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私がメルマガを書く理由 

有料メルマガ(小澤一郎の「メルマガでしか書けないサッカーの話」
を創刊して1ヶ月が経過。

今日は、メルマガをやってみて感じたこと、
それから運営スタンスについて少し書きたいと思います。

創刊後から、会う人、会う人に、
「週1ペース(毎週水曜)での配信なんて、大変ですね?」と言われるのですが、
全くそんなことはなくて、やはり「やってよかった」と思っている。(現段階では…苦笑)

理由は単純明快で、
ジャーナリストとしての成長に必要な、“戦いの場”を確保できたから。

言ってみれば今の自分にとってメルマガは、毎週ある公式戦。

毎週、毎月、リアルに読者数の変動であったり、読者からの反響が届くので、
書き手としてはこれ以上の真剣勝負の場はないと思ってます。

シビアで厳しくはあるけれど、一方で結果が明確でやりがいのある場所。

もちろん、他媒体での仕事も同じく大切な真剣勝負の場であり、
手を抜くことなくメルマガ同様のスタンスで仕事をさせてもらっていますが、
やはり自分の名前で勝負しているわけではないので、結果についてはわからない。

編集の方から、「あの号の小澤さんの記事は、評判良かったですよ」と
言われることはあっても、「評判悪かったです」と言われることはない。

その意味で、評判云々の前に、購読者数で毎号はっきり結果の見えるメルマガは
フリーランスの人間にとってやりがいのあるメディアなのかなと思います。

結局、サッカー選手、監督がそうであるように、
書き手の人間も定期的、できれば毎週、真剣勝負の場がないと伸びない、
と私は思っています。

あと、今は毎週コラムやインタビューなどのコンテンツで構成していますが、
しっかり試合を追いかけて、
試合のレビュー・分析を毎回書くようなメルマガにもしていきたい。

選手が試合をしないと本当の意味でサッカーが上手くならないように、
サッカーの試合を観て、サッカーを語らないと、
本物のサッカージャーナリストにはなれないような気がするから。

少なくとも自分は、文章力や表現力で勝負できる書き手ではないので、
サッカーそのものに迫った内容で勝負するようにしようと考えてます。

その意味でも、観るべき試合は多いのに、
書く場の確保や健全な競争がままならない現状や仕組みは変えていきたい。

例えば、Jリーグや日本代表の試合の取材申請について。
私は、ネットメディアやメルマガをグレーなメディアにしたくない。

サッカーの話題が日常会話の中に溢れるようになる、
日本のサッカーメディアが健全な競争の下でレベルアップするためには、
こうしたメディアもメディアとして認められる方が良いのでは?という考えです。

個人的には、JリーグやJFAがメディアとして認めるかどうかを判断するのではなく、
ある程度時代の流れ、オープンな市場に任せて、
メディアとして形になる、採算が採れるのであれば、
何らかの基準を設けて認めていくやり方でいいんじゃないかと思ってます。

要するに柔軟性を持って対応してもいい時代、時期に来ているんじゃないかと。

だって、もはや出版業界と同じくメディアも「紙かネットか」という時代じゃないでしょう。
紙もネットも両方大事で、両方やってるメディアも多い。

別に自分も今までの慣例に沿って、お仕事させてもらっている紙媒体に許可をもらい、
そこから取材申請を出してもらって取材をし、
同時並行でネットメディア、メルマガに記事を書いてもいい。

でも、それをやったらいつまで経ってもグレーなままじゃないですか。

ブログを含めたネットメディア、携帯サイト、メルマガなどが
日本サッカー界で「メディア」として認知され、
その場を使って活動するライター、ジャーナリストが増える方が、
市場として活性化し、未来は明るいと思う。

健全な競争があって、書き手や媒体同士が凌ぎを削ってレベルアップを図ること。
これが読者のサッカーに対する見る目を養い、
結果的には日本サッカー全体の底上げになると考えます。

