スポンサーサイト 

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

ビセンテの爆発と怪我 

2007年9月5日 アス紙(バレンシア・エディション)一面トップ
【5日のアス紙の一面トップ】

5日、『アス』紙(マルカ紙も同様)でビセンテがとうとう爆発した。

「メディコのへの信頼を失った」

というコメントを出し、バレンシアのメディカルスタッフへの不信感を表した。

事の発端は4日の『スーペル・デポルテ』紙の記事。一面トップに掲載された記事ではビセンテが現在抱えている左足の筋肉トラブルが医学的には“怪我”と判断出来るものではなく、クラブドクターもお手上げで今後は精神科医にメンタルケアをしてもらう趣旨の内容が説明されていた。

要するに、「ビセンテの怪我は精神的な問題」という認識を世間一般に報じたことになる。

これに怒ったのがビセンテ。この記事はクラブドクター側(誰だか不明)からの情報提供を下に書かれており、ビセンテにしたら背信行為。

ましてやそういう記事が世に出ることで、「やっぱり、ビセンテのメンタルが弱いから怪我ばかりしているんじゃないか」という認識が広がってしまうことになる。

ビセンテはそれ以外にもこんなコメントを残している。

「自分が感じている痛みを知る者は自分以外にいない。この怪我で一番被害を被っているのは僕だ」

「自分の怪我がまるで存在しないかのようなことを発言し、まるで精神的な問題に摩り替えるかのような人間は自分で何を言ってるかわからないくらいの人間だ」




さて、ここからは私の主観を少し。

ビセンテの状況を考えれば、スーペル紙に「ビセンテの怪我は医学的に見当たらない。近いうちに精神科医に連れて行く」と漏らしてしまったメディコは完全に失態。解任されてもいいくらい。ってか、スーペルもバレンシアの機関紙ならもうちょい気を遣ってちょうだいよ!(あなたたちもビセンテのことよく知ってるんだから…)

ただ、同じくマスコミに向かってビセンテがこれだけきついコメントを出すのも失態。失態を失態で返してはいけなかった…。

勿論、彼のこれまでの苦労、リハビリ、痛み(精神的、肉体的両面)を考えればそうも言いたい気持ちはわかりますが…。

今彼が苦しんでいるのは筋肉系のトラブル。

完治したと思ってプレーすれば、また再発し、それを繰り返している状況。

現状は、確かに筋繊維の断裂等はみられず医学的には確かに“怪我”を呼べるものではないかもしれませんが、ビセンテが痛みを感じている以上、怪我人として治療、リハビリに専念させる必要がある。

2004年に負った足首の怪我は今は完治している状態。

ただ、少なからずその足首の怪我と今の筋肉系トラブルは何かしらの関係があるのではないかと私は推測しています。

不安視しているのは彼はその足首のじん帯を痛めた当初からバレンシアのチームドクター(現在スペイン代表のドクターを務める、カンデル医師)の意見を全面的に聞かず、最終的には国外(ベルギー)で手術していること。確か、カンデル医師は手術を勧めていなかったはずで最終的には周囲のプレッシャーから折れた形だったはずです。

これまたかすかな記憶を辿っていますが、当時カンデル医師が手術を不安視していたのは手術によりビセンテが歩くことすら出来ず、そうなると筋肉の衰えが激しくビセンテのような爆発的なスピードを持つ選手にはよくないだろうという認識を持っていたから。

また、術後の経過が思わしくないことがわかるとバルセロナのクガット医師や昨年にはカルボーニと共にミラノの医師の診断・アドバイスを仰いでいるわけです。

医学的な見識なく勝手なことは言えませんが、客観的に外からみていて当初から「一貫性がないこと」「クラブドクターの専門外とはいえドクター経由で他の専門医師の診断を受けていないこと」は気になっていました。(勿論、複数の名医に意見を聞くことはプラスではあるでしょうが…)

あとは、怪我後に彼が異様なほど体(筋肉)を鍛えたことも気になっています。

筋肉でガチガチに固めて怪我や不安要素を覆ってしまうのも1つの方法論なのでしょうが、これだけ再発を繰り返している以上、それが合っているのかどうかはわかりません。

個人的に足首のじん帯を怪我したことがあるので“癖になる”怪我であることは理解しています。

よって、「完治させる」というよりは「怪我と上手く付き合っていく」というスタンスで自分が現役時代はプレーしていました。

スペインは当然、西洋医学的アプローチなのでしょうが、お手上げとなった今、東洋医学的アプローチも試してみたらどうなのでしょう。(これまた、勝手に思うだけですが…)それこそ、クラブに日本人スタッフもいることですし、日本人ドクターなりトレーナー、鍼灸師なんか紹介してみたらどうかな?

まあ、それはさておき、この一件で両者の溝が深まるのは確実。

チームの状態が悪い時にまた1つ大きな問題がわき上がってしまいました。

お互いが言い合うのはもう止めにして、何か具体的な解決方法を探す必要があるでしょう。

とにかく、いきなり飛び出した騒動ですが、ビセンテがプレー出来る解決策を見つけてくれることを信じております。まだまだこれからの選手。君がいないとバレンシアははじまらない!とはいえ、過度な期待はプレッシャーは避けながら静かに見守りたいと思います。

今日(5日)の練習での落ち込んだ表情をみると相当精神的にやられてますが、何とか前向きに!
アニモ、ビセンテ!

Comments

ほかの医者に連れて行ったら異常が見つかったということですが。
やっぱりメディカルスタッフがまずかったか。

  • [2007/09/08 12:28]
  • URL |
  • 名前記入無し 
  • [ Edit ]
  • TOP ▲

サッカーしたことある人ならわかると思うけど。
怪我してるとかなりストレスたまるよ。
ジレンマが色々あるのよ。

  • [2007/09/06 21:22]
  • URL |
  • 名前記入無し 
  • [ Edit ]
  • TOP ▲

はじめまして。

東洋医学的とありましたが、確か(うろ覚えで申し訳ありません)マニシェか誰かが、ポルト在籍時のトヨタカップのときに、とても試合に出れる状況ではなかったが、日本人による鍼灸か整体で、試合に出られるコンディションまで持っていったという記事を読んだことがあります。

フランスでは、鍼灸は比較的受け入れられて普及しているようですが、他の国はまだまだのようで、鍼灸自体に、警戒(怖いんですかね?刺青はするくせに)する選手も多いそうで.....

僕自身の経験から言えば、あんなに素晴らしいものをやらないことがもったいないと思うのですが....(中田英寿もかなり嫌いだったらしい)

まったく両者ともなにをやっているんだかとあきれております。
とにかく大切な至宝をこのままうもれさせてしまったらクラブの大罪ですよ。
バレンシアにとってもスペイン代表にとっても大きな損失です。
まずは彼のプレーできる状態にする方法を考えてあげてほしいです。私も鍼治療はいいんじゃないかと思うんですけどね。
クラブのメディコを通した上で、代表のメディコの意見をきいてみるなんてことはできないんでしょうか。
あ、たしかカンデラ医師は代表メディコをやめて今、バレンシアのバスケットの方のメディコをやっているとなにかで見ましたが、彼の意見なんて聞けないんでしょうかねぇ。

ダビがいないので、バラハ、ビセンテを頼みます。
Animo! Vicente!!!

Comment Post















管理者にだけ表示を許可する

Trackbacks

Trackbacks URL
http://valenciasoccerlife.blog6.fc2.com/tb.php/997-1e609d60

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。