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U-22日本代表取材を通した挑戦  

2011年06月16日 通巻第46号より抜粋

 今月より、スポーツナビでU-22日本代表を担当させてもらうようになった。そのことで、改めて見えてくるものがいろいろとあった。

 例えば、センターバックの人材難について。『Jマガ』のコラム(『U-22日本代表のCB問題。単に人材難を叫ぶだけでいいのか?』http://jmaga.net/?eid=414 )で書いた通り、この問題はプロ入り後の若手選手を上手く伸ばしきれていない日本サッカー界、育成環境の構造的問題である。高卒であろうが大卒であろうが、プロ入り後すぐに出場できる選手は少ない。だから私は、個々の能力や適性についてどうこう言うつもりはない。

『Jマガ』のコラムでは、前半センターバックをやりながらも後半23分で足がつってしまった扇原貴宏(C大阪)の個人名を明記しているが、別に彼を批判する気は全くない。むしろ彼は、日本の育成環境の犠牲者だ。クウェートとの2次予選に向けた22名のメンバーから外れてしまった實藤友紀(川崎F)にしても、もし彼がまだ大学生だったらメンバー入りしていたであろうと想像する。

 U-22日本代表に入るほどのタレントを所属クラブでくすぶらせている現状を放置している限り、五輪代表は今後もずっとセンターバックの人材難や試合観のない選手の問題を抱え続けることになる。だから、先週10日のメンバー発表では原さん(原博実氏/日本サッカー協会技術委員長)に、實藤や扇原の例を出して質問した。

メンバー発表の会見全文(スポーツナビ)

http://sportsnavi.yahoo.co.jp/soccer/japan/text/kaiken/201106100005-spnavi_2.html

 また、流通経済大の中野雄二監督への取材で聞きたかった点も基本的には同じだ。いろいろと問題が転がっている育成現場の現状を熟知する監督としてどのように受け止め、どのような提言を持っているか。そういう意味で、中野監督からは興味深い意見や提言を引き出せたのではないかと考えている。

 こうした問題が今までずっと続いてきている、というよりはある種“放置”されてきている点について、今回U-22日本代表を取材してみて、「協会や現場の関係者よりもメディアの責任の方が強いのではないか」と感じるようになった。

 まあ、どちらが悪いという水掛け論をしても非生産的なのかもしれないが、現場で記者会見や囲み取材をしているとメディア側にこうした問題意識が全くないのに驚かされる。確かにこうした問題を取り扱うことは面倒なことかもしれない。だが、こうした根深い問題を一つ一つ整理して解決していかない限り、若手育成については好循環が生まれない。

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