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【告知】署名活動とオフ会のご案内 

沢山のバレンシアファンの方から、今回の一件で
「日本のバレンシアファンとして何か出来ないか?」と 相談をお受けしています。

そこで私やバレンシアファンサイト運営者の方を中心に、
「カニサレス、アルベルダ、アングロの3選手への戦力外通告の撤回とソレール会長の辞任」を求めて 署名活動を行なう事にいたしました。


つきましては、バレンシアサッカーライフ主催のオフ会(mixi内コミュはこちら)を開催いたします。
  日時:2008年1月4日 18時~
  場所:東京・新宿


この場で署名を集めたいと思いますので、ご賛同頂ける方は
1月2日22時まで」に
vcf@hotmail.co.jp(Valencianista管理人:okku氏)宛て
に連絡してください。

※okkuさんのValencianistaサイト

店・集合場所が決まり次第、折り返しご連絡が行く形となります。
この場が、ファン同士の交流・意見交換の場にもなれば幸いです。

また「遠くて行けない」「都合がつかない」という方のために、メールでも署名を受け付ける準備を進めています。
その場合、「今回の趣旨に賛同します」という旨をご連絡頂けたらと思います。また、この3選手への簡単な激励メッセージ等も、あればお預かりいたします。

署名とメッセージはスーペルデポルテ誌と現地最大のペーニャに持ち込む予定です。
頂くメッセージは日本語でもスペイン語でも構いません。可能であれば3選手にも届けたいと思っています。

賛同メールを受け付ける期間、メールの宛先等は上記のオフ会にて内容を詰めたいと思っております。
詳細が決まりましたら、改めてこちらでご連絡させて頂きます。




多くの方からご意見、メッセージを頂きました。3選手への戦力外通告への賛否両論はあるでしょうしアルベルダ自身も「世代交代は必要」と語っています。ただし、この「やり方」やその後の対応については決して許されるものではないと思っています。

私自身難しい立ち位置ですが、それ(記者という立場)をわきまえた上でいちサッカーファン、サッカー関係者として日本でバレンシアを応援する方々と行動を共にしたいと考えています。

バレンシアはアルベルダが語ったように「ソレール会長のものではなくファンのもの」であります。そのファンとは地元ファンのみならず日本のファンも含まれています。

多くの声・署名は集まらないかもしれない。1人1人の力は小さいかもしれない。

でも、それを集めて地元に日本で起こっているその熱や想いを伝えたい。

賛同頂ける方のご協力をお待ちしております。

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footballista(フットボリスタ) 2007/12/26発売号  

フットボリスタ(No.057 1/2-9) 2007/12/26発売号
【フットボリスタ 2007/12/26発売号】

遅ればせですが、今週26日に発売となった「footballista(フットボリスタ)」No.057号にモンチ(セビージャSD)、カルボーニ(前バレンシアSD)のインタビュー記事が掲載されました。

その他にもクラシコでのデータ解析コラム(P7)、スペインSD事情(P26)、ビジャレアルでのリケルメ退団レポート(P32)なども書いていますので是非チェックしてみて下さい。

オンラインでの注文はこちらから

スポーツディレクター(SD)特集でしたが、こうした内容の記事が読めるのは間違いなく日本のサッカー専門誌だけでしょう。自分が関わった企画ですが、「興味深かった」と一言。

スペインでこういう企画をたててもまあ無理ですね…。

毎度言ってますが、なんせ海外(国外)サッカーに無頓着・無関心で「リーガが世界最高」と言っている人たちなので海外在住記者が少ないし、何より編集者サイドがあまりに国外サッカーのことを知らない。TV視聴の環境ならまだまだ日本が世界最高レベルではないでしょうか。日本でも視聴料金が高くなっているようですが、スペインで個人のサッカーファンが自宅で世界のサッカーを視聴するのはかなり難しい。(高すぎるから)知り合いのサッカーファンや記者でも自宅で「CL(スペインチームの試合以外)観てる」って人聞いたことない。

さて、バレンシアファンなら気になったでしょうカルボーニのインタビュー。

フットボリスタ アメデオ・カルボーニインタビュー
【インタビュー終了後にフットボリスタを手にするカルボーニ】

バレンシアでの出来事をもっと突っ込んでも面白かったでしょうが、結局は彼の“品”を落とすことになるだけなので代理人、SDというテーマに絞った内容になってます。

彼は現在、毎週月曜に『オンダ・セロ・バレンシア』の午後3時からのサッカー番組のゲストとして定期的に出演しているのでインタビューはその出演後に実施しました。まあ、捕まえるのが大変だったこと…。

なぜか毎回電話をかけても「あんた酔っ払ってません?」的な口調でろれつが回ってない…。でもって毎回「オレ、なかなかバレンシアにいない」「今バルセロナ」「今イタリア」といった回答ばかりでした。

そんな彼からようやくアポをとっても当然私は「まあ、忘れてるだろうからラジオ番組出演後に外で待ち構えるのが一番安全で確実だ」と思うわけで実際そうでした(笑)。

番組が終わって外に出てきた瞬間、

「おー、こんなことろで何してんだよー?!」

と私に一言。

(私の心は「やっぱりね」の一言)

「アメデオ~、あんたを待ってたんだよ!」

とウインクすると、「やべっ!」という表情で、

「ああ、そうだった。今日はお前とのインタだったよね!?」

といった感じでした。(私の心は「おいっ!」と突っ込み)

そんなスタートでもきっちり30分近くもインタに付き合ってくれる彼はやっぱり人の良いおっちゃんです。(最後は「もう娘を迎えに行かなきゃいかんから帰してくれ」って言われましたけど…)

物事をはっきり言う余り時に品を落とす彼ですが、現地でメディアに語っていること、実際に話してみて「やっぱりバレンシアへの思い入れはあるんだな」とは思います。

昨年SDをやっていた頃はどうしても悪役になってましたからね、色々な意味で。まあ、経験のない彼を大抜擢しておきながらたった1年で「経験不足」と言われて解任されたのが残念でした。(思えばこれが今ある悪夢の第一章でした…)

今、チームで起こっていること全てが昨年からカルボーニが意図しようとしてきたことと言われ、「黒幕か」なんて言われ方もしてますが、それは違いますね。少なくともカルボーニはこういうやり方は絶対にしないし絶対にアルベルダ、アングロは切ってない。(カニサレスの契約延長は微妙でしたが…)

この人は、イタリア人(外国人)としてスペインの社会構造やクラブ文化をとても客観的にみている人であり、ファン気質なんかもすごく敏感に感じ取っているので外側からの視点も持ち合わせて「やり方」をわきまえている人。

例えば、ソレールなんて内弁慶の国スペインで生まれた大金持ちの息子なので外側からの客観的視点が全くない。じゃないと、ここまでKYな人間になれないでしょうし、恥ずかしくて愚行は犯せない。「世間」という感覚、定義がある日本では良くも悪くも外を意識しますが、スペインではそんなもの気にせずあくまで身内感覚にプライオリティがあります。

