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 2007-10 

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新監督騒動 

残念ながらキケサッカーの限界はセビージャ戦で感じてしまいました。シーズン途中での監督交代には反対派ですが、一連の流れの中でみた時これだけ“きっかけ”がつかめず落ちていく一方のチームをみると仕方ないかもしれないという気持ちもあり複雑です。

なぜ歯車がかみ合わなくなったのか、それがわかればキケ自身が立て直せていたと思うので誰も完璧な答えを用意できないでしょうね。

ただ、バレンシアというクラブ、ファン、空気が自滅に追い込んでしまったのも事実でしょう。

セビージャ戦後、セビージャの取材をしていました。

セビージャの強さはやはり選手や監督に拠るものではないんだとはっきりわかりました。むしろ、クラブとしての成長や地盤に拠るところの方が大きいです。計画性、緻密なのは勿論でビジネスライクな部分もありますが、やっぱり人間として大事なもの、守るべきものはしっかりあるクラブなんですよね。

練習場に来ていたファンと話していると、

「ファンデ?優秀な監督だったけれど、彼1人のお陰でタイトルを獲ったわけではないからね。また、うちのクラブはフロント、モンチが本当に選手のケアをよくしてパフォーマンスを発揮できるような環境作りに励んでいるんだ」

なんて発言を聞きました。フロントの人間のようなコメントなんですよね、これ。そう、ファンがこういう思考回路なのがバレンシアと少し違いました。

ファンデ・ラモス監督が去ったとはいえ、ヒメネス監督へのクラブ、ファンからのサポートをみていればセビージャというクラブが強い理由もわかります。多分、ヒメネス監督も相当やってくれると思いますよ。

そんな空気、雰囲気を間近で感じてしまったものだから、バレンシアに戻ってきてこの対極的な空気に触れると何か倦怠感に襲われます…。

リッピ、デシャン、クーマン、スコラーリ、ファン・バステン…

ビッグネームで確かに優秀な監督たちばかりです。

来てくれたら応援、支援して長い目で観ていきたいですよ。が、我々がいくら長い目、忍耐を持ってみていてもクラブがこの調子じゃ何か期待するのがバカバカしくなってきます。

毎度毎度のお家騒動ですっかり強くなりたくましさのある選手たちを今は頼るしかないでしょう。(とはいえ、アルベルダなんかもさすがに嫌気が顔から出てましたが…)

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キケ監督解任正式決定 

先ほど終わった緊急会談でキケ監督の解任が正式決定。

キケ、お疲れ様。

現実の言葉となりました。

後任監督はBチームのオスカル・フェルナンデスが昇格することに決定。彼の監督としての経験からしてつなぎ役の監督となるのでしょう。

キケ監督解任へ 

セビージャ戦後の記者会見後、クラブ広報からクラブ首脳陣の緊急会合が発表された。つまり、「キケ解任」の知らせ。

レアル戦が3日後だけに即解任となるかどうかは未定ながら、この流れからして解任は規定路線。まあ、レアル戦後に解任というわけにもいかないため、数時間後には正式発表されるものとみられている。

何はともあれ発表を待つしかないが、キケには「お疲れ様」と言うしかない。

セビージャのパロップ相手に初得点なるか 

セビージャ、サンチェス・ピスファン・スタジアムに描かれたプエルタ
【セビージャのサンチェス・ピスファン・スタジアムに描かれたプエルタ】

パロップがセビージャに移籍してからバレンシアはまだ彼の前に無得点なんですよね。何とも相性が悪い…。今日は、パロップを前に何とか初得点、初勝利をもぎとりたいものです。

スタメンでは、GK、DFで変化があるでしょう。

GKはティモでいくでしょう。カニサレス、今週の練習をみてもやっぱり不安定。ミニゲームで簡単なキャッチングミスをしたり、どうも安定感がない。ミニゲームではマタにけちょんけちょんにやられてました…。(マタは十分使えると思ったのですが…)

エルゲラが出場停止のため、マルチェナで決まり。キケはまだアレクシスに全幅の信頼を置いていないのでこれは仕方ないかな。ただ、個人的にはアルビオルの疲れ、不安定さの方が心配ですが。

サイドバックはカネイラを使ってもらいたいですね。ミゲルにしろ、モレッティにしろ疲れが原因か攻守両面で不安定。アウェイ、セビージャという相手を考えて、ミゲルに代えてカネイラかなと思ってます。

中盤はアングロ隊長が鍵を握るような気がしています。

まあ、ジギッチ、モーロの2トップはないでしょうから、シルバのトップ下で左がアングロ隊長。アウベスの攻撃力も考えて、ガビランには悪いですがスタメン起用はないでしょう。逆に攻撃ではシルバとアングロが積極的に動き、ポジションチェンジを繰り返すパターンが有効かなと思います。

さて、対するセビージャのヒメネス新監督。

キケとはスペイン代表として一緒にプレーしたことがあるそうな。右SBのキケと左SBのヒメネスで7試合を戦い4勝2敗1分けの戦績。両者にとって嬉しい再会でしょうね。

セビージャの地元メディアの報道ぶりでは、ヒメネス監督はかなり高い評価。

また、生え抜きの監督だけに期待も高い。昨年、セビージャBを2部に上げた手腕もありますし、今後注目が集まりそう。

セビージャのファンデ監督がトッテナムへ 

バレンシア戦を前にえらい爆弾ニュースが飛び込んできましたね。

セビージャのファンデ・ラモス監督がトッテナムの監督就任へ。

昨日の情報ではセビージャのモンチSDがロンドンに飛びトッテナム側と交渉を行ったなんて言われていたので、「もしやバレンシア戦のベンチにいない可能性も?」と冗談気味に思ってましたが、今朝の報道や状況からはほぼ決定のようですね。

バレンシア戦の指揮をとるかどうかもわからないとのこと。今日(26日)中にロンドン行きも!とのこと。

まあ、普通ならバレンシア戦の指揮はとって月曜にはロンドンに行くのが筋でしょうが、ピスファンスタジアムのファンに姿を出すことなんて出来ないでしょうし、多分いないでしょうね…。

今朝(26日)、ファンデ・ラモス監督はデル・ニド会長、モンチSDと会談を持ち、シーズン途中の今、セビージャを離れトッテナム監督に就任する意思を明かしたとのこと。

ファンデの契約は今季一杯で契約延長交渉が難航していたことから、間違いなく今季限りと私も思っていましたが、まさかシーズン途中このタイミングとは…。恐らく、セビージャもシーズン途中の退団なのでトットナムから契約解除金を受け取るのでしょう。

さて、トッテナムがファンデに用意している年俸はなんと、1000万ユーロ。(マルカは700万ユーロと言ってますね)モウリーニョが退団したため、いっきにファンデが世界最高年俸を受け取る監督となるそうな…。しかし、プレミアの金満バブリーぶりは凄いな…。

ただ、こういう形でセビージャを離れることは色々な遺恨を残してしまうでしょうね。出来ればきっちり今シーズン終了まで指揮をとって来年からプレミアチャレンジしてもらいたかった。プエルタのこともありますし…。

セビージャ史上最高の監督と賞賛を浴びていた彼も今後は、「金の亡者」とか言われるのでしょうか。プロフェッショナルな世界とはいえこれは感情的にならざるを得ない問題かもしれません。

さあ、いっきに注目の集まるセビージャ対バレンシア戦ですが、ちょっくらセビージャまで取材に行ってきます!昨年の借りを返すぞ!

