スポンサーサイト 

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

5週間で「つないで勝つサッカー」を浸透させた世界基準の指導法 

2011年07月20日配信のメルマガより抜粋

(C)Ichiro Ozawa



 当メルマガでここ最近、何度も取り上げさせてもらっている徳永尊信氏だが、現在は足立区のクリアージュという町クラブのジュニアユースで臨時コーチを務めている。17日、徳永氏が指導するクリアージュの∪-14が、トリプレッタの∪-14と練習試合を行なうということで足立区総合スポーツセンターまで取材に行ってきた。

 トリプレッタは昨年MICというバルセロナの大会に参加しており、私は現∪-15の通訳兼コーディネーターとしてチームに帯同した。そんな縁もあって楽しみに試合観戦に行ったわけだが、一番の取材目的はスペイン、エクアドルでの指導経験がある徳永氏が日本でどういった指導、サッカーをしているのかを見ることだ。

「つなぐサッカー」と一言で言っても、日本の育成環境や町クラブに所属する選手の能力からしていろいろな制約がある。徳永氏が日本の条件に合わせる形にアレンジしているであろう指導の中で、どれほどつなぐサッカーが浸透しているのかを確認したかった。

 その意味で言うと、この試合でのクリアージュのサッカーには驚かされた。個人の能力や相手をかわすボールさばきではトリプレッタの選手の方が上だったが、試合内容としても局地戦でも、クリアージュの方がイニシアチブを持って優位に進めることができていた。

 それを可能にしていた要素は2つある。まず、徳永氏がわずか5週間ながら徹底的に叩き込んだGKを使ったDFラインでのボール回し。ボランチがマークされうまくセンターバックからボールを引き出せなかったとはいえ、両センターバックが深く広くポジションを取りながら、頻繁にGKを使いながら後方でゆったりとボールを回し、中盤や前線でのギャップを見つけて効果的にボールを運んでいた。

 スペインでは当たり前なのだが、ベンチに座ることも、コーチングを止めることもなく、ピッチサイドで選手に的確かつ継続性のあるコーチングをかけていた徳永氏からは何度か「遊ばせろ」という日本ではあまり聞きなれない指示が出ていた。要するに無理に前にパスを出す、あるいは相手にコースを限定された中で見え見えのパスを出すくらいなら、逆サイドに振るかGKに戻してパスの流れを“作り直す”よう求めていた。

 少し話は脱線するが、こうしたパス回しをするチームに対してよくある批判は、「後方でばかりボールを回していてなかなか前に出て行かない」という類のもの。指導者がそうした声に過敏に反応してしまうと、選手が我慢できずに無理な運び方をしてしまい簡単にミスを犯してしまう。

 確かにピッチ上では、クリアージュのDFラインがひたすらボールを回しているように映っていたのだが、徳永氏は選手につなぐこと、回すことの重要性を説きながら、「このタイミング」という時には間髪入れず前や中へのパスを要求していた。

 うまい選手が多いとはいえ、まだまだ町クラブのジュニアユースの選手はサッカーも駆け引きも理解できていない。だからこそ、試合中に指導者がタイミングよく声をかけて、選手と一緒に「今何をすべきか」という判断基準のすり合わせを行なうことが重要である。

続きはメルマガ本文にて!

Comments

Comment Post















管理者にだけ表示を許可する

Trackbacks

Trackbacks URL
http://valenciasoccerlife.blog6.fc2.com/tb.php/1390-314e4e51

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。