だからスペインで会社や組織が「世間」に向かって謝罪するシーンなんて見たことない。今のバレンシアもソレールも世界中から「笑い者にされてる」なんて感覚がないわけです。

話しがそれましたが、今陥っているバレンシアの状況は単にソレールがその場しのぎの判断・決定を積み重ねてきたことで後手後手になっているに過ぎません。だからといって私は「カルボーニが正しかった」とか言うつもりもないですが…。

いずれにせよ、こうした人間は第一線から退けばなかなか声を聞くチャンスがないので、久々に日本の読者の皆さんに彼の声や現状をお伝え出来たこと自体がそれなりに“新鮮”だったのではないかと思います。

セビージャのモンチSDのインタとじっくり読み比べて下さい。



隔週ベースで連載コラムも持たせてもらっております。
海外サッカー週刊誌 footballista(フットボリスタ)の定期購読はこちらから

アングロ「誰も電話をかけてこなかった」 

体調を崩して40度の熱があったアングロ。アルベルダ、カニサレスが戦力外通告を受けた当日はその高熱によって練習場に来ることは出来なかった。

まず2人が戦力外通告を受け、マスコミからは「次はアングロ」「事実上決定しているようだ」と報道された。

そして翌日、ルイスSDから代理人に電話でその連絡が入った。

そしてアングロはこう言っている。

「自分は40度の熱を出し体調を崩していたが、クラブの誰からも体調を心配する電話すらさえなかった。ただ、(翌日)代理人には電話をかけてきた。『チームを探しなさい(戦力外だ)』と」


カニサレスは昨日の会見でこう言っている。

「先週末、(体調不良の)ソレール会長の病状を心配して電話をかけたがつながらなかった。そして数日後には戦力外通告となり未だに会長からは何の連絡もない。彼から直接話しを聞くことは難しいだろう」


アルベルダも昨日の会見でこう言っている。

「会長は勿論、首脳陣もその関係者からも誰も電話をもらわなかったし、メッセージ(メール)すらなかった。何なら今自分の携帯をここにおいてその事実を実証してもいい」

そのアルベルダはスペインサッカー協会の関係者、そして自身がバレンシアで関わってきた元会長全員から連絡を受けたことを明かした。

現会長であるソレール以外、アルベルダを選手として抱えた元会長は全員が彼を心配して電話を入れている。

本当に連絡を入れるべき、説明すべきは誰だろう?などと質問するのは愚問でしかない。

その会長は表に顔を出さず、公式には体調不良で自宅療養中とのことだ。

ただ、一部記者が既に明かしているように昨夜、自身が抱えるグループ会社の夕食会には顔を出していたようだ。アルベルダ、カニサレスに戦力外通告を出す前夜はクーマン、ルイスSDを自宅に呼びミーティングしていたようだ。

勿論、電話で「もう構想外」と言うのも失礼だが、その電話すらなく「どういう理由かわからない」と3選手に言われている現状を彼はどう思っているのだろうか…。

アルベルダが泣いている… 

今会見を行っているアルベルダが泣いている…。

「『バレンシアから捨てられた』と両親に伝えた時が人生で一番辛いものだったのでは?あなたもあなたの両親も全てあなたの家族はバレンシアニスタなのだから…」

という質問でアルベルダが泣いた…。

人生ってこんなに残酷なものでいいのだろうか…。




この質問をしたのは『Las Provincias』のルイス。一貫してアルベルダ、キケといったバレンシアニスタを擁護する記事を書いてる記者。だからここ最近はソレール体制に批判的な記事を書いてきた。

当然、アルベルダの結婚式にも呼ばれていた。アルベルダのことは小さい頃から知っている。バレンシアのためにどれだけのことをしてきたかしっかり見てきているベテラン記者だ。

ルイス、何でこんな質問するんだよ!涙を誘うに決まってるだろ!

そんなルイスも今頃泣いてるんじゃないかとちょっと心配だ…。




今のマルカHPのトップにその映像が出ています。

http://www.marca.com/

El Mundo紙の動画(マルカ紙トップと同じ映像)




アルベルダとカニサレスの会見の内容についてここで触れたいですが、今日ばかりはそのパワーも残っていないので…。

日本!ワールドサッカーのコラムでこの出来事、会見について少し触れています。クラシコ前でクラシコ展望を書こうと準備していたんですけどね…。会見を聞いていると駄目でした。

原稿書きながら泣くなんて情けないライターですが、アルベルダの涙を見て泣けなくなる時、怒れなくなったらおしまいかな、とも思います。

自分もまだ諦めていません。彼の涙がバレンシアを救うきっかけになると信じています。

No te llores, Capi!! Lucharemos contigo hasta la muerte!!

アングロの構想外も確定 

先程、アングロの代理人であるタマルゴ氏が「ルイスSDから構想外を伝える連絡があった」と認めた。これでバレンシアはアルベルダ、カニサレスに続きアングロを3人目の構想外選手とした。

予想通りタマルゴ氏は早速ビジャの移籍をちらつかせる発言を行った。

「ビジャは勝者のクラブにいたいと思っており、敗者のクラブにいるべき選手ではない。今のバレンシアは敗者とは言わないが方向転換中のクラブ」

恐らく代理人の腹の中は決まっているでしょう。そして、ビジャも。

唯一転換できるとすれば先程言ったように会長辞任に伴うフロント・首脳陣の粛清。

結局、思うんですけどルイスSDがいる意味って何でしょう?

こんな会長がいて、クーマンが思い切り自分の要望を貫きSD職も兼ねるような現状でルイスSDの仕事は代理人に「すみませんが、あなたは構想外となりました」と伝えるだけなのか!?それでいいのかルイスSD!!!

スペインサッカー協会主催のスポーツ・ディレクター(SD)要請コースの講師を務め、今年も毎週月曜には現役SDとして授業を受け持つ「先生」ルイス氏。

今頃、生徒に笑われてるんじゃないでしょうか??

もう少しバランス感覚のあるSDであり人間かと思っていましたが、思い切り会長、監督のYESマンだったとは…。

確かに改革も首切りも補強も必要でしょう。ただ、それはやり方ってのものがある。だからSDって職がある。

今後、注目して見ていきましょう。

ルイスSDを連れて来たのは敏腕代理人キロン氏。ソレールが信頼しているのも彼。

キケ解任でバレンシアはキロンに借りができた。

新加入でM・フェルナンデス、ジギッチが切られ、アリスメンディが切られないのはなぜか?

アルベルダ、カニサレスらが切られ、バラハが切られないのはなぜか?

キロンが彼らの代理人を務めるから?

