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ソレール会長が株売却へ 

この動き(あくまで動きのみですが)でわかったこと。

「本当にこの会長はチームはどうでもいいんだな」

ということ。

理由は2つ。

1.「今季最も重要な試合」と言われる国王杯バルセロナ戦前日に売却交渉を行っていること。
 (ソレールがソリアーノ氏に声をかけての交渉です。なぜあと2日、試合が終わるまで待てない?)

2.売却相手が「クーマンはすぐに解任する」と公言しているビセンテ・ソリアーノ氏であること。
 (この動きだけでどれだけ現場が動揺するかは小学生でもわかるはず)


地元でも賛否両論はありますが、自分はここまでソレールが動きを見せているのなら状況は明らかだし、すんなり売却してくれることを望みます。

ただ、実際にこのオペレーションは難しい。もう、沈没しかけている(=財政破綻している)大型船の船長を任されるようなものだから。

ソレールは株売却に伴い、

・ホアキン獲得時の移籍金(分割払いの残り分)の支払い責任引継ぎ

・メスタージャの土地売却で最初の区画として売れ残った土地(9000万ユーロ)の支払い責任引継ぎ

・Bancaja(メインバンク)からの融資に対する8000万ユーロ分の担保保証

の3つの条件を付けている模様。

つまり、「もう俺はここまでの赤字は返済できないから後は頼む」と言っているようなもの。前にも言った通り、現在バレンシアは3億ユーロ以上の赤字債務を抱えている模様。

メスタージャの土地売却資金をあてに借金、借金を繰り返してきましたが、バレンシア市内の土地が下落傾向にあり最初に売り出した区画に買い手がつかなかった。だから、ソレールが9000万ユーロで買うはめになったが、まだその15%分しかお金を入れられていない。返済できるかどうかわからない。

という現状であります。

ソレール・ファミリーとしては「もうソレール・バレンシアは火の車で経済的にもスポーツ的にもどうしようもないから株券を売るしかない」という状況。

ソレールの父親がはっきり、「買い手がいるなら売るよう息子に言った」と発言しております。

そして、ソリアーノ氏は「ソレール父から株の買い取りオファーを受けた」と認めております。


そんなわけで単なる株の買い取りだけではないから、ソリアーノはバックにビジャロンガというスペインきってのビジネスマンを連れて来た。

地元では「バレンシアで一儲けするために来やがった」と批判がありますが、いいんじゃないですか、本物のビジネスマンですから。世界を相手に成功しているビジネスマンらしいので。

サッカーチームを買ってビジネスしたいなら一番重要なのは「スポーツ部門での結果。タイトル」です。それが上手くいかなければどんなマーケティングをやっても同じ。

そのビジャロンガ氏、さすがはやり手ビジネスマンですね。今日(27日)に入って「バレンシアを買う意思などない」と声明を出しています。

そりゃそうでしょう。「買いたい」なんて言ったら株券も高くなるし、余計な条件もたくさん付けられる。足下を見れる状況なのはビジャロンガ氏の方です。ソレールはもう「売るしかない」ような苦しい立場なので、本物のビジネスマンなら昨日の交渉で出されたような条件を撤回させる、或いは株券の価格を下げさせるために「興味ないよ」というのが普通でしょう。

ソレール側が譲歩しなければ実際に買ってくれないでしょう。ビジャロンガ氏にとっては別に買わないなら買わないでいい。別のクラブに興味を持てばいいだけですから。

今のソレール・バレンシアの運営では新スタジアムの工事が中断する可能性もあるそうです。債務返済計画が立てられていないようなので…。だから、先日、新スタジアム横の土地に高層ホテルを建設する案を出した。つまり、新たな融資を受けるための口実ですね。1つはっきりしておきますが、例えば数年前に新練習場の計画が発表されました。覚えている方いらっしゃいます?

結構遠い郊外の土地を市の協力を得て譲り受け練習場建設計画を立てたものですが、今、その練習場の建設なんてこれっぽっちもないですから。いつから始まるのか?いつからその練習場を使うのか?

「誰もわからない」

というのが現状です。裏を返せば資金繰りに困っていたからそれを口実に融資を受けたまで。目先の現金が計画よりも大切だったということ。今後、色々とその件でも問題が出てくるでしょう。

こうした背後には政治もしっかり絡んでいて、市側がバレンシアに協力しています。まあ、バレンシアのソシオの票というのは大きな%を占めるのでレバンテやバレンシアにあるどのスポーツチームよりバレンシアに肩入れしますよね。

