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「育成重視のリーガのクラブの経営コンセプトをどうJリーグに役立てるか」(前編) 

2011年11月09日配信のメルマガより抜粋



Jマガ提供



■下部組織の構造的な部分



浦山「次に構造的な部分をお伺いしたいなと。さっきの話ですと、おおよそどのクラブもカンテラ予算に10億前後の予算がついています。Jリーグの場合だと、下部組織はジュニアユース、ユースという、それぞれ中学、高校世代のチーム構成となっていますが、スペインの基本的なアンダーカテゴリの構造はどうなっているんでしょうか?」 

小澤「小学生から“アレビン”というカテゴリを作っています。その下にベンジャミンとかプレベンジャミンというカテゴリを持っているクラブもありますが、基本的にはアレビンと呼ばれる10歳前後からセレクトが始まり、1学年20名くらいのカンテラのチームを作っています。 

 カテゴリは2年ごとに分かれていて、アレビン、インファンティル、カデテ、フベニールと続き、その上がBチームになります。ユースカテゴリだけは2段階ではなく3段階に分かれていて、ここに17、18、19歳の選手が属する訳です。そしてユースが終わると、年齢制限のないBチーム入ることになります。 

 スペインの場合、小学生年代では7人制のサッカーをしていて、中学生、12、13歳の段階で11人制へ移行します。一学年20人前後というのは、各地域のリーグで登録人数が定められていて、それ以上は採れない決まりになっています。それ以上採りたい場合は、チームの数を増やすことになって、例えばビルバオは下のカテゴリになるほどチーム数が多く、一番下のアレビンでは4チーム持っています。 

 アレビンは7人制サッカーの最終カテゴリーですから1チームの登録人数は15人前後。一学年4チームですから、60人くらい選手を抱えるということになりますね。上に行くに従いチーム数は減りますからピラミッド構造となっていて、できるだけ裾野を広げたいと考えてやっているのだと思います。また、バルセロナは20くらいだと思いますが、ビルバオは各地域にある150くらいのクラブチームと提携関係を結んでいて、そのクラブと毎年5人6人と選手を入れ替えています。 

 良い選手に関しては自分たちで吸い上げ、伸び悩んでいる選手が居れば返して、『また1年頑張って良くなったら戻ってこいよ』というような形で選手の入替をしています。Jクラブの場合、中高の3年間3年間で囲いますから、伸び悩んだ選手でも上げざるを得ないのですが、そういうことはスペインでは無いですね。競争の原理を働かせるために、彼らは受け皿のところ、セーフティーネットがしっかりしています。地域に根ざしたクラブと提携関係を持ち、選手がプレーできる状況は失わせないような形で運営しています」 

島崎「淘汰される仕組みがしっかりしているから、プレーする側も管理する側も迷いがないということでしょうね。日本の場合は、小澤さんが今おっしゃった通り、立ち上がったものがJクラブより先に存在しています。Jリーグとしては、彼らをどう取り込んでいくのか、協力していくのか、ということになるんですが、この20年間その部分を怠ってきたのは間違いないと思います。 

 あと率直に思うのは、日本の学校のシステムも決して悪いものではないし、良さもあります。Jリーグはその良さを生かすような形を作ることができれば良かったのですが、ユース、ジュニアユースというヨーロッパの仕組みを採り入れてしまったために、色んな面で弊害が生まれていると思います。 

 一度原点に立ち返って、ヨーロッパの良い面、悪い面を踏まえつつ、日本独自の、これまで築き上げてきたものを融合させなければならないのかなと。小澤さんがおっしゃったスペインの仕組みは、日本の学校でも同じようなことがある訳です。例えば、高校サッカーでは3軍4軍を持っているチームがあるし、特に大学サッカーではそうした傾向は顕著にあります。 

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