そんな理由だけは勘弁して下さいね…。

「出来れば俺も一緒に切って欲しい」 

とはある選手のコメント。複数の選手がアルベルダ、カニサレスの戦力外通告ニュースを聞いてこのような反応を見せているという。

既にモリエンテスにフェネルバフチェがオファーを出したようだ。今後、1月に主力選手が移籍する可能性もあるだろう。アングロが次に構想外になるだろうから、恐らくビジャの移籍は決まりだろう。アングロとビジャの代理人は同じ。代理人が「こんなクラブに選手を置いてられるか」と思うのも当然の成り行きかもしれない。


ショック療法、荒治療どころか今選手、チームはショック死している。

色々な情報を総合すると決定はクーマンが下したことになっているが、やはり背後ではソレールの存在がある。

驚くべきことにソレールは今季開幕前から彼ら2人の首切りを検討していたという。キケ解任と同じだ。

アルベルダ、カニサレスの2人はこれまで近しい関係者に「ソレールが会長である限りバレンシアにプロジェクトなどない」と言ってきたそうだ。それがかなり前からソレールの耳に入っていたらしい。

今の選手は誰もが思っているのだが、それをはっきり口に出すのが彼らだ。会見やマスコミの前では言わないが、アルベルダのそうした気持ちはキケ解任後に公の場で色々なニュアンスから聞きとれた。

独裁政権、「YESマン」以外は首を切るソレールはとっくの昔にこういった選手の首切りを考え、タイミングを見計らっていたようだ。

今更ではあるし、ずっとオフレコにしてきたがもう話しをしよう。

昨年、フットボリスタでアジャラにインタした際、雑談で私はこう聞いた。

「カルボーニが悪人になっているが、この癌の会長がいる限りあなたのケースと同じことが繰り返されるのではないか?」

彼はにやりと笑いながら「よく見ているね。そうでないと願いたいが…」と二言。

私がこれまでソレール批判をしてきた理由がこんな形で理解されるのも困ったものだが、彼の体制を「独裁」と呼び、「危険」と言ってきた意味はわかってもらえたと思う。

結局、独裁体制で「YESマン」しか集めていないからどんな横暴でも許されてしまう。本当にバレンシアのことを考えて働いてきた人間がクラブ内部でたくさん切られてきた。そのスピードが今夏から急激にアップしているから私は警鐘を鳴らしてきた。

補強資金を出すから良い会長なのか?

私の中でとっくの昔にその答えは出ていた。

ソレールにとってバレンシアのサッカークラブの成績などあまり興味がないのは間違いない。

彼はCLシャルケ戦で引き分けCL敗退が決まった翌日、新スタジアムの建設現場にいた。今月の「AMUNT」の表紙はそんなソレールの笑顔が表紙で何か象徴的な意味合いを持たせている。

1節を残して敗退が決まり落ち込むチーム、選手を励ますためにパテルナ練習場には行かなかった。普通の会長なら士気が下がる選手を気遣って足を運ぶだろう。ただ、彼は建設現場を選んだ。

これが全てを意味している。

彼にとってはクラブのタイトルや成績よりも新スタジアム建設の方が大切だ。彼はバレンシアNO.1の不動産・建築グループを持つ。土建屋だ。

バレンシアの会長に就任して彼が最も野心を抱いたのはリーガ優勝でもCL優勝でもなく、新スタジアムの建設だ。それ以外にも新練習場建設、パテルナ練習場大改修といった土建屋に美味しい行事(予定)が残っている。

つまり、彼は「ペロタッソ」(スペイン語)と呼ばれる「土地ころがし」で一儲けし、財力・権力を集められれば他はどうでもいいのだろう。

バレンシアの新スタジアムの土地はバレンシア市から格安で提供される。そして、メスタージャの土地は高値で売れる(と見られている)。今、クラブは多くの借金を抱えているが補強などで大盤振る舞いしているのはその高値で売れるはずのメスタージャの土地を担保にしているからだ。

多分、ソレールはそのうち去るだろうが、その時はクラブ会長として甘い汁を吸い終わった時だろう。「ペロタッソ」が終わった時だ。

だから、ビルバオ戦で大敗した後に大笑いできる。私は決してナーバスになっていたから出た発作的な笑いではないと思っている。あの笑顔は本当の笑みだったはずだ。

そのソレールは本日、エンリケ・ルーカス副会長を使いクラブの公式声明を出した。

「2人を戦力外と決めたことに心を痛めている。ただ、避けられない決定だった」


YESマンしかクラブにいない以上、今後も彼の横暴は続くだろう。今彼を止められるのは地元ファンでしかない。私はファンのリアクションに期待しているし、もうしれしか望みはないと思っている。

「Soler, vete ya」とは叫ばない。「que se vaya, por favor」とお願いしたい。

アルベルダ、カニサレスが構想外 

【更新情報】

・日本時間 19日(木)00:00更新

18日夜にトルドラ代理人がカニサレス、アルベルダを自宅に招き緊急会談。そして、同夜複数のラジオ番組に電話出演したトルドラ氏は「ルイスSDから2人が今後バレンシアのユニフォームに袖を通すことはない」と言われたことを明かした。

19日、練習場に姿を現したトルドラ氏はルイスSDと会談。クラブ側からは「両者の契約期間分の年俸は全て払う。移籍先も自由にしていい」と言われたという。現状、トルドラ氏は「両者に他クラブからオファーはない」としている。

また、19日はアルベルダ、カニサレス共に練習場に姿を現しグランドにあるジムで個別トレーニングを行っている。20日に会見を行う予定となっている。


・日本時間 18日(水)05:20更新

アルベルダ、カニサレスの代理人を務めるトルドラ氏がルイスSDと緊急会談。クラブ側が戦力外の経緯を説明した様子。ルイスSDはカニサレスに対して「契約1年を残しての自由移籍を認める(来季1年分の年俸はバレンシアが払う)」こと、アルベルダに対して「1月の移籍市場で国外クラブへのレンタル移籍」を打診したとのこと。

アルベルダに対しては早速、プレミアからニューカッスル、トッテナム、イタリアからユベントスから身分照会があった様子。


・日本時間23時25分更新

アングロには直接言い渡されていないようでした。ご心配をおかけしました。
ただ、アングロ、ビセンテが次なる構想外リストに入っているとの情報。
今後も新たな情報が入り次第、更新します。


・日本時間23時10分更新

彼ら2人に続き、アングロにも構想外が言い渡された様子です。
「チームを探せ」と監督から告げられたのがこの3人とのこと。

先程終わった会見でクーマン監督が認めていますし、「会長と相談して私が決めた」と述べておりました。



これを「クーマン革命」と言うのでしょうか?

