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モリエンテスのコメント 

ビルバオ戦後、『カナル・ノウ』の取材に応じたモリエンテス。

「この仕事というのは物事が上手くいっている時には素晴らしいものだ。ただ、その逆の場合はとてもほろ苦いもの。今の状況でこの船から下りようとする人間はプロフェッショナリズムを欠いているといえる。

自分はこうした状況を経験したことがある。今は相手にゴールを奪われれば主審に笛を吹いてもらって試合終了となった方がましな状況だ。我々にはリアクションする能力がない


3日の練習前に45分間行ったミーティングでは以下のようななコメントが出ていたようで、

「あれこれ話すよりもピッチ上で走るしかないだろ!」

「前進させることができるのはピッチの上でプレーする選手たちしかいない」

といった言葉が飛んでいたそうな。

まあ、地元なんかでもそうですがこういう状況になるとどうしても「気持ち」「姿勢」といった精神論に行き着いてしまいがちで、それは自分も否定はしませんしチーム、選手には“謙虚さ”が足りないと思う。

今季これだけダメな試合をしているのは結局、選手だから。外的要因は色々あれ、悪影響を受けているとはいえピッチに立っていざプレーするとなればそればかりを言い訳にできない。

一方で今のチームを分析すると選手が気持ちを出せる環境や戦術がないのも確か。

ビルバオ戦の前半、クーマン監督が必死にホアキンに対して「中に入ってミゲルにスペースを作れ」と指示を出していましたが、ホアキンという選手は激しくフリーランニングをしてスペースを作ることによって輝くタイプの選手でもない。そうした動きを求めるならアングロの方がマッチしている。

後半ジギッチを投入した後、ひたすらDFラインに「ロングボールを放り込め」と指示していたクーマン監督に対して明らかに選手は動揺していた。「あなた、これまでロングボールの放り込みは好きじゃない(するな)って言ってたでしょ?」的な動揺が…。


クーマン監督は「ポゼッションサッカー」「攻撃サッカー」という大局的見地からチーム作りをしているようですが、今の状況から言ってディテールから詰めていくやり方の方がベターな気がする。

例えば、散々セットプーを練習しておきながらシャルケ戦では自らのセットプレーからアルベルダの退場を引き起こし、ビルバオ戦では相手のセットプレーから失点。

ビルバオ戦に限っていえば、ジェステのFK時の壁がなぜ身長の低い選手で構成されていたのか理解できない。監督の指示なのかその場の雰囲気なのかわからないけれど、そういう「詰めの甘さ」が今のバレンシアを象徴している。

あのFKでジェステが味方にクロスやパスを出すことは有り得ない。あれは絶対に直接狙ってくるFK。なのに背の高いアルビオルやマルチェナが相手選手のマークに付いて壁に入らず、M・フェルナンデス、ホアキンらが入っていた。

シュートの軌道は確かジャンプしなかったホアキンの頭上を越えてのもの。キッカーがジェステであるので巻いて狙ってくると考えるのが通常なのに、思い切りジャンプしていたのはモリエンテスとM・フェルナンデスのみ。

壁の作り方をみている時に「やられる」と思ったのは私だけではなかったはず…。


また、攻撃時のセットプレーではこの日全くキックが当たらないビジャをずっと蹴らし、コーナーなどではひたすらニアを狙うだけ。もう少し柔軟さが欲しかった。

自分としてはサッカーが攻撃と守備が常に表裏一体でどのスポーツよりも背中合わせのスポーツであるが故、「攻撃的にいくからこそ守備のディテールを詰めること」の方が今上手くいくのではないかと思っている。

つまり、「守備のための守備」ではなく「攻撃のための守備」を詰めること。それはクーマン監督が標榜する「攻撃サッカー」路線からの脱線ではないし、若干作り方の過程が異なるだけ。

今のバレンシアの選手はそうした発想、哲学からサッカーを実践してきた選手が多いのでその方がスムーズにクーマンサッカーを理解し、実行できるはず。

自分はモリエンテスのコメントや他の選手のコメントを聞くにつれ、

「選手が混乱とジレンマを抱えている」

と確信する。よって今必要なのは目先の勝利であり、それによってチームに自信を植え付けること。その環境がないと選手は新たな監督と新たな戦術、システムを受け入れられない気がする。

クーマンサッカーを浸透させることよりも勝利によって自信、自尊心を得ることの方が先の気がする。

ムルシア戦で「上手くいくのでは」と少し楽観的になったが、やっぱりそう上手くはいかない。

このままズルズルいかないためにも多少強引な策や手段を用いても勝たなければいけない。それをある程度見越して、シャルケ戦前に「自分ならジギッチ活用法を練習する」と言ったのだが…。

クーマン監督は監督として一貫性や選手のメンタルマネージメント能力があるのは間違いないが、ここまでの所まだ柔軟さやディテールを大事にする点(戦術的)は見られない。

次のオサスナ戦までにどういう手段を用いてくるのか、そこに期待と注目したい。

Comments

クーマンの指示はある意味正しいかなと思いました。

右サイドで、ホアキンが張り付き始めたとき、チームは止まるんですよね。ホアキンが中へ動いて、右サイドをミゲルが使うなり、逆にミゲルが中に入って、ホアキンがサイドに飛び出すなりしないと、ホアキンが3人に囲まれて終わりになってしまう。ホアキンはもう少し動き方について考えてほしいなぁと思うことが多いです。

だいたいバレンシアの足が止まるときって右サイド見てるとわかりやすいんですよね。誰もホアキンの周りを動こうとしない。孤立する。
2,3人目の動きが皆無になる。
サポートする意識がチームの中で突如なくなる。これは何でなんでしょうね。

FKと壁の問題はまったくその通りだと思います。選手の思考が停止してるんですかね。それにジキッチ入れたら縦にほおり込むのも当たり前で、そういうメッセージを込めてクーマン入れてると思うんですよ。なのに、回そうとするのは選手が相当混乱してるんでしょうね。クーマンの指示自体は、もうもっとも過ぎると思うんですけど、そんなことで混乱する選手…。相当重症なんでしょうね。

選手の頭をリフレッシュする必要がありますね。そのために、ただ勝つだけじゃダメ。2連勝か3連勝しないと厳しいでしょうね。

う~ん、モリエンテス…。まずは前線で立って見てないで、ビルドアップにもっと貢献すべきでは。昨シーズンからですが、彼とビジャの縦関係・工夫の無さや、バイタルエリアでキープやターンが出来ず横パスかバックパスばかりを見させられるとがっかりします。今後ゴールは決めるでしょうが、もっとチャレンジするプレーを見たいです。モリエンテスが前を向いてプレーするだけで意外性なんです自分の中では。

  • [2007/12/05 22:06]
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