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アジャラ移籍騒動翌日に思ったこと 

2月8日、『スーペル・デポルテ』一面トップ
【2月8日のスーペル・デポルテ紙一面トップ】

昨日(8日)のスーペルの一面トップです。

個人的には、「ガツンとアジャラさんが一面を張るんだろうな」と思っていたら、あら、びっくり!

アジャラさんだけじゃなくて、キブーもいるじゃないですか。今日の見開き2、3ページにはアジャラさんの記事ではなく、

「キブー、ミリート、ペレア」

と来季に向けてのセンターバック候補の名前がずらり。改めて、文化の違いというか、現地の人々の受け取り方の違いを興味深く拝見しました。バレンシア寄りのスーペルはアジャラさんの移籍を取り上げるよりもまずは彼の穴を埋めるべく補強選手を大々的に出しました。記事内容からもあまりクラブやフロントを叩くようなものはなし。そりゃ、あまりイメージを下げてしまうとスーペルの首も絞めることになってしまいますからね…(苦笑)難しい仕事です、スーペルの記者さんたちは…

マルカHPやスーペルなんかでも読者からのコメントを受け付けています。マルカの記者が書いているブログに、アジャラ移籍が取り上げられ、「またバレンシアお得意のお家騒動」みたいな内容が書かれたらさー大変。

その記事のコメントは、その記者を滅多切りにするような異論・反論のコメントばかりでした。

「マドリーの記者のくせにバレンシアの何がわかる!」
「レアルのことを棚に上げて言ってくれるな!」

などなど。

現地でも今回のアジャラ移籍の一件は賛否両論あります。私個人としてもまだ確立した意見を持てていないのが状況。もう少し状況を見極めないとはっきりは言えません。ただ、クラブ側に落ち度があったのは確かでそれは昨日の記事でクラブの対応の悪さを批判しました。これまでの歴史も含めて“改善の余地あり”の気持ちは変わりません。

ただ、現地ではファンもメディアもカルボーニもそうなんでしょうが、やはり「クラブありき」の考えの人が多い。だから、今回の一件につても、「予想通り」「アジャラは既に2回出て行こうとしてるんだからもう仕方ない」なんて意見もあります。冷静に「世界最高のセンターバックを無料で放出するなんてバレンシアらしいね」なんて言う意見もありますし本当に千差万別。

あちこちで色んな意見がありますが、今回の一件で私が思ったのは、やはり1つのチーム、クラブに腰を据えてじっくり追い続ける、応援し続ける上では良い面も悪い面も両面見ていかなければいけないのかな、ということ。まあ、そうはいってもバレンシアは悪い面がピッチ外から出すぎですけど…(笑)

好きな人と長く一緒にいれば良い面ばかりが目立つわけじゃないですものね。悪い面も見えてしまう時もある。例えが悪いかもしれませんが、自分自身はそう言い聞かせています。

地元のメディアもファンもそういう基本があるから、あまり動揺はないような気がします。我々日本人からは不思議なんですが、そういうものなのかもしれません。

アイマール移籍の時も私は結構ドギマギしながら現場でみていましたが、スーペルの記者もあっけらかんとしていたものでした。

バレンシアというクラブから入ってアジャラを好きになった人、アジャラを知ってバレンシアを好きになった人、日本のバレンシアファンには色々いるでしょうが、「バレンシアで生まれたからバレンシアが好きだ。在籍するアジャラが好きだ」という日本人はもしかしたらいるのかもしれないけれど、バレンシア在住の私は誰も知りません。

ただ、今回はっきり思ったのはアイマール移籍の時もそうでしたけれど、遠く離れて故郷でもないバレンシアというスペインの都市にあるバレンシアというクラブ、そこに在籍する選手を好きになる、応援している日本のファンというものはそれは愛情が深いな、というもの。

国境も言葉も時差も全て越えて皆さん愛情を注いでいるんですよね。それは比較はできないけれど、ここバレンシアにいる生粋のバレンシアファンに負けず劣らずだと自負します。

私も記者としての立場からすれば、旬の選手、旬のチームを追いかけて取材をしていけば良い面ばかり見えてくるのかもしれない。楽しいのかもしれない。

写真の件でクラブからあんな言われようをして、ピッチ外ではこんなゴタゴタが続いていると正直、現場に通いたくなくなる瞬間もあります。

アジャラさんが去ってしまうのはいち記者としてもサッカー人しても「残念極まりない」ものです。唯一の救いは良いのか悪いのか、ビジャレアルで来年以降も見れること。見ます。

こういうことがあっても、私は「あー、バレンシアなんてやーめた」とは思っていません。ラニエリさんの第2期をみていた時もそうでした。

今、このブログや私の記事をみて、「バレンシアってクラブは…」と嘆いている人ってきっと真実の姿をみているんだと思います。私はなるべく真実の姿を伝えていこうとしているつもりです。

良い面ばかりを伝える傾向にある日本メディアの中では多分伝えられないことだと思います。伝えられても良い面だけを拾っていけば別に落ち込む必要はない。暗い気分に浸ることもないでしょう。

でも、そういう読者、サッカーファンは本当の意味で“参加”はできない。「あっ、今はバルサが良いよ」「あっ、今はマンUが熱いよ。インテルが強いよ」とあちこちに飛びついていくのも勿論良いことですが、結局は参加者にはなれない。

私がバレンシアに腰を据えたのは参加したかったから。戦いたかったから。例え国籍は違えど、言葉がうまく通じなくとも。

納得がいくまで見届けます。戦い続けます。

そんなことを思ったアジャラさんの移籍騒動でした。

Comments

つまみ食い

っていったら表現はおかしいでしょうか?
まぁそれも、楽しくサッカーを見るには
最適な方法かもしれませんけど。
一つ腰を据えると色んなことが見えてくるものですね。
バレンシアは特にそうなのでしょうか(笑)

  • [2007/02/10 00:44]
  • URL |
  • 高田ペ・ヨン・純次
  • [ Edit ]
  • TOP ▲

生まれた時から当然のようにバレンシアを見て応援し続けて来た人達は、これまでにも色んな事を経験してきたんだと思います。オイラはまだサッカー見始めて4~5年、一つ一つの出来事にいちいち動揺してしまいます(喜怒哀楽の激しい性格でなおさら疲れます)。日本人だからかどうか解りませんけど、自分はまだまだ青いんだなと思ったりしてます。
でもそうやって自分も参加しているのだとイチローさんの言葉から思いました。
イチローさんのおっしゃる通り良い面だけ見ていれば楽です。勝っている時だけ応援してれば幸せです。でもそれでは本当の意味でのサッカーファンじゃないし、人生の辛い事から逃げ回る人になりますよね。
昨日はおかしくなってぶちまけたけど、腹をくくって闘います、これからも・・・。

日本じゃレアル!レアル!って騒いでた奴がいつの間にかバルサ!バルサ!ってなってますからね。そこに愛なんてねーよ、って、語んなよ、って思います。

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