これ以上ややこしい話しはやめておきますが、もうソレールの独裁運営ではクラブの行く末は見えています。

とはいえ、再建するのは相当難しい。なんせ、クラブにはプロフェッショナルな人間がほとんど残っていませんから。

お金も失ってきたけれど、それ以上に人財を失ってきたバレンシア。

でも、ここで彼が会長職、筆頭株主を退かないとチームが云々とか来季CLに出れるとか出れないとかじゃなく、本当にレバンテと同じ悲劇が起こってしまいそうです。

自分は3選手の戦力外通告以降、バレンシアに対する思考や思い入れの一部をストップしています。

この現状でとても「まあ、サッカーをやるのは選手、監督なので」なんて言えない。結局、ソレールはクーマンさえも裏切っている現状ですから…。

バルセロナ戦当日の今日午前、複数の代理人が慌ててバルセロナにいるラファエル・サロム副会長の下に駆けつけたそうです。

「うちの選手はどうなるんだ?ソレールは続けるのか?ソリアーノが来るのか?」

バレンシアの番記者には昨日、選手から携帯メールが頻繁に届いたようです。

「何が起こっているんだ?どうなるんだ?」

といった類の質問メールが。勿論、ある選手は「明日(27日)大事な試合を戦うっていうのに、コーニョ!」と怒っていたそうな。

正直、自分もソリアーノ、ビジャロンガ体制のバレンシアがどうなるのかわかりません。ただ、こうした状況下で残された選択肢が1つしかないのも事実でしょう。

今後数日以内に再び株売却に向けた交渉が行われると思うのでまたその動きがあればお伝えしたいと思っています。

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ソレールが25日にも辞任へ 

どうも辞任しそうです。

レクレアティーボ戦前から噂はありましたが、25日中にも辞任提出となるのではとみられています。

バタバタした1日になりそうですが、何か動きがあればお伝えします。



続報ニュースはこちらで随時更新していきます。

【25日17時から取締役会】
辞任するとなれば本日行われる取締役会にて。ただ、自身の株券売却に踏み切るかどうかは未だ不透明な情勢。当然、地元では「売らないと意味がない」と言われています。


【ビセンテ・ソリアーノ氏】
元副会長で現在ソレールに次ぐ株券保有者の彼がソレールの株を買い取る可能性も噂されています。




【辞任はなしか】
どうも今日に出てきている情報を整理すると17時の取締役会での辞任はなさそうな気配ですね。ただ、昨夜の段階では本人は辞任の意向だったようですが…。(その辺がソレールらしい)


【辞任よりも株売却】
株売却の意思があるかどうかの方が注目されている点です。現状では先にあげたソリアーノ氏しか買い取れる人物がいない模様。いずれにせよ、あと1時間程度で始まる取締役会に注目しましょう。

組織を相手にするということ 

昨日のカニサレスの証言で神経戦の内容がもう少し詳しくわかりました。サンティの証言では、彼らが経験している個別練習において

・トップチームが練習で使うボールを使えていなかった

・夕方の練習では照明が(意図的に)暗いものだった

という事実がわかりました。アルベルダに関してはもっとありますが、それはフットボリスタのインタビューでのアフターレコーディングで書いていますのでそちらを参照下さい。

現状ですが、

・試合前日、メスタージャである場合(今は不定期)の非公開練習に3選手は参加できない
(→パテルナ練習場で個別練習)


・個別練習には(カンテラチームの)トレーナーがついている

となっています。

ただ、以前からお伝えしている通り年明けからクーマンは選手の招集を試合2日前に出し、3選手のチーム練習機会が減るようなルーティーンを採用してきました。

とはいえ、今は(!)毎週メスタージャで非公開練習は行っていません。個別練習にトレーナーもメディカルスタッフもつけない現状は改善されています。理由はなぜか?

簡単。一言。「裁判で不利になるから」

よって、メスタージャでの非公開練習は不定期に取り入れ、個別練習ではトレーナーがついています。そして、昨日の裁判ではこうしたルーティーンについても「変わったことはない」とアルベルダ側の主張を完全に否定しました。

クーマンは試合前日にメスタージャで非公開練習を行うことについて「オランダや他の国では当たり前の習慣」「ホームで負けが込んでいたのでその苦手意識を取り除くため」と説明したようです。

トレーナーについては1月、アルベルダ側(弁護士)がパテルナ練習場に公証人(恐らく労働局からの派遣)を呼び、その現状を把握してもらいました。もしそれが裁判で証拠としてあがってしまえばクラブにとっては不利な状況となるので、それ以降は何事もなかったようにトレーナーがついています。

とはいえ、そのトレーナーはカンテラ所属(カデテ登録)でトップチームをみる人間ではなかったのですが、昨年11月にクラブは彼とトップの仕事を手伝うような契約条件にしています。(この辺もちょっときな臭いですが)

現場で見ているとはっきりわかります。やり方の汚さ、陰湿さが。それが組織を相手にするということなんだと思います。

自分が属する組織と全面対立するのですから考えられたことではあるのでしょうが、彼らはこうした組織ぐるみのやり方に個人で闘っています。


裁判でクラブ側は2つの事実を明かしました。

・冬の移籍市場でチェルシー、トッテナムからのオファー(半年間のレンタル)があったが、アルベルダ自身が拒否した

・アルベルダの今年の年俸は約370万ユーロ(約6億円)でチーム最高年俸

裁判ですからこうした事実を積み重ねるのは当然ですが、クラブとしては世論を味方につけたい思惑もあったはず。

「バレンシアはアルベルダが出て行けるよう努力してオファーを横流しした。にも関わらず彼が拒否して残り、最高年俸を受け取り他の選手と同じ権利を持ちながら試合には出れない」

よって、「バレンシアが一番被害を被っている」とクラブ弁護団は主張しております。

すでに地元ファンは、「トップサラリーは180万ユーロじゃなかったのか?アルベルダはそんなに高額の年俸をもらっていたのか!(その後に続く言葉はご想像通り)」と話しています。

その他、裁判の進め方、質問の入れ方は報道レベルからの私の直感ですが、バレンシアの弁護団の方がやり手の印象を受けています。(組織ですから敏腕弁護士を雇うことも簡単ですしね)

依然としてアルベルダ有利と見られていますが、相手は組織です。

例えば、戦力外通告直後にクラブは公式HPでカニサレス、アルベルダの事実上の引退発表を出し、地元マスコミにまでご丁寧にその声明文をFAXしています。つまり、「一時的」と言いながらクラブは「引退です。これまでありがとう」と勝手に引退勧告したことになるのですが、さすがは組織。

