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スペインメディアの報道を時系列で見る 

2011年03月23日配信のメルマガより抜粋

 3月11日の東北関東大震災から12日が経過した。恐らく、多くの日本人にとって人生で最も「長い」と感じた12日間ではなかったか。今週発売の『週刊ポスト』でビートたけしがこんなことを述べていた。以下、少し長めの引用。

 今回の震災の死者は、1万人、もしかしたら2万人を超えてしまうかもしれない。(略)この震災を「2万人が死んだ一つの事件」と考えると、被害者のことをまったく理解できないんだよ。
 じゃあ、8万人以上が死んだ中国の四川大地震と比べたらマシだったのか、そんな風に数字でしか考えられなくなってしまう。それは死者への冒涜だよ。
 人の命は、2万分の1でも8万分の1でもない。そうじゃなくて、そこには「1人が死んだ事件が2万件あった」ってことなんだよ。


 私自身、3・11以降はどう自分を奮い立たせても、なかなか気力が湧いてこない日が続いた。「私も同じ」という人が多いのではないか。なぜなら、今回の震災は程度の差はあれ日本人全員が被災者となったのだから。被災地で大きな被害にあわれた被災者の方はもちろんのこと、そうではない人も心に大きなダメージを受けた。海外にいようが、日本のどの都市にいようが、「東北地方の被災者の人に比べたら…」と自分で自分を追い込んでしまうため、余計なストレスが溜まる。

 そして、TwitterやFacebookといったソーシャルメディアのお陰で格段に精度の高い情報を入手できるようになった反面、原発事故を中心にリアルタイムで情報を追わなければという強迫観念に駆られ無理な情報追いを続け、疲れてしまう。それが現時点での大多数の日本人の現状ではないか。

 今回の大震災をきっかけに、日本はいろいろなものを変えざるをえなくなるだろう。特に、首都東京のある関東では計画停電、電力不足が当面続くことから、働き方のみならず生き方までも根本的に変えなければいけない。考え方や価値観については、すでにこの一週間ほどで大きく変わったのかもしれない。先日、震災後初めて自宅近くの書店に入り驚いたのだが、一部の小説を除き大半の書籍は3・11以後読めないものだと直感的に思った。特に3・11以前の価値観や文脈で書かれたノウハウ本は、すでに誰にとっても無益なものとなってしまったように思う。

 パラダイムシフトの真っ只中にある以上、私もこのメルマガもあり方を変えざるを得ないのではないかと考えている。サッカーというものも、やはり社会と密接に関係しているのだから。そのあり方にまで今は言及することはできない。しかし、私自身はこの難局をサッカーという船に乗って皆さんと共に乗り越え、ピッチのある向こう岸まで渡りきりたいと強く思っている。復興のために、被災者のみならず多くの日本人にささやかな幸せと笑顔をもたらすために、サッカーは必要だと感じている。

 さて、少しかたい序文を書いたところで、今回は再びサッカーからは離れたテーマを1つ扱いたい。それは、スペインが今回の大震災と原発事故をどう報じていたか。震災以来、日本語の情報を追うことで必死でなかなかスペインのメディアをチェックできなかったのだが、ここ2、3日でまとめて情報を仕入れてみた。

 今回は、電子版を定期購読できる全国紙『エル・ムンド』のみを使った紹介になるが、スペインで今回の未曾有の大災害がどのように報道されたのか、同紙を例に取り上げてみたい。以下、時系列で一面トップの見出しを日本語訳しながら、その日の紙面にあった内容のまとめを箇条書きで明記していく。

■3月12日
一面トップの見出し「自然が日本を攻撃」
 



・12ページを割いて大きく報道。
・大阪在住のスペイン人記者フェルナンド・サンチェス氏のコラムタイトルに『恐怖を内面に隠し、気品を外に出す日本人』とある。震災翌日の新聞にしては的確な日本像だと思ったので調べると、同記者は日本人女性と結婚し、1975年から日本在住とのこと。
・スペインの新聞らしく図解が多く、ビジュアルで理解を深めることができる内容も多かった。

つづきはメルマガ本文にて

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