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“ボク(日本人)”がバレンシアを追いかける理由 

CLインテル対バレンシア戦当日のミラノ、ドゥオーモ前広場
【CLインテル対バレンシア戦当日のミラノ、ドゥオーモ広場】

今、「バレンシアが熱い」。

NumberさんのHP上で行われているチャンピオンズリーグ(CL)優勝アンケートでバレンシアが上位に位置している。

チャンピオンズリーグ優勝するのは?(NumberWebアンケート)

なんと現在(2/24、AM8:00)、1位マンU、2位チェルシーに次ぐ3位の数字。恐らく、以前紹介した杉山氏の一押しチームということも影響しているだろう。

インテルとの第1戦をみて、結果に驚いた人間は多いだろう。このブログを贔屓にして下さっている皆さんは、「してやったり」だとは思うけれど、世間一般では、「まさかインテルが2度も追いつかれるとは…」だったに違いない。

サンシーロの記者席でボクは2度も雄叫びを上げました。シルバのゴールの時には、3度ガッツポーズを突き上げました。

周りはバレンシアの番記者ばかり。当然スペイン人ばかり。そこに唯一日本人記者のボクがいる。何とも変な光景なのかもしれない。

ちなみに、隣はイタリア人記者だった。

バレンシアの2ゴールに興奮している日本人記者をみて「なんで??」という顔をしていたのは推測だけれど間違いない(笑)


ボクはライターでもあり記者でもあると思っている。バレンシアに在住するバレンシアの番記者を勝手に自負している。

ここバレンシアではスペイン人と日本人以外に番記者はいない。

モレッティが在籍しているのにイタリア人の番記者はいないし、ミゲル、ウーゴ・ビアナがいるのにポルトガル人の番記者はいない。

日本人選手がいないのに日本人記者のボクがいる。

周りは不思議そうな顔をする。当然だ。

でも、自分もバレンシアの近くで記者をやってみて思うのは番記者ってやっぱりチームに愛着を持っている人が多いってこと。嫌いなチームの番記者なら多分やらないんじゃないかな?!ってこと。

サンシーロでビジャ、シルバのゴールの後は周りのスペイン人記者はみな雄叫びを上げていた。冷静だったのは、TVEの記者くらいか。さすがは、「スペインのNHK、冷静だ」と思わず笑ってしまった。

試合が終われば、みなで握手をしたり、ミックスゾーンでは選手やキケと熱い握手に抱擁。一体感がある。

記者、ライターとしては冷静な目で公平な記事を書くべきなのかもしれないが、ボクは全くその気がないし出来ない。

インテル対バレンシアの試合になればバレンシアの視点からしか観ることができないし、その視点からならどの日本人記者よりも鋭い観察、分析をする自信がある。誰よりも現場で観ていると自負できるから。

インテルサイドからの記事はインテルをいつも観ているイタリア在住の記者の人が書いてくれればよし。

このブログの読者の方の多くがそうであるように、日本と無縁かもしれないインテル対バレンシアの試合でもしっかり参加しているファンはいるし、記者もいるってことが重要なことだと思う。

「チャンピオンズリーグは世界最高のレベル、舞台です」

と声高々に謳っていても仕方ない。参加して、体験してこそ何かを得れるものだ。客観的に「凄い、凄い」言ってるだけが悪いとは言わないが得られるものは少ないと思う。

だから、セルティックの俊輔というのは価値がある。日本サッカーのために。彼によって日本人ファンの多くがこのCLという大会に参加しているんじゃないかと思う。そしてこのレベルを体感しているはずだ。

CLインテル対バレンシア戦当日のミラノ、ドゥオーモ前広場にて
【CLインテル対バレンシア戦当日のドゥオーモ広場にて、バレンシアニスタの女の子】


ボクが記者、ライターをやっている理由は何度も言うように「日本サッカーのため」。偉そうなことを言うかもしれないし、「自分のため」でもあるけれど、それを最終ゴールに置いてやっていくことが自分のために返ってくると思っている。

多分、日本人選手がCLのような大会に出るチームに在籍していないとなかなか日本人ファンは参加できなかったりする。でも、ボクは日本人選手がいなくとも自分がバレンシアというチームに入り込むことによって日本人のバレンシアニスタと共にこういった大会に参加したいと思ってきた。

一過性のものではなく、継続しているからこそ価値が出てきたことだと思う。

また、そうすることで「CL=日本人選手など参加できない凄いレベル」という非日常の世界を「CL=日本人選手でもやればできる」という日常の世界に持ってくることができると思う。

マスコミ的には、非日常の世界を謳い、「凄いんです」と言って読者に敷居の高さを強調した方がもしかしたら媒体は売れるのかもしれない。

でも、気付く人は気付くし、毎回毎回“非日常”をみせられても飽きちゃうでしょ!?

