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 2008年07月 

バレンシアの給与体系 

ビジャロンガ体制になりトップサラリー制度の廃止となりそうですが、昨シーズンまでの給与体系は基本給の上限が180万ユーロ(約3億円)。それに出場給や選手ごとに設定されているインセンティブボーナスなどが付いて上乗せがあるシステム。ただ、国王杯優勝のボーナスは支給されていないはず。

アルベルダの裁判でクラブが明かした通り、実質的に300万ユーロ(約5億円)超えの選手がいるのも事実。ただ、問題はフロントの人間が毎年替わるので給与体系や評価方法が確立されていないこと。あと、ソレール体制になってからの異常なほどの「契約延長ラッシュ」も問題でしょうね。クーマン、カネイラのケースがいい例で、彼との個人的な関係で契約延長や年俸アップが行われてきているので。

ビジネス界で成功をおさめてきたビジャロンガですから、こうした制度改革にも着手してもらいたいものです。個人的にはトップサラリー制度の廃止は賛成。ビジャやシルバらが300万ユーロ以上の基本給を受け取ることは彼らの実力やパフォーマンスからすれば(欧州サッカー界では)当然のことかもしれませんし。

ちなみに、昨シーズンの選手ごとの年俸支給額は以下の通りとなっているようです。(年俸はボーナス付きの総額)

ビジャロンガ体制や彼の方針についての個人的見解は携帯サイトのコラムにまとめましたのでそちらをご覧下さい。

【300万ユーロ以上】

バラハ
アルベルダ
ホアキン
ビジャ

【200〜300万ユーロ】

モリエンテス
カニサレス
マルチェナ
エルゲラ
アルビオル
シルバ
ビセンテ
エドゥ
アングロ

【100〜200万ユーロ】

ヒルデブラント
アレクシス
モレッティ
カネイラ
ミゲル
アリスメンディ
ジギッチ

【100万ユーロ以下】

クーロ・トーレス(ムルシア)
モラ
マヌエル・フェルナンデス(エバートン)
ガビラン(ヘタフェ)
マドゥーロ
マタ
サニー
バネガ

※名前の入っていない選手(デル・オルノ、ダビド・ナバーロなど)はレンタル先のクラブが年俸の全額を支払っていたと思われます。

14日、始動時の召集メンバー 

ウナイ・エメリが14日から始まるプレシーズン始動時の召集メンバーを発表。ユーロに出場した代表組(マルチェナ、アルビオル、シルバ、ビジャ、ミゲル)、五輪出場予定のマドゥーロ(オランダ)、バネガ(アルゼンチン)は含まれておりません。

【GK】2名
ヒルデブラント
グアイタ

【DF】5名
アレクシス
ダビド・ナバーロ
エルゲラ
モレッティ
デル・オルノ

【MF】7名
バラハ
エドゥ
パブロ・エルナンデス
ホアキン
アリスメンディ
ビセンテ
マタ

【FW】2名
モリエンテス
アングロ

【構想外】4名
ビュテル
アルベルダ
マヌエル・フェルナンデス
ジギッチ

一応、14日に呼ばれているのはこの20名。

今週中にガビラン(→ヘタフェ)、シシ(→ベティス)の移籍が決まる予定で、その他レゲイロ、ウーゴ・ビアナ、エストイヤノフ、クーロ・トーレスがいますが彼らは招集されていないようですね。基本的に構想外となっているものの、クーロ・トーレスはケガのリハビリのためにバレンシアに残る予定。もちろん、チーム登録(背番号)はなしとなります。

余剰人員の整理、予想はしていたもののかなり難航していますね。

カニサレスが結婚 

5日、元バレンシア副会長サロム氏の姪でもあるマイテ・ガルシアさん(25)と結婚したカニサレスですが、その夜式会場となったイビサにて披露宴を開きました。サッカー関係者など約400人が集まり、盛大に行われたようです。おめでとう、サンティ!ちなみに、前の奥さんと呼ぶべきかわかりませんが(籍を入れていたかどうか不明)、彼にはその女性との間に3人の子供がいます。

サッカー関係者ではグティ、ラウル、ルイス・エンリケ、ミチェル、カマーチョ、アルコルタなどが参加し、バレンシアからはアルベルダらなど。

さて、気になる彼の今後ですが集まった報道陣には「現役続行したい」と明かしています。シーズン終了後から式、披露宴の準備に追われていたようですがオファーはあるでしょうし、現役続行を優先事項として検討していくことになるのでしょう。

追伸:
バレンシアの関係者には基本的に招待状が届いたようですが、昨年のチームメイトでは4人が招待されなかったそうな。モラ、ヒルデブラント、カネイラ、バラハ。かなり意味深ですね…。

