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第3回「京都JマルカFC」 

京都JマルカFCHP作成記念「Jマルカから日本一に」
~西岡コーチと野洲高校優勝メンバー内野貴志君の特別対談~

※この対談は京都JマルカFCのHP用に行ったものですが、関係者より当ブログでの公開許可を得ております。京都JマルカFC公式HP
(C)京都JマルカFC&バレンシアサッカーライフ
<無断使用・転載はお断りします>


企画、構成;サッカーライター 小澤一郎




■京都JマルカFC

-JマルカFCとは、どんなサッカークラブ、チームですか?
内野君
「楽しさ重視のクラブ。イメージは“ややうま”かな(笑)
強豪ではないけど、ややうまいみたいな…」

西岡コーチ
「良い表現やな、それ。(笑)そやな、どっか足りないんよな強豪と比較したら」

Kyoto J.marka FC

-当時、(京都)サンガのようなJリーグ下部のチームとも試合をやってたのですか?
西岡コーチ
「やってましたよ。やはり格の違いはあって守り一辺倒の試合になってましたね」
内野君
「Jの下部組織ってボールを回すじゃないですか?!ずっと回されててボールが取れなかったですもん」

―西岡コーチはJマルカをどう説明しますか?
西岡コーチ
「まだまだ、試行錯誤中ですね。段々、色んなことを経験してサッカーというものがわかってきたのはありますけど。貴志(内野君)が中学時代は自分の中でのサッカースタイルが確立出来ず、行き当たりばったりになっていた感がします。色んなものを見たり、経験することによって自分なりの考えやサッカー観が備わってきました。今年なんかは中学生でも凄く良いサッカーが出来ていたんじゃないかなと思います」

-では、もし今の西岡コーチがあの当時の内野君達を指導していたら違っていたと?
西岡コーチ
「そうですね。もし今この子らを持ったら違うことが出来たなかとほんまに思いますよ」

-Jマルカから育つ人間、選手像はどのようなイメージですか?
西岡コーチ
「今を一生懸命になれる選手。多分、貴志自身は印象として薄いかもしれないけれど、一生懸命やっていたと思うし、希望を失わないことが大事ですね」

指導理念について語る西岡コーチ
-指導の哲学は?
西岡コーチ
「指導者としては中学年代で一番上を見る以上に次のステップにつながるような部分を残せるような指導をしたいと思っています。勿論、指導者としては物足りない部分はあるけれど、選手にとってはいいんじゃないかと思います。やりきってしまうよりは」


-高校サッカーを終えて、中学時代Jマルカでやったことで良かったと思ったことは?
内野君
「自分の長所が理解出来たことやと思います。キックやヘディングには自信があったし、それを活かしていこうと思えたことです」

-西岡コーチから言われたことで心に残ってることってありますか?
内野君
「多分、中1くらいでFWをやってた時、一時期、点を取れないことがあって、あまりシュートを打たなくなったんです。その時、西岡さんに『シュートを打てなくなったら終わりやで』って言われたことですかね。悲しかったですよ(笑)」

西岡コーチ
「それがDFを頑張る原因になったんちゃうの?(笑)『俺はFWとしては無理や』って思えたから良かったんちゃうかな?」
ライター小澤
「その引導を突きつけたのが西岡さんだったってことですかね。日本一のDF内野の始まりですね。それは偉大ですよ(笑)」

-野洲が全国制覇をした時のJマルカ在籍選手、後輩達の反応は?
西岡コーチ
「やっぱり、凄いなという反応でしたよ。全国ネットのTVで放送される試合でプレーしている選手がこのグランドから育ったということはうちの子供達に希望を与えてくれたと思います。実際、正月はその話しで持ちきりでした。TVを通して見て、自分自身、良い励み、刺激になりました。自分でもこういう選手を輩出できたんだなと思えたことが自信になりました。逆に今いる選手もちょっと選択を間違えなければ、ちょっと頑張れば、そこに届くんじゃないかと思えるようになりましたから」

-実際に優勝して、大会でも高い評価を得てましたが?
内野君
「実感ないですね。そんな凄い選手ではないし、胸を張れるだけの実力があるとは思えないです」

西岡コーチ
「こういう性格なんやな。だからこそ、他人の気付かないところで進歩したり努力したりしているんやと思います」

次なる“内野君”を目指して
-Jマルカの後輩選手に向けてアドバイスを
内野君
「楽しくサッカーやってもらいたい。自分が高校で一番学んだのが、“意識”。意識が高いと成長すると思うし、中学生にそんな意識なんて言ってもまだ早い気はするので楽しくサッカーをやってもらいたいです」

