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スペイン代表がW杯で勝てない理由 その1 




スペイン代表がW杯で勝てない理由 その1

大袈裟なタイトルである。ただ、これまでのW杯の歴史においてスペインが優勝したことはない。周知の事実である。

これまでに多くの素晴らしい選手がスペイン代表のユニフォームを着てW杯を戦ってきた。良いチームに仕上がったW杯もあった。自国開催のW杯もあった。

ただ、W杯では勝てない。

私個人として、既に始まったドイツW杯でスペインの優勝はないとみる。勿論、応援はしている。日本の次に。

しかしながら、現実問題としてはないだろう。リーガ・エスパニョーラがこれだけの名声を得て、世界最高峰のレベルを保ちながらこれまで一度もW杯で勝てない理由。

その謎解きは永遠に不可能なのかもしれないが、今日から数回にわたって私なりの解釈で理由を述べてみたい。今日はその1である。

■国でない国、スペイン

周知の事実でもあるけれど、これに触れないわけにはいかない。スペインという国は勿論、国であるのだが、実態として“国”と呼べない側面も持ち合わせている。政治的問題で難しい部分ではあるが、ことサッカーのみに焦点を合わせて解説したい。

スペインでは各州がそれぞれ独自のカラーを持っている。バルセロナのカタルーニャ州、ビルバオのバスク州、ここバレンシアのバレンシア州も際立ってはいないが独自のカラーを持ち合わせている。

そして、スペイン国民の大半は自身が生まれた、或は所属する州や街のカラーに染まる。“スペイン”という国単位でのカラーはあまりみえてこない。

日本人がステレオタイプとして持っているスペインのイメージ、「闘牛」「フラメンコ」「情熱」といった単語は全て南のアンダルシア地方のカラー。

例えば、ここバレンシアでそんなステレオタイプを「スペイン人らしい」と言っても誰も賛同してくれない。そして、彼らに闘牛やフラメンコなどの質問を突っ込んでもまず「知らない、わからない」という答えが返ってくるだろう。

各地域での独自色が強い故に、国という集合体になった時の連帯感には欠ける。

スペイン代表の試合は絶対にバルセロナやビルバオで行われない。なぜなら、政治的な問題も絡むがアンチ代表の精神を持っている人が多いから。

また、日本であれば“代表”となれば他のクラブの選手であれ応援するファンが多いであろう。例えあなたがどこかの熱烈なサポーターであっても、ライバルクラブの選手が日本代表に入って活躍していれば、“ブーイング”はしないであろう。

だが、ここスペインでは平気でそういったことが起きる。ライバルクラブの選手がスペイン代表で活躍することにブーイングをし、相手チームを応援することも有りえるのがこの国。

ドイツW杯でもスペイン代表の試合に多くのスペイン人サポーターが駆けつけ、スタジアムを真っ赤に染めるだろう。それを観て、「スペイン人サポーターは熱烈だ。スペインは熱狂している」とは思わないでもらいたい。

現在、私はスペインという国に住んでいるが、あまりにW杯の熱が伝わってこなくて拍子抜けしている。TV局、新聞、その他メディアはこぞってW杯モードに入り、国民を駆り立ててはいる。それは事実。ただ、一般国民、少なくともここバレンシアの人たちの反応は非常に鈍い。

私の知人は、

「まあ、今回もダメだろうね。これまでも裏切られてきたから。決勝Tに進めれば御の字じゃないの」

と真顔で言う。ただ、スペインが勝ち進めばスペイン人は熱狂モードに入るだろう。そこはお祭り好きなラテン民族の“お気軽”さ。普段は、文句ばかり、愚痴ばかり言っていても、いざチームが活躍すれば、いかにも“ファン”だったような顔をして平気で熱狂の中に入り込む。その辺の図々しさは持ち合わせている。

このW杯前の国内親善試合は、アルバセテ、エルチェという決して大都市ではない小さな町で行われた。理由は簡単。

小さな町、田舎の方が代表熱があるから

それだけである。事実、エルチェの町はスペイン代表が来るというだけで大騒ぎしていた。こういったことがマドリッドやバルセロナ、バレンシアという大都市になれば起きない。また、大都市で試合をしてもスタンドに空席が目立ってしまう。それはみっともないということで、サッカー協会はなるべくそういうことがない町を選択する。

つまりは、スペイン国内の大部分でそういった“熱”は起きていない

ということを証明していることになる。

それを突き詰めて考えればどういうことが言えるか。私はこう解釈する。

「W杯で勝つには国民の“熱”が必要」

マスコミに煽られようが躍らされようが国民全体としての盛り上がりが“熱”と呼べるもの。そういった熱が選手やチームにエネルギーを与えるのは間違いない。逆にプレッシャーにもなるであろうが、プレッシャーのない所にビッグタイトルは存在しない。

そういう意味での熱はここスペインにない。国民としての一体感は存在していない。

「あなたは“なにじん”ですか?」

という質問があったとする。

日本人の大半は、「私は日本人です」と答えるだろうが、

スペイン人の大半は、「私はバスク人、私はカタルーニャ人、私はバレンシア人…」と各々の出身を答えるのではないだろうか。

W杯は“国”の総力戦であるが、スペインの場合、少なくとも選手やチームが彼らの力だけで頑張ってもらい国民を取り込む必要がある。

それはなかなか難しいことであろう。それが私が考えるまず1つめの理由である。




【スペイン代表】

-ドイツ到着
既にドイツの合宿地カーメンに入っている。グランドまでの移動は徒歩で、その移動の間、ファンが選手と簡単にコンタクト可能な珍しい状況。ドイツの子供達もラウルやホアキンにサインをねだりまくっている現状。

