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エスパニョール戦レポート 

先程終了したエスパニョール戦、

結果はいつもの通り、、、

ロスタイムに同点に追いつかれ、

2-2の引き分け。

CL圏内は数字上は残っているものの、実質お別れ。

UEFA圏内も唯一の相手であるエスパニョールと引き分けた為、非常に厳しい状況。

今節終了後の上位の順位と勝ち点をまとめておきます。

1位 82 バルセロナ 優勝
2位 76 Rマドリッ CL圏内確保
3位 61 ビジャレアル CL圏内
4位 59 セビージャ CL圏内
5位 58 ベティス UEFA圏内
6位 57 エスパニョール UEFA圏内
7位 54 バレンシア 

という状況。UEFA圏内もベティスを逆転するのは厳しい為、エスパニョール(勝ち点3差)のみが現実的な可能性。

エスパニョールの残り2試合の相手は、オサスナ、ビルバオ。バレンシアはレバンテ、オサスナ。

さて、早速、試合内容について。まずは、スタメンとフォーメーションから。

【スタメン】

        パロップ

 ルス  アジャラ D・ナバーロ カルボーニ

    アルベルダ   バラハ

ルフェテ             ファビオ

         ビセンテ

         アングロ


ポイントはいくつかあります。

・カンテラ、ルスのデビュー
→カネイラの状態からして出場の可能性はあったものの、スタメン起用は本人も驚きだったはず。出来としても十分及第点をつけられるもの。

・前線の組み合わせ
→アイマールの不在は、恐らくこれまで同様彼のコンディションの問題。ここ数ヶ月、騙し騙し無理をして出場を重ねているアイマールだが、昨日も実際、召集メンバー入りも危ぶまれていたとの情報。最終的にはメンバー入りしたものの、出場出来る状態ではなかった模様。

→また、FWにアングロの起用。ディバイオではなく、アングロ起用の理由としては監督以外にわからないが、監督の信頼度とコンディションの問題と推測される。


【内容】
前半開始からペースを握ったのはバレンシア。ただ、両チームともにボールが回らず、ロングパスが多くなる展開。バレンシアがこういったサッカーをするのはここ最近では当然。前線に人がいない為、ボールの出し所がなく、無理せず前線にボールを蹴ることが多くなり、簡単に相手にボールを渡してしまう。また、全体としても1人がボールを持つ時間が長くなり、そうしている間に敵に囲まれ、パスコースが消されてしまう。

やはり、この試合でもアルベルダ、バラハのコンディションの悪さ、それ以上に判断の悪さが目立つ。よって、ボランチでの攻撃の組み立てが皆無。ただ、チームとしてのコンパクトさにかける現状であれば、近くに味方がおらず孤立した状態である為、彼らにかかるプレッシャーもきつくなりミスを犯しやすくなるのも論理的な帰結。ましてや、コンディションが悪い状態でそういったプレッシャーを感じてしまえば当然といったところか。

ここ数試合、これも同じことだが、バレンシアがボールを回していても常に相手の前でボールを回しているだけ。相手の裏やスペースでボールをもらうようなフリーランニング、オフ・ザ・ボールの動きが無いため、単純に足元へのパスが多くなる。そうなれば、相手としてはパスコースを読みやすく、インターセプト、もしくはそれが出来なくとも早いプレッシャーをかけることが可能となる。

たくさん理由はあるが、ちょっと問題点をおさらい。

・チームとしてのコンパクトさにかける
・運動量が無い
・攻守の切り替えが遅い
・足元へのパスが多く読まれやすい

といった点。こういった問題点は個別に存在するのではなく、当然一連の問題として循環している問題点。よって、当然ながら悪循環となり試合内容も悪くなってしまう。

これまで一貫して述べてきているように、単純な運動量が足りない為、どう修正することも出来ない問題。唯一、解決出来る方法としては、アイマールやビセンテが個人技で相手を圧倒し、個人レベルで得点を挙げること。運動量の無いサッカーで相手を上回るには技術で圧倒するしかない。しかしながら、現実にはそういった技術で上回れる選手は数少なく、アイマール、ビセンテのように怪我をして万全ではない状態。

