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[ @ichiroozawa]「大丈夫ですか?」と言いたくなる仕上がり U-19日本代表コラム  

小澤一郎の「メルマガでしか書けないサッカーの話」第109号(2012年09月13日配信号)より抜粋※

 3日から佐賀県鳥栖市でスタートしたU-19日本代表候補のトレーニングキャンプの取材のため、4日より九州に入った。11月上旬にUAEのドバイで開幕するAFC U-19選手権を戦う同代表だが、周知の通り過去2大会はU-20ワールドカップの出場権(アジアは4枠)のかかる準々決勝で韓国に敗れ、U-20W杯出場を逃しているだけに周囲からのプレッシャーがいつも以上にかかる世代。


 直前で橋本拳人(FC東京)がチーム事情により、久保裕也(京都サンガF.C.)が体調不良により不参加となったものの、最終メンバー発表前としては最後のトレーニングキャンプとなる今回のメンバーには26名が選出された。吉田靖監督が佐賀キャンプのために選んだメンバーの一覧は以下の通り。



■U-19日本代表候補トレーニングキャンプ(9月2~5日@佐賀)メンバー


【GK】 
櫛引政敏(クシビキ・マサトシ/清水エスパルス) 
池村彰太(イケムラ・ショウタ/神奈川大学) 
杉本大地(スギモト・ダイチ/京都サンガF.C.) 
ポープ・ウィリアム(東京ヴェルディユース)


【DF】 
遠藤航(エンドウ・ワタル/湘南ベルマーレ) 
松原健(マツバラ・ケン/大分トリニータ) 
三鬼海(ミキ・カイ/FC町田ゼルビア) 
佐藤和樹(サトウ・カズキ/名古屋グランパス) 
奈良竜樹(ナラ・タツキ/コンサドーレ札幌) 
川口尚紀(カワグチ・ナオキ/アルビレックス新潟ユース) 
岩波拓也(イワナミ・タクヤ/ヴィッセル神戸) 
秋野央樹(アキノ・ヒロキ/柏レイソルU-18) 
植田直通(ウエダ・ナオミチ/熊本県立大津高校)


【MF】 
大島遼太(オオシマ・リョウタ/川崎フロンターレ) 
田鍋陵太(タナベ・リョウタ/名古屋グランパス) 
風間宏矢(カザマ・コウヤ/川崎フロンターレ) 
杉本竜士(スギモト・リュウジ/東京ヴェルディ) 
熊谷アンドリュー(クマガイ・アンドリュー/横浜F・マリノス) 
廣田隆治(ヒロタ・リュウジ/FC岐阜) 
為田大貴(タメダ・ダイキ/大分トリニータ) 
矢島慎也(ヤジマ・シンヤ/浦和レッズ) 
野津田岳人(ノツダ・ガクト/サンフレッチェ広島ユース) 
松本昌也(マツモト・マサヤ/JFAアカデミー福島)


【FW】 
小野瀬康介(オノセ・コウスケ/横浜FC) 
南秀仁(ミナミ・シュウト/東京ヴェルディ) 
渡大生(ワタリ・ダイキ/ギラヴァンツ北九州)

 

■高体連1名、大学1名が示すJ所属組占拠のメンバー構成



 メンバーの所属を眺めてもらえればおわかりの通り、ほとんどがJクラブ所属の選手。93年1月生まれ以降の世代であるため、学年で言えば大学1年、高校3年が中心の代表になるが高体連所属は植田、大学所属は池村の各1名のみ。


 一方で、J2が中心ではあるがすでにJでコンスタントに活躍する遠藤、三鬼、奈良、廣田、渡のような選手も現れており、彼らはみな今季1000分以上の出場時間となっている。J1では風間八宏監督が来て以降、川崎で大島と風間が起用され始めている。


 Jユースにタレントが集まるようになった以上、U-19日本代表にJクラブ所属の選手が占める割合が8割、9割となることは見えていたことだが、その分新たな問題も浮上し始めている。それが選手の試合出場機会の問題で、Jのトップチームに所属する選手たちはこれまた大半が今季の試合出場時間が200分以下だ。


例えば、東京ヴェルディユース時代にクラブユース選手権をはじめ数多くのタイトルを獲得し、鳴り物入りでトップ昇格を果たした杉本竜士(2試合/3分)、南秀仁(4試合/91分)は今季トップでほとんど試合に出場していない。


 そう考えると、U-19日本代表にはこれまで五輪代表に付きまとっていた若手選手の出場機会の少なさ、試合勘のなさがスライドして降りてきたことがわかる。Jクラブに優秀なタレントが集まるようになったとはいえ、彼らが18歳、19歳でトップチームの中でレギュラー争いをするため試合出場の機会を得られず大事な18歳以降の育成で順調な伸びを示せていないケースが目立ち始めているということ。


 4日午後のトレーニング後、囲み取材で吉田靖監督にこの問題について、「これまで五輪代表世代(U-23)の選手にJリーグで試合出場できない選手が多く、U-19日本代表にはそれほどプロ選手がいませんでした。しかし、今は若手の試合出場機会の問題が下の代表にスライドしてきて、このU-19日本代表の選手の中にプロにはいるものの試合出場の機会が少ない選手が多数います。監督として難しさは感じますか?」という質問をした。


 それに対する吉田監督の回答は、「(ロンドンの)五輪世代がJ1で試合に出られなかった時代は、最初の頃だけだと思います。後はもうほとんど試合に出ていました。U-19年代では、チームで試合に出場していてもレギュラー選手は本当に少ないです。ただ、途中交代での出場や、何試合か出場している選手がいます。 
 そういう選手がどんどんどんどんチームの中で揉まれて伸びてきているので、そういう面ではJリーグで試合に出ている選手を上手くピックアップしてチームを作っていくということが大切なことだと思います」というもの。現状認識としては正しいと思うが、「チームの中で揉まれて伸びてきている」点については疑問符を付けたい。



2012年09月13日配信のメルマガより抜粋。メルマガ本文では、この数倍近いボリュームで濃密なコンテンツを取り揃えています。ぜひご購読ください。※

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