今朝、クーマンがアルベルダ、カニサレスに構想外を言い渡しました。恐らく、この監督がバレンシアの監督である限り、彼ら2人はプレーすることがありません。そして、シーズン後に引退か移籍となるでしょう。

バルセロナ戦後のアルベルダの会見を聞いていて「ちょっとやばいかも(監督に対して)」と思っていましたが、まさか三行半を突きつけられるとは予想だにしませんでした。

ただ、自分はアルベルダの言った発言は今のチーム状態を素直に表現したまでで納得しています。賛否両論あるでしょうが、今の自分は完全に選手派。

確かにピッチでプレーし結果を出すのは選手たちなんですけどね。今、冷静に彼らの心理状況をみるととてもピッチで結果を出そうと奮起できるレベルにない。

こういう選手の切り方をしている監督が選手のモチベーションを上げれる可能性はない、とまで思います。

まあ、所属するクラブ、契約を捨てシーズン途中で移籍できる監督なのでこういう危惧はあったし、クラブも予想すべきでしたが…。

結局、会長(クラブ)がクラブとしてまともな振る舞い(地元ではこれをディテールと呼ぶ)を出来ないから現場にいる監督、選手が「人形」(買い換えられるもの)として扱われる。

彼らがそう感じてしまう時にはもうチームなんてものは存在しないんですよね…。

それが今バレンシアに起こっていることでこの決断が100%事実なら(嘘だと信じたいですが)、少なくとも当面バレンシアはチームとしての存在意義を失うことになるでしょう。

確かにチームにマンネリ化があるのは事実。

でも、彼らにはまだまだサッカーが残ってる。バレンシアに貢献出来るものが残っている。

それを引き出すのも監督、クラブの仕事。

ピッチでプレーするのが選手だからといって今の状況を選手だけに押し付けるのは悪循環でしかないと思っています。

今の問題は、クラブ、監督が選手の能力を引き出せる能力が(最低限のマナー・リスペクトすら)ないということ。

自分はしばらくクラブ、チームと距離をとるようにしたいと思います。間近で見ていられないので…。

新たな敗戦、新たな醜態 

予想通りですか…。

正直、これまで言ってきた不安が全てネガティブに思いっきり出てしまっていますね。

試合開始直後から監督とアルベルダが守り方について口論してるようじゃ勝つどころかサッカーになりません。

バルセロナにボールを持たれるなんて試合前100人に聞いて100人が「そうなる」と答えたはずですが、監督は何を練習してきたのでしょうか?

プレスのかけ方もバラバラでマルケス、ミリートが「ええ、こんなにボール楽に持てていいの」という感じでセンターハーフまで上がってくる。今の小学生でもそんな守り方しないでしょうね…。

はっきり言いましょう。これだけ悪いのは監督の責任です。個人的にはもうすっかり結論が出ました。ここ最近の試合をみてると選手が不憫でなりません…。

「早い?」「まだ時間が必要?」

果たしてそうでしょうか?

自分はシーズンは捨てても“哲学”は捨ててはいけないと思ってます。監督に哲学を捨てられる前にバレンシアは気づいた方がいいのではないでしょうか?

毎日のように思い出す言葉があるんです。

キケ解任となった直後のレアル・マドリー戦後(1-5)、マドリッドにいる記者の1人が同じラジオ局で働いているバレンシアの記者にこう言いました。

「お前ら(バレンシア)馬鹿だよな(笑)。守備的だ、守備的だといって批判してきたキケを解任したらこのザマだ。バレンシアって守備的が売りじゃなかったのか?あと、キケもわかってだんだよ、『この選手じゃ攻撃的なサッカーなんて出来ない』って」


ただ、監督云々の前に加えて言っておきますが自分が「バレンシア再生のため」の唯一の方法は

ソレール会長辞任

しかないと思っています。急がば回れ。この一歩を踏み出さないと結局同じですから、絶対に。

ビセンテの右、ホアキンの左に反対する理由 

リーガ第16節 バルセロナ戦 バレンシアの予想スタメン
【リーガ第16節 バルセロナ戦の予想スタメン】

さて、本日はバルセロナ戦。ライカールト体制となってからバレンシアは結構対戦成績が良く、「ライカールトにとっては一番の天敵」がバレンシアのようですね。これまでライカールト・バルサはバレンシアに対して2勝3敗3分け。

予想スタメンは上の通り。ホアキンの状態次第ですが、彼が無理ならアリスメンディ。システムは4-3-3。

別に自分はシステム信奉者じゃないので4-3-3でも4-5-1でも4-4-2でも何でもいいんですが、クーマン監督が試合を重ねるごとに何だか意固地に凝り固まっていっている気がしてなりません…。昨日の会見を聞いていてもそうなんです。もう、「俺はとにかく4-3-3だ。文句あるか!」みたいな雰囲気…(苦笑)。

まあ、自分は4-3-3でも今のバレンシアからしたら(せめてエドゥかバラハは欲しかった)結局、ドン引きの4-5-1になるのがオチだと思っているのでこの試合でも機能する、バルサに相手に攻め立てる可能性は限りなく低いでしょう。

ビセンテを右、ビジャやホアキンを左で使うことに自分が反対している理由はすごくシンプルなんです。

「“典型的”なスペイン人選手は意外に適応性がないと思うから」

以前にも話したことあるかと思いますが、この国に住んでいるとよく思います。

「なんでこの国の人は“改善しよう”、“向上しよう”という気持ちがあまりないのか?」

まあ、一概には言えないですし、代表なんかをみてもイニエスタやシルバのように適応力ある、つまり海外に行っても通用するであろう選手も出てきた。

ただ、国の根幹、社会のバックグラウンドにそうした気概がある。「スペインは世界一良い国だ」「バレンシアファンはスペインで最高のファンだ」みたいな思いが根底にある。

だから、「変わらないだろうな」と思うことがよくある。バレンシアファンなんかにしても絶対そう思う。我々日本人からすれば「海外から良い面を吸収して向上、改善しよう」とするのが当たり前なのでチームが駄目になって簡単に見捨てるファンを「なんだ、お前ら?」と思う。だって、プレミア、Jリーグの素晴らしいファンを間近に見て比較しているから。

でも、こっちは違う。「俺らは俺ら」。良いように言うとそれがアイデンティティーを確立、保持していると言える。だから、リーガはプレミアのように外国人だらけのリーグになることは多分ないと思う。この人たちは絶対にそれを守り通すことができる人たち。

ビルバオでも「外国人を獲るくらいなら2部に落ちる」と言う人が多いんだと思う。

そうしたデメリットは逆に「変えなきゃいけない」時に変えられない。今のバレンシアがそう。もう、この流れからして色々な面で変えなきゃいけないんだけれど、変われない。だから、悪くなると過去にしがみついてノスタルジーに浸る傾向にある。


そんなことである程度確立された選手に変化を求めるのは至難の業。「俺はこういう選手だ」と思っている選手を無理やり変えようとするのは逆に彼らから選手としてのアイデンティティーや自信を奪いとるリスクになってしまう。

だから、自分が監督なら彼らを“乗せる”方向でマネージメントするでしょう。つまり、ストロングポイントを褒めちぎって調子に乗らせることが一番効果的。

そんなことを確信したのが12月6日に『アス』紙にあったホアキンのインタビュー。そこでの彼のこんな一言で“典型的”なスペイン人選手をみた気がした。

「バレンシアに来た当初は守備をするのが義務のように感じていた。キケが望むように自分はやったし、今後はクーマンの望むようなことをしていくつもり。ただ、自分は攻撃的な選手だと理解する必要があるし、自分のプレースタイルははっきりしている。自分にマルチェナ、アルベルダと同じように守ることを要求するのは不可能だ」

