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物言うカピタン、アルベルダ 

この人の頭の良さは誰もが認める、いや本人自身も認めるところだが、今回も包み隠すことなくはっきり喋ってくれている。

少し前にはオサスナ対レアル・ソシエダ戦で失言した感もあったが、あれもマスコミに悪く取られてしまった面も否めないし本人も「世間が悪く解釈しただけ」と意に介さない様子…。

2試合を残すとはいえ、もうバレンシアにとっては懸かるものが何も無い消化試合。ということで、そろそろ地元では「今シーズンの評価」が話題になりつつある。(それしかネタがない?!)

アルベルダには当然、キャプテンとして意見が求められ、今朝(4日)のスーペルでのインタビューで色々と面白いことを語っていた。その中で特に面白かったものをいくつか紹介。

-バレンシアはゴタゴタばかりのクラブ?

「(笑)バレンシアの一員としている人間は誰もが余計なエネルギーを使ったり自分の区画外のことで消耗したくないと思っている。我々はクラブとして常に何か問題を抱えているし、タイトルを獲った時ですらそうだ」

-カピタンはそういう問題に神経質になるもの?

「かなり。自分にとっては今シーズンは目標を獲得するのが最もきついシーズンの1つだった。自分のパフォーマンスとしては前半戦は1部でプレーしてから最高のものだったが、無駄な消耗が多かった」

-なぜ?

「契約延長の問題でかなり浪費した。また、キケとカルボーニの問題の影響を近場で一番受けたのは自分。かなり悩んだりもした」



まあ、ゴタゴタが影響あると本人も認めている。やっぱり、現場で選手の練習や試合のパフォーマンスを観ていると、精神面が一番重要。だからこそ、いつも言っているように監督の仕事としては環境整備が重要になってくる。

スペインはマスコミやファンに練習公開するのが基本で、選手とマスコミの距離感も近い。よって、監督の仕事は大変だ。

プレミアリーグは基本が練習非公開、よってマスコミもファンも近寄れず、プレス対応もコントロールできるので監督としての環境整備は外的要因からかなり楽なはず。

だから、キケ監督はこの2年でロッカールーム内での選手の心理的マネージメント・ケアがメンタルトレーナーやその道の専門家ばりに上手くなっているはず。本人の感情コントロールにしても然り。

昨年は現場にいなかったものの、この1年だけをみてもそれなりに感情のコントロールを「我慢してやっているなぁ」と会見の様子を観ながらいつも心の中でつぶやいている…。(ほんとはアウェーのビルバオ戦後のように爆発したいことは多いはず…笑)


話しがそれたが、アルベルダは4日、代表での会見にも応じていた。

ラトビア戦でのチャビ(バルセロナ)のイエローカードについては、

「頭の良いことをやったんじゃないの」

という評価。自分はイエローカードをわざともらいにいくようなプレーには賛同できず、「フェアプレー精神」とラポルタ会長が口を酸っぱくして言うバルセロナの選手故に全面的にチャビを支援しないが、スペインにある考え方や文化には敬意を持っているのでその点からみるとアルベルダの意見には同感。

なぜなら、今のスペインにある議論や批判は主旨が違うから。

チャビがイエローカードをもらってバルセロナに戻ったことで、批判しているのは概ねレアル・マドリー寄りの人間。「リーガのためにイエローもらった」とか「バルセロナに有利になる」といった意見。

イエローをもらいにいったこと自体への批判ではなく、結局、レアルとバルサのメリット・デメリットの観点から述べている。

アルベルダはスペイン代表としての観点からしてチャビのイエローは妥当と言う。なぜなら、次は格下リヒテンシュタイン戦であり、そのリヒテンシュタイン戦でカードをもらえば9月以降にあるラトビアやリヒテンシュタインより上の対戦相手の試合に出場停止となる可能性が高まるから。アルベルダだってチャンスがあればラトビア戦でもらいたかったはず。

今日(4日)のCuatro(TV局)のスポーツニュースでマドリッド市民の街頭インタビューをやっていたが、概ね「チャビのイエローは妥当」という意見。実はマドリーファンでも「あれはOK」と思っていて、ギャーギャー言ってるのはレアル寄りメディアだけなのかもしれない…と少し考えたりもした。(実際そうだと思う)


また、それ以外のテーマで興味を持ったこと。

-デンマーク対スウェーデン戦での暴力行為について

「うちのナバーロはああいう暴力行為で半年間、練習試合にさえ出れない制裁を受けているからね。UEFAはそれなりの対処をしないと駄目だろう(ポウルセンに)」



スタンドから泥酔(本人談)して審判に飛び掛った人間は問題外として、その引き金となったのはデンマーク、セビージャのポウルセンのボディブロー。(それによって一発退場)パンチは思いきり相手の腹に入って、その様子は思いっきりTV映像に映っていた…。

あまり話題になっていないし、バレンシア側から言うのもなんだが、アルベルダが言うようにUEFAが反暴力を訴え強い姿勢を示すならばポウルセンに対してもそれなりの処分をすべき。

ナバーロは半年間、練習試合にさえ出場できない制裁。モチベーションを上げるのに苦労して、モチベーション以上に体重が上がってしまっているナバーロをみていると個人的に色々な心情が湧いて来るが、それはそれ。

その制裁が妥当かどうかは誰もわからないだろうが、UEFAが下したのならそれは受け入れるべきで私は支持する。半年間が「大袈裟」「行き過ぎ」だとは思わない。よって、今後も含めて唯一望むことはUEFAがそういった問題を(なるべく)平等に扱うこと。

ポウルセンは今シーズンのリーガでも特筆すべき良い選手だと思うが、あの暴力行為は許されない。

物言うカピタン、アルベルダは今日もはっきり物を言う。

ライターとして、同年齢(同誕生日)として負けちゃいられんぞ…

Comments

チャビもカピタンも、僕は容認できないですね…

おぉ、小澤さんはカピタンと同じ生年月日なんですか!
そりゃ気にならないわけにはいきませんね(笑)

ところで、スペイン在住経験の無い僕なので、
そこにどんな"考え方"や"文化"があるのか存じませんが、
それでもチャビの行為、アルベルダの発言には失望します。

まぁ所詮は他国のことなので、どうでもいいといえばそうなのですが…

ことサッカーにおいては、まだまだ発展途上国の、我が日本。
「マリーシア」の解釈も含めて、
変に「頭のいい」プレーの文化が根付かないことを祈るばかりです。

将来的に、もしそんな文化が根付いて、
トップリーグはおろか、高校サッカー等でもそんな光景が見られるようになれば、
僕は多分、サッカーファンをやめます。

そういう意味で、"オジー"アルディレスのような人物が、
例えば日本サッカー協会・技術委員などの
要職に就いてくれるとありがたいのですが・・・。

  • [2007/06/05 03:59]
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  • 高田ペ・ヨン・純次
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EURO 悲喜交々

ユーロ予選や親善試合は観ていながらも、個人的な諸々でPCの前に座らなかったもんですっかり浦島太郎。デン×デン戦での事や、チャビの事、後追いになってます。デン×デン戦については穏便に済むよう大人しく願うばかりですが、チャビの件は少しビックリしてます。バルサが

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