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選手・チームのパフォーマンス 

原稿書きで疲れたので、一休み?の意味で最近、思っていることについて戯言を少し。


マリで起きた暴動から色んなことを考えました。

昨日も取材の関係でサッカー関係者と話しをしたのですが、最近のサッカーには純粋なスポーツ以外の要素が多く入り込み過ぎている気がする。

確かに、これだけ大きく、世界中の人から注目される故、仕方ない面もあるがそれを差し引いても政治問題、暴力、人種差別、お金、等々、ありすぎるな~と。

こういう側面、事実に嫌気がさしてサッカー界から去っていく人も少なくない。先日のCLバルサ対チェルシー戦の笛を吹いたフリスク主審もその1人。モウリーニョ監督が「ライカールトが審判控え室に入り、フリスクと密談(暗に審判買収を示す)していた」とコメントしたのがきっかけ。フリスク氏は今季ローマにて灰皿が額に当たり怪我をした張本人でもある。それに続いての論争と疑惑。そして挙句の果てには、そのフリスク氏に対して脅迫まであったという。それらの要因から彼は審判を引退することを決意。

CLの決勝やW杯でも笛を吹いた審判で、毅然とした態度には好感を持っていたけれど… やはり悲しい引退です…

今回のマリの暴動についても、いくらファンが熱狂するとはいえ、「殺す」などと発言するのはもってのほか。負けはしたけれど、悔しいのはファンだけなのか?負けた選手が一番悔しいのでは?

ここには単にサッカーの問題ではなく、国内情勢や経済状態等色んな事情が重なっているのはわかっています。ただ、そうだとしてもそんな威嚇の仕方は許せない…

まあ、色々列挙してしまえば、きりがなく、暗い気分になってしまうので、ここでストップしますが、こういうことに巻き込まれる選手は少なからず、精神的ダメージを受けています。

今日、30日のチーム練習は午後からでしたが、午前には怪我人がリハビリトレーニングに来ていました。そこにシソッコも来て、トレーナーが付きストレッチ等、体をほぐすメニュー。ただ、このメニューは通常のグランドではなく、トレーナーと2人で壁・網に覆われたミニコート内にて行われていました。ファンやマスコミから一番離れた場所で。

今日も練習には行けなかったので、実際に目にはしていませんが、TVを通して見る限り、やはり心理的ダメージは大きそうです。

この約1年を通し、現場で練習を見ながらつくづく思うことは、いくらこのレベルの選手といえどもプレーには心理的な要素がかなり大きなパーセンテージを占めているという事実。

アイマール然り、フィオーレ然り。

彼等が典型的な例として今年挙げられそうですが、それ以外の選手にも日々些細なことが起こっていて、それがプレーに微妙に影響しています。勿論、選手が練習のグランドで見せる姿はプロのサッカー選手としての側面なので、ファンは勿論、彼等以外知り得るわけもありません。

しかしながら、その日の様子、同僚の選手とのやりとり、練習での目つき・表情、声の出し具合、色んな要素からそれを推測することは可能です。

例えば、フィオーレについては、インテル戦での出場拒否後、ラニエリが彼を試合で使うようになりました。不思議なもので、それ以降、練習でも積極的に声を出し、今まではどちらかというと自分自身の内にこもったプレーしかしなかった彼が、練習中のミニゲーム等で仲間を叱咤激励するようになりました。

また、それまでは、コラーディと常に組んでいた2人組のパスも別の選手と蹴るようになりました。

ただ、残念ながら状況はまた戻っています。ああいった発言をしてしまい、勿論、反省や後悔もあるかもしれませんが、彼なりの考えがあって発言したのは事実でしょう。彼はイタリア人選手。マスコミに対する発言がどういう影響力を持つのか一番わかっている国の選手です。

私は指導者という面から練習を見るので、そういう選手に対して、指導者・スタッフがどういう働きかけをするのか?という面を見ていますが、勿論、彼等の会話はほとんどが聞き取れないもの。しかしながら、そういうタイミングであったり、雰囲気、といったものは僅かに感じることは出来ます。

