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偉大なカピタンたちとの別れ 

ビジャレアルのキケ・アルバレス
【ビジャレアルからの退団が決まっているキケ・アルバレス】

ビジャレアルにとっては第37節がホームラストゲーム。(ビルバオ戦)

今シーズン限りでビジャレアルから退団するのがキャプテンのキケ・アルバレスとアルアバレーナ、そしてペーニャにタッキナルディ。

4名共に今シーズン限りで契約が切れ、クラブ側との契約延長もない。(アルアバレーナはAEKアテネへの移籍が決定。キケはレバンテ、タッキナルディはイタリア復帰が濃厚)

マドリガル・スタジアムのファンとも9日(土)でお別れとなる。

特にキャプテンのキケとアルアバレーナはビジャレアルが躍進する前から屋台骨を支えてきた。ビジャレアルの一員として1部通算217試合(合計260試合)出場がアルアバレーナで堂々の1位。2位がキケ・アルバレスの186試合(合計223試合)。

6日の記者会見でキケ・アルバレスは、以下のように述べている。

「1人の選手がこれほど長く1つのクラブに在籍すれば別れを告げる時というのは特別なものだ。出来ればプレーすることで別れを告げたいが、チームはいまだUEFA圏内を賭けている状況で自分が出場することが難しいのはわかっている。もし、消化試合ならば監督が我々を使うこともあるかもしれないが、そうはならないだろうし理解している。違う方法でファンに別れを告げたい」

「ビジャレアルで過ごした7年は自分の選手人生の中で最も大きく最も重要なものだった。悪い思い出よりも良い思い出の方が多い。今は思い出に浸りたくないが、土曜になれば色々なものがこみ上げて来るかもしれない」


確かにキケ、アルアバレーナ、ペーニャといったベテラン選手に衰えは見え始めていたものの、クラブ側がみせた対応は彼らのこれまでの功績にそぐわないものだったろう。契約が全てのプロの世界でそんなことを言っても仕方ないが、私は「もう少し違うやり方があるんだろうな」とみていた。

勿論、ビジャレアルが変革期であり、若手やより国際経験のあるベテランに切り替える時でもある。その過程で彼らのように去っていく選手が出るのは当然。ばっさりやることはやらないといけない。それは理解している。

ただし、もう少しクラブとして“誠意”をみせることは出来たはず。

確かにここ数年の躍進はリケルメやフォルラン、マルコス・セナらの活躍によるものが大きいが、キケやアルアバレーナのようなベテランがいたから、影で支えていたからこそ主役が活躍出来たのも間違いない事実。

ホシコはピッチ上でのパフォーマンスから契約延長を勝ち取ったものの、チャンスをもらえない彼らは何事もなかったように契約延長の話しさえ出なかった。

ただ、彼らベテラン選手からはクラブのそういった対応に対して一切不満が出なかった。文句の1つも言いたくなっただろうが、リケルメのゴタゴタなどもありチームに余計な問題を起したくなかったのが彼らベテランの意図だったはず。

自分たちのエゴを捨ててチームへの貢献を選んだ彼ら。

そんな姿はたまにしか行かなかった今シーズンの練習からも見てとれた。率先してチームを盛り上げる姿勢。スタメン出場が難しいとわかっていながらも必至でモチベーションを維持し、目の前のボール、練習に取り組む姿勢。

リケルメが残した傷跡は思った以上に大きく、空中分解しそうなチームを彼らが必至で立て直そうとしたのは想像に難くない。

キケ・アルバレスはこうも言っている。

「プレー出来ないこと、契約延長について何も知らされないことで納得出来ない状況だった。でもそれも過去のこと。自分が望むことはチームがUEFA圏内に入り、チームの将来に幸運あることだ」

なかなか言えることじゃない。でも、彼は心底これからもビジャレアルに「幸(さち)あれ」と祈りながら生きていくのだろう。

そんな彼らだからこそ、プレーしなくとも彼らに相応しいファンとの別れ、見送られ方をしてもらいたいと思う。

マドリガル、ビジャレアルのファンはきっとわかっているはず。どれ程彼らがビジャレアルというクラブに貢献してくれたかを。

Comments

イチローさん。
自分で感じていながら上手く言葉に出来なかった事を、痒いところに手が届くようにこうして書いて下さったことに感謝しています。ありがとう。

上の写真を見ただけでもうたまらなくなってしまいました。
キャプテン、長い間お疲れさま。ワタシがビジャレアルを見ていたのは本当に短い間だったけど、一緒にCLを闘ったこと、忘れないよ。

ファンが

この功労者への対応を、どう受け止めるかでしょうね。
恐らく、リケルメの離脱以上に、ファンはガッカリするでしょう。
クラブ側が、「結果でファンを黙られば良いだけの話」
と思ってるとすれば、それは見通しが若干甘いような気がします。
ファンハール第一期政権のバルサは、結果でファンを黙らせて来ましたが
結果が出せなくなった時のファンの反発がもの凄かったことを、
今でもよく憶えています。
キケやアルバレーナは、そういう意味で代えの利かない存在なのに…。

ところでメジャーリーグ・ベースボールでは、
「どれだけ成績を残したか」よりも
「どれだけ客を呼んだか」に、査定で重きを置くべきでは?
という論議があるそうですね。
つまり
どれだけ打率を残したか、ホームランを打ったか、勝ち星を挙げたか。
よりも、
どれだけ入場料収入、グッズ収入等で、球団に利益をもたらしたか。
ということだそうです。

野球を完全ビジネス化することには反対ですが、
そういう側面を、ある程度の選手評価対象とすることには賛成です。
勝てる球団作りと、愛される球団作りが両立出来れば、
いうまでも無く、それに越したことは無いからです。

ビジャレアルにそこまでの余裕が無いのも分かります。
ただ…ホーム最終節で、失うもののあまりの大きさに気付くことになるのでは
という気がしてなりません。

  • [2007/06/09 07:45]
  • URL |
  • 高田ペ・ヨン・純次
  • [ Edit ]
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僕はビジャレアルファンなので、自分の応援しているクラブにはベテラン選手を大切するクラブであってほしかったです。
もちろん現地のファンは去っていくキャプテンたちに惜しみない拍手をくれるでしょう。それを確信できることだけが救いです。

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