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ビセンテの右、ホアキンの左に反対する理由 

リーガ第16節 バルセロナ戦 バレンシアの予想スタメン
【リーガ第16節 バルセロナ戦の予想スタメン】

さて、本日はバルセロナ戦。ライカールト体制となってからバレンシアは結構対戦成績が良く、「ライカールトにとっては一番の天敵」がバレンシアのようですね。これまでライカールト・バルサはバレンシアに対して2勝3敗3分け。

予想スタメンは上の通り。ホアキンの状態次第ですが、彼が無理ならアリスメンディ。システムは4-3-3。

別に自分はシステム信奉者じゃないので4-3-3でも4-5-1でも4-4-2でも何でもいいんですが、クーマン監督が試合を重ねるごとに何だか意固地に凝り固まっていっている気がしてなりません…。昨日の会見を聞いていてもそうなんです。もう、「俺はとにかく4-3-3だ。文句あるか!」みたいな雰囲気…(苦笑)。

まあ、自分は4-3-3でも今のバレンシアからしたら(せめてエドゥかバラハは欲しかった)結局、ドン引きの4-5-1になるのがオチだと思っているのでこの試合でも機能する、バルサに相手に攻め立てる可能性は限りなく低いでしょう。

ビセンテを右、ビジャやホアキンを左で使うことに自分が反対している理由はすごくシンプルなんです。

「“典型的”なスペイン人選手は意外に適応性がないと思うから」

以前にも話したことあるかと思いますが、この国に住んでいるとよく思います。

「なんでこの国の人は“改善しよう”、“向上しよう”という気持ちがあまりないのか?」

まあ、一概には言えないですし、代表なんかをみてもイニエスタやシルバのように適応力ある、つまり海外に行っても通用するであろう選手も出てきた。

ただ、国の根幹、社会のバックグラウンドにそうした気概がある。「スペインは世界一良い国だ」「バレンシアファンはスペインで最高のファンだ」みたいな思いが根底にある。

だから、「変わらないだろうな」と思うことがよくある。バレンシアファンなんかにしても絶対そう思う。我々日本人からすれば「海外から良い面を吸収して向上、改善しよう」とするのが当たり前なのでチームが駄目になって簡単に見捨てるファンを「なんだ、お前ら?」と思う。だって、プレミア、Jリーグの素晴らしいファンを間近に見て比較しているから。

でも、こっちは違う。「俺らは俺ら」。良いように言うとそれがアイデンティティーを確立、保持していると言える。だから、リーガはプレミアのように外国人だらけのリーグになることは多分ないと思う。この人たちは絶対にそれを守り通すことができる人たち。

ビルバオでも「外国人を獲るくらいなら2部に落ちる」と言う人が多いんだと思う。

そうしたデメリットは逆に「変えなきゃいけない」時に変えられない。今のバレンシアがそう。もう、この流れからして色々な面で変えなきゃいけないんだけれど、変われない。だから、悪くなると過去にしがみついてノスタルジーに浸る傾向にある。


そんなことである程度確立された選手に変化を求めるのは至難の業。「俺はこういう選手だ」と思っている選手を無理やり変えようとするのは逆に彼らから選手としてのアイデンティティーや自信を奪いとるリスクになってしまう。

だから、自分が監督なら彼らを“乗せる”方向でマネージメントするでしょう。つまり、ストロングポイントを褒めちぎって調子に乗らせることが一番効果的。

そんなことを確信したのが12月6日に『アス』紙にあったホアキンのインタビュー。そこでの彼のこんな一言で“典型的”なスペイン人選手をみた気がした。

「バレンシアに来た当初は守備をするのが義務のように感じていた。キケが望むように自分はやったし、今後はクーマンの望むようなことをしていくつもり。ただ、自分は攻撃的な選手だと理解する必要があるし、自分のプレースタイルははっきりしている。自分にマルチェナ、アルベルダと同じように守ることを要求するのは不可能だ」

キケがいた時、ホアキンは「彼のお陰で守備をすること、走ることを覚えた」と言っていた。でも、この発言を聞いて、「ああ、やっぱり別に(キケに)感謝してなかったのね」と確信したわけです…(本音を察知してごめん、ホアキン)。

多分、適応力のある選手なら自分にない守備、欠点である守備の能力を高めてもらって「感謝している」と本気で言うでしょう。日本人はそういうタイプが多いのかもしれません。そういう選手は常に「向上、欠点克服」を目標に努力しているから。

ビセンテにしてもチェルシー戦後に右サイドのポジションについて聞かれはっきりと、「自分のポジションとは違う」と言ってます。

こうした発言を聞いて、彼らの本音がわかってしまうとどう考えても「今の段階で彼らに変化を求めることは難しい」と思ってしまうわけです。

今はシーズン真っ只中で試して結果が出ないとリスク、マイナスでしかない。

選手はクーマン監督のこうしたトライを「ほらね、上手くいかない」と責任にしてしまう危険性がある。だから、これをやるならシーズン終了後にした方が得策。が、今のクーマンをみているとそれと間逆で結構選手との距離が離れていってしまっている。

この国、この国の選手は基本的に「自己反省」がないです。「自分が悪かった、ごめんなさい」とは基本的に言わない人たち。そして明るく情熱的なステレオタイプに見えるけれど、スペイン人、少なくともバレンシア人はすごく臆病(保守的)。

まあ、戦術的な面からしても反対の理由はありますがそれはバルセロナ戦をみてどう修正してくるかをチェックして書きたいと思います。

Comments

ホアキンの言葉は悲しいですねぇ。
代表でも守備の意識がましたことがすごく生きていると思っていたのに。
その点、シルバやイニエスタはわりとメンタルも日本人に近いような気がしますね。
いろいろなポジションをやって、それで吸収することが自分の選手としての厚みをますことになるって理解している。
ホアキンの世代まではまだまだってことかな。
(ビセンテも同じ年ですよね)

私はすっかりノスタルジーに浸っていまっています。
キケのバルセロナ戦はすばらしい試合ばかりでしたから。
あんな試合は期待できないと思いますが、せめて選手達にはゴールだけでもお願いしたい。

試合前から悲観的な見方をするのは良くないと思いますが、この試合で惨敗だったらどうなるんでしょうか‥

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