でも、相変わらずスペインでは醜い放映権問題が続いてますね。今節はセビージャ対バレンシアがビッグマッチなのに国外放送なし?!最近はソヘカブレが反逆に出ているのでまた落ち着いた時に状況説明したいと思います。

CL第3節 ローゼンボリ戦 

2007年10月25日 スーペル・デポルテ紙一面トップ
【25日のスーペル・デポルテ紙一面トップ】

言葉なし。言い訳なし。

といった所でしょうか…。ここまで酷い試合でここまで酷い負け方をしたらもう何もコメントすることはありません。

まあ、グループリーグ突破の可能性はまだあるのでどうリアクションをするかに期待したいですね。でも、今季は何度そういう気持ちになって待っているかわかりませんが…(苦笑)。

ということで、今日は今朝25日の各紙紙面でも眺めてみて下さい。以上。

2007年10月25日 スーペル・デポルテ紙2、3面
【スーペル2、3面】


2007年10月25日 スーペル・デポルテ紙4、5面
【スーペル4、5面】


2007年10月25日 マルカ紙 バレンシア紙面
【25日のマルカ紙 ローゼンボリ対バレンシア紙面】


2007年10月25日 アス紙 バレンシア紙面
【25日のアス紙 ローゼンボリ対バレンシア紙面】

気合を入れたアレクシス 

気合を入れたアレクシス
【気合を入れたアレクシス 23日のスーペルより】

デポル戦で召集外になったことで、また気合を入れたアレクシス。数日前のロン毛から今は丸坊主…。間の短髪の方がかっこよかったな~と思いますが…。

練習を観ていても、キケから結構しつこく指示されることが多いんですよね。指示というか怒られることが。

多分、それはキャラに拠るところが大きい。

自分も指導者していた時は、ガミガミ言える選手と他の選手に言って間接的に伝える選手の区分けをしていましたが、アレクシスはどちらかというと指導者の標的になりやすい選手。

言われて落ち込むタイプではなく、逆に「なにくそー!」と思ってやるタイプ。逆にアルビオルなんかはあまりミスを指摘しすぎたり叱るとうつむき加減で凹むタイプなので私なら言いませんし、キケもあまり練習中に言ってませんね。

ミゲルなんかは練習や試合中に指示しても「どうせ聞いてないな」というのがわかる選手なので、私ならビデオセッションなどピッチ外で修正点やミスを指摘します。多分、キケもそうしてるでしょう。

アレクシスはエスパニョール戦でのオフサイドトラップミス(ルイス・ガルシアの得点)でお灸を据えられる形でのデポル戦召集外だったのでしょうが、あのミスと今回の召集外でまた学び成長する糧となったのも事実でしょう。

キケもオフサイドトラップは“かける”ものではなく、必然的に相手が“かかる”ものだと認識しているはず。よって、あのアレクシスの露骨なオフサイドトラップは「やってはいけない」と指摘したでしょう。

あくまでボールを中心にゾーンや距離感を保ちプレスがかかっていれば、相手がオフサイドにかかってしまうのが守備戦術の基本ですから。

週末のセビージャ戦はエルゲラが出場停止のため、アレクシスに出番があると思いたいですが、マルチェナをセンターバックに下げるような気も…。個人的にはこの人の成長に期待していますし、実際にみると思った以上にスピード、フィジカルがあるので能力は非常に高いと評価してます。頑張ってもらいたいですね。

D・ナバーロがパパに 

10月19日と数日前になりますが、現在マジョルカでプレーしているダビド・ナバーロに子供が生まれました。

子供は女の子で名前は「VEGA(ベガ)」ちゃん。

奥さんはバレンシア市内の病院で出産したそうな。よって、ダビも2日の休暇をクラブからもらいバレンシアに来て出産に立ち会ったとのこと。

おめでとう、ダビッ!

まあ、少し前にキケ批判とも取れるコメントを出して、「やっちゃったね…(=まだまだだな~)」と思っていた彼ですが父親としての責任感も持って今後はマジョルカで精進してもらい、バレンシアに戻ってきてもらいたいですね。

あと、関係ないですが彼ほど携帯メールを送って返信が早い選手はいないと思います…(苦笑)。今回送ったお祝いメールにも5秒くらいで即レスがありましたので…。

今日のレクレアティーボ戦には出場しない模様ですが、最近ちょくちょく出場するようになっているので期待したいですね。

リーガ第8節 デポルティーボ戦 

長めのダイジェスト映像しかチェック出来ていないので細かな点については言及出来ませんが、アウェイで2-4の勝利は素晴らしい!

3点目のホアキンからモーロのゴールは昨年のチェルシー戦(ホーム)のように完璧でした。ああいう入り方、ボールを引き出せる動きができるFWってのはリーガで少ない気がしますね。

シルバにしてもかなり削られてましたが、その中でも結果を出すのはさすが。昨年までは「ビジャ頼り」なんて言われてましたが、今は「シルバ頼り」の感が強くなった気もします。4点目、モーロへのアシストパスの前のドリブルとフェイントはお見事。ゴール後、モーロに手招きされてましたね…。

ただ、2失点の守備陣は気になるので今晩の録画放送でチェックします。

また、ダイジェストでみてもカニサレスのミスは目立っていました。こんなに凡ミスをする選手じゃないはずですが、ここまで毎試合続いているとそろそろ心配するどころでは済まないような気もしますね。やはり、内弁慶なスペイン人らしいというか何なのか、メンタル面での弱さがミス以上に目立ちますね。


今日のスペインは、フットボール以上にF1のブラジルGPです。

今朝も外を歩いていると、散歩中の老人夫婦が、「アロンソは夕方18時からだ…」なんて話してました。リーガの試合も18時からの中継を考慮して、19時からの試合開催なし。17時、21時と2つの開催時間のみの設定になってます。

土曜にCL出場4チームが試合をこなしましたが、CLを考慮したというより、私は「F1があるから視聴率取れないと思っての判断でしょ?」と読んでます。

親善試合フィンランド戦 

バルサのラポルタ会長ほどではないもののやっぱり言いたいことはがっつり言うスペイン人…。

この親善試合について「なんでやるの?」「意味がわからん」といった批判が相次ぎ、ラジオなんか聞いていてもみんな言いたい放題。

スペインでは「もう代表の親善試合なんてやるんじゃない」という論調が一般的になってきました…。今朝のマルカ紙のコラムでも「(ユーロ、W杯の準備のための親善試合を除き)代表の親善試合は終わりにせよ」という見出しのものがありました。


【フィンランド戦本当に雑感】

さすがに、昨日はこのフィンランド戦が生中継されましたが、19時半開始だったこともあってスペイン人はあまり観ていないでしょう。私も流し目でみた程度なので試合についてはあまり書けません(笑)。

個人的にはシルバとイニエスタのコンビネーションが頼もしかったですね。2人で上手くポジションチェンジをしながら攻撃を組み立て、本当に良いコンビになってました。シルバも時にボランチのポジションに入り上手くボールを引き出してました。

イニエスタ、バレンシアに来ないかな!?(バルサにはセスク獲りやらマスチェラーノ獲りで頑張ってもらって…。デコももうちょい頑張れ!)

あと、アルベルダも良かったですね。唯一心配なのはこれだけ代表でポゼッションサッカーをしていてバレンシアに戻ってカウンターサッカーの感覚をすぐ取り戻せるかってこと。アウェイ3連戦の上、次のホームもレアル戦ですからね…。


【移動続きのバレンシア選手】

さて、バレンシアの記者たちと話していても、今後のバレンシアのアウェイ続きの日程を挙げ、「スペインサッカー協会よ、お前らは恥知らずだ」まで言ってました…(苦笑)。

確かに、これみて下さい↓

18日(木)深夜 ヘルシンキ→マドリッド→バレンシア

19日(金)午後 バレンシア→ラ・コルーニャ

20日(土)深夜 ラ・コルーニャ→バレンシア

23日(火)午前 バレンシア→トロンハイム(ノルウェー)

24日(水)深夜 トロンハイム→バレンシア

26or27日(金or土)午後 バレンシア→セビージャ

27or28日(土or日)深夜 セビージャ→バレンシア


バレンシアのスペイン代表選手の飛行機乗車回数は10日間で8回…。また、デンマーク、フィンランド、ノルウェーと1ヶ月間に北欧3カ国に遠征。

スペイン代表選手が今月自宅に滞在できる時間は何時間でしょうか?