西岡コーチ
「その準備段階ですね。貴志の場合は、その準備段階を持って高校に行ったけれど、やはり思うのは、高校でもう一歩サッカーを楽しむ為には中学時代に技術なり戦術なりを身に付けていかないと楽しめない。その為にも中学3年間は精神面も含めて色んな面を鍛えていく必要があります」


-Jマルカという街クラブの存在意義は?
西岡コーチ
「プロ選手を育てることも1つの目標であり、優勝も目標です。ただ、一番大事にしていることはサッカーを通じて良い人間を育てること。サッカーが好きでここに来ているわけだし、その好きなサッカーを通じて色んなことに頑張れる人間になってもらいたい。サッカーを通じて仲間とコミュニケーションを取ること、サッカーを通じて色んな考え方を学ぶこと。その手段がサッカーなんだと思っています。勿論、結果以上のものを中学3年間で得てもらいたいし、それを得た上で次の高校3年間で勝負してもらいたい」

-Jマルカに入ってくる選手へメッセージをお願いします
西岡コーチ
「自分も含めて、まだまだこれから勉強だと思うし、サッカーという題材を持って選手も指導者も保護者もみんなが学んでいかないといけないと思っています。『3年間やっててよかった』と言ってもらって卒団してもらうことが一番嬉しいですね」

多くを語ってくれた内野君、西岡コーチの2人


<第3回終わり>

これにて特別対談終了。全3回お付き合い頂きありがとうございました。




あとがきにかえて

この企画は、以前からつながりのあった京都JマルカFCにホームページを作るという過程で私自身が、「せっかく日本一になった選手がいるんだから彼とクラブの紹介を兼ねて面白い企画をしませんか?」と提案したことから始まった。

実は、この対談に出演して頂いた、西岡コーチと私は小学校から高校まで同じ学校で過ごした先輩、後輩の仲。私が1つ年下であり、西岡コーチには大変お世話になっていた。

高校まで同じチームメイトとしてサッカーをやり、つい先日までは指導者として同じ高校のチームの外部コーチをしていた。(今は、私がスペインへ行くため現場を離れてしまった)

私のように、1つの所で腰を据えることもなく中途半端にやってきた人間と違い、彼はJマルカFCというクラブチームで10年以上も指導者をやっている。それだけに尊敬する所、勉強させてもらうことばかりだ。

今回、このような対談をセットさせて頂いて、一番嬉しかったのは内野君、西岡コーチ2人の飾らない言葉と純粋にサッカーを愛する姿勢を垣間見れたこと。2人がサッカーという共通のフィールドでお互いに切磋琢磨した結果が彼らの信頼関係につながって返ってきているように思えた。

まさに、「サッカーを通じて人間として成長した」証がお互いの姿から感じることが出来たように思う。

改めて、出演して頂いたお二人には感謝の意を表したい。ありがとうございました。

JマルカFCのような普通の街にある普通の街クラブから「日本一」になる選手が出てきたことは色々な意味で価値がある。結果だけを追い求めるのではなく、シンプルに「良い人間を育てたい」と必死でサッカーを題材に活動するJマルカFCを今後も応援し続けたいと思う。

Muchas Gracias!!

Comments

“ややうま”

いつもコメントありがとうございますm(__)m

確かに、「ややうま」はかなり爆笑でした。突然飛び込んできた言葉だけに新鮮でしたね。やはり、「チョイ悪」山本監督の影響かな~!?(笑)

内野君から一番伝わってきたのは、「メンタルの重要性」でした。野洲の選手は一般的にそういったイメージを持っていなかったんですけどね。行き着くところの普遍性を実感できました。

  • [2006/04/15 11:38]
  • URL |
  • イチロー
  • [ Edit ]
  • TOP ▲

楽しめること

これを純粋に求められるのは、小中学生まででしょうから、
そういう観点から見ても、Jマルカの姿勢っていうのは共感出来る。
楽しむ中で技術が伴い、それが一層楽しみを増幅させる、
こういう好循環で廻り出したら、最高でしょうね~!

もちろん、ただ楽しいだけじゃなくて、
その中から「協調性」だとか「和」(「輪」とも言えるかな)の心、
そして「一生懸命」を憶えて、人間的に成熟していくベースを作る。

最近「一生懸命」やることは「格好悪いことだ」と
勘違いしている子供が多いと思うんです。「ダサい」とか。。。
そうじゃなくて、やはり
「不恰好でも」一生懸命やることが「格好いいんだ」と思える、
次世代を担う子になってほしいもの。

それにしても「ややうま」はウケました(笑)
なんかイメージできますね~。
あ!そういえば朝のニュースショーでも似たようなのが…
「ややうまプラス+」でしたっけ?

・・・・・・ハイ、撤収~~

  • [2006/04/15 08:09]
  • URL |
  • カルボーニ年金
  • [ Edit ]
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