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バレンシア地下鉄事故 続報 

バレンシア地下鉄事故3


スペイン時間、5日の段階で死者が41名となった、バレンシア地下鉄事故。バレンシア市内は一様に平静を保つようになっている。

事故翌日の4日、スペイン国王やサパテロ首相がバレンシアを訪れ、カテドラル内で行われた慰霊祭に参加した。

41名のうち29名が女性、そのうち1名は妊娠中であった。既に死亡者全ての身元が判明している。

事故の原因は、「スピード超過」と断定された。40kmの制限速度の場所を80kmのスピードで通過し、先頭車両がカーブを曲がりきれず脱線し、そのまま先頭車両が対面の壁に激突した。

バレンシア地下鉄事故


黄色の1号線は、バレンシア市内の地下鉄ではかなり古いタイプの車両が走る路線であり、来年に車両の入れ替えが予定されていた。自動ブレーキシステムもない旧型の車両で、通常の2倍のスピードを出し暴走気味に走っていた電車を止めるすべはなかった。

運転手がまだ若く、経験不足や実務経験不足も指摘されているが、彼も帰らぬ人となりその原因はわからない。

事故のあったエスパーニャ広場駅とヘスス駅は徒歩でも10分程度の距離であり、事故の起こったカーブが存在した場所はヘスス駅到着の手前。通常では、「考えられない」(鉄道専門家談)スピードでそのカーブに突入した理由を明らかにするのは難しいだろう。

運転手が「急な病で気絶していたのでは」という意見も出ている。

私にとっても、身近な場所、駅での事故だけに「まさか…」という思いがあったが、それ以上に昨年起きた尼崎線の鉄道事故と事故原因が似ていることもあり、何とも言えない悲しい気持ちが未だに残っている。

また、バレンシアCF練習場に電車とバスで行ったことのある人なら、この1号線、黄色の路線を使っているはず。私もその1人。

その旧型車両に何度も乗り、毎日のようにその事故の1つ手前の駅で降りている自分の状況ともダブってしまう。

この事故では普段はバスしか使わないにも関わらず、当日のみバスではなく地下鉄を使い事故に巻き込まれ亡くなった人もいると報道されていた。運命とは何なのだろうか…

一方、普段の生活に完全に戻っている街の様子をみると、何かこの事故が既に「過去」ではないかと思うことがある。事故翌日、4日には既に、「1人の死亡見舞金がいくら…」と大々的に報道されていた。

そして、驚くことに、事故2日後の本日5日にはヘスス駅も開き、ダイヤは若干少なくなっているようだが、この路線の電車が運行を始めたと先程のニュースであった…

大変申し訳なく、悪い言い方かもしれないが、これだけ早く復旧する必要があるのかと思うし、スペインという国に不信感を抱くような瞬間も正直あった。

結局、自分や身内が関わっていなければ、すぐに「風化」するのが事件・事故なのかもしれないが、私には事故車両のスピード以上にこのスピードが「速過ぎる」のではないかと感じることもある。

改めて、亡くなられた41名の方のご冥福をお祈りすると共に、負傷者の方のいち早い回復をお祈りしたい。

バレンシア地下鉄事故2

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