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U-21欧州選手権プレーオフ 対イタリア(第1戦) 

U-21欧州選手権プレーオフ 第1戦 イタリアU-21代表 vs スペインU-21代表 スペイン代表先発フォーメーション
【イタリアとの第1戦スタメン、フォーメーション図】

U-21欧州選手権本大会出場を賭けたプレーオフが10月6日よりはじまった。スペインU-21代表は強豪イタリアU-21代表と対戦。

第1戦はイタリアホーム(モデナ)で行われ、0-0のスコアレスドローで終わった。第2戦は10日にスペインホーム(パレンシア)にて行われ、この勝者が本大会出場を果たすことになる。




さて、先発フォーメーションからおわかりの通り、スペイン代表のメンバーは全員がリーガ1部でプレーする選手ばかり。レギュラー出場を果たしている選手も多く、既にリーガでお馴染みの顔も多い。

対するカシラギ監督率いるイタリアU-21代表の選手は国内ではどうかわからないが勉強不足の私は知らないメンバーが多かった。チャンピオンズリーグ(CL)でのバレンシアvsローマ戦で出場していたアルキラーニや同じローマのロッシ程度の名前しか聞いたことがなかった。

試合の印象としては「個人技術に優るスペイン 対 組織で対抗するイタリア」の構図。正直に言って、イタリアのサッカーの方がより「現実的で勝利に近い」サッカーであった。

結果は引き分けだったものの、スペインからすれば終了間際、残り3分となった段階で3回連続で決定的なピンチを招き、GKモヤの活躍がなければ敗戦していた試合。

試合後のスペイン代表イニャキ・サエス監督のコメント、

「0-0という結果に持ち込んだチームの仕事ぶりには満足している。残り3分となった時間帯だけが相手のペースであり、その原因を招いたファールは正当なものではなかった。それにより負ける可能性もあったが、モヤが素晴らしかった」

イタリア代表カシラギ監督のコメント

「少なくとも得点できていたし、それに値するプレーをしていた。次の第2戦に向け全ての可能性が残っている」




既に説明した通り、個人レベルでいえばスペインが格上。ただし、チームや組織となった時にみせるイタリアの強固な守備陣やサポートの早さ、攻撃に切り替える“頭”のスピードはスペインを圧倒していた。よって、スペインが無駄にボールを持たされることが多く、試合自体の内容は(全体として)実に低調な(=つまらない)ものであった。

「タレントはいるもののチームとして使いきれていない」というのが私のスペインU-21代表評価。この試合だけではなく、これまでの数試合を観ても思う率直な感想だ。

イニャキ・サエス監督の采配にも大いに疑問を持った。

何より、選手交代が有効ではなく、致命的な「遅さ」があった。試合で監督が出来る唯一効果的な手段は“選手交代”だ。引き分けOKの考えからふるった采配であればある程度納得できる点もあったが、交代に関しては以下の疑問が残った。

今日はサエス監督の3枚の交代枠に焦点を当ててみたい。


【シルバOUT、フラードIN】

70分、スペイン代表最初の選手交代。確かにシルバはイタリア守備陣の戻りの早さによりスペースを消され彼本来のプレーが出来ていなかったものの、問題はチームとしての攻撃の遅さ。ボールを奪った瞬間に前線にボールを出すポイントがなく、DFラインでダラダラとボールを回していたから。それに加え、スペイン代表のダブルボランチ、特にラウル・ガルシアに攻撃を組み立てるセンスが欠如していた。(私はフラードあたりを入れると面白いと思うのだが…)

それによって、スペイン代表がボールを奪っても遅攻になり、イタリア守備陣がディフェンスポジションに戻る。するとシルバがボールを受けるポイントは完全に消されてしまっている状況。

そこにシルバと同じタイプのフラードを入れたところでやはり試合に変化はなかった。問題はそこではなく、ボールを前線に供給できない点、そして中盤両サイド(ガビラン、アリスメンディ)にあった。予想通り、フラードはトップ下のポイントではなく左右両サイドに開きボールを受ける。そうであれば彼をサイドの選手と代えて入れるべきだったろう。私なら後半不調だったアリスメンディに代えてフラードを投入していた。


【アリスメンディOUT、カソルラIN】

78分の交代。後半開始からずっとアリスメンディが消えていたのは確か。後半15分までに代えるべきだったろう。(それくらい後半の出来は酷かった)また、左のガビランも中に入りすぎてスペイン代表の攻撃がサイドを起点にできなかった。よって、サイドのどちらかの選手を早めに切り、フレッシュでスピードあるカソルラのような選手を早めに入れるべきだった。残り10分、「引き分けOK」となった状況でカソルラを入れても何ら効果はなかった。


【3人目の交代なし】

残り時間が少なくなった段階で「カウンター攻撃」をより狙うようになるのはアウェーの鉄則。にも関わらず、1試合を通してケパの1トップ、しかもイタリアのフィジカル的に強いDF陣を相手に消耗している彼を90分使い続けたこと、またスピードあるソルダードのようなFWがいるにも関わらず投入しなかったことは多いに疑問。

シルバ、フラードの投入で述べたようにイタリアの守備陣は戻りが早く、トップ下タイプの選手を入れてもそのスペースは消されてしまっていた。そういう状況を考えれば、1トップ・トップ下の組み合わせではなく、「2トップ」にしてカウンター攻撃を狙う方が有効であったろう。この試合を通して、せっかくあげたクロスに対してケパ1人しかペナルティエリア内にいないことが多く、あれでは得点できない。


最後にスペイン代表選手の採点とコメントを残しておく。

【スペイン代表選手の採点】
※0-3点

3 モヤ 「引き分けは彼のお陰」

1 フラーニョ 「特に目立ったプレーなし」

2 メジ 「安定していた」

2 アルビオル 「守備は安定。やはりビルドアップが課題」

2 ガリード 「タイミングの良い上がりをみせていた」

3 サパテル 「このレベルでは別格。守備的な仕事は文句なし」

1 ラウル・ガルシア 「攻撃を組み立てられないのが彼とU-21の課題」

1 アリスメンディ 「前半のみ」

1 ガビラン 「中に絞りすぎてチームのバランスを崩していた」

1 シルバ 「彼の良さを出させないイタリア守備陣を評価すべき」

1 ケパ 「1トップではしんどかったはず」

-交代選手

1 フラード 「シルバ同様」

1 カソルラ 「遅い時間に入りすぎた」

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