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(サッカー)人生山あり谷あり 

チェルシー、エスパニョールと2連敗で色々指摘したいこともありましたが、ちょっと時間が経ってしまいました。

敗戦のショックか(?)、エスパニョール戦後に急激に調子がおかしくなりそのまま寝込みました(笑)。今はすっかり調子も良くなりました。やっぱり、寝れば治る。寝れば朝は来るんですよね…。

勿論、今自分が思っているキケに対する戦術的疑問や不満はありますが、色々書く前に自分はこうしたネガティブな敗戦でも前を向いて基本的には応援する、という姿勢を前もって宣言しておきたいと思います。

今後、いくつか指摘することも基本的には愛情を持っての叱咤激励です。それが、自分のスタイルでもあるので。

この仕事をしていると、よく思うんですよね。

よく「旬」なんて言葉が踊ってますが、旬な選手、監督、チームを追いかけて点、点で見ていく方が楽っちゃ楽。その方が注目度の高い点を扱えるんですから仕事にもなるんでしょう。

でも、自分はずーーーっと言ってきているように、“線”で見ていくこと、生きていくことに重きを置いているし、それが絶対に先を見据えた時、自分のためにも自分の仕事のためにもそして、日本のサッカーのためにもなると思っている。

簡単ですよ、今のバレンシアのような状態、サッカーをみて、「酷い」と一言で片付け、より良いサッカーをしているチームに移り変わるの。今の状態を見続ける方がよっぽど辛い。

自分の仕事で言っても、この状態が続いたり、結果が出なければなかなかバレンシアばかりを取り上げられない。

だから、もっとビッグクラブに張り付いてる方がいいかもしれません。内容が悪くとも結果が出ない時期があっても最終的には調整して上位に顔を出しますから。

前回のバレンシア生活でも自分が見ていたのは第二期ラニエリ監督シーズン。つまり、最終的に7位に終わった暗黒のシーズン。

たまにバレンシアファンの人からもこんなねぎらいの言葉をもらってました。

「そんなシーズンであまり意味がなかったですね?」

と。

確かに、結果は出なかったし、チーム状態は最悪だったし、暗黒でした。でも、「色々勉強になりましたよ」と答えています。

そうなんですよ、欧州サッカーで調子の悪いチームを1シーズンずーっと見続けている日本人なんてそうはいないんですよね。その逆はたくさんいると思いますよ。また、ビッグクラブであれば調子如何に関わらずたくさんいると思いますよ。

あのシーズン、間近でチームを観ながら、「なんでダメなんだろう?」「どうしたら良くなるんだろう?」と監督でも関係者でもないのに必死に考えてました。

結局、良いチーム、強いチームを作る基本、出発点ってそこなんですよ。初めから良いチーム、強いチームなんてない。

「どうしたら…なるんだろう?」

という疑問から全ては始まる。その問いに対する答えを導き出したとしてもいざピッチ上で実践するとなると実は答えになっていなかったりするからサッカーは難しい。それは指導者を経験してきたので本当に良くわかります。

自分も今、外野の立場からあーだ、こーだ言わせてもらってますが、現場の立場を経験しているからこそ、感情的に言う前に「ちょっと考えないとな…」と真剣に考える癖がついてます。

自分はメスタージャのファンが今バレンシアやキケに対して批判していることは1つの文化でありスタイルだと思うけれど、単純に「要求の高いファン」だという帰結はしない。

日本ではもしかすると、「こういうファンが良い選手、チームを作るんだ」なんて言われるんでしょう。それは一部では正解であるかもしれないが、一部では間違い。

現場でずっと観ていればわかりますが、この空気、雰囲気はこっちのファンの信頼感の欠如、感情的な起伏による逃避行為から起こっているもの。

結局、悪い流れになると今、バレンシアのファンは90分間チームを信じて応援すること、勝利の可能性をホイッスルが鳴るまで信じることができていないんです。

悪い状況、ダメダメなチームに「常にエールを送ろう」とは言いません。ブーイングしようが、キケ辞めろと叫ぼうがそれも1つの表現手段で私はリスペクトします。

ただ、あれこれ言おうが叫ぼうが心の中では90分間、自分の応援するチームの勝利を信じてホイッスルがなるまで諦めてはいけない。

今のバレンシアに起こっている出来事の発端はファンが試合や勝利を投げ出しているとも言えるわけです。

「負けちまえ」とまで思ってはいないでしょうが、「ダメだ。勝てない」と思って諦めているファンが大半。

勿論、ファンにそう思わせるようなチーム、選手、監督の不甲斐ない出来、パフォーマンスは問題ではある。

ただ、サッカーって本当にホイッスルが鳴るまで何が起こるかわからない。89分良いサッカーをして1-0で勝っていたチームが残り1分とロスタイムで逆転負けすることだってある。