それはエンリケ・ルーカス元副会長のミスと責任を負わしています。

ちなみに、その引退勧告は当然のごとく、今はHP上から消えています。でも、各マスコミに届いてますからアルベルダ側は貴重な証拠として残しています。

結局、ソレールのやってきたこと、やっていることは保身のために個人に責任を負わして組織としてのミスを放置し、個人を排除していくことなのでルーカス元副会長もその被害者。スポーツ部門の全権を握ると言い張っていたラファエル・サロム副会長も同じ道をたどるでしょう。だって、アルベルダとの示談を自分でまとめておきながらご丁寧にソレールに「如何でしょう?」と質問して「NO」と言われて引き下がっているんですから全権なんてあったもんじゃありませんね。やはり操り人形でした。

そんな中で組織と真っ向対決する覚悟を決めたアルベルダ。繰り返しますが、彼は引退覚悟で裁判に入ってます。

地元は「バレンシアありき」ですからバレンシアと戦う人間はいくら数ヶ月前まで英雄でもすぐ「敵」となります。もう、地元メディアなんかを見ていても苦しいです。そうした地元の人間に新聞を売って、ラジオを聞いてもらわなければいけないので組織の膿には目をつぶっていくしかない。でも、見ている人はしっかり見えていますからその可能性は判決と共に信じてみたいですね。

アルベルダ、インタビューの告知 

22日、裁判所から出るアルベルダ
【22日、裁判所から出たところでファンに囲まれるアルベルダ photo by Ichiro Ozawa】

とうとう裁判が始まりました。残念です。

裁判途中でも示談成立は可能ですが、ソレールに飼い殺しされ現役引退となる可能性もあります。

上告なども含めれば判決が確定するのは長くて1年半。昨日のスーペルでは「最長3年」とも言っていました。ただ、彼もその覚悟で裁判に入っています。見守るしかないでしょう。

そのアルベルダのインタビューが来週2月27日発売のフットボリスタに掲載される予定です。

インタビュー自体は少し前にとったものですが2月前半の忙しい時期、代表戦をはさんだ日程で2回も丁寧に対応してくれました。

そんな彼の声を是非聞いて頂きたいと思います。

セビージャ、A・マドリー行きも拒否 

バレンシアがアルベルダ側に要求している、「移籍してはいけないチーム」にセビージャ、A・マドリーも入っていたようです。

ビジャレアル、レアル・マドリー、バルセロナとセビージャ、A・マドリーですか。

「スポーツ的観点からの戦力外」と言っておきながら「リーガの直接的ライバルに行ってはダメだ」という矛盾はどう説明するでしょうか?「要らない」選手ならどこいっても別に問題ないでしょうに…。

昨日、アルベルダとサロム副会長が会談のテーブルにつきました。仲介役を買って出たのはペーニャ代表のジャウメ氏。

「誰にとってもこの裁判は負けになる。バレンシアのイメージが底に落ちる」

と地元は躍起になってますが、裁判になる、ならないよりもこれだけのことがあってまだ「ソレールが会長であり続けている」ことの方が恥だと思いますけどね…。

でも、バレンシアのためには裁判前に示談した方がいいでしょう。裁判やっても負ける確立の方が当然高いので。また、このままでは来季スポンサーになってくれる会社なんてありません。来季ユニにつくスポンサーの話しなんてまだ出てきてませんからね…。

よくよく考えましたが、収入ランキングで18位で補強支出ランキング3位ってことは、「赤字経営ランキング」なるものがあれば堂々の1位ってことですよね!?こりゃまずい…。意外に早く破産の危機が迫ってくるんじゃないでしょうか。自分はこの会長である限り、「きっと来る」と思ってます。

まあ、今週は裁判ネタばかりになるのは仕方ないです。「もう見てられない」とバレンシアから目をそらす方法、試合のみを見る方法もあるでしょうが、自分はそうじゃない見方をしたいからまだここにいるので今後も裁判ネタは続報で出していきます。少なくとも、「ソレールがいなくなったら光りが見えるかも」とまだ信じているので。

ヘタフェ戦とクーマンの人心掌握術 

昨日はビジャレアル対ラシンの取材に行っていたのでバレンシアの試合はしっかり見れませんでした。しかし、ラシンはあの選手層、前線でよく勝ち点1をもぎとりましたよ。ラシンのDFラインのコントロールは是非、日本の中高生に見てもらいですね。本当に勉強になる。

これまた話しはそれますが、疑惑のハンドで敗れたサラゴサ。イルレタ監督になってかなり守備が整備されましたね。正直、シーズン途中の監督交代ならイルレタがバレンシアでクーマンがサラゴサなのが普通なんだと思いますが、サラゴサはあの守備をベースに前線の能力、スピードを生かしていくと今後上位に盛り返してくるでしょう。

さて、ヘタフェ相手に0-0のバレンシア。ビジャが後半早々に退場になって10人で約35分を戦ったのでまあ勝ち点1は及第点。選手の踏ん張りは評価したいですね。

試合自体のクーマン采配にいちゃもんをつけるつもりはないですが、やっぱりこの監督は人心掌握術を知らないんでしょうね。

例えば、エドゥ。後半ロスタイムに投入され約30秒、時間稼ぎのためにプレー。

先日、エドゥが会見でどれ程歯を食いしばって言いたいことを言わなかったのかクーマンはわかってやれないのか~とエドゥに同情。

「色々言いたいことはあるけれど、僕は監督の決定には敬意を持つ。ここ(会見)で言えないのはみなもわかってくれるだろう?そういうことを言ってしまえば最終的に自分に返ってくるんだ」

クーマンが来た当初のCLシャルケ戦でけが明けにも関わらず無理をしてプレーを続け、その後肉離れで戦列を離れてしまったエドゥ。

確かに、試合中に監督に「いけるか?」と聞かれ、「いける」と答えたのはエドゥだったけれど、エドゥとしては「俺を信頼してくれているんだ」と思ってプレーしたはず。

その後、コンディションが上がってきたらもう使われない。事実上の構想外。SDに直々に電話をして「冬の移籍市場でCHは獲らない」と聞かされていたら、バネガ、マドゥロと2人もCHが来て出番なし。監督からは「まだコンディションが悪い」と言われる始末。