【ラウルへのhomenaje】

アラゴネス監督の発言を受けてか、スペインサッカー協会がラウルに向けて敬意を表すべく何かするそうです。

アルベルダ曰く、「馬鹿げたこと」ですね、はい。(ラウルどうこうという意味ではないですよ)

「彼にはまだまだサッカー選手としての時間が残っているんだし(代表にも復帰できるでしょ)」ということですがその通り。

サッカー協会としてはアラゴネス監督の発言を受けて、レアルから「ラウルにもう少し敬意を示しなさい」と怒られビクビクしてるのかもしれませんが、まだ現役バリバリの選手に表彰云々はないですよね。

スペインサッカー協会の肝っ玉・存在感の小ささを痛感します。

ラウルには私も最大級の敬意を表して、「代表に戻っておいで」と言いたいですね。アルベルダもその気持ちがあるから協会の安易な考えを批判したのでしょう。そんなことを今したら逆に失礼に当たると思わないのでしょうか、協会関係者は…。

ピレスインタビュー記事の紹介 

ビジャレアルのロベール・ピレス インタビュー当日の練習の様子
【インタビュー当日のピレスの様子】

すっかりビジャレアルの顔となったピレス。そんな彼にインタビューしてきました。


フットボリスタ No.47 ピレスインタビュー号

10月17日(水)発売のフットボリスタNo.47号にて彼のインタビュー記事が掲載されています。


こんなに人の良いサッカー選手いませんよ、多分…。アフターレコーディングでそういった彼の性格や丁寧な対応について触れていますのでチェックしてみて下さい。

ちなみに、まだ彼から電話はかかってきてません…(笑)




「外国人記者だからこそ大事にしていること」


自分がスペインに住んでいて“凄い人”だなと尊敬する1人に語学学校の先生がいる。

長年スペイン語を母国語にしない生徒と接しているからか、五感が研ぎ澄まされている。

ちょっと体調が悪かったり、ちょっと気持ちが落ちていたりするとすぐに、

「あなた今日ちょっと様子が変ね?大丈夫?」

とくる。こちらが何を話していなくとも教室に入ってきた瞬間の空気、雰囲気、表情、言葉以外の全ての要素を使って生徒の調子を一瞬でつかんでしまうのだ。

自分が外国人記者として大事にしていることはまさにそれ。だからこそ、インタビューは絶対に面と向かってやることを心がけている。

選手や関係者によっては「電話でいい?」と言ってくる人間もいるが、いつも「時間がある時まで待つから対面でやらして欲しい」と請うようにしている。

スペイン人記者のようにスペイン語を操れないことは確かにハンディキャップかもしれない。勿論、語学を堪能にしてインタビューのような場面で選手から面白い言葉、意見を引き出す会話術を習得する努力はしなければいけない。

でも、コンプレックスはない。

言葉が不足してしまう分、自分は手を使い、紙を使い、文字を使い、体を使って表現することがある。すると選手はより詳しく説明してくれることが多い。いつまでも状況に甘えていてはいけないが、逆に「言葉がスムーズになってきた時が危険なのかもしれない」と警戒心を持つようにもしている。

母国語でインタビューできない分、毎回インタビュー前には入念に質問事項を作り練り、一度はスペイン語に訳して頭の中にインプットするよう心がける。

そうした準備をする理由は単に質問をスムーズにするとか進行をスムーズにするためではない。自分が五感を研ぎ澄まし、選手から発せられる言葉以外の空気、雰囲気をつかむためでもある。

言葉はICレコーダーで拾えばいい。でも、選手から発せられる表情や吐息、空気というのはその一瞬、自分の体でしか拾えない。感じることはできないのだ。

それを拾うため、それを皆さんに届けるためにもこのスタイル、信念は貫いていきたいと思う。



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チェルシーがファン・デル・ファールトに興味 

なんてニュースが昨日飛び出してましたね…。

さて、これが本当でチェルシーから破格のオファーがあったらどうするラファエル?

バレンシアの動きはまだわかりませんが、ルイスSDならシーズン終了後のオファーもありそうかも、と私は思ってます。ましてや、あれだけバレンシア、リーガでのプレーを希望し、ユニまで着ちゃいましたから。

バレンシアの地元メディアでも彼の名前がちらほら出ている現状です。

ただ、ハンブルガーはチェルシーから3000万ユーロのオファーを出されるようならそっちに売りますよね…。バレンシアが夏に用意したのは1700万ユーロ前後ですから。

獲得に乗り出すかどうか、彼の言動次第といった感じでしょうか。

サニーの恩返し 

入団前後に話しは聞いていましたが、サニーがプロのサッカー選手になってから続けているお世話になった人たちへの恩返しの行動には頭が下がります。

【家族への恩返し】

サニーがポリ・エヒドでもらった最初の給料はナイジェリアに残って生活する家族の自宅建て直しのために送金したそうな。当然、毎月もらう給料の大半は家族のために送金している。


【マドリードにいる移民仲間への恩返し】

サニーがマドリードに不法移民として入国したのは周知の事実。そこで彼を助けたのが同じような状況の中で生活していた移民仲間。サニーは選手として成功し、スペイン国籍まで手に入れる身分となりましたが、変わらない状況で苦労している仲間のために毎月家族同様に自分の給料から送金して金銭的な援助をしているそうな。


【口座には貯金なし】

よって、彼の口座には貯金が一切ない。稼いだお金の大半は家族、仲間への送金に使われているとのこと。


【チームスーツさえ置き土産に】

スーペル紙にあった逸話。昨年のクリスマス休暇を使って故郷に戻ったサニーは行きに着ていったポリのチームスーツまで置いてきたという。彼からすれば、着るものにさえ困っている人がいるのだから当然のことなのでしょう。

また、少し前にはそうした人たちのためにスペインから約100万円分の衣服を送っている。個人で契約しているナイキ社の協力も得て、ナイキ製のスポーツウェアなども定期的に送っているそうで、そうした協力に恩義を感じ、サニーは他のメーカーから良条件のオファーをもらっているもののナイキ社との契約を延長する意向。


【謙虚で車を持たないサニー】

普段の彼の様子をみていても、本当に謙虚。例えばマタの車に乗せてもらって練習場に来ることが多いんですけど、練習前にファンに囲まれると選手にとっては少しありがた迷惑。練習に遅刻するようなギリギリな時間にはこないですが、選手だってやっぱり早めに準備したい。

マタなんかは要領が良く、レアル出身の選手だけにサインをしながらもしっかりクラブハウス内に足取りを向け隙あらばすっとクラブハウスに入ってしまう。

ただ、サニーはじっと止まってサインしているので次から次にファンが来たら、もう中に入れない。夕方から練習の場合には、選手の入り待ちをするファンが多いため、そんなシーンを何度かみたことがあります。サニーらしくて笑っちゃいましたが…。

あと、未だに車を持っていないのか、免許を持っていないのか、いつもマタかヒルデブラントの車に乗せてもらい帰宅しているサニー。選手にとって車は必須なので今後購入するでしょうが、「車を買うお金があったら送金したい」と思っているかもれませんね。

ただ、普通はトヨタから貸し出されるはずなので、やっぱり免許を持っていないのかな!?と思ってますけど…。


いずれにせよ、サニーの心の中には「誰々のため」という思いが常にあるんでしょうね。練習での姿や激しさ、集中力をみていてももう並大抵のスペイン人とは比較できない。たまに、「まあまあそこまでしなくとも…」という面をみせることもある。

やっぱりハングリー精神ありますよ、魂ありますよ。

ヒトのためにプレーできるサッカー選手はやっぱり強いし、ヒトのために生きれる人間はやっぱり強い。かつ美しい。

そうした気持ちを全面的に出してプレーできるサニーのような選手、絶対にバレンシアにプラスだと思うんです。バレンシアにもスペイン代表にも、そして日本のサッカーにも欠けている点ですよね!?

