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スポーツディレクター職 

日本ではなかなか理解出来ない報道でしょうが、クラブは来季に向けスビラッツという人物にスポーツディレクター職のオファーを出しました。

スーペルの一面にもなっていて、我々にとっては誰だ??って感じですからね…
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スーペルはこんな感じで、「スビラッツ、創始者」という見出し
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益々謎は深まります…


マルカも「スビラッツはソレール(会長)に選ばれた人物」という見出し
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ベニテスとのツーショット
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では、説明します。実は私も知りませんでしたが、、、

このスビラッツという人物は、以前バレンシアのフロントにいた人間です。現場責任者とでもいいましょうか。選手、監督の獲得に決定権を持っていた人間です。

“創始者”と呼ばれる理由は、このスビラッツ氏が今あるチームの土台を作ったからです。今いる主力選手の大半は彼が連れてきた選手です。

そして、彼の名声を高めた一番の理由は、“ベニテス発掘”です。そう、テネリフェからベニテスを引っ張ってきたのは、何を隠そう、このスビラッツ氏だったのです。

当然、選手でもミスタや、アジャラ、アイマールといった今の主力の移籍には全て彼が関わっています。

いつから現場職についていたかは出ていませんでしたが、ラニエリ第1期の時には既にいたようで、99年国王杯を獲ったのが彼がもたらした最初のタイトル。

続いて、クーペルを擁し、CLファイナルに2年連続進出。

ベニテスを連れてきてのタイトルは言うまでも無し。

が、ベニテスが獲った最初のタイトルである、01/02リーガ優勝後、クラブから去っています。

その後、バルサフロント入りなども噂されたようですが、実現せず、現在は2部Bに所属するアリカンテを本拠地とするエルクレスというチームでフロント職についています。

彼が去った噂は色々ありますが、確実なことが2つあるようです。

①タイトルを獲ったことにより給料アップを要求した

②クラブ幹部のマヌエル・ジョレンテと不仲だった

どちらも噂の粋は出ませんが、事実、彼が去る際に記者会見で、②のジョレンテとの不仲を告白して、捨て台詞もはいたみたいです。

さて、“マヌエル・ジョレンテ”という名前に聞き覚えはないですか?!

そう、ベニテスが去った理由も彼だと言われています…

最初のタイトルでスビラッツが去り、次のタイトルでベニテスが去り…

このジョレンテという人、どういう人なのでしょうね?!ベニテスとの対立でメディアを賑わせて以来すっかり影は薄くなり最近では名前も聞かなくなりましたが、ベニテス時代は常に現場と対立関係にあったようです。

はっきり言って、以前のこと、ジョレンテのことなど知りません。

バレンシアのフロントはかなり不透明です。全然わかりません。多分、色々なヒエラルキーがあるのでしょうし、持ち株(お金)によって影響力が決まっているようです。

あまり興味はないですが、よ~~~~~く、考えてみたら、、、

このスビラッツ氏を呼び戻すというオファー

明らかにおかしくないですか?!また、フロント、クラブ幹部の無能ぶりを露呈しているだけではないですか?!

もう、呆れて怒る気にもなりません…

じゃあ、この際、ベニテスも呼び戻して下さい。“あなたに去られたのがそもそもの間違いでした。戻ってきてください”とでも言って土下座して下さい。

それに伴い、もっと馬鹿げたことが起こってます。

アントニオ・ロペス監督の続投は無いと言われています。

が、、、監督続投は無くとも既にアントニオ・ロペスとクラブはスポーツディレクター職の2年契約を結んでいます。つまり、来季監督でなくとも、スポーツディレクターの職に就くという契約があります。数ヶ月前に契約を結んだばかりです。

で、今回、スビラッツ氏にオファーを出したのは、そのスポーツディレクター、現場責任者の職です。同じ職です。

おかしくないですか?!意味不明じゃないですか?!

私は全く理解出来ません。

たった、数ヶ月前にオファーを出し、契約を結んだのに、今違う人間に同じ職のオファーを出す…

結んだ契約は何処へ??????
アントニオ・ロペスは何処へ?????

