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対ヘタフェ戦レポート 

もう1週間も経ってしまうので書けるか不安ですが…



やっぱり、書かずにはいられない試合レポート。先週日曜に行われた対ヘタフェ戦のレポートといきます。

原稿書きで忙しいのはお伝えしましたが、人間って面白いもので、何かに集中しなければいけない時って逆に違うことに集中出来たりするんですよね?!

例えば、学生時代、試験勉強をしなければいけない!という時、、、

徹夜覚悟で必至に勉強しよう!

と思いながらラジオをつけて勉強していたら、翌日覚えていたのは、試験内容…ではなく、オールナイトニッポンの内容だった…(特に福山雅治の下ネタとか、ナイナイ岡村のつまらないギャグとか、、、)

普通に聞いていたら絶対に寝てしまうのに…とか、ありますよね。(笑)


まあ、今はそんな状況かもしれません。。。では、余談はさておき、いきましょう。


結果は3-1でバレンシアの快勝!ただ、今回の内容は、アントニオ・ロペス監督就任以来最悪の出来だったと思っています。

スタメンとフォーメーションは以下の通り。


       カニサレス

シソッコ アジャラ D・ナバーロ カルボーニ

     アルベルダ
            ファビオ

ルフェテ             
                 ミスタ
        アイマール

        ディバイオ


今回のポイントは、選手のポジション変更。特に注目すべきは、ミスタが左サイドに入ったこと。個人的な感想としては、これでこれまでチームがうまく機能していたバランスが崩れたと分析しています。具体的に挙げるとすれば、

・調子の良かったファビオ・アウレリオが左サイドではなくボランチの中途半端な位置でプレーし消えてしまった。

・前線でしっかり攻撃の起点になっていたミスタが不在、代わりにディバイオが入ったことで、前線でボールがおさまらなかった。

・前線でボールがおさまらない故にアイマールが前を向いてボールを受けられず、攻撃の威力は半減以下。


といった所。

特に、ミスタ-アイマールの関係が縦の関係ではなく、横の関係になってしまった為、相手DFに対する脅威がなくなりました。横の関係で横パスをつながれた所で何ら怖くない、というのがヘタフェ側の考え。

ロペス監督は、試合後の会見でこのミスタの左サイドの起用について、「テネリフェでもこのポジションでプレーしていたし、今日は良くやってくれていた」と褒めていましたが、それも確かにミクロな視点からすると評価出来ます。ただ、チーム全体、トータルなマクロ的視点に移ると彼個人の良さ、出来以上にポジション移動のみで失ったものが大きかった。

確かに、結果は出してます。1点目のルフェテの得点は、ミスタからのクロスが起点となってのもの。2点目のディバイオも前線にディバイオが張っていた為、速攻が可能となった得点。

ただ、その得点以上に前半得点するまでの試合展開、内容はヘタフェ側の優勢。特に、ヘタフェはしっかり分析していて、今回も右サイドバックに入ったシソッコを狙ってきました。ヘタフェの左サイド、コメも良かったのですが、それ以上にシソッコの中途半端な守備でやられるケースが目立った。ただ、アジャラがその点を理解していたので、しっかりカバーする意識を持ってくれていたのがバレンシア側の救い。彼がいなかったら、もっと決定的チャンスを作られていたことでしょう。

また、バラハ不在によって、中盤でのボール回しにロングボールが減ってしまいました。元々、監督が意図するサッカーは短い距離でパスをつなぎながら攻撃を組み立てるサッカーなので、あまりロングボールは多様しませんが、何事もバランスが重要。

バラハがいる場合は、短いパスが続きスペースが無くなれば、彼の持っている技術でまず相手をかわしそこから、サイドチェンジの大きいボールを出し、次の攻撃展開へと移れますが、彼がいない場合にそういった仕事を出来る選手がいない。

アルベルダは、前にも話しましたが、守備に専念してこそ、彼の良さが出るので、こういう仕事を頼むこと自体がお門違い。ファビオについては、そういう能力と正確なロングキックは持っているものの、左足しか使えない、何よりボランチというポジションをそう多く経験していないという2点からバラハ程の機転は利かない。やはり、ボランチ、センター付近の選手は左利きよりも右利きで両足からキックの出来る選手の方がベターです。

左足の選手は、どうしても左足しか使えない(使わないと言うべきかな?)選手が多いですから。世界的に見渡しても、左利き専門でボランチやセンターバックを務めている選手ってそういないのがその事実を示しています。

前線で起点を作れないことについては、バレンシアのシステム同様にヘタフェの守備組織の良さがあったと思います。やはり、このチームは良く訓練されているチームで、守備になった時のチームの考え方が明確。とにかく、DFライン4枚、中盤の選手4枚のラインを2重にして、しっかりゾーンで守れます。スタンドから見ていてもなかなかキレイなゾーンとなっていて、選手の動きにも協調性がありました。

