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マラガ戦レポート 

早く書きます。早く忘れたいので…


試合は、2-2引き分け。痛恨のドロー。痛すぎる引き分け。

言いたくはないですが、

CL圏内はかなり厳しい…(実質、アディオスの引き分け)

というのが、試合後の率直な感想。
但し、今節で他チームもそれ程勝ち点を伸ばしていない(セビージャのみ勝利)ので、チャンスは当然あり。


さて、なるべく客観的に分析をして進めます。今日のスタメンとフォーメーションから。


         カニサレス

サンタクルス アジャラ マルチェナ カルボーニ

      シソッコ  フィオーレ

ルフェテ               ミスタ

         アイマール

         ディバイオ

驚きのスタメン!

カルボーニは鉄人っぷりを発揮し、フル出場。それよりも、右サイドに注目!

今日が初スタメン、どころか、デビューとなったサンタクルス!

大方というか誰も予想していなかった、大胆な起用。アングロが右サイドに入るというのが予想でしたが、いきなりスタメンで使われました。


では、早速ですが、私個人の選手採点。(0~3)

0 カニサレス  気持ちは“-3”
0 サンタクルス まだこのレベルに達していない
1 アジャラ   唯一安定していた選手
0 マルチェナ  安定感皆無
0 カルボーニ  怪我のせいか不安定
0 シソッコ   アシストのみ
0 フィオーレ  実質このチームとお別れ試合
- ルフェテ   怪我の為採点無し
0 ミスタ    左サイドはやめた方がいい
0 アイマール  消えた存在
2 ディバイオ  2点取ったのでこの得点

交代選手の採点。

0 アングロ   何も無し
0 シスコ    決定的なチャンスを2度外す
- モレッティ  何もしていないので採点不能


おわかりの通り、最悪です。別に辛口な採点ではなく、客観的に観ての採点。この程度しか今日は採点のしようがなし。


では、試合内容に入ります。

試合全般の内容としては、両チームともにサッカーになっていなかったというのが事実。それ以上言うべきこともありません。とにかくミスが多く、チームとしてのコンパクトさに欠け、1人1人が孤立してしまう、実につまらないサッカー。こんなつまらない試合、久々に観ました。つまらないだけならいいですが、ストレスが溜まるような試合。

まずは試合のポイントをいくつか挙げます。

・ミスタ左サイドのシステム

・右サイドサンタクルスの起用

・ダブルボランチの出来

・自信を無くしたカニサレス



【ミスタ左サイドのシステム】

ミスタ左サイドのシステムの欠点は以前から指摘していましたが、今日もこの怪我人・出場停止選手の現状から左サイドで使われました。よって、当然攻撃の形は作れない。理由はいくつかあります。大きな要因としては、ミスタではなく、ディバイオが1トップなので、前線でためが作れないこと。ボールがおさまらない。よってアイマールが前を向いてボールを持つ所か、ボールすら触れない状態。この試合、驚くべきことに、キックオフからアイマールが初めてボールを触るまで6分半ありました。(あまりにボールを触らないので測ってみました)しかも、最初のボールタッチは、相手のFKのキックミスから。味方からのパスではなかった。

これはディバイオが悪い、相性が悪いという理由ではなく、ミスタとディバイオのFWとしての特性が違うから。

ミスタは、技術がある選手で足元も高さもある選手。よって、前線でボールを預けてもらうポストプレーが出来るので、中盤の選手にきっちり落とすことが可能。そうすることによって、特にアイマールは前を向いてボールを受けられ、攻撃にバリエーションが持てる。アイマールがボールを持てば、ドリブルorスルーパスがあるので、相手DFとしては読みにくいわけです。

一方、ディバイオの特徴は、前へ抜けるスピード。技術は、正直このレベルの選手としては恥ずかしいくらい無いので、前線やスペースにボールを放り込んでもらい、スピード勝負でシュートまで持ち込むのが持ち味。

よって、今日もそうでしたが、攻撃でチャンスになるのは、ディバイオへの1発のわかりきったスルーパス、ロングパスのみ。実際に、これで得点を挙げたので、それは評価すべきところ。

前半19分の1点目は、ミスタが左サイドではなく、中央付近でボールを持ちそこからのスルーパス。これに抜け出したディバイオがGKと1対1になり、GKをかわしてループシュート。綺麗に決まり、先制点!