練習でのエドゥの調子を見てますが、別にコンディションは悪くない。選手が一番コンディションを上げられるのは試合。だから、コンスタントに試合に出れば本来のエドゥには戻れるはず。

彼もそう思っているからこそ、先週の会見で歯を食いしばった。

その会見直後に「お前は時間稼ぎ要員」というやり方で使われる。まあ、選手はチームの勝利のために働く義務があるのでエドゥも喜んでやるでしょう。でも、これまでの経緯や先週の会見でのエドゥをわかっていれば、自分なら、いや普通の監督なら、ロンバン、モントーロといった若手を時間稼ぎ要員に使ったことでしょう。

まあ、勝利や勝ち点のためにストイックに選手を駒として使うことはこの世界の監督に必要なことかもしれないけれど、やっぱり選手も人間。心がある。選手の心をつかんで「この監督のために」と思われないと本当にチームが苦しい時にチームが前進していかないと思うんですよね。

ジギッチにしても然り。

昨日の試合では後半すぐにアップ開始。

ビジャが退場し、「俺の出番か?」と思いきやまた出番がなくアップのみで終了。

1人少ない状況で攻撃的選手を下げて、守備的選手を入れドン引きサッカーを選択することは別に悪いことではないですし、実際にそれで勝ち点1をとった。

が、これまでもそうであるように得点、結果を出した時、つまり“旬”な状態であってもジギッチは使われなかった。国王杯であれだけ活躍し、ビジャがあれだけ駄目でも途中交代すらない試合が続いた。

モリエンテスが戻ってきたら多分、3番手に下がる。冬から噂のあったジョー・アウベスなり他のFWも来るらしい。

そんな中で「よっしゃやったろう」とモチベーションを保つのはなかなか難しい。

確かに次のレクレアティーボ、恐らく国王杯バルサ戦では出番がある。2試合は先発でしょう。

とはいえチーム全体で見た時、ジギッチが「何があってもビジャがいればビジャを出すんだろう」と思ってしまえばチームとしてみたらマイナス。特にバレンシアのようにスーパーな選手をお金で買えないチームでは選手層、総合力で上位を狙っていかないといけないのだから。


ってことで今は静かにしておきますが、ミゲルもそういう犠牲者と言えるかもしれませんね。まあ、彼の場合、クーマンの使い方以上にクラブ、フロントのやり方が悪いですが…。

そりゃミゲル本人も悪いですが、メディコが「4,5キロ太った」とかマスコミに言っちゃ駄目でしょうに。クーマンがフェリポン(ポルトガル代表監督)に「あいつは今使えないよ」とか言ったのが表沙汰になっちゃいかんでしょうに。

ある意味、バレンシア市にあるバレンシア、レバンテという2チームの選手たちは世界中のサッカー選手の中でもかなり高いレベルのプロフェッショナルではないかとリスペクトしています。

バレンシアは今週は裁判、裁判ですね。ロッカールームが真っ二つ。

クラブ側の証人は今日、明日中に発表されるでしょう。

ゴメス、ファン・デル・ファールト、ジョー・アウベス 

地元では“明るい話題”として必死に報道してますので私もここらで来季に向けた話しを。

とりあえず、クーマンは、

GK ゴメス(PSV)

MF ファン・デル・ファールト(ハンブルガー)

を熱望していて、ラファエル・サロム副会長は

FW ジョー・アウベス(CSKAモスクワ)

を熱望。よって、この3人はよほど相手にふっかけられない限り獲りにいくでしょう。


に加えてDFの補強。

今の状況ではミゲルの放出は止むなし。つまり右サイドバックの補強は必要。また、スピード不足のエルゲラ、ビルドアップに難ありのアルビオルに代わりセンターバックも監督は欲しい。
モレッティのみの左サイドバックも当然不足中なので結局DFラインは各ポジションに1人ずつ!?

「お金がない」

という決まり文句は今や昔。欧州クラブ収益ランキングで18位のバレンシアですが、今季の補強出費は欧州3位。バルセロナ、マンUよりも出費が多いんです!「バレンシアはビッグクラブ!」であること間違いなし。(と地元では言われてますのでそのまま私も使います)

スタジアム売却による巨額の融資で羽振りはいいですから、移籍金に糸目をつけず、トップサラリーも副会長の名言通り廃止して高額オファーでビッグネーム補強にゴー。地元スーペルでは、マンUのC・ロナウドの名前もちらつくなど来季は“クラック”の獲得が待たれます。

ちなみに、存在感が薄まりつつあるルイスSDですが今の状況通り、サロム副会長がSD職的仕事を担うために技術部門スタッフの1人に格下げとなる可能性あり。ただ、本人も今のバレンシアのやり方や状況に満足していないようなので辞任の可能性も残されているとは思います。

いずれにせよ、クーマン、サロム体制で来季はいくことになるでしょう。

アングロ隊長が沈黙を破る 

今朝のマルカ、アス、スーペルと3紙に一斉にアングロ隊長のインタビューがありました。とうとう沈黙を破りましたね。まあ、可能性があったクーマン監督からの恩赦も結局は噂止まりだったので改めて自分の考えを語ることは別にご都合主義ではないでしょう。

巷では色々言われてますし、相変わらず契約年数分の年俸を全て受け取ろうとする彼らにバレンシアですっかりお馴染みとなった「金の亡者」なる言葉も聞こえてきますが、ざっと読んでみて大体彼の考えが理解できました。