重ねてお願いです 

OCNスポーツの件ですが、下にも述べました通り私の方からこれ以上コメントすることはありません。重ねてお願いになりますが、事態沈静化に向けて皆様もご協力下さい。

また、すでに粕谷様からも謝罪メールをもらいましたし、担当者様からは何度も事情説明を頂いております。私サイドでは対応に対する不満は一切ありませんのでどうかご理解下さい。

以上、宜しくお願いします。

小澤一郎

OCNスポーツの記事の最終報告 

すでにOCNスポーツのサイトに掲載されております通り、最終的な事実確認がとれました。

お詫びと訂正の記事(OCNスポーツ)

単純なミスが重なったようです。担当者の方から私にも説明がありました。

事実確認をしてもらい、お詫びと訂正をしてもらった以上、私からはもうこの件についてコメントすることは何もありません。

皆様にはご心配をおかけしたかと思いますが、今後とも宜しくお願いします。

小澤一郎

OCNスポーツの記事について 

ブログに頂いたコメントで初めて知ったのですが、OCNスポーツにある粕谷秀樹さんの「スペインの勝因」というコラムが先日私が書いたブログの記事と重複していたようです。

OCNスポーツ ESPORTE 「粕谷秀樹が語る、スペインの勝因」

私自身もこのコラムを読んで目が点になりました。どうなっているのか全くわかりません。

私はゴーストライターなわけでもなるつもりもありませんので、当ブログの記事をコピペされたというしか説明のしようがありません。

一応、私の方から事情説明を求めるつもりですので何かわかりましたらまた報告させてもらいます。

ご心配頂いたみなさん、ありがとうございました。




1つ事実確認ができまして、私がいつもお世話になっている携帯サイトとは何ら関係がありません。携帯サイト側の担当者様もこの事態に困惑されております。

残念ながら「OCN」の頭文字でつながりはありますが、OCNスポーツのサイトとは全く関係ありませんのでその事実関係はここで強調させて頂きます。

私個人の問題なら別にいいんですが、読者の方、携帯サイトの方に迷惑がかかってしまっているのでやはり困りますね。また続報が入りましたらご連絡させて頂きます。尚、皆様にお願いですが今回の件であまり過剰な反応やコメントはお控え下さい。何かわかりましたら、早めに続報は入れますので。何卒宜しくお願いします。

スペクタクル!な選手たち 

スペイン中を感動、震撼、爆笑、涙させたのが優勝決定後のこの映像。今大会を放映した『クアトロ』(民放TV局)で何と生中継にこんなことが起こってました。ほんと、私も笑いすぎて泣きました…。

そして、我らがビジャ!!マラビージャ!!最高でしたよ、完全に酔っ払いですから…(爆)

シャンパンを浴びているアナウンサー、ファンマはアストゥリア出身。大会前からビジャと共にスポルティングの昇格を願うなど大会中に親交を深めたアナなんです。

普段みれないようなビジャの愛らしい姿、是非ご覧下さい。実はこういう奴なんですよ、ビジャって。インタビューとか会見では素っ気ないですけどね。でも、ビジャ、あんた、、、ケガして決勝欠場してたよね?そんなに飛び跳ねて大丈夫だったのか?

そして、スペイン代表選手たちの裸体(パンツ姿)もお楽しみ下さい。(グイサにはヒヤヒヤしましたが…)


グラシアス、アラゴネス爺 

スペイン代表が凱旋帰国した30日、飛行機の中で選手たちは「ミステル(監督)がいないなら俺らは代表に戻らない」と大合唱したそうな。

30日、マドリードのコロン広場で行われた優勝セレモニーでマイクを握ったカシージャスは「Luis Aragones〜♪」とコールをかけ、「Luis, quedate(ルイス、残ってくれ)」の先導役にもなった。カシージャスのみならず、選手はマイクを握る度にルイスへの感謝を述べてます。

決勝での表彰式後、選手とは別の階段でひっそりロッカールームに引き上げたアラゴネス爺を呼びにいったのはプジョルだったそうな。トロフィーを受け取ったばかり、歓喜を爆発させていたチームの中で「ルイスがいないぞ」と気づけるプジョルもプジョル。そういえば、プジョルは「ルイスのために優勝したい。彼はそれに値する」と決勝前日に泣かせるコメントをしてたっけ。ほんと、プジョルの男気にも涙が出るが、プジョルをここまで本気にさせるルイスもルイスだ。

1日、『マルカ』紙の取材を受けるためにマドリードマルカ本社に姿をみせたルイスには2分近く拍手が鳴り止まなかったという。そこでルイスは「もうやめてくれ。そんなことをされたら感極まるじゃないか。批判に耐える方がまだましだ」と返したそうな。

ただ、個人的に一番泣かされたのがその『マルカ』紙でのインタビュー内容。

−優勝後、「あの選手を連れて行ってやりたかったな」と思ったのでは?

