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応援メッセージの補足説明(と長めの心境) 

地元企業の広告に登場するアルベルダ
【地元企業の広告に登場するアルベルダ 間もなくここからも姿を消すことになるだろう】

【告知】3選手に再び、応援メッセージを!

補足説明させてもらいますね。

今月okkuさんがバレンシアにいらっしゃるということで「告知しましょうか」という話しになりました。今季終了まで彼ら3選手の状況に変化はなさそうなので(アルベルダは間もなく契約解除になりそうですが)、純粋に彼らを勇気付けたいですね、という趣旨です。

抗議デモでも、誰かを批判するわけでもないですし、告知の純粋な目的がずれて伝わるようならいけないと思いますので改めて確認させてもらいます。

なかなかスペイン語で書けない人もいるでしょうし、スペインまでの発送料もかかる。何より今回はokkuさんが手渡ししてくださる予定です。そういうメリットをこちら側で作って(=障害を取り除いて)なるべく彼らに多くの声援が届くといいですね、というまでです。

(ちょっと言い方がきついかもしれませんが)自分で送るという人は送ってくださればいいですし、託したくない、書かないというならそれまで。勿論、今回は目立った行動に出るつもりもありません。

ちなみに「モリエンテス宛てに出したい」という質問もあったので「okkuさんが無理なら私が渡しておきますよ」と返答しています。期間内なら誰宛でも大丈夫ですし、ソレール会長に手渡しは無理ですが監督、選手なら誰でも渡しますよ。




さて、色々とご意見頂いておりますが私は自分の言動に自覚を持っているつもりですし記者としてライターとして戦力外になった選手に肩入れするともとれる行動を取ることがどういうことを意味するのかわかっています。リスキーなのもわかってます。

以前起きた写真のケースと同じで自分は偉そうに聞こえるかもしれませんが「バレンシアのためになればいいな」と思って行動しています。

でも、オフィシャルカメラマンに写真NGを宣告されて以降と同じで「バレンシアがそれでいいなら自分は従いますよ」という姿勢です。いつも言ってきているように自分はバレンシア出身でもなければ、雇われの身でバレンシアにいるわけでもないので。

例えばアルベルダの裁判について「誰もが敗者だ」と言ったラファエル・サロム副会長には同意します。ただ、アルベルダが裁判に持ち込んだ心情は理解できるし、少なくとも理解したいと思ってます。

裁判以降明らかになったように、冬にチェルシーにレンタル移籍しておけばユーロ本大会出場も問題なかったでしょう。会見でアルベルダは「No soy tan tonto.(オレはそんな馬鹿じゃない)」と言ってますが、自分から言えば十分tontoです。

確かに半年のレンタル後にバレンシアに戻ってきても状況は一緒でしょうし、また移籍先を探さないといけない。とはいえ残って裁判の道を選べば、①プレーできない、②ユーロ本大会出場の可能性が低くなる、③「金の亡者」と野次られる、いいことなんて何もない。半年間チェルシーでプレーして認められればバレンシアより良い年俸で契約してもらえる可能性もあった。それを放棄したわけなのでsuper tontoです。

“点”でみれば確かにアルベルダは馬鹿野郎で、バレンシアのクラブ史に汚名を残しました。ただ、自分はいつも言ってきているように“線”でバレンシアを見ています。追いかけてきたつもりです。そうした時に彼がバレンシアに生まれて30年、ソシオに入って25年、トップチームの選手として約10年という時間、想いを簡単に踏み潰して「さっさと出て行きゃよかったのに」とはとても言えない。もちろん、アングロ、カニサレスにしても同じ。




ちなみにカニサレスのインタを取った日の練習、記者は自分1人でした。

3選手とモントーロ、ミゲルの5名での練習。はっきり言っておきますが、自分が大学のサークル時代にやってた練習の方がまだましです。担当のフィジコが人数が少ないなりに考えてはいるんだろうけど、サッカー選手のレベルが低下する練習ですね、確実に。指導者をした経験もあるのでやっつけで作った練習は一目見ればわかります。当然、選手もわかっているでしょう。

特にカニサレスについてはGKコーチ不在。フィジコにGK練習としてボールを蹴ってもらっていたけれど、あまりにそのフィジコのキックが下手で最後はアングロに「ボールを蹴ってくれ」と頼む始末。

こういう現実を書くとまた感情的云々言われるのかもしれませんが、あの壮絶な姿って練習をみた人じゃないとわからないと思います。だから、自分は今ある意味チームの全体練習をみるより彼らの練習をみたいと思う。人間としてためになるから。そうした中でも真摯に立ち向かう姿が。




アルベルダが「真のバレンシアを取り戻すため」に裁判に訴えたとまでは思ってませんが、少なくとも彼としても自分の正当性が認められることでソレール体制が崩れるという見込みはあったはず。なので自分もそうした彼を支援したくなるのは当然です。「クラブありき」の現実、空気は現地に住んでいるんだからよくわかる。アイマール、アジャラが移籍した時でも自分はそれなりに受け止めて消化していましたから。

でも、もうそういうレベルじゃないでしょう、と思ったので色々と叫び続けています。とはいえ、前述した通りバレンシアの地元は「サッカー界とはそういうもの」「クラブありき」を叫び続けているので今はすごく冷静です。

