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スペイン代表がW杯で勝てない理由 その2 




今日はスペイン人の気質や性格的なものを取り上げる。

■固定観念

「スペイン代表はW杯で優勝するだけの力はある。でも、今回もダメだろうね…」

スペインに住んでいてスペイン人の多くがこう語る。

「どうせダメだよ、今回も…」

半ば諦めの気持ちが蔓延しているのがこの国の特徴でもある。確かに、これまで幾度と裏切られてきた事実があるからであろう。信じては裏切られ、信じては裏切られ…

それがスペインサッカーのW杯における歴史であろう。

スペインに住んでみて思うのは、予想していた以上に“凝り固まった”考え方、概念が定着しているということ。そして、その考えや哲学を良い意味で変えようとする意思がない場合が多い。

「W杯でスペインはどうせ勝てない。運がない」

これは事実なのかもしれない。しかしながら、そういった概念を覆す為に毎回チャレンジするのがW杯でもある。そこで踏みとどまってしまっては向上するものもしないのではないだろうか。

日々スペイン代表選手の「スペインはW杯で優勝する力がある。今度こそ歴史を作る」という言葉に既に悲壮感が漂うのはこういった固定観念が醸し出しているのかもしれない。

スペイン、サパテロ首相が選手を送り出す日に、「今回こそ、優勝すると確信している」と語った直後に取り囲むマスコミが苦笑したシーンが今でも忘れられない。


■内弁慶

スペインに生活してみると、スペイン人が日本人以上に“閉鎖的”に映ることがある。ステレオタイプからするとスペイン人はオープンで情熱的なイメージだろうが、私は総体的にそういうスペイン人はごく少数だろうと考えている。

スペイン人は良い意味でマイペース。悪い意味で内向的、内弁慶である。

例えば、自分の生活、家族、自分の街、自分のクラブ以外のことにはほとんど関心を示さない。自分を中心にした円の外から外れる事象・物事にはノータッチな場合が多い。その中に入り込めば非常に温かく迎えてくれるがそうでない場合は、あかの他人。他人に対する扱い(=敬意)の差は日本とは雲泥の差があると言える。

ここ数年、プレミアリーグを中心に多くのスペイン人選手が海外で活躍するようにはなったが、それまではスペイン人選手が海外でプレーする、プラス活躍することはごく稀であった。

プレミアで活躍している現状をみても、リバプールのようにスペイン人のベニテス監督がベースを作って環境を整えた上で多くのスペイン人選手を呼んでいるので決してスペイン人が海外で活躍できる土壌を持つようになってきたとは言えないかもしれない。

つまり、スペイン人は自分を軸にした環境から放り出されると極端に弱い。そして、適応するのに苦労する。そして、適応の途中で責任を自分以外の外的要因に押し付けてしまい適応の過程でさじを投げてしまう傾向にある。言い訳を言わせればスペイン人は優等生、なかなかのものである。ただ、そこに向上心はない。

国内のサッカーについても然り。スペインの国にいれば海外のサッカーをほとんど目にすることは無い。イタリア、イングランド、フランスを含め世界的にレベルの高いリーグを観て何かを吸収しようという意気込み、向上心は間違いなく日本の方が上。

このW杯にしても対戦相手の分析や注意すべき選手の報道は至って少ない。強いて言えば、ウクライナ、シェフチェンコがここ数日やっと出てきたくらい。

日本であれば、1年前から「オーストラリアは誰、クロアチアはどんなチーム、ブラジルはこんなにも選手が揃っている」と情報が溢れているのにスペインでは1週間前でもそんな情報は出てこない。

まあ、こういった類の分析は現場レベルでしっかりやっているであろうから、別に問題にすべきことではないが、国のレベルでそういう素地は少ないと言えるだろう。

私はW杯レベルの戦いは国をあげての総力戦、よって、国民レベルで対戦国やその選手の特徴を丸裸にすることは勝利をつかむためのベースになると考えているが、スペインではどうもそうではないらしい。

こういう風に書くと、何やらスペイン批判をしているように思われるかもしれないが、私はあくまでそういう現状を乗り越えてスペインに頑張ってもらいたいと応援している人間。

「W杯で優勝できない」と思っている国民、スペイン人に代表選手が“革命”を起してもらいたいし、その豹変ぶりを間近で観たいと本気で思っている。

いよいよ14日ウクライナ戦の初戦が近付いてきた。まだまだ、スペイン人はW杯モードには程遠い…




【スペイン代表】

-ウクライナ戦の時間に合わせて

14日、初戦のウクライナ戦は15時キックオフ。スペインでは、勿論、シエスタ(お昼寝)の時間。この時間にコンディションをトップに持っていく為にスペイン代表合宿では食事の時間変更が行われた。

なんと、お昼を11時に食べるという革命的なことをやっている。スペインでは、通常、14時以降が昼食で11時はまだ朝食時間。これは選手にとってはとても辛いようで出された食事に手をつけれない選手もいるとか。まずはこの時間帯との戦いがスペイン代表に強いられている。


-代表専属シェフ

ハビエル・アラビス氏は91年からスペイン代表の専属シェフを務めており、W杯、ユーロと大きな大会は全てチームに帯同している。

11時に昼食を出すことについては、「メニューのバリエーションは最小限にしている。ただ2時、3時に食べるようなメニューを出すし、ウクライナ戦に向けて3時に動けるコンディションを持っていけるようにする」と発言。シェフもW杯での戦いに参加していることは間違いない。