サッカーの書き手なんて、「ライターです」と名乗ればなれる。
にもかかわらず、今のこの業界には人の流動性やイキのいい若手の存在感がない。
まだまだ、健全な市場も競争もないということ。
意外に参入障壁が高いのではないでしょうか。

ブログでもメルマガでもこれからの時代は形・媒体にこだわることなく、
読者がしっかり付いて、書き手として生計が立てられているなら、
それはそれでいいんじゃないか。

今後、ブログで1日のアクセスが数万、有料メルマガの読者が数千人、
でも、専門誌には書いていない、という書き手が出現するかもしれない。
それだけ読者が付いているということは、書き手として能力、魅力がある証拠。

これからの時代、どこの媒体で書いているかはあまり重要ではなく、
もっと本質的にどのくらいの読者を持っているかが重要になりそうですし、
現にTwitterなどソーシャルメディアの影響力が日々大きくなるにつれ、
リアルな数字が表に出るようになってきています。

私もこの業界で生計を立てている以上、有能な若手が次々に現れ、
仕事がなくなるのはある意味怖い(苦笑)。

が、そうなった時には自分の実力不足ということできっぱり諦めもつくでしょう。
(そうなる前に、必至に切磋琢磨して、自分のレベルアップを図ろうと努力しますけどね)

私は、有能な若手が現れず、
新陳代謝のない市場や業界は廃れていくもんだと思っているので、
自分のためのみならず、自分が属する業界のためにも最低限、
ネットメディアがメディアとして認められるような働きかけをしたい。

ということで、9月の代表戦に合わせてJFAには、
ネットメディアやメルマガで代表の取材申請を出したい旨を伝え、
「現状では、お断りしています」との回答を頂いております。

体当たりしても、「ダメなものはダメ」と言われそうなので、
ここは次の一手を慎重に、戦略的に考えながら行動していきます。


最後に一つ。

先日、街場のメディア論 (光文社新書)を拝読してふと思いました。

現在、私のメルマガの最後には以下のような内容の文を記載しています。

 本メルマガにおけるコンテンツの著作権は、すべて小澤一郎または記載の著作者に帰属します。本メルマガの内容の大部分または全部を無断転載、転送、再編集など行なうことはお控えください。ブログ・Twitter・SNS等で適度な範囲での引用・言及を頂くことは大歓迎です。



ですが、今後はネット上での「著作権放棄」を宣言されている
内田先生までとはいかなくとも、
「著作権」によりオープンなスタンスを取っていこうと思います。

ネット上でのメルマガの引用・複製は自由。好きにやって下さい。
コピーフリーなので、許諾不要。
もっと言うと、知人への全文転送も咎めるつもりはありません。

メルマガ内で使う写真についても、基本的には記事と同じスタンス。
インタビューカットなど肖像権の問題が絡む場合は、個別対応します。

なぜわざわざこういう宣言をするのかというと、
内田先生の言及通り私のメルマガ運営の目的も、

書くことの目的が「生計を立てること」ではなく、
「ひとりでも多くの人に自分の考えや感じ方を共有してもらうこと」



だからです。

自分の場合、お蔭様でメルマガがなくとも生計は立てられていますし、
これで一儲けしよう、できるとは正直思っていません。
(「遠い将来そうなればいいかな」くらいの気持ちはあります?!)

むしろ、メルマガというメディアを使って自分のジャーナリストとしてのスキルを上げながら、
同時に上に書いてきたような日本サッカーやサッカーメディアの問題点を改善することに
つながればいいなと考えています。

現状では、自分の記事のみならず、
自分の活動スタンスまで見極めた上で購読してくれる読者がほとんどだと思います。

だからこそ、Twitterなどで記事のプロセスや取材の周辺事情まで可視化してもらうよう
全てオープンにしています。

ある読者の人が、「小澤って面白いサッカージャーナリストのメルマガがあってさ」
と言って友達にメルマガを転送することは、私にとってはありがたいことなのです。
だから、「無断転載」云々の表記は外します。

