ヒルデブラントのオランダ合宿
【26日のスーペル・デポルテ紙に掲載されたヒルデブラント】
予想以上でした。
オランダ合宿で伝わってくるヒルデブラントの評価、そしてスペイン語の上達スピード。
地元紙でも毎日のように取り上げられていますが、練習に取り組む姿勢のみならず、彼がチームやスペインという国にフィットしようとしている努力の姿がひしひしと伝わってきます。
オチョトレナGKコーチは昨年までリバプールでGKコーチを務めていただけに当然英語が話せる。
合宿当初、練習メニューを説明するのに英語で説明しようとしていたそうですが、すぐにヒルデブラントが「全てスペイン語で説明して欲しい」と懇願し、それでもわからない単語や表現があったら、「何度も繰り返して説明して欲しい」とオチョトレナGKコーチに依頼したとのこと。それ以来、オチョトレナGKコーチは全てスペイン語でコミュニケーションしているそうな。
同部屋のアリスメンディにも同じくスペイン語のシャワー、先生役を懇願。
アリスメンディ自身が語っていたように、「何度か英語で説明しようとしたことがあったけど、すぐに止められてスペイン語で話すよう求められた」そうな。というか、アリスメンディは英語も少しはいけるというのに驚いた!(笑)
デビュー戦後にはカナル9などの取材にも応じていましたが、移籍後1ヶ月も経っていない選手としてあれだけスペイン語を話せるのは素晴らしい。既に、4年プレーしていたベッカムのスペイン語を超えているでしょう!
とにかく、前向きな彼の姿勢には脱帽。
以前、あるインタビューでは「適応するためにも市内に住みたい」なんて語っていました。
勿論、カニサレスも良い刺激を受けている様子。恐らく、ヒルデブラントの加入やオチョトレナ新GKコーチの就任でカニもまた気持ち、プレーの面で飛躍がみられそうな気がします。
デビュー戦後に筋肉の違和感を負ったヒルデブラントですが、明日から始まるエミレーツ・カップの2試合(インテル、PSG)でも期待したいですね。
- [2007/07/27 20:53]
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Comments
こういったニュースをみると開幕戦のゴールキーパーがだれになるのか全く予想できませんね。ガンバレ!!カニサレス
ヒルデブラントは
いぃ外国人選手の典型ですね。
技術もさることながらコミニュケーション面にはスゴイ向上心が表われてますね。
外国語を進んで学習していった選手で悪い選手はほとんどいませんでしたから。。(笑)
彼の加入でチームの士気がGKだけでなく他のポジションの選手も上がる事を期待しているんです。
一郎さん、こんにちは。
とても嬉しい情報ありがとうございます!
最近公式サイトや他のサイトでも、新入りにも関わらずティモがとても取り上げられていますね。
もしかしたら表立って言ってるより以前から、スペイン語を密かに勉強してたのかもしれないですね。
まだまだバレンシアと言うクラブで学ぶべき事は語学以外もたくさんあると思いますけれど、彼の真剣な姿勢が、監督、コーチ、選手達の信頼へとつながっていって欲しいですね。
すばらしいですね、ヒルデブラント。
彼のメンタルはやっぱりスペイン人にかけているものを感じさせます。
バレンシアのスペイン代表の面々も彼から良い刺激を受け、代表でもそれを活かしてもらいたいものです。
怪我の具合は大丈夫なのでしょうか。
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