そうしたサッカーのドラマ、怖さ、現実は誰もが知っているはず。

もし、こっちのファンがサッカーを知っているというなら、戦術的な面、采配的な面ばかりを取り上げて批判するのではなく、「サッカーには人生と同じように良い時もあれば、悪い時もある」と理解する必要がある。

自分は酷い内容で結果も出ていないとはいえ、結果を出すためにキケがすべきこと、バレンシアが取り戻すべきことはある程度はっきりしているんじゃないかと思っているんです。

人生もサッカーも山あり谷あり。

でも、調子が悪くて寝たら朝になってるように(いや、夕方になってたぞ…苦笑)、明日はある。可能性はある。

プレシーズンから練習場に足繁く通い、チームを一貫して見続けてきた人間として簡単に「もうダメだ」と投げ出すことはしません。

監督だって選手だってしないでしょう。だって、それが彼らの人生だから。

生きている限り朝は来るし、可能性もある。

向上できると思うからこそ、信じるからこそ、
今後もバレンシアやキケを叱咤激励し続けたいと思います。

Comments

一郎さん、いつも楽しみにプログ読んでます。
私は「要求の高い」ファンの一人です、何度かスタジアムに行きましたが、子供からおじいちゃんまで本当にみんなサッカーを知っていて、バレンシアのチームを愛してるんですよね、ファンもチームの一人だと思って試合に参加してる様に感じます、もちろん、みんながそうではありませんだから、自然とファンの要求が高くもなる、ただの娯楽として見てる人は少ない様なきがします、好きなチームだからこそ厳しくみる、そんな、一郎さんのプログを読んでバレンシアやサッカーの素晴らしさを知った人は多いと思います。

初めまして。

初めてコメントさせていただきます。

小沢さんのこの投稿、そしてヤフーに掲載されているほぼ同内容の記事を拝見してぐっとくるものがありました。
あるチームを1年間「線」で追いかけるというのは楽もあれば苦もありで、今はその苦の時期なんでしょうね。その中で一ファンでありながら、一ジャーナリストとしてバレンシアというチームの内と外の視点に立ってしっかり考えてらっしゃる小澤さんの姿勢が大好きです。これからも小澤さんの叱咤激励楽しみにしています。

  • [2007/10/08 23:48]
  • URL |
  • きょうへい
  • [ Edit ]
  • TOP ▲

ほぼ毎年CLを戦ってるバレンシアは十分ビッグクラブですよー。そして、欧州の調子の悪いチームを1年間見続けている人は、思ってらっしゃるより日本にはたくさんいますよ。

ご送信してしまったかな?

ごめんなさいm(_ _)m
職業的評論家として線を見ていくその姿勢は誠に正しいと思います。

しかし、週末に気軽な気持でみにくるファン全てにその姿勢を求めようというのもおかしな話でしょう。
誰もが「知っている」「分かっている」
「要求の高い」素晴らしいファンになる必要は全然ないと思いますよ。
もちろんそういうファンになることはそれはそれで素晴らしいことなんですけど、元来、娯楽にそういう姿勢は必要ないんです。

自分も落ち込むゲームの結果だった時はまず寝ます。起きた時は、不思議と前向きに、比較的落ち着いていろいろ考えられるように気持ちが切り換えられていることが多いんです。長いシーズン、いいこともあれば悪いこともあるんですよね。ビッグクラブのファンだったら、こんな思いは少なくて済んだかもしれませんが、やっぱりバレンシアを応援せずにはいられません。小澤さんの記事を拝見して救われた思いです。これからも、叱咤激励よろしくお願いいたします。

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