-スペイン人スポーツ選手の応援
F1のフェルナンド・アロンソは、「スペインには何としてもベスト8に行ってもらいたいね。僕が好きな選手はイケル(カシージャス)なんだ」と発言。
現在行われている全仏オープンテニスで決勝進出を果たしたラファ・ナダルは、「スペインは若いチームだし、それがメリットになると思う。W杯で勝ち進む為にはフレッシュな状態でのびのび戦うことが必要だからね。ただ、僕の優勝予想はブラジルだけどね」と発言。


【バレンシア】

-シルバ、ガビラン契約更新
カンテラ出身のシルバ、ガビランが契約更新となる予定。ここ数日、カルボーニと2人の代理人が交渉を重ねおおむね合意に達した。共に2011年までの契約を結ぶことになる。

-代理人戦争
選手の代理人との駆け引きが激化している現状にソレール会長はうんざり。「もううんざりだ。我々はアジャラやモレッティの代理人と駆け引きするつもりはない」ときっぱり。
特にモレッティの代理人はフィオーレの代理人も兼任しているイタリア人。現状はクラブ側とかなり険悪な仲で既にローマにモレッティの売り込みを始めているとのこと。

-再びアイマール
カルボーニがバルセロナでフォルランの代理人と接触していたことが報道された。その席上、バレンシア側はアイマールを獲得のオプションとする用意があることを表明した模様。
これに対し、アイマールは昨日、地元TV局に電話インタビューで応じ、「クラブ側の誰とも話していない。W杯後に会談をもつことになると思う」とこれまで通りの発言。

-アイトール・オシオ、セビージャ残留
獲得が確実とされていたセビージャDFのアイトール・オシオが最終的にセビージャ残留に決まった。ビルバオとバレンシアで激しい争奪戦が繰り広げられていたが最後の最後で残留という大どんでん返しの結末に終わった。

-ファン・サンチェス、フロント入りへ
元FWで昨季までセルタでプレーしていたファン・サンチェスがカルボーニからフロント入りの打診を受けていることがわかった。本人はまだ現役続行の意思も持っている模様だが、故郷のバレンシアからのオファーだけにフロント入りは濃厚とみられている。


【ビジャレアル】

-マテラッツィ獲得へ
フロント責任者のジャネッサがマテラッツィ獲得の為、ミラノで代理人と接触した模様。また、同じインテルDFのブルディッソが第2候補でもある。大物センターバック獲得に向けいよいよビジャレアルが本腰を入れ始めた。

-セサール・アルソ、レクレアティーボへ
カンテラ出身のDF、セサール・アルソが来季1部に昇格するレクレアティーボへレンタル移籍することが決まった。


【サラゴサ】

-ダレッサンドロ、セルヒオ獲得へ
アルゼンチン人のダレッサンドロの獲得が近い。既にクラブ、選手と基本合意に達したとの報道もあり近日中には正式発表される見込み。
また、セルタDFのセルヒオを移籍金なしで獲得。ビクトール・フェルナンデス監督がセルタを率いていた当時のレギュラーDFだった選手。


【アスレティック・ビルバオ】

-サリエギ獲得
アラベスのDFサリエギ獲得を発表。ビルバオ側はアイトール・オシオ獲得を第1オプションとしていたが獲得ならず、サリエギ獲得が決まった。


【セビージャ】

-ファンデ・ラモス監督、契約更新
UEFA杯優勝に導いたラモス監督の契約更新が決まった。

-リバプールがダニエル・アルベスにオファー
デル・ニド会長がアルベスに対するリバプールからのオファーを認めた。「魅力的で毎週オファーの額を上げてくるけれど現状では拒否している」とコメント。


【アトレティコ・マドリ-ド】

-ゼ・カストロ獲得
23歳のポルトガル人センターバック、ゼ・カストロの入団が決まった。既に入団発表も終わっており、「少なくともこのチームはCL圏内を争うチームだし、リーガタイトルを争うチームだ」とコメント。

-アグエロ、帰国
入団発表の為、マドリードに滞在していたアグエロがアルゼンチンへ帰国。ブエノス・アイレスにてバケーションを取る。7月10日の始動に合わせてスペインに戻る予定。


【バルセロナ】

-デコのコメント
ランパードとのトレードが噂されているポルトガル代表のデコは、「クラブの誰からもコンタクトはないし、クラブの誰も私の行き先を決めることは出来ない。決めるのは私だ」と発言。また、フロント職のベギリスタインも「デコがクラブを去る可能性は全くない」と全否定。

-ニースケンスがセカンドコーチに就任
テン・カテ氏がアヤックスの監督に就任し、セカンドコーチの座が空いていたが、来季は同じオランダ人のニースケンスが務めることが決まった。現在、ヒディングの下でオーストラリア代表のスタッフを務めておりW杯終了後に正式発表となる。


【レアル・マドリード】

-メッシ獲得を否定
会長選候補者の1人ビジャール・ミル氏がバルセロナのメッシ獲得を否定。「メッシとも彼の代理人ともコンタクトを取っていない。そんな噂は嘘に決まっている」と発言。



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Comments

ムーブメントを起こすのは彼ら自身

逆に考えれば、そういった国民の熱を起こすのは
スペイン代表選手たち自身だと思います。
もし代表のユニホームに誇りを感じられないのであれば
辞退すればいいだけの話ですし(そう簡単な話ではないのでしょうか)
それでも参加している以上は、
『自分たちが勝つことで、"代表の文化"を作るんだ』
くらいの、本気が欲しいですね。
実際に、今大会でもしスペイン代表がW杯を持ち帰れば
国民の反応は、相当なものがあるでしょう。
やるのは彼ら自身です。

  • [2006/06/10 21:54]
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  • カルボーニ年金
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