まず、奥さんがおめでたで7月に第一子(男の子のようです)を授かるとのこと。だから、スペインでプレーしたい気持ちがあって、今の状況で奥さんに国外への引越しや新生活を無理強いしたくなかったとのこと。(直接的な表現はしてませんでしたが)

オファーというか国外クラブからの興味はマンチェスターC、PSG、ローマ、ポルトからあったと明かしてました。

以前、クーマンが彼ら3選手がバレンシアの勝利を願っていない、というニュアンスのコメントを出してましたが、アングロ隊長の返答。

「有り得ないし、一貫性のないことを言うね。今の試合は(構想外の)我々次第なのか?我々が勝ち、負けという結果に関われるというのか?彼は自分を知らないし、選手のロッカールームにすら入ってこない。自分がチームメイトと変わらず良い関係を保っていることも知らない。どうして自分が(良い関係を保つ)彼らの成功を望まないのだろう。どうしてそういうことが言えるのだろう。

自分はこのユニフォームのためにずっと戦ってきた。クーマンは自分のそうした戦いを名声を落とすためにやってきたと言うのだろうか?そんな権利はないと思う」

とはいえ、隊長もソレールがこの決定を下したと思っているので夏に今の状況が続いていれば「アルベルダ同様に法的手段も考える」と言っています。この冬に訴えなかったのは、「自分としてはそうしたくなかったし、クラブも『1月に移籍することは問題ではない』と言っていた」と説明しています。つまり、クラブは「大丈夫、移籍できるし、させてあげるよ」と言いながら「契約年数分の年俸は絶対に払わない」と矛盾した言動をアングロに示していたわけです。

大きく取り上げられている言葉は、「2人の選手以外は良い関係を保っている。彼らは権力者に魂を売った」というものでしょうか。

まあ、この2人は地元では誰でもわかりますね。バラハとカネイラ。

ソレールと仲が良くケガで満足にプレーできない中、アングロ、アルベルダ、カニサレスがカルボーニと契約延長問題でもめている中、あっさり契約延長したバラハ。

ソレールの奥さんと自身の奥さんが良好な関係でスポーツ的観点からではなくファミリー的観点で契約延長やバレンシアでのプレー機会を与えられているカネイラ。カネイラが第3キャプテンなのは結局、そこ。

ビセンテがキャプテンになれなくて不満なのは結局そこ。これだけケガ人が多く、ケガ人の再発が多くてビセンテもヒネルドクターに爆発したのは結局ドクターと会長が家族ぐるみで仲よしで絶対に責任をとらされないから。いつも選手やコーチ陣のせいにされるから。そりゃビセンテもそんなドクターに「ビセンテは精神科に連れて行く必要があるかも」なんて言われちゃキレますよね…。

今季開幕前にキケがコーチ陣を解任しましたが、結局ソレールがヒネルをかばってフィジコのパコ・ミゲルに責任を負わした。彼が本当に能力が低く、ケガを誘発するようなフィジコならベニテスに呼ばれて今リバプールで働いていないでしょうに。

だから、カニサレスは「タイトルを獲っていた時のような真のプロフェッショナルがもうクラブに残っていない」と嘆くわけですね。「いつも選手ばかりが責任を負わされる」と嘆くわけです。

まあ、ソレール体制では彼に魂を売った人間だけが生き残れるので仕方ないですかね…。

色々言いたいことはありますが、この辺にしておきましょう。レバンテなんかを見ていても結局、クラブが駄目になって落ちるところまで落ちていく仕組みがわかってきました。“自浄作用”がないですから、ここには。膿をしっかり出さず、ごまかしで何とかやっていこうとするところが何ともスペイン、バレンシアらしい。

「何よりもクラブありき」

この言葉で色々なことが隠れてしまうものです。「ソレールは駄目だ」と地元の人間はわかっていますが、「クラブを訴えるアルベルダはけしからん。金の亡者だ」ですから(笑)。やっぱり自浄するにもタイミングってあります。もうバレンシアは数回、そのタイミングを皆が積極的に盲目的になることで逃してしまってます。

第23節ベティス戦での戦術的課題 

リーガ第23節ベティス戦での(守備)戦術的課題


日本!ワールドサッカーの本日のコラムで詳しく書いたのでその補足説明図になりますが、ベティス戦のみならずここ数試合でバレンシアにある戦術的課題。

クーマン監督就任後、全く消えていましたが確かに少しずつ取り戻しつつある「DFのラインコントロール」。課題として大きく残っている部分はここでしょうね。

ベティスの戦術レベルが低かったので狙われませんでしたが、バレンシアのここ数試合をしっかり分析している監督なら狙ってくるでしょう。

アルビオル、モレッティは昨年までからずっと訓練されていた流れを汲んで、相手がバックパスをした時には自動的に数mではあるけれどラインを上げて対応しようとする。ただ、ここ数試合右SBに入っているカネイラや監督交代後に守備的指示をあまり受けていないと思われるミゲルの場合はそれをやらずに居残る場面が多い。

ラインコントロールの練習をしていないので意思統一は難しいのかもしれません。まあ、ミーティングや選手同士では話していることでしょうが。

だから「理想のDFライン」にほとんどの場合なっていなくて、SB1人で「実際のDFライン」を敷いている。

ベティスがエドゥを使って3本の簡単なパスを通すだけでビッグチャンスをつかめた可能性が高かった。でも、ベティスは前半のシスコにせよ、後半のカッファにせよそうした意識はなかったですね。チャパロ監督はこの試合、ベンチ入り禁止でスタンド観戦んですけどね…(苦笑)。