キケがいた時、ホアキンは「彼のお陰で守備をすること、走ることを覚えた」と言っていた。でも、この発言を聞いて、「ああ、やっぱり別に(キケに)感謝してなかったのね」と確信したわけです…(本音を察知してごめん、ホアキン)。

多分、適応力のある選手なら自分にない守備、欠点である守備の能力を高めてもらって「感謝している」と本気で言うでしょう。日本人はそういうタイプが多いのかもしれません。そういう選手は常に「向上、欠点克服」を目標に努力しているから。

ビセンテにしてもチェルシー戦後に右サイドのポジションについて聞かれはっきりと、「自分のポジションとは違う」と言ってます。

こうした発言を聞いて、彼らの本音がわかってしまうとどう考えても「今の段階で彼らに変化を求めることは難しい」と思ってしまうわけです。

今はシーズン真っ只中で試して結果が出ないとリスク、マイナスでしかない。

選手はクーマン監督のこうしたトライを「ほらね、上手くいかない」と責任にしてしまう危険性がある。だから、これをやるならシーズン終了後にした方が得策。が、今のクーマンをみているとそれと間逆で結構選手との距離が離れていってしまっている。

この国、この国の選手は基本的に「自己反省」がないです。「自分が悪かった、ごめんなさい」とは基本的に言わない人たち。そして明るく情熱的なステレオタイプに見えるけれど、スペイン人、少なくともバレンシア人はすごく臆病(保守的)。

まあ、戦術的な面からしても反対の理由はありますがそれはバルセロナ戦をみてどう修正してくるかをチェックして書きたいと思います。

14日(金)の前日練習はメスタージャ 

15日(土)22時キックオフのバルセロナ戦を観戦にたくさんの日本人の方がいらっしゃるでしょうが、練習見学を予定されていた方はご注意を。

私も聞いてびっくりしましたが、試合前日の14日(金)の練習はパテルナではありません。

14日(金)18時からメスタージャ・スタジアム内で非公開練習となります。

今回だけなのか今後ずっとこうなるのかさっぱりわかりませんが、クーマン監督はまた試合前のルーティーンを変更してきました。(就任当初は試合前日午後からホテル集合だったですが、今は夜集合に戻るなど本当にコロコロ変わってますよ・・・)

パテルナ練習場の非公開練習じゃ「非公開の意味がない」ということなのでしょうね!?(苦笑)練習場外の高台から非公開練習が観えますから、クーマン監督としては嫌なのかもしれません。

ということは、試合前日の練習でもうスタメン発表するということなのでしょう。

例えば、マルチェナのボランチ起用なんて就任当初は、「彼はセンターバック」的発言をしておいてマルチェナもすっかりその気。で、オサスナ戦前の練習でも1週間ずっとセンターバックとしてこなしていて試合当日の朝になって「カルロス、今日はボランチだ」と言われたそうですからね…(苦笑)。だから、スタメン予想なんて番記者の誰も当たらない。チェルシー戦の4-3-3だって練習で一回もビセンテ右、ビジャ左を訓練していないんだから当たらないわけだ…。

今年から選手が宿泊するホテルはスタジアム近くのウェスティン。明日(14日)は練習後、そのままホテル入りすると思われます。

ビジャが3週間の離脱。バルセロナ戦欠場へ 

ビジャのケガは筋断裂が見つかり全治約3週間と診断されました。




チェルシー戦でビジャがケガ。左足ハムストリングを痛め負傷退場。恐らく、筋断裂ありで全治1ヶ月程度でしょう。

当然、バルセロナ戦は欠場へ。

チェルシー戦の内容はまたゆっくり書きます。まあ、特に書く内容も無いですけどね…(苦笑)。

昨日危惧していたことがそのまま出てました。ホアキン、ビジャと不慣れなポジションでプレーするとこういうことも起こるものなんですよね。

ビセンテがケガしなくてよかった。しかし、彼を右サイドで使える監督の“センス”はある意味凄い…。

チェルシー戦エドゥの欠場が決定 

11日、今季のバレンシアにとって最後となるチャンピオンズリーグ(CL)チェルシー戦。10日、スタンフォードブリッジの公式練習で軽い肉離れを負ったエドゥは欠場が決定。(これでロンバンはハウメのどちらかがベンチ入りできますけどね)

スタメンは恐らくオサスナ戦と同じ。システムは監督曰く「4-3-3」。

10日のクーマン監督の会見で気になったコメントが2つ。

まず、ヒルデブラントについて。

「基本的には選手個人について話しをするのは好きではないが、今回ばかりはヒルデブラントを擁護したい。なぜなら彼は背中に痛みを抱えてオサスナ戦前1日しか練習ができなかった。(今回も)メンバー入りできるコンディションではなかった」

自分はオサスナ戦、このチェルシー戦の召集漏れでクーマン監督のGK構想ははっきりしたんじゃないかと思いますけどね。今の段階ではカニサレスが正GKであり出場停止か怪我以外に出番はないでしょう。会見であんなことを言っても大ミスしてもカニサレスを使うんですから今後1つや2つのミスでティモにするようならそれこそ矛盾となる。よって、ティモがユーロ本大会を考えるなら1月の移籍もありかな、とは思います。

ただ、彼の練習での姿勢やピッチ外から聞こえてくる彼の人柄を聞くと「我慢してればチャンスは来るだろうな」とも思うし、彼のメンタリティからしても継続して出番を求めていくでしょう。まあ、きっと来るでしょう出番が。


続いて、バレンシアメディアについて。質問は「バレンシアというクラブを指揮するのは難しいことで驚きもありましたか?」といったものでしたが、

「プレスについてはあった。これが注目の集まるビッグクラブにいるということなのだろうが、上手くいっていない時にある批判は大袈裟だ」

まあ、自分からみてもかな~~~り地元メディアは我慢してると思いますが…。(私も含めて)

オサスナ戦後はやはりというか結構な批判が挙がっているので(頑張って擁護してるの『スーペル・デポルテ』くらいか?!)、クーマン監督の心中も穏やかではないでしょう。初めて彼がナーバスになってるなとわかるコメントを聞きました。

自分はオサスナ戦でいっきに懐疑的な目で見るようになってます。なので、このチェルシー戦が大きなターニングポイントでしょう。結果にはこだわりません。内容と戦術、手ごたえ重視でがっつりチェックさせてもらいます。

「まだ1ヶ月なんだから…」

と擁護の声もかけたいですが、戦術面のみならず選手起用の面でもちょっと心配。

就任当初、ベテランに期待してるぞという使い方をしておいて、数試合で手ごたえがなかったらすぐに「ハングリー精神が欲しい」と若手起用。今じゃ、「クーマン・レボリューション」なんて題名ついてサニーやアリスメンディが引っ張りだこになってますもの。

自分は攻撃サッカーのみならずシーズン途中の監督交代で最も大事なのはある程度メンバー、システム、戦術を固定して「オートマティズム」を生み出すことだと思ってます。あと、今のバレンシアのようなメンタル的に落ちた状態では選手をコロコロ変えると逆効果。

「お前らに任せた。負けたら俺が責任取る」

という調子で背中を押して使い続けないと「この監督はどんな監督だろう?俺を使ってくれるのかな?」と懐疑的になってる選手は100%のパフォーマンスを発揮できない。若手や出番の少ない選手のやる気を使って上手くチームの士気を上げるのも大切な手法だけれど、今はチームがそれに耐えられるメンタルレベルにない。それぐらい落ち込みすぎ。

少なくとも、選手に「今はプレシーズンの時期みたい」と言われているようじゃ心配なわけです…(10日の『アス』紙のインタでアリスメンディがこう言ってました…)

価値ある引き分け!? 