よって、試合内容としては、今日もこれまでに比べれば良い出来だったと思う。これまでの流れからすれば、引き分けは妥当な結果であり、むしろよく負けなかったという内容。

この試合の最大のポイントは、前半30分のパロップの退場。

この判定に対しては色々意見が分かれると思うし、実際にオフィシャルHPでは「存在しないPK」とPKの判定に異議を唱えている。

しかしながら、審判の位置からしてPKの判定が出てもおかしくない微妙なもの。ただ、一発レッドを出すには微妙すぎるシーンだった。パロップが倒したマキシに触っていたかは非常に微妙で、リプレイを見ても微妙なシーン。審判によっては、マキシにシュミレーションのイエローが出されてもおかしくないシーンでもあるが、ここはアウェー、尚且つ、バレンシアが先制している場面。

審判といえども人間。やはり心理的な要素が判定を大きく左右さうるのが事実。神でも正義でもない。それをわかった上でうまく審判を使うのもこのレベルで必要なこと。例えば、この審判、試合全般でいえば、バレンシアに有利な判定を下していた。それゆえに試合が荒れてしまったのだが、バレンシアの選手の大半は彼の判定の甘さに気付き、ある程度厳しいファールを犯しても大丈夫と悟っていた。特に、アルベルダは執拗にファールを犯していたにも関わらず、イエローをもらったのが後半44分。とっくの昔に2枚イエローをもらっていてもおかしくなかった。この辺はアルベルダの経験とも呼べる。

さて、個人的には、この退場劇、1人少なくなった場面から、バレンシア勝利の可能性が高まったと思っていた。

1人少なくなってなぜ勝てる可能性が高くなるんだよ!

と言われそうだが、事実、11対11のままであれば、エスパニョールに負けていた気がする。理由は両チームのプレースタイルにある。

バレンシア側からみた理由
現状のチームにはチームスタイルがなく、どういうサッカーをするのか不明確。よって、1人少なくなった状況で、「守ってカウンター」という明確な意図を全員が持てた。やるべきすることが1人少なくなってからはっきりした。

エスパニョール側からみた理由
チームスタイルとしては、ポゼッションで上回って得点をあげることよりも、高い位置からの守備によってボールを奪い、早い攻撃でデラペーニャが絡み、決定力のあるタムード、マキシを活かすスタイル。よって、1人少なくなったバレンシアのように引かれてしまえば、あまり効果的な攻撃を作れない。

といったもの。悲しいかな、今のバレンシアにはチームとしての戦い方、サッカースタイルが確立されていないので、こういう状況の方がチームとしてやるべきことがはっきりする。よって、ピンチはあったものの、負けそうな雰囲気はなかった。

さて、この試合の得点は、前半18分に相手CKからのカウンターでファビオが良いドリブルをし、ルフェテにパス、それをルフェテが思い切りよくシュートし得点。鮮やかな速攻だった。

これで1-0

前半30分に疑惑のPKからタムードに決められ1-1同点。

パロップの退場でカルボーニがOUTとなりカニサレスが入る。そのカニサレスはいつも通り、PKで余計に動きすぎて全くストップできそうな気配なし。いつも思うが、PKの際、あまり動きすぎるGKはあまりストップ出来ない。相手にとってはむしろじっと構えられる方がプレッシャーになる。CL決勝でバイエルにPKで負けた時も下手に動くカニとじっと構えるカーンで既に勝負あり、だったが未だにカニのPKスタイルは変わっていないようだ。

