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パテルナ練習場にできる柵 

最近のバレンシアですが練習は公開になりつつあります。(試合前日を除いて)

ただし、ファンがパテルナ練習場内に入ることは禁止されており、サイン、写真を選手に頼むには練習施設外で待つしかありません。つまり、選手は車に乗ってしまっているのでゆっくりサインしてもらうことも一緒に立って写真を撮ってもらえることもなくなったわけです。

練習場施設内であれば一度は車に乗った選手が写真のために車を止めて出てきてくれることもありあしたが、練習場施設内の入り口ゲートが1つで同じような時間帯に選手が出てくるため、今ではそうした光景も見られなくなりました。

我々マスコミも記者会見場のある位置からクラブハウスや選手の駐車場に近づけなくなりました。

決定的となったのは10日のクーマン監督の会見での一言。

「あなたがたマスコミは(ズカズカと)ロッカールームに入り込んできているようだ」

勿論、マスコミの誰1人として入り込んでいませんし、比喩ではあります。自分もまだ一度もロッカールーム内に入ったことありませんし、見たことすらありません(苦笑)。

ただ、クーマンが言おうとしていることもわかる気はしていますし、マスコミを初め周囲が騒々しいのも確か。(でも、それはクーマンさん、あなたの下した決定のせいだと思いますけどね)

ということで、現在、パテルナ練習場施設内で我々マスコミが会見場のある位置より内部に入り込めないように柵が作られています。現在、工事中!

多分、このブログを見てもらっている人で少なくない人がパテルナ練習場に来たことあると思います。

私はいつもこんな風に思ってました。

「CLベスト8入りするようなクラブでここまでオープンに練習を公開し、選手との距離が近いクラブはないんじゃないか?本当に素晴らしいな、バレンシアって。誇りに思う」

でも、そうじゃなくなりそうです。

バルセロナ、レアル・マドリーらと同じく選手とファン、マスコミの距離は隔離されることになるでしょう。

勿論、選手のファンサービスの質が低下することはないと思います。でも、柵が設けられ、練習施設内に入れないことで距離が隔てるものは物理的な距離だけではない気がします。




だからといってクーマンにやいやい言うつもりはありません。監督として「選手に、練習するのに、静かな環境が欲しい」と思うのは当たり前だから。

3選手の戦力外通告についても基本的に自分はそれを認めたクラブに怒っています。別にクーマンには怒ってないし、現場には現場で頑張ってもらいたい。だから、「クーマン辞めろ」とか「チーム負けろ」なんて思うはずもない。

3選手の戦力外通告、柵の構築だけではないですが、今季フロント、会長が下している一連の決断は結局線としてつながっているんですよね。

クラブ、フロントは現場の意見を聞きながらもクラブとしてのあり方、哲学、方向性は変えてはいけないんじゃないか。

自分は今季ずっと「バレンシアのあり方を失う決断ばかりだよ」ということで怒っているわけです。

クーマンが3選手を「切りたい」と言っても、「いや、この選手たちは今のチームの象徴でアルベルダに至ってはクラブのバンデラ(旗)だ。シーズン途中のこの時期に切られるのは困る」と言うべきだったのではないかと思うわけです。

クーマンが「練習場に柵を設けてマスコミ、ファンをシャットアウトしてくれ」と言っても、「いや、バレンシアはそこまでビッグクラブではないしある程度こちら側で管理できる。これまで特別困ったことはない。柵を設けるまでしなくともファンやマスコミに説明して一定期間我慢してもらえば問題ない」と言うべきだったのではないかと思うわけです。

3選手を切ったことで躍起になって新選手獲得に動いてますが、バレンシアって本当にそこまでお金のあるクラブでしたっけ?赤字債務が相当たまってませんでしたっけ?

まあ、余計な心配する必要もないのかもしれませんが、CLではGLで敗退し予算計上から赤字が出て、今季のマーチャンダイジングが昨年比で30%減という噂で、メインスポンサーのトヨタも撤退し来季のメインスポンサーがどこだかわからず地元の土建屋って噂が立てばそりゃ心配になりますよ。

「余計な心配せずに現場のサッカーを楽しもう。現場で起こっていることだけ見ておけ」

って自分に言い聞かせてもこうも色々見えてきちゃうと心配の方が上回る。(ここでは書けないことも当然ながら噂レベルで入ってくるわけで…)

ということで早くも地元では「もう補強はクーマンとその右腕のスロットが実権を握っているのでルイスSDは来季いないだろう」なんて噂も出ています。

地元ファンって「勝てばいい」んだろうけど、日本でわざわざバレンシアを好きになってバレンシアまで来ているファンからすれば、「ああ、バレンシアらしさがなくなっていくのか」という喪失感に駆られると思います。

以前のパテルナ練習場を知っている人が今後ここに来たら、「バレンシアらしさの喪失」をもろに感じることでしょう。

まあ、勝てばいいんです。ビッグクラブになればいいんです。なので、とことん勝って下さい。ビッグクラブになって下さい。

レアル、バルサを勝利の数だけではなくクラブ規模で上回って下さい。

今の流れから「成功」と呼べる形はこれしかないですから。

自分はそうじゃないやり方、バレンシアらしいやり方があったからこそ厳しいですが皮肉を言うし、怒ってもいる。

でも、繰り返しますが現場への想いとこういう想いは別。現場には「勝て」と応援するし、そろそろ勝ってもらわないと困る。

ただし、バレンシアが勝ちまくって、ビッグクラブになった時、自分がここにいるかどうかを考えると「どうかな」と思うからこそ寂しさも感じます。今はそんな自分勝手な寂しさ、喪失感に苛まれているのかもしれませんね…。

まずは、今日のバレンシア州ダービー。開幕戦の借りを返しましょう。

Comments

初めまして!