-ビジャ

マルカ紙のアンケートでは、「ビジャをセンターFWで使うべきか?」という問いに対し、“84.5%”が「YES」の回答。本人も、「センターFWが一番プレーしやすい。ただ、サイドでもプレーした経験はあるし、トップ下もできる。どこでもやるよ」と意気揚々に語った。


-ペルニア

代表に召集されたことに関しては、「自分自身で勝ち取ったことだと思っている。メディアや世論のプレッシャーのお陰だとは思っていない」と発言。

また、ドイツW杯のボールに関しては、「リーガで使っていたものと全く違う。とても速く飛ぶね」とコメントし、FK職人としては歓迎の意向を示した。


-アラゴネス監督がカニサレスに激怒

アラゴネス監督が昨日の練習においてカニサレスを一喝した。練習でのストレッチにおいて、カニサレスに近付き、何やら怒っていた様子。一部始終を聞き取れた記者はいなかったものの、「もし嫌なら、家に帰れ!」という言葉だけははっきりと聞き取れた模様。

アラゴネス監督は、カニサレスに対し、「もっと練習に集中しろ」という趣旨の発言をしていたと予想されている。その後の練習でのミニゲームにカニサレスだけは参加しなかった…


-甘党のチャビ

「僕は凄い甘党なんだ。甘い物が大好き。チョコレートクレープ、カタルーニャプリンetc。どんなものでも甘いものは好きだよ」とインタビューに答えたチャビだが、代表合宿ではチョコレート等の甘い食べ物は禁止されている。今は我慢の時か…


-ウクライナの顔、シェフチェンコ

スペイン代表について、「なんでスペイン代表が優勝できないんだい?(勿論、可能性はあるよ)良い選手が揃っている。スペインを優勝候補から外すなんてことは僕はしてないよ」とコメント。

初戦の相手がスペインに決まっ時、最初に頭によぎったのが、「バルセロナのプジョル。CLでの彼との対戦は素晴らしく、きついものでもあったからね」と発言。プジョルとの対戦に燃えているシェバ。


【バレンシア】

-カンテラ一掃

来季に向けてバレンシアはカンテラ(下部組織)の人数を大幅削減する予定。現在、バレンシアBに登録されている選手は64人もいるが、これを半分の32人にする。

また、22人の選手が今季終了後に契約が切れるがその中で残れるのは3人程度とされている。クラブ側は大人数を抱えながらあまりトップにカンテラが上がれていない現状を憂慮し、少数精鋭のエリート下部組織にしたい意向。


-マルチェナ

来季の去就に注目が集まる、スペイン代表DFのマルチェナだが、キケ監督は既にマルチェナがバレンシアから出て行くことに“OK”を出している。

しかしながら、フロントのカルボーニはすんなり“OK”は出さない方針。あくまで(金銭的に)良いオファーがない限りは放出しない方針で、キケ監督にも「使える選手」と説得している模様。


-ポルトのアンデルソン

カルボーニがポルト所属の18歳、ブラジル人、アンデルソンの代理人とコンタクトを取った。

ペルーで行えわれたU-17世界選手権で優秀選手にも選ばれた逸材で“次世代のロナウジーニョ”とも呼ばれている。バレンシア側はポルトガル代表MFのウーゴ・ビアナを獲得の際のオプションに入れることも検討している模様で今後の展開に注目が集まる。


-バレンシアB

昨日のプレーオフ1回戦、ホーム第2戦に2-0で勝利。次の戦いに駒を進めた。対戦相手は本日午後に決まる予定で、次の試合(ホーム&アウェー)に勝てば2部Bへの昇格が決まる。


【ベティス】

-イルレタ監督が決定

次期監督に元デポルティボ監督のハビエル・イルレタ氏が就任することが決まった。ヘタフェのシュスター監督が第1候補として挙がっていたが最終的にはイルレタ氏に決まった。

本人からは、「再びチームを指揮する意欲がとてもあったし、ベティスのようなチームを率いることになることはとても光栄だ」とのコメント。「火曜日にはセビージャに行って仕事を開始することになるだろう」と語った。

まずは、オリベイラ、ホアキンといったチームの主力の引き止めに全力を尽くすものとみられている。


【アトレティコ・マドリード】

-ギリシャ代表、セイタリディス獲得

ギリシャ代表のサイドバック、セイタリディスが来季に向けた3人目の補強になる模様。本人は既にバケーションを取っている段階で、公式発表は具体的に決まっていない。


【バルセロナ】

-グジョンセン獲得間近

チェルシーのFW、グジョンセンの獲得が近い模様。フォルランとの交渉がビジャレアル側の完全拒否によって難しくなり、既に次のオプションに移っている。近日中にも公式発表される模様。


-ロナウジーニョがデコの噂に言及

チェルシー、イングランド代表MFのランパードとの交換トレードが噂されるポルトガル代表デコについてロナウジーニョが言及。

「バルセロナはデコのような偉大な選手が必要だし、彼はチームに貢献している。プラス、僕にとって良い友達でもある。(噂は)聞いたけれど、現実とならないでもらいたい」



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Comments

深層心理は??

「どうせ駄目だよ」と言っていても、
「代表には関心がないよ」と表向き無関心を装ってみても、
それは予め用意した言い訳のようにも見えます。
傷付くことを恐れているのか、ある種のプライドがそうさせるのか。

本音では気にしながら、誰も表に出さないだけだとしたら
まだ救いはあると思います。
少なくとも、本当に関心がないわけではないのですから。

あとは、発火点に火をつくのを待つばかりです。
って、ずっと待ってるんですが、、、(苦笑)

  • [2006/06/12 18:52]
  • URL |
  • カルボーニ年金
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