これだけ豊かになった国(スペイン、日本etc)の選手にサニーのように「家族のために必死でプレーしろ!」と言っても無駄なので、違うモチベーションを探さないといけないんでしょうが、やっぱりシンプルなモチベーションあるサニーのような選手はグングン伸びてます。

そういう意味でも彼がバレンシアで成功する姿を見届けたい、と純粋な気持ちで思いますし、応援したくなる選手です。

ミゲル・アルビオル「デビューのようには見えなかった…」 

スペイン代表に初選出となったバレンシアのDFラウル・アルビオルが13日のデンマーク戦で代表デビュー。大事なユーロ予選の公式戦、ましてやアウェイゲームでよく緊張もミスもなく良いデビューを飾りました。やっぱり、バレンシアで昨年CLを経験したことは相当でかい…。

彼の兄、ミゲル・アルビオルが『スーペル』にて弟のデビューについてコラムを書いてます。その一部抜粋を紹介。

「普段バレンシアでプレーしているようなプレーぶりで良かった。試合開始から中盤も含めてまさかデビューした選手のようには見えなくて、それくらい落ち着いてプレーしていた。本当にデビューのようには見えなかった…。この試合はラージョ・バジェカーノのチームメイトとホテルで観た。(今日、試合なのかな?!)」



前後半で全く内容、展開が変わったのでスペインに美辞麗句ばかりは浴びせられないと思うのですが、まあ勝って結果を出せばヨイショされる権利はありますね…。

ただ、個人的には来年のユーロでスペインが優勝する、勝つためにどういうチームを作り、どういう戦い方をしていくべきか、という視点で見ているので後半の戦い方には苦言を呈します。ドイツW杯の敗戦からやっぱり変わってないですね、特に守備的な戦術とボールポゼッションに頼り切った戦い方。

バレンシアの選手をたくさん連れて行ってるんだから、流れが悪くなった時や押し込まれた時には堅守速攻で追加点を奪いにいくスタイルを訓練してもいいんじゃないかな~と思います。

昨日の前半は特にスペイン“らしい”戦い方とはいえ、結局、クラブ単位でみるとレアル、バルサの選手が主力、メインではないのがこの代表。普段はバレンシアであり昨日はエスパニョールがメイン。強豪相手になると常にボールは持たせてもらえないし、押し込まれる展開になるのも当然。

そうした時に策がないので、ズルズルDFラインを下げて攻撃の手段もなくなるのがスペイン代表がずっと抱える課題。

昨日も後半の半ばでカシージャスが連発した神がかり的なセーブがなく、早めに1点返されていたらわからなかったですよ。

ユーロには出れるでしょうが、今の戦い方なら、ボールポゼッションはしているもののカウンターからやられたり、先制はしたもののあっさり逆転されるような試合が続くでしょう。

ボールポゼッションできている時にはもう少しDFラインや中盤のラインを押し上げてボールを失った直後に高い位置から連動したプレスをかけないと意味がない。結局、今のバルサがポゼッションサッカーで強さを発揮しているのは「ボールを持てている」という片面ではなく、「高い位置から守備できている」という両面を持ち合わせているから。サッカーとは攻守が表裏一体のゲームなので当たり前の哲学。

また、先制してからはある程度相手に押されるのは仕方ないことなので、DFライン、中盤でしっかり2ブロックを作りスペースを消して、奪ったボールを早いカウンター。スピードあるFWはいるし、ホアキン、昨日デビューしたリエラなどサイドにドリブル突破できる選手もいるのでカウンターを訓練すれば絶対面白いチームになる。

90分ポゼッションし続けるチームなんて世界を探してもバルサが出来るかどうか。それもバルサが調子の良い時だけ、常には無理。よって、スペイン代表も戦い方に柔軟性と策を持たないと。

昨日の試合を観ている限りは前後半共に中途半端なチームオーガナイズでした。キケがバレンシアでポゼッションスタイルのサッカーを実現できるようなら、本当にクラブと代表監督を兼任させても面白いんじゃないでしょうか!?

放映権問題に明るい兆し!? 

今週、ようやくマドリードの法廷で最初の判決が出ております。あまりややこしいことを説明するのもなんなのでかなり簡潔に。

その判決では、昨年の放映システムの正当性が認められた上で、メディアプロに「毎節1試合のみしか無料放送は認めない」と通告。

よって、第8節からは昨年のシステムに戻ると予想され、国際映像に関してもソヘカブレが配信拒否することはないだろうというのが一般的な見方となってます。

とはいえ、2社間の戦争状態は全面解決になるはずもなく、、、

11日、LFP(スペインサッカー連盟)が召集した会合にソヘカブレの関係者は姿をみせず。

ソヘカブレ側からすれば、LFPが明らかにメディアプロサイドにつき裏で彼らに牛耳られているのが許せない。確かに詳しい内情は知りませんが、どうみてもLFPとメディアプロは裏で手を握り合っている気配…。本来であれば今季のリーガ放映権はソヘカブレが持っており、彼らが主導で試合時間を調整するのが普通ですから。どうもきな臭い、この辺り…。

ソヘカブレがその会合に欠席し、LFPがメディアプロの意向を汲む形での試合時間とTVスケジュールを決めたことで対立構造の溝は埋まらず。

とはいえ、基本的に昨年のシステム復旧と試合映像の配信はソヘカブレ、メディアプロ共に合意しているようなので、国際配信の面では復旧となる可能性が高いといえるでしょう。

第8節以降(正確には第9節以降)、ようやくレアル・マドリー、バルセロナのホームゲームが問題なく国際配信されることになりそうです。

ただ、安心は出来ないですけどね…。(なんせ、ここまでがそうですから…)

ということで、次の第8節、デポル対バレンシアの試合は放送されるのか!?レバンテ対セビージャ戦との4枠目争いでしょうね。

ちなみに、そのデポル戦は土曜開催となっています。どういうわけか、キケの発言が功を奏したのか、CL出場クラブは全て土曜に試合。

バレンシアは日曜17時を希望していたらしいですが、TV放映スケジュールから「日曜21時か土曜開催」と言われバレンシア側は土曜開催を要求したそうな。

クラブ側がそんな意見できるのか!?初めて聞いたぞ…(苦笑)。

今後は2社の利権構想の影響は国内のみになりそうです。多分、放送日時や担当するTV局がコロコロ変わる事態となるのでしょう。

ギア・スーペル07-08 

ギア・スーペル07表紙
【ギア・スーペル07-08表紙】

2007年のギア・スーペルを遅ればせながら紹介!
(なぜか、スーペルのオフィスでも在庫切れ状態が続いていたもので…。今は在庫確保しました!)

今年の表紙は、

バレンシア:ジギッチ

レバンテ:サビオ

ビジャレアル:ジュゼッペ・ロッシ

となっています。

more...

エドゥ、復帰間近 

デポル戦、マヌエル・フェルナンデスは間に合わないようですね…。いつの間にかけがをして、いつの間にか長引いてますね、期待の新戦力なのに。

さて、昨年の忘れもしない、自分がアウェイ取材にいったセビージャ戦で膝の十字じん帯断裂を負ったエドゥがようやく復帰間近となっています。あのけがで泣きじゃくるエドゥを運んだ担架のおじさんまでが思わず泣いてしまったというのは後日談としてありました。

既にボールを使ったトレーニングを開始しており、周囲からは、「ちょっと、もう出れるんじゃない?」と驚かれているエドゥながら、本人は「もう少し時間は必要。何より長い期間プレーしていなかったから自分の中での自信を取り戻さないと」と落ち着いたコメント。

11日の練習では、カネイラ、ビセンテがグループに復帰。

ビセンテは難しそうですが、カネイラは20日(土)のデポルティーボ戦からOKかもしれません。

S・ラモスの恋人はミス・スペイン 

S・ラモスの恋人、エリサベス・レジェス


レアル・マドリーのセルヒオ・ラモスの恋人は2006年のミス・スペイン。その名もエリサベス・レジェスさん。こっちでも“レジェス”ですか…。

身長180cmって、ヒール履いたらセルヒオより高いぞ!

