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「バレンシアがマタの移籍を先延ばしにした理由」 アルベルト・イランソ(『AS』カメラマン)インタビュー  

2011年08月24日配信のメルマガより抜粋。メルマガでは写真付きで掲載しています

当メルマガの読者、日本のバレンシアニスタにすっかりお馴染みの『AS』カメラマン、アルベルト・イランソ。2010年10月20日 通巻第12号にも登場し、昨季のバレンシアやリーガ・エスパニョーラの展望について語ってくれたが、先週バレンシアに入り一緒に仕事をしたタイミングで再びインタビューさせてもらった。

 バレンシアに偏ったテーマではあるが、今夏もプレシーズンキャンプからチームに帯同し、日常的にバレンシアを追ってきたカメラマンの目線から今季のチームや新加入選手たちがどう映っているのかを語ってもらった。イスコやマタの移籍では舞台裏もよく知っており、バレンシアファンでなくとも興味深い話になっている。



――まずはイスコのマラガ移籍の経緯について教えて下さい。

アルベルト・イランソ(以下アルベルト) オーケー。おそらく、日本のバレンシアファンにとってもショッキングな出来事だったと思う。僕が日本に行った時にでさえ、イスコの話が出てきたくらいだからね。残念ではあるけれど、イスコの移籍はシンプルにお金の問題だった、ということは理解すべきだと思う。

 状況的には、ウナイ・エメリ監督やクラブが「イスコを大事に使っていこう」としていたのに対して、イスコ本人は「もっと出場時間がほしい」と考えていた。正確に言うなら、代理人を含めたイスコの周囲が、トップチームで出場するようクラブ側にプレッシャーをかけていた。

 昨季のコパ・デルレイのログロニェス戦での活躍で、イスコ起用についての声が高まったのを覚えている? あの時はチョリ・ドミンゲスの素行の悪さが問題になっていたから、イスコの言動と比較してファンからも「イスコをもっと使え」という声がエメリに向けて出ていた。だけど監督は、世論に押されて使うようなことはしなかった。

 ただ、理解すべきなのは昨季のバレンシア・メスタージャ(Bチーム)は3部(スペイン4部)にいたということ。イスコほどの選手であっても、3部でのプレーに慣れてしまえば、いきなり1部で良いプレーをすることは難しい。監督として、イスコのような若い選手がトップで定着するためには時間が必要という考え方を持つのは当然のこと。

 例えば、Bチームが2部にいるビジャレアルのようなチームであれば、シーズン中に下から選手を引き上げることはそう問題にはならないのだろうけれど、さすがに3部と1部ではレベルの差がありすぎる。

――マラガへの移籍が決まる前、バレンシアはイスコをレンタルで出すことを考えたのですか?

アルベルト もちろん、考えていた。例えば、ブラウリオ・バスケスSDはレバンテにレンタルで出すことを真剣に検討していた。レバンテは1部のクラブで、選手層からみてもイスコが出場できる可能性はバレンシアよりもある。それに同じバレンシア市内にあるクラブで、生活面で大きな変化を強いられないし、クラブとしてピッチ内外でコントロールしやすい。

 でも、選手側がそれを拒否した。イスコはバレンシアのトップチーム登録選手になるか、そうでなければ完全移籍を希望していて、そういうタイミングでマラガがやってきた。ちょうどマラガは中東(カタール)の王族がクラブを買収して資金的余裕があったから、違約金を支払うことをイスコ側に約束した。

 イスコがマラガ出身の選手という部分については、実際のところほとんど関係がない。依然として財政難の続くバレンシア側から見ても、マラガが提示してきた違約金を拒否するわけにはいかず、最終的には違約金をもらうことで移籍が決まった。

――バレンシアはイスコの代理人であるIMG社をどう見ていたのですか?

アルベルト 当然ながら良くは思っていない。これまでパブロ・エルナンデスやダビド・シルバ、ラウール・アルビオル、ハイメ・ガビランといった選手たちはみなレンタル移籍をして、経験を積んでからバレンシアの主力選手になっており、数多くの成功例があった。エメリ監督もこれまでインタビューなどでイスコにはレンタル移籍がいいとコメントしてきた。

 でも、イスコのケースではIMGが「今トップで使うのか、それとも移籍させるのか」という二者択一を迫ってきた。イスコの才能を疑うつもりはないけど、今このタイミングでIMGがそういうことを言うのは早急だったのかな、という気はしている。

続きはメルマガ本文にてどうぞ!

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