正直、この守備のままではベティスレベルの相手には勝てるとしても中堅より上は厳しいな、というのが今のバレンシアを見ていて思うこと。

とはいえ攻撃面では前線が流動的に動いてシステマチックすぎていた硬直感を緩めつつあります。バネガ、シルバが3CHに同時起用されるようならもう監督の意図するポゼッションも出来てくるでしょう。ある程度守備に目をつぶって攻撃でごり押しするのもリーガの中ではありでしょうし、クーマン監督がどう考えどういう方向に向かっていくのかにも注目してみたいと思います。

以上、コラムをご覧頂ける人はこの図を参考にしてみて下さい。

ガビランにあった運 

その瞬間、「終わった」と思った。彼のサッカー人生が。

13日のUEFAカップAEKアテネ戦で競り合いの際に相手と頭をぶつけ意識を失ったまま頭(首)から落ちたヘタフェのガビラン。

あの落ち方からして車椅子生活になっていた可能性が高かったはず。

でも、奇跡的にガビランは最悪の事態を免れた。即病院に運ばれ、チームと共にマドリッドには戻ってこれないけれど14日にはチームドクターと共に戻る予定だ。

アンヘル・トーレス会長も「大丈夫だ。大事には至らない。本当に運が良かった」とほっとした様子で語っていた。

アルビオル、シルバ以上に注目を浴びていたバレンシアのカンテラ時代。レンタル先のヘタフェで輝き意気揚々とバレンシアに戻ってきた矢先に膝のじん帯損傷の大怪我を負った。

ツイテナイ。

彼はそう神様につぶやいたはず。

その怪我から復帰しても小さな怪我でコンスタントな出場は出来なかった。

「今季こそ」と意気込んでスタートした新シーズンも徐々に出場機会を失い、新監督の下では完全に構想外となり再びヘタフェに去っていった。

ツイテナイ。

また彼は心の中で叫んだかもしれない。

でも、きっと神様は見ていたんだ。君のリハビリの過程や今季同じ怪我を負ったアレクシスへの優しい対応を。

まだ、君にはサッカー人生がある。未来がある。

アニモ、ガビラン。

もうツイテナイ。とは言わせない。

AEKアテネ戦でのガビランの落下シーン

来季に向けたブラックリスト 

まあ、今の時期にそういう話しがあるのは当然でしょう。来季のチーム作りを考え始めないといけない時期なので。

地元では7名なんて数も出ています。(今後もあちこちで色んな数字、名前が上がってくるでしょう)

ミゲル、エドゥはほぼ決定。

ビジャも入っていると言われています。というかビジャの最近のインタのニュアンスを読んでいると「移籍だろうな」と思っています。

年末に移籍志願が噂されたシルバは家族がバレンシアにいるのでそう簡単には決められないでしょう。ただ、CL出場権を逃した場合は十分考えられますね。

その他、ヒルデブラント、エルゲラ、バラハ、ビセンテ、ジギッチなんかの名前も噂されています。(地元一般2紙では、サニー、マタ、モリエンテスも入ってましたね…)

まあ、バラハは切られないでしょうね…。会長との仲、代理人がキロンということからして。でも、バケーロが3名の戦力外について「サイクルの入れ替え」と出演したラジオ番組で説明していましたが、「ここ数年怪我で満足にプレーしていないバラハは?」と地元でも皮肉られていますからね。辻褄が合わない説明ならしない方がいいと思うんですけど…。

来季に向けてGKを獲得するのは間違いないですが、今頃になってセビージャのパロップを呼び戻す案もあるそうな。バジャドリードの若手GKアセンホもまだ狙っているようですし(ただ、サラゴサが獲るでしょう)、ビュテルが戻ってくる可能性は低いでしょうね。ティモ、カニサレス、ビュテルと良いGKがいるのに新GKを必死に探すフロントには苦笑するしかありません…。

また、ビュテルのみならずデル・オルノ、クーロ・トーレス、ビアナ、ガビラン、シシなどレンタル組の復帰も大きな問題。

こないだのバジャドリード戦前後でバジャドリードの番記者が「クーマンを応援している。だって、このままならシシがバジャドリードに残ってくれるだろうから(笑)」と言ってましたが今季終了後のバレンシアの叩き売りや大放出で喜ぶクラブは多いやもしれませんね。

ああ、大変。来季は誰が残っているのでしょうか。

サロム副会長に2つ言っていいですか?

選手はスポンサーのトヨタ車で練習場に来なければいけない、というチーム規約について聞かれて、

「バレンシアは誠実なクラブでスポンサーや契約を尊重する」

と誇らしげに言ってましたが、契約を尊重せずに他のクラブと契約を結ぶ選手(ファン・デル・ファールト)を露骨に狙い、監督(クーマン)を連れてきた現実はどう解釈したらいいのでしょう?

あと、今週出演したTV番組内で「個人的な意見を言わしてもらうが、アルメリア戦のスタメンは気に入らなかった。マルチェナ、マドゥロのドブレ・ピボーテでは攻撃を作れない」と指摘してましたけどもう副会長なので個人的意見とかは関係ない気がするんですけど…。

最近、バレンシアについての良いニュースや記事を書いていないので今後は意図的に探して書くようにしたいと思います。。。

悲劇のレバンテをつなぎとめる監督とキャプテン 

今のリーガで一番良い監督だと思っているのがレバンテのディ・ビアージ。
そして一番良いキャプテンだと思っているのがレバンテのデスカルガ。

勿論、レバンテに残った選手たちのプロ精神には頭が下がるが、彼らをつなぎとめているのはこの監督とこのキャプテンがいるからだ。

給料未払い問題、クラブの財政事情はもう限界を超えている。

選手はここ数ヶ月給料を受け取っていない。

銀行からの督促状、クレジットカードの差し止め通知が届いている選手もいるという。

今日からはバレンシア郊外にあるブニョル練習場ではなく市内にあるスタジアムでの練習となった。理由は簡単だ。「ガソリン代がもったいない」から。

この状況の中、会長は「選手が何を言おうが何をしようが払えるお金がない」ときっぱり言う。そう、本当にクラブは財政破綻しておりバレンシアのように新スタジアム建設に伴い市の土地・資金援助がなければ生き残れないと言われている。