なんか最近、毎週のようにスペイン大衆誌を読み漁るような習慣がついてきたので、妙にサッカー選手のワイドショーネタに強くなってしまいました…(笑)。

そんなお似合いのカップルがあのテニス界の貴公子に招待されて合コンに参加したそうな!?

ちょっとライトな気分でサッカー選手を別の角度からフォーカスしてみるのもこれまた面白い。

「こういうネタでバレンシアの選手が取り上げられることはまずなさそう…」

とか思いながら…(苦笑)。スペイン代表といえどもシルバやアリスメンディは取り上げられないでしょう!セルっち、バレンシアの若手は女ッ気ない連中ばっかりだから、合コンあったら呼んでやっておくれ!

ガビラン、アルビオル、家でプレステばっかりやって楽しんでるばあいじゃないよ!

そんな(どんな?)、リーガのゴシップネタ、こちらでちょくちょく書いてます。


いや~、話は変わるがF・トーレス君、結構見直したぞ!

別に「イケメン」だとはこれっぽっちも思ってなかったが(失礼!)、お前の甘いマスクならセルっちばりにミス・スペインでもゲットできたはず。

でも、あの人のよさそうな彼女(ぶっちゃけ、あんまり可愛いとは言えない…)を選ぶあんた、男性人からしたら、「よくやった!」の声がかかるわい。



毎週コラムも執筆中↓
日本!ワールドサッカー(ケータイサイト)

ビジャにレアルが興味!? 

スポナビブログで久々に更新…。

10月10日 マルカ紙一面トップ


しかしまあ、レアルのカルデロン会長、なかなか良いこと言いますね~。(本当に言ったかどうかは知らないけれど…)

「スペイン人化」

とは。。。恐れ入った…(笑)。

バレンシアの爪の垢でも必要ですか?

お金があれば外から連れてくる方が簡単で手っ取り早いんだけれど、レアルのカンテラは本当に優秀な選手が揃っていると思うので、是非ともラウル、グティ、カシージャスに続くような選手を期待してますよ。

レアルファンも本当に観たいのはそういう生え抜き選手、レアルのユニの重さをわかる選手じゃないでしょうか。

こういうニュースがあるとムッとくる以上に、嬉しいですね。

だって、バレンシアのやっていることが評価されている証拠ですもの。自分がバレンシアに住み着いてチームを追いかけていることが間違っていないんだなとも認識できる。

そのうち、シルバの名前も出てくるんではないでしょうか?(笑)

ガビランも早くレアルにお声をかけてもらえるよう、頑張ろう!

そして、レアルで出番を失いつつある優秀な若手諸君、バレンシアはなかなか良い場所ですよ!
ミゲル・トーレス、冬にいらっしゃい!

ローテーションの是非 

今、チームに対する批判で多いものがローテーションの使い方。毎試合、4、5人のメンバーを入れ替えることに反対意見が多いけれど、それはあくまで結果論。

そりゃ、シルバ、ホアキンらを温存して負ければ責められるのは仕方ない。

とはいえ、自分はローテーション採用に賛成派。バレンシアは中堅クラブより選手層が厚く、バルサ、レアルよりスーパーで突出した選手がいないため、バレンシアがリーガの中で一番ローテーションを上手く機能させることができるチームじゃないかと思ってるくらい。

だって、バルサでメッシ、ロニー、レアルでラウル、スナイデルを引っ込めて試合を戦おうものならそれだけで批判が出ますもの。

バレンシアはそういう意味で“アンタッチャブル”な選手はいないので周囲の声やプレッシャーを監督がダイレクトに浴びることなくローテーションを採用できるベースがある気がします。

個人的にはシルバであろうが、ホアキンであろうがビジャであろうが、休ませるべきだろう、と思ってます。それでもって、代わりに出る選手が活躍でききなかったり、不在の主力の影響を感じさせるなら、ローテーション自体ではなく監督の使い方に問題ありといえるでしょう。

例えば、今のマタの状況なんかをみていると、「キケってほんと、嘘のつけない監督なんだな…(=選手の使い方がまだまだ)」と思う。

要するにローテーションを上手く機能させる上で一番重要なのは選手のモチベーションコントロール。監督は全ての選手に「俺は重要な選手で、出れば活躍できる」と思わせなければいけない。

ただ、マタのケースからもわかるように会見なんかでキケはぽろっとマタを使えない理由を喋ってしまう。そりゃ記者を納得させる必要もあるけど、会見で記者を納得させて、選手のモチベーションを下げるようじゃ本末転倒。

昨年もウーゴ・ビアナの出場時間の少なさを指摘され、キケは頭にインプットしていた彼の出場時間や交代選手としては一番出場時間が多いことを指摘し、「ちゃんと使ってるよ」と回答して記者の口を封じてましたが、あれでは選手のモチベーションは上がらない。


また、バレンシアが行うサッカーの種類からもローテーションは必要。正直、相手に主導権を与えたり、守備に時間を割くことが多いバレンシアのサッカーは選手に負担がかかる。レアル、バルサのようにボールポゼッション、イニシアチブを取るサッカーだと省エネもできるのですが、バレンシアはリアクションサッカーの時間が長いので例えメッシとシルバが同じ出場時間だとしてもシルバの方が断然疲れている。

これは守備的なチームの弊害であり、サッカーの法則。ボールを持っていると疲れは感じず、実際に疲れないんだけれど、ボールを追う立場になると極端に疲れてしまう。


まあ、確かにエスパニョール戦でいえば、「シルバはまだ若い」と使い続けていながらいきなり休ませたので疑問は湧きましたが、そうはいっても、自分はそのシルバの温存を批判するのではなく、出た選手が活躍できなかったという事実を批判したい。

そりゃ、今のシルバとアリスメンディじゃ個人能力で差はあるのかもしれませんが、そうはいっても共にバレンシアのトップに所属する選手。アリスメンディにはシルバにはない良さがあるし、監督としてはそれを上手く引き出すように使わなければいけない。

正直、このエスパニョール戦でのアリスメンディの動きには驚きましたよ。

彼の良さってスペースを見つけるセンスでありそのスペースに飛び出す運動量にあって、それが彼の生きる唯一の道。それが、この試合では右サイドでボールがあっても全く動かず、両手を挙げてサイドチェンジを要求してばかり。

彼は動いてボールを持ってこその選手なのに止まってボールを受ける姿勢を示していた。

もう、両手を挙げてボールを要求している時点で、「こりゃいかん…」と思いましたよ。

この辺は前も指摘したようにキケが戦術、システムを重視しすぎる余り、選手の長所を消してしまっている弊害でもあるかな、と思います。アリスメンディなんかは「失敗したらどうしよう」「ボールを奪われた時に自分がこのポジションにいないと」と結構マイナス思考で考えるっぽい選手なので余計に自分の良さを抑えてまで自分のポジションやミッションを遂行しようとするんでしょうね。

アングロ隊長はこの辺のバランスが非常に上手い。チームの戦術やシステムバランスを考えながらも、自分が生きるのは「スペースに動いてこそ」と理解しているのでガンガン動く。


話しがそれましたが、今後はローテーションは採用しながらも大幅に4、5人を替えるようなことはしないでしょう。

主軸を固定するのも上手く機能させるための1つの手段。

特に守備的選手を入れ替えすぎるのは今のところマイナスでしょうね。

アルベルダも9日の『アス』のインタでこんなことを言っていました。

「個人的にはローテーションを大歓迎とはいえない。それはまず自分のコンディションにある。自分はトップフォームに入っていくためにかなりの試合数を要する選手で、他の選手以上に試合数がかかる。また、ここ数シーズン、ずっとそういう使われ方をしてきたから、体もそうなってしまっている

