない」


-今シーズンの評価

「もう少し運があれば首位にもなれただろう。自分としては10点中8点を付けたい。用具係りから会長も含めて全ての人間がその評価に値する」


-シルバの年俸アップ

「今現在、契約内容見直しを進める気にはならない。今の契約も良いものだ。ボーナス支給はあるだろう。シルバはまだ今年ブレークしたばかりでチームトップクラスの年俸に到達するためには最低2年は今のレベルを継続する必要がある」


-キケかカルボーニか

「リーガが終わった段階でそれぞれの仕事内容からのコメントを会長が聞き、会長が決定を下すことになるだろう。あくまで我々はクラブで雇われの身なのだから」


また、同日、カナル・ノウのインタビューでスナイデルについて回答。

-スナイデル獲得について

「若く国際経験のある選手で興味は持っている。ただ、同時に経済的な面からも評価する必要がある。バレンシアは選手獲得予算で1億ユーロも持っていない。フロントとしては選手をピックアップする際、ピッチ上での能力のみならず、経済的な面からも評価してみていく。その後、会長に選んでもらうことになる」

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