だから、ボクはそういう部分に一石を投じる意味でも、「バレンシアサッカーライフ」は勝手に価値あることだと思っている。

例えば、早大生がバレンシアで練習をしにきて、書いた記事があったけれど、ボクがあの記事を書いて一番読んで欲しかったのは実際に参加した選手たちなんです。

多分、選手たちは僕が取材したような話しの内容をその場では聞けていないはずだから。

スペインで一緒に練習したBチームの選手のコメントや監督、下部組織責任者のコメントなんて現場では聞けなかったはずだ。

日本にいる読者の人のために書いたものではあるけれど、それ以上に彼らに読んでもらいたくて書いたもの。だって、彼らがいつか本当の意味でバレンシアのような海外クラブでチャレンジする姿をボクは観たいし、追いかけたいから。仕事になる、ならないではない純粋なサッカー人としての気持ちがある。

インテル戦後、ビジャやシルバの記事を書いたけれど、あれも本当は日本人選手に読んでもらいたい。将来的に海外移籍を目指すような選手にできれば読んでもらいたい。

「日本人でもきっとこのレベルで通用するはず」

とビジャ、シルバの活躍を観てボクは考えていた。バレンシアのビジャ、シルバだけであれだけ興奮するんだからバレンシアに在籍する日本人があのインテル戦でビジャやシルバのようなゴールを決めていたらどんなにエクスタシーを感じただろう、とワクワクしながら書いたものだ。

幸運にもスペインやCLの現場を観ることができるボクに出来ることは現場の雰囲気を伝えながら日常の姿を探し求めていくこと。

ビジャが普段あれだけのフリーキック練習をし、足腰の強さを活かして練習であれだけ良いシュートを打っていたらインテル戦のFKは別に驚きではない。興奮ではあるけれど…

シルバが練習であれだけ正確なキックと確かな技術を持ってプレーしていたら、あのボレーシュートは驚きでははない。興奮ではあるけれど…

要するに、

「ビジャは凄い。シルバは凄い」

では“非日常”。そうじゃなくて、その裏づけを現場で探していくことが「日本のサッカーのため」だと思っている。

だからこそ、今は指導者として現場には立っていないけれど、ライターとして記者としてやっていること、方向性は結局同じなんだと確信している。別に2頭を追っても良いんだと思っている。

ボクがレアル・マドリーでもなく、バルセロナでもなくバレンシアを追いかける理由はそこにある。

世界のどれくらいの監督がレアルやバルサのような選手を抱えることができて、

世界のどれくらいのチームがレアルやバルサのような予算(お金)を持つことができるのだろう?

日本のクラブ、選手、代表チームは世界の中でレアル、バルサのような存在になり得るのだろうか?そういったレベルを目指していくべきなのだろうか?

ボクなりの回答は、全てバレンシアにある。でも、バレンシアにも足りないものがあるし、日本的なものが必要。特に今あるクラブ内のゴタゴタ、オーガナイズのなさはやっぱりビッグクラブにはなりきれない要素だ。

追いかけているからこそ、番記者だからこそ良い面も悪い面もみえてくる。

それが日常。それがサッカー。人間がピッチ上で行うスポーツだからこそ、サッカーというのはより日常的であり普遍性のあるものなのです。

CLインテル対バレンシア戦当日のミラノ、ドゥオーモ前広場にて2
【ドゥオーモ広場にて、イタリアでも(?)ボカディージョをかじるバレンシアニスタ】

Comments

早大

スポナビなどの記事で小澤さんの名前が書いてあったので、いろいろ調べてここのページにたどり着きました。
バレンシアと早大が提携を結び協力関係にあるのは以前どこかの記事でみかけたのですが、それとは別に早大卒の小澤さんは今回バレンシアの練習に参加した早稲田の人達と面識があったり、何かつながりがあったのですか?
これからも記事楽しみにしてます。

Sydneyより

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