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エミレーツ・カップ インテル戦 

エミレーツカップ インテル戦のバレンシアCF前半メンバー
【28日に行われたインテル戦の前半出場メンバー】

エミレーツカップ インテル戦のバレンシアCF後半メンバー
【28日に行われたインテル戦の後半出場メンバー】

非常に良い内容の試合でした。相手の戦力(2軍構成)やチャンピオンズリーグ(CL)予備選に出場する、しないの調整スピードの違いもありましたが、特に前半はバレンシアが圧倒。

バラハの復活が大きいですね。

試合の詳しい感想はまた詳しく書きます。




【守備面】

エルゲラがデビューを果たした試合、DFラインでしたがほぼ不安要素なしと評価できるでしょう。キケ監督が合宿から重点的に守備、DFのラインコントロールの練習を行ってきただけにコンビーネーションも上々。ただ、個人的にはラインを高く保つことに不慣れなカネイラが少し心配になりましたが、これは試合を重ねればいいこと。モレッティの上がりやサポートの動きには正直驚きました。本当に良いサイドバックに成長したものです。


【プレッシング】

インテルが不用意なミスパスを連続してくれたこともあり、特に前半は面白いようにボール奪取ができ、プレッシングをかける位置も高く保つことができていました。(後半は少しバテましたが、それは仕方ない)やはりバラハ、アルベルダのダブルボランチになると横並びではなく縦の関係を作れるため、FWとボランチの間にぽっかり出来るスペースを埋めやすい。勿論、シルバも良いポジショニングでかなり戦術眼を高めていますが、やはりバラハがチェックしアルベルダがコースを消す絶妙な呼吸は来シーズンのバレンシアのプレッシングでもキーとなりそうです。


【攻撃面】

ここでもバラハの活躍が目立ちました。両サイドに散らせるパスを出せる彼のような選手がいればバレンシアのストロングポイントである両サイドを上手く活かすことができる。ガビランに出したパスも見事でしたが、それ以外でも試合を通してサイドチェンジのロングボールをテンポよく出せていました。また、シルバ、ビジャの特徴をいかしたショートパス、ダイレクトパスもリズミカル。長短のパスを使い分けるタイミングをチーム自体が理解できていましたね。ちょっとホアキンがお疲れモードにみえましたが、その分ガビランが前回の試合の不満な出来を帳消しにすべくやってくれました。


【新加入選手】

ヒルデブラント、アレクシス以外は出場しましたが、前回の試合以上にフィットしてきたのではないでしょうか。特に、マタ、サニーの2人は十分戦力となることがわかったのでほぼ残留決定と言えるかもしれません。インテル相手だけにサニーなんかは「ちょっとビビッたプレーするかな」と観ていたのですが、肝っ玉持ってましたね、この子も。マタもアングロに出したクロス、FKでのボールと精度の高いボールを入れていましたし、まだまだ体やスピードには難ありですが技術的、特にボールを蹴ることに関してはバレンシアのトップでも高いレベルにあると言えるでしょう。


【監督・選手のコメント】

キケ監督
「良い感触を得た。まだ時期は早いが感じとしては良いものをつかめたのではないか。ここ2シーズンはオーガナイザーとなる選手が不足していた。我々には今バラハ、エドゥと2人の素晴らしい選手がおり彼らのような選手が中盤のゾーンでチームの攻撃を前進させてくれることが必要だ」

ビジャ
「ボールを保持してサッカーをすればそれが後々相手のダメージとなる。ボールの出しどころが良かったし、この試合のようにボール回し出来ればいいね。ゴールについてはトルドのようなGKから決めることが出来れば嬉しいものだ」

エルゲラ
「相手がインテルとはいえバレンシアのように良い選手を抱えているチームは相手のことを心配する必要はない。主力選手とプレーするのは初めてだったが、フィジカル的、戦術的にも良い状態にあった」

アリスメンディ
「フィジカルトレーニングが上手くいっていることを証明できたと思う」

ガビラン
「ゴール出来たことは勿論ながらチームの働きに満足している。この調子でフォームをつかんでいきたい」


【余談】

27日に『スーペル・デポルテ』紙でアングロ隊長がこんな発言をしておりました。

-補強の状況からすると他のクラブの方がファンに期待をもたせているようですがどう思います?

「期待感というのは夏に持つものではなく冬に持つべきもの。つまり、佳境に入ったシーズン終盤のチーム状況に対して持つべきものだ。ファンというのは単に選手の補強で喜ぶのではなくタイトルを獲ることで本当の喜びを得るはずだ。期待感というのはそこにある。(省略)

…今年、我々がタイトルを獲るということに賭けてもいい」



そういうことなんでしょうね、本当に。

新加入選手以上に在籍選手の復活や何年も同じチームで過ごした選手たちがみせるコンビネーションの方が大切であり、それこそがタイトル・勝利にとって重要な要素。

スペインだけではなく欧州サッカー界は確かに“サイクル”の概念がはっきりしており、毎年選手を入れ替えることでチームのチューンナップを図っていくんですが、スペインではそれが監督交代同様に“度が過ぎる”場合が多い。

良いチーム、強いチームというのは確かに運不運もありますが、結局は毎年の積み重ね、継続性によって生まれることが多い。

そういうことを示してくれたのがこのインテル戦だったのではないでしょうか。

冒頭にも記載した通り、確かにインテルの戦力(ほぼ2軍)やバレンシアがCL予備選を控え早めにコンディション調整をしているといった要素はあったものの、あれだけバレンシアの選手、チームが良い内容のサッカーを披露してくれれば手放しで喜んで評価してもいいでしょう。

選手という個のパーツが自分の役割を理解した上でチームの一員として働くサッカーはやはりバレンシアらしいものであり、そこにこそ魅力や勝つためのヒントが隠されている。

正直、私は今フロントが移籍市場で四苦八苦して補強がなかなか進まないからこそ期待している面があります。皮肉といえば皮肉なんですが、今後誰が加入しようと今のチームの方向性や主力選手の役割にそう変化はないはずだから。

補強に100億かける、センターバック1人に50億かける、世界的なビッグネームを年俸10億以上で連れてくる。確かにそれはバレンシアに出来ないこと。でも、羨ましくはない。

来シーズンがますます楽しみになるようなインテル戦でした。



07-08 VCF 2ndユニフォーム(シルバ)


07-08 バレンシアユニフォームのマーキング例(シルバ)

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