日本では、サッカーが語られる際、どうしても戦術論やその監督のシステム、サッカースタイルについての話しが先行してしまいます。そういった話しの方が取っ掛り易いから。また、人の興味であったり目新しいものに思えるから。

また、人間が物事を理解する上では言葉として表現出来るような具体的なものが欠かせない。よって、明確な言葉として何かを定義されることが多々ある。かなり強引に…

しかしながら、それ以前に大切なことがやはりあります。

“いかに選手がプレーし易い環境を作るか”

これがサッカー監督の最大の仕事なのかもしれません。そして、フロントの最大の仕事は、

“いかに監督が指揮し易い環境を作るか”

ということなのでしょう。

これはサッカーに関わらず、人間の一般社会においても同様のことが言えそうです。会社に置き換えれば、上司はいかに部下が仕事をし易い環境を作るか。会社はいかに上司が部下を見易い環境を作るか。会社という枠組みではなくとも、同様のことが通じるかもしれません。

残念ながら、今季のバレンシアは、そういう意味では環境整備が万全で無かった、、、と言われても仕方ないでしょう。監督交代もあり、選手からの不満もあり、移籍の噂も絶えず… そして、未だラニエリ前監督との金銭的問題は解決せず。

勿論、どんな会社であれ、どんなチームであれ、全メンバーが満足するという環境は無いかもしれません。あくまで理想論かもしれません。チームについて言えば、試合に出れなければ、プロ選手として満足すべきではありません。

今季のバレンシアもそうですが、悪い状況になればなったで、その原因を明確にしたいのが人の気持ち。怪我人、ラニエリ、ベニテスに見捨てられた、過密日程、等々、色々と。

でも、正直、チームの近くにいて、多分、選手もそういう理由はわかっていないし、考えていないんだろうな、と思います。

逆に、好調なチームに対して、“なんで好調なの?”と聞いても、どの選手も「わからない」「結果が出てるから」みたいなあっさりした答えになるんでしょう。

やはり、要素はたくさんあるし、それが複雑に絡み合っていて、何より表に表れない水面下、心理的な何かが大きく左右しているから。

そういうことをサッカー指導者を目指す者としてだけだはなく、いち人間として学んだ、というより再認識、確認出来たのは良い経験になったと思っています。

やはり、このレベルの選手、スター選手といえども、人間。どんなにスーパーな選手でも、いや、スーパーな選手であれば、あるほど、そういった側面が大きく影響するものです。

良いチームを作る、良い監督は、良い環境を作っているはずです。良い環境を作っているということは、多分、チームという全体を見る視点と個々人の選手を見る視点の両方を明確に持ち合わせているはずです。多分、“気付き”が多い人です。

ただ、難しいことではないんですよね。“気付き”は、相手を思うことであり、相手を気にかけることだから。相手を思いやって、相手の立場を考えてあげる、そういう些細な人間としての基本が大前提になってるんじゃないか、そんなことを思ってみました。

そんな視点からみた、バレンシアやサッカーについても今後機会があれば、語っていこうと思います。

今日もやるべきことをすっぽかし、違うことに集中してしまいました…(苦笑)そろそろ、食事の準備をして、代表戦に備えます!




Comments

しゅうさん、はじめまして。
今季はいくらケガ人続きとはいえ、本当に右SBに困ってしまいましたが、、、
右ウィングも手薄じゃないですか??
ホルヘ・ロペスさんはレンタルだったと思うのですが
来季お帰りになること・・・は、ないのでしょーか???

管理人さん、お忙しい中、毎日更新ありがと~ございます!
ご執筆のほうも、がんばってくださいね☆

今年は色々ありましたね

チームとしては、ある意味波乱にみちた年になっているのかもしれませんねぇ。監督交代のから全てが始まっているとは思いますが、選手契約/更新、会長交代、CL/リーガでの不振、更に監督交代、主力選手の怪我の多さ・・・これだけあれば、選手としてもパフォーマンスも発揮することが難しいとは思いますね。

噂でユーロ2004で活躍したFWの選手があがっておりますが、実際どうなんでしょうね。補強的には向いているとは思いますが、ここ最近固定しきれていない、に右サイドバックに厚みが欲しいですね。

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