1人少なくなってからのフォーメーション。

       カニサレス

 ルス アジャラ D・ナバーロ ファビオ

    アルベルダ  バラハ

ルフェテ           ビセンテ

        アングロ


前半は、両チームあまり見せ場がなくそのまま終了。

後半の得点シーンは、まずバレンシア。

後半21分、ルフェテからのロングボールがぴったりアングロに合い、うまいトラップをし、GKと1対1に。カメニらしい良い反応でシュートをストップするもしっかり戻ってきていたエスパニョールDFに当たりオウンゴール。

これで2-1。

ここまではバレンシアの思惑通り。1人少ない状況で得点のチャンスは、カウンターかセットプレー。それが見事に決まった得点となった。

そして、同点に追いつかれたのはいつものようにロスタイム。CKからのこぼれ球をトニ・ベラマサンが見事なボレーで決め2-2同点。

まずはシュートを褒めるしかない。カニサレスも動けないくらい見事なシュートだった。ましてや、簡単なボールではなく、相当難しいボレーシュート。

2-2の結果は前にも述べたようにバレンシアにとっては妥当な結果。エスパニョールとしては物足りないもの。が、試合の展開からすれば、バレンシアはまたしても勝ちのチャンスを最後の最後で逃してしまったという結果。

ここまでこういった結果が起これば、もう嘆きも、悲しみもしないわけです。怒る気持ちすら湧いてこないのがファン心理。今季何度も見てきた、“今季を象徴する結果でありシーン”でもありました。

個人のプレーに目を向ければ、特にDF陣は奮闘していたと思う。1人少ない状況になり、相手に攻め込まれながらも最後はきっちりボールを跳ね返し、決定的なチャンスはそれ程作られていなかった。センターバックのアジャラ、ダビッが堅く良い働きをしていた。

この試合、一番良いニュースがルスのデビューであり、彼の活躍。まだこのレベルの試合で活躍するまでのプレーは出来ていなかったが、まずはDFの選手としてきっちり仕事を果たしていた。彼本来の長所は攻撃的な面だが、今日はまず守備を念頭に入れながらのプレーをし、崩されることはあまりなかった。むやみに突っ込みかわされることもなく、良い守備をしていたと思う。また、前半は時より良いタイミングでのオーバーラップも見せており、それによってルフェテがプレーし易い状況を作っていた。

何より、彼を評価する点は、後半に足を攣ってしまうくらい走り、プレーしていたこと。通常、一度、足を攣ってしまえば交代するしかない。無理にプレーを続けても何度も攣るだけ。彼もそういう状況になり2度倒れたが、2度目はなんと、オーバーラップで相手ペナルティ付近まで駆け上がり、シュートを放って倒れこんだ。今のチームでここまで気力を持ってプレー出来る選手はいない。

笑い話しにするのは悪いが、試合後、TV局のインタビューに応じている最中に再度、足を攣り、インタビュー中にいきなり悲鳴をあげてしまう場面も… 一瞬何が起こったことかと思った。(笑)

そして、この試合、同じバレンシアBのパジャルドも後半35分にルフェテと交代しトップデビューを果たした。この試合で2人のカンテラがデビューを果たしたことになる。本来のポジションはボランチながら、初めは右サイド、途中からは右サイドバックとしてプレーした。精力的に動き、チームに新鮮な空気をもたらしていた。

ルス、パジャルドの2人からわかったことは、やはり今のチーム状態であれば新鮮でフレッシュな若手を起用する方が数倍チームに貢献してくれるということ。怪我を押して無理やり出場し、走れもしないでチームの悪循環に加担するよりも断然良い。また、来季以降に向け、こういった若手に経験を積ませることも将来性がありいいことだと思う。