或いは、「あいつがまたこんなこと言ってたんだけど」と
ブログや掲示板などのネタに使ってもらっても構いません。


こういう宣言をすると、
「月840円払って購読している読者をどう考えていんのだ」
「じゃあ、無料化にすればいいだろ」
という声があがりそうですが、そういう考えの人はどう転んでも購読してくれないでしょうから、
すいません、相手にするつもりはありません。

私がメルマガを始めた理由の一つが、
雑誌などの原稿料が上がる期待はできず、取材費も出ないケースが多くなっている中で、
しっかり現場に足を運んで、取材して記事を書く、コンテンツを作る環境の確保です。

業界全体がジリ貧になって、ライターがろくに取材もできずに良い記事をかけなくなるなら、
結果的に困るのは読者であり、その先にある日本サッカー界です。

メルマガの記事にはそれなりの自信を持っていますが、
まだメルマガというメディア自体が新しいものなので、
文字(記事)だけにお金を払うという概念は一般化していないと思います。

それを逃げ道にするつもりではなくて、
現状では記事の裏にある書き手としてのサッカー観、軸、気概なども含めて
読んで、楽しんで欲しいなと思っています。

これまた内田先生が言う通り、

消費者とは「もっとも少ない代価で、もっとも価値のある商品を手に入れること」を目標とする人間のこと



メルマガに月840円出すくらいなら、
デザイン性があって、色々な書き手の記事がパッケージ化されている雑誌を買うよ。

という声があるのは当然ですし、私もそういう考え方は尊重します。

だからこそ、私も今は、消費者向けに「メルマガを売ろう」とは思っていません。
背伸びすることも、媚びることもしません。

買う、買ってもらうの上下関係ではなく、
私がスペインでまがりなりにも磨いてきたと自負している
サッカーの見方や捉え方に共感してもらったり、
活動方針に共鳴してもらいながら、対等な関係を築きたい。

つまり、一緒になって良い記事を作ってもらい、
日本サッカーを良くしていきましょうよ、ということ。

そんな想いを抱きながら、私は今メルマガを運営しています。


小澤一郎の「メルマガでしか書けないサッカーの話」
小澤一郎の「メルマガでしか書けないサッカーの話」
サンプル号

まぐスペインタビュー 小澤一郎



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FC東京の戦術的課題 

本日配信(23時)のメルマガ『小澤一郎の「メルマガでしか書けないサッカーの話」』
の内容は、

■FC東京についてのコラム

■シャビ・エルナンデス(バルセロナ/スペイン代表)インタビュー(下)

の2本立て。

珍しくJリーグについてのコラムを書きました。

今季のFC東京は全てではないものの、ホームゲームを中心に数試合見ており、
天皇杯2回戦駒澤大学戦でも見え隠れしたチームの戦術的課題について言及しています。

また、Twitterでも取り上げた、城福監督の「前半0-0」発言についても
私なりの見解を示しています。


続いてのコンテンツは、シャビの独占インタビュー後半。


――ジョゼ・モウリーニョがレアル・マドリードの監督に就任しました。バルセロナにとっては、新たなモチベーションとなりそうですか? また、モウリーニョのマドリードをどう見ていますか?

――ラウール、グティがレアル・マドリードを去りました。彼らの去り際は悲しく、冷酷なものに映りましたか?

――バルセロナは、セスクの獲得に失敗しました。もし獲得できていれば、あなたの後継者としても期待できたと思うのですが、セスクなき現バルサにおいてシャビの後継者になりうる選手というのは存在するのでしょうか?

――バルサ一筋のシャビがラウールやグティのように生え抜きクラブ以外のユニフォームを着る可能性は? 可能性があるとすれば、日本でのプレーはどうでしょう?