このまま給料未払い問題が継続すれば来季は2部Bへの降格となりそうだ。

ただ、その状況の中でも昨日はデスカルガが「給料の問題は解決する必要はあるが、僕たちはプロの選手として最後まで残留を目指す」と宣言した。

1月の段階で辞任も考えたディ・ビアージながら「最後まで指揮を執る」と宣言した。この状況の中、指揮を執り続けることは「残留請負人」の彼の名を汚すことになる。ただ、彼は「この選手たちと最後まで戦う」と誓った。恐らく彼も給料を受け取っていない。

選手から「クラブが給料を支払わない以上、我々がクラブの要求を鵜呑みにすることはできない」と言われ、彼は前節から試合前日の前泊のルーティーンを廃止した。選手としては「前泊の出費も抑えよう」という意図らしいが、監督からすれば試合に集中するため、戦術ミーティングを行うために貴重な前泊だ。

問題児だけれど頼りになるエース、FWリガはもうこのクラブに飽き飽きだ。

彼はチームに「7日の練習後、スタジアムに閉じこもってデモをしよう」と申し出た。

彼は「お金がないからそのうちクラブオフィスかスタジアムで寝泊りすることになるかもしれない」と練習中に口ずさんだ。

恐らくこの状況が続けば住むピソ(マンション)から追い出される選手も出てくるかもしれない。大げさではなくこれが現実だ。

その中でチームを鼓舞する監督、チームメイトを鼓舞するキャプテン。そして戦う選手たち。

彼らに最大限の敬意と願いを持ちながらも、クラブがずさんな経営をした場合その行き着く先に何が待っているのかをまざまざと見せ付けられている。

以前、私は「バレンシアも心配だ」と言った。「レバンテ、かわいそうに」と他人事として見ているバレンシアのファン、マスコミを横目に私はどこか不安を隠しきれない。

ただ、今はとにかく、アニモ、レバンテ、の選手たち!

デル・オルノがまたも夜遊びで処罰 

アスレティック・ビルバオにレンタル移籍中のデル・オルノがまたもジェステと夜遊び。1月末のバルセロナ戦後にやっちゃったようですね…。スビアウレも含め3名は近くクラブから処分を言い渡されることになります。

ジェステもアシエルもその才能やサッカーセンスは申し分ないんですけどね、本当にもったいない。個人的には彼のバレンシア復帰の可能性はないと思っています。

バレンシアでもミゲル、M・フェルナンデスの2名に近く罰金が言い渡される予定。昨日、地元ローカルTV局のサッカー番組に出演していたサロム副会長によればミゲルはけがの治療のための午後の練習を1度すっぽかしたようでその分の処分も加わるそうな。

地元ではクーマン監督がミゲル放出をフロントに要請しているとの噂もあり、今のままでは夏の移籍は規定路線でしょう。



ビルバオ3選手の夜遊び発覚ニュースの詳細はこちら(日本!ワールドサッカー/携帯有料サイト)

無言を貫くという愛情。 

今日、2月5日はキケ・サンチェス・フローレスの43回目の誕生日だ。今、彼がどこで何をしているのか。そんなことは私が知る由もない。

ただ、彼は未だに無言を貫いている。一切、マスコミの前に出てくることはない。

午前4時半に解任され、「生活を取り戻した」と一言残してバレンシアを去って以来、彼は一度たりともマスコミの前で自身の心境を語らない。

新監督になりチームは浮上するどころか底なし沼に落ちていった。

「やっぱりな」

自分ならこう思っているだろう。でも、彼は表に出ない。口に出さない。

彼と親しい記者は必死で彼にインタビューを申し込んでいるという。

ただ、彼からは、

「今オレがマスコミの前で話せばそれはご都合主義だ。自分はそういう人間ではない」

ときっぱり言ったそうだ。

先日も『マルカ』紙のディエゴ・ピコ記者が「これだけ無言を貫いているキケを評価したい」とコラムを書いた。

監督が「クラブは危機にある」と会見で言い放ち、副会長たちは「戦力外の決定は監督が代われば覆る可能性がある」という。

今頃になってクライフ氏が、「バルセロナよ、バレンシアみたいな悪い例があるから監督解任はするな」と言いっている。今頃になって「キケの解任は間違いだった」と攻撃サッカー信奉者、クーマン就任時に両手を広げて歓迎した彼は認めている。

キケはこれからもきっと喋らないだろう。喋ったとしても本当のことは語らないだろう。

じっと堪える。無言を貫く。

そんな形の愛情があったっていいじゃないか。

44回目の誕生日はきっと選手たちと祝っているに違いない。心からおめでとう。

インタートト杯登録。そして心配は続く… 

1日に明らかになったのがバレンシアがシーズン終了後にUEFA杯出場権を逃すことを想定し、インタートト杯(参加希望クラブ)に登録したこと。

ルイスSDは『カナル9』のインタに答え「既に1ヶ月前に登録した」と答えています。クラブとしては経済的な面から例えシーズン開幕が早まるとしても参加は致し方ないとの見方。

ただ、ここで問題なのは同じ1日に会見を行ったクーマン監督。

「かなり早くにシーズンを始める必要があるからインタートト杯出場には否定的だ。クラブが経済的な面から出場を強要するならプレーするが、今のところクラブの考えは知らない」