「FWは点を獲るのが仕事」なので、ディバイオ個人に対して要望すべきことはありません。きっちり仕事はしているから。ただ、FW、チーム貢献度という点からすれば、評価は低くなる。何より、前線で安易にボールを取られる技術の低さには少し呆れてしまう。

ただ、明らかにバレンシアのサッカースタイルと彼のスタイルが合っていないのは確か。その象徴がアイマールが消えてしまうという事実でしょう。アイマールと合うタイプはやはりミスタのようなテクニカルな選手であって、ショートパスやワンツーを使ってリズムある攻撃を構築すること。ディバイオのように前線、スペースに飛び出すFWになるとアイマールとの距離が離れてしまい、コンビネーションを持てなくなってしまう。このジレンマをどうするか、というのが今後の焦点にもなってきそうです。

個人的には、アイマールが活きる形にすべきだと思っています。というのは、その方が攻撃に厚みが増し、得点チャンスが増えるから。私個人の考えですが、「良いサッカー」とは、「いかに得点チャンスをつくれるか」だと思っているので。得点出来るかどうかは、FWの質や運の問題で監督が指揮・指導するのは難しいですが、あくまでパーセンテージの問題で、得点チャンスを増やすことが、勝つ可能性を増やすことになると考えています。それは監督が出来る仕事の1つ。確かに、カウンターサッカーの方が効率よく得点出来ることもありますが、アイマールのような選手と、同様に高い技術を持った選手達がいるチームを考えるとそういうサッカーを目指せるし、そうあるべきでしょう。


【右サイド、サンタクルスの起用】

デビュー試合、しかもいきなりのスタメン出場という面からみれば、十分及第点は付けられます。

ただ、この大事な試合でこの博打は良かったのか、と聞かれるとマイナスだったという印象。実際に彼から大きなピンチになるような危ないシーンはなかったですが、かといって、彼がチームに貢献したこともほとんどない。

いきなりこのレベルの試合に出て、緊張感もあったはずなので仕方ないですが、ボールを持てばすぐにロングキック。しかも、その精度が悪い。よって、ほとんど全てが相手ボールに。

可哀想ですが、まだこのレベルの試合に出る実力はない、というのが今日見た限りでの感想。少なくとも、アングロをスタメンに使った方がチームとしての安定感は出たはずで、攻撃への参加という面から見てもチームに貢献出来たはず。


【ダブルボランチの出来】

シソッコ、フィオーレのコンビでしたが、やはりチームの心臓部分にあたるポジションだけにチームの出来に直結します。この2人の出来が今日の試合内容の悪さを象徴していたと言えそうです。シソッコに関しては、ディバイオの2点目のアシストはありましたがそれ以外の本来の仕事はほぼ出来ず。特に目立ったプレーはなし。

フィオーレに至っては、存在感がまるで無し。恐らく、精神的な問題で既にチームに入り込めていないと思われます。フィオーレらしいプレーは勿論見えなかったですが、逆に消極的にボールを預ける、責任回避のプレ-ばかり。積極的な姿勢は一度たりとも見えなかったという現状。今日のプレー、試合を観て、彼のバレンシア残留はほぼなくなったと言えそうです。残念ですが…


【自信を無くしたカニサレス】

前半開始より、自信の無さが表れていました。特に、前半は、3回連続でキックミスをし、ファンから軽いブーイングも。この時点でおかしいとは思いましたが、前半33分の失点シーンでは、相手FWのトラップミスを見逃し、中途半端な飛び出しをして、そのまま失点。まさに、後手後手の守備でした。ただ、この失点シーンは、カニサレスのミスよりもロングボール1発で裏を取られたDF、特にマルチェナのミス。よって、カニだけの責任ではありません。ただ、普段のカニならFWのトラップミスの瞬間に迷うことなく飛び出し、ストップしていたはず。だからこそ、これまで何回もサモーラ(最小失点GK)として君臨していたのです。

この伏線が後半ロスタイムの同点弾につながるわけです。後半ロスタイムも4分近くなった48分、あと数十秒で終了という段階で、なんでもないミドルシュートをキャッチミス。どう考えても、カニサレスが取れないボールではなかったし、恐らく、彼自身のGK人生の中でこんな凡ミスは無かったのでは?!というくらい安易なミス。そして、これ以上チームにとって痛いミスはなかったわけで、それにより引き分けとなったわけです。CL圏内を目指しているチーム、現在7位のチームとしては勝つしかなかったわけで。

この失点後、うなだれるカニサレスがいましたが、恐らく、泣いていたと思われます。このシーンで象徴的だったのは、マラガの選手が彼を慰めに行き、バレンシアの選手は誰も行かなかったこと。つまり、慰めることも出来ないくらいショッキングなミスで、全選手にとって慰めが必要なミスだったと言えそうです。ミスタはグランドに膝をついてうなだれ、ベンチの監督・スタッフはベンチの屋根を叩いて悔しがり、、、という状況でした。


