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パテルナ練習再開と開始時間 

8月1日よりパテルナでの練習が再開しました。

31日のスーペル紙では「8時半開始」、オフィシャルHPでは「9時」

夏の時期はバスが1時間に1本しかないため(毎時00分発)、「まあ、30分くらい遅れていった方がちょうどいいでしょ?」と思いながら9時のバスで9時半頃に練習場に到着すると、案の定まだ始まっていない。(狙い通り?!)

到着してすぐにカンテラーノのカルレスのおじいちゃんに会って、

「お孫さん(=カルレス)、エルメロ合宿でも頑張ってたね!練習試合も2試合出たし良い経験したんじゃない!?」

と笑顔で挨拶すると嬉しそうに

「おーそうなんだ。最初の試合(対ロコモティフ)では30分間出たが、エミレーツカップの試合(対PSG)では数分だけだった…」

と返ってきました。(ばっちり試合観てたんだな、そりゃそうだ…)

「で、今日9時から練習だよね?」

とおじいちゃんに聞くと、「孫からは10時って聞いてたぞ。あいつもその時間に合わせて行ってたけどな…」

ということで、案の定選手が出て練習が始まったのは10時前(苦笑)

キケのようにきっちりした監督でさえ時間通りに始まりませんから、スペインという国は。

でも、自分はこれ、好きなんですよね。

日本で指導者やってた時、コーチ陣で時計の針を見合わせてぴったりな時間になると「よし、いくか!」と言ってピッチに出て行く習慣がありましたが、サッカーも人生もそうですが全て正確に・時間通りによりも“ゆるい”部分があった方がよかったりしません?(ゆる過ぎは駄目ですが…)

サッカーの場合で考えたら、サッカーって90分だけど、現に90分きっちりじゃないですもの。ロスタイムもあって90分プラス、“適当な数分”があるんですもの。

90分間の戦いで1-0で勝っていて「俺らは勝ったぜー!」と内心思っていたらどっこい、ロスタイムの“適当な数分”であっさり同点、逆転、なんてことありますもんね。

以前、ペジェさん(ペジェグリーノは来季からバレンシアのカデテ(Cadete)Bのコーチに就任決定です!)と指導論について話していた時、こんな話しになりました。

(私)-キケの練習メソッドで気になる点はある?

(ペジェさん)

「1点だけね。彼の練習では時間で区切られることが多く、ボール回しやミニゲームなんかでも時間が来たら『終わり』と笛を吹いてストップするタイプの監督だ。

まあ、きっちりしている監督なんだろうけど、ゲームになった場合、時間が来て『はい、終わり』と言えるのは前後半1回ずつのみ。45分経たないと笛が吹かれないわけだ。

サッカーでは監督がタイムアウトをかけることはできない。だから、基本的には時間でプレーを区切ることはしない方がいいと私は思う。ボール回しの流れが良いのになぜ時間でストップすることがあるのだろう?ミニゲームで選手が集中して入っていっているのになぜ止めることがあるのだろう?」



まあ、彼の発言は大体ですがこんな感じ。

とはいえ、自分が見ている限り、キケは結構流れに任せて時間調整しているんですけどね…。ペジェさんは南米の人だから、多分これまでの練習は時間ではなく、「何点取ったら終了」みたいな内容をたくさん経験してきているのでしょう。

それこそ、私も経験ありますが、ブラジル人と草サッカーで勝負でもしようものなら、「5点勝負(どちらかのチームが先に5点取ったら勝利)」なんて始まり、彼らブラジル人が例えば2-4で負けていて、相手チームのリーチになったとします。

すると彼らは突如、「いや、5点ではなく7点先取にしよう」と試合終了の得点設定を引き伸ばします。要するに、「俺らが勝つまでやる」というのが基本理念。

ブラジルのストリートサッカーはそういう勝負がどの街でも行われているのではないでしょうか!?


と話しがそれましたが、自分はキケを監督として評価する際、案外こんな点が気に入ってます。

この監督、案外攻撃、得点を取るということに関しては「FW任せ」だったりする。

これだけデータ分析に長け、細かくディテールのこだわる監督なのに、以外にも「ビジャがいれば点取れるでしょ」みたいな“ゆるい”感覚も持っている。

勿論、攻撃の型やパターンを作らないとか練習しないということではなく、そうしながらも心のどこかではそういう曖昧さも理解して潜めている。

最近、スーペル紙にあったインタビューで「我々には年間10~15得点できるFWが必要だ」と宣言していました。これを読んでようやく理解できました、私も。

例えば、日本人の私がキケなら、「今いる選手で昨年より10~15得点アップさせるためにはどういう攻撃をすればいいだろうか?」と考えると思うんです。

キケもそうは考えていると思いますが、と同時に「結局、得点できるFWがいれば点は取れちゃうからな」と思っているはず。だからこそ、意外にもあっさりと「年10点以上取れるFWが必要」なんてびしっと言っちゃう。

バレンシアのようなチームは良い選手を連れて来れるという現実はベースにあるとしても、このレベルの監督はみんなこう考えているのかもしれません。(レアル、バルサの監督なんてそうなるでしょうねぇ)


昨年、バレンシアの練習を観に来た早大の大榎監督にこんな質問をされたことがありました。

「バレンシアの練習って、きっちり時間通りに始まらないよね?」

これを聞いて、大榎監督はきっちり時間通りに練習を始めているんだろうな、と思いました。

日本人以上にきっちりしているキケ監督が時間通りに練習を始めず、欧米人のような大らかさを持った大榎監督がきっちり時間通りに練習を始める。

今更ながら面白い構図だな、と思います。

次、自分が日本で現場に立てば、まあ時間通りに練習は始めるでしょうが、

「じゃあ、このボール回しは1分間、よーいスタート!」

-1分ぴったりで、、、

「ピッ!(←笛の音)終了!」

と時間で区切る指導はしないでしょうね。

時計を見る前に選手や選手がプレーする姿を観る、いや、楽しみたいと思います。

現場はやっぱり良いものです。色々感じさせてくれますから。それにしても、夏といえば選手と寝食共にする合宿!懐かしくもあり、恋しくもあり…。



07-08 VCF 1stユニフォーム(シルバ)
07-08 バレンシアユニフォームのマーキング例(シルバ)

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