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アルバセテ戦試合レポート 

引き分け続きの長いトンネルから抜け出し、やっと勝利!

結果は、、、

ミスタ、アングロの2得点で2-0の勝利!

ただし、内容は相変らずの低調ぶり。マジョルカ戦同様に動きが少なく、ミスも多い若干、心配な内容。しかしながら、この試合に必要だったのは、当然、勝利であり、最大の評価材料であり、それが全てと言えそう。

この試合の先発とフォーメーションは以下の通り。

       パロップ

クーロ アジャラ マルチェナ カルボーニ

    アルベルダ  バラハ

アングロ            ファビオ

       アイマール

        ミスタ


予想外にGKはパロップを起用。

ただ、この起用でGK問題は終焉を迎えたと呼べそう。ロペス監督がうまい采配を見せたと評価できる。

マラガ戦でのカニサレスの痛恨のミス後の先週マジョルカ戦では、カニサレスに信頼を示す為にスタメン起用。しかしながら、当然、パロップとしては納得がいなかい起用のはず。その低下しかけたモチベーションをこの試合でスタメン起用することにより、うまく拾い上げたという印象。

この采配によって、両GKに対して信頼感を示し、彼等のプライドを守った形になりどちらGKにとっても不満が残らない見事な起用となった。

その他では、右サイドのアングロ起用。これは、予想外の出来事で、前節のアイマール同様にルフェテがアップ中にやはり痛みを訴え急遽スタメンから外れ、アングロ起用となった。その為、召集メンバーから外れていたシスコが急遽ベンチ入りすることになる。

DFは昨年のレギュラーメンバー4枚が今季初のディフェンスラインを組む形になった。

バラハも久々の復帰で中盤でタメを作り、ゲームをコントロールする役割を果たした。

前線は、ディバイオが外れ、ミスタの1トップにアイマールのトップ下というもの。

では、試合の内容に移るが、今回は試合の流れに沿っていつも取っているメモをそのまま記載してみる。

【試合メモ】
~前半~
0分 クーロの凡ミス。試合勘の無さをいきなり露呈。

2分 アイマールのFK→バラハが惜しくも触れず

メモ 全体として体が動いていない。暑さのせいもありそう。

3分 ファビオの直接FK→ゴールを大きくオーバー。

7分 アイマールの絶妙のスルーパスからアングロが抜け出しシュート。惜しくもゴール右ポストに弾かれる。

メモ アルベルダのバックパスに対し、アジャラが怒り、2人で言い合いをする。

10分 アイマールのFK→ゴール右上に外れる。

メモ バラハが復帰したことにより中盤の低い位置での組み立てはバラハが担当し、アイマールも安心してボールを預けている。アイマールが無理に下がって組み立てに参加せず、あくまで前線でボールを受ける姿勢を取っている。

15分 ファビオのFK。またもや大きくホームラン。今日のファビオのキックは当たっていない。

16分 アイマールが左サイドからクロス→アングロがボレーでシュートを打つがうまくミートせずゴール上に外れる。

17分 相手ミスからバラハがドリブルでカウンター攻撃。左にいたアイマールにパスを出し、アイマールがそのままペナルティ内に持ち込み左サイドからクロス→ミスタがシュートを打つもGKにストップ。

19分 ゲームが切れた際、アジャラが腰にコールドスプレーを当てにベンチに戻ってくる。やはり未だ痛みはある模様。

19分 アイマールのFK。GKが辛うじてセービングし、コーナー。

メモ アルベルダ、ミスタのシュートが連続でホームラン。まともにシュートがゴールに飛ばない。

29分 アイマールのFKからアジャラ→バラハと渡り、バラハがフリーでヘディングするもGKの正面。前半2度目の決定的チャンスであり、決めるべきシーン。

32分 アイマールの前を向くターントラップで相手が故意のファール。ドリブルだけでなく、トラップにも緩急があり、相手にとってはファールでしか止めるしかない。当然、イエロー。

33分 再度FKのチャンスとなり、アイマールにアジャラが近付き、蹴りたそうな素振りを見せる。それもそのはず、FKが全く入りそうな気配がない。最終的にアイマールが蹴ることになったが、アジャラがあからさまに悔しそうな顔をする。