結果が出ないと叩かれるローテーションですが、採用自体は賛成というか絶対必要と認識してます。あとは使い方。

カネイラ、ビセンテらけが人が復帰する今月はよりキケの使い方に注目してみたいですね。

レバンテの監督解任におもう 

7日のサラゴサ戦に0-3で敗れたことでアベル監督が解任。今、地元では後任監督が誰になるのか注目が集まっている。

アベル監督在任中からクラブがコンタクトを取ってきたのがイタリア人監督の2人、マレザーニ監督とディ・ビアージ監督だ。

8日までに情報では彼らのどちらかが就任するだろうという見方が強かったが、チーム(選手)からは、「この危機的状況に国外からリーガを知らない監督を呼ぶのはどうか?」と疑問が挙がっている。よって、選手たちからは、

パコ・フローレス、イルレタ、バケーロ、フェルナンド・バスケス

といったスペイン人監督を望む声が挙がっている。


そういえば、昨年素晴らしい活躍をして今季もレバンテからオファーをもらっていたがそれを拒否して引退を選んだGKモリーナがこんなことを言っていた。

「レバンテは少しおかしなクラブ。理解できないようなことがよく起こる。自分はクラブのプランや将来性に共感できず、だから引退を選んだ」

まあ、いつもレバンテを見ているわけではないけれど、このクラブも言ってしまえば筆頭株主のビジャロエル氏が独裁すぎておかしなことばかりしている。ベティスファンには申し訳ないが、完全にロペラ路線と似ている。

皆さんの中でも、なぜレバンテが国外からベテラン選手ばかり獲ってくるか不思議に思っている人も多いはず。

今季で言えば、イタリア路線。GKストラーリ、FWリガノを獲ってきて、ここにきてイタリア人監督招聘の噂。

昨年まではフランス路線だった。

どうも現場の番記者たちの話しを聞くと、レバンテがクラブとして抱える、信頼する代理人2人が国外を拠点に活動する人間で、国外でパイプを持つ人間なのだという。

確かに、オランダリーグとのパイプもあるようで今季はクヨビッチ、アルベラッツェも獲ってきた。

昨年のトンマージのように本当にチームのために良い働きをするベテラン選手もいるし、今季の新加入選手もそういう期待をしたい。

とはいえ、やっぱりいちスペインにあるクラブとしてスペイン人の若手を私はみたい!

今季は若手でヘイホ、ペドロ・レオンなど獲得したが、レバンテのような残留を狙うクラブにはやっぱり「スペイン人若手選手」を使う方針を持ってもらいたい。

だって、ビッグクラブではレギュラーを獲れないものの、中堅以下であれば確実にレギュラーを獲り、活躍できる若手選手がスペインには多いから。

前節、好調ビジャレアル相手に逆転ゴールを決めたオサスナの選手はレアルから移籍したハビ・ガルシア。20歳であんなゴラッソを決めれるとはたいしたものだし、さすがスペインの若手選手。技術がしっかりしているからこそあれだけ正確なロングシュートをぶち込める。

ぶっちゃけ、レバンテが獲ってくるベテラン選手よりスペイン人の若手選手の方が「いいんじゃないの?」と思うことが多い。

別に嫌いじゃないですけど、GKストラーリ、クヨビッチより良いスペインの若手GK絶対いるでしょ!?FWリガノ?正直、初めてみた試合から、「えっ?」と(大声で)叫びましたよ…。

別に外国人排斥を唱えているわけではない。

客観的にみて、レバンテがここ数年獲得してきている外国人ベテラン選手よりスペイン人の若手の方が安くて、可能性があって、良い選手が多いと思うだけ。

また、こうした中堅以下のクラブがそういう方針を採用していかないと、リーガ全体でみて能力の高い国内若手選手の出番がますます減ってしまう。

リーガの上位クラブで出番はなく、レンタルなり完全移籍で出番を待つ若手選手なんてたくさんいますよ。

そういうクラブの理念、方針がレバンテの場合、おかしいと思う。

はっきり言って、監督をかえたところでショック療法はそう長続きしない。

ヘタフェのアンヘル・トーレス会長は既に挙がっているラウドルップ監督解任の噂についてこう答えていた。

「誰か責任を取るべきならそれは私。このプロジェクトを指揮し、彼を連れて来たのは私なのだから」

同じく未勝利のヘタフェながら、このクラブはレバンテと対照的にレアルやバレンシアでレギュラーを獲れない若手を生かしてチーム作りしている。

ラウドルップ監督のサッカーには「?」をつけるが、クラブの方針は評価したい。

そんなヘタフェと横並びで見ざるを得ない状況だからこそ、余計にレバンテの今季は危うく見えてしまう。

mixi内コミュ、1000人突破 

mixi バレンシアサッカーライフ コミュニティ
【mixiのバレンシアサッカーライフコミュニティ トップ画像】

お陰様で1000人を突破しました。

日本で同じくバレンシアを応援する人、リーガやフットボールを愛する人が集まれる場を作りたいと思い2005年12月に開設したコミュがまさかここまで大きくなるとは…。

「バレンシアCF」というクラブ名を用いてのコミュではないので、すぐに飛びついて入ってもらえるようなコミュではありません。そういう意味でもこの1000人突破は価値あることじゃないかと思います。

参加して下さる皆さん、そして私から突如依頼を受け快諾して下さり運営して下さっている管理人のOさんには心より感謝致します。

なかなか日課でニュース更新ができない現状ですが、今後とも当ブログ共々宜しくお願い致します。



mixi内バレンシアサッカーライフコミュニティ

(サッカー)人生山あり谷あり 

チェルシー、エスパニョールと2連敗で色々指摘したいこともありましたが、ちょっと時間が経ってしまいました。

敗戦のショックか(?)、エスパニョール戦後に急激に調子がおかしくなりそのまま寝込みました(笑)。今はすっかり調子も良くなりました。やっぱり、寝れば治る。寝れば朝は来るんですよね…。

勿論、今自分が思っているキケに対する戦術的疑問や不満はありますが、色々書く前に自分はこうしたネガティブな敗戦でも前を向いて基本的には応援する、という姿勢を前もって宣言しておきたいと思います。

今後、いくつか指摘することも基本的には愛情を持っての叱咤激励です。それが、自分のスタイルでもあるので。

この仕事をしていると、よく思うんですよね。

よく「旬」なんて言葉が踊ってますが、旬な選手、監督、チームを追いかけて点、点で見ていく方が楽っちゃ楽。その方が注目度の高い点を扱えるんですから仕事にもなるんでしょう。

でも、自分はずーーーっと言ってきているように、“線”で見ていくこと、生きていくことに重きを置いているし、それが絶対に先を見据えた時、自分のためにも自分の仕事のためにもそして、日本のサッカーのためにもなると思っている。

簡単ですよ、今のバレンシアのような状態、サッカーをみて、「酷い」と一言で片付け、より良いサッカーをしているチームに移り変わるの。今の状態を見続ける方がよっぽど辛い。

自分の仕事で言っても、この状態が続いたり、結果が出なければなかなかバレンシアばかりを取り上げられない。

だから、もっとビッグクラブに張り付いてる方がいいかもしれません。内容が悪くとも結果が出ない時期があっても最終的には調整して上位に顔を出しますから。

前回のバレンシア生活でも自分が見ていたのは第二期ラニエリ監督シーズン。つまり、最終的に7位に終わった暗黒のシーズン。

たまにバレンシアファンの人からもこんなねぎらいの言葉をもらってました。

「そんなシーズンであまり意味がなかったですね?」

と。

確かに、結果は出なかったし、チーム状態は最悪だったし、暗黒でした。でも、「色々勉強になりましたよ」と答えています。

そうなんですよ、欧州サッカーで調子の悪いチームを1シーズンずーっと見続けている日本人なんてそうはいないんですよね。その逆はたくさんいると思いますよ。また、ビッグクラブであれば調子如何に関わらずたくさんいると思いますよ。