先程、ディバイオが前線で起点になれないという話しを出しましたが、彼のタイプとしてはミスタのように一度ボールを収めてもらって次のプレーに移るのではなく、イタリアサッカーらしく、いきなりDFラインの裏でボールをもらおう、勝負しようというもの。この試合でも、実はかなり前線でそういう動きをしていました。

が、バレンシアのサッカーはそういうサッカーではないので、可哀想ですが、彼にはボールが出てこない。イタリアならDFや中盤から一発でボールが出てくるかもしれませんが、バレンシアではそんなことはありませんし、ラニエリとの決別を果たしたチームがやるわけもない。

よって、ディバイオ1人の責任でも彼の技術の無さのせいでもありません。ただ、ちょっとそういう技術はこのレベルの選手にしては劣り過ぎていると思ってますが…

後半にはアイマールがPKをもらいミスタがキッカーとなり決めましたが、やはりPKキッカーはミスタでいいでしょう。得点数を増やす意味でも、落ち着き・度胸という意味でもミスタが一番だと思っています。ここ最近の試合前日練習では、必ずPK練習をしてしっかり決めていましたから。

PKをもらったアイマールのプレーについては、褒めるまでもなく、彼の素晴らしいスピードとボールコントロールが出たシーン。あのスピードであのボールコントロールをされたら、相手GKもファールするしかない。スピードの変化があれだけつけれる、しかもボールをもった状態でそれが出来る選手は世界を見渡してもそうはいません。さすがは、クラックですね。

さて、失点については、残念ながらチーム、特にカニサレスの不注意だったと言わざるを得ません。確かに良いシュートではありましたが、明らかにシュートを打った瞬間、カニサレスは見ていなかったはず。GKの反応というのは、シュートを打った瞬間を見てこそ可能になるものです。体の向き、軸足、体勢、シュートを打った瞬間のその状況全てを見て、体が自然に反応するからこそ、良い反応、ストップが出来るのであって、あの失点でのカニサレスの反応を見ている限り、明らかにそのシーンは見ていなかった。

ただ、GKとは辛いポジションですね。ほんの一瞬、この一瞬を見逃しただけで失点の責任を負わされるのですから… FWの選手はいくらシュートを外してもこんなに責められたり、責任を感じることはないでしょうから。

この試合で評価出来る点としては、

・アングロの復帰

・モレッティのセンターバック起用

という2点でしょうか。アングロ隊長は今回アイマールと交代しトップ下でプレー。ただ、右サイドバックから右サイドハーフ、トップ下、FWまで幅広くプレー出来る選手だけにチームのオプションになってくれます。特に、今は右サイドバックが不在な状況なので、心強いバックアップ、いやスタメンとなってくれそうです。この試合でもシソッコよりはアングロだったかな、とやはり思いました。後半途中には、最終的にナバーロが右サイドバックに入りましたから。

モレッティのセンターバックについては不安な面もありますが、彼の今後の活躍も考えれば、こういうオプションも持っておくべきでしょう。カルボーニのバックアップだけではなく、センターバックもこなすことが出来れば言うことなし。セビージャ戦で試されたボランチはやらなくてもいいとは思ってます。

いずれにせよ、今回は内容よりも結果が出た試合。

この試合の前に、アジャラがこんなことを言ってました。

「ここ数試合、内容はあるけれど、結果が出ていない。私としては、内容よりも結果が出る方がいい」

彼の予言というか希望通りとなりました。プロとして戦う以上、結果を出すことを目標とするのが当然。内容よりも結果、という意識は当然です。ただ、ファン心理としては、内容までついてきたら最高です。そういう意味でもアジャラの意識のように、結果をまずはつけてそこに内容をつけたす方法でもいいのかな?という気はしています。

ただ、先程も記述したように、何事もバランスが大切。結果を出す為には内容も必要です。

この試合で若干、内容を批判出来るようになったということは、それだけチームの状況、結果が良くなってきた証拠ということも出来ます。いずれにせよ、現在、チームは5位に浮上し、CL圏内も目前。熾烈な争いですが、あと残された試合は9。全勝は厳しいですが、少なからず、ホームの試合は勝って、CL圏内は確実にしてもらいたいもんです。

以上、ヘタフェ戦のレポートでした。

追伸
ヘタフェにレンタル移籍中で、この試合ではセンターバックで出場し安定したプレーをしていたラウール・アルビオルですが、報道では来シーズンもレンタルでヘタフェに残る模様。個人的には貴重なカンテラの選手ですから、バレンシアで活躍する姿を見たいですが、焦っても仕方ありません。ヘタフェのような明確な意図をもったチームでまずは経験を積み、戻ってきてもらいたいもんです。

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