41分 内容の悪さからファンがブーイングを始める。


~後半~
1分 ミスタがいきなりシュートを打つもGK正面

メモ 右サイドのアングロ、クーロが不安定すぎる。ミスも多すぎる。

メモ 相変らず、人・ボール共に動きが無い。1人がボールを持つ時間が長すぎてパスの選択肢がない。

6分 アルバセテが右からクロスを上げ、フリーでヘディングシュートを打たれるが、幸運にもパロップの正面。

13分 カルボーニに代わり、ディ・バイオIN。

15分 マルチェナにイエロー

17分 相手DFが2枚目のイエローを受け、退場。これで相手は10人。

18分 ファビオのFK。やっと枠内には飛ぶ。

メモ クーロはボールを蹴るたびにミス。ファンからも「いい加減にしろ」の声。

23分 アルベルダに代わり、シソッコIN。ベンチに下がるアルベルダに監督が握手を求めたが、アルベルダはあからさまに不満の顔で監督の顔を見ず。

24分 アイマールからのパスを受けたミスタがゴール!しかしながら、GKには正面のボールで完全なミス。ただ、シュートを打つからこういうことが起きる。どんな形であれ、先制点。

メモ マルチェナもここ最近常にフィードが悪い。というより前線、中盤に出し所がない為、無理なパスを狙いそれが全てひっかかっている。

メモ ディバイオのようにフリーランニング(ボールの無い所での動き)をする選手が入り、少し流れが変わる。今チームに足りないのはこういった無駄に見える動き。

29分 スタンドのファンから、ロペス監督へ痛烈な野次。「ラニエリ2世」

30分 バラハのロングパスに抜け出したミスタがGKと完全な1対1に。迷いがあり、GKをかわそうとして、GKにひっかかる。しかしなが、落ち着いて中を見てクロス。飛び込んだアングロがヘディングでゴール!これで2-0。試合はほぼ決まり。

メモ パスのオプションが少ない為、相手にとっては守りやすい。

32分 相手に右サイドから崩され、ペナルティ内でフリーで主0とを打たれる。また幸運にもパロップの正面で得点には至らず。クーロの対応の悪さから招いたピンチ。

37分 ディバイオが相手DFのボールを奪い、GKと1対1に。これも迷いがあったのか、GKの足にひっかけゴールならず。恐らく、GKの股を狙った様子。

38分 アイマールに代わり、コラーディIN。

43分 ロペス監督からは「コンパクトに」というジェスチャーが盛んに送られる。しかしながら、縦にも横にも間延びしすぎ。

44分 ミスタからディバイオに決定的なパスが渡り、ディバイオが相手をかわし左足でシュート。しかしながら、相手GKにストップ。相変らず、決定的なチャンスを決められない。

【マルカ紙採点】
1 パロップ     
1 クーロ・トーレス 
1 アジャラ     
1 マルチェナ    
1 カルボーニ    
1 アルベルダ    
2 バラハ      
2 アングロ     
1 ファビオ     
2 アイマール   
2 ミスタ     

0 ディバイオ    
1 シソッコ     
1 コラーディ    


【総括】
流れを追ってみてもらえばおわかりのように、チャンスの数はかなりあり、試合は終始支配。しかしながら、その決定的なチャンスを決められず、前半は0-0のまま終了。後半も相手が1人少なくなるまで得点をあげることは出来ず。前後半ともに、スタンドのファンからは野次、ブーイングが飛ぶ程の内容。

唯一評価出来ることは、勝ったこと。結果を出したこと。プロとして、この段階では、内容よりもその結果が評価されるべきこと。

ただし、苦言は山ほどある。

まずはマジョルカ戦から引き続き、フィジカルコンディションの悪さ。ただ、これが言い訳にならない程、個々人のパフォーマンスが低いのも実情。実質2部のアルバセテ相手に同様に2部のチームか?と思える程の低調なパフォーマンスも見せていた。何もプレッシャーがない状態でミスパスを連発する始末。

ミスの原因はいくつか考えられるが、まずは純粋な運動量の問題。この日は、日差しが非常に強く、町中の温度計も30度を示す暑さ。当然、体力的には厳しい気候となったが、試合開始当初から動きの少なさが目立っていた。よって、暑さからのバテという帰結にはならない。

私が考える動けない理由は、フィジカルコンディション以外にあると推測。それは、チーム内での“共通認識”のなさ。

“こいつが持ったら、こういうプレーをするから、この動きをしてパスをもらおう”