あのシーズン、間近でチームを観ながら、「なんでダメなんだろう?」「どうしたら良くなるんだろう?」と監督でも関係者でもないのに必死に考えてました。

結局、良いチーム、強いチームを作る基本、出発点ってそこなんですよ。初めから良いチーム、強いチームなんてない。

「どうしたら…なるんだろう?」

という疑問から全ては始まる。その問いに対する答えを導き出したとしてもいざピッチ上で実践するとなると実は答えになっていなかったりするからサッカーは難しい。それは指導者を経験してきたので本当に良くわかります。

自分も今、外野の立場からあーだ、こーだ言わせてもらってますが、現場の立場を経験しているからこそ、感情的に言う前に「ちょっと考えないとな…」と真剣に考える癖がついてます。

自分はメスタージャのファンが今バレンシアやキケに対して批判していることは1つの文化でありスタイルだと思うけれど、単純に「要求の高いファン」だという帰結はしない。

日本ではもしかすると、「こういうファンが良い選手、チームを作るんだ」なんて言われるんでしょう。それは一部では正解であるかもしれないが、一部では間違い。

現場でずっと観ていればわかりますが、この空気、雰囲気はこっちのファンの信頼感の欠如、感情的な起伏による逃避行為から起こっているもの。

結局、悪い流れになると今、バレンシアのファンは90分間チームを信じて応援すること、勝利の可能性をホイッスルが鳴るまで信じることができていないんです。

悪い状況、ダメダメなチームに「常にエールを送ろう」とは言いません。ブーイングしようが、キケ辞めろと叫ぼうがそれも1つの表現手段で私はリスペクトします。

ただ、あれこれ言おうが叫ぼうが心の中では90分間、自分の応援するチームの勝利を信じてホイッスルがなるまで諦めてはいけない。

今のバレンシアに起こっている出来事の発端はファンが試合や勝利を投げ出しているとも言えるわけです。

「負けちまえ」とまで思ってはいないでしょうが、「ダメだ。勝てない」と思って諦めているファンが大半。

勿論、ファンにそう思わせるようなチーム、選手、監督の不甲斐ない出来、パフォーマンスは問題ではある。

ただ、サッカーって本当にホイッスルが鳴るまで何が起こるかわからない。89分良いサッカーをして1-0で勝っていたチームが残り1分とロスタイムで逆転負けすることだってある。

そうしたサッカーのドラマ、怖さ、現実は誰もが知っているはず。

もし、こっちのファンがサッカーを知っているというなら、戦術的な面、采配的な面ばかりを取り上げて批判するのではなく、「サッカーには人生と同じように良い時もあれば、悪い時もある」と理解する必要がある。

自分は酷い内容で結果も出ていないとはいえ、結果を出すためにキケがすべきこと、バレンシアが取り戻すべきことはある程度はっきりしているんじゃないかと思っているんです。

人生もサッカーも山あり谷あり。

でも、調子が悪くて寝たら朝になってるように(いや、夕方になってたぞ…苦笑)、明日はある。可能性はある。

プレシーズンから練習場に足繁く通い、チームを一貫して見続けてきた人間として簡単に「もうダメだ」と投げ出すことはしません。

監督だって選手だってしないでしょう。だって、それが彼らの人生だから。

生きている限り朝は来るし、可能性もある。

向上できると思うからこそ、信じるからこそ、
今後もバレンシアやキケを叱咤激励し続けたいと思います。

アルビオル、スペイン代表初選出 

2007年10月6日 アス紙のバレンシア版一面トップ
【6日アス紙バレンシア版の一面トップ】

ようやく選ばれました!

「遅いっ!」と突っ込みを入れたい気持ちもありますが、まあ、今は選ばれたことを素直に喜びましょう。

バレンシアのDFラウル・アルビオルがスペイン代表入り。

↑この通り、アス紙の一面トップ(バレンシア版)はアルビオルでしたし、昨日のカナル・ノウのスポーツニュースでもこの(ユニフォームを着る)シーンが出てました。

私がバレンシアに初めてきた2004年に彼は大事故にあいました。そこからのリハビリの様子を間近でみてきた人間の一人なので何だか感慨深いものがありました。

事故を乗り越え、スペイン代表入りしたアルビオル

2007年10月6日 スーペル・デポルテ紙のアルビオル記事1
【6日のスーペル・デポルテ紙にあったアルビオル家族の記事】

スーペルらしくしっかり自宅に訪問して家族の記事を掲載していました。

こういう姿をみるともうダメですね…。ああ、涙出そうなくらい嬉しい…。

弟のブライアン君も良い笑顔してますねぇ~。昨日(5日)午後に地元ビジャマルチャントのサッカーチームの練習に行ったブライアンはチームメイトから「お前のにーちゃん、凄いな!」と祝福されたそうな。

長男のミゲルは今、ラージョ・バジェカーノでプレーしているのでマドリッド在住。よって、この写真には入れませんでしたが、代表入りのニュースを聞いて、すぐに電話をかけてきたそうですよ。

ヘタフェで活躍できたのもミゲルがマドリッドにいて色々世話をしてあげていたからなんですよね。

でも、やっぱり両親の笑顔が一番です!とーちゃん、かーちゃんのこの笑顔。言葉なんて不要ですね…。

2007年10月6日 スーペル・デポルテ紙のアルビオル記事 アルビオル家族の写真拡大
【アルビオル家族の記事の写真アップ】

バレンシアからは今回、このアルビオルをはじめ、アルベルダ、アングロ、ビジャ、シルバ、マルチェナ、ホアキンと合計7名がスペイン代表入り。

スペイン代表の3人に1人がバレンシアの選手です(苦笑)。

中でもアルベルダ同様にアルビオルはバレンシア生まれのカンテラ選手だけにやっぱり地元ファンからの声援も熱い。

スーペルにあったアルビオルの出身村の人々のコメントなんかを読んでいるとそれがよくわかる。

事務仕事をしていたマリア・ホセさん

「兄と恋人からすぐに代表入りのニュースを聞いたわよ。この村の誰にとっても名誉なことじゃない!」

肉屋のホセさん

「嬉しいかって?当たり前じゃねーか!呼ばれる、呼ばれると言われていて遅かったが、めでたいニュースに早いも遅いもねーんだ」


何の店だから知らないが店員のマリサさん

「サッカーは好きじゃないのよ私。でも村の男の子が代表入りするなんて嬉しいわ」

カニサレスがエスパニョール戦に召集外 

チェルシー戦でベンチ入りしたカニですが、実はまだ痛みを抱え60%前後の状態だとか。

クラブのメディカルレポートにも名前が消えてたのでてっきりエスパニョール戦はスタメンかと思いきや、突然の召集外。

理由は簡単。

ヒネルドクターがカニサレスの痛み(けが)を知らなかったから…。(何ともお粗末…)

まあ、仲が悪いどうこうはいいとしてプロサッカーチームのドクターとして選手のけがや痛みくらいは把握しておかないと。勿論、それをドクターに報告していなかったカニ本人にも責任はありますが、そうはいっても彼は監督、GKコーチには練習で状態や痛みを報告していたそうな。

こういうあり得ないコミュニケーション不足は選手のけがを長引かせる、再発させることにつながります。もう少しチェックシステムをしっかりしないといけませんね。

ということで明日のエスパニョール戦はティモが先発です。

CL第2節 チェルシー戦予想スタメン 

CL第2節 チェルシー戦のバレンシア予想スタメン


自分なりの予想スタメンを。

【GK】

 自分ならティモ継続。キケの頭の中ではカニサレスが正GKであることに変わりないでしょうが、けが明けであること、チェルシーの高さから判断してヒルデブラントを使いたい。
 まだ、DFとの連携面で完璧ではないですがやはり彼のクロスボールの処理はカニサレスの不安定な処理よりも断然安定感がある。

 地元紙をチェックすると、『スーペル』は上手いこと逃げていて、「カニサレスorヒルデブラント」としてます(笑)。『マルカ』はカニサレス。『アス』はティモ。と3者3様。


【DF】

 レクレ戦でよかったことからエルゲラさんに連戦してもらうことになりそう。サイドバックは有無を言わせずミゲル、モレッティしかいない。アルビオルはドログバの高さ、シェフチェンコ(カルー)のスピードに対応できる能力があるので期待してみましょう。この試合でバレンシアの選手として通算100試合目。
 5日に発表されるスペイン代表メンバーにも初召集されそう。昨日、バルサのプジョルがけがを再発させたことから間違いなく召集されそうですね。


【MF】

 M・フェルナンデスがけがで召集外となったこと、シャルケ戦での出来が良かったことからマルチェナ、アルベルダの守備的ピボーテになるでしょう。両サイドはホアキン、シルバで間違いなし。特に、シルバはチェルシーの右サイドバックが狙いどころなのでキーマンとなるでしょう。ベレッティ、汚いファールだけは勘弁して!