クーマンのチームは良くなっていると思うし、キケに足りなかった「実力的に劣る相手にポゼッションサッカーでどうチャンスを作り点を取るか」といった方向性も見え始めている。なので、個人的にはCL圏内に手が届くのではないかと密かに期待しています。(まだ何も諦めていない)

クーマンは良い監督だと思います。ただ、良いモチベーターではない。相当高いレベルのプロフェッショナルでありかなりドライな面がある。

だからこそ、裁判ではアルベルダら戦力外の理由をどうであれ説明してもらいたかったですね。

「チームの雰囲気を悪くしていた」でも、「マフィアのような連中だった」でもいいから。それが就任20日間で彼らの首切りを決断した(戦力外直前の試合までアルベルダをキャプテンとして、カニサレスを「正GKだ」としていた)監督に必要な最低限の優しさだと思ったのですが。

でも、そんなプロフェッショナルなクーマンにもかなり慣れました。

2日前の会見で話したメッシについてのテーマ。

「メッシはどんなチームにとっても重要な選手だが、バルセロナのようなチームがメッシ1人の欠場を嘆くのは理解できない。メッシ以外にもたくさんの選手がいるのだから」

正論なんですよ。

バレンシア側からしたらボージャンがいるじゃないか、ジオバンニがいるじゃないか、悩まずエトー、アンリ、ロニーの3トップを使えるじゃないか、となりますもの。

でも、自分はやっぱりメッシが流した涙がひっかかるんですよね。

20歳という若さでこれだけけがを繰り返している彼には何だか特別な感情が湧いてしまいます。これって贔屓なんですかね?

確かに、彼もいちサッカー選手であり、今回のけがも単なる肉離れ、欠場。バルセロナのチームからすればライカールトも言っている通り、「彼がいなくともこれまでのサッカーをするまで」なんです。

でも、レオがセルティック戦でけがをした時に流した涙って何だか見過ごせないんですよ。(別にクーマン発言の是非を問うつもりはないです)




自分はスペインやバレンシアが好きです。でも好きだからこそ悪い面もたくさん見ている。見るようにしている。

だから、日本人的な考え方を持ってすると「ちがうんじゃないの?」と思うことに多々出くわします。

欧州のサッカー文化は長い歴史、多くの人間が培ってきただけあって素晴らしい。

でも、やっぱりおかしな点もたくさんある。なので現地の人が使うような「クラブありき」「サッカーに記憶はない」なんて言葉だけで深く考えず点、点で素早く消化していくことより、日本的に考え、悩み、傷つきながら線をつないでいく方がいいんじゃないかと思う。結果、それが“向上”につながると思うから。

例えば、スペインサッカーをみていると文化的なバックボーンから良い若手は育つし、クラブレベルでも欧州での立ち居地は保持していくと思うけど改善、改良し進化していく他国に追い抜かれ、追い越されていく日も近いのではないかと思う。CL2年連続ベスト8に1チームのみ、というのは案外偶然の産物、運不運の問題ではないかもしれません。




最後に、次号のフットボリスタのコラムでレバンテのディ・ビアージ監督を取り上げています。パルマからのオファーを断った、その断り方、誠実な言動は地元でもかなり評価が高く今やバレンシアではヒーロー的存在。

自分もそれに乗っかった形。でも、自分は正々堂々とディ・ビアージを褒め称えます。だって、バレンシアがクーマンを引き抜いた時にそのやり方を批判した記者はここバレンシアで自分1人だから。

良い時には持ち上げる。当然。でも、ダメだと思う時にダメだしするのも当然。そういう意味で自分の一貫性や線の部分には自信を持っていますし、それが自分の売りであり時に弱みでもあるとわかっています。それが自覚。

今のバレンシアに起こっていることをスペインやサッカー界の基準(点)でみたら「まあ当たり前(でもないだろうけど)」。でも、世界に誇れる日本人的思考(結果よりも過程を大事にするなど)からしたら「それでいいのかバレンシア」。

サッカーが本当に色々な要素をはぎとって結果だけ、勝ちだけ、お金だけを求めるスポーツとなる時、今よりファンって多くなるんですかね?

勝利まで、結果をつかむまでの過程って同じく大事なんじゃないんだろうか。そこにこそクラブとして、選手としての生き様が現れるんじゃないだろうか。そこに共感する人も多くいるんじゃないだろうか。

自分は欧州やスペインサッカーにかぶれる(コンプレックスを持つ)ことなく、むしろ「日本的考えの方がいいでしょ。あんたたちも取り入れるべきでしょ」と思っているので今後もそうした視点で見続けると思います。

そういう価値観を認めさせるためにもサッカーの世界で日本として勝ちたいですね。日本サッカーのために。今ではそれがスペイン(サッカー)のためにもなると信じて活動してます。大きなお世話なんだろうけどやっぱり自分が好きで住んでいる国、街のクラブ、サッカーには良くなってもらいたいから。

Comments

いつも現地の空気をありがとうございます。

いつも現地の空気をありがとうございます。
今回のアルベルダ達の件で、小澤さんに批判的なコメントがかなりあったのには驚きました。
私なら、意見が違えばやり過ごすだけで、わざわざ書き込みまで残さないのに、と思いました。
いろんな人がいるんですね。
面白くないでしょうが、このブログ楽しみに読んでいる人も多いので、腐らずに続けてください。

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