と言いたいですね、シーズン後に…。リーガで初の引き分け。

とにかく酷い、つまらない、攻めれない試合でした。

はっきり言いましょう、

「キケなら勝てた、キケなら相当批判されてた試合」です。

個人的には、クーマン監督にこの試合で相当疑問符が付きました。(戦術面でみたらかなり彼の能力というか限界がわかってしまった気がします…)

まあ、クーマンさんもかなり苦労してるし、混乱してるんでしょう。我慢、我慢ですかね…。とりあえず、試合後の率直な感想までに。




【クロニカ】

リーガ第15節 オサスナ対バレンシア バレンシア出場メンバー
【リーガ第15節 オサスナ戦出場メンバー】

【4-5-1】

私も含めて現地のどの記者もスタメン当たりませんでした。「4-3-3」という言葉が一人歩きしてましたが、このオサスナ戦では完全に「4-5-1」の3ボランチ。ガチガチの守備的布陣。

「3センターハーフ」はマルチェナ、サニー、シルバの3人。よって、シルバ以外にボールを持てる、攻撃を組み立てることの出来る選手がいない。恐らく、選手もこのスタメンを聞いてびっくりしたことでしょう。(つまり選手自身が混乱してどうプレー、攻撃すればいいのかわかっていなかったと推測してます)


【攻撃面での収穫ゼロ】

これでここ4試合無得点。この試合でもシュートが入る雰囲気なし。ペナルティエリア内でのシュートは恐らくなし。サニー、シルバ、アリスメンディと若干惜しかったシュートは全てエリア外からのもの。

あれだけ孤立したビジャでは調子を落としていく一方。恐らく、「こんなに孤立してどうやってシュートを打つんだよ」とイライラしながらプレーしていることでしょう。


【引き分け狙い】

恐らくクーマン監督の狙いは“引き分け”、“無失点”だったのでしょう。「ラッキーゴールで得点して勝てればいいかな」くらいに思っていたとしか思えない戦術でした。

攻撃はDFラインからのロングフィードだけ。以前、「DFラインからの放り込みサッカーはやらない」と断言していたクーマン監督。その発言とこの試合を照らし合わせて私も「ああ、この人は現実を取るために信念を曲げることの出来る人なのね」とわかってしまいました。まあ、でなければPSVをああいう形で辞めてバレンシアに来てませんよね…。


【カニサレス復活】

この試合ではフィジカルが戻った?のか、素晴らしい反応をみせ復活を予感させてくれました。特に、後半5分にオサスナFKからプニャルが打ったシュートは直前でバレンシアDFの足に当たりコースが変わったのですが神がかり的な反応で足を出しセーブ。

序盤でこうした“当たり”を持ってノッてしまえばこの人は強い。その後も安定感あるプレーで守備をけん引。コーナーなどでは積極的に選手に声をかけ集中力を切らさないよう気をつけておりました。カニの復活は大きいですね。


【これまで出番のなった選手起用】

この試合でチャンスをもらったサニー、アリスメンディですが、個人的には2人の評価は分かれます。

サニーはこれまで全く試合出場がない中であのプレーと試合終了まで切れないエネルギー、アグレッシブさに感心しました。恐らく、シーズン終了後までには「バレンシアに欠かせない選手」と言われているでしょう。ただ、パスセンスやキックの精度がまだ欠けているのでバックパスが多く攻撃面では物足りないため、クーマン監督が今後使うかどうかは微妙です。

アリスメンディは確かに運動量があってそれなりに良かったですが、この試合をみてはっきり「バレンシアでプレーするレベルにない選手」とわかりました。申し訳ないですが、私はそれなりに良かったこの試合をみてそう判断を下します。この試合でも簡単なトラップ、パスミスが多すぎ。アクティブではあるけれど、それであれば意外性、ゴールのあるアングロを使っていくべきでしょう。


【迷采配】

システムや戦術面でもありますが、一番良い例は途中交代のホアキンを左サイドで使ったこと。本来ならアリスメンディを左に持っていき、ホアキンは右で使うべきでしょう。

突破ドリブルのないアリスメンディより突破できるホアキンの方が右サイドに適しているのは誰がみても明らか。

ホアキンには中に切り込むドリブルを期待したのかもしれませんが、そのドリブルをしたとしても1トップで中盤が3ボランチであれば中央はかなり詰まった状態。当然、そうしたシーンもありましたが数的に2倍以上優位なオサスナが簡単にカットしていました。

ビジャに代えてモリエンテスを入れたのだから、ホアキンの突破からのクロスを頼りに攻めるべきだった、と私は思います。

ということで不慣れな左サイドでのプレーでホアキンは故障。膝の軽い捻挫のようですが、チェルシー戦は無理でしょう。


【全てはこの一言に集約】

「混乱」

これに尽きます。ようするにクーマン監督自身が「混乱」してどうすべきかわかっていないのでピッチ上でも選手が混乱して何をどうしていいのかわかっていない。

選手はシステムや選手起用から「まずは守備ありきだな」というのはわかっていたようですが、「どう攻めるのか」は全くわかっていない。

結局、クーマン監督もちょっと困っているということなのでしょう。

キケ監督解任となりバレンシアは「攻撃サッカー、良いサッカーを具現化してくれる監督」としてクーマンを迎え入れた。クーマンも就任早々に威勢良く「攻撃的サッカー」や「4-3-3システム」を明言してしまった。

でも1ヶ月して敗戦に次ぐ敗戦で「やっぱりこのチーム、選手で攻撃的サッカー、良いサッカーを目指すのは無謀だ」と気付いた。よって、まずは守備の安定やポジションバランス(リスクを冒さないこと)に気をつけオサスナ戦に臨んだ。

(でも、言っておきますが、この監督守備的な戦術やポジションバランスを求める練習は皆無です。キケはそうした練習が多かったけれど)

そうした狙いをみればある程度成功したので、試合後の会見では「チームは良くなった」「ポジションバランスが良かった」と手ごたえあるコメントを出している。

ずっとバレンシアを見てきた人はわかっていると思いますが、キケは勿論、ここ数年のバレンシアはずっとそういうものを持っていました。それを敢えて捨てて「攻撃的にやる」と言ったクーマンを信じて耐えてきたのがこの1ヶ月。

