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足元を見られるバレンシア 

代表組は各選手いいパフォーマンスをみせてくれましたが、バレンシアに戻ってくるとなかなかいい話題がない。給料未払いもピッチ内にそろそろ影響してくる頃ですし。

まずは、シルバに対するユベントスのオファー。

オファーの経緯やマスコミの使い方からしてユベントスのしたたかさがよくわかる。

ユベントス側が現時点で考えているオファーの内容は、移籍金2500万ユーロ(固定)+500万ユーロ(インセンティブ)。最高で3000万ユーロ。シルバに対しては5年契約、450万ユーロの年俸。

このオファーをIMG所属でパロップの代理人を務めるホセ・ビセンテ・セギに託して、彼を使ってバレンシアを切り崩しにかかっている。セギ代理人はバレンシアの財政状況やシルバの代理人の思惑をよく知るスペイン人代理人のため、ユベントスの人間が直接交渉をするよりまとまりやすい。

で、バレンシアの足元をよく見ているな、と思うのはユベントスのオファーの出し方。

「もし今すぐにこのオファーを飲んでくれれば、今すぐキャッシュで移籍金を支払いますよ」

と言っている。バレンシアが給料未払いになるくらいお金に困っていることにつけ込んで、現金をちらつかせている。多分、具体的に「この移籍金で選手のお給料を支払ってもいいんじゃないですか?」くらい言ってるでしょう。

だから、バレンシアにとってシルバを2500万ユーロで売るのは安いし、シルバにとってもイタリア行きは考えものなんですが、今後具体的な話し合いに発展する可能性は十分ある。

冬の移籍市場が閉まったこの段階で突然オファーを出す気配を見せている理由はこういうこと。ユベントスはシーズン終了後の夏になれば獲得合戦が激しくなり、移籍金が釣り上がることをわかっているので、今のうちにバレンシアの弱みにつけ込んでシルバを獲得しておきたい。


さて、昨日のマラガ戦。

試合前の1週間、マラガ側の会見内容をずっと聞いていたけれど、選手も監督もみんな口を揃えて、「マラガが先制したり、バレンシアがリズムの悪いサッカーをするとマラガ有利な雰囲気になる」と言っていた。

もう昨年からこれは一緒で、どうしてもメスタージャのファンはここ数年の栄光、過去と今のチームを比較してしまう。だから、ちょっと状況が悪くなるとすぐにチーム、選手にブーイング。こうなるとホームの利なんてあってないようなもの。

確かに相手はバレンシアをリスペクトしてくれて、多少引き気味、昨日のマラガも後半に追いついてからは「勝ち点1で十分いい結果」という感覚でサッカーをしていた。でも、ファンの後押しがないとなかなかチームが乗っていかない。

チームがいい時、リズムがある時にファンが後押ししてくれるのはどこでもそう。

逆に悪い時に後押ししてくれるファン、スタジアムにならないとこの先もバレンシアは厳しいかもしれません。

正直、今は「俺たちはバレンシア。バレンシアはビッグクラブだ」という感覚が足かせになっているかな。

ソリアーノ会長もファンのそうした感覚をわかっているから、簡単に「バレンシアに絶対的選手などいない。ビジャ、シルバが欲しければ違約金を支払いなさい」と言えない。セビージャのデル・ニド会長やビジャレアルのロイグ会長はこういうこと言いますからね。レアル・マドリー、バルセロナ以外のクラブはこういう方針でいいと思うのですが…。

会見でみせるウナイの顔が日増しにけわしくなっていて、余裕のなさが伝わってくる。彼の心労はよくわかるし、多分彼の心中には選手がピッチ内のことに集中できていない状況へのもどかしさがある。選手もこの状況の中よくやっていると思うし、最近の調子はよくないけれど何とかCL圏内争いには踏みとどまっている。

とにかく今は我慢の時で、ピッチ内での修正や戦術云々よりもピッチ外での問題を少し解決しないと前進しない気もします。ソリアーノ会長が一歩前進となるような具体的解決策を披露してくれることを願うしかないですね。

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リーガ第21節 バレンシア対アルメリア 

リーガ第21節 バレンシア対アルメリアでの閑散としたスタジアム
【バレンシア対アルメリアでの閑散としたメスタージャ】

いつも通り、速報的なんだけれどそれなりに分析もしている(はずの)ショート・マッチレポートはケータイサイトで書いています。

恐らく今後も同サイトで、自分が取材観戦する試合のショート・マッチレポートを書かせてもらうと思います。自分の場合、ビッグクラブよりもバレンシアはもちろん、いいサッカーをしている中堅、スモールクラブを見たいという主義なので、こうして試合レポートを受けてもらえる媒体があるのは光栄なことですね。

試合の内容や展開は置いておいて、気になったことをいくつか。

●寒い上に雨、だったこともあり今季最低の観客動員数だった、らしい。“らしい”というのはバレンシアの場合、大体の数字しか出ないから。この試合の動員数は「約2万人」と大雑把。でも、よく考えたらメスタージャもチケットや年間シートのカードのバーコードを機械に“ピッ”と通して入場するんです。ということとは、正確な入場者数を把握できるんじゃないのか?という疑問がわくわけで、カンプ・ノウなんかは細かい数字を出していますよね。「まあ、チケットが売れたから何人入ったか数えるシステムまで導入せんでもいいやろ?」というスペイン人的考えなのか!?

●最近あまり調子のよくないシルバ。でも、試合中、何度も味方に「あっちに走ってよ!」とか、「何でもっと前のタイミングで(パスを)出さないんだよ!」と文句たらたら。デビュー当初から観ているとこれも立派な成長の証なわけで、完全にバレンシアの司令塔になりつつあるな、と思った次第です。ピッチ外でこれだけ静かで大人しい選手が、ピッチに入ると豹変してガンガン物言う選手となるのがこれまたスペインであり、世界では当たり前のこと。

●ロスタイムに見事なセーブを見せたGKセサル。しかし、彼って服のセンスがない。ピッチ外のセンスがないだけなら「まあ、サッカー選手だし」と許せますが、何なんでしょう、このアルメリア戦のいでたち。黒・黒・オレンジ、色合い的に悪くはないんだろうけど、何だか着こなしに雰囲気がない。今季開幕当初、解説をしていたカニサレスがレナンを観て、「今季のバレンシアのGKユニフォームはここ数年で一番ダサい。オレなら文句を言うか別のユニを作ってもらうね」と笑いながら話しておりました。カニちゃんの場合、格好を付ける意味合いもあるけれど、目立った色(髪の毛)で「相手選手にゴールを小さく見せる」ことも意図していたんですよ。これまでのいでたちを見ても、肩パットが入ったユニや指先があまっているであろう大きめのグローブと、細かなところに気を遣っています。セサルの場合、もしユニを作ってもらえることになれば絶対にピンクを頼むんだろうな…。

●最近のバレンシアの試合を観ていて思うことは、「攻撃で重要なのはボールを持つことではなく、トップスピードで前に運べるかどうか」。最近はとにかく、ボールに持つことに慣れすぎて、スピードに乗った攻撃がないですよね。この試合、バラハ、M・フェルナンデスの全力疾走は一度も見なかった気がします…。

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