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準決勝後の流通経済大柏・本田裕一郎監督の会見全文 

1月8日に国立競技場で行われた第89回全国高校サッカー選手権大会の
準決勝第一試合、流通経済大柏(千葉県)対久御山(京都府)

結果は、2-2からのPK戦(2-3)で久御山の勝利。

以下、試合後の流通経済大柏・本田裕一郎監督の会見全文。

 前半は非常に悪い入り方でしたし、前半の悪いのをなかなか修正出来なくて。後半少し修正できたように思うのですが、ちょっとキャプテンの負傷が痛かったかなと。そのせいにはしたくないのですが。誰に代わってもできるだろう、というように思ってメンバーは選んだつもりなんですけど。なかなか前半の不調が修正できませんで、後半にやっと2トップに戻して修正できたという感じでした。

(以下、一問一答)

――PKの練習はされてきたと思うのですが、今日のPK戦の前はどういうお話をされたのでしょうか?

 特に話しませんでしたけれど、うちの終わり方が優勢に見えましたので『これは勝ったよ』と言って(送り)出しました。ただ、ちょっと雑音が入って……。前試合のPKがですね、記録されていまして。それをGKに渡してしまったもので。それでGKが混乱したという気がしました。先ほど、GKに『どっちを優先したんだ?』と聞いたら、『足下を優先しました』と言ってはいましたが、やっぱり余計なことしちゃったかなと思いましたね。

――それは情報を与えすぎたという意味ですか?

 はい。久御山の前回のPKの資料が入っていましたので、それをGKに情報として渡した。結果論ですけれど、情報を入れない方が良かったかなと思います。大体同じ方(コース)を蹴りませんもんね?いずれにしても、追いついて『勝てたな』と思ったのですが、惜しい試合を落としてしまいました。

――3年前の優勝チームと比べるとフィジカルの強さが加わったチームで今大会に臨まれたかと思うのですが、監督の中では3年前から進歩したとお考えですか?

 ええ、メンタル的にすごく強い子が多かったと思います。あまり良いコンディションではなかったのですが、良く頑張ったと思います。そういう面で比べると技術的にどうかな、というものはありますが、メンタル的には随分強くなったなという手応えは感じています。

――久御山の良さをあげるとすれば?

 自分たちのスタイルをあまり変えずに、この試合をずっと通したということは、やはりそれなりの強いあれがあったんだと思います。それに比べて私どもは相手の良いところを消そうという取り組みでずっときましたので、それが前半の不調に終わったのかな、という気がしました。

――(質問者:小澤)粘り、ハードワークで後半圧倒するサッカーは久御山に対しても非常に有効でしたが、久御山のような後方からきっちり繋ぐ、丁寧に効率的に前に運ぼうとするチームが今大会勝ち上がる中、そういうチームに敗れたことで、今後の流経スタイルに変化はありそうですか?

 スピードの追求はずっと続けていこうと思っています。もっとスピードを上げる。ボールを取るところと、もっとテンポを上げたリズミカルな攻めが出来るように。そういう追求は続けていこうと思っています。ただ、久御山のように丁寧に、丁寧にというチームは、(青森)山田、実は私は反対サイドは山田がくるだろう、静学がくるだろうと予想していてですね、その対策は十分立てていたつもりなのですが、どうも軽くいなされた気がします。

――(質問者:小澤)両チームの選手を比較した時、ロングボールの精度などは流経の選手の方が高い印象を受けました。よって、流経がもっと効率的にボールを前に運ぶようなサッカーをすればより効率的に前線に押し込めるのではないかと感じたのですが、監督は如何ですか?

 私もそう思っていますが、トータルにやらなくてはいけないと思っていますし、やはりこだわるチームがあっていいんじゃないか。色んなチームがあっていいんじゃないかと思います。

――ケガ人の多い大会で、吉田(眞紀人/名古屋内定)君、増田(繁人/新潟内定)君もケガをしました。プロに行く2選手に対して何かメッセージをお願いします。

 二人ともしっかりした生徒ですので、彼らは彼らなりになぜ最後の一歩をとれなかったのかというところは反省していると思います。私が彼らに言いたいのは、ケガも含めたコンディショニングですね。試合の中でのアクシデントは中西(孝太)一人でした。試合前日の練習でやったとかですね、そんなケガでしたので。やはり名選手、「無事これ名馬」です。そういうことを言ってきたんですが、アップに手抜かりがあったんじゃないかとかですね、そんなに激しい状況のケガではなくただ着地の失敗、足を踏む踏まれたという失敗。それは非常に良い経験になったんじゃないかと思います。

――昨年のW杯で日本代表のメンバー(23名)は高校出身者が大半を占めていました。それを踏まえて、今後高校サッカーが果たす役割をどう考えていますか?

 はっきり言いますと、片や(=Jユースは)プロ養成所ですよね。私どもは教育の一環で、別にそれで逃げるわけではありません。いずれはそういうスタイルになるだろうと思いますが、その途中の段階だと思います。じゃあ、日本の育成がどうなるかというと先はちょっと見えませんけれども、高校には高校の良いスタイル、良い状況があります。グラウンドがあって学校もすぐ近くでメンタル的な教育も欠かせないしという。そういうメリット、デメリットがある状況下なんですが、(Jリーグ発足から)17年経って18、19人あたりでしたか?23名中、高校・大学経由の選手は?つまり、17年かかってたった4人くらい。普通のクラブだと年間1億円かけるそうでございます。育成に。(1年1億円で)17億円かけて、あるクラブはたった1人だったな、というのを私の恩師が言っておりましたけれども。その部分では、少し進化が遅れているんじゃないかと感じていました。じゃあどうなるんだと言われると、高校には高校のあれがあるし、両者共存でいこうというのが指導者の暗黙の了解ですが、さあどうなるんでしょうかというのは私にもちょっと見えません。

<了>



選手権についてのコラムも書いてます。

小澤一郎の「メルマガでしか書けないサッカーの話」
サンプル号

まぐスペインタビュー 小澤一郎



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とても興味深い記事が多いブログですね。
またよらせてもらいます。

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