今季のチーム状態であれば、このレベルのサッカーを披露するのが精一杯だろうし、今の選手の心理的状態を考えてもこれ以上は望めない結果。

UEFA圏内に入れば奇跡、という仮説も変わらない。

今は全てがうまくいかない時期であり、何をやってもうまくいかない。何より、やろうと試みる、身体的・心理的スタミナが足りない。

選手は気持ち、やる気を出そうにも既にガス欠状態で何ら意欲が湧いてこない状態。

昨日のスーペルに、カネイラのインタビューがあったが、驚くべきことに、

「恐らくUEFA圏内にも入れないだろう。でも、顔を上げてリーガを終えなくてはならない」

というコメントがあった。選手の中では、「UEFA圏内も無理」という意識がある。当然、こんな試合を続けていれば、我々ファン以上に彼ら選手達がその事実に気付いている。

よって、既に気持ちの中でシーズンが終わっているトップの選手達よりは意欲あるカンテラ選手を使っていく方がよっぽど次につながるはず。今はそのくらいの手段しか施しようがない。

その事実は、今日のエスパニョール戦から見えてきた。

また、悲しい事実だが、そういった選手を放出し、新たにチーム作りをする必要もありそうだ。いつまでも過去の栄光にすがるわけにもいかない。





Comments

ギャバンさんへ

ルスのお父さんには今日、お祝いを言ってきました。嬉しそうでしたよ!

昨日は、Canal9のスポーツニュースに登場してましたから、からかっておきました!(笑)

ルスもとても嬉しそうで、今日は数名のファンからサインをねだられていました。攣った足の回復も「もう大丈夫」とのことでしたので、次なるチャンスへ向けて頑張ってくれるでしょう。

個人的には、クロムカンプ、アレクシスといった右サイドバックの補強候補にお金を費やすのは無駄金だと思っています。それ以上に、カンテラ軽視ですね。

早さんへ

コメントありがとうございます。GK、PKの考え方は色々ありますが、私も選手時代、PKで相手GKが先に動いてくれると絶対に外す気がしませんでした。その時点で、既に心理戦で勝利している気分でしたから。

前にも書きましたが、GKに雰囲気は大切です。ストップする時にはオーラがあります。

それを取り戻すには、簡単ではないでしょうが、是非ともカニに復活してもらいたいですね。

しゅうさんへ

ダービーは共に負けられない試合、というか勝たなきゃ駄目ですからね。レバンテの選手からは、「バレンシアはUEFAだけど、俺らは人生がかかってる」という発言が出てました。

UEFAと人生、どちらが重いでしょうか???という感じでしょうか…(苦笑)

カンテラ選手

監督がカンテラ選手を二人も起用して、スタメンFWがアングロなのは、クラブの人材を大事にしろ、というメッセージも込められているのかと勘ぐりたくなってしまいます。
次節、当然バレンシアに勝ってもらいたいところなのですが、放送枠が減るといやなのでレバンテを応援しておこうと思っています。
「またカンテラ選手を起用して、彼らも活躍、でもレバンテ残留」が個人的に一番ハッピーになれそうなので(^_^;)
ルスの奮闘はうれしかったです。クロムカンプなんていらんやん!というほどに。
彼のお父さんも大喜びでしょうね。数年後には右SBを支えてほしいです。

  • [2005/05/17 10:04]
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  • ギャバン
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PK

カニのPK、僕も動かない方がいいと思います。
去年PK止めた試合覚えてるんですけど、その時は動いてなかった。止めそうなオーラが出てた。
カニよ、じっとしてろ!
ロペス監督のために、復活しろ!

試合放送はまだなのですが

朝一で、MARCAをみたら2-2。まぁ今の状態なら無難な結果と思い、得点の経過をみたら・・・90・・・90+・・・・90+3!!!朝から目を覚ましてくれました。
なんだかなぁ・・・土曜日のレバンテvsバルサのレバンテの試合のほうが何十倍も楽しめそうです。
日本時間深夜0時から寝ぼけまなこでMARCAラジオを聴いていたらGooooalll Samurai!!とか言ってるし(苦笑)3-2まで聞いていたのですが、眠くなり寝たのですが、結果4-3。レバンテ危うしです。次のダービーレバンテ応援しようかと思い始めめてきましたよ。

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