私は約10年(クラウディオ・ロペスが活躍してた頃くらいから)、バレンシアを見てきてバレンシアというチームをすごく気に入っています。

この「解雇事件」、受け入れがたいですが、もう下された決定に対して、解雇撤回とか言い続けるよりは、『その後のアフターケア(解雇された3選手、ファンクラブとかへの丁寧な説明など)をなんとかしろ』と、クラブに対して思うわけです。

でも、それはもうないだろうから(笑)、あとは応援するしかないですね!!

昔のバレンシアが懐かしい…

質問

ちょっと話が変わってしまいますが、バレンシアがここ近年の選手補強に費やしてるお金の捻出はどこからきてるのでしょう?ソレーユ会長の力が大きいんですか?優勝した03~04シーズンは借金だらけだったみたいですが今はどんな感じなのでしょう?おわかりでしたら教えていただきたいです。

チームの「色」であり「旗」なんですよね。
「旗」をも含めたチーム作りの権限は、確かにあるんでしょうし
変えようと思えばいくらでも変えられる。
でも、そんなに軽いものでいいのでしょうか。
権限はあっても、どんなに能力があっても
歴史と伝統を理解・尊重した人間をクラブに迎えてほしい。
(バレンシアに限らずどのチームも)
伝統を無視したチーム改革を推進しようとするクーマンが
あの頃のファン・ハールに見えます。
それを容認するソレールが
あの頃のヌニェスやガスパールに見えます。

  • [2008/01/20 07:54]
  • URL |
  • 高田ペ・ヨン・純次
  • [ Edit ]
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小澤さんはクーマンには反対ではないんですね。
わたしは反対なんです。
キケ解任のときも相当クラブには不満でしたが、クーマン就任に比べればまだアレルギーは少なかったと思います。

新監督に求められるのは、多くの場合チームの立てなおしですよね。
クーマンはその段階は、だいたいそつなくこなします。
どちらかというとしぶとい、勝負強いチームを作ることが多いですかね。
だけどクーマンはいつもその後、就任以前よりさらにチームを空中分解させちゃうんです。
アヤックス、ベンフィカ、PSV。いつもそうでした。
どうもチームの主力と衝突することが多いようです。そうなればお雇い監督のほうが分が悪い。
それでクラブに混乱を残してケツをまくる、こういうパターンですね。
このテはどうもオランダ人監督に多いように思われます。例外はライカールトですかね。
選手以上にアクの強い、スター監督ならではですかね。

今のフロントの混乱、選手・ファンひっくるめた動揺が下火になった頃、クーマンの地雷が爆発したら…。

そんなわけで、クーマンには反対なのです。

私も一郎さんと同じでクーマンが下した決定に対してなにもいえないクラブに腹が立ちました。
彼らも同じなのではないでしょうか?

勝てばビッグクラブになれるんでしょうか?
ビッグクラブとは勝利やタイトルはもちろんですが、そこにいる人間もやっぱり「ビッグ」な人たちなのではないですかね。
今の会長、クラブの役員たちではたとえタイトルをとっても本当のビッグクラブにはなれないのではないですか?
リーガを2度取っても、UEFAカップをとってもだめだったんです。
CLをとったら人が変わってビッグクラブになれるのか?

私は今や勝利さえ望みません。選手ががんばっている姿だけでいいです。ただ選手にとっては勝利が必要なんだとは思いますが。
この会長がさり、クラブが生まれ変わって本当に健全なものになるのなら2部落ちしてもいいとさえ思っています。もっと大切なものがあるはず。
まぁ地元にいないからこんな勝手なことがいえるのでしょうけれど。
地元のファンにとってはチームが勝ちさえすればよいのでしょうね。
彼らには「クラブとしてのディテール」「らしさ」なんてものは関係ないのですよね。きっと他のクラブと比較してみることさえしないのだろうから。
だから離れてみることのできる私たちの方が冷静に判断できるところってあるのですよね。たとえ声が届かなくても私は言い続けたいです。
「それは違う!」って。(かなり疲れてきてはいますが。。。)


このクラブはこのまま勝ってもまた同じことを繰り返すと思うのです。
それがバレンシアだというのなら、バレンシアというクラブは決してビッグクラブにはなれないのではないのでしょうね。

今日のビジャレアル戦もがんばってほしいと思います。ピッチで闘っている選手たちは応援したい。でもやっぱり3選手のことが思い浮かぶ。キケの解任時のありえない扱いも浮かんでくる。
このままじゃバレンシアが腐る。そんなジレンマで、試合をみても全然楽しくないのです。

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