じゃあ、結局「この1ヶ月は何だったの?」ということ。

監督として明確な戦術、システム、一番大事な意志がこの試合ではなかった。

このオサスナ戦のような手順を踏んでチームを作るならチーム作りなんて必要ない。もうバレンシアは出来ることだから。以前確実に手にしていたものを取り戻して「ほら、向上しただろ?」と言われてもファンもメディアも「?」です。

何が残念で結構ショックだったかっていうと、試合前に

「やる気のある選手、ハングリー精神のある選手が必要」

と言った監督が一番「勝つ気がなかった」ということ。

このスタメンで前半全くダメ。勝てる気ゼロ。にも関わらず、後半から選手交代してこなかった段階で、私は完全に「ああ、引き分け狙いなのか」と確信しました。得点できるとは思ってなかったので「良くて引き分け。いつものように失点して負ける確率の方が高い」とさえ思いました。

「4-3-3のシステムに適した中盤の選手がいない」

と補強を要求するクーマン監督。ただ、このオサスナ戦のサッカーで、エドゥ、M・フェルナンデスを使わない選手起用でその要求をするのは矛盾もいいところ。

理想(攻撃サッカー)を追いながらも現実(結果)を出すのがクーマン・スタイルなのかもしれないですし、今後改善の余地はあるし期待はしてますが、この試合の戦い方、戦術、采配からして結局、振り出し以前に戻った感あり。

シーズン途中での監督就任は確かに難しい。

チームに来てみないとわからないこともたくさんある。

ただ、1ヶ月間、試しに試して結果も出せず我慢させておいて、結局見えてきたのは「混乱」つまり、「一貫性のなさ」。

やはり監督のみならず何でも成功するためには“信念”が必要でそれを曲げない強さ、一貫性が大事なのではないでしょうか。

今季はバレンシアというクラブ自体がその信念を曲げてしまったので監督に責任をなすりつけるのは筋違いですが、信念を曲げたクラブが信念を曲げることのできる監督を連れてきたような気がしています。

「柔軟性がある」

モノは言い様ですが、自分はキケやベニテスといった監督により柔軟性を感じます。結局、攻守が表裏一体のサッカーと同じで一貫性と柔軟性は表裏一体のものだと思うから…。

ビジャレアルのロッシインタビュー 

ワールドサッカーキング(WSK) 12月20日号
【ワールドサッカーキング(WSK)12.20号】

12月6日(木)発売の「ワールドサッカーキング(WSK)12.20」号にてビジャレアルのロッシのインタビューが掲載されました。

WEB上でも若干チェック可能です。(こちら

今は怪我をしているロッシなのでインタビューは難しいと思っていたのですが、快く応じてくれました。もの凄く好青年で午後のリハビリ前なのに丁寧に時間を割いて対応してもらいました。ムチャス・グラシアス!

さて、そのロッシは「復帰は年明け」と言われていたのに、何と明日(9日)のベティス戦のメンバー入り!

昨日(7日)、ビジャレアルの練習(というか関連)取材に行ったのですが、既に全体練習に合流して全てのメニューを消化してました。ただ、まさか明日のメンバー入りとは予想してなかったなぁ…(ビックリ)。

今、チームはアルメリア(引き分け)、バジャドリー(負け)と調子を落としかけているのでロッシ復帰をカンフル剤に何とか踏ん張ってもらいましょう。

インタビューは彼の経歴を追う形で広く時に深く構成していますから、まだ彼を知らない人もそれなりに知っている人も是非チェックしてみて下さい。

冬の移籍市場は有効か? 

と聞かれれば、私は「NO」。

正直、冬の移籍市場には期待していません。やっぱり、シーズン真っ只中でチームに合流する選手がすぐにフィットできるとは思えないから。良い選手がこの時期に売りに出されているはずもないから。

ただ、ソレール会長は「夏の移籍市場のように考えて動きなさい(お金は出す)」と言っているようなのでバレンシアは間違いなく積極的に動くことになるでしょう。

もう、補強でファンに期待感を抱かせるしか方法がないと思っているのか?と勘ぐってしまいますが…。

今季終了後には大幅な選手の入れ替えがあるでしょう。それを“粛清”と呼ぶのかどうかは知りませんが、少なくともばっさり切られる選手が出てくるのは間違いない。

自分はクーマン監督が来た時点である程度覚悟しているので「そりゃそうだろうな」とは思ってますが、地元ファンを含め周囲がどこまで我慢できるのか。

地元は今のチームに対して「サイクルの終わりだ」なんてギャーギャー言ってますがこれまでクラブに貢献してくれた選手や地元生え抜き選手がボンボン放出され、オランダ人化されていくと「ファン・ハールのバルサみたいじゃねーか!」と愚痴を叩くと予想してます。

忘れちゃいけないのがクーマン監督のバレンシア監督の就任方法。

バレンシアがああいう形で監督を引き抜いた以上、その監督を信頼してこの先3シーズン任せている以上、こうなることを見据えてやったはず。

結局、良い意味でも悪い意味でもこの人は“シビア”だと思うので平気な顔して大胆なことをするでしょう。確かに、そうした改革も必要でしょうからね、今のバレンシアには。

ただ、自分は今でもスペインのクラブというのはクラブのプロフィールや哲学に沿った監督を連れてくるべき。つまり、フロントが監督を連れてくるのであってプレミアのようなやり方は不可能だと思ってます。

なので若干心配ではありますが、ルイスSDもクーマン監督も経験豊富でコンセンサスを大事にする人間ですから上手くやっていってくれるでしょう。

今の所、冬の移籍市場で放出が予想されるのは、

ガビラン→ヘタフェ(完全移籍での獲得を希望中)

サニー→マラガ

マタ→3番手なので今のところ獲得を希望しているチームは出ていない

といった選手たち。まあ、リーガに専念してこれまで以上に出番がなくなる後半戦ならレンタルなり完全移籍で出場機会を求める方が彼らのためにもなるでしょう。

トップサラリー制廃止へ 

まあ、そろそろ来るかな、とは思っていましたが…。

今朝(5日)の『マルカ』紙は大きくこの見出し。クーマン監督がクラブ側に近くトップサラリー制の廃止を懇願するとの内容でした。

今のバレンシアのトップサラリー=180万ユーロ(約3億円)

つまり、「ファン・デル・ファールト獲り」に動くということでしょうか。今季終了後には、昨日PSVと契約延長したばかりのアフェライ獲りにもいきそうな気がしています。(ゴメス、エマヌエルソンなどオランダからごそっと獲りそうですね…)


ただ、個人的にはトップサラリー制云々ってあまり関係ないと思ってます。

どのクラブであれ「出せる上限の年俸」はあると思うのでそういう制度がある、ないにせよ事実上のトップサラリーってあるものだから。

バレンシアの場合、CLやリーガでタイトルを狙うクラブとして上限が低いのは確か。少なくとも300万ユーロに引き上げる必要はあるでしょうし、やりくり次第では絶対可能なはず。