というような選手間での信頼関係、共通認識がない。よって、瞬間的な判断からの動きがなく、ボールを受ける前の予備動作がない。

パスの受けてはボール保持の選手の様子を見て動き、パスの出しては受けてが動くまでボールをダラダラと持ってしまう。そうした時間をかけていれば、自然にボールも人にも動きが止まってしまう。また、相手にとっても非常に読み易いボールの回しになる。流れるようなボール回しは皆無。ダイレクトや1トラップでトントンとリズミカルにボールが回ることは一度もなかった。

例えば、アイマールがボールを持てば、前を向き、状況を打開出来る技術があるのだから、前線のスペースへ走りこみボールをもらおうとか、バラハが持てば、彼の技術でターンが可能だから、サイドチェンジのボールをもらおうとか、味方選手のプレーの特徴を読んで予備動作を入れることがない。昨年、バレンシアが強かった理由は、そういった選手の特徴をチーム全体が把握していたから。よって、流れるようなパスが回り、パスコースが複数作られ、相手にとっては読みにくい攻撃をしかけることが出来た。別にビセンテ1人の個人技で勝ってきたチームではないのだから。

終始、場当たり的なボール回しになっているため、ボールは支配出来るが、決定的なプレーにはつながらない。そして、出すとわかっているようなパスを時間をかけて馬鹿正直に出す為、当然相手に読まれてパスカット。もっと酷い場合は、パスミス。

こんな共通認識や選手の特徴把握の問題が今の時期に露呈するのは通常有り得ない。が、今季のバレンシアなら有り得ること。怪我人が続出し、固定メンバーで戦えていない現状ではその言い訳も出来る。逆に言うなれば、ここ数年とくに大幅な選手変更やチームスタイルの変更が無かった現状でここまで選手間での認識に欠けているのは、そういう理由しか見当たらないということ。

・フィジカルコンディションの悪さ
・怪我人続出による成熟度のなさ

という2点以外ではどう考えても説明がつけられない程にそういった認識に欠けていた。

こういうちぐはぐな状態で終始試合が進行し、選手にもフラストレーションが溜まっていた。その象徴が交代でベンチに下がったアルベルダの表情。うつむいたまま監督からの労いの言葉にも反応せず、むっとした顔でベンチに下がる。チームキャプテンがこの状態では、チームの状態も良いわけが無い。

悪い、悪い、とばかり言っていても仕方が無い。

事実は勝って、順位を1つ上げ6位。

今は内容よりも勝利が大切

これは間違いない。この勝利で何かしらの変化があるかもしれない。そして、こういった低調な内容でも勝てる程の相手であることも運がある証拠と言えそう。実際、このレベルの相手では選手のモチベーションも上がらないのかもしれない。無理やりな帰結として。

この試合、パフォーマンスは低調だったものの、クーロやバラハといった核の選手が怪我から復帰。特にバラハは中盤での組み立てをしっかりこなしていた。ただし、やはり体力面が戻っていない為、後半にはバテてしまい試合から消える時間が多くなる。あとは、試合を重ねコンディションを上げれば問題なさそう。

いずれにせよ、バラハが戻ってきたことで、ボランチが攻撃の基点としてボールを散らすことが可能となった。アルベルダが無理に攻撃に参加することもなく、アイマールが無理に下がってプレーすることもなく、バラハがバランスを取りながら、パスやドリブルで起点を作っていた。

守備に関しても、ドブレテの守備陣が今季初のラインを組み、無失点。これは評価出来る。

パロップについても、安定したセービングと相手にフリーで打たれたシュートをしっかりセーブしチームに貢献。

新聞各紙は、当然、結果に対しての評価が一番であり、長く続いた引き分けのもどかしさからは解放され、楽観的な見出し、記事が踊っている。

が、あくまでこの試合、対アルバセテにだったからこそ、出せた結果であり、この内容を続けていては当然危ない。次節、ヌマンシアは同様にほぼ2部が決まりの相手。

しかしながら、それ以降は、バルサやエスパニョールといった上位チームとの対戦が控えている。

怪我人が復帰しだしているという好材料もあるが、チームとしての共通認識や信頼関係、何よりコンディションをしっかり戻してもらい、CL圏内を確保してもらいたいところ。

いずれにせよ、監督が言ったように、

「この試合は結果を出すことが重要な試合だった。勿論、内容が伴うに越したことはないが…」

この発言が全て。



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