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【@ichiroozawa】吉田達磨(柏レイソル強化本部強化部長) インタビュー(1/2)  

(株)アレナトーレ



――吉田さんは、選手時代から様々なクラブ、国でプレーされています。サッカーの魅力、スポーツとしての定義をどのように捉えていますか?
 
吉田達磨氏(以下、吉田氏) サッカーの持つ魅力をどう説明するかは困難というか、簡単に表現できるものではないというのも率直なところです。ただ、サッカーの持つ力はとても深いものがあると思います。
 
 まずは自己表現、自分を目一杯表現することが求められます。例えば、オフサイド、手を使えないといった制約(ルール)はあるにせよ、サッカーは限りなく自由度の高いスポーツです。11人が同じ方向に向かっている時に輝きが増したり、強さが発揮される。また、その時にはそれぞれの特徴がマックスに表現されると思います。そういうところにサッカーの魅力があるのではないかと考えています。
 
――吉田さんの考える魅力的なサッカーとは何でしょうか?
 
吉田氏 チームの目指す方向が一緒であることです。バルセロナもそうですが、決断するスピードや力強さにブレがなくて、迷いがない表現を繰り返すことです。
 
――指導者として、魅力的なサッカーを実践するために選手にどのようなことを求めていましたか?
 
吉田氏 単純なことを大切に思って、繰り返すことです。そしてモラルのレベルを一つずつ上げていくこと、今ある自分のスタンダードや合格ラインをしっかりと自分たちで積み上げていくことをいつも求めていました。そうすることによって選手個々の成長も期待できます。
 
――そのラインというのは各選手に応じたものなのか、それともある程度チームとして設定するものなのかどちらでしょう?
 
吉田氏 私は選手個人ではなく、チームとして設定していました。例えばパスであれば「このポジションからこのポジションに出すパスはこのレベルを求めるよ」という具合ですね。オーバーラップさせたいのか、そのまま勝負させたいのか、時間を作りたいのかにこだわるのではなく、自分たちが次に何をピッチ上で表現したいかに対して、一つ一つのプレーを極めていく、レベルを上げることを求めました。
 
――今、柏レイソルのトップで吉田さんの指導を受けた工藤壮人や茨田陽生らが活躍しています。吉田さんの力だけではないと思いますが、「吉田さんだからこそプロになれた」と感じている選手も多いと想像します。魅力的かつ自主的な選手が育ったことについて、改めてどう感じていますか?
 
吉田氏 確かに、それについてはたくさん聞かれたし、話しました。彼らがトップに上がっていく背景は、かなりさかのぼる必要がありますが、大きなクラブでやっている以上はどうサッカーを捉えるかが重要です。私が指導する上で選手たちには、「職業としてのサッカー」を明確に意識させました。
 
 もう一つは、このクラブに入ってきてプレーすることの意味です。トップに上がる中で人が淘汰され、残っている自分たちを信じなければいけない。その意味はすごく大事なことだと思います。トップに上がることがどれだけ大変か、選手が一番よくわかっています。周りの大人はそこを理解せずに評価を下してしまいがちでした。その評価基準を変えるのは、我々しかいないと思いましたね。


2012年05月31日配信のメルマガより抜粋。メルマガ本文では、この5倍近いボリュームに加え、『AS』専属カメラマンであるアルベルト・イランソ氏のフォトギャラリーも用意し、濃密なコンテンツを取り揃えています。ぜひご購読ください。※

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