【FW】

 この2トップでいくでしょうね。CL男のモーロと好調のビジャ。ジギッチも飛び道具として使える時には思い切って使ってもらいたい。

 今朝(3日)のマルカ紙にあったモーロのインタからいくつかコメントを紹介。

「こういった試合は特別なもの。試合前からそういう空気が流れている。CLという大会がどういうものか誰もがわかっているからね」

モウリーニョは相手ベンチに座っていないでもらいたい監督だ。彼がいないと他の試合にあるような心理的駆け引きができないだろうから、我々にとってはかなりプラス」

「昨年の対戦ではけがの後でプレーし、ゴールも決めたんだけどね…。勝っていればあのゴールが絶賛されただろうに」

「試合の鍵を握るのは中盤の攻防だろう」

「チェルシーは強く見みえるというチームではなく実際に強いチームだ。我々としては彼らの弱点を最大限に生かしてプレーしたい」

「今のサッカー界にとって良いことは常に強い者が勝つのではなく、技術や質で強者をなぎ倒してしまう実例があることだ。シルバのような選手が良い例で、彼には特別な愛情を注いでいる。彼は本当に謙虚な選手で数年後、とんでもない選手になるだろう。彼にはアドバイスしているよ。なぜなら彼は私にアドバイスを求めてきてくれるし、アドバイスを受け止める許容がある人間だから

【試合関連ニュース】

バレンシア、キケ監督の会見

バレンシア、ビジャの会見

チェルシー、グラント監督の会見

チェルシー、ジョー・コールの会見

ほお骨骨折のテリーが出場へ

モリエンテスが“汚い”テリーを非難

鋭い目つきが戻ったビジャ 

今日(2日)の会見ではビジャの精神的な落ち着き、余裕が目に付きました。もう完全に戻りましたね、本来のビジャが。

会見では特に面白いことを言ってませんし、それがビジャでもありますが(苦笑)、会見での様子を見ているともう完全にFW、ストライカーの雰囲気が出ているわけです。

表情は説明しにくいですが、冷静でありながらギラつく鋭い目線。彼の顔つきをみながら「こういう舞台でゴールを決めるFWってこういう顔してないとダメなんだろうなぁ」となんだか納得してました。

ピッチであんな顔をしたビジャと対戦するDFなら「怖い」と感じるでしょうね。

調子の悪い時なんかは気持ちのイラつきから目がおよいだりすることもあったのですが、今はどっしり構えた態勢で鋭い目線がある。それがそのままプレーにつながっているんでしょう。

週末の試合でほお骨をケガし、手術をしたテリーがなんと出場しそう、とのことですが、ビジャとしては嬉しいでしょう。多分、ワクワクしてますよ、この人。

カルバーリョがいないのは残念ですが、テリーとの対決は昨年以上に楽しみ。
今年は、明日はやってくれそうな気配がプンプン漂ってます。



バレンシア発現地ニュースはこちらから(mixi内コミュニティ)

リーガ第6節 レクレアティーボ戦 

ビジャのゴールで1-0勝利。これで開幕ビジャレアル戦での敗戦以降5連勝。

しかしまあ、この試合も苦労しました。内容は悪かったです。よくぞ、逃げ切れた…。ただチェルシー戦を前に大事だったのは「勝利、勝ち点3」だったので任務遂行は高く評価できるでしょう。


気になったポイントをいくつか。


【ヒルデブラントとDFの連携】

やっぱりまだまだ。ティモもとっさの指示がスペイン語で出てこないのかもしれません。この試合でもミゲルと連携ミスで何でもないボールをコーナーにするシーンがありました。本来であればGKが指示を出すべきシーンでしたがミゲルに声は届いていなかった。


【DFラインの安定】

これはプラス。特にエルゲラのラインコントロールは良かった。相手に攻め込まれても危ないシーンはほとんどなかったですし、徐々に高いラインを維持しできるようになってきた。


【マルチェナ】

素晴らしいアシストは評価しますが、またこの試合でも暴力行為。FKの際、相手選手(カセレス)の顔をはたき相手は口を切りました。当たり所が悪ければ間違いなく鼻骨骨折していましたね…。
試合後、キケもマルチェナに反省を促したとは言っておりましたが、こういった行為を繰り返している限りいくら良いプレーをしても出さない方がいいでしょう。


【バラハ】

無難に90分プレーしたものの、やはり衰え感じますね。フィジカルコンタクト、スピードが極端に落ちている気がします。昨年満足にプレーできなかった影響もあるでしょうが、もう少し体の“強さ”が戻ってこないと今後は攻撃的ボランチのファーストチョイスにはならないでしょう。厳しい意見ですが、期待を込めて敢えて言います。


【ローテーション】

レアル、バルサなどと比較しても上手くやっていますが、正直、今のバレンシアの戦い方は選手の消耗が激しい。バルサのレバンテ戦を見るとライカールト監督が特にローテーションを使わない理由もわかる。試合をコントロールし、ボールを支配してのサッカーなので省エネサッカーが実行できる。また、攻撃していると精神的な面から疲れは軽減され、その意識が体の疲れも軽減することになる。

対するバレンシアはバルサと逆のサッカーで守って、守ってなので選手にとっては負担のかかるサッカー。特に格下相手の場合は、もう少しリスクを冒してボール支配や得点にこだわったサッカーをして効率的、省エネで勝利をおさめることも必要になってきそうです。まあ、今のリーガに簡単な相手はいないですが、この試合でも1点を奪った後、あまり2点目を奪いにいく気配がなかったものでそれが気になりました。


【ポジションチェンジ】

これも週末に私が取材したバルサ、ビジャレアルの試合を観た後の印象ですが、バレンシアは本当に各選手が自分のポジションを抜け出してプレーすることが少ないので攻撃になると凝り固まる(=詰る)印象がある。ポジションチェンジがこの試合でも皆無なため攻撃になった時にスペースがない。

確かに守備面では各選手が自身のポジションを埋めていることでポジションバランスが整い、スペースを消せるのですが、攻撃になった際にはリスクを冒して逆のことをしていかないとスペースを確保できない。

バルサ、ビジャレアルの攻撃はイニエスタとメッシ、ピレスとアンヘルが頻繁にスペースを作る・使う動きをしてポジションチェンジをしていたので人とボールが動きながらスペースがどんどん生まれる形になっていた。これはバレンシアもやろうと思えばできるサッカーです。

この辺りが出れくれば前半早い段階に先制し、前半終盤か後半始めに追加点を奪って楽に逃げ切れる展開も作れそう。

まあ、ヘタフェ戦後にも書いたように今は勝ちながら課題を挙げ、修正していっている時期ですし、何より過密日程なので結果と共に内容も求めるのは酷かもしれませんが、やはり良いサッカーをした時に勝てる、楽に勝てる確率は高くなってくる。ローテーション云々よりそうしたサッカーで勝つことの方が場合によっては選手に良い休養を与えることになる。

守備が安定してきた分、次なるステップでそうした点に期待したいですね。

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