事実はこういうことのようです。

アントニオ・ロペス監督就任直後、結果が出ていた為に彼は一躍「救世主」として賞賛を受けました。それにニンマリだったのが、他でもないソレール会長。よって、直ちに契約を見直し、

①CL圏内に入れば監督続投
②監督続投とならなくても現場責任者としてフロント入り

という内容のオファーを提示し、ロペス監督もそのオファーを受けました。

ソレール会長は、常に「ロペスよ、来季も頼むよ」と全幅の信頼を置いてきました。が、結果が悪くなるにつれ、クラブ幹部からロペス監督への不信感が漂うようになります。そして、ソレール会長はその狭間に立たされることになります。

現状、ロペス監督続投という意見を持っているのは、ソレール会長1人となっているそうです。まあ、チーム状態がこうですからそうなっても仕方ない面はあります。

が、そんな言い訳がましいことはいいとして、じゃあ、契約は何だったんだ?というのがロペス監督側の気持ちですよね。

今の状況は、

①来季監督としては残れない
②フロント入りも無理
③じゃあ、クラブに職はないんじゃないの??

ということです。下部組織責任者の座を無理やり降りて暫定監督として就任したにも関わらず、シーズン途中での強引な監督交代であったにも関わらず、シーズンが終われば、クラブからもさよなら、、、

というのはあんまりなのではないでしょうか??カンテラ軽視どころじゃなくて、人間軽視もいいとこです。

この1年、今年のゴタゴタを間近で見てきて、なぜにベニテス監督がバレンシアを去ったのか、よ~~~~~くわかりました。

まともな人間、意欲のある人間にとっては、とても耐え難いクラブです。普通では考えられないことがフロント、というか、クラブ幹部の中で話されています。決定されています。

これでは、まともなチームなど作れるはずもない。

いくら現場で良い仕事をする人間がいたとしても意欲を絶たれます…

このスビラッツ氏は恐らく、戻ってくるでしょう。そして、最初の仕事として、新監督を探すことになるでしょう。彼の哲学は、ビックネームを評価するのではなく、意欲があり努力家、働き者を評価することだそうです。

ただ、彼のような人間が戻ってきて現場で良い仕事をしても同じことが繰り返される気がします。

また、以前に成功したからといって同じ成功例を用いてまた成功出来る程今のサッカー界は甘くないでしょう。

一貫性のない方針でコロコロと態度と決定を変えていき、最終的に被害を被るのは現場のチームであり、クラブ。そしてその苦しみを間近で見るはめになる我々ファンです。

“救世主”など存在しません。成功は成功するだけの計画とそれを実行する人間がいるからです。勝利する為にはそれなりの準備があるからです。偶然で、たまたま成功・勝利は手に出来ません。

今季の失敗でクラブが何を学んだのか、それが来季に向けた動きで見えてくることでしょう。

この一連の報道で、またそういったクラブ哲学の欠如を知ってしまいました…

Comments

しゅうさんへ

その番組、日本でもやりましたか~。スペインでも以前にやってました。ただ、私は見損ねましたけど… ラポルタ体制になってからチーム、クラブとしての上昇の理由がよくわかるドキュメントだったようですね。

やはり、一貫した姿勢、これこそがフロントに大事なことだと思います。98W杯でもフランスのジャケ監督はレキップ誌などから相当な批判がありましたが、サッカー協会がジャケへの信頼を崩さなかった。そういった姿勢がフランス優勝の原因でもありましたからね。

成功は一夜では成し得ないけれど、失敗は一夜にして現実になる、そんな今季だったのかもしれませんね。やはり継続するこの大切さを感じました。

土台作り

少し前にリーガの放送枠ででバルセロナコンフィデンシャルという一昨年から今年の前半までの裏事情を撮影した特番を放送しておりました。それと今回の記事をみて思ったことが「今のバレンシアのフロントに目指す方向がちぐはぐで、チーム作りに一貫性がない」と思いました。
ラポルタ会長は、昨年前半調子が悪くてもライカールト監督を信頼し、監督もそれに答えてチーム作りをしてきたと思います。やっぱり現場とフロントの信頼関係がうまくいっていないと、いくらすばらしい選手ばかりでも勝てないことを、昨年、今年で痛感いたしました。
しかし、1年でCL決勝までチームを導いたベテニスには脱帽です。個人的に今期はプレミアリーグの監督が今一番熱かったです。

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