といった質問に答えてくれています。

今号もお楽しみに♪



メルマガ上で読者の皆さんにインタビュー対象を
決めてもらうシステムを導入しました。

以下、メルマガ内にある告知文です。

■編集部よりお知らせ

いつもご愛読、誠にありがとうございます。

毎月、購読1メールアドレスに付き、1票の投票権をお渡しします。(省略)
累計で「50票」以上集まった人物のインタビューを掲載するよう手配します。
また、投票総数が多い読者(メールアドレス)上位5名の方々には、その人物への質問権をプレゼントします。

なお今回、メルマガ独占でのインタビューを行うサンプルとして、特別にシャビのインタビューを用意しました。今後は、投票システムで50票を越える選手、監督のインタビューを手配します。質問も読者メインでの構成にするよう配慮するつもりです。

今後とも『小澤一郎の「メルマガでしか書けないサッカーの話」』をよろしくお願いいたします。




小澤一郎の「メルマガでしか書けないサッカーの話」
小澤一郎の「メルマガでしか書けないサッカーの話」
サンプル号

まぐスペインタビュー 小澤一郎




シャビの独占インタビュー 

本日配信(23時予定)のメルマガ『小澤一郎の「メルマガでしか書けないサッカーの話」』の内容は、

■グアルディオラ、バルセロナについてのコラム

■シャビ・エルナンデス(バルセロナ/スペイン代表)インタビュー(上)

の2本立て。

イブラヒモビッチをミランに叩き売ったバルセロナ。

移籍マーケット最終日となった31日にフレブのバーミンガム移籍が
決まったようですが、ペップ体制でのこの2年ピッチ上でのタイトルとは対照的に、
ピッチ外では何と無駄遣い補強の多いこと。

この2年でバルサはいったいどのくらい無駄使いしていると思います?

イブラヒモビッチの言動はもちろんのこと、代理人のライオラ氏の
過激な発言も目立った一連のイブラ騒動。

では、「グアルディオラ=善」「ライオラ=悪」なのか?

その辺りの考察を踏まえ、
私なりのグアルディオラについての見解を出しています。


続いてのコンテンツは、シャビの独占インタビュー。

―どんな休暇を過ごしました?また、どこに行っていたのですか?

―スペイン代表のシステムというのは実際のところ何だったのですか?

―W杯期間中、思い出に残っている出来事があれば教えて下さい。

―2014年のW杯ブラジル大会まで現役続行できそうですか?
それとも、次のユーロ後の代表引退を考えていますか?

―現役引退してからのプランはありますか?
良い監督になりそうな気がしていますが?



といった質問に答えてくれています。

やはり、シャビのインタビューは面白い。
ピッチ上で見せる頭脳明晰なプレーの根源が受け答えから見え隠れするから。

このインタビューをとってきてくれたのは、ミゲル・アンヘル記者。

もちろん、インタビューをより深く楽しんでもらうため、
たっぷり彼のプロフィールを掲載しています。

ということで、今号もお楽しみに♪



メルマガ上で読者の皆さんにインタビュー対象を
決めてもらうシステムを導入しました。

以下、メルマガ内にある告知文です。

■編集部よりお知らせ

いつもご愛読、誠にありがとうございます。

毎月、購読1メールアドレスに付き、1票の投票権をお渡しします。(省略)
累計で「50票」以上集まった人物のインタビューを掲載するよう手配します。
また、投票総数が多い読者(メールアドレス)上位5名の方々には、その人物への質問権をプレゼントします。

なお今回、メルマガ独占でのインタビューを行うサンプルとして、特別にシャビのインタビューを用意しました。今後は、投票システムで50票を越える選手、監督のインタビューを手配します。質問も読者メインでの構成にするよう配慮するつもりです。

今後とも『小澤一郎の「メルマガでしか書けないサッカーの話」』をよろしくお願いいたします。



読者の皆さんが読みたい選手、監督のインタビューをとる(よう手配する)。

当たり前なんですけど、マスメディアではなかなか難しいことですから。

50票であれば、なかなか他媒体では取り上げられない選手も取り上げることができるかもしれない。

メルマガのようなメディアだからこそできることなのかもしれません。


小澤一郎の「メルマガでしか書けないサッカーの話」
小澤一郎の「メルマガでしか書けないサッカーの話」
サンプル号



近著:スペインサッカーの神髄(サッカー小僧新書)

逆取材されました→ まぐスペインタビュー 小澤一郎

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