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中田英寿引退特別番組 

なんと、15日に放送されたばかりのこの番組をもうスペインで観ることができた。技術の進化はものすごい…

中田本人が登場し、多くを語っていたけれど、正直に言って、途中で寝てしまった…(笑)

日本では既に彼の引退、オシム新監督就任のニュースによりドイツW杯での敗戦も遠い昔のようだと聞いている。(本当の所はどうかわからないが…)

まあ、あっさりと負けたW杯について、いちいち振り返る内容の記事や番組を作っても大衆受けしないのだから、それはそれで仕方ない。サッカー専門誌でそういう検証がされているだろう。

この番組を見ながら唯一思ったことは、「彼の引退はもったいなかったな、やはり…」ということ。

なぜか?

「中田にプレーイングマネージャー(選手兼代表監督)をやらせたら面白かっただろうな」

と思ったから。

彼の選手として、人間としての素晴らしさは決して同僚や監督を批判しないこと。相手に対してもファールや汚いプレーをされて怒ったシーンを観たことがない。要するに、“リスペクト”がある、人間としても成熟した選手。

ゆえにこのドイツW杯での日本代表を振り返るシーンでも常に中田という人間の1人称でコメントしていた。ジーコ監督には相当人間として共感していたようなので、采配・戦術といった面を超越したリスペクトを彼に抱いていたのだろう。だから、批判はなかった。

ただ、ピッチでプレーしながら監督以上の鋭い感性や戦術眼を持っていたのは明らかでそれは番組でのコメントを聞いていても十分わかった。

返す返すも日本代表監督の座を即座に決めてしまったサッカー協会のもっていきかたが残念だ…

ライセンスはなくとも、今、日本人の中で一番サッカーへの洞察が深く、経験もあり、人脈もあるだろう。

彼は監督という座には今後も固執しないタイプの人間だと思う。また、ピッチ上での行動で周りを鼓舞したり、周りからの注目を集めるタイプの選手だったので、監督という立場には向いていない人間かもしれない。

ゆえに、ピッチ上でプレーしながら代表監督をやらせれば面白かったのではないか、と思う。クラブ以外にそういった例はないのかもしれないが、だからこそ意味がある。インパクトも然り、イタリア代表となら毎年定期戦をやらせてもらえそうだ。

思い出してもらいたい。ジーコはなぜ鹿島で功績を残せたのか?

それは、彼が選手としてフィールドで指導していたからだ。つまりは、「プレーイングマネージャー」だったから。

中田もジーコの鹿島時代のような、いや、それ以上の功績を日本代表で残せる可能性を持っているはずだ。

ジーコは日本代表に伝えたいことを伝え切れなかったのではないか、とこの番組を見ながら思った。ただ、中田だけはそれを感じていた。

なぜか?

中田は既にイタリアやイングランドでプレーし、単に言葉を話せるだけではない、本当のコミュニケーションを習得していたからだろう。つまり、フィーリング、感性が鋭い。ジーコ監督が喋ったことを単に通訳を通して日本語として受け取るだけではない、“何か”を常に感じ取っていたはずだ。

彼が日本のメディアに嫌気がさし、自身でHPやメディアを持ち自ら発信する姿勢もそういったコミュニケーションレベルの高さの証明。

今の日本代表選手の多くにまだそれが欠落しているように思う。

「日本人選手の海外移籍」がこのドイツW杯の結果で促進されない以上、中田にはピッチ上で“伝えるべきもの”を伝えてもらいたかった。

選手と監督をつなぐ1つのツールが言葉である。ただ、それは単に言葉を話せるかどうかの問題ではない。その先にこそ、本当に「理解しあえるかどうか」の分岐点がある。

「良いプレーだったよ」

と褒める言葉1つにしても、監督と選手の理解度によって状況は変ってくる。だからこそ、監督は難しい。時としてその言葉のみの力をかりてその先にあることまで理解させなければいけないのだから。

それが今回の日本代表のジーコ監督に足りなかった要素の1つだと推測している。通訳云々の問題ではない。

難しい話しに突入すのでこの辺にしておく。最後に。

だからこそ、私はサッカー指導者を目指しながらサッカーライターという仕事にも魅力を感じている。その理由は今書いてきた文書を読み返してもらえればおわかり頂けると思う。単に、サッカー漬けの生活を求めてライターをしているのではない。



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Comments

こんにちわ。中田のプレイング・マネージャーというのは興味深いですし、アリかなと思います。でも僕は代表監督ではなく、クラブ監督してならいいんではないかと、イチローさんのブログを読んで思いました。確かにフィールドの監督して働きはしていると思えますが、彼の代表での今まで関わり合いを考えると歯車があうと考えられないのです。現在でなくても未来でも。選手間での衝突はあったみたいですし。それが監督という役職までついて出来るのかどうか難しいのではないかと思います。彼はワールドカップでは何度も苦言を呈してきましたが、彼が思っているほど伝わらなかった。それは彼にそこまでの牽引力がなかったのではないかと感じています。でもクラブ監督ならそれが可能だと思います。代表は悪く言えば寄せ集め。クラブの場合だと中田英寿がいるクラブに行きたいという選手(上手い下手は別として)もいるはずなので、自分の色が出しやすいし、彼自身の好みの選手を探すことも出来し、自分の色のチームが出来るからクラブ監督のほうが適していると僕は思います。過去にプレイング・マネージャーはフリット、ビアッリと個性が強い選手がしていたところからも共通性はあるのかなと感じたりします。もしプレイング・マネージャーをするとしてもその前に解説者として見てみたい気もします。ありきたりですけど。

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