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「理不尽と立ち向かうことが、成功した人間の役目」 幸野健一氏(大分トリニータ・幸野志有人の父)インタビュー  

2011年02月16日 通巻第29号より抜粋

写真:幸野健一氏提供




――志有人君にサッカーボールを買い与えたのはいつですか?

 生まれる前に用意して、生まれた時にはベビーベッドに入っていました(笑)。最初に目に入ったのはボールだと思います。ボールをお母さんだと思っていたかもしれませんね(笑)

――サッカーを始めた幼稚園時代の志有人君はどんなサッカー少年でしたか?

 昼休みもずっとサッカーをやっているような少年でした。幼稚園の時は、朝登校して、かばんを置いたらずっとサッカーをやっていたんじゃないかな。そういうことが許される幼稚園で、だからこそ入園させたというのはあるんです。そういうことをわかった上で入れましたから(苦笑)。志有人のことを抜きに、幼稚園年代くらいからサッカーボールを蹴ることは、非常にいいことだと思います。サッカーはバランスを求められるスポーツであり、片足でボールを蹴ります。コーディネーション能力においては、後から取り返せられないほどのものを得られると思っています。また、子供には早い時期に体を動かすことが楽しいことだということをわかって欲しい。 

 現代社会の中では、スポーツが不足しています。運動は人間の本能が求めているもので、健康上必要であるにも関わらず、現代人は運動不足。サッカーに限らず、生涯スポーツとして死ぬまで定期的にやれるような環境作りをすることが、国にも求められているし、実際に親たちが考えてあげないといけない。スポーツは、心身共に健康になるために必要な手段だと思うから。そのためにも小さいころからスポーツに親しんでもらいたい。スポーツが嫌いな人のほとんどが、小学校の運動会や幼児体験に原因があります。だからこそ、親や指導者は子供に怒ったりせず、ポジティブにスポーツに関わる環境を作ってもらいたい。どのスポーツでも99%の子供はプロになれないわけで、99%の人間が生涯に渡ってスポーツを楽しめる社会になって欲しいなと思っています。

――幸野さんは、17歳でイギリスにサッカー留学されています。当時の日本で学生時代に海外にサッカー留学する人間などいなかったと想像しますが、その英国留学がご自身のサッカー観や人生観に大きな影響を与えたそうですね?

 イギリスでホームステイをしていた時、その家庭で7歳と10歳のサッカー少年が育てられていく姿を間近で見ることができました。家庭でのしつけを見ると、「自立した子供を育てる」という育て方がありました。毎日毎日、親が子供に対して「あなたは何のために生きているの?」、「将来はどうするの?」ということを問いかけており、彼らに自分で考え、自分で決断し、自分でリスクと責任を負うことをさせていました。かなりのカルチャーショックがありましたね。7歳、10歳の子供に『自分で考えてリスクを取れ』としつけているのですから。サッカー選手になりたくてイギリスに留学したわけですが、「これは絶対に無理だな」と思いました(笑)。同時に、「日本がサッカーでイギリスや欧州に追いつくことは絶対に無理」と思いましたし、彼らの強さの秘密がわかりました。サッカーは彼らが作ったスポーツなので、こういうメンタリティの人間のためにできているということです。そこから掘り下げていかなかったら無理だなとつくづく思いました。


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