とコメントしています。

クーマン監督のコメントの後に、ルイスSDがコメントしています。つまり、両者の間で「インタートト杯に出場するかどうか」の話し合いが全くされていなかったことになりますね。完全なるコミュニケーション不足です。

まあ、あまり深読みしたくはないですが、既にクーマン監督とルイスSDの間で亀裂があるのとの噂は噂レベルでなくなっているのかもしれません。

そりゃ、夏に自分が大金(合計3500万ユーロ)を積んで獲得してきたM・フェルナンデス、ジギッチをあっさり構想外にされては立場がないでしょう、ルイスさん。でも、その監督を連れて来た人として会長に隠れ蓑にさせられているのがルイスさん、あなたです。だから、笑えないんですよね…。

ラファエル・サロム副会長がはっきり答えていましたが、CSKAモスクワのFWジョーにバレンシアは「1800万ユーロのオファーを出した」そうです。ただ、相手が「2500万ユーロ」と図に乗ってきたため交渉決裂となったそうな。

本当にどこにそんな大金を出せる余裕があったのでしょうか?

ちなみに先日話した、Bancaja(銀行)からの2億ユーロの融資はOKが出ました。

ただ、3年半の返済期間で利子は2.5%。

Bancajaはメスタージャの土地売却の最終資金を2億9600万ユーロと算出していますので、バレンシアはこの時点で既にBancajaに土地売却資金の67%を抑えられていることになります。

2億ユーロを借り入れる前のクラブの借金は1億2200万ユーロと言われていますので、現段階での借金の総額は「3億2200万ユーロ(約510億円)」とみられています。

ちなみに、細かいことですが、経済部門の副会長に就任したアルベルト・マルティ氏は、31日の『ラス・プロビンシアス』のインタビューで「オフィシャルショップは赤字だ」と認めました。確かに、今季のオフィシャルショップは本当にガラガラで店員が暇そうなんですよね…。

まあ、お金の話しはやめましょう。私が心配しても地元の人に「まあ、何とかなるから。やばい時には自治体(市、州)が何とかしてくれるし、それでも駄目なら何か税金でも上げてバレンシアが潰れないように対策を講じるよ」なんて言われるだけなので…。楽観主義もここまでいくと崇拝の域に入りますね…(苦笑)。

さて、ルイスSDの去就問題が密かに噂されておりますが、ジョーが来ていればジギッチははじき出されていた可能性が高いですから、ルイスさんの面目が丸つぶれだったのは明らかです。そりゃ、彼とてよく思っていなかったでしょうし、ジョーを獲得しようなんて思っていなかった可能性は高いです。

バネガ、マドゥロの獲得にしてもクーマン、スロット、サロムの3人で進めていたようでルイスさんの姿はあまり見ることありませんでした。

結局、今はサロム副会長がスポーツ部門の全権を握ってしまったのでルイスSDは最終決定権がありません。SDって何だ?って思ってるはずです…。

1日の『ラス・プロビンシアス』のインタでは社交部門のアグスティン・モレラ副会長が、

「バレンシアはやり方を間違った。クラブのイメージを傷つけた。決定はクラブにとって良いものかもしれないが、やり方というのも決定同様に重要なものだ。こうしたことは変えていかねばならない」

「(戦力外3選手の決定は)恐らくやり方が良いものではなかった。ただ、これは会長の決定ではない。ファン・ソレール(会長)に相談こそあったが、完全にスポーツ部門から決定されたものだ」


と語ってます。もう、笑う力すら湧いてきません…。

だって、この人、今副会長にいますけど、ずっとクラブ幹部としている人ですから。ソレールの右腕としてずっといる人で、今回の戦力外の決定についてもずっとクラブにいた人なので。

新たに来た人が「やり方が違った。イメージを損ねた」なんて言うならまだわからないでもないですが、理事としてその場にいた人が今頃になって、「やり方違いました」なんてよくぞ言えたものですね…。

こうした発言を受けて、アルベルダは「そんなこと信じるはずもない。もしこういう発言を受けて今回の決定が覆るようなことがあれば、それこそサーカスだよ」と苦笑してます。

サロム、モレラ両副会長共に、

-違う監督が来たら戦力外3選手の扱いは変わるか?

「恐らく。ただ、クーマンを信頼している」

と言ってます。自分は本当にこの会長、幹部である限り、バレンシアは落ち続けるような気がしてなりません。

現場で頑張っている皆さんが心配です…。

ミカエルさんのご冥福をお祈りします。 

1月31日、以前から紹介していたシュティーリケ監督の息子さんであるミカエルさんがお亡くなりになりました。心よりご冥福をお祈り致します。

元レアル・マドリーの選手ということでレアルの公式ホームページでもお悔やみの言葉が出ています。

23歳。あまりに若すぎます…。




2008年1月9日 マルカ紙に掲載されたシュティーリケ前コートジボアール代表監督の記事
【9日のマルカ紙に掲載されたシュティーリケ前コートジボアール代表監督の記事】

アフリカ選手権前となりましたが、こんなニュースをご存知ですか?

コートジボアール代表、大会直前で監督交代

2人目の息子であるミカエルさんが5日昏睡状態となりました。生き延びるためには臓器提供(肺)しかなく、その期間も「2週間以内」と言われています。

そうした状況の中、「今はサッカーは二の次」と言って監督を退任し息子を支える決心をしたシュティーリケ監督。

そんな彼とミカエルさんのためにもコートジボアール代表には頑張ってもらいたい。

妻、2人の息子、そしてあなた共に闘うことを決めた親父(シュティーリケ監督)のためにも、
「アニモ、ミカエル!!」

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