「そう、2、3人の名前が思い浮かんだ。タムード、アルベルダ…。アルベルダは戦術的にパーフェクトな選手だ。スピードがないと思われがちだが、戦術的な点からすれば本当にパーフェクトな選手なんだ」



よくわかりましたよ、この監督がなぜこれほどまでに選手から愛されるのか。もちろん、嫌う選手もいるんですけどね、エルゲラとかみたいに(笑)。

ちなみに、スペインでは「クーマンありがとう。お前がアルベルダにあんな仕打ちをしてくれたお陰でマルコス・セナが今回のメンバーに入った」みたいな記事書いてる記者いるんですよ。ほんと、わかってないしスペイン人らしい。「ラウルを選ばなくて正解だった」とか今頃言ってる人と変わらないですからね。そうじゃないでしょう、と。アルベルダやラウルがいたからこそ、今回の代表、成功があるわけでアラゴネス爺も今回の選手たちも絶対に今まで貢献してくれメンバーに入れなかった選手たちに感謝している。その責任感が彼らをここまでの“チーム”にしたんですから。

まず、そこをしっかり評価してあげないとダメでしょう、スペイン人たちよ!(まあ、愚痴になるからこれ以上はやめときます)


また、自分が選んだ選手はとことんまで信頼し抜くんですよ、この人。だから、

−マルチェナもよかったですね?

「素晴らしかったよ。彼はいいディフェンスをするのみならず、インターセプトも上手い。彼への批判もあったが、わしとプジョルは全く理解できなかった」



とか言えちゃう。自分は携帯サイトのコラムでも書いてましたが、大会直前のスペインDFをみて「悪くない」と思っていた。余計なオフサイドトラップがなくなっていたので、「ああ、一発勝負の大会用にアレンジしているな。ドイツW杯の敗戦、反省を活かしているな」と思った。

また、普通にサッカーみれる人ならペルー戦でのマルチェナのクリアミスって連携ミスであって個人のミスではない。あれはカシージャスのコーチングが遅かったせいでもある。そこをみれない(多分、イケルだから批判できない)でマルチェナばかりに批判を向けるスペインのマスコミにも失笑してましたし、昨年のバレンシアでの精神的な強さをみていたから自分はマルチェナに期待してました。

してやったり、マルチェナ!

でも、一番マルチェナに期待していたのはアラゴネス爺であり、その期待に応えようとマルチェナも奮闘した。人が信頼、期待し合うことの大切さを教わりましたよ。

そんな偉大な名将、アラゴネス爺ですが、スペイン国内ではマスコミもファンも「ありがとう」の言葉がかけられない。今更「続投を!」なんて言う勇気も人間的な器もない。

例えば戦術や采配を批判してきたならいいですが、彼らは人間性とか監督としての資質を侮辱してきた。だから、今更「ごめんなさい」も「ありがとう」も言えないんですよね。

だって、「カシージャスを生んだ母なる通り」を作ろう!って運動が起こっているのに、アラゴネス爺の銅像を作ろうなんて声が1つもないのはおかしいでしょう!?ヒディングなんて韓国でも(恐らくロシアでも?)作られてるじゃないですか。

ということで、自分は予選の苦しい時期に戦術や采配を批判してきました。その時点では確かに悪かった、みえなかった部分も多かったですが、ここまでチームを作りあげ結果を出してくれた以上、まずは、

「ごめんなさい、アラゴネス爺」

と土下座した上で、

「ムチャス・グラシアス、アラゴネス爺」

と叫びます。「本当にありがとう」しかないですね、今は。

ペジェグリーノがリバプールへ 

ペジェさんことペジェグリーノがリバプールに移籍することになりました。現役引退前にも誘われて一度断ってましたが、今回もベニテス監督に直々に誘われアシスタントコーチへの就任決定です。

昨シーズンはバレンシアのカデテBでぶっちぎりの優勝を果たし、自分でも彼らの試合や彼の手腕を多少みてきたので若干残念ではありますが、またバレンシアに戻ってきてもらいましょう。いつかトップの監督になると思いますよ、この人。

実は、身売りの噂が出ているレバンテの監督就任の噂もあったんですよね。結局は違う人間が買収したのでその話しも消えましたけど。

このシーズンオフでスペインのS級ライセンスにあたるレベル3を取得しているはずなので、今後はオファーさえあればプロチームの監督になれるはず。

リバプールにとってはいい補強になるでしょうし、バレンシアにとってはこの夏を象徴するかのような実力者の移籍。いよいよユーロも終わり、今週末か来週にはビジャの代理人タマルゴもオファーを持ってバレンシア入り。厳しい現実がやってきそうですね。