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CL準決勝第1戦 ミラン×バルサ ジュリ得点シーン 

CL準決勝第1戦、ミラン×バルセロナの得点シーン解説をしてみよう。

↓まずは動画にてゴールシーンをチェックしてもらいたい↓


■ロナウジーニョのパスの凄さ
何気なくパスを出しているように見えるが、そこにこそ彼のパスのクオリティが詰まっている。

・助走なし
・膝下のみでの早い足の振り
・逆回転をかけたチップキック

助走のないワンステップでのキック。その為、対応していたガットゥーゾも「まさかあんなパスが出るとは…」と驚いたはず。十分にロナウジーニョとの間合いは詰めていたし、一度ロナウジーニョのフェイントにバランスを崩したが直に修正し、対応出来ている。

また、足の振りが膝下のみで非常に早い為、この場面のように例え間合いを詰められたとしてもロナウジーニョはこの程度のロングパスを出すことが可能。彼自身が半身になり、腕と立ち足の左足のみで作った空間を使いパスを出すことが出来ている。

ボールの質も逆回転をかけている為、ボールが流れない。通常のパスであれば、GKジダが難なくキャッチできるタイミング・距離であった。一見すると「ジダの判断ミスでは?!」と思うが、実はこのボールの質によってジダが出れなくなっているのである。GKの判断ミスと言うにはあまりに可哀想なくらいに質が高いパスであった。

CL準決勝ミラン×バルサ第1戦「ジュリゴールシーン」


■守備側のミスは皆無
ミラン側からすると、この得点シーンにおいてミスと思われる修正点はない。それ以上に「バルサ、いやロナウジーニョ・ジュリあっぱれ」といったところ。

ミランの中盤は上記の図にあるようにピルロを底にしたダイヤモンド型◇である。

よって、このシーンでもガットゥーゾが対応し、そのすぐ下でピルロがカバー出来るポジショニングをしていた。通常、ダブルボランチであれば、ガットゥーゾがかわされた後はセンターバックがカバーをする。

その為、ネスタ(センターバック)が引っ張り出され、彼がロナウジーニョに食いついた為に出来るスペース=DFラインのギャップを使って攻撃をしかけるのがスタンダード。その攻撃でさえ、なかなか成功するものではない。

が、このシーンでは、しっかりピルロがカバーの位置にいる為、ネスタとカラーゼで形成するDFラインにほとんどギャップがなかった。あったといえども、ネスタが1m程度カラーゼより上の位置にいたにすぎない。

そのたった“1m”のギャップ=スペースを使って得点してしまった、ロナウジーニョのパス、そして得点したジュリのディアゴナル(対角線)ランは質・タイミング共に完璧。0.1秒でもタイミングがずれていたら得点に結びつかなかっただろう。それ程、全てが完璧にまさに精密機械のように連動した一連の流れであった。

これ程の得点シーンに表現出来る言葉はない。

ただ、「凄い」と唸って得点シーンを観ようではないか。



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Comments

うちのだんな(バルサ好き)が、しびれる解説だ、Number (4/13発売の英雄伝説)のどの記事よりも断然おもしろかった、と言ってました。(このNumberはミラン-バルサノ準決勝前に出てますけど)
footballは、90分の流れで見てもおもしろいし、このようなほんの数秒の間にも、いろんなことが凝縮されて重なっていて、やっぱりおもしろい、と思いました。

レス

>tappeiさん
さすがは、FWのtappeiさん!ジュリのオフザボールの動きも素晴らしいですからね。

>AMLTさん
凄いプレーには素直に酔いましょう!酔っ払いではなく…v-218

  • [2006/04/22 15:10]
  • URL |
  • イチロー
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  • TOP ▲

思わず・・・

映像見ながら

「かぁ~っ、すごいっっ!」

ってオヤジのように言葉を漏らしてしまいました。
酔っ払いのおっさんではないので、もう少し言葉遣いに気を使わなければ。。。と反省させられた一瞬でしたv-190
でもしょうがないよねぇ、凄いプレーなんだもん!v-8
天晴れ、ロナウジーニョ!!!

僕は、ジュリが大一番で結果を出せて嬉しいです。エトォもそうですが、FWとして裏を狙い続ける姿勢に感心します。さらにセルジーニョのオーバーラップにもついていくし・・・。本当に凄い。オーバーワークで交代前に点を入れて本当によかった。イチローさんの解説にある対角線の入り方、基本ですがなかなか出来ないですよね・・・(パサーが気づいてくれない!)。ボールをキープするのに大変なのに、ジュリの質の高い動きを見逃さず、さらにオフサイギリギリまでタメて出すなんて・・・やっぱ世界一のクラックですね。

“普通は無理”

カルボーニ年金さんの仰る通りです。普通は無理で、「絶対有り得ない」タイミングと距離のパスですから。ただ、ジュリじゃなくともエトーなら可能だったと思います。

ってくらい、バルサにはスピードスターが揃ってますね… ネスタ、カラーゼも未だにあれでゴールを決められたことを信じられていないと思いますよ。

  • [2006/04/20 11:20]
  • URL |
  • イチロー
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  • TOP ▲

これを

センターバックに出来た"門"というにはあまりに酷ですね。
スピードスターのジュリだからこそのゴールでしょうか。
強いて言えば、ヤープ・スタムのポジショニングはどうだったのか?
とも思いますが、対面にはジオがいましたね。
「ここしかない」というか「普通は無理」でしょう。
とにかく異次元空間。ロニーのパスも…
技術もそうですが、膝下の筋肉もすごいのでしょうね。

<結論>彼に対しては、2人ではなく3人付かなければ、
即ち1対3の状況を作らなければ「数的優位を作った」ことには
ならない、ということでしょうか(笑)

  • [2006/04/20 05:06]
  • URL |
  • カルボーニ年金
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