さて、以上のポイントで試合は大体語れるとして、あとは大まかな流れもお伝えしておきます。

【前半】

開始から両チーム共にミスが多く、ボールがつながらない。マラガもアイマールに注意を払い、バイタルエリアでアイマールがボールを触れないようにしっかりマーク。

また、ミスタがサイドに張らず、中へポジションチェンジをしたことによって、何度か攻撃のチャンスはあったが、逆にマラガがそこから攻撃の基点を作り、何度か良いクロスを上げる。

前半19分には、中に入ったミスタからスルーパスが出て、ディバイオが抜け出す。GKと1対1になり、落ち着いてかわしループシュート。それが決まり先制点となる。

前半22分にはルフェテが相手GKと交錯した際、足首を痛め負傷退場。この際、驚きは、負傷してピッチ外に出ているにも関わらず、誰もアップをしていなかったこと。最終的にはアングロが交代出場したが、通常であれば、ルフェテが負傷し、外で治療している間にアップの指令が出るはず。それが、ルフェテがアウトと決まってからアップを始める後手の交代。ベンチワークの悪さが目立ったシーン。

前半33分にはロングキック1発でバイアーノがマルチェナの裏に抜け出し、見事なトラップ。若干トラップミスはあったものの、中途半端な飛び出しをしたカニサレスをあざ笑うかのようにゴール。これで1-1同点。

後半44分には、中盤でボールを奪ったシソッコがそのままドリブルで相手をかわし、エリア内へ突進。そしてマイナスの折り返しにディバイオが合わせGKに当てながらもゴール。これで2-1。


【後半】

両チームともに前半以上にボールが落ち着かず、特にバレンシアはDFからのクリアが多くなり、徐々にマラガペースに。

後半13分、ディバイオに代わりシスコ投入。ディバイオは右肩を痛そうにしていた為、その大事を取っての交代の模様。

シスコが入り、ミスタがトップに移るかと思われたが、しばらくの間、シスコがトップでプレー。その後、通常通りの位置でプレーしたが、この最初の時間は何だったのか不明?実にわかり難いシステムだった。恐らく、出ていた選手は混乱していたはず。

後半31分、アイマールに代わりモレッティが入る。アイマールのコンディションを考えたのと守備固めの交代。これにより、フィオーレがトップ下に入る。この交代は特に流れを変えず、変わらず。

後半40分過ぎには連続でシスコが2度GKと1対1のチャンスを得るが、共にGKに当ててしまい決められず。この2度のビッグチャンスがロスタイムの同点劇を生んでしまった形となった。

ロスタイムには、カルボーニがクリアミス、FKからフリーでシュートを打たれる、という2度のピンチがあり、ちぐはずなチーム状況を表す。そして、最後の最後で失点。2-2引き分けで終了。

試合後は、チームは勿論、特にカニサレスに対しファンから大ブーイング。


以上が試合の内容でした。

さて、暗い話しばかりしてても仕方ないので、前向きにいきましょう。

これで終わったわけではありません。まだ7試合残ってます。他力本願ですが、勝つしかないのです。CL圏内確保するしかないのです!

ただ、今日の試合で、出場出来なかった選手の不在が大きく響いていたのは事実。特に、ボランチ、右サイドバックは大きかった。

今後のチーム浮上の条件としては、怪我人の復帰、これにかかってくるでしょう。当然、次はアルベルダ、カネイラの出場停止組は戻ってくるわけですが、それ以外の怪我人がどのタイミングで戻ってくるか。

あとは、ロペス監督の采配に迷いが見え始めているので、就任当初のような明確な方針、選手起用に戻せるのかどうか、それがポイントです。恐らく、彼自身、ベニテスサッカーの踏襲などと言われたくないはずですから、彼らしいシステムなりサッカーを見せようとしているのは確か。ただ、今の時期に新たなことをやっても駄目。時間がない。やるなら、来季にすべき。今は選手やチームに馴染みのある去年のようなサッカーをし、目標であるCL圏内を確保することが優先事項。

勝ちきれないチームがどうリアクションするのか、その点にも注目して見ていきたいと思います。



Comments

ダイジェストをみての感想

仕事が忙しくて、情報検索がまったく出来ない状態でしたが、クラシコの結果だけみようと早起きしたら、進藤さんの「バレンシア引分けでしたね」とのコメントでパッと目が覚めました(泣)
ダイジェストでゴールシーンのみみましたが、ディヴァイオのゴールはごっさんゴールでしたね。攻撃らしい攻撃はみれませんでしたね。失点に関しては、管理人さんも書いておられますが、1点目はマルチェナのマーク・クリアーミスでしたね。2点目は・・・はぁ~って感じです。どうしたんだ、カニ~~~(叫び)。アイマールはほどんど画面には映りませんでした。(まぁフィオーレもですが)
今回は、CL争いのチームが引分けなどで3点が取れていなかったの、勝利の3点が欲しかったです。
本当にある意味、あでぃおすぅ~~~な引き分けですね・・・

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