だって、今のバレンシアは上限を低く抑えておきながら実質的に抱える選手が(確か)35人でどの選手も恐らく100万ユーロ以上の年俸をもらっている。つまり、最終的に支出面で選手の年俸の占める割合がかなり大きな%を占めているはず。

クーロ・トーレス、レゲイロ、ナバーロ、デル・オルノ、ビアナ、ビュテルとレンタルで放出している選手の年俸の多くをバレンシアが負担しております。

年俸査定や契約延長のやり方に問題があるからこういうことになっているのでしょう。また、選手を売ることも必要でしょう。

名前を出すのは悪いですが、例えばビジャが180万ユーロでアリスメンディが120万ユーロ。これがバレンシアの現状。

レアル・マドリーの「放出リスト」入りしている選手たちの年俸↓

バプティスタ:400万ユーロ
デュデク:300万ユーロ
ドレンテ:300万ユーロ
サビオラ:300万ユーロ
ソルダード:200万ユーロ

をみても驚きますが、バレンシアはレアルのように潤沢な予算がないですし、TV放映権料などもレアルの1/3以下ですからね…。

例えば、ビジャレアルはフォルラン、リケルメが300万ユーロもらっていたけれど、チームの中には試合に出ながら50万ユーロ以下の選手もいる。

まあ、バレンシアでプレーする選手ともなれば実績や期待値が高く最低ベースで100万ユーロの年俸をもらえて当然なんでしょうが、より上のレベル、予算のクラブと対抗するためには単純に「上限引き上げ」と言いませんが、少なくとも「上手くやりくりして上げる価値ある選手には上げるべき」だと思います。

ビジャがレアルで全く試合に出てないソルダードより低い年俸ってやっぱりおかしいですものね…。

モリエンテスのコメント 

ビルバオ戦後、『カナル・ノウ』の取材に応じたモリエンテス。

「この仕事というのは物事が上手くいっている時には素晴らしいものだ。ただ、その逆の場合はとてもほろ苦いもの。今の状況でこの船から下りようとする人間はプロフェッショナリズムを欠いているといえる。

自分はこうした状況を経験したことがある。今は相手にゴールを奪われれば主審に笛を吹いてもらって試合終了となった方がましな状況だ。我々にはリアクションする能力がない


3日の練習前に45分間行ったミーティングでは以下のようななコメントが出ていたようで、

「あれこれ話すよりもピッチ上で走るしかないだろ!」

「前進させることができるのはピッチの上でプレーする選手たちしかいない」

といった言葉が飛んでいたそうな。

まあ、地元なんかでもそうですがこういう状況になるとどうしても「気持ち」「姿勢」といった精神論に行き着いてしまいがちで、それは自分も否定はしませんしチーム、選手には“謙虚さ”が足りないと思う。

今季これだけダメな試合をしているのは結局、選手だから。外的要因は色々あれ、悪影響を受けているとはいえピッチに立っていざプレーするとなればそればかりを言い訳にできない。

一方で今のチームを分析すると選手が気持ちを出せる環境や戦術がないのも確か。

ビルバオ戦の前半、クーマン監督が必死にホアキンに対して「中に入ってミゲルにスペースを作れ」と指示を出していましたが、ホアキンという選手は激しくフリーランニングをしてスペースを作ることによって輝くタイプの選手でもない。そうした動きを求めるならアングロの方がマッチしている。

後半ジギッチを投入した後、ひたすらDFラインに「ロングボールを放り込め」と指示していたクーマン監督に対して明らかに選手は動揺していた。「あなた、これまでロングボールの放り込みは好きじゃない(するな)って言ってたでしょ?」的な動揺が…。


クーマン監督は「ポゼッションサッカー」「攻撃サッカー」という大局的見地からチーム作りをしているようですが、今の状況から言ってディテールから詰めていくやり方の方がベターな気がする。

例えば、散々セットプーを練習しておきながらシャルケ戦では自らのセットプレーからアルベルダの退場を引き起こし、ビルバオ戦では相手のセットプレーから失点。

ビルバオ戦に限っていえば、ジェステのFK時の壁がなぜ身長の低い選手で構成されていたのか理解できない。監督の指示なのかその場の雰囲気なのかわからないけれど、そういう「詰めの甘さ」が今のバレンシアを象徴している。

あのFKでジェステが味方にクロスやパスを出すことは有り得ない。あれは絶対に直接狙ってくるFK。なのに背の高いアルビオルやマルチェナが相手選手のマークに付いて壁に入らず、M・フェルナンデス、ホアキンらが入っていた。

シュートの軌道は確かジャンプしなかったホアキンの頭上を越えてのもの。キッカーがジェステであるので巻いて狙ってくると考えるのが通常なのに、思い切りジャンプしていたのはモリエンテスとM・フェルナンデスのみ。

壁の作り方をみている時に「やられる」と思ったのは私だけではなかったはず…。


また、攻撃時のセットプレーではこの日全くキックが当たらないビジャをずっと蹴らし、コーナーなどではひたすらニアを狙うだけ。もう少し柔軟さが欲しかった。

自分としてはサッカーが攻撃と守備が常に表裏一体でどのスポーツよりも背中合わせのスポーツであるが故、「攻撃的にいくからこそ守備のディテールを詰めること」の方が今上手くいくのではないかと思っている。

つまり、「守備のための守備」ではなく「攻撃のための守備」を詰めること。それはクーマン監督が標榜する「攻撃サッカー」路線からの脱線ではないし、若干作り方の過程が異なるだけ。

今のバレンシアの選手はそうした発想、哲学からサッカーを実践してきた選手が多いのでその方がスムーズにクーマンサッカーを理解し、実行できるはず。

自分はモリエンテスのコメントや他の選手のコメントを聞くにつれ、

「選手が混乱とジレンマを抱えている」

と確信する。よって今必要なのは目先の勝利であり、それによってチームに自信を植え付けること。その環境がないと選手は新たな監督と新たな戦術、システムを受け入れられない気がする。

クーマンサッカーを浸透させることよりも勝利によって自信、自尊心を得ることの方が先の気がする。

ムルシア戦で「上手くいくのでは」と少し楽観的になったが、やっぱりそう上手くはいかない。

このままズルズルいかないためにも多少強引な策や手段を用いても勝たなければいけない。それをある程度見越して、シャルケ戦前に「自分ならジギッチ活用法を練習する」と言ったのだが…。

クーマン監督は監督として一貫性や選手のメンタルマネージメント能力があるのは間違いないが、ここまでの所まだ柔軟さやディテールを大事にする点(戦術的)は見られない。

次のオサスナ戦までにどういう手段を用いてくるのか、そこに期待と注目したい。

歴史的大敗、それでも忍耐しかない。 

ビルバオ相手に0-3。歴史的大敗です。

「ソレール、Vete ya(出て行け)」。

それでも耐えるしかないですよ。

選手もクーマン監督の逃げないはず。

私も絶対に逃げないし諦めない。付いていきますよ。

今終わったクーマン監督の会見にて、

「我々は底を突いた」

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